JP2804199B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

Info

Publication number
JP2804199B2
JP2804199B2 JP4082356A JP8235692A JP2804199B2 JP 2804199 B2 JP2804199 B2 JP 2804199B2 JP 4082356 A JP4082356 A JP 4082356A JP 8235692 A JP8235692 A JP 8235692A JP 2804199 B2 JP2804199 B2 JP 2804199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanner
document
mirror base
leading edge
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4082356A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05281624A (ja
Inventor
順向 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4082356A priority Critical patent/JP2804199B2/ja
Publication of JPH05281624A publication Critical patent/JPH05281624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2804199B2 publication Critical patent/JP2804199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿走査用のスキャナ
が正常に動作してるかどうかを監視する複写機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】原稿走査用スキャナは、一般にームポ
ジョンから駆動されて原稿先端に到達した時にその移動
速度が安定するように設計される必要がある。これを立
ち上がり整定という。従来は、ホームポジョンから原稿
先端までの間にスキャナのスピードが立ち上がり整定す
るようにモータを制御していたが、具体的に立ち上がり
整定を検出していた訳ではなく、あくまで立ち上がり整
定しているであろうという前提の元で原稿走査を行って
いた。
【0003】また、移動速度が整定された後一定速度で
原稿走査を行う必要があるが、従来はモータの回転ムラ
が一定範囲内になるようにモータの制御を行うようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、固体間のバラ
ツキのために立ち上がり整定距離も一定ではない。この
ため、原稿の先端に入っても立ち上がり整定を完了して
ない場合があり、この場合には原稿先端部の画像読み取
りが不正確となり再現時に画像ブレを起こす問題があ
る。また、安定速度で原稿走査を行っている最中に許容
幅を超える回転ムラが生じた時にも読み取り画像のブレ
を起こす問題がある。
【0005】本発明の目的は、スキャナの動作を監視す
ることにより読み取り画像のブレが生じたかどうかを判
し、読み取り画像のブレが生じたときにはコピー作業
を禁止する複写機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿走査用ス
キャナを駆動するモータのロータリエンコーダ出力から
該スキャナが所定の位置にある時の移動速度を検出し
て、該スキャナの動作が正常か否かを判定し、該判定で
スキャナの動作が正常でないと判定したとき用紙を給紙
しないことを特徴とする。 また、前記所定の位置は、原
稿先端位置とした。
【0007】
【作用】原稿走査用スキャナを駆動するモータのロータ
リエンコーダは、モータが1回転することに所定数のパ
ルスを出力する。このパルスより、次の2つの情報を得
ることができる。
【0008】(1)スキャナのホームポジションからの
移動距離 ロータリエンコーダ出力1パルスにつきスキャナが何m
m又は何cm進むかが分かっているために、このロータ
リエンコーダ出力をカウントすることでスキャナの移動
距離を知ることができる。
【0009】(2)スキャナの移動速度 ロータリエンコーダ出力をF/V変換(周波数−電圧変
換)することより、ロータリエンコーダパルス周波数に
比例した電圧を得ることができる。この電圧はモータ回
転に比例するために、スキャナの移動速度を知ることが
できる。
【0010】上記の(1),(2)の情報より、スキャ
ナが所定の位置にある時の移動速度を検出でき、それに
よってスキャナの動作が正常か否かを判定する。たとえ
ば、原稿先端位置でのスキャナの整定有無を判定するに
は、原稿先端位置にスキャナが来た時の移動速度を検出
し、その移動速度が予め決められた移動速度に達し且つ
安定しているかどうかによってスキャナの動作が正常か
否か(立ち上がり整定がうまくいったかどうか)を判定
する。ここで、スキャナの動作が正常でないと判定する
と用紙の給紙を禁止する。したがって、スキャナの動作
が正常でないときのコピーを禁止できる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例の複写機の要部構成
図を示している。第1ミラーベース1は、第1ミラー1
0とコピーランプ11とを備え、コピーランプ11の照
射光は原稿で反射されて第1ミラー10に入射し、さら
にここで反射されて図示しない感光体ドラムの露光点に
導かれる。図のAは露光位置を示している。2はテーブ
ルガラスであり、この上に原稿が乗せられる。図のB点
は原稿先端位置を示す。3はミラーホームポジションセ
ンサであり、コピー動作時には第1ミラーベース1がこ
のセンサ3の位置に停止している。4はスキャナモータ
であり、このモータの駆動力によって上記第1ミラーベ
ース1を図の矢印方向にスキャンする。このスキャナモ
ータ4の回転軸には、公知のロータリエンコーダREが
取り付けられ、該ロータリエンコーダREの出力はCP
U5とF/変換器6に入力される。ロータリエンコー
ダ出力はパルス列であって、1パルスに対して第1ミラ
ーベース1の移動距離が対応づけられている。CPU5
は、上記ロータリエンコーダ出力を受けることによって
そのパルス数をカウントすることで第1ミラーベース1
のホームポジションからの移動距離を求める。F/V変
換器6は、ロータリエンコーダ出力のF/V変換を行い
入力パルス周波数に比例した電圧を形成する。この電圧
はCPU5に与えられ、該CPU5において第1ミラー
ベース1の移動速度を検出する。CPU5は、上記のよ
うにして得られた情報から、原稿先端位置B点において
第1ミラーベース1の移動速度が整定速度になっていな
い場合、または安定していない場合に、表示器7にトラ
ブル表示を行う。また、用紙の給紙タイミングを決定す
るPSローラのソレノイド8を上記情報に基づいて制御
する。すなわち、原稿先端位置B点において第1ミラー
ベース1の立ち上がり整定が正常に行われた場合にのみ
このPSソレノイド8をオンするが、そうでない場合に
はこのソレノイド8のオンを行わない。したがって用紙
が給紙されない。この場合、光路は図2に示すように設
計される必要がある。すなわち、第1ミラーベース1が
原稿先端位置B点に達した後にPSローラ8aがオンさ
れるタイミングとなるように機構及び光路設計を行う必
要がある。第2図において説明すると、感光体ドラム9
上の露光点C点から転写点D点まで回転する時間tと用
紙10がPSローラ8aから上記転写点D点に搬送され
る時間t′との関係がt>t′であるように機構及び光
路設計する。
【0012】このような設計を行うことによって、原稿
先端位置B点において正常に立ち上がり整定されなかっ
た場合PSローラ8aの動作を禁止し、用紙10が給紙
されないようにできる。すなわち、コピーが行われない
ようにすることができる。
【0013】図3は、上記ロータリエンコーダ出力RE
とF/V変換器6の特性図を示している。また、図4は
第1ミラーベース1をホームポジションから駆動した時
のF/V出力特性を示している。第1ミラーベース1が
所定回転数に到達するとF/V出力がV0 を中心にΔV
0 の許容幅で出力される。したがって、原稿先端位置B
点において立ち上がり整定が正常に完了したかどうかを
検出するには、F/V出力が上記B点においてV0 プラ
スマイナスΔV0 /2の範囲に入っているか否かを知れ
ばよい。
【0014】図5は、以上に述べた制御方法のフローチ
ャートを示している。
【0015】レジスタsはミススキャン数を記憶する。
第1ミラーベース1のスキャンを開始して、該第1ミラ
ーベース1が原稿先端位置B点に到達することを検出す
ると、整定しているかどうかの判定を行う。整定してい
る場合にはPSソレノイド8をオンしてコピー処理に移
る。整定していない場合には、sを1つ増やし再スキャ
ンを行う。最大3回まで同じ動作を行い、3回とも失敗
すれば表示器7にトラブル表示を行う。
【0016】また、第1ミラーベース1が原稿先端位置
B点において正常に整定したかどうかだけでなく、原稿
走査中における移動速度ムラを検出して、トラブル表示
を行わせることもできる。
【0017】図1において、第1ミラーベース1が原稿
先端位置B点において正常に整定した場合でも、原稿走
査中に図4に示すΔV0 を超える移動速度ムラ(モータ
の回転ムラ)を生じる場合がある。このような場合にも
表示器上にトラブル表示をおこなう。
【0018】図6はこの制御のフローチャートを示す。
ここで、l1 はホームポジションから原稿先端位置P点
までの距離、l2 はポームポジションから原稿サイズ等
によって計算されるフィード長、lはホームポジション
から第1ミラーベース1までの距離を示す。すなわち、
第1ミラーベース1が原稿先端位置B点に達した段階で
F/V出力がV0 を中心としてΔV0 の範囲内にあるか
どうかの判定を行い、その範囲を超えている場合にはト
ラブル表示を行う。フィードが完了するまでにモータの
大きな回転ムラが生じなかった場合にはスキャンが正常
に完了したものとする。
【0019】さらに、第1ミラーベース1のフィード中
に大きな回転ムラを検出した時には以下の処理を行わせ
るようにしてもよい。
【0020】図7は、制御フローチャートを示してい
る。ここでは、第1ミラーベース1のフィード中に大き
な回転ムラを検出した時その時のコピー処理により得ら
れたコピー済み用紙を第2トレイに排出し、再度その原
稿に対してのコピー動作を行う。3回連続して大きな回
転ムラを検出した場合には表示器にトラブル表示を行
う。
【0021】図8は、第2トレイの配置位置を示す。定
着ユニット20の後方にゲート21が配置され、このゲ
ート21を上下動制御することにより定着ユニット20
を通過した複写用紙を通常トレイ22または第2トレイ
23に排出する。24は上記ゲート21を制御するため
のゲートソレノイドである。
【0022】
【発明の効果】固体間のバラツキや、経時変化によって
立ち上がり整定がうまくいかない場合、その状態を確実
に検出し、コピー作業を禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の方法を適用した複写機の要部
構成図を示す。
【図2】上記複写機の感光体ドラム周辺部の要部構成を
示す図
【図3】ロータリエンコーダのパルス出力列とF/V変
換出力電圧を示す図
【図4】第1ミラーベースを駆動した時のF/V出力変
化特性を示す図
【図5】第1ミラーベースの制御動作を示すフローチャ
ート
【図6】本発明の他の実施例の制御フローチャート
【図7】本発明のさらに他の実施例の制御フローチャー
【図8】第2トレイの位置を示す複写機の要部構成図
【符号の説明】
1−第1ミラーベース 3−ミラーホームポジションセンサ 4−スキャナモータ A−露光位置1 B−原稿先端位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿走査用スキャナを駆動するモータのロ
    ータリエンコーダ出力から該スキャナが所定の位置にあ
    る時の移動速度を検出して、該スキャナの動作が正常か
    否かを判定し、該判定でスキャナの動作が正常でないと
    判定したとき用紙を給紙しないことを特徴とする複写
    機。
  2. 【請求項2】前記所定の位置は、原稿先端位置とした請
    求項1記載の複写機。
JP4082356A 1992-04-03 1992-04-03 複写機 Expired - Lifetime JP2804199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4082356A JP2804199B2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4082356A JP2804199B2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 複写機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05281624A JPH05281624A (ja) 1993-10-29
JP2804199B2 true JP2804199B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=13772305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4082356A Expired - Lifetime JP2804199B2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2804199B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2924759B2 (ja) * 1996-02-20 1999-07-26 日本電気株式会社 原稿読取装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135180A (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 Fuji Xerox Co Ltd スキヤナ用モ−タ制御装置
JPS6262308U (ja) * 1985-10-08 1987-04-17
JPS63153531A (ja) * 1986-12-18 1988-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 複写機における移動体の速度制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05281624A (ja) 1993-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5313311A (en) Hybrid mechanical and electronic deskew of scanned images in an image input terminal
CN1226686A (zh) 图像形成装置
US7286776B2 (en) Color image forming apparatus with vibration control method for controlling the same and control program for implementing the method
JP2804199B2 (ja) 複写機
US4635129A (en) Image scanning apparatus
US5703455A (en) Control device for a stepping motor included in an electronic apparatus
JP3640287B2 (ja) スキャナ制御装置及び画像形成装置
US6081682A (en) Original scanning device with backward scanning control feature and related method
JPH02308234A (ja) 画像読取装置
JPH0690553B2 (ja) 画像形成装置
JP2898989B2 (ja) 記録装置
JP2780182B2 (ja) 原稿走査装置
JP2892863B2 (ja) スキャナ
JPH0193766A (ja) スキャナモータのレディ状態検出装置
JPH08276616A (ja) 画像形成装置
JP2676507B2 (ja) 画像投影装置
JPH11202564A (ja) 画像形成装置
JPH0654150A (ja) ジターレス画像形成装置
JPH03163477A (ja) 分割露光装置
JPH0727481Y2 (ja) 記録装置
JPS62172338A (ja) 可変倍率複写機
JPH05281487A (ja) 光書き込み装置
JPS6397062A (ja) 複写機
JPH01291270A (ja) 複写機
JP2003092668A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070717

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080717

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080717

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090717

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100717

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110717

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110717

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 14