JP2803170B2 - 半導体ウェハー搬送装置 - Google Patents

半導体ウェハー搬送装置

Info

Publication number
JP2803170B2
JP2803170B2 JP14636089A JP14636089A JP2803170B2 JP 2803170 B2 JP2803170 B2 JP 2803170B2 JP 14636089 A JP14636089 A JP 14636089A JP 14636089 A JP14636089 A JP 14636089A JP 2803170 B2 JP2803170 B2 JP 2803170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
tongue
shaped support
semiconductor wafer
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14636089A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0311648A (ja
Inventor
裕 刈田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP14636089A priority Critical patent/JP2803170B2/ja
Publication of JPH0311648A publication Critical patent/JPH0311648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2803170B2 publication Critical patent/JP2803170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造工程に用いられる半導体
ウェハーの搬送装置に関するもので、特に、半導体ウェ
ハーを枚葉で搬送する搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、半導体装置、特に超LSIと呼ばれる1Mbit、4Mbi
t DRAM等を製造するウェハーラインに於いては、装置内
外からの塵埃を如何にしてウェハー上に付着させないよ
うにするか、換言すれば、如何に清浄な雰囲気でウェハ
ーを処理するかがLSIの歩留まりを向上させる重要な要
素となっている。
従来の枚葉式のウェハー搬送装置は、ベルトコンベア
ー状のウェハー駆動輪にウェハーを載せ、この駆動輪を
回転させることによってウェハーを搬送していた。第8
図に、この種の半導体ウェアー搬送装置の側面図を表わ
す。キャリア1に挿入されたウェハー2を、ゴムリング
5上に載せ、ウェハー駆動輪3を図内矢印4方向に回転
させることによってゴムリング5を動かし、ウェハー2
を搬送するものである。
しかしながら、この方法では、ウェハー2の裏面にウ
ェハー駆動輪3による傷や塵埃(図示省略)が付着する
ことが周知の事実となったため、最近では、塵埃対策を
一歩進めた製造装置には、ロボット式の舌状支持部を持
つウェハー搬送装置を内蔵するものが増えてきた。第9
図は、従来のロボット式の舌状支持部を持つウェハー搬
送装置の一般的な例を示す斜視図を表わす。キャリア1
に挿入されたウェハー2を、舌状支持部6に載せ、駆動
部7によって舌状支持部6を駆動し、ウェハー2をキャ
リア1から搬出した後に他所に搬送する。この際、ウェ
ハー2の支持は、舌状支持部6の上面でかつウェハー2
に接触する部分の内の少なくとも1箇所に真空吸着部8
を設け、ウェハー2を吸着支持する方法を採るのが一般
的である。舌状支持部6の駆動量は制御部9であらかじ
め設定しておく。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明したように、従来この種のウェハー搬送装置
は、ロボット式の舌状支持部を持ち、この舌状支持部を
駆動してウェハーを搬送する構造となっているが、ウェ
ハーの移動量、すなわち舌状支持部の駆動量が制御部に
よってあらかじめ設定され、一義的になっているため、
キャリアからウェハーを搬送する際、ウェハーのキャリ
ア内での挿入状態や、キャリア自身の設置状態によって
舌状支持部6とウェハー2の支持位置とが相対的に微妙
に変化する。この状態を第10図の平面図に表わす。この
結果、この種のウェハー搬送装置を用いた搬送系の場
合、搬送後の受渡し位置にずれを生じさせ、搬送ミスを
発生させる可能性をもっている。また、前述のウェハー
搬出動作の逆動作を行なうことによってウェハーをキャ
リア内に搬入することが可能となるが、この場合にも舌
状支持部とウェハーの支持位置とが相対的に微妙に変化
するため、ウェハーをキャリアに搬入する際、キャリア
内に適切に搬入できないような可能性を持っているとと
もに、舌状支持部がウェハーをキャリア内で押しつける
ような舌状支持部とウェハーの支持位置になる可能性が
あるために、ウェハーのキャリアへの挿入時、ウェハー
とキャリアとの間で強い摺動が発生し、この結果塵埃を
多量に発生させ、LSIの製造工程中の歩留まり低下を引
き起こすといった種々の欠点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、半導体ウェハーを支持する舌状支持部と、
前記舌状支持部を少なくともその中心線方向に駆動する
駆動部と、前記駆動部の駆動量を制御する制御部と、前
記舌状支持部の略先端中心に取り付けられ、前記半導体
ウェハーの有無を検知する先端センサーと、前記センサ
ーより後方で且つ前記舌状支持部の中心線に対称に配置
させた一対の側センサーと、前記各センサー信号を前記
制御部に入力させる入力手段とを具備し、キャリアに対
し半導体ウェハーを枚葉で出し入れする半導体ウェハー
搬送装置において、半導体ウェハーを舌状支持部で支持
する際、前記一対の側センサーが半導体ウェハー端部を
それぞれよぎる遅延時間差を演算し、先端センサーを通
る舌状支持部の中心線と半導体ウェハー中心線とのずれ
量を検出することを特徴とする半導体ウェハー搬送装置
である。
〔実施例〕
次に、本発明について、図面を参照して説明する。第
1図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は、そ
のキャリア内のウェハーを舌状支持部に載せた側面図、
第3図は、そのウェハーをキャリアから搬出した状態の
側面図、第4図は、その先端センサーがウェハーを検知
する瞬間の状態を示す平面図、第5図は、その側センサ
ーがウェハーを検知する瞬間の状態を示す平面図、第6
図は、その各センサーのONのタイミングをあらわすタイ
ミングチャート、第7図は、その数式の各変数を定義す
る説明図を表わしている。
舌状支持部6には、先端中心に先端センサー10を設
け、先端センサー10を通り、舌状支持部中心線をはさん
で線対称に配置させた側センサー11、及び側センサー12
を有している。舌状支持部6には、先端センサー10、側
センサー11、及び側センサー12の信号を制御部9に入力
させるための入力手段13(ここでは光ファイバー)を接
続させている。舌状支持部6は、駆動部7に接続されて
おり、図中矢印の方向に駆動されるものである。ウェハ
ーの搬送(ここでは、特にキャリアからの搬送について
言及する)は、第2図、第3図に表わされるように、舌
状支持部6を駆動部7により駆動し、図面左右方向に搬
送するものである。最初に、ウェハー2をキャリア1か
ら搬出する場合、第4図にみられるように、舌状支持部
6が駆動部7によって駆動され、ウェハー2下に挿入さ
れる。このとき、先端センサー10の上をウェハー2の端
部がよぎり、先端センサー10の入力が、入力手段13を通
って制御部9に入力される。更に舌状支持部6を挿入す
ると、第5図のように側センサー11、側センサー12の上
をウェハー2の端部がよぎり、先端センサー10の入力手
段13を通って制御部9に入力される。この入力状況を表
わしたのが、第6図に示されたタイムチャートである。
ここで、ウェハー2の中心と、舌状支持部6の駆動方
向が一致しなかったときのことを考える。第7図のよう
に、ウェハー2の半径をR、側センサー12との距離を
W、ウェハー2の中心を通り舌状支持部6の駆動方向に
平行な直線(ウェハー中心線)と、先端センサー10を通
り、舌状支持部6の駆動方向に平行な直線(舌状支持部
中心線)との間の距離をΔL、舌状支持部6の駆動速度
をVとすると、第6図の遅延時間Δtは、次式で表わせ
る。
この式から、ΔLの値の変化に応じてΔtが変化する
ことがわかる。従って側センサー11と側センサー12の作
動遅延時間Δtを演算することによってウェハー2の中
心を通る直線(ウェハ中心線)と、先端センサー10を通
り、舌状支持部6の駆動方向に平行な直線(舌状支持部
中心線)がどの程度ずれているかを知ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、舌状支持部の
略先端中心に、半導体ウェハー有無を検知するべく設置
させたセンサーと、前記センサーを通過し、舌状支持部
の駆動方向線に平行な直線をはさんで線対称に配置させ
た少なくとももう一対のセンサーと、前記各センサー信
号を制御部に入力させるべく設置させた入力手段とを具
備するといった構造を採用しているため、舌状支持部6
の先端センサー10が、ウェハー2を検知してからどの程
度舌状支持部6を駆動すれば良いかを制御部9に予め設
定しておき、ウェハー2を支持する度毎に舌状支持部6
の停止位置をウエハー2と相対的に変わらないように支
持することが可能となる。また、側センサー11、側セン
サー12によって、ウェハー2の中心と、舌状支持部6の
駆動方向線とのずれを演算し、ある値以上になったとき
にアラームを出すことが可能となり、また、別の駆動機
構を併設することにより、制御部9にて演算したずれ量
ΔLを自動的に補正することも可能となる。従って、キ
ャリア1の設置精度や、ウェハー2のキャリア1内での
搬入装置に関係なく、舌状支持部6がウェハー2を常に
同じ位置で支持するため、ウェハーの搬送ミスや、キャ
リア等との強い摺動も激減し、低発塵で、かつ高信頼性
の半導体ウェハー搬送装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は、
そのキャリア内のウェハーを舌状支持部に載せた側面
図、第3図は、そのウェハーをキャリアから搬出した状
態の側面図、第4図は、その先端センサーがウェハーを
検知する瞬間の状態を示す平面図、第5図は、その側セ
ンサーがウェハーを検知する瞬間の状態を示す平面図、
第6図は、その各センサーのONのタイミングをあらわす
タイミングチャート、第7図は、その数式の各変数を定
義する説明図、第8図は、従来の半導体ウェハー搬送装
置の側面図、第9図は、従来の舌状支持部を持つウェハ
ー搬送装置の斜視図、第10図は、従来のウェハーと舌状
支持部のずれを表わす平面図である。 1……キャリア、2……ウェハー、3……ウェハー駆動
輪、4……矢印、5……ゴムリング、6……舌状支持
部、7……駆動部、8……真空吸着部、9……制御部、
10……先端センサー、11……側センサー、12……側セン
サー、13……入力手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウェハーを支持する舌状支持部と、
    前記舌状支持部を少なくともその中心線方向に駆動する
    駆動部と、前記駆動部の駆動量を制御する制御部と、前
    記舌状支持部の略先端中心に取り付けられ、前記半導体
    ウェハーの有無を検知する先端センサーと、前記センサ
    ーより後方で且つ前記舌状支持部の中心線に対称に配置
    された一対の側センサーと、前記各センサー信号を前記
    制御部に入力させる入力手段とを具備し、キャリアに対
    し半導体ウェハーを枚葉で出し入れする半導体ウェハー
    搬送装置において、半導体ウェハーを舌状支持部で支持
    する際、前記一対の側センサーが半導体ウェハー端部を
    それぞれよぎる遅延時間差を演算し、先端センサーを通
    る舌状支持部の中心線と半導体ウェハー中心線とのずれ
    量を検出することを特徴とする半導体ウェハー搬送装
    置。
JP14636089A 1989-06-07 1989-06-07 半導体ウェハー搬送装置 Expired - Lifetime JP2803170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14636089A JP2803170B2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 半導体ウェハー搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14636089A JP2803170B2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 半導体ウェハー搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0311648A JPH0311648A (ja) 1991-01-18
JP2803170B2 true JP2803170B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=15405959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14636089A Expired - Lifetime JP2803170B2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 半導体ウェハー搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2803170B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL2568949T3 (pl) 2010-05-12 2015-11-30 Haemonetics Corp Butelka do przechowywania osocza krwi z nakrętką blokującą
JP5815437B2 (ja) 2012-02-28 2015-11-17 アズビル株式会社 超音波流体測定装置
US11648179B2 (en) 2016-05-16 2023-05-16 Haemonetics Corporation Sealer-less plasma bottle and top for same
US11559464B2 (en) 2016-05-16 2023-01-24 Haemonetics Corporation Sealer-less plasma bottle and top for same

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63252439A (ja) * 1986-12-19 1988-10-19 アプライド マテリアルズインコーポレーテッド 多チャンバの統合処理システム
JPH0533010Y2 (ja) * 1987-02-26 1993-08-23
JP2575717B2 (ja) * 1987-06-30 1997-01-29 東京エレクトロン株式会社 半導体基板または液晶基板の搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0311648A (ja) 1991-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4603897A (en) Vacuum pickup apparatus
KR960032577A (ko) 기판처리장치 및 기판처리방법
EP1072359A3 (en) Semiconductor wafer polishing apparatus
JP2803170B2 (ja) 半導体ウェハー搬送装置
JP2000016756A (ja) 搬送システム及び軌道走行車
JP4015762B2 (ja) 半導体ウェーハの厚さ測定装置
JPH07117847A (ja) 搬送装置
JP2000040735A (ja) 基板搬送装置
JPH023434Y2 (ja)
JP2001277169A (ja) ロボットハンド
KR100583955B1 (ko) 반송 웨이퍼 위치감지기능을 갖는 반도체 제조 설비
JP3217110B2 (ja) 搬送装置
JP2581085B2 (ja) ウエ−ハアライメント装置
CN114291579B (zh) 一种平面led显示屏制造工序的基板输送装置
JPH06263219A (ja) 搬送装置
JPH02291144A (ja) ウェーハ搬送装置
JP2627266B2 (ja) 搬送アーム
JPH05144925A (ja) ウエハー搬送アーム
JPH09232404A (ja) ウェハ搬送装置
JP2857233B2 (ja) 基板移載装置
JPH03124625A (ja) 半導体ウエハ貼付け保持用リングフレームの搬送装置
JPH0250455A (ja) 半導体ウェハの搬送装置
JP2000016584A (ja) 真空吸着式ハンドの動作制御方法
JP4230973B2 (ja) 基板搬送装置
JPH0948521A (ja) 移載装置及びその制御方法