JP2807313B2 - 磁気抵抗型ヘッドを持つ磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気抵抗型ヘッドを持つ磁気記録再生装置

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JP2807313B2 JP2142011A JP14201190A JP2807313B2 JP 2807313 B2 JP2807313 B2 JP 2807313B2 JP 2142011 A JP2142011 A JP 2142011A JP 14201190 A JP14201190 A JP 14201190A JP 2807313 B2 JP2807313 B2 JP 2807313B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は高速データ転送が可能な磁気ディスク装置等
の磁気記録再生装置に係り、特に磁気抵抗型ヘッドを持
つ磁気記録再生装置に関する。
(従来の技術) 例えば磁気ディスク装置では、一般に、第3図に示す
ように、図示せぬCPUとの間で取り交わすパラレルデー
タをシリアルデータに変換してデータの記録/再生を行
う。なお、第3図において、図中11はエンコーダ/デコ
ーダ(E/D)、12はリード/ライト回路(R/W)、13はヘ
ッドセレクト回路(HS)である。ここで、磁気ディスク
装置では、複数のディスク(記録媒体)のそれぞれの両
面に、複数のヘッド(ここでは、ヘッドH0、H1だけを示
す)が設けられており、そのうちの1つがヘッドセレク
ト回路13によって選択され、その選択されたヘッドを通
じてデータの記録/再生が行われる。
ところで、近年、CPUの高速化に伴って磁気ディスク
装置等の外部記憶装置の高速データ転送化が要求されて
いる。一般に、磁気ディスク装置のデータ転送速度を上
げるためには、 (1)ディスクの回転数を上げる (2)線記録密度を上げる の2つの方法がある。しかし、(1)の方法では駆動用
の電力が上り、(2)の方法では空隙損失によりS/N比
が劣化し、さらに、データ処理用のLSIの速度が追い付
かないといった欠点がある。
そこで、従来、第4図に示すように、複数のヘッドを
同時に使用して、データ転送速度を上げる構成とした装
置がある。この装置では、例えばデータの記録時におい
て、図示せぬCPUからパラレルのデータが送られてくる
と、このパラレルデータはエンコーダ/デコーダ(E/
D)21で適当な変調方式でシリアルデータに変換され、
さらに、第5図に示すように1ビットおきに交互にサン
プリングされる。このようにしてサンプリングされた各
シリアルデータは、ヘッドH1用のリード/ライト回路
(R/W)22およびヘッドH0用のリード/ライト回路(R/
W)23にそれぞれ転送される。リード/ライト回路22、2
3は、このデータをNRZI信号に変換して、それぞれ対応
するヘッドH1、H0に転送することにより、データをディ
スク上に記憶する。
このような方法を用いれば、内部シリアルデータの転
送速度は結果的に1/2になる。この場合、第4図の例で
はヘッドが2個であったが、当然のことながらヘッドの
数が増えれば、その数に応じて内部データ転送速度は向
上し、例えばパラレルデータのビット数の同じ数のヘッ
ドが存在すれば、シリアル−パラレル変換器が不用とな
る。また、第4図の例ではディスクの両面に2つのヘッ
ドをそれぞれ配置しているが、複数のヘッドを用いると
いう点では同一ディスク面上の異なるトラック位置、例
えば内周と外周というようにヘッドを配置しても良い。
しかしながら、この方法では、複数のヘッドを同時に
使用するため、各ヘッドを同時にオントラックさせる必
要があり、そのための制御に困難を要する問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、従来、磁気ディスク装置内のデータ
転送を高速化する構成とした際には、各ヘッドを同時に
オントラックさせる必要があり、そのために複雑な制御
を必要とする等の問題があった。
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、複数
のヘッドを同時にオントラックさせる等の複雑な制御を
必要とせずに、装置内部で高速にデータを転送すること
のできる磁気抵抗型ヘッドを持つ磁気記録再生装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段と作用) すなわち、本発明の磁気記録再生装置は、複数のトラ
ックにまたがり、所定のトラック間隔で複数の磁気ギャ
ップが設けられた記録用ヘッドと、この記録用ヘッドの
上記各磁気ギャップを包含するトラック幅に対応するヘ
ッド幅を持つ磁気抵抗形ヘッドからなる再生用ヘッドと
を備え、記録時には上記記録用ヘッドの上記各磁気ギャ
ップを同時に使用して上記複数のトラックに同時にデー
タを記録し、再生時には上記再生用ヘッドのみを使用し
て上記複数のトラックから同時にデータの再生を行うこ
とを特徴とする。
さらに、記録時には上記記録用ヘッドの上記各磁気ギ
ャップを通じて相隣る2つのトラックにデータを同時に
記録し、再生時には上記再生用ヘッドが上記2つのトラ
ックをまたがり、これらのトラックに記録されたデータ
を同時に再生することにより、2つのトラックのデータ
の組合せで正、負、ゼロの3値記録を行うことを特徴と
する。このような構成により、3値記録が可能となり、
再生回路の削減によりコストダウンが図れると共に、複
数のヘッドを同時にオントラックさせる等の複雑な制御
を必要とせずに、装置内部のデータ転送速度を向上させ
ることができる。
(実施例) 以下、第1図及び第2図を参照して本発明の一実施例
を説明する。
本実施例では、記録用として誘導磁束形ヘッドに設け
た2つの磁気ギャップを同時に使用し、再生用として磁
気抵抗形ヘッドを用いることにより、再生回路の数を削
減することを特徴とする。これを第2図を用いて説明す
ると、記録は誘導磁束形ヘッドの磁気ギャップ71、72で
2つのトラックに同時に行い、再生は磁気抵抗形ヘッド
73で2つのトラックにまたがって同時に行う。これによ
り、3値記録が可能となる。
すなわち、例えばトラックnにN極、トラックn+1
にS極を記録すると、再生時には2つのトラックの磁束
が打ち消し合う。これにより、磁束はゼロとなり、再生
出力はゼロとなる。また、トラックn、n+1が共にN
極ならば、磁束はN極であり、その再生出力は例えばプ
ラス電圧となり、逆に、トラックn、n+1が共にS極
ならば、磁束はS極であり、その再生出力は例えばマイ
ナス電圧となる。このように、「ゼロ」、「マイナス電
圧」、「プラス電圧」の3値記録が可能となる。このよ
うな方式を用いれば、記録回路は2つ必要であるが、再
生回路は1つで良いことになる。一般に、記録回路より
も再生回路の方が複雑で回路量も多いので、大幅なコス
トダウンが図れる。
第1図は本発明の一実施例に係る構成を示す図であ
る。第1図において、エンコーダ/デコーダ(E/D)61
は、図示せぬCPUから転送されてくる連続した記録再生
データをヘッド数に応じて分割する機能を備えている。
ヘッドセレクト回路(HS)62は、CPUからのヘッドセレ
クト信号により、記録用ヘッドとしてのヘッド67あるい
はヘッド68を選択する。ここで、ヘッド67、68は、誘導
磁束形ヘッドからなり、ディスクの両面に配設されてい
る。このヘッド67、68には、所定トラック間隔で配設さ
れた2つの磁気ギャップH10、H11、磁気ギャップH00、H
01がそれぞれ設けられている。
ライト回路(W)63は、ヘッドセレクト回路62によっ
て選択されたヘッド67の磁気ギャップH11あるいはヘッ
ド68の磁気ギャップH01を通じてデータの記録を行う。
同様に、ライト回路(W)64は、ヘッドセレクト回路62
によって選択されたヘッド67の磁気ギャップH10あるい
はヘッド68の磁気ギャップH00を通じてデータの記録を
行う。また、リード回路(R)65は、再生用ヘッドMRH1
あるいはMRH0を通じてデータの再生を行う。ここで、ヘ
ッドMRH1、MRH0は、磁気抵抗形ヘッドからなり、ヘッド
67、68と同様、ディスクの両面に配設されている。ヘッ
ドセレクト回路(HS)66は、CPUからのヘッドセレクト
信号により、再生用ヘッドとしてのMRH1あるいはMRH0を
選択する。
このような構成によれば、記録用としてヘッド67の磁
気ギャップH11、H10あるいはヘッド68の磁気ギャップH0
1、H00を同時に使用し、再生用として磁気抵抗形ヘッド
を用いることにより、3値記録が可能となり、また、複
数のヘッドを同時にオントラックさせる等の複雑な制御
を必要とせずに、装置内部のデータ転送速度を向上させ
ることができる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、記録用として1つのヘ
ッドに設けられた複数の磁気ギャップを同時に使用し、
また、再生用として磁気抵抗形ヘッドを用いることによ
り、3値記録が可能となり、再生回路の削減によりコス
トダウンが図れると共に、複数のヘッドを同時にオント
ラックさせる等の複雑な制御を必要とせずに、装置内部
のデータ転送速度を向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る構成を示す図、第2図
は同実施例のデータ記録/再生動作を説明するための
図、第3図乃至第4図は従来の構成を示す図、第5図は
従来のデータ転送処理を説明するための図である。 61……エンコーダ/デコーダ(E/D)、62……ヘッドセ
レクト回路(HS)、63および64……ライト回路(W)、
65……リード回路(R)、66……ヘッドセレクト回路
(HS)、67および68……ヘッド、71および72……磁気ギ
ャップ、73……磁気抵抗形ヘッド。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトラックにまたがり、所定のトラッ
    ク間隔で複数の磁気ギャップが設けられた記録用ヘッド
    と、 この記録用ヘッドの上記各磁気ギャップを包含するトラ
    ック幅に対応するヘッド幅を持つ磁気抵抗形ヘッドから
    なる再生用ヘッドとを備え、 記録時には上記記録用ヘッドの上記各磁気ギャップを同
    時に使用して上記複数のトラックに同時にデータを記録
    し、 再生時には上記再生用ヘッドのみを使用して上記複数の
    トラックから同時にデータの再生を行うことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】複数のトラックにまたがり、所定のトラッ
    ク間隔で複数の磁気ギャップが設けられた記録用ヘッド
    と、 この記録用ヘッドの上記各磁気ギャップを包含するトラ
    ック幅に対応するヘッド幅を持つ磁気抵抗形ヘッドから
    なる再生用ヘッドとを備え、 記録時には上記記録用ヘッドの上記各磁気ギャップを通
    じて相隣る2つのトラックにデータを同時に記録し、 再生時には上記再生用ヘッドが上記2つのトラックにま
    たがり、これらのトラックに記録されたデータを同時に
    再生することにより、 2つのトラックのデータの組合せで正、負、ゼロの3値
    記録を行うことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP2142011A 1990-05-31 1990-05-31 磁気抵抗型ヘッドを持つ磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP2807313B2 (ja)

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