JP2810336B2 - 調理釜 - Google Patents
調理釜Info
- Publication number
- JP2810336B2 JP2810336B2 JP7175020A JP17502095A JP2810336B2 JP 2810336 B2 JP2810336 B2 JP 2810336B2 JP 7175020 A JP7175020 A JP 7175020A JP 17502095 A JP17502095 A JP 17502095A JP 2810336 B2 JP2810336 B2 JP 2810336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cock
- combustion chamber
- gas pipe
- control box
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は調理釜に関するも
のであり、特に、給食等の業務用調理に使用される調理
釜に関するものである。
のであり、特に、給食等の業務用調理に使用される調理
釜に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の此種調理釜について、図３に従っ
て説明する。同図に於いて、１は釜本体であり、該釜本
体１は内釜２と外釜３とにより構成され、外釜３の左右
に水平回転軸４，５が固定されている。また、該水平回
転軸４，５は左右の架台６，７に枢着されて中心軸回り
に回動自在に形成されるとともに、右水平回転軸５はギ
ヤ機構にてハンドル８に連結している。そして、該ハン
ドル８を回動すると釜本体１が前後に傾転して、内釜２
内の煮炊物を搬出したりすることができる。
て説明する。同図に於いて、１は釜本体であり、該釜本
体１は内釜２と外釜３とにより構成され、外釜３の左右
に水平回転軸４，５が固定されている。また、該水平回
転軸４，５は左右の架台６，７に枢着されて中心軸回り
に回動自在に形成されるとともに、右水平回転軸５はギ
ヤ機構にてハンドル８に連結している。そして、該ハン
ドル８を回動すると釜本体１が前後に傾転して、内釜２
内の煮炊物を搬出したりすることができる。
【０００３】また、外釜３底部は円形状に開設され、そ
の開設部に円筒状の燃焼室９が垂設されている。そし
て、左架台６の外側部から導入されたガス管１０は、自
在ジョイント１１を介して前記左水平回転軸４の内部を
通過した後、前記燃焼室９の側方に配設されたコントロ
ールボックス１２に配管され、更に、燃焼室９内のバー
ナー１３に接続している。而して、前記コントロールボ
ックス１２の前面にはコック１４，１４が配設されてお
り、該コック１４，１４にて前記バーナー１３の点火及
び消火並びに火力調節を行うことができるように形成さ
れている。
の開設部に円筒状の燃焼室９が垂設されている。そし
て、左架台６の外側部から導入されたガス管１０は、自
在ジョイント１１を介して前記左水平回転軸４の内部を
通過した後、前記燃焼室９の側方に配設されたコントロ
ールボックス１２に配管され、更に、燃焼室９内のバー
ナー１３に接続している。而して、前記コントロールボ
ックス１２の前面にはコック１４，１４が配設されてお
り、該コック１４，１４にて前記バーナー１３の点火及
び消火並びに火力調節を行うことができるように形成さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】此種調理釜に於いて、
コントロールボックスは燃焼室近傍に配設されている。
一方、燃焼室は釜底下方に配設されているので、コント
ロールボックスも釜底の下方、人の足元程の高さ位置に
配設されることになる。従って、該コントロールボック
ス前面のコックにて点火や消火又は火力調節を行う際、
作業者は身をかがめて膝を床に突いて操作しなければな
らず、作業性が悪い。また、結果的に顔等が釜本体に接
近するような姿勢になるので、火傷する危険もある。か
かる問題に対処すべくコントロールボックスを燃焼室か
ら離間させて、作業者が操作し易い箇所に配置すること
も考えられるが、そうすると、燃料ガスがコントロール
ボックスのコックから燃焼室のバーナーへ至る迄相当の
時間を要するため、例えば点火時には、コックを開いた
後燃料ガスがバーナーへ達する間はいくらスパークを発
生させても点火しない等、機能的なデメリットが生じ実
用的でない。
コントロールボックスは燃焼室近傍に配設されている。
一方、燃焼室は釜底下方に配設されているので、コント
ロールボックスも釜底の下方、人の足元程の高さ位置に
配設されることになる。従って、該コントロールボック
ス前面のコックにて点火や消火又は火力調節を行う際、
作業者は身をかがめて膝を床に突いて操作しなければな
らず、作業性が悪い。また、結果的に顔等が釜本体に接
近するような姿勢になるので、火傷する危険もある。か
かる問題に対処すべくコントロールボックスを燃焼室か
ら離間させて、作業者が操作し易い箇所に配置すること
も考えられるが、そうすると、燃料ガスがコントロール
ボックスのコックから燃焼室のバーナーへ至る迄相当の
時間を要するため、例えば点火時には、コックを開いた
後燃料ガスがバーナーへ達する間はいくらスパークを発
生させても点火しない等、機能的なデメリットが生じ実
用的でない。
【０００５】そこで、コントロールボックスを燃焼室か
ら離間させることなく、且つ、点火及び消火並びに火力
調節が極めて容易に行われて作業性を向上させるために
解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は該課題を解決することを目的とする。
ら離間させることなく、且つ、点火及び消火並びに火力
調節が極めて容易に行われて作業性を向上させるために
解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は該課題を解決することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案せられたものであり、内釜と外釜とによ
り釜本体を形成し、且つ、外釜底部を開設してその開設
部下方へ燃焼室を配設し、更に、該燃焼室近傍にコント
ロールボックスを配設するとともに、該コントロールボ
ックス前面に点火及び消火並びに火力調節用コックを配
設し、且つ、該コックに先端部に摘子を設けたシャフト
を連結し、該シャフトの該先端部を釜本体の略下側高さ
まで延設して成る調理釜に於て、燃焼室２６内のバーナ
ー２８はノズルホルダ３０，３０に接続されるととも
に、該バーナー直上にスパークロッド３１及びサーモカ
ップル３２が配設され、該スパークロッド３１はコント
ロールボックス２７内のスパーク発生器３３に接続さ
れ、該サーモカップル３２はコック３４の本体部３４ａ
に内設されたマグネットスイッチ３５に接続され、更
に、該コック本体部３４ａには外部から燃焼ガス配管接
続されており、更に、該コック本体部３４ａを介して小
径ガス管３６及び大径ガス管３７が延設されて前記コン
トロールボックス２７内に配管され、該小径ガス管３６
及び大径ガス管３７は夫々圧力調節ガバナー３８，３９
を介して上方へ折曲し、前記燃焼室２６内の前記ノズル
ホルダ３０，３０に接続された調理釜を提供するもので
ある。
するために提案せられたものであり、内釜と外釜とによ
り釜本体を形成し、且つ、外釜底部を開設してその開設
部下方へ燃焼室を配設し、更に、該燃焼室近傍にコント
ロールボックスを配設するとともに、該コントロールボ
ックス前面に点火及び消火並びに火力調節用コックを配
設し、且つ、該コックに先端部に摘子を設けたシャフト
を連結し、該シャフトの該先端部を釜本体の略下側高さ
まで延設して成る調理釜に於て、燃焼室２６内のバーナ
ー２８はノズルホルダ３０，３０に接続されるととも
に、該バーナー直上にスパークロッド３１及びサーモカ
ップル３２が配設され、該スパークロッド３１はコント
ロールボックス２７内のスパーク発生器３３に接続さ
れ、該サーモカップル３２はコック３４の本体部３４ａ
に内設されたマグネットスイッチ３５に接続され、更
に、該コック本体部３４ａには外部から燃焼ガス配管接
続されており、更に、該コック本体部３４ａを介して小
径ガス管３６及び大径ガス管３７が延設されて前記コン
トロールボックス２７内に配管され、該小径ガス管３６
及び大径ガス管３７は夫々圧力調節ガバナー３８，３９
を介して上方へ折曲し、前記燃焼室２６内の前記ノズル
ホルダ３０，３０に接続された調理釜を提供するもので
ある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１及び図２に従って詳述する。図１は調理釜２１の一部
切欠要部斜視図であり、該調理釜２１の釜本体２２は内
釜２３と外釜２４との二重構造になっており、外釜２４
の上縁は内釜２３の釜口周縁に沿って密嵌され、下方へ
至るに従って内釜２３と外釜２４との間隔が離間して空
洞部２５を形成している。尚、図示は省略するが、該釜
本体２２は左右の架台に枢支されており、ハンドル操作
で前後に傾転できるように形成されている。
１及び図２に従って詳述する。図１は調理釜２１の一部
切欠要部斜視図であり、該調理釜２１の釜本体２２は内
釜２３と外釜２４との二重構造になっており、外釜２４
の上縁は内釜２３の釜口周縁に沿って密嵌され、下方へ
至るに従って内釜２３と外釜２４との間隔が離間して空
洞部２５を形成している。尚、図示は省略するが、該釜
本体２２は左右の架台に枢支されており、ハンドル操作
で前後に傾転できるように形成されている。
【０００８】また、外釜２４の底部は円形に開設され
て、その開設部に円筒状の燃焼室２６が配設され、更に
その下方にコントロールボックス２７が配設されてい
る。燃焼室２６にはバーナー２８が配置されており、後
述する手順によって該バーナー２８を点火すると、内釜
２３が直火加熱されるとともに空洞部２５内に高温の燃
焼空気が充填されて、内釜２３全体が効率良く加熱され
る。そして、外釜２４の背面やや左右寄りには、空洞部
２５内の燃焼空気を排出するための排気孔２９，２９…
が開穿されている。
て、その開設部に円筒状の燃焼室２６が配設され、更に
その下方にコントロールボックス２７が配設されてい
る。燃焼室２６にはバーナー２８が配置されており、後
述する手順によって該バーナー２８を点火すると、内釜
２３が直火加熱されるとともに空洞部２５内に高温の燃
焼空気が充填されて、内釜２３全体が効率良く加熱され
る。そして、外釜２４の背面やや左右寄りには、空洞部
２５内の燃焼空気を排出するための排気孔２９，２９…
が開穿されている。
【０００９】図２は燃焼室２６及びコントロールボック
ス２７に収納された主要器具の分解斜視図であり、同図
に於いて燃焼室２６に収納されている器具は符号２６を
付した二点鎖線枠内に図示され、コントロールボックス
２７に収納されている器具は符号２７を付した二点鎖線
枠内に図示されている。前記バーナー２８はノズルホル
ダ３０，３０に接続するとともに、該バーナー２８直上
にスパークロッド３１及びサーモカップル３２が配設さ
れている。そして、スパークロッド３１はコントロール
ボックス２７内のスパーク発生器３３に接続し、サーモ
カップル３２はコック３４の本体部３４ａに内設された
マグネットスイッチ３５に接続している。また、図示は
省略するが、該コック本体部３４ａには外部から燃料ガ
スが配管接続しており、更に該コック本体部３４ａを介
して小径ガス管３６及び大径ガス管３７が延設され、コ
ントロールボックス２７内に配管されている。そして、
これら小径ガス管３６及び大径ガス管３７は夫々圧力調
節ガバナ３８，３９を介して上方へ折曲し、燃焼室２６
内の前記ノズルホルダ３０，３０に接続している。
ス２７に収納された主要器具の分解斜視図であり、同図
に於いて燃焼室２６に収納されている器具は符号２６を
付した二点鎖線枠内に図示され、コントロールボックス
２７に収納されている器具は符号２７を付した二点鎖線
枠内に図示されている。前記バーナー２８はノズルホル
ダ３０，３０に接続するとともに、該バーナー２８直上
にスパークロッド３１及びサーモカップル３２が配設さ
れている。そして、スパークロッド３１はコントロール
ボックス２７内のスパーク発生器３３に接続し、サーモ
カップル３２はコック３４の本体部３４ａに内設された
マグネットスイッチ３５に接続している。また、図示は
省略するが、該コック本体部３４ａには外部から燃料ガ
スが配管接続しており、更に該コック本体部３４ａを介
して小径ガス管３６及び大径ガス管３７が延設され、コ
ントロールボックス２７内に配管されている。そして、
これら小径ガス管３６及び大径ガス管３７は夫々圧力調
節ガバナ３８，３９を介して上方へ折曲し、燃焼室２６
内の前記ノズルホルダ３０，３０に接続している。
【００１０】而して、前記コック本体部３４ａにはシャ
フト３４ｂが延長されており、その先端にコックツマミ
３４ｃが設けられている。このコックツマミ３４ｃは、
図１に図示する如く、調理釜２１の前面であって、且
つ、釜本体２２の下側縁部に配置されている。通常此種
調理釜の釜口高さは、作業性を考慮して人の腰くらいの
高さ（約７５０mm〜９００mm）に設定されており、釜本
体の下側縁部は人の膝元くらいの高さに当る。従って、
前記コックツマミ３４ｃは作業者の膝元程の高さ位置に
配設されることになる。即ち、作業者が手を延ばせばそ
れ程身をかがめることなく届く位置に配設されているの
である。
フト３４ｂが延長されており、その先端にコックツマミ
３４ｃが設けられている。このコックツマミ３４ｃは、
図１に図示する如く、調理釜２１の前面であって、且
つ、釜本体２２の下側縁部に配置されている。通常此種
調理釜の釜口高さは、作業性を考慮して人の腰くらいの
高さ（約７５０mm〜９００mm）に設定されており、釜本
体の下側縁部は人の膝元くらいの高さに当る。従って、
前記コックツマミ３４ｃは作業者の膝元程の高さ位置に
配設されることになる。即ち、作業者が手を延ばせばそ
れ程身をかがめることなく届く位置に配設されているの
である。
【００１１】このようにして、前記コックツマミ３４ｃ
を押し回し点火位置にすると、前記小径ガス管３６が開
通して微量の燃料ガスがバーナー２８から吐出する。こ
れと同時に、前記スパーク発生器３３が乾電池４０の
１．５ボルトの電圧を高圧変換して前記スパークロッド
３１に収束させることにより、該スパークロッド３１か
ら火花が発生し、これに前記微量の燃料ガスが引火して
種火状態になる。そして前記コックツマミ３４ｃをしば
らく点火位置にしておくと、前記種火によりサーモカッ
プル３２が温められて起電力を生じ、その電気信号によ
り前記マグネットスイッチ３５が開状態になる。その後
前記コックツマミ３４ｃを燃焼位置へ回していくと、大
径ガス管３７も開通することになり、バーナー２８全体
から燃料ガスが吐出して前記種火により順次引火してい
く。そして、前記コックツマミ３４ｃの回転位置を操作
すれば火力を調節できる。また、該コックツマミ３４ｃ
にてバーナー２８の内輪のみ燃焼させたり外輪のみ燃焼
させたりすることもできる。
を押し回し点火位置にすると、前記小径ガス管３６が開
通して微量の燃料ガスがバーナー２８から吐出する。こ
れと同時に、前記スパーク発生器３３が乾電池４０の
１．５ボルトの電圧を高圧変換して前記スパークロッド
３１に収束させることにより、該スパークロッド３１か
ら火花が発生し、これに前記微量の燃料ガスが引火して
種火状態になる。そして前記コックツマミ３４ｃをしば
らく点火位置にしておくと、前記種火によりサーモカッ
プル３２が温められて起電力を生じ、その電気信号によ
り前記マグネットスイッチ３５が開状態になる。その後
前記コックツマミ３４ｃを燃焼位置へ回していくと、大
径ガス管３７も開通することになり、バーナー２８全体
から燃料ガスが吐出して前記種火により順次引火してい
く。そして、前記コックツマミ３４ｃの回転位置を操作
すれば火力を調節できる。また、該コックツマミ３４ｃ
にてバーナー２８の内輪のみ燃焼させたり外輪のみ燃焼
させたりすることもできる。
【００１２】尚、何らかの理由によりバーナー２８の炎
が立ち消えした場合には、前記サーモカップル３２が冷
却するため前記マグネットスイッチ３５が閉状態にな
り、コック本体部３４ａにて燃料ガスが遮断される。こ
れにより、燃料ガスが燃えずに調理室内へ放出されるの
が防止される。また、消火する時は前記コックツマミ３
４ｃを逆に回して消火位置にすれば、前記小径ガス管３
６及び大径ガス管３７が閉鎖される。
が立ち消えした場合には、前記サーモカップル３２が冷
却するため前記マグネットスイッチ３５が閉状態にな
り、コック本体部３４ａにて燃料ガスが遮断される。こ
れにより、燃料ガスが燃えずに調理室内へ放出されるの
が防止される。また、消火する時は前記コックツマミ３
４ｃを逆に回して消火位置にすれば、前記小径ガス管３
６及び大径ガス管３７が閉鎖される。
【００１３】斯くして、作業者は自身の膝元くらいの高
さにあるコックツマミ３４ｃを操作することにより点火
したり、或いは消火したり、更には火力調節したりする
ことができる。従って従来の如く、身をかがめ膝を床に
突いて操作する必要はなく、作業性が飛躍的に向上す
る。また、操作時に顔が釜に接近することはないので、
火傷のおそれもない。
さにあるコックツマミ３４ｃを操作することにより点火
したり、或いは消火したり、更には火力調節したりする
ことができる。従って従来の如く、身をかがめ膝を床に
突いて操作する必要はなく、作業性が飛躍的に向上す
る。また、操作時に顔が釜に接近することはないので、
火傷のおそれもない。
【００１４】尚、本実施形態では燃焼室とコントロール
ボックスが上下に配置されているものについて説明した
が、従来一般的にはこれらは左右に配置されている。而
して、本発明はこの左右に配置されたタイプについても
当然に適用できる。また、本発明は、本発明の精神を逸
脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本
発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ボックスが上下に配置されているものについて説明した
が、従来一般的にはこれらは左右に配置されている。而
して、本発明はこの左右に配置されたタイプについても
当然に適用できる。また、本発明は、本発明の精神を逸
脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本
発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、上記一実施の形態に示す構成
を有するので、コックツマミ３４ｃを押し回し点火位置
にすれば、小径ガス管３６が開通して微量の燃料ガスが
バーナー２８から吐出する。これと同時に、スパーク発
生器３３に連結されているスパークロッド３１から火花
が発生し、該火花が前記微量の燃焼ガスに引火して種火
状態になる。このとき、該種火によりサーモカップル３
２が温められて起電力を生じ、その電気信号により前記
マグネットスイッチ３５が開状態になる。その後、前記
コックツマミ３４ｃを回していくと、大径ガス管３７も
開通することになり、バーナー２８全体から燃料ガスが
吐出して前記種火により順次引火していく。そして、前
記コックツマミ３４ｃの回転位置を操作すれば火力が任
意に調節できる。又、該コックツマミ３４ｃを逆に回し
て消火位置にすれば、前記小径ガス管３６及び大径ガス
管３７が閉鎖されて消火する。 斯くして、作業者がコッ
クツマミ３４ｃを操作するとき、作業者は身をかがめる
ことなく、該コックツマミ３４ｃの操作を容易に行うこ
とができることは当然であるが、該コックツマミ３４ｃ
の操作にて点火や消火及び火力調整が容易自在に行わ
れ、作業性が向上する等、正に著大なる効果を奏する発
明である。
を有するので、コックツマミ３４ｃを押し回し点火位置
にすれば、小径ガス管３６が開通して微量の燃料ガスが
バーナー２８から吐出する。これと同時に、スパーク発
生器３３に連結されているスパークロッド３１から火花
が発生し、該火花が前記微量の燃焼ガスに引火して種火
状態になる。このとき、該種火によりサーモカップル３
２が温められて起電力を生じ、その電気信号により前記
マグネットスイッチ３５が開状態になる。その後、前記
コックツマミ３４ｃを回していくと、大径ガス管３７も
開通することになり、バーナー２８全体から燃料ガスが
吐出して前記種火により順次引火していく。そして、前
記コックツマミ３４ｃの回転位置を操作すれば火力が任
意に調節できる。又、該コックツマミ３４ｃを逆に回し
て消火位置にすれば、前記小径ガス管３６及び大径ガス
管３７が閉鎖されて消火する。 斯くして、作業者がコッ
クツマミ３４ｃを操作するとき、作業者は身をかがめる
ことなく、該コックツマミ３４ｃの操作を容易に行うこ
とができることは当然であるが、該コックツマミ３４ｃ
の操作にて点火や消火及び火力調整が容易自在に行わ
れ、作業性が向上する等、正に著大なる効果を奏する発
明である。
【図１】本発明の一実施の形態を示し、その一部切欠要
部斜視図。
部斜視図。
【図２】図１に於いて、燃焼室及びコントロールボック
スに収納された主要器具の分解斜視図。
スに収納された主要器具の分解斜視図。
【図３】従来例を示し、その正面図。
２１ 調理釜 ２２ 釜本体 ２３ 内釜 ２４ 外釜 ２６ 燃焼室 ２７ コントロールボックス ３４ コック ３４ａ コック本体 ３４ｂ シャフト ３４ｃ コックツマミ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−173520（ＪＰ，Ａ) 実開 昭52−55991（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−61622（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47J 27/00 - 27/64
Claims (1)
- 【請求項１】 内釜と外釜とにより釜本体を形成し、且
つ、外釜底部を開設してその開設部下方へ燃焼室を配設
し、更に、該燃焼室近傍にコントロールボックスを配設
するとともに、該コントロールボックス前面に点火及び
消火並びに火力調節用コックを配設し、且つ、該コック
に先端部に摘子を設けたシャフトを連結し、該シャフト
の該先端部を釜本体の略下側高さまで延設して成る調理
釜に於て、燃焼室２６内のバーナー２８はノズルホルダ
３０，３０に接続されるとともに、該バーナー直上にス
パークロッド３１及びサーモカップル３２が配設され、
該スパークロッド３１はコントロールボックス２７内の
スパーク発生器３３に接続され、該サーモカップル３２
はコック３４の本体部３４ａに内設されたマグネットス
イッチ３５に接続され、更に、該コック本体部３４ａに
は外部から燃焼ガス配管接続されており、更に、該コッ
ク本体部３４ａを介して小径ガス管３６及び大径ガス管
３７が延設されて前記コントロールボックス２７内に配
管され、該小径ガス管３６及び大径ガス管３７は夫々圧
力調節ガバナー３８，３９を介して上方へ折曲し、前記
燃焼室２６内の前記ノズルホルダ３０，３０に接続され
たことを特徴とする調理釜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7175020A JP2810336B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 調理釜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7175020A JP2810336B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 調理釜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923973A JPH0923973A (ja) | 1997-01-28 |
| JP2810336B2 true JP2810336B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=15988820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7175020A Expired - Lifetime JP2810336B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 調理釜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2810336B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101496950B1 (ko) * | 2013-10-30 | 2015-03-02 | 김인배 | 업소용 국솥 |
| CN110946460B (zh) * | 2018-09-27 | 2021-10-08 | 九阳股份有限公司 | 防烫烹饪容器及蒸汽加热式电饭煲 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537054Y2 (ja) * | 1975-10-15 | 1980-09-01 | ||
| JPS58173520A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-12 | 谷口工業株式会社 | 麺類茹釜 |
| JPS6261622U (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-16 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7175020A patent/JP2810336B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0923973A (ja) | 1997-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0220885B2 (ja) | ||
| JP2810336B2 (ja) | 調理釜 | |
| US6877981B1 (en) | Portable gas cooking range | |
| US4422845A (en) | Liquid hydrocarbon burner with vertically adjustable wick | |
| JP2003269726A (ja) | ガスコンロ | |
| JP4570046B2 (ja) | 加熱調理装置 | |
| JP2824223B2 (ja) | 調理釜 | |
| KR200390619Y1 (ko) | 자동점화밸브가 부착된 가스렌지오븐 | |
| JPS5938641Y2 (ja) | 火鉢 | |
| JP2001153314A (ja) | バーナーヘッド | |
| JPH0923970A (ja) | 調理釜 | |
| JP3116719B2 (ja) | 液体燃料燃焼装置 | |
| KR200390620Y1 (ko) | 자동점화밸브가 부착된 가스그리들/오븐 | |
| JPS5820813Y2 (ja) | 炊飯兼用ガスオ−ブン | |
| KR200375333Y1 (ko) | 회전식 숯 점화장치 | |
| JPH0923972A (ja) | 調理釜 | |
| KR930007115Y1 (ko) | 가스 난방 온수기 | |
| JP3276889B2 (ja) | 炊飯方法、及び、炊飯器 | |
| KR950007690Y1 (ko) | 죽 가열통의 고체알코올 연소기 | |
| JPH1163457A (ja) | 廃液燃焼装置 | |
| KR200321550Y1 (ko) | 점화숯을 이용하기 위한 구이장치 | |
| JPS5820810Y2 (ja) | 暖房器 | |
| JPS61153318A (ja) | ガスコンロ | |
| JPH08178224A (ja) | ガスバーナ装置 | |
| JPS5827262Y2 (ja) | ガスライタ− |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100731 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100731 Year of fee payment: 12 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100731 Year of fee payment: 12 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100731 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110731 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731 Year of fee payment: 15 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |