JP3133621B2 - ステップアップコンバータ - Google Patents
ステップアップコンバータInfo
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- JP3133621B2 JP3133621B2 JP06220210A JP22021094A JP3133621B2 JP 3133621 B2 JP3133621 B2 JP 3133621B2 JP 06220210 A JP06220210 A JP 06220210A JP 22021094 A JP22021094 A JP 22021094A JP 3133621 B2 JP3133621 B2 JP 3133621B2
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- JP
- Japan
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- output
- inductance element
- converter
- output terminal
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステップアップコンバー
タに関する。
タに関する。
【0002】
【従来の技術】現在広く普及している携帯型の電子機器
では、商業交流電流の他に車内のDCソケットから得ら
れる直流電流をも駆動源として利用することが要求され
ている。しかし、この種DC電源から出力される電圧そ
のものは、必ずしも利用機器が必要とする電圧値とは一
致しない。このため、この種機器の電源回路にはステッ
プアップコンバータが用いられる(株式会社言語通信か
ら昭和63年6月10日に発行された「リニア/スイッ
チモードボルテージレギュレータハンドブック」参
照)。
では、商業交流電流の他に車内のDCソケットから得ら
れる直流電流をも駆動源として利用することが要求され
ている。しかし、この種DC電源から出力される電圧そ
のものは、必ずしも利用機器が必要とする電圧値とは一
致しない。このため、この種機器の電源回路にはステッ
プアップコンバータが用いられる(株式会社言語通信か
ら昭和63年6月10日に発行された「リニア/スイッ
チモードボルテージレギュレータハンドブック」参
照)。
【0003】図2は、この種コンバータの原理を説明す
るための回路図である。このコンバータは、コイル等か
らなるインダクタンス素子Lに入力端子INより供給さ
れる直流電圧エネルギーを例えばN型チャンネルFET
からなるスイッチング素子Q1をコントローラCOTの
制御の下でON・OFFすることにより蓄積・放出を繰
返して昇圧(ステップアップ)し、その昇圧されたパル
ス電圧をダイオードD1及びコンデンサC1からなる平
滑回路で平滑し出力するものである。
るための回路図である。このコンバータは、コイル等か
らなるインダクタンス素子Lに入力端子INより供給さ
れる直流電圧エネルギーを例えばN型チャンネルFET
からなるスイッチング素子Q1をコントローラCOTの
制御の下でON・OFFすることにより蓄積・放出を繰
返して昇圧(ステップアップ)し、その昇圧されたパル
ス電圧をダイオードD1及びコンデンサC1からなる平
滑回路で平滑し出力するものである。
【0004】尚、上記コントローラCOTは具体的には
上記平滑出力電圧の値を分圧抵抗R1、R2を用いて検
出し、その検出値に基づいて所定の平滑出力電圧値を出
力する様に上記スイッチング素子Q1のON・OFFデ
ューティ比を制御すると共に、更に上記検出値等により
負荷側の短絡等の異常を検出した際上記スイッチング素
子Q1を完全にOFFする。このようなコントローラC
OTとしては例えばテキサスインスツルメント(TI)
社製の集積回路TL5001を利用できる。
上記平滑出力電圧の値を分圧抵抗R1、R2を用いて検
出し、その検出値に基づいて所定の平滑出力電圧値を出
力する様に上記スイッチング素子Q1のON・OFFデ
ューティ比を制御すると共に、更に上記検出値等により
負荷側の短絡等の異常を検出した際上記スイッチング素
子Q1を完全にOFFする。このようなコントローラC
OTとしては例えばテキサスインスツルメント(TI)
社製の集積回路TL5001を利用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来のステ
ップアップコンバータでは、コントローラCOTが異常
を検知してスイッチング素子Q1をOFFとして不導通
とした場合でも、入力端子INより供給された直流電圧
エネルギーはインダクタンス素子L及びダイオードD1
を介して昇圧されることなく出力されるため出力端子O
UTに接続された負荷の誤動作原因となるという問題が
あった。
ップアップコンバータでは、コントローラCOTが異常
を検知してスイッチング素子Q1をOFFとして不導通
とした場合でも、入力端子INより供給された直流電圧
エネルギーはインダクタンス素子L及びダイオードD1
を介して昇圧されることなく出力されるため出力端子O
UTに接続された負荷の誤動作原因となるという問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
に鑑みてなされたもので、その特徴は、インダクタンス
素子と、該素子の出力端に接続された第1スイッチング
手段と、上記インダクタンス素子の出力端に接続された
平滑手段とを備え、上記第1スイッチング手段のON・
OFF切換により上記インダクタンス素子の入力端より
供給される直流電流をステップアップした後上記平滑手
段により平滑し出力するステップアップコンバータであ
って、更に、上記インダクタンス素子の出力端に接続さ
れ上記インダクタンス素子の出力と交流結合するコンデ
ンサと、該コンデンサの出力を半波整流する整流回路
と、上記平滑手段の出力端に接続されると共に上記整流
回路の出力に応答して導通状態となる第2スイッチング
手段とを備えたことにある。
に鑑みてなされたもので、その特徴は、インダクタンス
素子と、該素子の出力端に接続された第1スイッチング
手段と、上記インダクタンス素子の出力端に接続された
平滑手段とを備え、上記第1スイッチング手段のON・
OFF切換により上記インダクタンス素子の入力端より
供給される直流電流をステップアップした後上記平滑手
段により平滑し出力するステップアップコンバータであ
って、更に、上記インダクタンス素子の出力端に接続さ
れ上記インダクタンス素子の出力と交流結合するコンデ
ンサと、該コンデンサの出力を半波整流する整流回路
と、上記平滑手段の出力端に接続されると共に上記整流
回路の出力に応答して導通状態となる第2スイッチング
手段とを備えたことにある。
【0007】
【作用】本発明の構成では、インダクタンス素子の出力
がパルス状となっている時のみ第2スイッチング手段は
導通状態となる。
がパルス状となっている時のみ第2スイッチング手段は
導通状態となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す回路図である。
図2に示す基本的なステップアップコンバータとの相違
点は、インダクタンス素子Lの出力端に接続された交流
結合手段としてのコンデンサC2と、このコンデンサC
2の出力を半波整流するためのダイオードD2、D3及
びコンデンサC3からなる整流回路と、該整流回路から
の出力によりON・OFFが制御されるスイッチングト
ランジスタTrと、該トランジスタTrのON・OFF
動作に応答してダイオードD1の出力電圧の出力端子O
UTへの供給を制御するP型チャンネルFETからなる
第2のスイッチング素子Q2とを付加したことにある。
図2に示す基本的なステップアップコンバータとの相違
点は、インダクタンス素子Lの出力端に接続された交流
結合手段としてのコンデンサC2と、このコンデンサC
2の出力を半波整流するためのダイオードD2、D3及
びコンデンサC3からなる整流回路と、該整流回路から
の出力によりON・OFFが制御されるスイッチングト
ランジスタTrと、該トランジスタTrのON・OFF
動作に応答してダイオードD1の出力電圧の出力端子O
UTへの供給を制御するP型チャンネルFETからなる
第2のスイッチング素子Q2とを付加したことにある。
【0009】この回路では、コントローラCOTにより
スイッチング素子Q1のON・OFFが周期的に実行さ
れている時には、図2の回路と同様にインダクタンス素
子Lからは昇圧されたパルス電圧が出力される。このパ
ルス電圧はコンデンサC2で交流結合され、その電圧が
上記整流回路を介してトランジスタTrをONする。こ
れによりスイッチング素子Q2が導通状態となるため、
インダクタンス素子Lにより発生され、かつ、ダイオー
ドD1及びコンデンサC1からなる平滑回路で平滑され
た電圧は出力端子OUTより出力される。
スイッチング素子Q1のON・OFFが周期的に実行さ
れている時には、図2の回路と同様にインダクタンス素
子Lからは昇圧されたパルス電圧が出力される。このパ
ルス電圧はコンデンサC2で交流結合され、その電圧が
上記整流回路を介してトランジスタTrをONする。こ
れによりスイッチング素子Q2が導通状態となるため、
インダクタンス素子Lにより発生され、かつ、ダイオー
ドD1及びコンデンサC1からなる平滑回路で平滑され
た電圧は出力端子OUTより出力される。
【0010】一方、コントローラCOTによるスイッチ
ング素子Q1に対するON・OFF制御が中断すると、
インダクタンス素子Lの出力は入力端子INより入力さ
れた直流電圧そのものとなるため、コンデンサC2にお
ける交流結合は生じず、この結果トランジスタTrはO
FFとなり、スイッチング素子Q2も不導通状態となる
これにより出力端子OUTからの出力は発生しない。
ング素子Q1に対するON・OFF制御が中断すると、
インダクタンス素子Lの出力は入力端子INより入力さ
れた直流電圧そのものとなるため、コンデンサC2にお
ける交流結合は生じず、この結果トランジスタTrはO
FFとなり、スイッチング素子Q2も不導通状態となる
これにより出力端子OUTからの出力は発生しない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ステップアップコンバ
ータの動作を停止した場合には、出力端子からの出力も
停止できるので出力端子に接続された負荷の誤動作を防
止できる。
ータの動作を停止した場合には、出力端子からの出力も
停止できるので出力端子に接続された負荷の誤動作を防
止できる。
【0012】また、上記出力端子からの出力停止をイン
ダクタンス素子Lの出力との交流結合の有無に基づいて
行なっているので、即時性に富み、その結果上記誤動作
防止を更に効果的とする。更に、この交流結合による制
御はコンデンサ、整流回路及びスイッチング手段という
簡単な構成で行なえるのでコスト的に有利である。
ダクタンス素子Lの出力との交流結合の有無に基づいて
行なっているので、即時性に富み、その結果上記誤動作
防止を更に効果的とする。更に、この交流結合による制
御はコンデンサ、整流回路及びスイッチング手段という
簡単な構成で行なえるのでコスト的に有利である。
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】ステップアップコンバータの基本形を示す回路
図である。
図である。
L インダクタンス素子 Q1 スイッチング素子 Q2 スイッチング素子 D1 ダイオード D2 〃 D3 〃 C1 コンデンサ C2 〃 C3 〃 Tr スイッチングトランジスタ IN 入力端子 OUT 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/155
Claims (1)
- 【請求項1】 インダクタンス素子と、該素子の出力端
に接続された第1スイッチング手段と、上記インダクタ
ンス素子の出力端に接続された平滑手段とを備え、上記
第1スイッチング手段のON・OFF切換により上記イ
ンダクタンス素子の入力端より供給される直流電流をス
テップアップした後上記平滑手段により平滑し出力する
ステップアップコンバータであって、 更に、上記インダクタンス素子の出力端に接続され上記
インダクタンス素子の出力と交流結合するコンデンサ
と、該コンデンサの出力を半波整流する整流回路と、上
記平滑手段の出力端に接続されると共に上記整流回路の
出力に応答して導通状態となる第2スイッチング手段と
を備えたことを特徴とするステップアップコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06220210A JP3133621B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ステップアップコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06220210A JP3133621B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ステップアップコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888968A JPH0888968A (ja) | 1996-04-02 |
JP3133621B2 true JP3133621B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16747619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06220210A Expired - Fee Related JP3133621B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ステップアップコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133621B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102319198B1 (ko) * | 2019-11-04 | 2021-11-01 | 세메스 주식회사 | 기판 처리 장치 및 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5314652B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2013-10-16 | パナソニック株式会社 | ブラシレスモータ駆動回路 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP06220210A patent/JP3133621B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102319198B1 (ko) * | 2019-11-04 | 2021-11-01 | 세메스 주식회사 | 기판 처리 장치 및 방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0888968A (ja) | 1996-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |