JP3338591B2 - 会議通話装置および会議通話方法 - Google Patents
会議通話装置および会議通話方法Info
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Description
(以下、PBXという)、または、ディーリング通話シ
ステムに係わり、さらに詳しくは、不特定多数の相手と
会議を行なうことのできる会議通話装置ならびに会議通
話方法に関する。
通話装置は、デジタル交換装置内に設けた会議トランク
を使用して複数の端末装置を相互に接続して通話できる
ようにしたり、また、構内交換設備内に磁石電話用トラ
ンクのような一般のアナログトランクを会議に参加する
端末装置の台数分だけ複式接続して、複数の端末装置相
互の会議通話を行なったりしていた。
を用いた会議通話装置では、会議トランクのポート1つ
あたりに端末装置を1台接続する構成であることから、
会議に参加する人数が増えるとそれに見合った数の会議
トランクのポートが必要となる。一方、会議トランク1
つあたりの接続容量(ポート数)には制限があるので、
会議に参加する人数が多いときには複数の会議トランク
を設けなければならず、システムが巨大化するという問
題があった。また、上記従来技術に示すアナログトラン
クを複式接続する装置では、インピーダンス条件の不整
合などの理由によって、台数が増えれば増えるほど通話
レベルや音質が著しく低下するうえ、会議トランクを使
用する装置と同様、アナログトランクの数が増えてしま
いシステムが巨大化するという問題があった。
に鑑みなされたもので、多数の端末装置を構内電話交換
設備の会議トランクに接続し、該トランクに接続された
全ての端末装置が会議内容を聴取できるとともに、必要
とする端末装置のみが会議に参加できる、デジタル構内
交換設備の会議トランクの容量に律されることなく多数
の端末装置間で会議通話できる会議通話装置を提供する
ことを目的とする。
に、本発明に係る会議通話装置は、デジタル構内交換設
備において、通常は会議通話に参加する端末装置の全て
を会議通話装置の会議トランクの1つのポートに分岐接
続して会議内容を聴取可能とすることによって、会議ト
ランクの容量に制限されることなく交換設備の回線容量
のみによって端末装置の台数が制限されるようにした。
さらに、会議に参加する、即ち会議に対して送話する場
合には、端末装置から会議参加の意志を表示することに
よって、その端末装置を会議トランクのポートと一対一
で接続して会議通話に対して送話可能とした。
いて詳細に説明する。図1は、本発明に係るデジタル構
内電話交換設備(PBX)に収容された会議通話装置の
全体構成を示し、会議通話が行われている1状況を示し
ている。図2は、図1に示した会議聴取端末装置の一つ
が会議に参加し、それまで会議に参加していた端末装置
が聴取に移行した状況を示している。図1、図2におい
て、会議通話装置は、回線制御装置(LCU)1と、こ
れに接続された複数の端末装置(TEL)4a〜4fと
から構成される。回線制御装置1は、時分割スイッチ
(TSW)2と、各端末装置が接続されるライン回路3
と、トランク(TRK)6と、会議トランク(CFT)
7とからなる。会議トランク7は、複数の双方向の通話
用ポート(P0〜P4)8a〜8eを有しており、会議
通話の際にはこれらのポートを介してトランク6及び複
数の端末装置4a〜4fが相互に接続される。
前記双方向通話用ポート8a〜8eの内少なくとも一つ
のポートを複数の聴取端末装置が分岐接続される出力ポ
ートとして使用する点である。すなわち、会議招集者の
端末装置4aは、ライン回路3および時分割スイッチ2
を介して会議トランク7の通話用ポート8bに1対1に
接続されている。会議参加者の端末装置4bおよび4c
は、同様にライン回路3および時分割スイッチ2を介し
て会議トランク7の通話用ポート8c,8dにそれぞれ
1対1に接続されている。一方、複数の会議聴取者の端
末装置4d〜4fは、それぞれライン回路3および時分
割スイッチ2を介して会議トランク7の一つの通話用ポ
ート8eに分岐接続されている。
される端末装置4a〜4fの外観の一例を示す外観図で
ある。図3に示すように、端末装置4には、ダイヤル表
示装置9と、回線キー10と、オートダイヤルキー11
と、機能キー12と、テンキー13と、通話用送受話器
14が装備される。この端末装置から発信するには、回
線キー10を押して回線を捕捉してから、テンキー13
によって選択信号をダイヤルする方法と、予め捕捉する
回線と選択信号がデータとして記憶されているオートダ
イヤルキー11を押す方法がある。後者はワンタッチで
相手を呼び出せるメリットがある。
される端末装置4の盤面の構成例を示す図である。回線
キー10には、局線や専用線などの回線が収容されてい
る。オートダイヤルキー11には、頻繁に呼び出す相手
先のダイヤルデータなどが記憶される。また、機能キー
12は、保留および転送などの機能を実現するためのキ
ーである。それぞれのキーに対応して設けられた状態表
示器19は、各キーの使用状態を表示するためのもの
で、一般的にはLEDなどのランプによって構成され
る。キーそのものに図形や文字などを表示し、キーに内
蔵したランプを点灯することによって使用状態を表示す
るものとすることもできる。さらに会議通話用の仮想回
線キーとしての会議キー15と、会議招集用の相手先を
収容したオートダイヤルキー17と、会議に対して送話
するか聴取するだけかを切り替えるための機能キーであ
る会議切替キー16を備える。
1ないし図4を用いて説明する。まず、会議招集者は、
会議を招集するために端末装置4aの会議キー15を押
す。この時点で、会議キー15を収容している他の端末
装置4b〜4fの会議キー15に対応した状態表示器1
9が使用中の表示を行なうことによって、他の端末装置
の使用者は会議が始まることを認識することができる。
続いて、会議招集者は、会議トランク7を捕捉するため
の選択信号と、会議の相手先を呼び出すための選択信号
を端末装置4aから送出する。これは、前述のようにテ
ンキー13によって選択信号を直接ダイヤルする方法、
または、あらかじめ選択信号を記憶させておいたオート
ダイヤルキー17を押してワンタッチで行う方法によっ
て行う。相手が応答すると、会議招集者の端末装置4a
は、ライン回路3、会議トランク7の通話用ポート8b
および通話用ポート8a、トランク6を介して相手先と
接続される。
は会議通話用の仮想回線キー(会議キー)15が収容さ
れている。会議招集者は会議を始めるときに端末装置4
aの会議キー15を使用して発信し、ダイヤル操作など
なんらかの方法で選択信号を送出(この選択信号の中に
は会議トランクを捕捉するための特番も含まれる)し、
内線または局線などの相手を呼び出し通話する。このと
き、他の端末装置4b〜4fは、会議キー15を押すこ
とで会議に加わることが出来るが、この状態ではこれら
の端末装置は、会議トランク7の1つのポート8eに接
続され会議内容を聴取することしか出来ないようになっ
ている。時分割タイムスイッチの構成・性質から聴取す
る端末装置の数には限りがないので、PBXに収容され
ている全ての端末装置で会議の内容を聴取することがで
きる。
いた端末装置4cは、発言を終了すると、会議切替キー
16を操作することによって会議離脱を意味する信号を
会議通話装置に出力し、この信号を受信した会議通話装
置は、端末装置4cが接続されたライン回路3を会議ト
ランク7の分岐通話ポート8eに接続する。一方、これ
まで会議を聴取していた端末装置4dから会議に対して
発言しようとするときは、端末装置4dから特定の操
作、例えば会議切替キー16を押し下げることによっ
て、会議通話装置に対して会議に参加することを意味す
る会議参加命令を発する。会議通話装置は、この会議参
加命令を認識すると、端末装置4dが接続されたライン
回線3を会議トランク7の双方向通話ポート8dに一対
一で接続して、聴取するだけの状態から、送話もできる
状態に切り替える。
末装置の数は、会議トランクの容量(双方向ポート数)
によって制限されるので、発言する意志のなくなったと
きには、特定の操作、例えば会議切替キー16を再度押
し下げることによって速やかに聴取のみの状態に復帰し
なければならない。
は、複数の双方向通話ポートと、端末装置から発せられ
る会議参加命令を認識する手段と、前記会議参加命令を
認識した際に該会議参加命令を発した端末装置を会議ト
ランクの双方向通話ポートと一対一で接続する手段と、
前記会議参加命令のない1以上の端末装置を会議トラン
クの少なくとも一つの分岐通話ポートに分岐接続する手
段とを有している。
会議招集者により会議通話を開始した後、他の端末装置
からは、会議キーを押すことで会議に加わることが出来
るが、この状態では会議内容を聴取することしかできな
いようになっている。デジタルトランクの性質からモニ
タする端末装置の数には限りがないので、PBXに収容
される全ての端末装置で会議の内容を聴取することがで
きる。また、会議に対して発言しようとするときは、特
定の操作を行うことで、聴取するだけの状態から、送話
もできる状態に切り替わる。ただし、この状態に移行で
きる端末装置の数は会議トランクの容量によって制限さ
れる。このように会議通話に対する端末装置の状態を切
り替えることによって、従来と比較して大人数での会議
通話を最小限のシステム構成で実現することができる。
装置の概略構成図。
装置の接続変更後の概略構成図。
置の外観図。
置の盤面の一実施例を示す図。
Claims (4)
- 【請求項1】デジタル構内電話交換設備に収容されると
ともに、複数の端末装置が接続され、複数の双方向通話
ポートを有する会議トランクを備えた会議通話装置にお
いて、 前記デジタル構内電話交換設備に収容される端末装置か
らの会議参加命令を認識する手段と、 前記会議参加命令を認識した際に該会議参加命令を発し
た端末装置を会議トランクの双方向通話ポートと一対一
で接続する手段と、 前記会議参加命令のない1以上の端末装置を会議トラン
クの少なくとも1つの分岐通話ポートに分岐接続する手
段とを備えることを特徴とする構内電話交換設備に収容
される会議通話装置。 - 【請求項2】 端末装置は、会議通話用の仮想回線キー
としての会議キーと、会議参加または会議聴取を選択す
る会議切替キーを備えた請求項1に記載の構内電話交換
設備に収容される会議通話装置。 - 【請求項3】 デジタル構内電話交換設備に収容される
とともに、複数の端末装置が接続され、複数の双方向通
話ポートを有する会議トランクを備えた会議通話装置の
会議通話方法において、 双方向通話ポートの少なくとも一つを複数の端末装置に
分岐接続される分岐通話ポートとし、 会議通話を行おうとする端末装置を前記分岐通話ポート
に分岐接続することを特徴とする会議通話方法。 - 【請求項4】 会議に参加する端末装置からの会議参加
命令を受信することによって、該端末装置を双方向通話
ポートに一対一で接続するようにした請求項3に記載の
会議通話方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22168595A JP3338591B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 会議通話装置および会議通話方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22168595A JP3338591B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 会議通話装置および会議通話方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0964986A JPH0964986A (ja) | 1997-03-07 |
JP3338591B2 true JP3338591B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
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Family Applications (1)
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JP22168595A Expired - Fee Related JP3338591B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 会議通話装置および会議通話方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3338591B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6471792B1 (ja) * | 2017-10-06 | 2019-02-20 | 株式会社ナカヨ | 電話会議システムおよび主装置、並びに端末 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP22168595A patent/JP3338591B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0964986A (ja) | 1997-03-07 |
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