JPH05281624A - スキャナの動作監視方法 - Google Patents

スキャナの動作監視方法

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JPH05281624A
JPH05281624A JP4082356A JP8235692A JPH05281624A JP H05281624 A JPH05281624 A JP H05281624A JP 4082356 A JP4082356 A JP 4082356A JP 8235692 A JP8235692 A JP 8235692A JP H05281624 A JPH05281624 A JP H05281624A
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scanner
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿走査時の画像読み取りブレを検出できるよ
うにする。 【構成】スキャナモータ4のロータリエンコーダREか
らスキャナが所定の位置にある時の移動速度を検出して
該スキャナの動作が正常か否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等、原稿走査用
のスキャナを備える装置において、スキャナが正常に動
作してるかどうかを監視する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿走査用スキャナは、一般にポームポ
ジョンから駆動されて原稿先端に到達した時にその移動
速度が安定するように設計される必要がある。これを立
ち上がり整定という。従来は、ホームポジョンから原稿
先端までの間にスキャナのスピードが立ち上がり整定す
るようにモータを制御していたが、具体的に立ち上がり
整定を検出していた訳ではなく、あくまで立ち上がり整
定しているであろうという前提の元で原稿走査を行って
いた。
【0003】また、移動速度が整定された後一定速度で
原稿走査を行う必要があるが、従来はモータの回転ムラ
が一定範囲内になるようにモータの制御を行うようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、固体間のバラ
ツキのために立ち上がり整定距離も一定ではない。この
ため、原稿の先端に入っても立ち上がり整定を完了して
ない場合があり、この場合には原稿先端部の画像読み取
りが不正確となり再現時に画像ブレを起こす問題があ
る。また、安定速度で原稿走査を行っている最中に許容
幅を超える回転ムラが生じた時にも読み取り画像のブレ
を起こす問題がある。
【0005】本発明の目的は、スキャナの動作を監視す
ることにより読み取り画像のブレが生じたかどうかを判
定可能なスキャナの動作監視方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿走査用ス
キャナを駆動するモータのロータリエンコーダ出力から
該スキャナが所定の位置にある時の移動速度を検出し
て、該スキャナの動作が正常か否かを判定することを特
徴とする。
【0007】
【作用】原稿走査用スキャナを駆動するモータのロータ
リエンコーダは、モータが1回転することに所定数のパ
ルスを出力する。このパルスより、次の2つの情報を得
ることができる。
【0008】(1)スキャナのホームポジションからの
移動距離 ロータリエンコーダ出力1パルスにつきスキャナが何m
m又は何cm進むかが分かっているために、このロータ
リエンコーダ出力をカウントすることでスキャナの移動
距離を知ることができる。
【0009】(2)スキャナの移動速度 ロータリエンコーダ出力をF/V変換(周波数−電圧変
換)することより、ロータリエンコーダパルス周波数に
比例した電圧を得ることができる。この電圧はモータ回
転に比例するために、スキャナの移動速度を知ることが
できる。
【0010】上記の(1),(2)の情報より、スキャ
ナが所定の位置にある時の移動速度を検出でき、それに
よってスキャナの動作が正常か否かを判定する。たとえ
ば、原稿先端位置でのスキャナの整定有無を判定するに
は、原稿先端位置にスキャナが来た時の移動速度を検出
し、その移動速度が予め決められた移動速度に達し且つ
安定しているかどうかを判定する。また、スキャナの安
定走行時の任意の時点において移動速度を検出し、その
移動速度が予め決められた安定速度の許容範囲内にある
かどうかの判定を行う。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例のスキャナ動作監視
方法が適用された複写機の要部構成図を示している。第
1ミラーベース1は、第1ミラー10とコピーランプ1
1とを備え、コピーランプ11の照射光は原稿で反射さ
れて第1ミラー10に入射し、さらにここで反射されて
図示しない感光体ドラムの露光点に導かれる。図のAは
露光位置を示している。2はテーブルガラスであり、こ
の上に原稿が乗せられる。図のB点は原稿先端位置を示
す。3はミラーホームポジションセンサであり、 コピ
ー動作時には第1ミラーベース1がこのセンサ3の位置
に停止している。4はスキャナモータであり、このモー
タの駆動力によって上記第1ミラーベース1を図の矢印
方向にスキャンする。このスキャナモータ4の回転軸に
は、公知のロータリエンコーダREが取り付けられ、該
ロータリエンコーダREの出力はCPU5とF/B変換
器6に入力される。ロータリエンコーダ出力はパルス列
であって、1パルスに対して第1ミラーベース1の移動
距離が対応づけられている。CPU5は、上記ロータリ
エンコーダ出力を受けることによってそのパルス数をカ
ウントすることで第1ミラーベース1のホームポジショ
ンからの移動距離を求める。F/V変換器6は、ロータ
リエンコーダ出力のF/V変換を行い入力パルス周波数
に比例した電圧を形成する。この電圧はCPU5に与え
られ、該CPU5において第1ミラーベース1の移動速
度を検出する。CPU5は、上記のようにして得られた
情報から、原稿先端位置B点において第1ミラーベース
1の移動速度が整定速度になっていない場合、または安
定していない場合に、表示器7にトラブル表示を行う。
また、用紙の給紙タイミングを決定するPSローラのソ
レノイド8を上記情報に基づいて制御する。すなわち、
原稿先端位置B点において第1ミラーベース1の立ち上
がり整定が正常に行われた場合にのみこのPSソレノイ
ド8をオンするが、そうでない場合にはこのソレノイド
8のオンを行わない。したがって用紙が給紙されない。
この場合、光路は図2に示すように設計される必要があ
る。すなわち、第1ミラーベース1が原稿先端位置B点
に達した後にPSローラ8aがオンされるタイミングと
なるように機構及び光路設計を行う必要がある。第2図
において説明すると、感光体ドラムQ上の露光点C点か
ら転写点D点まで回転する時間tと用紙10がPSロー
ラ8aから上記転写点D点に搬送される時間t′との関
係がt>t′であるように機構及び光路設計する。
【0012】このような設計を行うことによって、原稿
先端位置B点において正常に立ち上がり整定されなかっ
た場合PSローラ8aの動作を禁止し、用紙10が給紙
されないようにできる。すなわち、コピーが行われない
ようにすることができる。
【0013】図3は、上記ロータリエンコーダ出力RE
とF/V変換器6の特性図を示している。また、図4は
第1ミラーベース1をホームポジションから駆動した時
のF/V出力特性を示している。第1ミラーベース1が
所定回転数に到達するとF/V出力がV0 を中心にΔV
0 の許容幅で出力される。したがって、原稿先端位置B
点において立ち上がり整定が正常に完了したかどうかを
検出するには、F/V出力が上記B点においてV0 プラ
スマイナスΔV0 /2の範囲に入っているか否かを知れ
ばよい。
【0014】図5は、以上に述べた制御方法のフローチ
ャートを示している。
【0015】レジスタsはミススキャン数を記憶する。
第1ミラーベース1のスキャンを開始して、該第1ミラ
ーベース1が原稿先端位置B点に到達することを検出す
ると、整定しているかどうかの判定を行う。整定してい
る場合にはPSソレノイド8をオンしてコピー処理に移
る。整定していない場合には、sを1つ増やし再スキャ
ンを行う。最大3回まで同じ動作を行い、3回とも失敗
すれば表示器7にトラブル表示を行う。
【0016】次に本発明の他の実施例について説明す
る。
【0017】図1において、第1ミラーベース1が原稿
先端位置B点において正常に整定した場合でも、原稿走
査中に図4に示すΔV0 を超える移動速度ムラ(モータ
の回転ムラ)を生じる場合がある。このような場合にも
表示器上にトラブル表示をおこなう。
【0018】図6はこの制御のフローチャートを示す。
ここで、l1 はホームポジションから原稿先端位置P点
までの距離、l2 はポームポジションから原稿サイズ等
によって計算されるフィード長、lはホームポジション
から第1ミラーベース1までの距離を示す。すなわち、
第1ミラーベース1が原稿先端位置B点に達した段階で
F/V出力がV0 を中心としてΔV0 の範囲内にあるか
どうかの判定を行い、その範囲を超えている場合にはト
ラブル表示を行う。フィードが完了するまでにモータの
大きな回転ムラが生じなかった場合にはスキャンが正常
に完了したものとする。
【0019】次に、本発明のさらに他の実施例について
説明する。
【0020】図7は、同実施例の制御フローチャートを
示している。この実施例では、第1ミラーベース1のフ
ィード中に大きな回転ムラを検出した時その時のコピー
処理により得られたコピー済み用紙を第2トレイに排出
し、再度その原稿に対してのコピー動作を行う。3回連
続して大きな回転ムラを検出した場合には表示器にトラ
ブル表示を行う。
【0021】図8は、第2トレイの配置位置を示す。定
着ユニット20の後方にゲート21が配置され、このゲ
ート21を上下動制御することにより定着ユニット20
を通過した複写用紙を通常トレイ22または第2トレイ
23に排出する。24は上記ゲート21を制御するため
のゲートソレノイドである。
【0022】
【発明の効果】固体間のバラツキや、経時変化によって
立ち上がり整定がうまくいかない場合、またはスキャナ
の移動速度ムラが生じた場合にその状態を確実に検出す
ることができる。したがって、この情報を得ることによ
ってコピー作業を禁止したりユーザに対してトラブル表
示を行うことが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の方法を適用した複写機の要部
構成図を示す。
【図2】上記複写機の感光体ドラム周辺部の要部構成を
示す図
【図3】ロータリエンコーダのパルス出力列とF/V変
換出力電圧を示す図
【図4】第1ミラーベースを駆動した時のF/V出力変
化特性を示す図
【図5】第1ミラーベースの制御動作を示すフローチャ
ート
【図6】本発明の他の実施例の制御フローチャート
【図7】本発明のさらに他の実施例の制御フローチャー
【図8】第2トレイの位置を示す複写機の要部構成図
【符号の説明】
1−第1ミラーベース 3−ミラーホームポジションセンサ 4−スキャナモータ A−露光位置1 B−原稿先端位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿走査用スキャナを駆動するモータのロ
    ータリエンコーダ出力から該スキャナが所定の位置にあ
    る時の移動速度を検出して、該スキャナの動作が正常か
    否かを判定することを特徴とする、スキャナの監視動作
    方法。
JP4082356A 1992-04-03 1992-04-03 複写機 Expired - Lifetime JP2804199B2 (ja)

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JPH05281624A true JPH05281624A (ja) 1993-10-29
JP2804199B2 JP2804199B2 (ja) 1998-09-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963343A (en) * 1996-02-20 1999-10-05 Nec Corporation Scanner

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135180A (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 Fuji Xerox Co Ltd スキヤナ用モ−タ制御装置
JPS6262308U (ja) * 1985-10-08 1987-04-17
JPS63153531A (ja) * 1986-12-18 1988-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 複写機における移動体の速度制御方法

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US5963343A (en) * 1996-02-20 1999-10-05 Nec Corporation Scanner

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