JP2802357B2 - 密閉容器 - Google Patents
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- JP2802357B2 JP2802357B2 JP4350628A JP35062892A JP2802357B2 JP 2802357 B2 JP2802357 B2 JP 2802357B2 JP 4350628 A JP4350628 A JP 4350628A JP 35062892 A JP35062892 A JP 35062892A JP 2802357 B2 JP2802357 B2 JP 2802357B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/02—Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
- B65D41/04—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
- B65D41/0407—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation with integral sealing means
- B65D41/0414—Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation with integral sealing means formed by a plug, collar, flange, rib or the like contacting the internal surface of a container neck
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉容器、特に広範囲
の温度領域で実験室において使用し、容量が数ミリリッ
トル程度の容器に関するものである。
の温度領域で実験室において使用し、容量が数ミリリッ
トル程度の容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の容器は、ネジ閉止容器タイプのも
のであり、O−リングのようなパッキングを有してい
る。そのような構造は、結果として、O−リングの材質
が活性な液体内容物によって犯された時、容器の内容物
の不純物となる。更に、追加の封止材はよりコストが掛
かる。
のであり、O−リングのようなパッキングを有してい
る。そのような構造は、結果として、O−リングの材質
が活性な液体内容物によって犯された時、容器の内容物
の不純物となる。更に、追加の封止材はよりコストが掛
かる。
【0003】従来の閉止容器は、閉止具は断面が放物線
をなす形状を持った閉止突起を有している。その周囲部
に、弾性を有し、閉止具が容器本体とネジ止めした時、
容器の開口部の内側縁に対して封止する閉止突起は閉止
面を有している。その縁において、ケース上壁とケース
側壁が急角度で互いに押圧されている。即ち、内側縁の
曲率半径は、長手方向断面ではほとんど0である。従っ
て、閉止面は環状の線で接触し、その結果表面圧が生じ
る。そのような表面圧は、閉止具が容器とネジ止めされ
た時、閉止突起を内方に変形させる。
をなす形状を持った閉止突起を有している。その周囲部
に、弾性を有し、閉止具が容器本体とネジ止めした時、
容器の開口部の内側縁に対して封止する閉止突起は閉止
面を有している。その縁において、ケース上壁とケース
側壁が急角度で互いに押圧されている。即ち、内側縁の
曲率半径は、長手方向断面ではほとんど0である。従っ
て、閉止面は環状の線で接触し、その結果表面圧が生じ
る。そのような表面圧は、閉止具が容器とネジ止めされ
た時、閉止突起を内方に変形させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような閉止構造で
も、室温においてはまったく問題はない。しかし、広範
囲、例えば、−136℃から100℃において使用する
場合、その閉止容器は閉止期間中危険な状態となる。特
に高温では、閉止部材の材質の大きな変形が生じその結
果、密閉力が減少し、容器の内容物の漏洩に繋がる。こ
の状況は、容器がハードなウオーターバスに浸漬した
時、100℃に達するような高温での調査での蒸気圧の
増加によってより悪化する。冷媒として液体チッ素を使
用した時等の−196℃のような低温では、プラスチッ
ク容器の塑性変形が、特に圧縮されている閉止部におい
て、生じる。その結果、冷媒は容器内に浸透し、そこで
蒸発し閉止が破られることとなる。また、環境汚染にも
なる。
も、室温においてはまったく問題はない。しかし、広範
囲、例えば、−136℃から100℃において使用する
場合、その閉止容器は閉止期間中危険な状態となる。特
に高温では、閉止部材の材質の大きな変形が生じその結
果、密閉力が減少し、容器の内容物の漏洩に繋がる。こ
の状況は、容器がハードなウオーターバスに浸漬した
時、100℃に達するような高温での調査での蒸気圧の
増加によってより悪化する。冷媒として液体チッ素を使
用した時等の−196℃のような低温では、プラスチッ
ク容器の塑性変形が、特に圧縮されている閉止部におい
て、生じる。その結果、冷媒は容器内に浸透し、そこで
蒸発し閉止が破られることとなる。また、環境汚染にも
なる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、所望の
閉止時間、例えば20分の間−196℃から100℃の
ような広範囲の温度領域でも優れた密閉性を有する改良
された密閉容器を提供することにある。
閉止時間、例えば20分の間−196℃から100℃の
ような広範囲の温度領域でも優れた密閉性を有する改良
された密閉容器を提供することにある。
【0006】 その特徴とするところは、−196℃〜
100℃の温度範囲で使用できる実験室用のものであっ
て、容器本体1とプラスチック製閉止具11とから成
り、該容器本体1は上部容器口24を有する容器壁を有
し、その容量は数ミリリットルであり、該閉止具11は
上壁部12を有し、該容器本体1と該閉止具11はその
間で効果のあるロック機構と、液を封止するシール機構
を有し、該シール機構は該上壁部12と一体で、該上方
容器口24内に延びている環状閉止突起20を有し、該
環状閉止突起20は該容器壁4の容器閉止面23と接触
して閉止する閉止突起閉止面21を有し、該閉止突起閉
止面21と該容器閉止面23は、その長手方向断面にお
いて、容器の閉止時に要求される該両閉止面の材質の変
形にもかかわらず、まだ閉止性は十分であるような最小
の表面圧を示すような形状であり、その内の一方はほと
んど直線であり、他方は約1mmの曲率半径を有するカ
ーブであり、且つ該環状閉止突起20は硬度が大きい
が、表面圧がかかった時には小さな弾性変形を許容する
ものである点にある。
100℃の温度範囲で使用できる実験室用のものであっ
て、容器本体1とプラスチック製閉止具11とから成
り、該容器本体1は上部容器口24を有する容器壁を有
し、その容量は数ミリリットルであり、該閉止具11は
上壁部12を有し、該容器本体1と該閉止具11はその
間で効果のあるロック機構と、液を封止するシール機構
を有し、該シール機構は該上壁部12と一体で、該上方
容器口24内に延びている環状閉止突起20を有し、該
環状閉止突起20は該容器壁4の容器閉止面23と接触
して閉止する閉止突起閉止面21を有し、該閉止突起閉
止面21と該容器閉止面23は、その長手方向断面にお
いて、容器の閉止時に要求される該両閉止面の材質の変
形にもかかわらず、まだ閉止性は十分であるような最小
の表面圧を示すような形状であり、その内の一方はほと
んど直線であり、他方は約1mmの曲率半径を有するカ
ーブであり、且つ該環状閉止突起20は硬度が大きい
が、表面圧がかかった時には小さな弾性変形を許容する
ものである点にある。
【0007】 驚くべきことに、本発明によると提供さ
れる閉止面での表面圧は小さいが、所望の温度範囲にお
いて十分な気密性を有する。一方、それは所望の閉止時
間において素材の塑性変形を小さくし、それによって、
密閉機能が悪影響を受けず、十分な最小の密閉性を示
す。
れる閉止面での表面圧は小さいが、所望の温度範囲にお
いて十分な気密性を有する。一方、それは所望の閉止時
間において素材の塑性変形を小さくし、それによって、
密閉機能が悪影響を受けず、十分な最小の密閉性を示
す。
【0008】 これは、高い気密性を得るには高い表面
圧が必要であるという仮定に基づいた従来の密閉技術と
は、根本的に異なっている。本発明の第1の態様による
と、閉止具と容器本体との環状突起面と容器の閉止面
の、長手方向断面での曲率半径を適当に選択することに
よって、表面圧を小さくすることができる。
圧が必要であるという仮定に基づいた従来の密閉技術と
は、根本的に異なっている。本発明の第1の態様による
と、閉止具と容器本体との環状突起面と容器の閉止面
の、長手方向断面での曲率半径を適当に選択することに
よって、表面圧を小さくすることができる。
【0009】基本的に、2つの曲率半径をほぼ無限にす
ることによって表面圧を最小にすることができる。即
ち、突起閉止面と容器閉止面は互いに線接触するという
ことである。しかし、このような構造は問題がある。閉
止面の製造時や損傷時における誤差が密閉性の減少に繋
がる。本発明の実施例では、曲率半径の1つだけを無限
にするものがある。その他の曲率半径は、明らかに0で
はないが、より小さい値である。そのような曲率半径の
組み合わせは、表面圧を小さくし、閉止面の寸法の不正
確さや閉止面の損傷を補償する。特に、閉止面は小さな
曲率半径を有している。より損傷を受けやすい容器の閉
止面はより小さな曲率半径となっている。容器口の内側
縁部の容器閉止面は、損傷を受けにくく、汚染もされに
くくなっている。約1mmという小さな曲率半径は、優
れた結果を示した。
ることによって表面圧を最小にすることができる。即
ち、突起閉止面と容器閉止面は互いに線接触するという
ことである。しかし、このような構造は問題がある。閉
止面の製造時や損傷時における誤差が密閉性の減少に繋
がる。本発明の実施例では、曲率半径の1つだけを無限
にするものがある。その他の曲率半径は、明らかに0で
はないが、より小さい値である。そのような曲率半径の
組み合わせは、表面圧を小さくし、閉止面の寸法の不正
確さや閉止面の損傷を補償する。特に、閉止面は小さな
曲率半径を有している。より損傷を受けやすい容器の閉
止面はより小さな曲率半径となっている。容器口の内側
縁部の容器閉止面は、損傷を受けにくく、汚染もされに
くくなっている。約1mmという小さな曲率半径は、優
れた結果を示した。
【0010】極低温や高温での材質の変形を減少させる
ため、表面圧下の該閉止突起がわずかに弾性変形する
が、まだ必要な密閉性を有し、製造時等の誤差が補償さ
れるように、閉止突起の硬度が選択される。更に、これ
は、それぞれの荷重状態における閉止突起の変形スピー
ドを減少させる。閉止突起の所望の硬度は、その寸法と
形状及び使用する材質によって得られる。このため、閉
止突起はコンパクトなものが望ましく、例えば、その基
部の幅よりも高さの方が小さいものがよい。更にその断
面視が上部を切断した形状となっているため、変形に良
い影響を与える。更に、閉止具の上表面から容器の長手
方向軸に向かう突起閉止面の傾斜を急な角度にすること
によって、誤差の補償を確実にし、閉止突起の放射方向
変形による表面圧を調整できる範囲を大きくする。
ため、表面圧下の該閉止突起がわずかに弾性変形する
が、まだ必要な密閉性を有し、製造時等の誤差が補償さ
れるように、閉止突起の硬度が選択される。更に、これ
は、それぞれの荷重状態における閉止突起の変形スピー
ドを減少させる。閉止突起の所望の硬度は、その寸法と
形状及び使用する材質によって得られる。このため、閉
止突起はコンパクトなものが望ましく、例えば、その基
部の幅よりも高さの方が小さいものがよい。更にその断
面視が上部を切断した形状となっているため、変形に良
い影響を与える。更に、閉止具の上表面から容器の長手
方向軸に向かう突起閉止面の傾斜を急な角度にすること
によって、誤差の補償を確実にし、閉止突起の放射方向
変形による表面圧を調整できる範囲を大きくする。
【0011】本発明の第2の態様による密閉容器におい
ては、閉止突起の長さが、その突起閉止面が容器閉止面
に対して、容器内の液の蒸気圧によって発生する圧力に
よって押圧されるように選択されている。実際の温度条
件下での材質の塑性変形は、密閉性を促進又は少なくと
も維持するため使用される。その密閉性はもともと閉止
突起の弾性によって得られるものである。これによっ
て、密閉性が大きく、且つ閉止具と容器本体との間のネ
ジ込み力とは独立して得られるというメリットがある。
このことは、閉止突起が放射方向に容器閉止面に対して
押圧する場合に大きい。
ては、閉止突起の長さが、その突起閉止面が容器閉止面
に対して、容器内の液の蒸気圧によって発生する圧力に
よって押圧されるように選択されている。実際の温度条
件下での材質の塑性変形は、密閉性を促進又は少なくと
も維持するため使用される。その密閉性はもともと閉止
突起の弾性によって得られるものである。これによっ
て、密閉性が大きく、且つ閉止具と容器本体との間のネ
ジ込み力とは独立して得られるというメリットがある。
このことは、閉止突起が放射方向に容器閉止面に対して
押圧する場合に大きい。
【0012】上記効果を改良するため、閉止突起面と容
器閉止面は閉止突起の自由端に近接して設けられる。好
ましくは、容器閉止面は容器壁のある部分に設けられて
いる。更に、閉止突起面は実質的に容器の長手方向軸と
平行に延びているという配置が好適である。
器閉止面は閉止突起の自由端に近接して設けられる。好
ましくは、容器閉止面は容器壁のある部分に設けられて
いる。更に、閉止突起面は実質的に容器の長手方向軸と
平行に延びているという配置が好適である。
【0013】本発明の2つの態様の両方における密閉容
器においては、閉止具上表面は、その圧力による変形を
防止又は減少させる程度の硬度を有している。これによ
り、容器閉止面から突起閉止面が外れることを防止す
る。このため、閉止具上面は壁面と同じ厚みであること
が望ましい。
器においては、閉止具上表面は、その圧力による変形を
防止又は減少させる程度の硬度を有している。これによ
り、容器閉止面から突起閉止面が外れることを防止す
る。このため、閉止具上面は壁面と同じ厚みであること
が望ましい。
【0014】密閉性に悪影響を与える材質の好ましくな
い流動を防止又は減少させるため、間隔を空けず容器閉
止面に近接した該容器壁36は放射部材によって囲まれ
ている。
い流動を防止又は減少させるため、間隔を空けず容器閉
止面に近接した該容器壁36は放射部材によって囲まれ
ている。
【0015】ロック機構は、閉止具壁の内側、及び容器
壁の外側におけるロック部材によって構成されている。
従って、ロック部材は、容器の内容物と接触しない。好
ましくは、そのロック部材はヘリカルネジで構成されて
いる。これは、表面圧を正確に調整できる。ロック部材
が、予め噛合させるための噛合部材である場合は、噛合
機能は簡単で、表面圧の微調整が可能である。このた
め、ネジは、容器壁及び閉止具壁上の多数のネジである
場合、その多数のネジはそれぞれのネジの曲がりに沿っ
た低い高さの先頭部を有している。これによって、互い
に、噛合する部材となる。従って、容器口に近接したネ
ジの先頭部は、噛合作用のために使用されており、他の
部分はロック作用のために用いられている。閉止突起
は、容器の長手方向に、閉止突起の容器口への挿入を容
易にするための閉止具側壁を越えて延びている。
壁の外側におけるロック部材によって構成されている。
従って、ロック部材は、容器の内容物と接触しない。好
ましくは、そのロック部材はヘリカルネジで構成されて
いる。これは、表面圧を正確に調整できる。ロック部材
が、予め噛合させるための噛合部材である場合は、噛合
機能は簡単で、表面圧の微調整が可能である。このた
め、ネジは、容器壁及び閉止具壁上の多数のネジである
場合、その多数のネジはそれぞれのネジの曲がりに沿っ
た低い高さの先頭部を有している。これによって、互い
に、噛合する部材となる。従って、容器口に近接したネ
ジの先頭部は、噛合作用のために使用されており、他の
部分はロック作用のために用いられている。閉止突起
は、容器の長手方向に、閉止突起の容器口への挿入を容
易にするための閉止具側壁を越えて延びている。
【0016】容器はポリエチレンやポリプロピレン等の
ポリオレフィンで製造される。閉止具と容器本体とのポ
リオレフィンは種々の組み合わせが考えられる。更に、
活性の高い物質を取り扱う場合には、ポリテトラフルオ
ロエチレン等のフッ素樹脂を使用することが好ましい。
閉止突起と閉止具上壁部の硬度増加に関して、閉止具の
それが容器本体のそれより大きいものが好適である。こ
のことは、適当なプラスチックを選択すること、及び適
当な添加剤を用いることによってできる。
ポリオレフィンで製造される。閉止具と容器本体とのポ
リオレフィンは種々の組み合わせが考えられる。更に、
活性の高い物質を取り扱う場合には、ポリテトラフルオ
ロエチレン等のフッ素樹脂を使用することが好ましい。
閉止突起と閉止具上壁部の硬度増加に関して、閉止具の
それが容器本体のそれより大きいものが好適である。こ
のことは、適当なプラスチックを選択すること、及び適
当な添加剤を用いることによってできる。
【0017】以下図面に示す実施例に基づいて本発明の
更に別の目的や構成について、より詳細に説明する。
更に別の目的や構成について、より詳細に説明する。
【0018】
【実施例】図1乃至3は、本発明による密閉容器の容器
本体を示す。1.3mlの容量の該容器本体1は、テー
パー状の底部2とシリンダー部3を有している。該容器
本体1のそれらの部分には、液面レベルを表示する表示
5が設けられている。更に、その上端部は、一対のネジ
山からなるネジエリア6を有している。図1及び2に見
られるように、ネジエリアのネジ山の第1先頭部81、
82は、互いに約90°であり、埋め合わせするような
位置にある。更に、ネジ山の第2先頭部91、92の高
さは、ネジエリア6の4分の1以上に渡って低くなって
いる。それは、ネジエリア6の半分の長さ以上に渡って
明確な鋸歯状断面を有するネジ部101、102となっ
ている。
本体を示す。1.3mlの容量の該容器本体1は、テー
パー状の底部2とシリンダー部3を有している。該容器
本体1のそれらの部分には、液面レベルを表示する表示
5が設けられている。更に、その上端部は、一対のネジ
山からなるネジエリア6を有している。図1及び2に見
られるように、ネジエリアのネジ山の第1先頭部81、
82は、互いに約90°であり、埋め合わせするような
位置にある。更に、ネジ山の第2先頭部91、92の高
さは、ネジエリア6の4分の1以上に渡って低くなって
いる。それは、ネジエリア6の半分の長さ以上に渡って
明確な鋸歯状断面を有するネジ部101、102となっ
ている。
【0019】容器本体のネジエリア6は、図4及び5に
示す閉止具11と共動する。閉止具は、外部周囲におい
て、筒状閉止壁13と一体的に連結している上壁部12
を有している。筒状閉止壁13は、ネジの最初から終わ
りまで連続した鋸歯状である一対の内側ネジ14を有し
ている。閉止具11は、2本のネジ山の最初の部分が容
器本体1のネジ山7の第2先頭部91、92と噛合する
ように設計されている。そして、閉止具11は回転さ
れ、閉止具と容器本体とがしっかりと密閉されるよう
に、鋸歯状ネジ部101、102とネジが係合する。
示す閉止具11と共動する。閉止具は、外部周囲におい
て、筒状閉止壁13と一体的に連結している上壁部12
を有している。筒状閉止壁13は、ネジの最初から終わ
りまで連続した鋸歯状である一対の内側ネジ14を有し
ている。閉止具11は、2本のネジ山の最初の部分が容
器本体1のネジ山7の第2先頭部91、92と噛合する
ように設計されている。そして、閉止具11は回転さ
れ、閉止具と容器本体とがしっかりと密閉されるよう
に、鋸歯状ネジ部101、102とネジが係合する。
【0020】閉止具12と容器本体1とが密閉される
前、閉止具12は容器本体1と、閉止具の一方と一体に
連結されている柔軟フラップ15によって連結されてい
る。更に、拡張部17を有するフラップ鳩目の端部は容
器本体1の外溝16に係合している。その溝16の下方
で、容器本体1は一体の放射部材19を有している。そ
の放射部材19は、フラップ鳩目16と閉止具のネジ部
のための台部となっている。
前、閉止具12は容器本体1と、閉止具の一方と一体に
連結されている柔軟フラップ15によって連結されてい
る。更に、拡張部17を有するフラップ鳩目の端部は容
器本体1の外溝16に係合している。その溝16の下方
で、容器本体1は一体の放射部材19を有している。そ
の放射部材19は、フラップ鳩目16と閉止具のネジ部
のための台部となっている。
【0021】閉止具12と容器本体1との係合は、それ
らを密閉させる。それぞれのシール機構は、図4に示す
ように、上壁部12に設けられている環状閉止突起20
は、閉止具の長手方向軸と同心であり、上端部を切って
平らにされている。上部が平らになった環状閉止突起2
0の外側斜面は、約25°の角度で閉止具11の長手方
向軸の方に傾斜している閉止突起閉止面21を有してい
る。このこの閉止突起閉止面21の長手方向断面の湾曲
部の曲率半径は、ほぼ無限である。
らを密閉させる。それぞれのシール機構は、図4に示す
ように、上壁部12に設けられている環状閉止突起20
は、閉止具の長手方向軸と同心であり、上端部を切って
平らにされている。上部が平らになった環状閉止突起2
0の外側斜面は、約25°の角度で閉止具11の長手方
向軸の方に傾斜している閉止突起閉止面21を有してい
る。このこの閉止突起閉止面21の長手方向断面の湾曲
部の曲率半径は、ほぼ無限である。
【0022】環状閉止突起20は、図3及び6に示され
る容器口24の内側縁部に設けられた容器閉止面23と
共動する。容器閉止面23は、その断面からわかるよう
に、約1mmの曲率半径を有している。
る容器口24の内側縁部に設けられた容器閉止面23と
共動する。容器閉止面23は、その断面からわかるよう
に、約1mmの曲率半径を有している。
【0023】閉止機構とネジによるロック機構を、図7
乃至9を参照してより詳細に説明する。これらの図にお
いて、閉止具11が外され、容器本体内が加圧される前
の状態の密閉容器が破線で示され、20分の閉止時間の
後の容器本体内が加圧された時の状態を実線で示す。
乃至9を参照してより詳細に説明する。これらの図にお
いて、閉止具11が外され、容器本体内が加圧される前
の状態の密閉容器が破線で示され、20分の閉止時間の
後の容器本体内が加圧された時の状態を実線で示す。
【0024】図7に見られるように、上壁部12は圧力
によって外側に変形し、その結果閉止突起閉止面21と
容器閉止面23がわずかに移動する。にもかかわらず、
閉止突起閉止面21と容器閉止面23の曲率半径は、表
面圧が低く、環状閉止突起20を予めわずかに圧縮され
いるので使用する材質はほとんど変形しないようにされ
ているため、密閉効果はまだ十分である。更に、筒状閉
止壁13と一体であり、容器壁4を支持する環状部材2
5は、容器口24を外部から密閉し、シール機構のエリ
アにおいて、変形と逆作用する。
によって外側に変形し、その結果閉止突起閉止面21と
容器閉止面23がわずかに移動する。にもかかわらず、
閉止突起閉止面21と容器閉止面23の曲率半径は、表
面圧が低く、環状閉止突起20を予めわずかに圧縮され
いるので使用する材質はほとんど変形しないようにされ
ているため、密閉効果はまだ十分である。更に、筒状閉
止壁13と一体であり、容器壁4を支持する環状部材2
5は、容器口24を外部から密閉し、シール機構のエリ
アにおいて、変形と逆作用する。
【0025】図8は、密閉容器内の内圧によるゆがみを
減少させるように、閉止具11の上壁部12の肉厚を大
きくした変形例を示している。これは、閉止突起閉止面
21と容器閉止面23との間の密閉効果の損傷を減少さ
せる。この変形例では、250N/mm2 の弾性係数を有
する材質が閉止具11に使用されており、500N/mm
2 の弾性係数を有する材質が容器本体1に使用されてい
るため、密閉効果はある程度減少する。
減少させるように、閉止具11の上壁部12の肉厚を大
きくした変形例を示している。これは、閉止突起閉止面
21と容器閉止面23との間の密閉効果の損傷を減少さ
せる。この変形例では、250N/mm2 の弾性係数を有
する材質が閉止具11に使用されており、500N/mm
2 の弾性係数を有する材質が容器本体1に使用されてい
るため、密閉効果はある程度減少する。
【0026】図9に示す上壁部12の壁面厚みが同じ実
施例では、容器本体と閉止具の材質の弾性係数を逆にし
ている。即ち、閉止具11のそれが500N/mm2 であ
り、容器本体1のそれが250N/mm2 である。その結
果、上壁部12のゆがみと、閉止面21と23の変形は
相当減少する。
施例では、容器本体と閉止具の材質の弾性係数を逆にし
ている。即ち、閉止具11のそれが500N/mm2 であ
り、容器本体1のそれが250N/mm2 である。その結
果、上壁部12のゆがみと、閉止面21と23の変形は
相当減少する。
【0027】図10は、内側ネジ27と連絡フラップ2
8を有する閉止具26を持つ密閉容器の例を示す。該連
絡フラップ28は、ネジエリア6と図1乃至3に示す実
施例の溝18とを連結する。しかしながら、閉止具26
に、上壁部29に設けられた環状閉止突起30があり、
その突起30は、閉止具の長手方向軸と平行な閉止具の
壁311を越えて延びている。環状閉止突起30は、該
突起の自由端に小さな曲率半径を32を持った外部閉止
面31を有している。それによって、容器口内への該突
起の挿入が容易になる。
8を有する閉止具26を持つ密閉容器の例を示す。該連
絡フラップ28は、ネジエリア6と図1乃至3に示す実
施例の溝18とを連結する。しかしながら、閉止具26
に、上壁部29に設けられた環状閉止突起30があり、
その突起30は、閉止具の長手方向軸と平行な閉止具の
壁311を越えて延びている。環状閉止突起30は、該
突起の自由端に小さな曲率半径を32を持った外部閉止
面31を有している。それによって、容器口内への該突
起の挿入が容易になる。
【0028】図11は、その上端部に、図1乃至3に示
されるそれらよりも小さいネジ35を持つネジ部34を
有する共動容器33を示している。その容器33のネジ
35は、閉止具26のネジ27とかみ合い、閉止フラッ
プ28は、容器33の溝351に係合する鳩目341を
有している。
されるそれらよりも小さいネジ35を持つネジ部34を
有する共動容器33を示している。その容器33のネジ
35は、閉止具26のネジ27とかみ合い、閉止フラッ
プ28は、容器33の溝351に係合する鳩目341を
有している。
【0029】容器33の壁36は、容器口37から間隔
をあけた位置に、チャンバー38を有している。その壁
36は、このエリアで減少した断面を有している。その
下端部において、チャンバー38に続いて容器壁36の
内側面からなる閉止面39がある。該閉止面39の下方
位置で、壁36はわずかにへこんでいる。図11は、変
形していない元の状態における閉止具26の環状閉止突
起30を破線で示す。しかし、それが容器口37に挿入
された時、環状閉止突起30は内側に弾性変形する。そ
の湾曲面32と該閉止面がチャンバー38、更に、容器
閉止面39と係合する。
をあけた位置に、チャンバー38を有している。その壁
36は、このエリアで減少した断面を有している。その
下端部において、チャンバー38に続いて容器壁36の
内側面からなる閉止面39がある。該閉止面39の下方
位置で、壁36はわずかにへこんでいる。図11は、変
形していない元の状態における閉止具26の環状閉止突
起30を破線で示す。しかし、それが容器口37に挿入
された時、環状閉止突起30は内側に弾性変形する。そ
の湾曲面32と該閉止面がチャンバー38、更に、容器
閉止面39と係合する。
【0030】図12及び13は、環状閉止突起30が内
側に変形した状態の密閉容器を示している。最初のゆが
みや変形は破線で示し、ある時間閉止後のゆがみや変形
は実線で示す。最初の変形時、環状閉止突起30は、閉
止突起閉止面31だけを、閉止面39のエリアで壁36
に係合させる。この時、容器の最初の加圧がない場合で
も、閉止突起30の弾性反発力は、閉止面31と39の
間に、液封するのに十分な表面圧を発生させる。閉止突
起30と壁36の間の間隙40は、閉止面31、39か
ら容器口37に延びている。それによって、閉止突起が
変形するような空間が生じる。
側に変形した状態の密閉容器を示している。最初のゆが
みや変形は破線で示し、ある時間閉止後のゆがみや変形
は実線で示す。最初の変形時、環状閉止突起30は、閉
止突起閉止面31だけを、閉止面39のエリアで壁36
に係合させる。この時、容器の最初の加圧がない場合で
も、閉止突起30の弾性反発力は、閉止面31と39の
間に、液封するのに十分な表面圧を発生させる。閉止突
起30と壁36の間の間隙40は、閉止面31、39か
ら容器口37に延びている。それによって、閉止突起が
変形するような空間が生じる。
【0031】液体探査のための温度上昇により、容器の
内圧が上がると、閉止突起30の放射状の外側方向への
塑性変形が生じる。閉止突起の自由端に向かうエリアで
最大の変形が生じ、閉止面31、39の間の表面圧が増
加するか、少なくとも維持される。図面では環状フラン
ジ41と一体の放射部材が、容器壁36が膨張するのを
防止するために設けられている。また、その壁36は閉
止面31、39間の表面圧を減少させる。
内圧が上がると、閉止突起30の放射状の外側方向への
塑性変形が生じる。閉止突起の自由端に向かうエリアで
最大の変形が生じ、閉止面31、39の間の表面圧が増
加するか、少なくとも維持される。図面では環状フラン
ジ41と一体の放射部材が、容器壁36が膨張するのを
防止するために設けられている。また、その壁36は閉
止面31、39間の表面圧を減少させる。
【0032】図12は、最初の変形に加えて、約1分後
の変形を示している。図13は、約1時間後の最終変形
を示している。変形スピードは、急速に減少し、一定の
閉止状態になることが望ましい。
の変形を示している。図13は、約1時間後の最終変形
を示している。変形スピードは、急速に減少し、一定の
閉止状態になることが望ましい。
【0033】図7乃至9及び図12、13に示す変形挙
動は、ポリオレフィンの物性に基づいて、FEM(無限
要素法)によって計算されたものである本発明による密
閉容器では、最低30分の閉止時間で100℃のウオー
ターバス中で、1.3mlの容量で0.3%以下の欠損
率(液3.9mg以下)を得られる。
動は、ポリオレフィンの物性に基づいて、FEM(無限
要素法)によって計算されたものである本発明による密
閉容器では、最低30分の閉止時間で100℃のウオー
ターバス中で、1.3mlの容量で0.3%以下の欠損
率(液3.9mg以下)を得られる。
【0034】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
密閉容器によると、密閉が確実で、ロスが非常に少な
い。更に、本発明は、O−リング等の別個の密閉部材を
使用することなく、且つ別個の製造や取り付けのコスト
が必要なく、望ましい状況下で必要な密閉性を与える。
密閉容器によると、密閉が確実で、ロスが非常に少な
い。更に、本発明は、O−リング等の別個の密閉部材を
使用することなく、且つ別個の製造や取り付けのコスト
が必要なく、望ましい状況下で必要な密閉性を与える。
【0035】更に、本発明は、従来技術の汚染問題が解
決される。よって、本発明の容器本体は、遠心分離機等
のできるだけ安全な容器として使用でき、液を貯蔵、移
送する容器として、冷凍容器として、100℃のウオー
ターバス中の卵白変性用容器として使用できる。
決される。よって、本発明の容器本体は、遠心分離機等
のできるだけ安全な容器として使用でき、液を貯蔵、移
送する容器として、冷凍容器として、100℃のウオー
ターバス中の卵白変性用容器として使用できる。
【図1】本発明の容器本体の側面図である。
【図2】図1と同様の図であるが、90°回転した側面
図である。
図である。
【図3】図1及び図2に示される容器本体の長手方向断
面図である。
面図である。
【図4】容器本体の閉止状態を示す部分断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図3のVIの一点鎖線の範囲の詳細図である。
【図7】加圧下での図1乃至6の容器本体と閉止具間の
関係を示す断面図である。
関係を示す断面図である。
【図8】硬度が大きくなった上壁面を持つ閉止具を示す
図7と同様の図である。
図7と同様の図である。
【図9】閉止具と容器本体との他の状況を示す図8と同
様の図である。
様の図である。
【図10】本発明の他の実施例の環状閉止突起を有する
閉止具を示す部分断面図である。
閉止具を示す部分断面図である。
【図11】図10の部分断面図である。
【図12】閉止具の変形を示す図11と同様の図であ
る。
る。
【図13】膨張時間後の密閉容器の変形を示す図12と
同様の図である。
同様の図である。
1 容器本体 2 底部 3 シリンダー部 4 容器壁 5 表示 6 ネジエリア 11 閉止具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール・バルツツェン ドイツ連邦共和国、デー・2000 シェー ネフェルト、 ヴァヒテルヴェーク 35 ゲー (72)発明者 オリバー・ビール ドイツ連邦共和国、デー・2000 ハンブ ルク 61、 フローメシュトラーセ 75 (56)参考文献 特開 昭59−4477(JP,A) 実開 昭59−168351(JP,U) 実開 昭54−170288(JP,U) 実公 昭43−15331(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01L 3/00 G01N 1/00
Claims (12)
- 【請求項1】 −196℃〜100℃の温度範囲で使用
できる実験室用のものであって、容器本体1とプラスチ
ック製閉止具11とから成り、該容器本体1は上部容器
口24を有する容器壁を有し、その容量は数ミリリット
ルであり、該閉止具11は上壁部12を有し、該容器本
体1と該閉止具11はその間で効果のあるロック機構
と、液を封止するシール機構を有し、該シール機構は該
上壁部12と一体で、該上方容器口24内に延びている
環状閉止突起20を有し、該環状閉止突起20は該容器
壁4の容器閉止面23と接触して閉止する閉止突起閉止
面21を有し、該閉止突起閉止面21と該容器閉止面2
3は、その長手方向断面において、容器の閉止時に要求
される該両閉止面の材質の変形にもかかわらず、まだ閉
止性は十分であるような最小の表面圧を示すような形状
であり、その内の一方はほとんど直線であり、他方は約
1mmの曲率半径を有するカーブであり、且つ該環状閉
止突起20は硬度が大きいが、表面圧がかかった時には
小さな弾性変形を許容するものであることを特徴とする
密閉容器。 - 【請求項2】 該容器閉止面23が該曲率半径の小さい
1つを有するものである請求項1記載の密閉容器。 - 【請求項3】 該容器閉止面23が容器口24の内部縁
に設けられているものである請求項1記載の密閉容器。 - 【請求項4】 該環状閉止突起20は、その基部の幅に
対応する基部と高さを有しているものである請求項1記
載の密閉容器。 - 【請求項5】 該環状閉止突起20は、その断面が上部
を切り取った形状をしているものである請求項1記載の
密閉容器。 - 【請求項6】 該閉止突起閉止面21は、該上壁部12
に設けられており、容器本体の中心軸に向かって急な角
度で傾斜しているものである請求項1記載の密閉容器。 - 【請求項7】 上壁部12、29は、その曲げを防止す
るため、閉止表面圧及び/又は大気以上の圧に耐えるの
に、十分な硬度を有しているものである請求項1記載の
密閉容器。 - 【請求項8】 該容器壁4、36は、放射状部材25、
41によって、該容器閉止面23、39と間隔を空け
ず、近接して囲まれているものである請求項1記載の密
閉容器。 - 【請求項9】 ロック機構は、筒状閉止壁13、131
の内側、及び容器壁4、31の外側に、ヘリカルネジ
7、14、27、35を有するものである請求項7記載
の密閉容器。 - 【請求項10】 ロック機構は、係合を起こさせる係合
手段91、92、14を有するものである請求項1記載
の密閉容器。 - 【請求項11】 容器本体の材質がポリオレフィン又は
フッ素樹脂である請求項1記載の密閉容器。 - 【請求項12】 閉止具の弾性係数は、容器本体1の弾
性係数よりも大きいものである請求項1記載の密閉容
器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4139810A DE4139810C2 (de) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | Deckelgefäß |
DE4139810.6 | 1991-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679184A JPH0679184A (ja) | 1994-03-22 |
JP2802357B2 true JP2802357B2 (ja) | 1998-09-24 |
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ID=6446151
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JP (1) | JP2802357B2 (ja) |
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DE (2) | DE4139810C2 (ja) |
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WO2003026979A2 (en) | 2001-09-28 | 2003-04-03 | Gen-Probe Incorporated | Closure system |
DE10213311A1 (de) * | 2002-03-25 | 2003-10-23 | B & K Corp Saginaw | Dichtkopf |
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US7138061B2 (en) | 2004-05-10 | 2006-11-21 | Scientific Plastic Products, Inc. | Flash chromatography cartridge |
CN102015482B (zh) * | 2008-04-24 | 2013-07-17 | 东洋制罐株式会社 | 复式容器以及注出方法 |
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WO2016127061A1 (en) | 2015-02-06 | 2016-08-11 | Sternick John L | Cuvette system |
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