JP2623368B2 - 端末装置の選択信号送出装置 - Google Patents

端末装置の選択信号送出装置

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一志 坪井
義久 堂本
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、複数の通話回路と唯一の選択信号送出用
のダイヤルキー群を実装してなる端末装置において、選
択信号送出方路の表示と送出方路の強制的な切替とを可
能にした端末装置の選択信号送出装置に関するものであ
る。
《従来の技術》 金融機関、例えば銀行、短資会社などで外国為替、債
券などの売買を行うために使われるディーリング通話シ
ステムにおいては、通話によって売買を成立させるの
で、いかに速く、いかに多くの相手と通話できるかとい
うことが重要なポイントとなる。
したがって、従来より、ディーリング通話用端末装置
は、複数のハンドセット、すなわち、交換装置との間に
複数の通話回路を設けることによって、売買のタイミン
グを失うことのないように配慮してある場合が多い。
このような通話用端末装置から相手を呼ぶ場合は、一
般に公知のワンタッチオートダイヤル操作による方法が
用いられているが、物理的制約のため、端末装置の盤上
に相手番号を記憶したキーを配置できる数に制限があ
る。
これを超える相手を呼ぶ場合は、ダイヤルキー群で相
手番号をダイヤルしなければならない。
ダイヤルキー群は盤面実装上の制約により、各通話回
路共通的に1セットのみ実装されるので、ダイヤルキー
群を、どの通話回路に向けるのか、ある一定の規則を定
めておく必要があった。
例えば、通話回路を捕捉した時点で、その捕捉した回
路にダイヤルキーを向け、ダイヤルされた信号を送出
し、次の他の通話回路を捕捉するまでその回路に向けて
おく。
このようにして、次々に捕捉された複数の通話回路に
一つのダイヤルキー群で選択信号を送出して行くことが
できる。
ところが、ダイヤルキー群を共通的に用いる従来の通
話用端末装置においては、以下に述べるような欠点があ
った。
すなわち、相手先がPBX(構内交換機)の付加ダイヤ
ル式局線(応答後、PB信号で内線番号ダイヤル)であっ
たり、通話相手が音声応答端末であって、ダイヤル信号
で返信しなければならないというような通話であった
り、通話中の呼を転送するために交換装置にダイヤルを
送出しなければならない場合に、ダイヤルキー群がすで
に他の通話回路に向いている場合には、目的を遂行する
ことができず、断念せざるを得なかった。
《発明が解決しようとする課題》 従来の複数の通話回路と唯一の選択信号送出用ダイヤ
ルキー群とを実装してなる端末装置において、最後に捕
捉した通話回路にしか、ダイヤル信号送出ができず、操
作上の制約が多かった。
この発明の上記従来の欠点を除去するためになされた
ものであり、任意の回線にダイヤルすることが可能とな
るとともに、操作性が向上する端末装置の選択信号送出
装置を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 この発明は上記目的を達成するために、複数の通話回
路と、唯一の選択信号送出用のダイヤルキー群と、選択
信号送出方路を強制的に切り替える方路切替手段と、こ
の方路切替手段により切り替えられた選択信号送出方路
を表示する方路表示手段とを設けたことを特徴とするも
のである。
《作用》 この発明における端末装置には、予め選択信号送出方
路の表示手段および選択信号送出方路を切り替える方路
切替手段を設けておき、どの方路に対してダイヤル送出
が有効になっているのかを知ることができ、方路切替手
段を操作することにより、信号送出方路を自由に選択で
き、1セットのダイヤルキー群で複数の通話回路へ確実
にいずれもダイヤルの送出が可能となる。
《実施例》 以下、この発明の端末装置の選択信号送出装置の実施
例について図面を参照して詳細に説明する。
第1図はこの発明の端末装置の機能ブロック図であ
り、端末装置20と交換装置10とは、内線回路1〜nを介
して複数回線が接続されている。
交換装置10自体は従来技術とは変わることがないた
め、その詳述は避けるが、多機能電話機コントローラー
10a、CPU(中央処理装置)10b、メモリ10c、交換スイッ
チ10dなどが含まれている。
端末装置20は呼制御プロセッサ30がメモリ31に記憶さ
れている命令群にしたがって、ダイヤルキー群27、回線
選択キー群28、ダイヤル信号送出方路切替キー21のキー
スキャン、回線選択ランプ群29、ダイヤル信号送出方路
表示器22のランプドライブおよびダイヤル回路32の送出
制御、ダイヤル方路切替回路33の切替制御、スイッイ34
を介して通話回路35,36と、回線群37−1〜37−n間の
スイッチングなどを実行するようになっている。23,24
は、それぞれ左(L)側ハンドセット、右(R)側ハン
ドセットである。このような端末装置20の盤面の概略図
が第2図に示されている。この第2図において、上記左
側ハンドセット23、右側ハンドセット24のそれぞれに対
応したダイヤル数字表示器25,26が配設されている。
このダイヤル数字表示器25,26間には、この発明の特
徴となる部分のダイヤルキー群27、方路切替手段として
のダイヤル信号送出方路切替キー21、方路表示手段とし
てのダイヤル信号送出方路表示器22とが配設されてい
る。
また、右側ハンドセット24とダイヤル数字表示器26と
の間に、回線選択キー群28−1〜28−n及び回線選択ラ
ンプ29−1〜29−nが配設されている。
回線選択ランプ群29は、少なくとも2色発光する素子
を使用し、例えば、回線選択時、左側ハンドセット23に
対応した通話回線を捕捉した場合には、緑色、また右側
ハンドセット24に対応した通信回線を捕捉した場合に
は、橙色で表示することによって、端末扱者へ回線がど
ちらのハンドセットに向いているのか、明確に指示がで
きるようになっている。
次に、この発明の動作について、第3図のシーケンス
チャートに沿って説明する。この第3図は、以上のよう
な構成の端末装置20が回線発信したときおよびダイヤル
信号送出方路切替キー21を操作したときのダイヤル回路
32とダイヤル信号送出方路表示器22の状態を示すシーケ
ンスチャートである。
まず、端末扱者が回線選択キー群28の回線キーA28−
1をステップ300で押下することにより、呼制御プロセ
ッサ30がこれを察知し、最初の発信では、これを認識し
て、ステップ301で回線選択ランプ29−1を緑に点灯さ
せ、扱者に左側ハンドセット23で通話することを知らせ
る。
次に、ステップ302でダイヤル方路切替回路33をL側
に切り換えて、ダイヤル回路32をL側の通話回路35に対
応した回線に向ける。
呼制御プロセッサ30はスイッチ34を閉じて、L側の通
話回路35とダイヤル回路32を回線37−1に接続する。
また、ステップ303でダイヤル信号送出方路表示器22
のランプを緑に点灯させて、扱者にダイヤル回路32がダ
イヤル方路切替回路33のL側に向いていることを知らせ
る。
続いて、ステップ304で、扱者がダイヤルキー群27を
押下すると、呼制御プロセッサ30はこれを検出して、ダ
イヤル回路32を制御し、交換装置10に対して、ダイヤル
選択信号をステップ305で送出する。
次に、ステップ306で回線選択キー群28の回線キーB28
−2を押下すると、回線キーA28−1の場合と同様に、
呼制御プロセッサ30はこれを検知し、2回目の発信であ
ることを認識して、ステップ307で対応する回線選択ラ
ンプ29−2を橙色に点灯させ、扱者に回線キーB28−2
が右側ハンドセット24で通話することを知らせる。
これとともに、ステップ308でダイヤル方路切替回路3
3をR側に切り替えて、ダイヤル回路32をR側の通話回
路36に対応した回線に向ける。
呼制御プロセッサ30はスイッチ34を閉じて、R側の通
話回路36とダイヤル回路32を回線37−2に接続する。
また、ステップ309でダイヤル信号送出方路表示器22
のランプを橙色に点灯させて、扱者にダイヤル回路32が
ダイヤル方路切替回路33のR側に向いていることを知ら
せる。
続いて、ステップ310で、扱者がダイヤルキー群27を
押下すると、呼制御プロセッサ30はこれを検出して、ダ
イヤル回路32を制御し、交換装置10に対して、ステップ
311でダイヤル選択信号を送出する。
ここで、L側にダイヤル選択信号を送出した直後に、
R側に発信したが、何らかの理由、例えば、左側の着信
相手先に対して、エンド・ツウ・エンドでPB信号を送出
しなければならないとか、着信相手先と通話に入った
が、他の端末装置に呼を転送しなければならないなどの
理由により、左側の回線から交換装置10に対して、ダイ
ヤル信号を送出しなければならなくなったとき、この実
施例では、ダイヤル信号送出方路切替キー21をステップ
312で押下すると、呼制御プロセッサ30はこれを検知し
て、方路の切替操作であると認識して、ダイヤル方路切
替回路33をL側にステップ313で切り替えるとともに、
ダイヤル信号送出方路表示器22をステップ314で緑に点
灯させた、扱者にダイヤル回路32がL側に向いたことを
知らせる。
ここで、ダイヤルキー群27を押下すれば(ステップ31
5)、ステップ316でL側へダイヤル送出され、さらに、
ダイヤル信号送出方路切替キー21をステップ317で押下
すれば、再度ダイヤル回路32はステップ318でR側に向
いて、ダイヤル信号送出方路表示器22はステップ319で
橙色になり、次いで、ステップ320でダイヤルキー群27
を押下すれば、ステップ321でR側にダイヤル送出され
る。
ダイヤル信号送出方路切替キー21の操作は何回でも有
効であり、ダイヤル回路32は操作毎にR→L→R→L…
と交互に切替が可能である。
したがって、回線選択キー群28の押下時のダイヤル方
路自動選択に加えて、手動でダイヤル方路を選択できる
ため、さらに現在ダイヤル回路がどの方路を向いている
のかをダイヤル信号送出方路表示器22による方路表示手
段を有するため、自由にダイヤル送出することが可能と
なる。
なお、以上の実施例では、通話回路35,36の2回路で
ダイヤル信号送出方路切替キー21とダイヤル信号送出方
路表示器22との1対でダイヤル回路32を切り替える例を
示したが、第4図および第5図のような応用例もこの発
明に含まれるものである。
第4図はハンドセット25−1〜25−8、すなわち、通
話回路毎にダイヤル信号送出方路切替キー21′−1〜2
1′−8およびダイヤル信号送出方路表示器22′−1〜2
2′−8を準備する場合を例示している。
また、第5図の場合は、ダイヤル信号送出方路切替キ
ー21′のキー操作により、ダイヤル信号送出方路表示器
22′にダイヤル信号送出方路を表示するようにした例を
示している。
この第4図,第5図のいずれの場合も、この発明の応
用例であり、通話回路が複数ある場合に効果を奏するも
のである。
《発明の効果》 以上のように、この発明によれば、端末装置に予め選
択信号送出方路の方路表示手段と選択信号送出方路を強
制的に切り替える方路切替手段とを装備し、通話回路を
捕捉する毎に選択信号送出方路を方路表示手段にて表示
するようにしたので、どの方路に対するダイヤル送出が
有効になっているのかを知ることができ、また、方路切
替手段により任意の回線にいつでもダイヤルすることが
可能となり、操作性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の端末装置の選択信号送出
装置の機能ブロック図、第2図は第1図の実施例におけ
る端末装置の盤面図、第3図は第1図の実施例の主要部
の状態のシーケンスチャート、第4図および第5図はそ
れぞれこの発明の端末装置の選択信号送出装置の異なる
実施例の盤面図である。 1〜n……内線回路、10……交換装置、 20……端末装置、 21,21′−1〜21′−8,21′……ダイヤル信号送出方路
切替キー、 22,22′−1〜22′−8,22′……ダイヤル信号送出方路
表示器、 23……右側ハンドセット、 24……左側ハンドセット、 25−1〜25−8……ハンドセット、 27……ダイヤルキー群、28……回線選択キー群、 29……回線選択ランプ群、 30……呼制御プロセッサ、31……メモリ、 32……ダイヤル回路、 33……ダイヤル方路切替回路、34……スイッチ、 35,36……通話回路、 37−1〜37−n……回線群。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通話回路と、唯一の選択信号送出用
    のダイヤルキー群と、選択信号送出方路を強制的に切り
    替える方路切替手段と、この方路切替手段により切り替
    えられた選択信号送出方路を表示する方路表示手段とを
    設けたことを特徴とする端末装置の選択信号送出装置。
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