JPS5820810Y2 - 暖房器 - Google Patents
暖房器Info
- Publication number
- JPS5820810Y2 JPS5820810Y2 JP6662578U JP6662578U JPS5820810Y2 JP S5820810 Y2 JPS5820810 Y2 JP S5820810Y2 JP 6662578 U JP6662578 U JP 6662578U JP 6662578 U JP6662578 U JP 6662578U JP S5820810 Y2 JPS5820810 Y2 JP S5820810Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- cylindrical body
- heater
- kerosene
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は石油ストーブ等の暖房効果を高め、かつ消火時
等の不完全燃焼により悪臭を無くすようにした暖房器に
関する。
等の不完全燃焼により悪臭を無くすようにした暖房器に
関する。
家庭用の簡単な暖房器としては、電気、ガス、石油(白
灯油)等を利用する種々の型式のものがあるが、石油ス
トーブは維持費が最も安価なためひろく用いられている
。
灯油)等を利用する種々の型式のものがあるが、石油ス
トーブは維持費が最も安価なためひろく用いられている
。
ところで、石油ストーブには大別して対流型と反射型と
がある。
がある。
前者は加熱された空気の自然対流を利用するもので、部
屋全体を暖めるのに適しているが、部屋全体が暖まるの
に長時間かかり、しかも部屋全体が暖まっても、天井に
近い部分と床に近い部分とでは5〜10℃程度の温度差
があり、頭部は暑いのに脚部は寒いといったことが起る
。
屋全体を暖めるのに適しているが、部屋全体が暖まるの
に長時間かかり、しかも部屋全体が暖まっても、天井に
近い部分と床に近い部分とでは5〜10℃程度の温度差
があり、頭部は暑いのに脚部は寒いといったことが起る
。
一方、後者は、芯上のニクロム網が赤熱すればそれを背
面の反射板で反射して前方に照射するので、比較的短時
間で暖がとれる利点はあるが、暖房できる範囲が狭く、
シかも脚部は寒いといった問題点がある。
面の反射板で反射して前方に照射するので、比較的短時
間で暖がとれる利点はあるが、暖房できる範囲が狭く、
シかも脚部は寒いといった問題点がある。
そこで、本考案者は、先に既存の石油ストーブ等の暖房
器を用いて、床面に近い部分を効果的に暖めるようにし
た暖房器を提案した。
器を用いて、床面に近い部分を効果的に暖めるようにし
た暖房器を提案した。
この暖房器は、石油ストーブ等の熱源を載置する平面部
とこれに連通した立ち上り部とを有する筒状本体と、こ
の筒状本体内に配置されたファンとを備え、石油ストー
ブ等によって加熱された空気を、ファンによって筒状本
体の立ち上り部の吸気用開口より吸い込み、平面部の吹
出用開口より前方に送り出すようにしたもので、既存の
石油ストーブ等を単に載置するのみで、加熱された空気
が床面に沿って送り出されるため、脚部を効果的に暖め
ることができ、部屋の上下の温度差も少なくなり、快適
な暖房が行なえるといった利点がある。
とこれに連通した立ち上り部とを有する筒状本体と、こ
の筒状本体内に配置されたファンとを備え、石油ストー
ブ等によって加熱された空気を、ファンによって筒状本
体の立ち上り部の吸気用開口より吸い込み、平面部の吹
出用開口より前方に送り出すようにしたもので、既存の
石油ストーブ等を単に載置するのみで、加熱された空気
が床面に沿って送り出されるため、脚部を効果的に暖め
ることができ、部屋の上下の温度差も少なくなり、快適
な暖房が行なえるといった利点がある。
しかしながら、熱源として石油ストーブを用いた場合、
特にその消火時に石油の不完全燃焼により悪臭が発生す
ることが避けられない。
特にその消火時に石油の不完全燃焼により悪臭が発生す
ることが避けられない。
この悪臭を逃がすために、部屋の窓を開放すると、せっ
かく暖房した室内が冷えてしまう。
かく暖房した室内が冷えてしまう。
本考案はこのような点にかんがみ、筒状本体内に配置し
たファンを利用して、消火および/または点火後しばら
くの間に筒状本体内に吸い込んだ空気を室外等に排出す
るようにしたことを特徴とする。
たファンを利用して、消火および/または点火後しばら
くの間に筒状本体内に吸い込んだ空気を室外等に排出す
るようにしたことを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面により説明すると、第1
図はその斜視図を示し、第2図は縦断面図を示す。
図はその斜視図を示し、第2図は縦断面図を示す。
図において、1は石油燃焼式熱源の一例としての反射型
石油ストーブで、中央部にはニクロム網を被せた燃焼筒
2、背面部には反射板3、上方には格子4を備えている
。
石油ストーブで、中央部にはニクロム網を被せた燃焼筒
2、背面部には反射板3、上方には格子4を備えている
。
5は暖房補助器で、6は石油ストーブ1を載置する平面
部7と、その背部に連通ずる立ち上り部8とを有する断
面り字状の扁平な筒状本体で、前記平面部7の前方に吹
出用開ロアaを、また立ち上り部8の上端に吸気用開口
8aを備えている。
部7と、その背部に連通ずる立ち上り部8とを有する断
面り字状の扁平な筒状本体で、前記平面部7の前方に吹
出用開ロアaを、また立ち上り部8の上端に吸気用開口
8aを備えている。
9は前記吹出相開ロアaに取り付けられた風向き調整翼
片、10は温度計である。
片、10は温度計である。
11は前記吸気用開口8aの上を庇状に覆う加熱空気の
案内板である。
案内板である。
12は前記筒状本体6の内部の適当な位置、例えば立ち
上り部8の中途に設けられた送風用のシロッコファンで
、13は給電用のコード、14はコンセントへの差込み
プラグ、15は平面部7の側方に設けられた電源スィッ
チである。
上り部8の中途に設けられた送風用のシロッコファンで
、13は給電用のコード、14はコンセントへの差込み
プラグ、15は平面部7の側方に設けられた電源スィッ
チである。
以上の構成は、本考案者が先に提案した暖房器と基本的
に何ら異なるものではない。
に何ら異なるものではない。
しがるに本考案にあっては、筒状本体6のシロッコファ
ン12の取付個所と吹出相開ロアaとの間の適当個所、
図示例では立ち上り部8のシロッコファン12の下方の
背面部に、排気用開口8bを設け、これにビニールホー
ス等の排気ホース16を装着して、その自由端を室外等
に開口させるとともに、立ち上り部8内と前記排気用開
口8bとを開閉制御する遮蔽板17を設け、立ち上り部
8の外部に遮蔽板17を操作する操作ツマミ17 aを
設けている。
ン12の取付個所と吹出相開ロアaとの間の適当個所、
図示例では立ち上り部8のシロッコファン12の下方の
背面部に、排気用開口8bを設け、これにビニールホー
ス等の排気ホース16を装着して、その自由端を室外等
に開口させるとともに、立ち上り部8内と前記排気用開
口8bとを開閉制御する遮蔽板17を設け、立ち上り部
8の外部に遮蔽板17を操作する操作ツマミ17 aを
設けている。
このような構成において、石油ストーブ1の燃焼芯に点
火し、ニクロム網を赤熱状態にすると、ニクロム網から
放射される赤外線が直接および後方の反射板3で反射さ
れて前方に照射される。
火し、ニクロム網を赤熱状態にすると、ニクロム網から
放射される赤外線が直接および後方の反射板3で反射さ
れて前方に照射される。
一方燃焼芯の燃焼および赤熱状態のニクロム網で加熱さ
れた空気は、格子4を通って石油ストーブ1の上方に出
る。
れた空気は、格子4を通って石油ストーブ1の上方に出
る。
今、遮蔽板17を図示実線位置、すなわち排気用開口8
bを覆うように起立状態にしておいて、差込みプラグ1
4をコンセントに差し込み、電源スィッチ15をONに
すると、シロッコファン12は給電されて回転し始める
。
bを覆うように起立状態にしておいて、差込みプラグ1
4をコンセントに差し込み、電源スィッチ15をONに
すると、シロッコファン12は給電されて回転し始める
。
すると、石油ストーブ1の上方に出た加熱空気は、案内
板11に案内されて、吸気用開口8aから立ち上り部8
内に吸引され、平面部7内を通って吹出相開ロアaから
床面に沿ってゆるやかに送り出される。
板11に案内されて、吸気用開口8aから立ち上り部8
内に吸引され、平面部7内を通って吹出相開ロアaから
床面に沿ってゆるやかに送り出される。
このため、石油ストーブ1による赤外線の輻射と、床面
がらの暖風によって効果的に暖をとることができる。
がらの暖風によって効果的に暖をとることができる。
また、石油ストーブ1を消火する際に、シロッコファン
12を回転させたまま、消火に先立ってまず遮蔽板17
を、第2図の図示二点鎖線位置に倒して、排気用開口8
bを立ち上り部8に連通状態に、かつ平面部7を立ち上
り部8と非連通状態にしておき、しかるのちに石油スト
ーブ1を消火する。
12を回転させたまま、消火に先立ってまず遮蔽板17
を、第2図の図示二点鎖線位置に倒して、排気用開口8
bを立ち上り部8に連通状態に、かつ平面部7を立ち上
り部8と非連通状態にしておき、しかるのちに石油スト
ーブ1を消火する。
すると、石油ストーブ1の燃焼芯の余熱による不完全燃
焼によって生じた悪臭は、余熱状態の空気とともに吸気
用開口8aから立ち上り部8内へ吸引され、排気用開口
8bおよび排気ホース16を通って室外等へ排出される
。
焼によって生じた悪臭は、余熱状態の空気とともに吸気
用開口8aから立ち上り部8内へ吸引され、排気用開口
8bおよび排気ホース16を通って室外等へ排出される
。
しばらくこのままの状態を保持し、完全に悪臭の発生が
なくなった時点で、電源スィッチ15をOFFにする。
なくなった時点で、電源スィッチ15をOFFにする。
このようにすれば、消火の際に発生する不完全燃焼ガス
はすべて、室外に排出されるので、悪臭を完全に無くす
ことができる。
はすべて、室外に排出されるので、悪臭を完全に無くす
ことができる。
なお、石油ストーブ1の点火の際にも若干不完全燃焼に
よる悪臭が発生するので、点火の際は、遮蔽板17を第
2図の図示二点鎖線位置に倒したまま電源スィッチ15
をONにしてシロッコファン12を回転動作せしめてお
いてから、石油ストーブ1に点火する。
よる悪臭が発生するので、点火の際は、遮蔽板17を第
2図の図示二点鎖線位置に倒したまま電源スィッチ15
をONにしてシロッコファン12を回転動作せしめてお
いてから、石油ストーブ1に点火する。
すると、前述と同様に不完全燃焼による悪臭は室外に排
出されるので、石油ストーブ1が完全燃焼するようにな
ると、遮蔽板17を第2図の図示実線位置に起立状態に
すればよい。
出されるので、石油ストーブ1が完全燃焼するようにな
ると、遮蔽板17を第2図の図示実線位置に起立状態に
すればよい。
上記実施例は、遮蔽板17を操作ツマミ17aによって
手動で開閉制御する場合について説明したが、もし必要
ならば、電源スィッチ15の他に消火用スイッチおよび
/または点火用スイヘンチを設けるとともに、遅延回路
および駆動手段を設けて、消火の際は、消火用スイッチ
をOFFにすると、遮蔽板17が直ちに第2図の図示実
線位置がら二点鎖線位置に回動するとともに、ある時間
だけ遅れてシロッコファン12が停止するようにし、ま
た点火の際は、点火用スイッチをONにすると、シロッ
コファン12が直ちに作動を開始するとともに、ある時
間だけ遅れて遮蔽板17が第2図の図示二点鎖線位置か
ら実線位置に回動するようにしてもよい。
手動で開閉制御する場合について説明したが、もし必要
ならば、電源スィッチ15の他に消火用スイッチおよび
/または点火用スイヘンチを設けるとともに、遅延回路
および駆動手段を設けて、消火の際は、消火用スイッチ
をOFFにすると、遮蔽板17が直ちに第2図の図示実
線位置がら二点鎖線位置に回動するとともに、ある時間
だけ遅れてシロッコファン12が停止するようにし、ま
た点火の際は、点火用スイッチをONにすると、シロッ
コファン12が直ちに作動を開始するとともに、ある時
間だけ遅れて遮蔽板17が第2図の図示二点鎖線位置か
ら実線位置に回動するようにしてもよい。
なお、上記実施例は石油ストーブ1と暖房補助器5とを
別体として、既存の石油ストーブを用い得るようにした
場合について説明したが、両者を一体としてもよい。
別体として、既存の石油ストーブを用い得るようにした
場合について説明したが、両者を一体としてもよい。
本考案は以上のように、少なくとも平面部および立ち上
り部を有する筒状本体と、前記平面部の前方の吹出用開
口と、前記立ち上り部の上端の吸気用開口と、この筒状
本体内に配置されたファンと、前記平面部上に配置され
た石油燃焼式熱源とを備えてなる暖房器において、前記
筒状本体の中途に排気用開口を設けるとともに、筒状本
体内部および排気用開口を開閉する遮蔽板を設けたがら
、簡単かつ安価な装置で、石油燃焼式熱源がらの輻射熱
とともに、床面に沿って送り出される暖風によって効果
的に暖房できるのみならず、石油燃焼式熱源の消火およ
び/または点火の際に、不完全燃焼によって生ずる悪臭
をなくすことができるという優れた効果を奏する。
り部を有する筒状本体と、前記平面部の前方の吹出用開
口と、前記立ち上り部の上端の吸気用開口と、この筒状
本体内に配置されたファンと、前記平面部上に配置され
た石油燃焼式熱源とを備えてなる暖房器において、前記
筒状本体の中途に排気用開口を設けるとともに、筒状本
体内部および排気用開口を開閉する遮蔽板を設けたがら
、簡単かつ安価な装置で、石油燃焼式熱源がらの輻射熱
とともに、床面に沿って送り出される暖風によって効果
的に暖房できるのみならず、石油燃焼式熱源の消火およ
び/または点火の際に、不完全燃焼によって生ずる悪臭
をなくすことができるという優れた効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例の暖房器の斜視図、第2図は
第1図の縦断面図である。 1・・・・・・石油燃焼式熱源(石油ストーブ)、5・
・・・・・暖房補助器、6・・・・・・筒状本体、7・
・・・・・平面部、7a・・・・・・吹出用開口、8・
・・・・・立ち上り部、8a・・・・・・吸気用開口、
12・・・・・・ファン、8b・・・・・・排気用開口
、16・・・・・・排気ホース、17・・・・・・遮蔽
板。
第1図の縦断面図である。 1・・・・・・石油燃焼式熱源(石油ストーブ)、5・
・・・・・暖房補助器、6・・・・・・筒状本体、7・
・・・・・平面部、7a・・・・・・吹出用開口、8・
・・・・・立ち上り部、8a・・・・・・吸気用開口、
12・・・・・・ファン、8b・・・・・・排気用開口
、16・・・・・・排気ホース、17・・・・・・遮蔽
板。
Claims (1)
- 少なくとも平面部および立ち上り部を有する筒状本体と
、前記平面部の前方の吹出用開口と、前記立ち上り部の
上端の吸気用開口と、前記筒状本体内に配置されたファ
ンと、前記平面部上に配置された石油燃焼式熱源とを備
えてなる暖房器において、前記筒状本体の中途に排気用
開口を設けるとともに、前記排気用開口および筒状本体
内部を開閉する遮蔽板を設けたことを特徴とする暖房器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6662578U JPS5820810Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6662578U JPS5820810Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 暖房器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54168047U JPS54168047U (ja) | 1979-11-27 |
JPS5820810Y2 true JPS5820810Y2 (ja) | 1983-05-02 |
Family
ID=28972808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6662578U Expired JPS5820810Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 暖房器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820810Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-17 JP JP6662578U patent/JPS5820810Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54168047U (ja) | 1979-11-27 |
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