JP6471792B1 - 電話会議システムおよび主装置、並びに端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】電話会議機能を備える主装置(電話交換装置)と既存の電話機とでインカムに近似した動作を実現する技術を提供する。
【解決手段】主装置に電話会議に参加させる端末の電話番号を記憶し、当該記憶した端末の各々に電話会議に係る呼び出し(招集)を行って、前記電話会議を開催する電話会議開催手段と、前記端末からの発言開始または発言終了の指示を受け付け、当該指示を受け付けた端末からの音声データを音声合成部に入力するか否か制御する発言制御手段と、を有する電話会議システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話会議(グループ通話)機能を備える主装置(電話交換装置)と当該主装置に接続される複数の端末との間でインターカム(以下、「インカム」とする)を実現する電話会議システムおよび電話会議システムに使用される主装置、並びに端末に関するものである。
従来のインカムシステムとして特開2007−151067号公報(特許文献1)がある。この公報には、参加端末(子機)の電源がオンされると、子機はグループ通話を管理する主制御装置に所定のグループへの所属要求を通知し、これにより主制御装置と子機とがグループ通話を開始し、子機の電源がオフされるまでグループ通話(電話会議)を継続するインカムシステムが示されている。
また、子機のPTT(プッシュ・トゥ・トーク)スイッチの押下中に、子機から主制御装置で管理する所定のグループ宛に音声パケットを送受信することにより、グループ通話に参加する方法が特開2017−038210号公報(特許文献2)に示されている。
特開2007−151067号公報 特開2017−038210号公報
しかし、特許文献1の方法では、子機相互間のグループ通話に関して、子機のグループへの所属のさせ方に選択性を持たせることができるが、子機が電源オンの状態では、常に主制御装置のグループ通話用回路(電話会議回路)を占有する。このため、主制御装置に所属するすべての子機の数分のグループ通話用回路を用意する必要があり、主制御装置のコストアップに繋がる課題があった。
また、インカムシステムを常にグループ会議状態とした場合、発言(または送話)を望まないユーザの音声も配信されてしまうといった不都合があった。
また、特許文献2の方法では、PTTスイッチを備え、当該PTTスイッチの押下によって目的のグループを指定して音声パケット(音声データ)を送受信する専用の子機を必要とする制約があった。
そこで、本発明では、上述した従来の課題を是正し、既存の電話機でインカムに近似した動作を実現する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の電話会議システムの一つは、複数の端末を収容して内外線通話を行う電話交換機能と前記端末の各々の音声データを音声合成部に入力して前記音声合成部で合成した音声データを前記端末の各々に配信する電話会議機能とを備える主装置(電話交換装置)であって、前記主装置は、電話会議に参加させる端末の電話番号を記憶し、当該記憶した端末の各々に電話会議に係る呼び出しを行って、前記電話会議を開催する電話会議開催手段と、前記端末からの発言開始または発言終了の指示を受け付け、当該指示を受け付けた端末からの音声データを前記音声合成部に入力するか否か制御する発言制御手段と、を有し、前記端末の内1台から電話会議の開催要求を受信したならば、前記電話会議開催手段と前記発言制御手段を起動し、また前記電話会議の開催要求をした端末から電話会議の終了要求を受信した、もしくは前記電話会議の開催期間または発言期間が所定の時間継続したならば、前記電話会議開催手段と前記発言制御手段を停止し、前記端末の呼び出しを行った後、当該呼び出しに対して所定の期間内に応答しなかった端末の呼び出しを中止し、また、所定の期間内に応答した端末との間で電話会議を自動開催することを特徴とする。
本発明によれば、電話会議機能を備える主装置と既存の電話機とでインカムに近似した動作を実現する音声会議システムを提供することができる。
例えば、端末からの電話会議開催要求によって主装置の電話会議用回路(含音声合成回路)の使用(占有)を開始し、端末からの電話会議終了要求(端末の終話操作)によって前記電話会議回路を解放することで、当該グループの電話会議を開催していない期間、当該電話会議用回路を他のグループの電話会議に利用することができる。その結果として、主装置に所属するすべての子機の数分の電話会議用回路を設ける必要がなくなり、主装置をコストダウンできる。
また、端末から主装置に対して発言の開始と終了を通知し、主装置が電話会議用回路に対して当該通知端末からの音声データの入力の有効・無効を制御することで、送話を望まないユーザの音声データを配信しないようにすることができる。
また、端末から主装置に対する電話会議の開始と終了の指示や発言の開始と終了の指示は、一般的な電話端末が備えるダイヤル送出機能によって実現することで、PTTスイッチを備えたインカム専用端末でなくても電話会議(インカム機能)を利用することが可能となる。
図1は、本発明による主装置を含む電話会議システムのブロック構成を示す図である。 図2は、本発明による主装置と端末との第一の接続シーケンス例を示す図である。 図3は、本発明による主装置と端末との第二の接続シーケンス例を示す図である。 図4は、本発明による主装置における電話会議の制御処理手順を示すフローチャートである。 図5は、本発明による端末の制御処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本発明による会議開催情報記憶部の記憶内容の一例を示すデータ構成図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明による電話会議システムのブロック構成を示す図である。
電話会議システムは、3人以上で通信回線2(外線または内線)を介して会議ができるシステムであり、通信回線2に接続される主装置1と端末3(複数の端末3a,3b,3c,3d)とから構成される。
主装置1は、複数の端末3を収容して内外線通話を行う電話交換機能と前記端末の各々の音声データを音声合成部16に入力して前記音声合成部で合成した音声データを端末の各々に配信する電話会議機能、端末の各々との間で電話会議を自動開催する機能を有するものであり、端末インタフェース部11、会議開催情報記憶部12、会議招集制御部13、会議状態通知部14、発言制御部15、音声合成部16、を備えている。
端末インタフェース部11は、通信回線2を介して端末3との間で発着信に係わる呼制御信号や音声データを転送する機能を有する手段である。通信回線2は、内外線通話を可能とする回線である。
会議招集制御部13は、発着信に係わる呼制御信号を用いて電話会議の呼び出し、つまり、開催(招集)と終了を制御する機能を有する手段である。
会議開催情報記憶部12は、電話会議の開始と終了(開催期間)や発言の開始と終了(発言期間)を制御する特定コードや電話会議を招集するメンバーの電話番号や必須応答者の指定に係わる情報を記憶する機能を有する手段である。
会議状態通知部14は、端末3に対して可視表示(ランプや文字記号)または/および可聴表示(トーンやガイダンスメッセージ)によって電話会議の状態、例えば、電話会議招集中状態である旨や電話会議が可能になった旨を通知する機能を有する手段である。
音声合成部16は、電話会議として各端末から入力された音声データを合成して、前記合成した音声データを各端末に配信する機能を有し、電話会議用回路(複数の音声データを合成して一つの音声データ、つまり合成音声データを生成する機能を有する音声合成回路)を構成する。
発言制御部15は、端末3からの発言開始指示および発言終了指示を受け付け、端末3からの音声データを前記音声合成部16に入力するか否かを制御する機能を有する手段である。
尚、図示していないが、主装置1には、電話会議以外の発着信やその他の機能、を提供する機能を有する手段、例えば、通話路スイッチ機能を有する手段も備えている。
通話路スイッチ機能は、会議招集制御部13や発言制御部15、などの制御部からの指示に従って、端末インタフェース部11を介して端末3との間で、当該通話路スイッチ内の各通話路(各チャネル)を流れる音声データの交換を実行するものである。また、通話路スイッチは、制御部からの指示に従って、通話路を流れる複数の音声データを、音声合成部16へ出力すると共に、音声合成部16から合成された音声データ(合成音声データ)を入力し、制御部が指示した通話路へ出力する。
端末3は、回線インタフェース部31、音声入出力部32、操作受付部33、表示部34、端末制御部35、を備えている。
回線インタフェース部31は、通信回線2を介して主装置1との間で発着信や会議に係わる制御信号や音声データを入出力する機能を有する。
音声入出力部32は、送話器と受話器、またはマイクとスピーカ、または端末3の外部に延伸されるヘッドセットやイヤホンマイクなどによって音声データを入出力する機能を有する手段である。
操作受付部33は、発信の開始や着信応答や通話終了を指示するフックスイッチやダイヤルボタン(図示せず)と、本発明による電話会議(インカム機能)の開催と終了を指示する電話会議接続ボタン(インカム起動ボタンおよびインカム終了ボタン:図示せず)と、本発明による発言開始と発言終了を指示する発言制御ボタン(発言開始ボタンおよび発言終了ボタン:図示せず)を備え、これらボタンの押下を検出して端末制御部35に通知する機能を有する手段である。
表示部34は、主装置1の会議状態通知部14から通知された電話会議の開催状態や自端末の状態をLCDまたはLEDまたはスピーカなどから表示する機能を有する手段である。電話会議の開催は、呼び出し(招集)から電話会議の実行を含む。
端末制御部35は、各部を制御すると共に回線インタフェース部31を介して主装置1と発着信や電話会議に係わる制御信号を転送する機能を有する手段である。
端末3は、本発明の電話会議機能を提供する主装置1と外線(固定電話網や携帯電話網)を介して接続される電話機、携帯電話機やスマートフォンであってもよい。
尚、電話会議接続ボタンは、インカム起動ボタンとして会議開催特番(図6のV602)を、またインカム終了ボタンとして会議終了特番(図6のV603)を登録し、電話会議の開催要求時に、ユーザがインカム起動ボタンを押下することによって、前記登録した会議開催特番宛に発信する。
また電話会議開催中にインカム終了ボタンを押下することによって、会議終了特番に該当するDTMF信号を送出する、またはダイヤルやDTMF信号が送出可能なワンタッチダイヤルに図6に示す会議開催特番や会議終了特番を登録するよう構成してもよい。
また発言制御ボタンは、電話会議中にダイヤルボタンによって図6のV604とV605に示すDTMF信号を送出する、または前記DTMF信号が送出可能なワンタッチダイヤルに図6に示す発言開始特番と発言終了特番を登録するよう構成してもよく、これにより、一般的な電話機から本発明のインカム機能を利用することができる。
電話会議(インカム機能)の利用に先立ち、例えば、端末3aのユーザが操作受付部33のインカム起動ボタンを押下すると、端末制御部35は回線インタフェース部31を介して主装置1の会議招集制御部13宛に会議開催要求を送信する。
尚、会議開催要求は、端末3aのオフフックとダイヤル操作によって、主装置1の会議招集制御部13との間で予め取り決めた特定の電話番号(図6のV602)にダイヤル発信してもよい。
次に、端末3aから端末インタフェース部11を介して会議開催要求を受信した主装置1の会議招集制御部13は、端末3aからの呼び出し(会議開催要求)に応答し、会議状態通知部14に対して当該会議開催要求をした端末3aに会議招集中である旨の報知を指示する制御と共に、会議開催情報記憶部12の記憶情報を参照して、当該要求された会議グループに対応する招集メンバー(会議開催要求端末以外の)の電話番号を抽出し、前記抽出した電話番号の端末(3b,3c,3d)の各々に対して、電話会議の招集である旨を示した呼び出し(発信)する制御を行う。
次に、主装置1から回線インタフェース部31を介して呼び出し(着信)を受けた端末(3b,3c,3d)の端末制御部35は、当該着信が電話会議の招集に係わるものであれば、着信に自動応答し、応答信号を主装置1に送信し、かつ、音声入出力部32に対して主装置1との間で通話路の接続を指示する制御を行い、音声データの入出力を可能とする。
尚、主装置1側で端末3の通話路状態を管理するシステムにおいては、端末3からの応答を待たず、端末3と主装置1との通話路を接続して電話会議状態に遷移させてもよい。
また、電話会議の招集に係わる着信であるかを判別できない電話機は、手動でオフフック操作を行い、着信に応答する。
次に、端末(3b,3c,3d)からの応答信号を受信した主装置1の会議招集制御部13は、会議状態通知部14に対して当該応答した端末に会議招集中である旨の報知を指示する制御を行う。
また、所定の端末がすべて応答した、または端末を呼び出してから所定の時間が経過した際、会議状態通知部14に指示して当該応答した端末に電話会議(インカム機能)を開始する旨を報知した後、各端末の通話路を音声合成部16に接続して電話会議を開始する。
このとき、会議招集制御部13は、発言制御部15に対して会議開催の初期状態として、会議開催要求をした端末3aの発言を有効とするよう指示し、またそれ以外の参加端末(3b,3c,3d)の発言を無効とするよう指示する制御を行う。
以降、各端末のユーザは、発言(または送話)の要否に応じて、操作受付部33の発言制御ボタンを操作し、端末制御部35を介して発言開始または発言終了を主装置1の発言制御部15に送信する。
主装置1の発言制御部15は、端末3から受信した発言開始または発言終了の指示に応じて、当該指示を受け付けた端末の音声データを音声合成部16に入力するか否かを制御する。
次に、会議開催要求をした端末3aのユーザが操作受付部33のインカム終了ボタンを押下すると、端末制御部35は回線インタフェース部31を介して主装置1の会議招集制御部13に対して、会議終了を送信する。
会議終了は、端末3aのオンフック操作によって実現してもよい。
次に、端末3aから端末インタフェース部11を介して会議終了を受信した主装置1の会議招集制御部13は、音声合成部16に指示して電話会議を終了させると共に、当該電話会議に参加中の全端末を切断する制御を行う。
図2は、本発明による主装置1と端末3との第一の接続シーケンスを示す図である。図2のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。尚、以下のSはステップを意味する。
端末3aのユーザが操作受付部33において電話会議の開催を要求するインカム起動ボタンを押下すると(S201)、回線インタフェース部31を介して主装置1に発信し会議開始要求を送信する(S202)。
次に、主装置1の会議招集制御部13は、端末インタフェース部11を介して端末3aに応答を送信する(S203)。
これにより主装置1の音声合成部16と端末3aの音声入出力部32との間の通話路が接続される。
次に、会議状態通知部14は、端末3aに招集中ガイダンスを通知する(S204)。
そして、会議開催情報記憶部12を参照し、会議開催要求がされた会議グループに対応する招集先電話番号(図6のV606)を抽出し、前記抽出した電話番号の端末3b、3c、3dを呼び出す(S205,S206,S207)。
尚、このとき、会議開催要求をした端末3aを除外して呼び出す。
次に、呼出し中の端末3b,3cは、当該着信が電話会議の招集に関わるものであると判断し、着信に自動応答する(S208,S209)。ここで、端末3として、例えば、主装置1によって端末の状態が制御されるボタン電話機を使用した場合には、主装置1自身が端末3に対して自動応答する。
これにより、主装置1の音声合成部16と端末3bおよび端末3cの音声入出力部32間の通話路が接続される。
そして、主装置1の会議状態通知部14は、端末3bと端末3cに招集中ガイダンスを通知する(S210,S211)。
また、電話会議の招集に係わる着信であるかを判別できない端末(一般の電話機)3dは、手動でオフフック操作を行い、着信に応答する(S212)。
これにより、主装置1の音声合成部16と端末3dの間の通話路が接続され、電話会議(インカム機能)が開始される(S213)。
次に、会議状態通知部14から電話会議の各参加端末に対して通話開始ガイダンスを通知する(S214,S215,S216,S217)。
電話会議の開始に際して、発言制御部15に指示して、会議開催要求をした端末3aからの音声データの音声合成部16への入力(発言)を有効とし、招集した端末3b,3c,3dからの音声データの音声合成部16への入力を無効としておく。電話会議の開始は所定の端末が応答し音声合成部に対する音声データの入出力を開始する時点の意味とする。
これにより、端末3aからの音声データが音声合成部16に接続され(S218)、以後、音声合成部16で合成した音声データを端末3b、3c、3dに配信する(S219,S220,S221)。
次に、端末3aのユーザが発言終了ボタンを押下すると(S222)、主装置1に発言終了を送信する(S223)。
これにより、主装置1の発言制御部15は端末3aからの音声データの音声合成部16への入力を無効とする。
次に、端末3bのユーザが操作受付部33において発言開始ボタンを押下すると(S224)、主装置1に発言開始を送信する(S225)。主装置1の発言制御部15は、この発言開始を受けて、端末3bからの音声データの音声合成部16への入力を有効とする。
また、端末3bからの音声データが音声合成部16に入力され(S226)、端末3a、3c、3dに合成音声データを配信する(S227,S228,S229)。
次に、端末3bにてユーザが発言終了ボタンを押下すると(S230)、主装置1に発言終了を送信し(S231)、発言制御部15は端末3bからの音声データの音声合成部16への入力を無効とする。
次に、端末3aにてユーザがインカム終了ボタンを押下すると(S232)、主装置1に終話(会議終了要求)を送信(S233)し、主装置1は電話会議(インカム機能)を終了し(S234)、当該電話会議に参加中の端末3b、3c、3dを切断する(S235,S236,S237)。
図3は、本発明による主装置1と端末3との第二の接続シーケンスを示す図である。
端末3aのユーザが操作受付部33において電話会議の開催を要求するインカム起動ボタンを押下すると(S301)、回線インタフェース部31を介して主装置1に発信(会議開始要求)を送信する(S302)。
主装置1の会議招集制御部13は、この会議開始要求を受けて、端末インタフェース部11を介して端末3aに応答を送信する(S303)。
これにより、主装置1の音声合成部16と端末3aの音声入出力部32との間の通話路が接続される。
以下、図3では、端末3に対する会議状態の通知(会議招集ガイダンス・会議開始ガイダンス)は、図2と同様なので、その説明は省略する。
次に、会議開催情報記憶部12を参照し、会議開催要求がされた会議グループに対応する招集先電話番号(図6のV606)を抽出し、前記抽出した電話番号の端末3b、3c、3dを呼び出す(S304,S305,S306)。
尚、このとき、会議開催要求をした端末3aを除外して呼び出す。
また、図示していないが、応答監視タイマ(例として、20秒)を起動する(S307)。
次に、呼び出し中の端末3bと端末3dが着信に自動応答する(S308,S309)。
これにより、主装置1の音声合成部16と端末3bおよび端末3cの音声入出力部32との間の通話路が接続される。
次に、応答監視タイマが満了したならば、未応答の端末3cに対する着信を中止する(S310)。
これにより、電話会議(インカム機能)が開始される(S311)。
尚、電話会議の開始に際して、発言制御部15に指示して、会議開催要求をした端末3aからの音声データの音声合成部16への入力(発言)を有効とし、招集した端末(3b,3d)からの音声データの音声合成部16への入力を無効としておく。
これにより、端末3aからの音声データが音声合成部16に入力され(S312)、音声合成部16にて合成した音声データを端末3b,3dに配信する(S313,S314)。
次に、図示していないが電話会議の継続監視タイマ(例として、180秒)を起動する(S315)。継続監視タイマは、開催期間または発言期間の時間継続をカウントする。
次に、電話会議の招集時に未応答の端末3cのユーザが、操作受付部33において電話会議への追加参加を要求するためインカム起動ボタンを押下すると(S316)、回線インタフェース部31を介して主装置1に発信(会議開始要求)を送信する(S317)。
主装置1は、この会議開始要求を受けて、参加端末の呼び出しを行わないで端末インタフェース部11を介して端末3cに応答を送信する(S318)。
これにより、端末3cが開催中の電話会議に追加参加することができる。
電話会議の参加に際して、発言制御部15に指示して、会議開催要求をした端末3cからの音声データの音声合成部16への入力(発言)を有効としておく。
端末3cからの音声データが音声合成部16に入力されると(S319)、音声合成部16にて合成した音声データ(合成音声データ)を端末3a、3b、3c、3dに配信する(S320,S321,S322,S323)。
このとき、端末3aから入力された音声データと端末3cから入力された音声データとが合成された音声データが端末3bと端末3dに配信される。
次に、端末3aのユーザが発言終了ボタンを押下すると(S324)、主装置1に発言終了を送信する(S325)。
これにより、発言制御部15は端末3aからの音声データの音声合成部16への入力を無効とする。
次に、端末3cのユーザが発言終了ボタンを押下すると(S326)、主装置1に発言終了を送信する(S327)。
これにより、発言制御部15は端末3cからの音声データの音声合成部16への入力を無効とする。
次に、電話会議の継続監視タイマが満了したならば、主装置1は電話会議(インカム機能)を終了し(S328)、当該電話会議に参加中の端末3a、3b、3c、3dを切断する(S329,S330,S331,S332)。
図4は、本発明による主装置1における会議招集制御部13と発言制御部15の処理手順を説明するフローチャートである。
主装置1に電源が投入され、本発明による会議招集制御部13が起動されると、待機状態(S400)となる。
待機状態(S400)において、端末3aから会議開催要求を受信すると(S401,Y)、応答信号を返送し(S402)、ステップ403に進む。
また、端末からそれ以外の要求を受信した場合には(S401,N)、本発明に係らないその他の電話交換処理を行った後(S499)、待機状態(S400)に戻る。
尚、会議開催要求および開催対象の会議グループの特定は、図6に示す会議開催特番(V602)によって行う。
次に、ステップ403で、会議開催要求に該当する会議グループが既に会議開催中であった場合(S403,Y)、ステップ417に進む。
また、会議開催要求に該当する会議グループが会議開催中でない場合(S403,N)、会議状態通知部14に指示して前記会議開催要求をした端末3aに対して会議招集中ガイダンスを通知する(S404)。
次に、会議開催情報記憶部12を参照し、会議開催要求がされた会議グループに対応する招集先電話番号(図6のV606)を抽出し、前記抽出した電話番号の端末3b、3c、3dを呼び出す(S405,S406)。
尚、このとき会議開催要求をした端末3aを除外して呼び出す。
また、ステップ407で、図示していない応答監視タイマ(例として、20秒)を起動する(S407)。
次に、会議開催要求をした端末3aの終話を検知する、または端末3aからの会議終了を受信すると(S408,Y)、未応答の端末への呼び出し(着信)を中止し(S409)、また応答した端末のすべてを切断し(S410)、待機状態(S400)に戻る。
次に、呼び出し中の端末が応答すると(S411,Y)、会議状態通知部14に指示して、当該応答した端末に対して会議招集中ガイダンスを通知する(S412)。
また、ステップ413で必須応答者(図6のV607でYESが指定された招集先)のすべてが応答するか、またステップ414で起動した応答監視タイマが満了するまで、ステップ408〜ステップ414の動作を繰り返す。
次に、ステップ413では、会議開催情報記憶部12に記憶された当該招集中の会議グループに対する必須応答者のすべてが応答したかを検査する(S413)。
必須応答者(図6のV607でYESが指定された招集先)の端末がすべてが応答したならば(S413,Y)、ステップ415に進む。
また、ステップ414では、前記起動した応答監視タイマの満了を検査する(S414)。
応答監視タイマが満了したならば(S414,Y)ステップ415に進む。
次に、ステップ415で、未応答の端末に対する呼び出し(着信)を中止する(S415)。
また、会議状態通知部14に指示して、応答済みの端末に対して通話開始ガイダンスを通知し(S416)、電話会議(音声合成)を開始する(S417)。
尚、電話会議の開始に際して、発言制御部15に指示して、会議開催要求をした端末3aからの音声データの音声合成部16への入力(発言)を有効とし、招集した端末からの音声データの音声合成部16への入力を無効としておく(S417)。
また、電話会議の継続監視タイマ(例として、180秒)を起動する(継続監視タイマ起動S418)。
尚、本実施例において、継続監視タイマは電話会議の開始時点、つまり、継続監視タイマで起動(継続監視タイマ起動S418)しているが、発言の開始時点((該当者の発言を有効(許可)S420)で起動して、発言の継続性を監視するよう構成してもよい。
次に、発言制御部15において、各端末から発言要求を受信したならば(S419,Y)、当該発言要求をした端末からの音声データの音声合成部16への入力を有効とし(S420)、また各端末から発言終了を受信したならば(S421,Y)、当該発言終了をした端末からの音声データの音声合成部16への入力を無効とする(S422)。
尚、ステップ419〜ステップ422は、発言制御部15として機能する。図示しないが、会議状態通知部14に指示して、発言制御の状態を端末3に通知してもよい。
次に、会議開催要求をした端末3aの終話を検知する、または端末3aからの会議終了を受信した場合(S423,Y)、または前記起動した電話会議の継続監視タイマが満了したならば(S424,Y)、電話会議(音声合成)を終了し(S425)、当該電話会議に参加中のすべての端末を切断し(S426)、待機状態(S400)に戻る。
また、ステップ423,Nでかつステップ424,Nの場合、ステップ419からの動作を繰り返す。
また、ステップ415で、未応答のため呼び出しを中止された端末が、開催中の電話会議に参加した場合には、当該端末から会議開催要求を受信し(S401,Y)、応答した後(S402)、ステップS403で既に会議開催中(S403,Y)となり、ステップ417に進んで電話会議に合流することができる。
尚、即時に電話会議を開始できるよう、ステップ404やステップ416でのガイダンス通知を省略したり、ステップ413で判定する必須応答者の数を減らしたり、ステップ407で起動する応答監視タイマの値を短く設定するよう構成してもよい。
図5は、本発明による端末3の制御処理手順を示すフローチャートである。
端末3に電源が投入され、本発明による端末制御部35が起動されると、待機状態(S500)となる。
待機状態(S500)において、操作受付部33によって、当該端末のユーザが電話会議の開催を要求するインカム起動ボタンを押下したことを検知すると(S501,Y)、回線インタフェース部31を介して主装置1に会議開催要求を送信し(S502)、ステップ521に進む。
また、インカム起動ボタンを押下する代わりに、ユーザのオフフック操作とダイヤル操作をしたことを検知した場合(S503,Y)、回線インタフェース部31を介して主装置1にダイヤル情報を送信し(S504)、ステップ521に進む。
また、主装置1からの呼び出し(着信)を受けた場合(S505,Y)、当該着信が電話会議の招集に係わるものか否かを判定し(S506)、電話会議の招集に係わるものであれば(S506,Y)、主装置1に対して自動的に応答を送信し(S507)、ステップ521に進む。
また、当該着信が電話会議の招集によらないものであれば(S506,N)、表示部34に指示してスピーカから着信音を出力する(S508)。
次に、操作受付部33によって、当該端末のユーザがオフフック操作をしたことを検知した場合(S509,Y)、表示部34に指示して着信音の出力を停止し(S510)、また主装置1に対して応答を送信して(S511)、ステップ521に進む。
また、ステップ512において、主装置1が呼び出し(着信)を中止したことを検知したならば(S512,Y)、表示部34に指示して着信音の出力を停止し(S513)、待機状態(S500)に戻る。
ステップ502やステップ504で発信をした、およびステップ507やステップ511で応答をした場合のステップ521では、音声入出力部32に指示して、端末3と主装置1との間の通話路を接続し、端末3からの音声データの入出力を有効として通話中状態とする(S521)。
これにより、主装置1の会議招集制御部13が応答すると、電話会議が開始される。
電話会議開催中において、操作受付部33によって、当該端末のユーザが発言開始ボタンを押下したことを検知すると(S522,Y)、主装置1に対して発言開始を送信する(S523)。
また、電話会議開催中において、操作受付部33によって、当該端末のユーザが発言終了ボタンを押下したことを検知すると(S524,Y)、主装置1に対して発言終了を送信する(S525)。
尚、電話会議でない通話中状態の場合、発言開始と発言終了の操作は、主装置1側で無視される。
発言開始ボタンと発言終了ボタンは、1つの操作ボタンを兼用して、端末3側で発言開始と発言終了とを交互に切り替えて送信したり、主装置1側に対して発言の切替指示を送信して主装置1側で発言の開始と終了を切り替えるよう構成してもよい。
また、通話中状態において、操作受付部33によって、当該端末のユーザのオンフック操作を検知したならば(S526,Y)、主装置1に対して終話を送信し(S527)、またはインカム終了ボタンの押下を検知したならば(S528,Y)、主装置1に対して会議終了を送信する(S529)。
そして、音声入出力部32に指示して主装置1との通話路を解放して(S532)、待機状態(S500)に戻る。
尚、インカム起動ボタンとインカム終了ボタンは、1つの操作ボタンを兼用して、端末3側で会議開催要求と会議終了とを交互に切り替えて送信したり、主装置1側に対しての切替指示のみを送信して、主装置1側で会議の開催と終了とを切り替えるよう構成してもよい。
また、通話中状態において、主装置1から切断を受信した後(S530,Y)、操作受付部33によって当該端末のユーザのオンフック操作を検知したならば(S531,Y)、音声入出力部32に指示して主装置1との通話路を解放して(S532)、待機状態(S500)に戻る。
尚、ボタン電話機のようにプログラマブルキーやワンタッチダイヤルボタンを備えない一般の電話機においては、ステップ501,ステップ502、ステップ506,ステップ507が省略され、またステップ522とステップ524は、電話会議中のダイヤルボタン押下(DTMF信号送出)によって行われる。
図6は、会議開催情報記憶部の記憶内容の一例を示すデータ構成図であって、例えば、会議グループ(会議室)を記憶する領域V601、会議開催特番を記憶する領域V602、会議終了特番を記憶する領域V603、発言開始特番を記憶する領域V604、発言終了特番を記憶する領域V605、招集先の電話番号を記憶する領域V606、必須応答者指定を記憶する領域V607、などを有する。
本実施例では、例えば、グループAとグループBの複数の電話会議グループ(会議室)が設定されていて、それぞれに会議開催特番(551、552)と会議終了特番(599、599)と発言開始特番(*、*)と発言終了特番(#、#)と招集先端末の電話番号(201、・・・090AAAABBBB)と必須応答者の指定に係わる情報(NO、YES)が各領域V601〜V607にそれぞれ記憶されている。
例えば、グループAの電話会議を開催しようとする場合、端末3a(電話番号201)は、主装置1に対して、当該グループAを指定する会議開催特番である“551”(V602)をダイヤルして発信する。
すると、主装置1の会議招集制御部13は、グループAが指定されたことを認識し、会議開催情報記憶部12における招集先の電話番号(V606)を参照して当該グループAの自分以外の構成メンバーである電話番号202,301,423(V612〜V614)を取得し、これらの端末を呼び出す。
尚、これら動作は、図4のステップ405〜ステップ406に該当する。
招集先電話番号(V606)には、外線(固定電話回線や携帯電話回線)を介して接続される端末も登録できる(V624)。
次に、会議招集制御部13は、前記呼び出した端末の内、必須応答者(図6のV607)で指定された電話番号202と電話番号301の端末が呼び出しに応答したことを検知した時点で、音声合成部16を起動して電話会議を開始する。
尚、これら動作は、図4のステップ413〜ステップ414に該当する。
この必須応答者には、すべての構成メンバーを指定したり、何も指定してしなくてもよい。
また、本実施例の会議開催情報記憶部12には、グループBの構成メンバーとして、電話番号201,315,401,090AAAABBBB(V621〜V624)が登録されている。
尚、1台の端末が複数の会議グループに所属してもよい(V611,V621)。
次に、会議開催中に発言制御部15において、端末3から発言開始特番である“*”(V604)のDTMF信号を受信すると、当該特番を送出した端末からの音声データを音声合成部16に入力する。
また、端末3から発言終了特番(V605)に該当する“#”のDTMF信号を受信すると、当該特番を送出した端末からの音声データを音声合成部16に入力しないようにする。
尚、これら動作は、図4のステップ419〜ステップ422に該当する。
次に、端末3から会議終了特番である“599”(V603)のDTMF信号を受信すると、現在開催中の電話会議を終了し、電話会議に参加していたすべての端末を切断する。
尚、これら動作は、図4のステップ423及びステップ425〜ステップ426に該当する。
上記実施例において、招集型会議とし用件があるときにメンバーを呼出し、用件が済んだら通話を切断し、会議通話(音声パケットの配信)も終了させる。これにより、端末のバッテリー消費を抑制することができる。
会議の開始は、特番発信又はファンクションキー押下、会議の終了はオンフック又はファンクションキー押下で行う。
会議開催中の発言の開始と終了は、端末のファンクションキーまたはダイヤルキーを押下してDTMF信号を端末から送出することにより指示し、主装置側で会議(音声合成部)に対する端末の音声情報の入力をON/OFFする。これにより、会話に参加しない(発言しない)ユーザの音声が配信されるのを防ぐことができる。
ボタン電話機やボタン電話機と同等に制御されるスマートフォン上の電話アプリケーションや着信種別が特定可能な端末は、会議招集による着信を認識して自動応答し、すぐに通話可能な状態にする。
以上説明した実施例によれば、電話会議の開始と終了を、端末3からの発信と終話操作によって制御でき、通話が必要なときのみ電話会議を開催できるので、電話会議を構成する音声合成部16が常に占有されることがない。
また、会議開催情報記憶部12において、会議開催特番(V602)と会議終了特番(V603)と発言開始特番(V604)と発言終了特番(V605)を設定することにより、端末3からの特番ダイヤル操作で、会議の開始と終了、発言の開始と終了とを制御することができることから、本発明の電話会議(インカム機能)を利用する端末3は、PTTスイッチを備えた専用端末である必要はなく、一般的な電話機でよい。
これらのように、任意に電話会議の実施を切り替え可能としたこと、また一般的な電話機から電話会議を利用可能としたことで、電話会議を開催していない状態において、端末3は主装置1の電話会議以外の機能(通常の外線や内線との通話など)を利用することができるといった効果もある。
1 主装置
11 端末インタフェース部
12 会議開催情報記憶部
13 会議招集制御部
14 会議状態通知部
15 発言制御部
16 音声合成部(音声合成回路)
2 通信回線
3(3a〜3d) 端末
31 回線インタフェース部
32 音声入出力部
33 操作受付部
34 表示部
35 端末制御部

Claims (8)

  1. 複数の端末を収容して内外線通話を行う電話交換機能と前記端末の各々の音声データを音声合成部に入力して前記音声合成部で合成した音声データを前記端末の各々に配信する電話会議機能とを備える主装置であって、
    前記主装置は、
    電話会議に参加させる前記端末の電話番号を記憶し、当該記憶した前記端末の各々に電話会議に係る呼び出しを行って、前記電話会議を開催する電話会議開催手段と、
    前記端末からの発言開始または発言終了の指示を受け付け、当該指示を受け付けた端末からの音声データを前記音声合成部に入力するか否か制御する発言制御手段と、
    を有し、
    前記端末の内1台から電話会議の開催要求を受信したならば、前記電話会議開催手段と前記発言制御手段を起動し、また前記電話会議の開催要求をした端末から電話会議の終了要求を受信した、もしくは前記電話会議の開催期間または発言期間が所定の時間継続したならば、前記電話会議開催手段と前記発言制御手段を停止し、
    前記端末の呼び出しを行った後、当該呼び出しに対して所定の期間内に応答しなかった端末の呼び出しを中止し、また、所定の期間内に応答した端末との間で電話会議を自動開催することを特徴とする主装置。
  2. 請求項1に記載の主装置において、
    前記電話会議開催手段は、
    電話会議の開催に最低限必要とする端末を指定する必須の参加端末に係る情報を記憶する記憶部を含み、
    前記電話会議に参加させる記端末を呼び出し中に、前記記憶部に記憶した必須参加端末のすべてが応答した時点で電話会議を開始することを特徴とする主装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の主装置において、
    前記電話会議開催手段が、電話会議の招集時に未応答の端末への呼び出しを中止し、電話会議を開始した以降に、前記未応答の端末から当該開始した電話会議に対する電話会議の開催要求を受信したならば、参加端末の呼び出しを行わないで前記電話会議の開催要求をした端末を開始済みの電話会議に参加させることを特徴とする主装置。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の主装置において、
    電話会議の開催状態を可視表示、または/および可聴信号によって前記端末に通知する会議状態通知手段を更に有し、
    前記会議状態通知手段は、
    前記電話会議に参加させる前記端末を呼び出し中に、電話会議の開催要求をした端末および電話会議に係る呼び出しに応答した端末に対して、電話会議招集中状態であることを通知し、
    また、電話会議を開始する際に、電話会議が可能になった旨を当該電話会議に参加した端末の各々に通知することを特徴とする主装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の主装置において、
    前記発言制御手段は、
    電話会議を開始時に、電話会議の開催要求をした端末からの音声データを音声合成部に入力し、電話会議に招集された端末からの音声データを前記音声合成部に入力しないことを特徴とする主装置。
  6. 複数の端末を収容して内外線通話を行う電話交換機能と前記端末の各々の音声データを音声合成部に入力して前記音声合成部で合成した音声データを前記端末の各々に配信する電話会議機能とを備える主装置に収容された端末であって、
    前記端末は、
    前記主装置に対して、電話会議の開催または終了を要求する、または電話会議に係る呼び出しに応答する電話会議接続手段と、
    前記主装置に対して、発言の開始または発言の終了を通知する発言状態通知手段と、
    電話会議に係る音声データを入出力する音声入出力手段と、を有し、
    前記電話会議接続手段は、
    自端末のユーザの電話会議への接続または電話会議の終了を指示する操作を検知したならば、前記主装置に対して電話会議の開催または終了を要求し、
    また、前記主装置から電話会議に係る呼び出しを検知したならば、当該呼び出しに自動的に応答し、
    前記発言状態通知手段は、
    自端末のユーザの発言または送話の開始または発言または送話の中止を指示する操作を検知したならば、前記主装置に対して発言または送話の開始または発言または送話の中止を通知し、
    前記音声入力手段は、
    前記主装置との間で電話会議中に、自端末に入力された音声データを前記主装置に送信する、また前記主装置から受信した音声データを出力する
    ことを特徴とする端末。
  7. 複数の端末を収容して内外線通話を行う電話交換機能と前記端末の各々の音声データを音声合成部に入力して前記音声合成部で合成した音声データを前記端末の各々に配信する電話会議機能とを備える主装置と、前記主装置に接続される前記端末とで構成される電話会議システムであって、
    前記主装置は、
    電話会議に参加させる端末の電話番号を記憶し、当該記憶した端末の各々に電話会議に係る呼び出しを行って、前記電話会議を開催する電話会議開催手段と、
    前記端末からの発言開始または発言終了の指示を受け付け、当該指示を受け付けた端末からの音声データを音声合成部に入力するか否か制御する発言制御手段と、を有し、
    前記端末の内1台から電話会議の開催要求を受信したならば、前記電話会議開催手段と前記発言制御手段を起動し、また前記電話会議の開催要求をした端末から電話会議の終了要求を受信した、もしくは前記電話会議の開催期間または発言期間が所定の時間継続したならば、前記電話会議開催手段と前記発言制御手段を停止し、
    電話会議中に発言要求のあった端末からの各々の音声データを音声合成し、当該音声合成した音声合成データを端末の各々に配信することを特徴とする電話会議システム。
  8. 請求項7に記載の電話会議システムにおいて、
    電話会議の開催状態を可視表示、または/および可聴信号によって前記端末に通知する会議状態通知手段を更に有し、
    前記会議状態通知手段は、
    前記電話会議に参加させる前記端末を呼び出し中に、電話会議の開催要求をした端末および電話会議に係る呼び出しに応答した端末に対して、電話会議招集中状態であることを通知し、
    また、合成した音声データの配信を開始する際に、電話会議が可能になった旨を当該電話会議に参加した端末の各々に通知することを特徴とする電話会議システム。
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