JP3143934B2 - 圧電素子駆動用昇圧電源装置 - Google Patents
圧電素子駆動用昇圧電源装置Info
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- JP3143934B2 JP3143934B2 JP03039367A JP3936791A JP3143934B2 JP 3143934 B2 JP3143934 B2 JP 3143934B2 JP 03039367 A JP03039367 A JP 03039367A JP 3936791 A JP3936791 A JP 3936791A JP 3143934 B2 JP3143934 B2 JP 3143934B2
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- Japan
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- power supply
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇圧電源装置、特に電
池を電源として用いた圧電素子で構成した流体制御に用
いられるバルブを駆動する圧電素子駆動用昇圧電源装置
に関するものである。
池を電源として用いた圧電素子で構成した流体制御に用
いられるバルブを駆動する圧電素子駆動用昇圧電源装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の直流電源を断続して安定し
た出力電圧を得るようにした圧電素子駆動用昇圧電源装
置の電気的接続図である。圧電素子駆動用昇圧電源装置
1は、昇圧用トランス2と、この昇圧用トランス2の一
次側に設けた直流電源である電池3と、スイッチング回
路4と、昇圧用トランス2の二次側に設けた整流用ダイ
オード5と、および平滑用コンデンサ6とにより構成す
る。昇圧用トランス2の二次側は、負荷である圧電素子
7に接続している。この圧電素子駆動用昇圧電源装置1
は、バルブの作動スイッチ(図示せず)が操作される
と、電池3の電圧を印加し、スイッチング回路4で一次
側に流れる電流を断続して二次側に昇圧した電圧を発生
させて圧電素子を駆動してバルブを作動させるようにし
ている。
た出力電圧を得るようにした圧電素子駆動用昇圧電源装
置の電気的接続図である。圧電素子駆動用昇圧電源装置
1は、昇圧用トランス2と、この昇圧用トランス2の一
次側に設けた直流電源である電池3と、スイッチング回
路4と、昇圧用トランス2の二次側に設けた整流用ダイ
オード5と、および平滑用コンデンサ6とにより構成す
る。昇圧用トランス2の二次側は、負荷である圧電素子
7に接続している。この圧電素子駆動用昇圧電源装置1
は、バルブの作動スイッチ(図示せず)が操作される
と、電池3の電圧を印加し、スイッチング回路4で一次
側に流れる電流を断続して二次側に昇圧した電圧を発生
させて圧電素子を駆動してバルブを作動させるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の圧
電素子駆動用昇圧電源装置においては、常に一定のデュ
ーティ・レシオでスイッチング回路を断続しているの
で、電池電圧が変動すると昇圧トランスの一次側に蓄え
られるエネルギが変動し、二次側に伝達されるエネルギ
も変動してしまうため、出力電圧の変動を生じてしま
う。そのため、圧電素子を用いて駆動されるバルブを確
実に作動させることができなくなる。本発明は、このよ
うな課題を解決するためになされたものである
電素子駆動用昇圧電源装置においては、常に一定のデュ
ーティ・レシオでスイッチング回路を断続しているの
で、電池電圧が変動すると昇圧トランスの一次側に蓄え
られるエネルギが変動し、二次側に伝達されるエネルギ
も変動してしまうため、出力電圧の変動を生じてしま
う。そのため、圧電素子を用いて駆動されるバルブを確
実に作動させることができなくなる。本発明は、このよ
うな課題を解決するためになされたものである
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装置は、電池の電
圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出
した電圧に応じたデューティ・レシオを求めるデューティ
・レシオ制御手段とを設け、デューティ・レシオ制御手
段で求めたデューティ・レシオによりスイッチング回路
の導通期間を制御するようにした。
本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装置は、電池の電
圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出
した電圧に応じたデューティ・レシオを求めるデューティ
・レシオ制御手段とを設け、デューティ・レシオ制御手
段で求めたデューティ・レシオによりスイッチング回路
の導通期間を制御するようにした。
【0005】
【作用】本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装置によ
れば、昇圧トランスの一次側に蓄えられるエネルギが変
動せず、二次側に伝達されるエネルギも変動しないため
出力電圧の変動を生じない。
れば、昇圧トランスの一次側に蓄えられるエネルギが変
動せず、二次側に伝達されるエネルギも変動しないため
出力電圧の変動を生じない。
【0006】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する。
図1は本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装置の実施
例の電気的回路図であり、従来と同一部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本発明においては、電池
電源3で発生する電圧を検出する電圧検出手段8と、デ
ューティ・レシオ制御手段9とを設ける。デューティ・レ
シオ制御手段9は、電池電圧、出力電圧、およびデュー
ティ・レシオに関するデータを記憶しており、所定のデ
ューティ・レシオのパルスをスイッチング回路4へ出力
する。
図1は本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装置の実施
例の電気的回路図であり、従来と同一部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本発明においては、電池
電源3で発生する電圧を検出する電圧検出手段8と、デ
ューティ・レシオ制御手段9とを設ける。デューティ・レ
シオ制御手段9は、電池電圧、出力電圧、およびデュー
ティ・レシオに関するデータを記憶しており、所定のデ
ューティ・レシオのパルスをスイッチング回路4へ出力
する。
【0007】本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装置
は、上記のような構成であるから以下のように動作す
る。バルブの作動スイッチ(図示せず)が操作される
と、電池3の出力電圧は、電圧検出手段8を介してデュ
ーティ・レシオ制御手段9に入力する。デューティ・レ
シオ制御手段9では、検出した電池電圧に応じた必要な
出力電圧を得るためのデューティ・レシオを求め、この
デューティ・レシオに対応する出力パルスをスイッチン
グ回路4へ出力する。スイッチング回路4では、この出
力パルスに応じた所定期間導通する。この結果、電池電
圧が低下した場合には、スイッチング回路4の導通期間
を延長して平均出力電圧を上昇させ、電圧の低下分が打
消されることになり昇圧トランスの一次側に蓄えられる
エネルギは一定に保持される。
は、上記のような構成であるから以下のように動作す
る。バルブの作動スイッチ(図示せず)が操作される
と、電池3の出力電圧は、電圧検出手段8を介してデュ
ーティ・レシオ制御手段9に入力する。デューティ・レ
シオ制御手段9では、検出した電池電圧に応じた必要な
出力電圧を得るためのデューティ・レシオを求め、この
デューティ・レシオに対応する出力パルスをスイッチン
グ回路4へ出力する。スイッチング回路4では、この出
力パルスに応じた所定期間導通する。この結果、電池電
圧が低下した場合には、スイッチング回路4の導通期間
を延長して平均出力電圧を上昇させ、電圧の低下分が打
消されることになり昇圧トランスの一次側に蓄えられる
エネルギは一定に保持される。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装
置によれば、電池の電圧を検出する電圧検出手段で検出
した電圧に応じてデューティ・レシオを変化させてスイ
ッチング回路の導通期間を制御するので昇圧トランスの
一次側に蓄えられるエネルギが変動せず、二次側に伝達
されるエネルギも変動を生じないため二次側の圧電素子
に所定の出力電圧を供給して確実にバルブを作動させる
ことができる。
置によれば、電池の電圧を検出する電圧検出手段で検出
した電圧に応じてデューティ・レシオを変化させてスイ
ッチング回路の導通期間を制御するので昇圧トランスの
一次側に蓄えられるエネルギが変動せず、二次側に伝達
されるエネルギも変動を生じないため二次側の圧電素子
に所定の出力電圧を供給して確実にバルブを作動させる
ことができる。
【図1】図1は本発明に係る圧電素子駆動用昇圧電源装
置の実施例の電気的回路図である。
置の実施例の電気的回路図である。
【図2】図2は従来の圧電素子駆動用昇圧電源装置の電
気的接続図である。
気的接続図である。
1 圧電素子駆動用昇圧電源装置 2 昇圧用トランス 3 電池 4 スイッチング回路 5 整流用ダイオード 6 平滑用コンデンサ 7 圧電素子 8 電圧検出手段 9 デューティ・レシオ制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−107077(JP,A) 特開 平1−255481(JP,A) 特開 平2−36778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00 H02M 3/28
Claims (1)
- 【請求項1】 電池を電源とし、トランスの一次側に流
す電流をスイッチング回路で断続し、二次側に昇圧した
電圧を出力するようにした昇圧電源装置において、電池
の電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で
検出した電圧に応じたデューティ・レシオを求めるデュー
ティ・レシオ制御手段とを設け、デューティ・レシオ制
御手段で求めたデューティ・レシオによりスイッチング
回路の導通期間を制御するようにしたことを特徴とする
圧電素子駆動用昇圧電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03039367A JP3143934B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 圧電素子駆動用昇圧電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03039367A JP3143934B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 圧電素子駆動用昇圧電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261375A JPH04261375A (ja) | 1992-09-17 |
JP3143934B2 true JP3143934B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=12551088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03039367A Expired - Fee Related JP3143934B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 圧電素子駆動用昇圧電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143934B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP03039367A patent/JP3143934B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04261375A (ja) | 1992-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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