JPH05281624A - スキャナの動作監視方法 - Google Patents
スキャナの動作監視方法Info
- Publication number
- JPH05281624A JPH05281624A JP4082356A JP8235692A JPH05281624A JP H05281624 A JPH05281624 A JP H05281624A JP 4082356 A JP4082356 A JP 4082356A JP 8235692 A JP8235692 A JP 8235692A JP H05281624 A JPH05281624 A JP H05281624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scanner
- output
- rotary encoder
- moving speed
- mirror base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
うにする。 【構成】スキャナモータ4のロータリエンコーダREか
らスキャナが所定の位置にある時の移動速度を検出して
該スキャナの動作が正常か否かを判定する。
Description
のスキャナを備える装置において、スキャナが正常に動
作してるかどうかを監視する方法に関する。
ジョンから駆動されて原稿先端に到達した時にその移動
速度が安定するように設計される必要がある。これを立
ち上がり整定という。従来は、ホームポジョンから原稿
先端までの間にスキャナのスピードが立ち上がり整定す
るようにモータを制御していたが、具体的に立ち上がり
整定を検出していた訳ではなく、あくまで立ち上がり整
定しているであろうという前提の元で原稿走査を行って
いた。
原稿走査を行う必要があるが、従来はモータの回転ムラ
が一定範囲内になるようにモータの制御を行うようにし
ていた。
ツキのために立ち上がり整定距離も一定ではない。この
ため、原稿の先端に入っても立ち上がり整定を完了して
ない場合があり、この場合には原稿先端部の画像読み取
りが不正確となり再現時に画像ブレを起こす問題があ
る。また、安定速度で原稿走査を行っている最中に許容
幅を超える回転ムラが生じた時にも読み取り画像のブレ
を起こす問題がある。
ることにより読み取り画像のブレが生じたかどうかを判
定可能なスキャナの動作監視方法を提供することにあ
る。
キャナを駆動するモータのロータリエンコーダ出力から
該スキャナが所定の位置にある時の移動速度を検出し
て、該スキャナの動作が正常か否かを判定することを特
徴とする。
リエンコーダは、モータが1回転することに所定数のパ
ルスを出力する。このパルスより、次の2つの情報を得
ることができる。
移動距離 ロータリエンコーダ出力1パルスにつきスキャナが何m
m又は何cm進むかが分かっているために、このロータ
リエンコーダ出力をカウントすることでスキャナの移動
距離を知ることができる。
換)することより、ロータリエンコーダパルス周波数に
比例した電圧を得ることができる。この電圧はモータ回
転に比例するために、スキャナの移動速度を知ることが
できる。
ナが所定の位置にある時の移動速度を検出でき、それに
よってスキャナの動作が正常か否かを判定する。たとえ
ば、原稿先端位置でのスキャナの整定有無を判定するに
は、原稿先端位置にスキャナが来た時の移動速度を検出
し、その移動速度が予め決められた移動速度に達し且つ
安定しているかどうかを判定する。また、スキャナの安
定走行時の任意の時点において移動速度を検出し、その
移動速度が予め決められた安定速度の許容範囲内にある
かどうかの判定を行う。
方法が適用された複写機の要部構成図を示している。第
1ミラーベース1は、第1ミラー10とコピーランプ1
1とを備え、コピーランプ11の照射光は原稿で反射さ
れて第1ミラー10に入射し、さらにここで反射されて
図示しない感光体ドラムの露光点に導かれる。図のAは
露光位置を示している。2はテーブルガラスであり、こ
の上に原稿が乗せられる。図のB点は原稿先端位置を示
す。3はミラーホームポジションセンサであり、 コピ
ー動作時には第1ミラーベース1がこのセンサ3の位置
に停止している。4はスキャナモータであり、このモー
タの駆動力によって上記第1ミラーベース1を図の矢印
方向にスキャンする。このスキャナモータ4の回転軸に
は、公知のロータリエンコーダREが取り付けられ、該
ロータリエンコーダREの出力はCPU5とF/B変換
器6に入力される。ロータリエンコーダ出力はパルス列
であって、1パルスに対して第1ミラーベース1の移動
距離が対応づけられている。CPU5は、上記ロータリ
エンコーダ出力を受けることによってそのパルス数をカ
ウントすることで第1ミラーベース1のホームポジショ
ンからの移動距離を求める。F/V変換器6は、ロータ
リエンコーダ出力のF/V変換を行い入力パルス周波数
に比例した電圧を形成する。この電圧はCPU5に与え
られ、該CPU5において第1ミラーベース1の移動速
度を検出する。CPU5は、上記のようにして得られた
情報から、原稿先端位置B点において第1ミラーベース
1の移動速度が整定速度になっていない場合、または安
定していない場合に、表示器7にトラブル表示を行う。
また、用紙の給紙タイミングを決定するPSローラのソ
レノイド8を上記情報に基づいて制御する。すなわち、
原稿先端位置B点において第1ミラーベース1の立ち上
がり整定が正常に行われた場合にのみこのPSソレノイ
ド8をオンするが、そうでない場合にはこのソレノイド
8のオンを行わない。したがって用紙が給紙されない。
この場合、光路は図2に示すように設計される必要があ
る。すなわち、第1ミラーベース1が原稿先端位置B点
に達した後にPSローラ8aがオンされるタイミングと
なるように機構及び光路設計を行う必要がある。第2図
において説明すると、感光体ドラムQ上の露光点C点か
ら転写点D点まで回転する時間tと用紙10がPSロー
ラ8aから上記転写点D点に搬送される時間t′との関
係がt>t′であるように機構及び光路設計する。
先端位置B点において正常に立ち上がり整定されなかっ
た場合PSローラ8aの動作を禁止し、用紙10が給紙
されないようにできる。すなわち、コピーが行われない
ようにすることができる。
とF/V変換器6の特性図を示している。また、図4は
第1ミラーベース1をホームポジションから駆動した時
のF/V出力特性を示している。第1ミラーベース1が
所定回転数に到達するとF/V出力がV0 を中心にΔV
0 の許容幅で出力される。したがって、原稿先端位置B
点において立ち上がり整定が正常に完了したかどうかを
検出するには、F/V出力が上記B点においてV0 プラ
スマイナスΔV0 /2の範囲に入っているか否かを知れ
ばよい。
ャートを示している。
第1ミラーベース1のスキャンを開始して、該第1ミラ
ーベース1が原稿先端位置B点に到達することを検出す
ると、整定しているかどうかの判定を行う。整定してい
る場合にはPSソレノイド8をオンしてコピー処理に移
る。整定していない場合には、sを1つ増やし再スキャ
ンを行う。最大3回まで同じ動作を行い、3回とも失敗
すれば表示器7にトラブル表示を行う。
る。
先端位置B点において正常に整定した場合でも、原稿走
査中に図4に示すΔV0 を超える移動速度ムラ(モータ
の回転ムラ)を生じる場合がある。このような場合にも
表示器上にトラブル表示をおこなう。
ここで、l1 はホームポジションから原稿先端位置P点
までの距離、l2 はポームポジションから原稿サイズ等
によって計算されるフィード長、lはホームポジション
から第1ミラーベース1までの距離を示す。すなわち、
第1ミラーベース1が原稿先端位置B点に達した段階で
F/V出力がV0 を中心としてΔV0 の範囲内にあるか
どうかの判定を行い、その範囲を超えている場合にはト
ラブル表示を行う。フィードが完了するまでにモータの
大きな回転ムラが生じなかった場合にはスキャンが正常
に完了したものとする。
説明する。
示している。この実施例では、第1ミラーベース1のフ
ィード中に大きな回転ムラを検出した時その時のコピー
処理により得られたコピー済み用紙を第2トレイに排出
し、再度その原稿に対してのコピー動作を行う。3回連
続して大きな回転ムラを検出した場合には表示器にトラ
ブル表示を行う。
着ユニット20の後方にゲート21が配置され、このゲ
ート21を上下動制御することにより定着ユニット20
を通過した複写用紙を通常トレイ22または第2トレイ
23に排出する。24は上記ゲート21を制御するため
のゲートソレノイドである。
立ち上がり整定がうまくいかない場合、またはスキャナ
の移動速度ムラが生じた場合にその状態を確実に検出す
ることができる。したがって、この情報を得ることによ
ってコピー作業を禁止したりユーザに対してトラブル表
示を行うことが容易にできる。
構成図を示す。
示す図
換出力電圧を示す図
化特性を示す図
ート
ト
Claims (1)
- 【請求項1】原稿走査用スキャナを駆動するモータのロ
ータリエンコーダ出力から該スキャナが所定の位置にあ
る時の移動速度を検出して、該スキャナの動作が正常か
否かを判定することを特徴とする、スキャナの監視動作
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082356A JP2804199B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082356A JP2804199B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 複写機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05281624A true JPH05281624A (ja) | 1993-10-29 |
JP2804199B2 JP2804199B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=13772305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4082356A Expired - Lifetime JP2804199B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804199B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5963343A (en) * | 1996-02-20 | 1999-10-05 | Nec Corporation | Scanner |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135180A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-19 | Fuji Xerox Co Ltd | スキヤナ用モ−タ制御装置 |
JPS6262308U (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-17 | ||
JPS63153531A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機における移動体の速度制御方法 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4082356A patent/JP2804199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135180A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-19 | Fuji Xerox Co Ltd | スキヤナ用モ−タ制御装置 |
JPS6262308U (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-17 | ||
JPS63153531A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機における移動体の速度制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5963343A (en) * | 1996-02-20 | 1999-10-05 | Nec Corporation | Scanner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2804199B2 (ja) | 1998-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7345797B2 (en) | Reduction of artifacts in a scanning device | |
JPH05281624A (ja) | スキャナの動作監視方法 | |
US4635129A (en) | Image scanning apparatus | |
JP2005151532A (ja) | 画像読取装置および画像形成装置 | |
JP2006211879A (ja) | 情報処理装置及びモータ制御方法 | |
US5703455A (en) | Control device for a stepping motor included in an electronic apparatus | |
JP3640287B2 (ja) | スキャナ制御装置及び画像形成装置 | |
JP2898989B2 (ja) | 記録装置 | |
US6618554B1 (en) | Controlling the acceleration and deceleration of a motor with an acceleration easement interval | |
US6081682A (en) | Original scanning device with backward scanning control feature and related method | |
JPH0193766A (ja) | スキャナモータのレディ状態検出装置 | |
US5160958A (en) | Image projecting apparatus | |
JP2676507B2 (ja) | 画像投影装置 | |
JP2994322B2 (ja) | レーザプリンタおよびレーザプリンタの制御方法 | |
JPH0727481Y2 (ja) | 記録装置 | |
JPS6298342A (ja) | 複写機 | |
JPH08276616A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03172255A (ja) | 画像形成装置に使用される紙サイズ検出方法 | |
JPH11146144A (ja) | スキャナ駆動制御装置 | |
JP2998622B2 (ja) | 磁気印写装置 | |
JP3576581B2 (ja) | スキャナ制御装置 | |
JPH0654150A (ja) | ジターレス画像形成装置 | |
JPS62172338A (ja) | 可変倍率複写機 | |
JPH10274911A (ja) | 画像形成装置および画像形成装置の駆動制御方法 | |
JPH09175692A (ja) | 用紙搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070717 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080717 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080717 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090717 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100717 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110717 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110717 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717 Year of fee payment: 14 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717 Year of fee payment: 14 |