JPH05176059A - ボタン電話装置の保留モード切替方式 - Google Patents

ボタン電話装置の保留モード切替方式

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JPH05176059A
JPH05176059A JP34103891A JP34103891A JPH05176059A JP H05176059 A JPH05176059 A JP H05176059A JP 34103891 A JP34103891 A JP 34103891A JP 34103891 A JP34103891 A JP 34103891A JP H05176059 A JPH05176059 A JP H05176059A
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JP
Japan
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hold mode
hold
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mode
key telephone
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Application number
JP34103891A
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English (en)
Inventor
Hiroko Morita
森田裕子
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Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタン電話機の保留形態を電話機の操作によ
って自由に選択設定できるようにする。 【構成】 主装置1に、電話機31〜3N対応にモード
記憶エリア151及び初期モード記憶エリア152を有
する保留モードメモリ15を設け、初期モード記憶エリ
ア152には、ダイヤル操作等によって一般保留モード
データ又は自己保留モードデータを任意に記憶できるよ
うにし、初回の保留操作時には当該初期モード記憶エリ
ア152のデータに基づくモードで保留し、かつ当該デ
ータの反転データをモード記憶エリア151に格納し、
2回目以降の保留操作時には当該モード記憶エリア15
1のデータに基づくモードで保留し、かつ保留操作の繰
返し毎に当該モード記憶エリア151内のデータを反転
させる。 【効果】 保留モードデータは保留操作毎に反転するの
で、保留形態を保留操作の繰返しで自由に切替えること
ができ、また初回の保留形態もダイヤル操作等で自由に
設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボタン電話装置の保留モ
ード切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ボタン電話装置における回線保留の形態
は、次の2種類がある。
【0003】(1)一般保留:回線保留後の当該保留回
線への再応答が、いずれのボタン電話機においても可能
である形態。回線の保留表示は全てのボタン電話機にお
いて行なわれ、保留操作を行ったボタン電話機以外のボ
タン電話機で保留回線に応答することにより、通話が輸
送されたこととなる。
【0004】(2)自己保留:回線保留後の当該保留回
線への再応答が、保留操作を行ったボタン電話機のみで
可能とする形態。回線の保留表示は保留操作を行ったボ
タン電話機においてのみ行なわれ、他のボタン電話機の
該当回線の表示は通話中表示となる。保留操作を行った
以外のボタン電話機では保留回線に応答できないため、
通話の転送は不可能である。
【0005】従来のボタン電話装置では、保留形態は、
モード設定操作によりボタン電話機毎に上記いずれか一
方の保留形態に予め固定的に設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のボタン電話
装置によると、ボタン電話機で保留モードを設定する
と、当該ボタン電話機における保留形態は、設定された
保留モードで決まるいずれか一方の形態に固定されてし
まうため、例えば一般保留モードに設定されたボタン電
話機で通話中の回線を保留し、同じボタン電話機で当該
回線と再度通話したい場合でも、他人が他のボタン電話
機で誤って保留回線の選択ボタンを押下すれば通話は当
該他のボタン電話機に移ってしまい、保留操作を行った
ボタン電話機で再度当該回線と通話に入ることができな
くなる。また、例えば自己保留モードに設定されたボタ
ン電話機では、通話中の回線を保留しても、他のボタン
電話機で当該保留中の回線に応答できないため、通話の
転送が不可能である。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決すべく提案
するもので、ボタン電話機での簡単な操作で、保留操作
の都度、保留モードを一般保留モード又は自己保留モー
ドとすることが可能な保留モード切替方式を得ることを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ボタン電話主装置又はボタン電話機に保
留モードを記憶するための保留モード記憶手段を設け、
回線保留は、当該保留モード記憶手段に記憶されたデー
タに基いて、一般保留か又は自己保留となるようにされ
ており、ボタン電話機で保留操作を繰り返す毎に、上記
保留モード記憶手段中のデータが、一般保留モードを示
すデータと自己保留モードを示すデータとで交互に反転
されるようにして、ボタン電話機の保留モードを、一般
保留モードと自己保留モードとの間で交互に切替えるよ
うにしたものであり、また、ボタン電話機に、上記保留
モード記憶手段の他に初期保留モード(第1回目の保留
操作時の保留モード)を設定するための初期保留モード
設定手段を設け、ボタン電話主装置又はボタン電話機に
当該設定手段で設定した初期保留モードを示すデータを
記憶するための初期保留モード記憶手段を設け、最初の
保留操作時には上記初期保留モード記憶手段に記憶され
たデータに基づく保留モードで保留するとともに、保留
制御ののち、上記初期保留モード設定手段中のデータを
反転して前記保留モード記憶手段に複写し、2回目以降
の保留操作では、前記保留モード記憶手段中のデータに
基いて上記と同様に制御することにより、ボタン電話機
の保留モードを一般保留モードと自己保留モードとの間
で交互に切替えるとともに、最初の操作時の保留モード
を上記いずれか一方のモードに選択的に設定できるよう
にしたものである。
【0009】
【作用】ボタン電話機の保留モードは、保留モード記憶
手段に記憶されているデータに基いて設定され、かつ当
該データはボタン電話機での保留操作の繰り返しによ
り、一般保留モードを示すデータと自己保留モードを示
すデータとの間で交互に反転されるので、通話の都度、
通話者の都合によってボタン電話機の保留形態を自由に
選択することができる。
【0010】また、上記保留モード記憶手段とは別個に
初期保留モード記憶手段を設け、かつ該初期保留モード
記憶手段に記憶するデータを、いずれか一方の保留モー
ドを示すデータに自由に選択できるようにすることで、
最初の保留操作時の保留モードを、ボタン電話機の定常
的使用者によって都合のよい保留モードに設定すること
ができる。
【0011】
【実施例】図面はいずれも本発明の実施例を説明する図
で、図1(A)はブロック図、図1(B)は保留モード
メモリの構成図、図2はボタン電話機操作面のレイアウ
トを示す図、図3は保留状態の遷移図である。
【0012】図1(A)に示すように、ボタン電話装置
は、主装置1に複数の外線21〜2Mと複数のボタン電
話機(以下、電話機という。)31〜3Nとが収容され
て構成される。
【0013】主装置1は、CPUを主体に構成した制御
部11と、外線21〜2Mに対応した外線インタフェー
ス121〜12Mと、電話機31〜3Nに対応した電話
機インタフェース131〜13Nと、外線インタフェー
ス121〜12Mと電話機インタフェース131〜13
Nとの間を選択的に接続して外線通話路を形成し、又は
電話機インタフェース131〜13N相互間を選択的に
接続して内線通話路を形成する通話路スイッチ14と、
保留モードを記憶するための保留モードメモリ15と、
保留モードの切替え操作が可能な時間を制限するための
タイマ16を有する。
【0014】電話機31〜3Nは、いずれも同一構成で
あり、#1電話機31に示すように、CPUを主体に構
成した制御部301と、制御線L1を介して主装置1と
の間で制御データの授受を行なうデータ送受信部302
と、回線選択データ、ダイヤルデータ、保留データ等を
制御部301に取り込むためのキーマトリックス303
と、各種表示ランプ(通常、発光ダイオード)による可
視表示制御を行なうランプ回路304と、初期保留モー
ドを設定するための初期保留モード設定手段、具体的に
は、例えばビットスイッチのように2極型の切替スイッ
チで構成される初期モード設定スイッチ305を有す
る。
【0015】主装置1の保留モードメモリ15は、図1
(B)に示すように、電話機31〜3Nのそれぞれに対
応して2ビットづつのエリアが割り当てられて構成さ
れ、一方のエリアは保留モードを示すデータ(保留モー
ドデータ)を格納するための保留モード記憶手段となる
モード記憶エリア151を形成し、他方のエリアは初期
保留モードを示すデータ(初期保留モードデータ)を格
納するための初期保留モード記憶手段となる初期モード
記憶エリア152を形成する。
【0016】なお、主装置1のタイマ16及び保留モー
ドメモリ15の初期モード記憶エリア152、電話機3
1〜3Nの初期モード設定スイッチ305は、実施の態
様によっては不必要なものである。
【0017】また、通話線エル2に接続する電話機31
〜3N内の回路については、本発明に直接関係しないの
で示さない。
【0018】電話機31〜3Nの操作面は、例えば図2
に示すように、外線21〜2Mを選択的に捕捉するため
の外線ボタン311〜318(1台の電話機で捕捉可能
な外線数が8回線の場合を例とする。)と、該外線ボタ
ン311〜318のそれぞれに対応させて設けられた外
線状態表示ランプ321〜328と、内線を捕捉するた
めの内線ボタン331(内線収容数が1回線の場合を例
とする。)と、該内線ボタン331に対応させて設けら
れた内線状態表示ランプ341と、保留ボタン351
と、ダイヤルボタン群361と、各種情報の表示部37
1等が配置されている。なお、上記表示ランプ321〜
328及び341は通常発光ダイオードで構成され、ま
た、表示部371は通常液晶表示板(LCD)で構成さ
れる。
【0019】外線ボタン311〜318、内線ボタン3
31、保留ボタン351及びダイヤルボタン群361の
押下情報は、キーマトリックス303を介して制御部3
01に取り込まれ、また、表示ランプ321〜328及
び341の表示情報はランプ回路304を介して制御部
301から送付される。
【0020】#1電話機31が#1外線21と通話中で
あるときを例にして、当該#1電話機31で保留操作を
した場合を例に、実施例の動作を説明する。なお、主装
置1の保留モードメモリ15の初期モード記憶エリア1
52及びタイマ16、電話機31〜3Nの初期モード設
定スイッチ305は、特に言及しない限りないものとす
る。
【0021】#1電話機31が#1外線21と通話中に
あるときには、各電話機31〜3Nの上記#1外線21
に対応する表示ランプ321は話中表示(#1電話機3
1での表示は、自己通話中を示す、例えば緑色連続点灯
表示、#2〜#N電話機32〜3Nでの表示は、他人通
話中を示す、例えば赤色連続点灯表示)となっている。
【0022】また、主装置1において、保留モードメモ
リ15のモード記憶エリア151中、#1電話機31対
応のエリア151−1に当初(保留操作前)格納されて
いる保留モードデータは、一般保留モードを示すデータ
(一般保留モードデータ、例えば「1」とする。)であ
るものとする。この当初に格納の保留モードデータは、
固定的であってもよいが、後で述べるように、電話機3
1〜3Nの使用者の都合により可変設定できるようにす
れば便利である。
【0023】#1電話機31で保留ボタン351を押下
すると、制御部301はキーマトリックス303から保
留操作データを読み込み、保留制御のためのデータ(保
留データ)をデータ送受信部302から制御線L1を介
して主装置1に送付する。
【0024】主装置1では、上記保留データを電話機イ
ンタフェース131を介して制御部11に取り込み、該
制御部11は外線インタフェース121を制御して通話
中の#1外線21を保留し、通話路スイッチ14を制御
して、当該通話路スイッチ14により設定されている外
線インタフェース121と電話機インタフェース131
との間の接続路を開放する。また、制御部11は保留モ
ードメモリ15を参照し、モード記憶エリア151のエ
リア151−1のデータが「1」であることにより、#
1電話機31で行なわれた保留操作が一般保留のための
操作であるものと判断し、電話機インタフェース131
〜13Nを介して全ての電話機31〜3Nに#1外線2
1が保留されたことを示すデータを送付し、各電話機3
1〜3Nでは、データ送受信部302を介して当該デー
タを制御部301に取り込み、これにより制御部301
は、ランプ回路304を制御して、#1外線21の表示
ランプ321を話中表示から一般保留表示(#1電話機
31での表示は、自己が保留操作をしたことを示す、例
えば緑色点滅表示、#2〜#N電話機32〜3Nでの表
示は、他人が保留操作をしたことを示す、例えば赤色連
続表示)に切替える。
【0025】また、以上の制御ののち、主装置1の制御
部11は、保留モードメモリ15のモード記憶エリア1
51の#1電話機31対応エリア151−1のデータ
を、自己保留モードを示すデータ(自己保留モードデー
タ、例えば「0」とする。)に反転しておく。
【0026】ここで、例えば#2電話機32で上記保留
中の#1外線21に応答すべく外線ボタン311を押下
すると、当該#2電話機32の制御部301は、キーマ
トリックス303から#1外線21の選択操作データを
読み込み、データ送受信部302から制御線L1を介し
て上記選択操作データを主装置1に送付し、主装置1で
は電話機インタフェース132を介して制御部11に上
記選択操作データを取り込み、これにより制御部11
は、通話路スイッチ14を制御して外線インタフェース
121と電話機インタフェース132との間を接続する
とともに、外線インタフェース121を制御して#1外
線21の保留を解除する。これにより、#2電話機32
は#1外線21との通話に入ることができる。また、制
御部11は電話機インタフェース131〜13Nを介し
て各電話機31〜3Nに#2電話機32が#1外線との
通話に入ったことを示すデータを送付し、各電話機31
〜3Nでは、データ送受信部302を介して当該データ
を制御部301に取り込み、これにより制御部301
は、ランプ回路304を制御して、#1外線21の表示
ランプ321を保留表示から再び話中表示(#2電話機
32での表示は、自己が通話中であることを示す緑色連
続点灯表示、#1,#3〜#N電話機31,32〜3N
での表示は、他人が通話中であることを示す赤色連続点
灯表示)に切替える。
【0027】また、主装置1の制御部11は、上記#2
電話機32が通話に入ったことを示すデータ(#1外線
21の選択操作データ)を読み込むと、保留モードメモ
リ15の#1電話機31対応のモード記憶エリア151
−1内の保留モードデータ(今の場合、自己保留モード
データ「0」となっている。)を、元のデータ(#1電
話機31に最初の保留モードとして設定されているデー
タ)、すなわち、今の場合、一般保留モードデータ
「1」に戻す制御を行なう。以上の制御は、保留モード
メモリ15が関係する制御を除き、従来の保留制御とほ
ぼ同じである。
【0028】次に保留モードを転換する場合の動作につ
いて説明する。
【0029】#1外線21と通話中の#1電話機31が
保留ボタン351を2回押下すると、第1回目の押下で
は、前記のように一般保留モードで#1外線21が保留
され、2回目の押下(但し、他の電話機32〜3Nで#
1外線21に応答される前に押下されることを条件とす
る。)が行なわれると、制御部301は、1回目の押下
時と同様、キーマトリックス303から保留操作データ
を読み込み、保留データを主装置1に送付する。
【0030】主装置1において、保留モードメモリ15
の前記#1電話機31対応のモード記憶エリア151−
1に格納されているデータは、前記のように保留ボタン
351の1回目の押下時に自己保留モードデータ「0」
に反転しており、制御部11は、上記保留操作データの
読込みが2回目であること(既に保留中の外線に対し
て、更に保留操作データを読込んだこと)と、上記モー
ド記憶エリア151−1中のデータが自己保留モードデ
ータ「0」であることにより、#1電話機31に対する
自己保留制御を行って、電話機インタフェース131を
介して#1電話機31に自己保留となったことを示すデ
ータを送付し、#2〜#N電話機32〜3Nに、他の電
話機(今の場合、#1電話機31)で自己保留されたこ
とを示すデータ、実施例では話中時と同じデータを送付
する。各電話機31〜3Nでは、データ送受信部302
を介して上記各データを制御部301に取り込み、これ
により#1電話機31の制御部301はランプ回路30
4を制御して表示ランプ321の表示を一般保留表示か
ら自己保留表示(例えば橙色点滅表示)に転換し、ま
た、#2〜#N電話機32〜3Nの制御部301は、同
様にして表示ランプ321の表示を一般保留表示から話
中表示に転換する。以上の制御により、#2〜#N電話
機32〜3Nでは、#1電話機31によって自己保留さ
れた#1外線21が他人による話中と同様の状態におか
れるので、当該#2〜#N電話機32〜3Nで#1外線
21に応答することはできない。
【0031】また、主装置1において、制御部11は、
上記自己保留制御ののち、保留モードメモリ15の前記
#1電話機31に対応するモード記憶エリア151−1
中の自己保持モードデータ「0」を一般保留モードデー
タ「1」に再反転しておく。これにより#1電話機31
における3回目の保留ボタン351の押下時には一般保
留となり、以降は図3の(A)又は(B)に示すよう
に、保留操作の都度、保留形態が切替わることとなる。
【0032】自己保留操作をした電話機(#1電話機3
1)で自己保留外線(#1外線21)に再応答する操作
及び制御は、前記一般保留から再応答となった場合と同
様である。
【0033】以上の動作は、最初の保留操作時の保留モ
ード(初期保留モード)が一般保留モードである場合の
動作であるが、初期保留モードを自己保留モードとする
場合には、保留モードメモリ15のモード記憶エリア1
51に最初の保留モードとして格納しておくデータを自
己保留モードデータ「0」とすればよく、この場合の保
留制御動作は上記説明から容易に類推できる。
【0034】以上の実施例は、初期保留モードを予め一
般保留モード又は自己保留モードに固定的に設定してあ
る例であるが、初期保留モードを電話機での操作によっ
て自由に設定するようにすることも可能であり、以下、
このような実施例について説明する。
【0035】この実施例では、主装置1の保留モードメ
モリ15に初期モード記憶エリア152が設けられる。
【0036】初期保留モードの設定は、ダイヤルボタン
群361による特定番号のダイヤル操作によって行な
う。当該特定番号は、一般保留モード設定用と自己保留
モード設定用の2種類が設けられる。
【0037】電話機31〜3Nでダイヤルボタン群36
1により初期保留モード設定用の特定番号をダイヤルす
ると、制御部301はキーマトリックス303から当該
特定番号データを読込み、データ送受信部302から制
御線L1を介して当該特定番号データを主装置1に送付
する。
【0038】主装置1において、制御部11は電話機イ
ンタフェース131〜13Nを介して上記特定番号デー
タを読み込み、保留モードメモリ15の初期モード記憶
エリア152に、当該特定番号データに対応した一般保
留モードデータ「1」又は自己保留モードデータ「0」
を各電話機31〜3N対応に格納する。この初期モード
記憶エリア152中の格納データは、再度上記特定番号
がダイヤルされない限り変化しない。
【0039】また、初期保留モードの設定は、電話機3
1〜3Nに2極切替スイッチで構成した初期モード設定
スイッチ305を設け、ダイヤルボタン群361の操作
に代え、当該初期モード設定スイッチ305の切替によ
って初期保留モード設定データを主装置1に送付するよ
うにしてもよい。
【0040】例えば#1外線21と通話中の#1電話機
31で保留ボタン351を押下すると、#1電話機31
からは前記と同様にして保留データが主装置1に送付さ
れる。
【0041】主装置1において、制御部11は前記と同
様にして上記保留データを読み込むと、#1電話機31
での上記保留ボタン351の押下が第1回目の押下(通
話中の状態にあるときの押下)であるときには、上記保
留モードメモリ15の#1電話機31対応の初期モード
記憶エリア152−1中の保留モードデータに基いて、
#1外線21を一般保留又は自己保留とする。以上の
他、主装置1内の制御、主装置1と電話機31〜3Nと
の間の制御データの授受、及び電話機31〜3Nでの表
示ランプ321への表示制御は前記と同様にして行なわ
れる。
【0042】また、主装置1の制御部11は、上記#1
電話機31からの1回目の保留データによる保留制御を
行ったのち、保留モードメモリ15の#1電話機31に
対応のモード記憶エリア151−1に、上記#1電話機
31対応の初期モード記憶エリア151−2中の保留モ
ードデータを反転して複写格納する。そして、保留ボタ
ン351の2回目以降の押下操作では、前記と同様、保
留モードメモリ15のモード記憶エリア151、いまの
場合、#1電話機対応のモード記憶エリア151−1中
の保留モードデータに基いて決まる保留モードで保留制
御が行なわれ、かつ、保留操作が繰り返される毎に、当
該保留モード記憶エリア151−1中の保留モードデー
タの反転を繰り返す。
【0043】以上に述べた実施例では、いずれも保留さ
れた外線が再応答となる以前であれば、いつでも保留モ
ードの変更が可能であるが、保留モードの変更操作を許
容する時間を制限するようにすることも可能である。
【0044】この場合には、主装置1に保留モードの変
更操作許容時間制限用のタイマ16を設ける。このタイ
マ16は、制御部11のプログラムによって設定され
る、所謂ソフトタイマにより、#1外線21〜2Mが保
留される都度、当該保留された外線毎に構成されるのが
一般的である。
【0045】上記タイマ16の起動(計時開始)方法と
しては、電話機31〜3Nにおける保留ボタン351の
第1回目の押下時(保留データの第1回目の受信時)に
起動し、保留ボタン351の押下回数に係りなく計時動
作を継続させる方法と、保留ボタン351の押下毎(保
留データの受信毎)にそれまでの計時値をクリアして改
めて起動する方法とがあり、いずれの方法においても、
当該タイマ16が制限時間として設定した時間を計時す
る以前になされた保留ボタン351の押下操作のみを保
留モードの変更操作として有効とするようにする。すな
わち、電話機31〜3Nでの保留ボタン351の2回目
以降の押下に対して、制御部11は、タイマ16のタイ
ムアップ以前に電話機31〜3Nから送られた保留デー
タのみを有効として取り込むようにすればよい。
【0046】また、本発明は、保留モードメモリ15及
びタイマ16を各電話機31〜3N内に設けるようにし
て実施することもできる。
【0047】この場合の保留モードメモリ15は、各電
話機31〜3N内にそれぞれ設けられることから2ビッ
ト構成のメモリでよく、それぞれのビットをモード記憶
エリア151と初期モード記憶エリア152に割り当
て、また、タイマ16は、それぞれの電話機31〜3N
で保留操作が行なわれる都度、制御部301のプログラ
ムによるソフトタイマによって構成されるようにすれば
よい。
【0048】この実施例においては、保留モードは電話
機31〜3N内で決定されるので、電話機31〜3Nか
ら主装置1に伝達される保留データは、一般保留データ
と自己保留データの2種類となり、また、タイマ16を
設ける場合には、当該タイマ16のタイムアップ以前に
なされた保留操作についてのみ、上記一般保留データ又
は自己保留データを主装置1に送付するようにする。
【0049】主装置1では、電話機31〜3Nから送ら
れた上記一般保留データ又は自己保留データを制御部1
1に取り込み、前記実施例と同様にしてそれぞれの保留
形態に合致した制御(外線インタフェース121〜12
Mでの外線保留制御、電話機31〜3Nに対するランプ
制御データの送出制御、通話路スイッチ14での通話路
開閉制御、等)を行う。
【0050】また、この実施例では、初期保留モードの
設定は、各電話機31〜3N内で行なわれるので、ダイ
ヤルボタン群361又は初期モード設定スイッチ305
による初期保留モード設定データが主装置1に送付され
ることはない。
【0051】また、初期保留モードの設定を初期モード
設定スイッチ305で行なう場合において、当該初期モ
ード設定スイッチ305を2極ロック型の例えばビット
スイッチで構成すれば、このスイッチ自体が記憶機能を
有するので、保留モードメモリ15から初期モード記憶
エリア152を削除することができる。この場合の電話
機31〜3N内での動作は、保留ボタン351の1回目
の押下で初期モード設定スイッチ305の状態を制御部
301に取り込んで初期保留モードを決定して主装置1
に一般保留データ又は自己保留データを送付し、上記初
期モード設定スイッチ305が示している保留モードデ
ータを反転した保留データを保留モードメモリ15(こ
の場合には、モード記憶エリア151のみで構成されて
いる。)に格納する動作を行なう。
【0052】また、以上に説明した各実施例において、
電話機31〜3Nに設定された初期保留モード及び現時
点での保留モードを各電話機31〜3N毎にその表示部
371に表示するようにすれば、使用者が保留操作を行
なう前に保留モードを確認できるので好都合である。
【0053】また、以上の説明は、いずれも外線通話を
保留したときの動作について説明したが、内線通話の保
留に対しても本発明を実施できることは言うまでもな
い。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、電話
機の保留モードを当該電話機での保留操作の繰り返しに
より一般保留モードと自己保留モードとの間で切替える
ようにしたものであり、通話の都度、例えば通話相手、
通話内容等により通話者が望む保留形態を自由に選択す
ることができ、かつ、初期保留モードの記憶を別個の記
憶手段で行なうようにすることで、最初の保留操作時の
保留モードを自由に設定できるので、電話機の使用者
が、例えば自己保留する機会の多い者であるときには、
初期保留モードを自己保留モードとし、また、電話機の
使用者が、例えば受付業務を主務とし、転送する機会が
多い者であるときには、初期保留モードを一般保留モー
ドとする等、電話機の定常的使用者にとって都合のよい
初期保留モードを選択できる等、本発明は極めて顕著な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明実施例のブロック図、(B)は
保留モードメモリの構成図。
【図2】本発明実施例の電話機操作面のレイアウト図。
【図3】(A)は初期保留モードが一般保留モードのと
きの保留状態の遷移図、(B)は初期保留モードが自己
保留モードのときの保留状態の遷移図。
【符号の説明】 1…主装置 21〜2M…外線 31〜3N…電話機 11…制御部 15…保留モードメモリ 151…モード記憶
エリア 152…初期モード記憶エリア 16…タイマ 301…制御部 303…キーマトリ
ックス 304…ランプ回路 305…初期モード
設定スイッチ 311〜318…外線ボタン 321〜328,3
41…表示ランプ 331…内線ボタン 351…保留ボタン 361…ダイヤルボタン群

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保留モードとして、回線保留後の当該保
    留回線への再応答が、いずれのボタン電話機でも可能で
    ある一般保留モードと、保留操作を行ったボタン電話機
    のみで可能である自己保留モードとがあり、ボタン電話
    主装置又はボタン電話機は、上記保留モードを記憶する
    ための保留モード記憶手段を有していて、当該保留モー
    ド記憶手段の記憶データに基いて、回線の保留操作を行
    ったときの保留モードが上記一般保留モードか、又は自
    己保留モードのいずれかになるようにされており、ボタ
    ン電話機において、保留操作を繰り返す毎に上記保留モ
    ード記憶手段中のデータを、一般保留モードを示すデー
    タと自己保留モードを示すデータとで交互に反転させる
    ことにより、ボタン電話機の保留モードが一般保留モー
    ドと自己保留モードとの間で交互に切替わるようにした
    ボタン電話装置の保留モード切替方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保留モード切替方式に
    おいて、ボタン電話機は、更に、第1回目の保留操作時
    の保留モードである初期保留モードを一般保留モードか
    又は自己保留モードのいずれかに設定するための初期保
    留モード設定手段を有し、かつボタン電話主装置又はボ
    タン電話機は、更に、上記初期保留モード設定手段で設
    定した初期保留モードを示すデータを記憶するための初
    期保留モード記憶手段をボタン電話機対応に有し、最初
    の保留操作時には、上記初期保留モード記憶手段に記憶
    されたデータに基づく保留モードで保留するとともに、
    保留制御ののち、上記初期保留モード記憶手段中にデー
    タを反転して前記保留モード記憶手段に複写し、2回目
    以降の保留操作では、前記保留モード記憶手段中のデー
    タに基づく保留モードで保留されるようにしたボタン電
    話装置の保留モード切替方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の保留モード切替方式に
    おいて、初期保留モード設定手段としてダイヤルボタン
    を使用し、該ダイヤルボタンによって一般保留モード設
    定用特定番号又は自己保留モード設定用特定番号をダイ
    ヤルすることによって、初期保留モード記憶手段に初期
    保留モードのデータが格納されるようにしたボタン電話
    装置の保留モード切替方式。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の保留モード切替方式に
    おいて、初期保留モード設定手段として2極切替スイッ
    チを使用したボタン電話装置の保留モード切替方式。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の保留モード切替方式に
    おいて、2極切替スイッチはロック型であり、該ロック
    型2極切替スイッチが初期保留モード記憶手段を兼ねる
    ようにしたボタン電話装置の保留モード切替方式。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2に記載の保留モー
    ド切替方式において、ボタン電話主装置又はボタン電話
    機は、更に、最初の保留操作時に起動されるタイマを有
    し、保留モードの変更のための操作が当該タイマによっ
    て計時される一定時間の間のみ有効であるようにしたボ
    タン電話装置の保留モード切替方式。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2に記載の保留モー
    ド切替方式において、ボタン電話主装置又はボタン電話
    機は、更に、保留操作が繰り返えされる毎に起動される
    タイマを有し、保留モードの変更のための保留操作が当
    該タイマによって計時される一定時間の間のみ有効であ
    るようにしたボタン電話装置の保留モード切替方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010035022A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Nec Corp 通話制御サーバ装置、通話中継方法、通話中継プログラム及び音声通話システム

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JP4557064B2 (ja) * 2008-07-30 2010-10-06 日本電気株式会社 通話制御サーバ装置、通話中継方法、通話中継プログラム及び音声通話システム

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