JP2801730B2 - データ圧縮方法 - Google Patents
データ圧縮方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はLED(発光ダイオード)プリンタ、LCS(液晶
シャッタ)プリンタ等の印字ヘッドの画素形成素子が主
走査方向に固定配設された、所謂ノンインパクトプリン
タに係り、特に印字データを縮小するデータ圧縮方法に
関する。
シャッタ)プリンタ等の印字ヘッドの画素形成素子が主
走査方向に固定配設された、所謂ノンインパクトプリン
タに係り、特に印字データを縮小するデータ圧縮方法に
関する。
LEDプリンタ、LCSプリンタ等のプリンタ装置では半
角、1/4角、添え字等の縮小印字を行う為、所定のフォ
ントメモリから読み出したドットパターンデータを縮小
するデータ圧縮処理が行われている。例えば、ドットパ
ターンデータを半角にする場合にはフォントメモリから
読み出したデータを重複或いは間引き処理してデータ圧
縮を行っている。また、1文字をドットパターンで印字
する際の代表的な36×36ドットから24×24ドットへの変
換方法として所謂OR演算処理を行って標準文字パターン
に対して3/4のデータ圧縮処理を行っている。
角、1/4角、添え字等の縮小印字を行う為、所定のフォ
ントメモリから読み出したドットパターンデータを縮小
するデータ圧縮処理が行われている。例えば、ドットパ
ターンデータを半角にする場合にはフォントメモリから
読み出したデータを重複或いは間引き処理してデータ圧
縮を行っている。また、1文字をドットパターンで印字
する際の代表的な36×36ドットから24×24ドットへの変
換方法として所謂OR演算処理を行って標準文字パターン
に対して3/4のデータ圧縮処理を行っている。
また、インクリボン等を使用する所謂インパクトプリ
ンタでは1枚の用紙に印字できる文字の数を増加させ、
1枚の用紙により多くの文字を印字できるようにする為
所謂コンデンスモードに従ったデータ圧縮が行われてい
る。このコンデンスモードは通常15in幅の用紙に90文字
しか印字できないところ3/5の縮小処理により150文字の
印字ができるようにするものである。そして、その具体
的方法として印字ヘッドの走査速度は一定とし、ドット
印字の間隔(ドットを打つ間隔)を通常の3/5の速度に
することにより実現している。
ンタでは1枚の用紙に印字できる文字の数を増加させ、
1枚の用紙により多くの文字を印字できるようにする為
所謂コンデンスモードに従ったデータ圧縮が行われてい
る。このコンデンスモードは通常15in幅の用紙に90文字
しか印字できないところ3/5の縮小処理により150文字の
印字ができるようにするものである。そして、その具体
的方法として印字ヘッドの走査速度は一定とし、ドット
印字の間隔(ドットを打つ間隔)を通常の3/5の速度に
することにより実現している。
上記のようなコンデンスモードの印字は1文字を3/5
に縮小処理するものであり極めて中途半端な縮小率であ
る。また、上記のような制御はインパクトプリンタ特有
の方法で実現されたもので、従来このようなプリンタ装
置で特に行われている。
に縮小処理するものであり極めて中途半端な縮小率であ
る。また、上記のような制御はインパクトプリンタ特有
の方法で実現されたもので、従来このようなプリンタ装
置で特に行われている。
しかし、上記のような比率のデータ圧縮はノンインパ
クトプリンタでインパクトプリンタの印字と同等の印字
表現を実現しようとする際必要となり、データの重複或
いは間引き処理により可能である為この縮小モードをノ
ンインパクトプリンタでも実現する方法が考案されてい
る。しかし、上記のようなデータ圧縮方法を行うと文字
のドットパターンがつぶれてしまったり、ドット抜け等
の問題が生じ印字品質の優れた文字の縮小処理ができな
かった。
クトプリンタでインパクトプリンタの印字と同等の印字
表現を実現しようとする際必要となり、データの重複或
いは間引き処理により可能である為この縮小モードをノ
ンインパクトプリンタでも実現する方法が考案されてい
る。しかし、上記のようなデータ圧縮方法を行うと文字
のドットパターンがつぶれてしまったり、ドット抜け等
の問題が生じ印字品質の優れた文字の縮小処理ができな
かった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、ノンインパクトプ
リンタにおいてコンデンスモードの縮小印字を可能とし
たデータ圧縮方法を提供することを目的とする。
リンタにおいてコンデンスモードの縮小印字を可能とし
たデータ圧縮方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、(2n+1)列よ
り成るドットデータを(n+1)列のドットデータに縮
小するデータ圧縮方法において、(m−1)列までの演
算結果の反転データとm列目のデータとの論理積を演算
する第1の演算処理と、該第1の演算処理の演算結果の
反転データと(m+1)列目のデータとの論理積を演算
する第2の演算処理と、前記第1、第2の演算処理を順
次繰り返し2n列のデータをn列のデータに圧縮し、残り
の1列のデータをそのまま写し変える処理を行うことを
特徴とする。
り成るドットデータを(n+1)列のドットデータに縮
小するデータ圧縮方法において、(m−1)列までの演
算結果の反転データとm列目のデータとの論理積を演算
する第1の演算処理と、該第1の演算処理の演算結果の
反転データと(m+1)列目のデータとの論理積を演算
する第2の演算処理と、前記第1、第2の演算処理を順
次繰り返し2n列のデータをn列のデータに圧縮し、残り
の1列のデータをそのまま写し変える処理を行うことを
特徴とする。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
詳述する。
詳述する。
第2図は本発明のデータ圧縮方法を使用したLCSプリ
ンタのシステムブロック図である。同図において、LCS
プリンタ1の回路構成はCPU(中央処理装置)2、制御R
OM3、RAM4、キャラクタジェネレータ(以下CGで示す)
5、イメージメモリ6及びCGコントローラ7、イメージ
メモリコントローラ8で構成されている。また、LCSプ
リンタ1にはホストインターフェイス(以下ホストI/F
で示す)9を介してホストコンピュータ10が接続されて
いる。このホストコンピュータ10はLCSプリンタ1に対
して上位機器であり、ホストコンピュータ10から文字コ
ードや印字制御データ等がLCSプリンタ1へ供給され
る。
ンタのシステムブロック図である。同図において、LCS
プリンタ1の回路構成はCPU(中央処理装置)2、制御R
OM3、RAM4、キャラクタジェネレータ(以下CGで示す)
5、イメージメモリ6及びCGコントローラ7、イメージ
メモリコントローラ8で構成されている。また、LCSプ
リンタ1にはホストインターフェイス(以下ホストI/F
で示す)9を介してホストコンピュータ10が接続されて
いる。このホストコンピュータ10はLCSプリンタ1に対
して上位機器であり、ホストコンピュータ10から文字コ
ードや印字制御データ等がLCSプリンタ1へ供給され
る。
CPU2は制御ROM3に記憶されたシステムプログラムに従
ってLCSプリンタ1の各部の制御を行う。例えば、上記
ホストコンピュータ10から出力される上記データをホス
トI/F9を介してRAM4内の受信バッファへ供給し、また受
信バッファから文字コードを読み出しCGコントローラ7
を介してCG5へ出力し対応するドットデータに変換する
処理等の制御を行う。また、変換されたドットデータの
データ圧縮処理の制御も制御ROM3のプログラムに基づい
てCPU2の制御により行われる。
ってLCSプリンタ1の各部の制御を行う。例えば、上記
ホストコンピュータ10から出力される上記データをホス
トI/F9を介してRAM4内の受信バッファへ供給し、また受
信バッファから文字コードを読み出しCGコントローラ7
を介してCG5へ出力し対応するドットデータに変換する
処理等の制御を行う。また、変換されたドットデータの
データ圧縮処理の制御も制御ROM3のプログラムに基づい
てCPU2の制御により行われる。
RAM4はCPU2の上記制御処理中発生する各種のデータを
記憶する。また、イメージメモリ6は例えば用紙1頁分
のドットデータの記憶容量を有する。
記憶する。また、イメージメモリ6は例えば用紙1頁分
のドットデータの記憶容量を有する。
印字部12は上記イメージメモリ6から出力されるドッ
ドデータに従って用紙に印字を行う機構及び回路で構成
されている。また、印字部12へのドットデータの出力制
御はCPU2の制御に基づきビデオインターフェイス(以下
ビデオI/Fで示す)11により行われる。
ドデータに従って用紙に印字を行う機構及び回路で構成
されている。また、印字部12へのドットデータの出力制
御はCPU2の制御に基づきビデオインターフェイス(以下
ビデオI/Fで示す)11により行われる。
以上の構成のLCSプリンタ1において、データ圧縮方
法を以下に説明する。
法を以下に説明する。
第1図は本実施例のデータ圧縮方法を示すフローチャ
ートである。また、第3図は本実施例のデータ圧縮方法
の模式的な説明図であり、同図に示すドットパターン13
を3/5圧縮してドットパターン14に示す圧縮データに変
換する例を示す。
ートである。また、第3図は本実施例のデータ圧縮方法
の模式的な説明図であり、同図に示すドットパターン13
を3/5圧縮してドットパターン14に示す圧縮データに変
換する例を示す。
先ず、前述のようにホストコンピュータ10から供給さ
れる文字コード、印字制御データはRAM4内の受信バッフ
ァに所定のページ分入力される。CPU2は上記受信バッフ
ァから文字コードを読み出しCGコントローラ7を介して
CG5へ出力し、CG5から対応するドットデータを読み出し
このドットデータをRAM4内のデータ編集エリアに書き込
む。
れる文字コード、印字制御データはRAM4内の受信バッフ
ァに所定のページ分入力される。CPU2は上記受信バッフ
ァから文字コードを読み出しCGコントローラ7を介して
CG5へ出力し、CG5から対応するドットデータを読み出し
このドットデータをRAM4内のデータ編集エリアに書き込
む。
次に、CPU2は第1図のフローチャートに従ってデータ
編集エリアに書き込まれたドットデータのデータ圧縮処
理を行う。ここで、例えば上記の処理によりデータ編集
エリアの左上端の1文字に対応するエリアに書き込まれ
ているドットデータが第3図のドットパターン13である
とする。また、ドットパターン13は説明上A〜Gの7列
で構成されているものとする。この場合、ドットパター
ン13の左にはドットデータが存在しない為ドットデータ
は“000000"(NUL)であるものとし、その反転データの
作成処理(所謂NOT処理)を行う(ステップ(以下STで
示す)1)。したがって、このNOT処理によりドットデ
ータは“111111"となり、第3図のOはこのNULのデータ
を示す。尚、本実施例では印字ドットデータ(黒印字デ
ータ)を“1"で示し、非印字ドットデータ(白印字デー
タ)を“0"で示す。
編集エリアに書き込まれたドットデータのデータ圧縮処
理を行う。ここで、例えば上記の処理によりデータ編集
エリアの左上端の1文字に対応するエリアに書き込まれ
ているドットデータが第3図のドットパターン13である
とする。また、ドットパターン13は説明上A〜Gの7列
で構成されているものとする。この場合、ドットパター
ン13の左にはドットデータが存在しない為ドットデータ
は“000000"(NUL)であるものとし、その反転データの
作成処理(所謂NOT処理)を行う(ステップ(以下STで
示す)1)。したがって、このNOT処理によりドットデ
ータは“111111"となり、第3図のOはこのNULのデータ
を示す。尚、本実施例では印字ドットデータ(黒印字デ
ータ)を“1"で示し、非印字ドットデータ(白印字デー
タ)を“0"で示す。
次に、ドットデータ13のA列のドットデータを読み出
し、このA列のドットデータと上記NULデータの論理積
処理(所謂AND処理)を実行する(ST2)。この時、A列
のドットデータは“111100"であるので上記NULデータ
“111111"とのAND処理により第3図に示す“111100"の
ドットデータA′が作成される。
し、このA列のドットデータと上記NULデータの論理積
処理(所謂AND処理)を実行する(ST2)。この時、A列
のドットデータは“111100"であるので上記NULデータ
“111111"とのAND処理により第3図に示す“111100"の
ドットデータA′が作成される。
次に、このドットデータA′をNOT処理し、ドットデ
ータA′の反転データを作成する(ST3)。したがっ
て、この処理により第3図に示す如くドットデータA′
の反転データであるドットデータA″(“000011")が
作成される。次に、上記ドッオデータOとA列のドット
データのAND処理と同様に、ドットデータA″とドット
パターン13のB列のドットデータとのAND処理を実行す
る(ST4)。この時、上記例ではドットデータA″(“0
00011")とB列のドットデータ(“111000")がAND処理
されドットデータB′(“000000")が作成される。
ータA′の反転データを作成する(ST3)。したがっ
て、この処理により第3図に示す如くドットデータA′
の反転データであるドットデータA″(“000011")が
作成される。次に、上記ドッオデータOとA列のドット
データのAND処理と同様に、ドットデータA″とドット
パターン13のB列のドットデータとのAND処理を実行す
る(ST4)。この時、上記例ではドットデータA″(“0
00011")とB列のドットデータ(“111000")がAND処理
されドットデータB′(“000000")が作成される。
次に、上記と同様にこのドットデータB′をNOT処理
してドットデータB″(“111111")を作成する(ST
5)。また、さらにドットデータB′と上記ドットデー
タA′を論理和処理(OR処理)する(ST6)。すなわ
ち、この処理により圧縮データである4列のドットパタ
ーン14のa列のドットデータを作成するものである。上
記例ではドットデータA′は“111100"であり、ドット
データB′は“000000"であるのでドットパターン14の
a列のドットデータはこれらのデータがOR処理された
“111100"となる。
してドットデータB″(“111111")を作成する(ST
5)。また、さらにドットデータB′と上記ドットデー
タA′を論理和処理(OR処理)する(ST6)。すなわ
ち、この処理により圧縮データである4列のドットパタ
ーン14のa列のドットデータを作成するものである。上
記例ではドットデータA′は“111100"であり、ドット
データB′は“000000"であるのでドットパターン14の
a列のドットデータはこれらのデータがOR処理された
“111100"となる。
また、前述のように作成されたドットデータB″はド
ットパターン13のC列のドットデータとAND処理され、
ドットデータC′(“000111")が作成される(ST7)。
以後の処理は上記のa列のドットデータを作成する処理
と同様にドットパターン14のb列のドットデータが作成
される。すなわち、先ずドットデータC′をNOT処理し
ドットデータC″を作成し(ST8)、このドットデータ
C″とドットパターン13のD列のドットデータとのAND
処理を行い(ST9)、ドットデータD′の作成を行う。
そして、このようにして作成されたドットデータD′と
上記ドットデータC′のOR処理を行うことによりドット
パターン14のb列のドットデータが作成できる(ST1
0)。ちなみに上記処理により作成されるb列のドット
データは第3図に示す如く“111100"である。
ットパターン13のC列のドットデータとAND処理され、
ドットデータC′(“000111")が作成される(ST7)。
以後の処理は上記のa列のドットデータを作成する処理
と同様にドットパターン14のb列のドットデータが作成
される。すなわち、先ずドットデータC′をNOT処理し
ドットデータC″を作成し(ST8)、このドットデータ
C″とドットパターン13のD列のドットデータとのAND
処理を行い(ST9)、ドットデータD′の作成を行う。
そして、このようにして作成されたドットデータD′と
上記ドットデータC′のOR処理を行うことによりドット
パターン14のb列のドットデータが作成できる(ST1
0)。ちなみに上記処理により作成されるb列のドット
データは第3図に示す如く“111100"である。
次に、ドットパターン14のc列のドットデータの作成
であるが、c列のドットデータの作成は上記処理と異な
り、もとのドットパターン13のE列のドットデータをそ
のまま使用する。すなわち、上記処理と同様にNOT処理
→AND処理(所謂間引き処理)を行うと相隣合うドット
データ間に白印字ドットが作成されてしまい文字のドッ
トパターンが不鮮明になる為である。例えば、第4図の
17に示す圧縮文字パターンは同図の15に示す漢字“漢”
の標準文字パターンを上述のようにc列に対してもa
列、b列のドットデータと同様にして間引き処理した場
合に作成される文字パターンである。この場合同図に示
すように、文字の横線を形成するパターンが黒印字ドッ
トにならず白印字ドットを含んでしまうことが分かる。
この原因は横に黒印字ドットが連続する時に上記NOT処
理→AND処理を行うと最初のNOT処理により黒印字ドット
は白印字ドットに反転してしまい、AND処理では次のド
ットデータが黒印字データであるのでもとの黒印字ドッ
トに戻らない為である。したがって、本実施例ではE列
のドットデータ(“000010")をそのままドットパター
ン14のc列のドットデータとして使用する。
であるが、c列のドットデータの作成は上記処理と異な
り、もとのドットパターン13のE列のドットデータをそ
のまま使用する。すなわち、上記処理と同様にNOT処理
→AND処理(所謂間引き処理)を行うと相隣合うドット
データ間に白印字ドットが作成されてしまい文字のドッ
トパターンが不鮮明になる為である。例えば、第4図の
17に示す圧縮文字パターンは同図の15に示す漢字“漢”
の標準文字パターンを上述のようにc列に対してもa
列、b列のドットデータと同様にして間引き処理した場
合に作成される文字パターンである。この場合同図に示
すように、文字の横線を形成するパターンが黒印字ドッ
トにならず白印字ドットを含んでしまうことが分かる。
この原因は横に黒印字ドットが連続する時に上記NOT処
理→AND処理を行うと最初のNOT処理により黒印字ドット
は白印字ドットに反転してしまい、AND処理では次のド
ットデータが黒印字データであるのでもとの黒印字ドッ
トに戻らない為である。したがって、本実施例ではE列
のドットデータ(“000010")をそのままドットパター
ン14のc列のドットデータとして使用する。
次に、ドットパターン14のd列のドットデータの作成
は、前述のa列、b列のドットデータの作成と同様に行
われる。すなわち、E列のドットデータをNOT処理しド
ットデータE′を作成し(ST11)、このドットデータ
E′とF列のドットデータとのAND処理を行い(ST1
3)、ドットデータF′を作成し、さらにNOT処理を行っ
てドットデータF″を作成し、このドットデータF″の
データとG列のドットデータをAND処理しドットデータ
G″を作成する(ST15、16)。そして、上記ドットデー
タF′とドットデータG′をOR処理することによりドッ
トパターン14のd列のドットデータを作成する(ST1
7)。
は、前述のa列、b列のドットデータの作成と同様に行
われる。すなわち、E列のドットデータをNOT処理しド
ットデータE′を作成し(ST11)、このドットデータ
E′とF列のドットデータとのAND処理を行い(ST1
3)、ドットデータF′を作成し、さらにNOT処理を行っ
てドットデータF″を作成し、このドットデータF″の
データとG列のドットデータをAND処理しドットデータ
G″を作成する(ST15、16)。そして、上記ドットデー
タF′とドットデータG′をOR処理することによりドッ
トパターン14のd列のドットデータを作成する(ST1
7)。
以上のデータ圧縮処理によりドットパターン13はドッ
トパターン14にデータ圧縮される。また、実際に上記デ
ータ圧縮方法により具体的文字をデータ圧縮した例が前
述の第4図の文字パターン19である。この文字パターン
19は上記文字パターン17に発生するような横線に白印字
ドットが含まれず、標準文字パターン15を圧縮した極め
て鮮明な文字パターンとなる。
トパターン14にデータ圧縮される。また、実際に上記デ
ータ圧縮方法により具体的文字をデータ圧縮した例が前
述の第4図の文字パターン19である。この文字パターン
19は上記文字パターン17に発生するような横線に白印字
ドットが含まれず、標準文字パターン15を圧縮した極め
て鮮明な文字パターンとなる。
尚、同図に示す文字パターン16は本実施例のデータ圧
縮処理中作成される中間データ(ドットデータA′、
B′、C′、D′、E′、F′、G′)で構成される文
字パターンを示すものである。また、文字パターン18は
単純に標準文字パターン15の各列のドットデータをOR処
理してデータ圧縮した場合の文字パターンを示す。例え
ば、第5図はこのデータ圧縮方法を説明する図であり、
同図に示すようにこのデータ圧縮方法は相隣合う列のド
ットデータをOR演算処理し、残りの1列のドットデータ
はそのまま出力するものである。しかし、このようにし
て作成される文字パターン18と本実施例により作成され
た文字パターン19を比較すると、本実施例により作成さ
れる文字パターン19は縦線が細く文字パターンが鮮明に
なっていることが分かる。
縮処理中作成される中間データ(ドットデータA′、
B′、C′、D′、E′、F′、G′)で構成される文
字パターンを示すものである。また、文字パターン18は
単純に標準文字パターン15の各列のドットデータをOR処
理してデータ圧縮した場合の文字パターンを示す。例え
ば、第5図はこのデータ圧縮方法を説明する図であり、
同図に示すようにこのデータ圧縮方法は相隣合う列のド
ットデータをOR演算処理し、残りの1列のドットデータ
はそのまま出力するものである。しかし、このようにし
て作成される文字パターン18と本実施例により作成され
た文字パターン19を比較すると、本実施例により作成さ
れる文字パターン19は縦線が細く文字パターンが鮮明に
なっていることが分かる。
尚、本実施例のデータ圧縮方法は標準文字パターンを
3/5圧縮する場合について述べたが、本発明のデータ圧
縮方法は上記実施例にかぎらず、5/9圧縮、7/13圧縮、
・・・等の(n+1)/(2n+1)(nは正の整数)の
比率でデータ圧縮処理を行う場合に同様に実施できる。
3/5圧縮する場合について述べたが、本発明のデータ圧
縮方法は上記実施例にかぎらず、5/9圧縮、7/13圧縮、
・・・等の(n+1)/(2n+1)(nは正の整数)の
比率でデータ圧縮処理を行う場合に同様に実施できる。
また、本実施例ではインパクトプリンタのコンデンス
モード印字に対応させて文字の横方向の圧縮処理につい
て説明したが、本発明は上記圧縮率で縦方向についても
同様に圧縮処理を行うことが可能である。
モード印字に対応させて文字の横方向の圧縮処理につい
て説明したが、本発明は上記圧縮率で縦方向についても
同様に圧縮処理を行うことが可能である。
さらに、本実施例のデータ圧縮方法はLCSプリンタ1
内の制御ROM3に格納されたプログラムに基づいて行われ
たが、プログラム処理にかぎらずハード回路により圧縮
処理を行うように構成しても良い。また、本発明のデー
タ圧縮方法はLCSプリンタ1にかぎらず、LEDプリンタ等
の他のノンインパクトプリンタにも使用できることは勿
論である。
内の制御ROM3に格納されたプログラムに基づいて行われ
たが、プログラム処理にかぎらずハード回路により圧縮
処理を行うように構成しても良い。また、本発明のデー
タ圧縮方法はLCSプリンタ1にかぎらず、LEDプリンタ等
の他のノンインパクトプリンタにも使用できることは勿
論である。
以上詳細に説明したように本発明によれば、ノンイン
パクトプリンタにおいて極めて印字品質の優れたコンデ
ンスモードの縮小印字が可能となる。
パクトプリンタにおいて極めて印字品質の優れたコンデ
ンスモードの縮小印字が可能となる。
また、インパクトプリンタにおいては横方向のみの縮
小印字しか行わないが、本発明は縦方向に同一縮小率で
縮小印字が可能となる。
小印字しか行わないが、本発明は縦方向に同一縮小率で
縮小印字が可能となる。
第1図は一実施例のデータ圧縮方法を説明するフローチ
ャート、 第2図は一実施例のデータ圧縮方法を使用するLCSプリ
ンタの回路ブロック図、 第3図は一実施例のデータ圧縮方法の模式的な説明図、 第4図は各種データ圧縮方法による文字パターン説明
図、 第5図は単純OR処理のデータ圧縮方法を説明する図であ
る。 1……LCSプリンタ、 2……CPU、 3……制御ROM、 4……RAM、 5……CG、 6……イメージメモリ、 10……ホストコンピュータ、 12……印字部、 13、14……ドットパターン、 A〜G、A′〜G′、A″〜C″、F″、a〜d……ド
ットデータ.
ャート、 第2図は一実施例のデータ圧縮方法を使用するLCSプリ
ンタの回路ブロック図、 第3図は一実施例のデータ圧縮方法の模式的な説明図、 第4図は各種データ圧縮方法による文字パターン説明
図、 第5図は単純OR処理のデータ圧縮方法を説明する図であ
る。 1……LCSプリンタ、 2……CPU、 3……制御ROM、 4……RAM、 5……CG、 6……イメージメモリ、 10……ホストコンピュータ、 12……印字部、 13、14……ドットパターン、 A〜G、A′〜G′、A″〜C″、F″、a〜d……ド
ットデータ.
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−107457(JP,A) 特開 平1−178458(JP,A) 特開 平1−159260(JP,A) 特開 昭61−84159(JP,A) 特開 平1−310967(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/485 G09G 5/26 650
Claims (1)
- 【請求項1】(2n+1)列より成るドットデータを(n
+1)列のドットデータに縮小するデータ圧縮方法にお
いて、 (m−1)列までの演算結果の反転データとm列目のデ
ータとの論理積を演算する第1の演算処理と、該第1の
演算処理の演算結果の反転データと(m+1)列目のデ
ータとの論理積を演算する第2の演算処理と、前記第
1、第2の演算処理を順次繰り返し2n列のデータをn列
のデータに圧縮し、残りの1列のデータをそのまま写し
変える処理を行うことを特徴とするデータ圧縮方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6371690A JP2801730B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | データ圧縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6371690A JP2801730B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | データ圧縮方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03264366A JPH03264366A (ja) | 1991-11-25 |
JP2801730B2 true JP2801730B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=13237395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6371690A Expired - Lifetime JP2801730B2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | データ圧縮方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2801730B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP6371690A patent/JP2801730B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03264366A (ja) | 1991-11-25 |
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