JP2576137B2 - インバ−タ装置の直流電圧検出回路 - Google Patents

インバ−タ装置の直流電圧検出回路

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JP2576137B2 JP62190682A JP19068287A JP2576137B2 JP 2576137 B2 JP2576137 B2 JP 2576137B2 JP 62190682 A JP62190682 A JP 62190682A JP 19068287 A JP19068287 A JP 19068287A JP 2576137 B2 JP2576137 B2 JP 2576137B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インバータ装置の直流電圧検出回路を作
動させる電源に関するものである。
[従来の技術] 第2図は、例えば、三菱電機(株)ルームエアコンサ
ービスハンドブックB−199に示された従来のインバー
タ装置の直流電圧検出回路の一例を示した回路図であ
る。
図において、101は商用交流電源を整流平滑した直流
電源(以下、母線という)により、トランスTを介して
作動するP相ベースアンプ104とN相ベースアンプ105と
を構成して制御用電源を出力するスイッチングレギュレ
ータ、102は上記電源をスイッチングするパワートラン
ジスタモジュール、103はコンパレータ106、フォトカプ
ラ107、分圧抵抗110、111、112、113で構成される電圧
検出回路、108は母線電圧VDCを降圧してツェナーダイオ
ード109に印加するための降圧用抵抗である。
次に、上記インバータ装置の直流電圧検出回路の構成
に基づいて動作を説明する。
電圧検出回路103のコンパレータ106の負端子には、母
線電圧VDCの変動の影響がないようにツェナーダイオー
ド109によって定電圧化された動作電圧VCCを分圧抵抗11
0、111で分圧した基準電圧V1が印加されている。
即ち、V1=VCC・R1/R1+R2となる。
また、上記コンパレータ106の正端子には、母線電圧V
DCを分圧抵抗112、113で分圧した比較電圧V2が印加され
ているので、 V2=VDC・R3/R3+R4となる。
従って、母線電圧VDCの変動にともなって比較電圧V2
が変化するとこのV2とV1との差電圧 Vd=V2−V1 =VDC・R3/R4−VCC・R1/R1+R2 がコンパレータ106に入力して、フォトカプラ107をオン
・オフさせ、母線電圧VDCの変動を検出する。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような構成の従来の電圧検出回路では、ツェナ
ダイオード109によって定電圧の動作電圧VCCを得るため
に、比較的高電圧200〜300Vの母線電圧VDCより降圧用抵
抗108に電流が流れるので、この降圧による電力損失が
大きくなる。さらに、降圧用抵抗108が占めるスペース
が大きく、発熱量も高いので、温度上昇による周辺の素
子等に対して悪影響を招く恐れが生じるなどの問題があ
った。
一方、特許公報には特開昭62−12386号公報に掲載の
技術がある。この技術は、電圧検出回路の専用の巻線を
用意し、そこから電力を供給するものであるから、変圧
器の専用巻線を準備する必要があり、廉価に製造できな
い。
そこで、この発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、専用の巻線を使用することなく、
そして、降圧用抵抗が小電力用のものでよく、かつ、小
型化可能で占めるスペースも小さく、また、発熱によっ
て生じる周辺部材に対する影響の恐れがないインバータ
装置の直流電圧検出回路を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るインバータ装置の直流電圧検出回路
は、ベースアンプ回路のN相より直流電流を降圧用抵抗
を介して供給し、ツェナーダイオードによって定電圧し
た動作電源によって、直流電圧を検出するためのコンパ
レータ及びフォトカプラを作動させるようにしたもので
ある。
[作用] この発明においては、直流電圧を検出する動作電源を
母線電圧より低電圧のベースアンプ回路のN相より供給
するようにしたので、ツェナーダイオードの降圧用抵抗
が小電力用のものでよく、従って降圧用抵抗は小型とな
り、発熱量が少ないために電力損失が低減する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例によるインバータ装置の
直流電圧検出回路を示す図である。なお、101〜113は従
来例を示した第2図における同符号と同一または相当部
分である。
図において、電圧検出回路103の動作電源はN相ベー
スアンプ105よりツェナーダイオード109の降圧用抵抗10
8を介して供給し、ここで定電圧化されて分圧抵抗110、
111による一定の電圧値 VCC・R2/R1+R2 がコンパレータ106の負端子に印加され、正端子には従
来例と同様に分圧抵抗112、113によって母線電圧VDC
分圧された電圧値 VDC・R4/R3+R4 が印加されるようになっている。
上記のような構成による電圧検出回路103の動作は、
従来と全く同様であるが、動作電源を取り出すN相ベー
スアンプ105の電圧値が低い、即ち、N相ベースアンプ1
05の電圧値Vnと動作電圧VCCとの差は数V程度となるの
で、例えば、動作電流が10mAの場合の降圧用抵抗108に
よる電力損失は数十mW程度となるので、従来例のよう
に、例えば、約200Vの母線電圧より動作電源を供給する
と200V×100mA=2W、即ち、約2Wの電力損失があったも
のを数十mWに低減することができる。
従って、降圧用抵抗108は数十mW程度の定格のものを
使用して所定の電圧降下を行うことができ、発熱量も僅
かなので周辺の回路素子等に対する悪影響の恐れがなく
なる。
なお、上記実施例では電圧検出回路における動作電源
の供給回路について説明したが、例えば、積分回路と発
振回路とによるV/Fコンバータ回路等の動作電源につい
て適用しても、上記実施例と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のインバータ装置の直
流電圧検出回路は、ベースアンプ回路から降圧用抵抗を
介して直流電流を供給し、ツェナーダイオードによって
定電圧化し、それを直流電圧を検出するためのコンパレ
ータ及びフォトカプラに供給する直流電圧検出回路を具
備するものであるから、インバータ装置における直流電
圧検出の動作電源を、低電圧のベースアンプ側より供給
してツェナーダイオードに印加する電圧を降下させるよ
うに構成したので、降圧用抵抗が低電力定格のものでよ
く、このために電力消費が少なく、かつ、発熱による故
障等の恐れのない直流電圧検出回路が得られる。
特に、複数相のベースアンプ回路の一相から降圧用抵
抗を介して直流電流を供給し、ツェナーダイオードによ
って定電圧化し、それを直流電圧で検出するためのコン
パレータ及びフォトカプラに供給するようにしたので、
特別の装置を要することなく比較的低電圧を確実に得る
ことができるものであって、上述した作用効果を的確に
奏し得るインバータ装置の直流電圧検出回路を、簡潔な
構成で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるインバータ装置の直
流電圧検出回路を示す図、第2図は従来のインバータ装
置の直流電圧検出回路を示す図である。 図において、 102……パワートランジスタモジュール、103……電圧検
出回路、104……P相ベースアンプ、105……N相ベース
アンプ、106……コンパレータ、107……フォトカプラ、
108……降圧用抵抗、109……ツェナーダイオード である。 なお、図中、同一符号及び同一符号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源を整流平滑してなる直流電源と、
    パルス幅変調信号が入力された複数相のベースアンプ回
    路と、前記ベースアンプ回路を介してパルス幅変調信号
    がそのベースに印加されるパワートランジスタとを具備
    し、前記パワートランジスタによって前記直流電源をス
    イッチング制御して疑似交流に変換するインバータ装置
    と、前記複数相のベースアンプ回路の一相から降圧用抵
    抗を介して直流電流を供給し、ツェナーダイオードによ
    って定電圧化し、それを直流電圧を検出するためのコン
    パレータ及びフォトカプラに供給する直流電圧検出回路
    とを具備することを特徴とするインバータ装置の直流電
    圧検出回路。
JP62190682A 1987-07-30 1987-07-30 インバ−タ装置の直流電圧検出回路 Expired - Fee Related JP2576137B2 (ja)

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