JP2803151B2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JP2803151B2 JP2803151B2 JP11474189A JP11474189A JP2803151B2 JP 2803151 B2 JP2803151 B2 JP 2803151B2 JP 11474189 A JP11474189 A JP 11474189A JP 11474189 A JP11474189 A JP 11474189A JP 2803151 B2 JP2803151 B2 JP 2803151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- voltage
- switching
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電子機器に利用される電源装置に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来における出力の定電圧制御あるいは定電流の制御
レベルを任意の数に設定するマイコンを使用した電源装
置として第3図に示すように構成されていた。すなわ
ち、第3図において交流電源1に1次整流回路2,平滑用
コンデンサ3,スイッチング素子4を介してスイッチング
トランス5の1次巻線N1を接続し、このスイッチングト
ランス5の制御巻線N2に1次制御回路6を接続し、この
1次制御回路6で上記スイッチング素子5を制御するよ
うにし、上記スイッチングトランス5の2次巻線N3には
2次整流回路7を介して出力端子8,9が接続されるとと
もに、上記2次整流回路7の出力側には、電圧安定化回
路10を介してマイクロコンピュータ回路11を接続し、こ
のマイクロコンピュータ回路11に3個の基準電圧切替用
スイッチング素子12,13,14と各基準電圧切替用スイッチ
素子12〜14にそれぞれ基準電圧設定用抵抗15,16,17を、
さらにその出力側に抵抗25,26を接続して構成される基
準電圧切替回路18を接続し、この基準電圧切替回路18の
出力を誤差増幅器19に印加し、上記2次整流回路7に並
列に接続された電圧検出回路20の出力を上記誤差増幅器
19に印加し、この誤差増幅器19に2次制御回路21を接続
し、この2次制御回路21の出力を1次制御回路6に印加
する構成となっていた。
レベルを任意の数に設定するマイコンを使用した電源装
置として第3図に示すように構成されていた。すなわ
ち、第3図において交流電源1に1次整流回路2,平滑用
コンデンサ3,スイッチング素子4を介してスイッチング
トランス5の1次巻線N1を接続し、このスイッチングト
ランス5の制御巻線N2に1次制御回路6を接続し、この
1次制御回路6で上記スイッチング素子5を制御するよ
うにし、上記スイッチングトランス5の2次巻線N3には
2次整流回路7を介して出力端子8,9が接続されるとと
もに、上記2次整流回路7の出力側には、電圧安定化回
路10を介してマイクロコンピュータ回路11を接続し、こ
のマイクロコンピュータ回路11に3個の基準電圧切替用
スイッチング素子12,13,14と各基準電圧切替用スイッチ
素子12〜14にそれぞれ基準電圧設定用抵抗15,16,17を、
さらにその出力側に抵抗25,26を接続して構成される基
準電圧切替回路18を接続し、この基準電圧切替回路18の
出力を誤差増幅器19に印加し、上記2次整流回路7に並
列に接続された電圧検出回路20の出力を上記誤差増幅器
19に印加し、この誤差増幅器19に2次制御回路21を接続
し、この2次制御回路21の出力を1次制御回路6に印加
する構成となっていた。
以上のような構成で制御レベルの切替えを行う場合、
一般的に誤差増幅器19の基準電圧の切替を行うが、n個
の制御レベルの切替えを行う場合には、(n−1)個の
切替回路が必要となる。この場合、(n−1)個の基準
電圧切替用スイッチ素子(一般的に半導体が用いられ
る。)、同数の基準電圧制定用抵抗および切替スイッチ
制御用のマイクロコンピュータ回路11の出力ポート22,2
3,24により、基準電圧の切替回路が構成されている。こ
の場合のマイクロコンピュータ回路11の出力は、オン
(低)、オフ(高)の2値切替えである。
一般的に誤差増幅器19の基準電圧の切替を行うが、n個
の制御レベルの切替えを行う場合には、(n−1)個の
切替回路が必要となる。この場合、(n−1)個の基準
電圧切替用スイッチ素子(一般的に半導体が用いられ
る。)、同数の基準電圧制定用抵抗および切替スイッチ
制御用のマイクロコンピュータ回路11の出力ポート22,2
3,24により、基準電圧の切替回路が構成されている。こ
の場合のマイクロコンピュータ回路11の出力は、オン
(低)、オフ(高)の2値切替えである。
発明が解決しようとする課題 以上のように従来例では、n個の任意の制御レベルの
切替えを行うためには、(n−1)個の基準電圧切替回
路が必要となる。
切替えを行うためには、(n−1)個の基準電圧切替回
路が必要となる。
その結果、部品点数は、大幅に増加すると共に、部品
の実装面積も同様に大幅な増加となる。又、部品点数が
増加することにより、故障率も大幅に増加する。更に、
マイクロコンピュータ回路11では、出力のポート数に限
度があり、制御レベルの切替数にも限界が生じてくると
いった問題があった。
の実装面積も同様に大幅な増加となる。又、部品点数が
増加することにより、故障率も大幅に増加する。更に、
マイクロコンピュータ回路11では、出力のポート数に限
度があり、制御レベルの切替数にも限界が生じてくると
いった問題があった。
本発明は、前述の基準電圧切替回路のパルスデューテ
ィを任意の値に設定することにより上記従来の欠点を除
去した電源装置を提供しようとするものである。
ィを任意の値に設定することにより上記従来の欠点を除
去した電源装置を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、前記課題を解決するために、パルス発生回
路の出力から基準電圧設定用のパルス出力を取り出し、
このパルス出力のデューティを任意に変化させ、これを
積分回路に印加し、平滑することにより直流の基準電圧
を得、これを誤差増幅器の基準入力電圧として利用する
構成としたものである。
路の出力から基準電圧設定用のパルス出力を取り出し、
このパルス出力のデューティを任意に変化させ、これを
積分回路に印加し、平滑することにより直流の基準電圧
を得、これを誤差増幅器の基準入力電圧として利用する
構成としたものである。
作用 上記構成とすることにより、nこの制御レベルの切替
えが、パルス発生回路の出力数を1個にでき、更に、基
準電圧切替回路も制御レベル数に関係なく固定化できる
ことになる。
えが、パルス発生回路の出力数を1個にでき、更に、基
準電圧切替回路も制御レベル数に関係なく固定化できる
ことになる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例による定電圧制御方式の
電源装置の電気的回路図である。第1図において、31は
交流電源で、この交流電源31には1次整流回路32、平滑
用コンデンサ33、スイッチング素子34を介してスイッチ
ングトランス35の1次巻線N1が接続され、のスイッチン
グトランス35の制御巻線N2には1次制御回路36が接続さ
れ、この1次制御回路36の出力で上記スイッチング素子
34を制御するようになっている。また、このスイッチン
グトランス35の2次巻線N3には2次整流回路37が接続さ
れ、この2次整流回路37には、電圧安定化回路38が接続
され、この出力は、パルス発生回路39の電源、あるい
は、積分回路40の基準電圧として入力41に接続される。
上記積分回路40は、直列に接続される3つの抵抗43,44,
46および抵抗46に並列に接続されるコンデンサ45で構成
される。抵抗43と44の接続点にパルス発生回路39に出力
42が接続され、パルス出力が印加される。積分回路40の
出力47より直流電圧が取り出され、誤差増幅器51の基準
入力50に印加される。48は電圧検出回路であり、その出
力は誤差増幅器51の信号入力49に入力される。誤差増幅
器51の出力52は、2次制御回路53に印加され、出力電圧
V0が安定化されるよう制御系が動作する。この場合、パ
ルス発生回路39の出力パルスのデューティは、0〜100
%まで変化させることができる。したがって、積分回路
40の出力電圧V0は、0〜[VR×R3/(R1+R2+R3)]ま
で変化させることができる。なお、図中54,55は出力端
子である。
電源装置の電気的回路図である。第1図において、31は
交流電源で、この交流電源31には1次整流回路32、平滑
用コンデンサ33、スイッチング素子34を介してスイッチ
ングトランス35の1次巻線N1が接続され、のスイッチン
グトランス35の制御巻線N2には1次制御回路36が接続さ
れ、この1次制御回路36の出力で上記スイッチング素子
34を制御するようになっている。また、このスイッチン
グトランス35の2次巻線N3には2次整流回路37が接続さ
れ、この2次整流回路37には、電圧安定化回路38が接続
され、この出力は、パルス発生回路39の電源、あるい
は、積分回路40の基準電圧として入力41に接続される。
上記積分回路40は、直列に接続される3つの抵抗43,44,
46および抵抗46に並列に接続されるコンデンサ45で構成
される。抵抗43と44の接続点にパルス発生回路39に出力
42が接続され、パルス出力が印加される。積分回路40の
出力47より直流電圧が取り出され、誤差増幅器51の基準
入力50に印加される。48は電圧検出回路であり、その出
力は誤差増幅器51の信号入力49に入力される。誤差増幅
器51の出力52は、2次制御回路53に印加され、出力電圧
V0が安定化されるよう制御系が動作する。この場合、パ
ルス発生回路39の出力パルスのデューティは、0〜100
%まで変化させることができる。したがって、積分回路
40の出力電圧V0は、0〜[VR×R3/(R1+R2+R3)]ま
で変化させることができる。なお、図中54,55は出力端
子である。
第2図は、定電流制御を行う場合の他の実施例であ
り、第1図の電圧検出回路48を、電流検出回路56に変え
たものであり、その他部分は、第1図と同じ構成であ
る。
り、第1図の電圧検出回路48を、電流検出回路56に変え
たものであり、その他部分は、第1図と同じ構成であ
る。
発明の効果 以上の回路構成により、本発明はn個の制御レベルを
変化させる場合においても、パルス発生回路の出力数の
制約を受けず、又、基準電圧の切替回路の回路構成が、
制御レベル数に関係なく、共通することができ、制御レ
ベル数が多くなる程効果は大きく、回路部品点数も大幅
に削減できると同時に、部品の実装面積および故障率も
大幅に削減することができ、工業的価値の大なるもので
ある。
変化させる場合においても、パルス発生回路の出力数の
制約を受けず、又、基準電圧の切替回路の回路構成が、
制御レベル数に関係なく、共通することができ、制御レ
ベル数が多くなる程効果は大きく、回路部品点数も大幅
に削減できると同時に、部品の実装面積および故障率も
大幅に削減することができ、工業的価値の大なるもので
ある。
第1図は本発明の電源装置の一実施例を示す電気的回路
図、第2図は他の実施例の電気的回路図、第3図は従来
の電源装置の電気的回路図である。 31……交流電源、32……1次整流回路、33……平滑用コ
ンデンサ、34……スイッチング素子、35……スイッチン
グトランス、36……1次制御回路、37……2次整流回
路、38……電圧安定化回路、39……パルス発生回路、40
……積分回路、48……電圧検出回路、51……誤差増幅
器、53……2次制御回路、56……電流検出回路。
図、第2図は他の実施例の電気的回路図、第3図は従来
の電源装置の電気的回路図である。 31……交流電源、32……1次整流回路、33……平滑用コ
ンデンサ、34……スイッチング素子、35……スイッチン
グトランス、36……1次制御回路、37……2次整流回
路、38……電圧安定化回路、39……パルス発生回路、40
……積分回路、48……電圧検出回路、51……誤差増幅
器、53……2次制御回路、56……電流検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−64568(JP,A) 実開 昭60−623(JP,U) 実開 昭62−146215(JP,U) 特許2532648(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 3/00 - 3/44 G05F 1/56 310
Claims (1)
- 【請求項1】1次側の回路に接続されたスイッチングト
ランスの2次巻線に接続した電圧安定化回路によって駆
動され、任意のデューティに設定されるパルスを発生す
るパルス発生回路と、上記電圧安定化回路によって供給
される安定化電圧を基に、パルス発生回路からのパルス
を平滑して、基準電圧を制御する積分回路と、出力電圧
または、出力電流を検出する検出回路の電圧と積分回路
の電圧を比較する誤差増幅器の出力によって駆動される
制御回路とを備えた電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11474189A JP2803151B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11474189A JP2803151B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02294269A JPH02294269A (ja) | 1990-12-05 |
JP2803151B2 true JP2803151B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=14645493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11474189A Expired - Fee Related JP2803151B2 (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2803151B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2469129B (en) | 2009-04-04 | 2013-12-11 | Dyson Technology Ltd | Current controller for an electric machine |
GB2469140B (en) | 2009-04-04 | 2013-12-11 | Dyson Technology Ltd | Control of an electric machine |
JP6611684B2 (ja) * | 2016-08-19 | 2019-11-27 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP6673948B2 (ja) | 2018-01-29 | 2020-04-01 | ファナック株式会社 | 電源制御装置および電源制御装置の制御方法 |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP11474189A patent/JP2803151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02294269A (ja) | 1990-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6014322A (en) | Power supply unit, parallel operation control circuit applied thereto, and parallel operation control method | |
JPS607907B2 (ja) | スイツチングレギユレータ | |
GB2221776A (en) | Controlled electric power source used to charge a battery | |
JP2803151B2 (ja) | 電源装置 | |
EP0662747B1 (en) | A DC/DC converter for outputting multiple signals | |
JP3290746B2 (ja) | Dc/dcコンバータを含む低損失電源供給装置 | |
US4761728A (en) | High voltage generating device | |
JP2002159181A (ja) | スイッチング電源装置およびそれを用いた電子装置 | |
JP3203922B2 (ja) | 直流電源装置 | |
JP3134913B2 (ja) | スイッチングデバイス | |
JP2000134924A (ja) | 電源回路 | |
KR200142710Y1 (ko) | 스위칭모드 전원 공급장치의 시간 지연회로 | |
JPH10304662A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JPH0613498Y2 (ja) | 電圧検出回路 | |
JP2576137B2 (ja) | インバ−タ装置の直流電圧検出回路 | |
KR0134704Y1 (ko) | 전원공급장치의 출력전압 안정화 회로 | |
JP2908113B2 (ja) | Dc−dcコンバータの出力電圧制御方式 | |
JP3248623B2 (ja) | 無接点開閉器 | |
SU1019541A1 (ru) | Преобразователь посто нного напр жени с защитой от перегрузок | |
JP3143934B2 (ja) | 圧電素子駆動用昇圧電源装置 | |
JPH05300738A (ja) | 直流電源装置 | |
JP2811904B2 (ja) | 電源保護装置 | |
JPH01303054A (ja) | 電源装置 | |
JPS614462A (ja) | 電源制御回路 | |
JP2666497B2 (ja) | 可変電圧発生回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |