JPH1058666A - プリント回路基板用インクジェット印刷装置 - Google Patents

プリント回路基板用インクジェット印刷装置

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JPH1058666A
JPH1058666A JP23131396A JP23131396A JPH1058666A JP H1058666 A JPH1058666 A JP H1058666A JP 23131396 A JP23131396 A JP 23131396A JP 23131396 A JP23131396 A JP 23131396A JP H1058666 A JPH1058666 A JP H1058666A
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JP
Japan
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serial number
data
printed circuit
circuit board
ink jet
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Withdrawn
Application number
JP23131396A
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English (en)
Inventor
Hisashi Miyoshi
久司 三好
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント回路基板用インクジェット印刷装置で
プリント回路基板に文字や図形等の情報を印刷する際に
シリアル番号も同時に印刷し得るようにする。 【解決手段】 インクジェット印刷装置はインクジェッ
トプリンタと、これに転送すべき印刷データを処理する
印刷データ処理回路とを具備する。印刷データ処理回路
は、印刷データを格納する印刷データ格納手段と、一連
のシリアル番号データを格納するシリアル番号データ格
納手段と、このシリアル番号データ格納手段から読み出
されたシリアル番号データを印刷データ格納手段の所定
箇所に書き込む書込み手段と、プリンタによってプリン
ト回路基板に印刷を施す度毎に印刷データ格納手段から
印刷データを読み出す読出し手段と、プリンタによって
プリント回路基板に印刷を施す度毎に前記シリアル番号
データ格納手段から読み出されるシリアル番号データを
更新するデータ更新手段とを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント回路基板に
文字や図形等の情報を印刷するプリント回路基板用イン
クジェット印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、プリント回路基板上には
種々の電子部品を実装する前に文字や図形等の情報が印
刷される。例えば、かかる文字には実装すべき電子部品
の製造番号や回路認識番号等が含まれ、またかかる図形
には実装すべき電子部品の輪郭形状や電子部品自動実装
機のための位置決めマーク等が含まれる。
【0003】従来では、プリント回路基板上のかかる文
字や図形等の印刷にはシルク印刷装置が使用され、この
ためプリント回路基板上に印刷された文字等については
一般的にはシルク文字と呼ばれる。このようなシルク印
刷装置はプリント回路基板が大量生産される場合には適
したものとなるが、しかしシルク印刷装置には多種類の
プリント回路基板を少量生産する場合にはコスト的に合
わないという問題がある。というのは、シルク印刷装置
では、プリント回路基板の種類毎にシルク印刷版を用意
しなければならず、そのシルク印刷版の製造に比較的大
きなコストが掛かるからである。
【0004】そこで、近年、プリント回路基板の多品種
少量生産に適した印刷装置としてインクジェット印刷装
置が注目され、しかもそのようなインクジェット印刷装
置はプリント回路基板の製造統合システムの一翼を担っ
たものとして構成される。なお、かかる製造統合システ
ムには、プリント回路基板の回路パターンや保護膜パタ
ーン等の設計を行うCAD(Computer Aided Design) ス
テーション、このCADステーションで得られた回路パ
ターンデータや保護膜パターンデータ等に編集処理を施
すCAM(Computer Aided Manufacturing)ステーショ
ン、CAMステーションで処理されたパターンデータに
基づいて回路パターンや保護膜パターンをフォトマクス
用感光フィルムあるいは基板のフォトレジスト層に描画
するためのレーザ描画装置等が含まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、プリント回路基
板には製品番号としてシリアル番号を刻印することが屡
々必要とされるが、そのようなシリアル番号刻印はプリ
ント回路基板に上述したような印刷を施した後あるいは
その前に刻印機でもって行われる。要するに、プリント
回路基板にシリアル番号を刻印する場合には、該プリン
ト回路基板は電子部品の実装前に印刷プロセスだけでな
くシリアル番号刻印プロセスも経なければならい。もち
ろん、シリアル番号刻印プロセスの追加はプリント回路
基板の製造コストを高めて生産効率を低下させるという
問題を引き起こす。
【0006】従って、本発明の目的は、プリント回路基
板に文字や図形等の情報を印刷するプリント回路基板用
インクジェット印刷装置であって、かかる文字や図形等
の情報の印刷時にシリアル番号も同時に印刷し得るよう
に構成されたプリント回路基板用インクジェット印刷装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるプリント回
路基板用インクジェット印刷装置はプリント回路基板上
に文字や図形等の情報を印刷するためのものであって、
インクジェットプリンタと、このインクジェットプリン
タに転送すべき印刷データを処理する印刷データ処理手
段とを具備して成るものである。本発明によれば、かか
る印刷データ処理手段が印刷データを格納する印刷デー
タ格納手段と、一連のシリアル番号データを格納するシ
リアル番号データ格納手段と、このシリアル番号データ
格納手段から読み出されたシリアル番号データを印刷デ
ータ格納手段の所定箇所に書き込むシリアルデータ書込
み手段と、インクジェットプリンタによってプリント回
路基板に印刷を施す度毎に印刷データ格納手段から印刷
データを読み出す印刷データ読出し手段と、インクジェ
ットプリンタによってプリント回路基板に印刷を施す度
毎にシリアル番号データ格納手段から読み出されるシリ
アル番号データを更新するシリアル番号データ更新手段
とを包含することが特徴とされる。
【0008】本発明によれば、印刷データ処理手段は、
更に、プリント回路基板に対するシリアル番号の記録位
置を任意に設定するシリアル番号記録位置設定入力手段
を包含し得る。
【0009】また、本発明によれば、印刷データ処理手
段はプリント回路基板に記録すべきシリアル番号の初期
値を任意に設定するシリアル番号初期値設定入力手段を
も包含し得る。
【0010】更に、本発明によれば、印刷データ処理手
段は印刷を施すべきプリント回路基板の枚数を設定する
印刷枚数設定入力手段をも包含し得る。
【0011】更にまた、本発明によれば、印刷データ処
理手段は記録すべきシリアル番号の少なくともフォント
の種類及びサイズを任意に設定するシリアル番号形態設
定入力手段を包含し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるプリント回路
基板用インクジェット印刷装置の一実施形態について添
付図面を参照して説明する。
【0013】先ず、図1を参照すると、そこには、本発
明によるプリント回路基板用インクジェット印刷装置が
ブロック図として示され、このプリント回路基板用イン
クジェット印刷装置はプリント回路基板の製造統合シス
テムの一翼を担うものであって、先に述べたようなCA
DステーションやCAMステーションからそこで作成さ
れた印刷データ等の転送を受け入れるようになってい
る。図1から明らかなように、プリント回路基板用イン
クジェット印刷装置は印刷データ処理回路10と、この
印刷データ処理回路10に種々の指令信号や必要なデー
タ等を入力するためのキーボード12と、印刷データ処
理回路10で処理された印刷データに基づいてプリント
回路基板(図示されない)に文字や図形等の印刷を施す
ためのインクジェットプリンタ14とを具備する。
【0014】印刷データ処理回路10にはシステムコン
トロール回路16が設けられ、このシステムコントロー
ル回路16は例えば中央演算装置(CPU)等のマイク
ロプロセッサ及びメモリ(ROM、RAM)等からなる
マイクロコンピュータとして構成される。図1から明ら
かなように、キーボード12はシステムコントロール回
路16に接続され、キーボード12による種々の指令信
号及びデータ等の入力はシステムコントロール回路16
に対して行われる。
【0015】印刷データ処理回路10はデータ格納手段
としてハードディスク(H/D)装置18を包含し、こ
のハードディスク装置18はシステムコントロール回路
16によって作動させられる。また、印刷ディスク処理
回路10にはLANインターフェース(I/F)回路2
0が接続され、システムコントロール回路16はLAN
インターフェース回路20を介してCADステーション
やCAMステーションから転送されてくる印刷データ等
を取り取り込み、次いでその印刷データ等は適宜ハード
ディスク装置18に格納されて保持される。
【0016】印刷データは前以ってCADステーション
やCAMステーションで作成されるものであって、文字
等のコード化データ及び図形等のベクタデータからなる
ものである。プリント回路基板用インクジェット印刷装
置の操作者はキーボード12を介してシステムコントロ
ール回路16に指令信号を入力して、CADステーショ
ンやCAMステーションから必要な印刷データの転送を
要求してハードディスク装置18に格納する。
【0017】システムコントロール回路16はハードデ
ィスク装置18から印刷データ(ベクタデータ)を適宜
読み出し、その読出しデータはラスタ変換回路22によ
ってラスタデータに変換された後にフレームメモリ24
に書き込まれて保持される。フレームメモリ24へのラ
スタデータの書込みについてはシステムコントロール回
路16から該フレームメモリ24に対して出力される書
込みクロックパルスに基づいて行われる。
【0018】システムコントロール回路16はプリント
回路基板に記録すべき一連のシリアル番号データ(コー
ド化データ)を作成してハードディスク装置18に書き
込んでもよいし、あるいはCADステーションやCAM
ステーションで前以って作成された一連のシリアル番号
データ(コード化データ)の転送を受け入れて、そのシ
リアル番号データをハードディスク装置18に格納保持
してもよい。
【0019】一連のシリアル番号データはシステムコン
トロール回路16の制御下でハードディスク装置18か
ら読み出され、その読出しデータは一旦システムコント
ロール回路16内に取り込まれてベクタデータに変換さ
れる。その後、かかるベクタデータはラスタ変換回路2
2によってラスタデータに変換されてフレームメモリ2
4内の所定の書込み領域に書き込まれる。
【0020】なお、ハードディスク装置18からシリア
ル番号データを読み出す際、そのフォントの種類、文字
サイズ及び文字飾り等の種類についてキーボード12を
介して設定し得るようになっており、またフレームメモ
リ24へのラスタデータ(シリアル番号データ)の書込
み領域についてもキーボード12を介して設定し得るよ
うになっている。
【0021】フレームメモリ24にはシステムコントロ
ール回路16から出力される読出しクロックパルスが入
力され、この読出しクロックパルスに従って、フレーム
メモリ24からラスタデータ(印刷データ)が例えば32
ビット単位で読み出される。
【0022】インクジェットプリンタ14には第1のラ
インバッファ26及び第2のラインバッファ28が設け
られる。第1及び第2のラインバッファ26及び28は
並列に配置され、これらラインバッファの入力端子側に
は第1のスイッチ回路30が配置され、またそれらライ
ンバッファの出力端子側には第2のスイッチ回路32が
配置される。第1のスイッチ回路30には1つの入力端
子と2つの出力端子が設けられ、該入力端子は印刷デー
タ処理回路10のフレームメモリ24の出力端子に接続
され、該2つの出力端子はそれぞれ第1及び第2のライ
ンバッファ26及び28の入力端子に接続される。第2
のスイッチ回路32には2つの入力端子と1つの出力端
子が設けられ、該2つの入力端子はそれぞれ第1及び第
2のラインバッファ26及び28の出力端子に接続さ
れ、該出力端子は印字ヘッド駆動回路34に接続され
る。
【0023】印字ヘッド駆動回路34は印字ヘッド36
を駆動するためのものであり、印字ヘッド36の印字面
には副走査方向に沿って例えば64個のインクジェットノ
ズルが適宜配置され、この場合インクジェットプリンタ
14は64×64ドットマトリックスによる記録を行うこと
が可能である。印字ヘッド36の印字面に64個のインク
ジェットノズルが配置されるとき、第1及び第2のライ
ンバッファ26及び28は共に少なくとも64本の主走査
方向ライン分のラスタデータを保持する容量とされる。
一方のラインバッファ例えば第1のラインバッファ26
にラスタデータが書き込まれている間、他方のラインバ
ッファ即ち第2のラインバッファ28からはラスタデー
タが読み出されて印字ヘッド駆動回路34に送られ、こ
れにより印字ヘッド36では該ラスタデータに基づくシ
リアル番号等の記録が行われる。
【0024】図2を参照すると、プリント回路基板に対
するシリアル番号の記録原理が模式的に示されている。
参照符号38はプリント回路基板を示し、このプリント
回路基板38に実線で示された矩形領域40が印刷領域
であり、この印刷領域40内に破線で示された小さな矩
形領域42がシリアル番号記録領域である。なお、図2
の例では、シリアル番号として^1234"が示されている。
【0025】図2において、^Y0"は最初の主走査方向印
刷ラインを示し、^Yn"は最後の主走査方向印刷ラインを
示す。即ち、印刷領域40の副走査方向の領域について
は、^n" 本の主走査方向印刷ラインによって規定され
る。また、^Ya"はシリアル番号記録領域42を規定する
最初の主走査方向記録ラインを示し、^Yb"はシリアル番
号記録領域42を規定する最後の主走査方向記録ライン
を示す。即ち、シリアル番号記録領域42の副走査方向
の領域については、^(b-a)+1" 本の主走査記録ラインに
よって規定される。
【0026】一方、^X0"は主走査方向印刷ラインに沿う
最初の印刷画素位置を示し、^Xm"は主走査方向印刷ライ
ンに沿う最後の印刷画素位置を示す。即ち、印刷領域4
0の主走査方向の領域については、^m" 個の画素数によ
って規定される。また、^Xc"はシリアル番号記録領域4
2の主走査方向記録ラインに沿う最初の画素位置を示
し、^Xd"はシリアル番号記録領域42の主走査方向記録
ラインに沿う最後の画素位置を示す。即ち、シリアル番
号記録領域42の主走査方向の領域は^(d-c)+1"個の画
素数によって規定される。
【0027】従って、図2から明らかなように、シリア
ル番号の記録位置を決定する位置決めデータ^a" 、^b"
、^c" 及び^dについての情報を適宜設定することによ
り、プリント回路基板への印刷時に該プリント回路基板
に同時にシリアル番号を記録することが可能となる。
【0028】次に、図3ないし図5に示すフローチャー
トを参照して、本発明によるプリント回路基板用インク
ジェット印刷装置の作動ルーチンについて説明する。な
お、かかる作動ルーチンを実行する前にハードディスク
装置18内の印刷データの一覧は確認されているものと
する。
【0029】先ず、ステップ301では、印刷データの
読出し指令の入力があったか否かが判断され、もし印刷
データの読出し指令の入力が確認されない場合には待機
状態となる。ステップ301において、印刷データの読
出し指令の入力が確認されると、ステップ302に進
み、そこでハードディスク装置18にアクセスして該当
印刷データがあるか否かが判断される。該当印刷データ
がハードディスク装置18に格納されていない場合に
は、ステップ303に進み、そこで該当印刷データがハ
ードディスク装置18に格納されていない旨のメッセー
ジがTVモニタ装置(図示されない)に表示され、次い
でステップ301に戻る。
【0030】なお、この場合には、操作者はCADステ
ーションあるいはCAMステーションにアクセスして該
当印刷データを本プリント回路基板用インクジェット印
刷装置に転送するように求めることができる。
【0031】ステップ302において、該当印刷データ
がハードディスク装置18に格納されていることが確認
されると、ステップ304に進み、そこで該当印刷デー
タがハードディスク装置18から読み出される。次い
で、ステップ305に進み、そこでラスタ変換回路22
が作動させられ、このラスタ変換回路22により、ハー
ドディスク装置18からの印刷データ(文字等のコード
化データ及び図形等のベクタデータからなるもの)がラ
スタデータに変換される。ステップ306では、フレー
ムメモリ24へのラスタデータ(印刷データ)の書込み
が開始され、次いでステップ307では、フレームメモ
リ24へのラスタデータの書込みが完了したか否かが判
断される。
【0032】ステップ307において、フレームメモリ
24へのラスタデータの書込み完了が確認されると、ス
テップ308に進み、そこでは印刷を施すべきプリント
回路基板の印刷枚数データ^Tp"がキーボード12を介し
てシステムコントロール回路16に対して入力されたか
否がが判断され、プリント回路基板の印刷枚数データ^T
p"が入力されるまで待機状態となる。
【0033】ステップ308において、プリント回路基
板の印刷枚数データ^Tp"の入力が確認されると、ステッ
プ309に進み、そこではプリント回路基板に記録すべ
きシリアル番号のフォントの種類、文字サイズ及び文字
飾りの種類等がキーボード12を介して設定されたか否
かが判断され、シリアル番号のフォントの種類等の設定
入力が成されるまで待機状態となる。
【0034】ステップ309において、シリアル番号の
フォントの種類等の設定入力が確認されると、ステップ
310に進み、そこではシリアル番号の記録位置を決定
する位置決めデータ^a" 、^b" 、^c" 及び^d" について
の情報がキーボード12を介して入力されたか否かが判
断され、それら位置決めデータについての情報が入力さ
れるまで待機状態となる。
【0035】ステップ310において、位置決めデータ
^a" 、^b" 、^c" 及び^d" についての情報入力が確認さ
れると、ステップ311に進み、そこではプリント回路
基板に記録すべきシリアル番号の初期値が設定されたか
否かが判断され、シリアル番号の初期値の設定入力があ
るまで待機状態となる。
【0036】ステップ311において、シリアル番号の
初期値の設定入力が確認されると、ステップ312に進
み、そこで印刷指令がキーボード12を介して入力され
たか否かが判断され、印刷指令の入力がない場合には、
ステップ313に進み、そこで印刷取止め指令がキーボ
ード12を介して入力されたか否かが判断される。印刷
取止め指令の入力がない場合には、ステップ312に戻
る。
【0037】もし何等かの理由により印刷が取り止めら
た場合、即ち印刷取止め指令がステップ314で確認さ
れると、ステップ313からステップ314に進み、そ
こで上述したような設定入力が解除されてステップ30
1に戻る。
【0038】一方、ステップ312で印刷指令の入力が
確認されると、ステップ312からステップ315に進
み、そこでハードディスク装置18が作動させられ、次
いでステップ316では、シリアル番号初期値設定(ス
テップ311)に基づいてハードディスク装置18から
所定のシリアル番号データ(コード化データ)が読み出
されてシステムコントロール回路16内に取り込まれ
る。
【0039】ステップ317では、シリアル番号データ
がフォントの種類等のデータ及び位置決めデータ^a" 、
^b" 、^c" 及び^d" に基づいてベクタデータに変換され
る。次いで、ステップ318では、フレームメモリ24
内にシリアル番号データを書き込むべき領域(即ち、図
2の記録領域42に対応)のデータがクリアされる。続
いて、ステップ319では、ラスタ変換回路22が作動
されて、かかるベクタデータがラスタデータに変換され
てフレームメモリ24のかかる領域、即ちデータクリア
領域に書き込まれる。
【0040】ステップ320では、フレームメモリ24
へのシリアル番号データの書込みが完了したか否かが判
断される。フレームメモリ24へのシリアル番号データ
の書込みの完了が確認されると、ステップ320からス
テップ321に進み、そこでそこでフラグF1が“0”
であるか“1”であるか否かが判断される。初期段階で
は、F1=0であるので、ステップ322に進み、そこ
でフレームメモリ24からインクジェットプリンタ14
へのラスタデータの出力が開始される。
【0041】ステップ323では、フレームメモリ24
からインクジェットプリンタ14へのラスタデータの出
力が終了したか否かが判断され、かかるラスタデータの
出力の終了が確認されると、ステップ324に進み、そ
こでフラグF1が“0”から“1”に書き換えられる。
次いで、ステップ325では、カウンタTCNのカウン
ト数が印刷枚数データ^Tp"に到達したか否かが判断され
る。
【0042】カウンタTCNのカウント数が印刷枚数デ
ータ^Tp"に到達していないとき、ステップ326に進
み、そこでカウンタTCNのカウント数が“1”だけカ
ウントアップされ、次いでステップ321に戻る。この
ときF1=1であるから、ステップ321からステップ
330に進み、そこでシリアル番号データの更新が行わ
れる。即ち、ハードディスク装置18から次のシリアル
番号データ(コード化データ)が読み出されてシステム
コントロール回路16内に取り込まれる。
【0043】次のシリアル番号データはフォントの種類
等のデータ及び位置決めデータ^a"、^b" 、^c" 及び^d"
に基づいてベクタデータに変換され、次いでフレーム
メモリ24内のシリアル番号データ記録領域の前のシリ
アル番号データがクリアされる。続いて、ラスタ変換回
路22が作動されて、かかるベクタデータがラスタデー
タに変換されてフレームメモリ24のかかる領域、即ち
データクリア領域に書き込まれる。
【0044】要するに、ステップ330では、ステップ
316、317、318、319及び320からなるル
ーチンと同様なルーチンが実行されるが、しかしフレー
ムメモリ24に書き込まれるシリアル番号データ(ラス
タデータ)は先のシリアル番号に対して更新されたもの
となる。例えば、シリアル番号の初期設定値が図2に示
すように^1234"であれば、更新されたシリアル番号^123
5"となる。
【0045】ステップ330でシリアル番号の更新が行
われると、ステップ330からステップ322に進む。
即ち、カウンタTCNのカウント数が印刷枚数データ^T
p"に到達するまで、順次プリント回路基板に対して印刷
が繰り返され、このとき個々のプリント回路基板には印
刷データに基づく印刷が施されるだけでなくそこには順
次更新されたシリアル番号が記録されることになる。
【0046】ステップ325において、カウンタTCN
のカウント数が印刷枚数データ^Tp"に到達すると、ステ
ップ325からステップ327に進み、そこでインクジ
ェットプリンタ14の作動が停止される。次いで、ステ
ップ328でカウンタTCNがリセットされ、続いてス
テップ329でフラグF1が“1”から“0”に書き直
される。その後、ステップ301に戻り、プリント回路
基板用インクジェット印刷装置は次の印刷作動に備える
ことになる。
【0047】以上述べた実施形態にあっては、シリアル
番号が更新される度毎にハードディスク装置18にアク
セスしてそこからシリアル番号データを読み出すことと
しているが、しかし印刷データ処理回路10に大容量の
バッファメモリを設けてそこに一連のシリアル番号デー
タ(ラスタデータ)を作成しておいて、該バッファメモ
リからシリアル番号データを順次読み出してフレームメ
モリ24に書き込むようにしてもよい。
【0048】また、本発明によるプリント回路基板用イ
ンクジェット印刷装置の印刷作動を示すフローチャート
のステップ307ないし311において、プリント回路
基板の印刷枚数設定入力、フォント設定入力、位置決め
データ設定入力及びシリアル番号初期値設定入力の順で
実行されているが、これらの設定入力の順序については
任意であってよいことが理解されるべきである。
【0049】
【発明の効果】以上の記載から明らかように、本発明に
よるプリント回路基板用インクジェット印刷装置によれ
ば、プリント回路基板に対する印刷及びシリアル番号の
記録を同時に行うことが可能であるので、プリント回路
基板の製造効率を高めてその生産コストを低下すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリント回路基板用インクジェッ
ト印刷装置を示す概略ブロック図である。
【図2】本発明によるプリント回路基板用インクジェッ
ト印刷装置の作動原理を説明するための模式図である。
【図3】本発明によるプリント回路基板用インクジェッ
ト印刷装置の印刷作動ルーチンを示すフローチャートの
一部である。
【図4】本発明によるプリント回路基板用インクジェッ
ト印刷装置の印刷作動ルーチンを示すフローチャートの
その他の一部である。
【図5】本発明によるプリント回路基板用インクジェッ
ト印刷装置の印刷作動ルーチンを示すフローチャートの
残りの部分である。
【符号の説明】
10 印刷データ処理回路 12 キーボード 14 インクジェットプリンタ 16 システムコントロール回路 18 ハードディスク装置 20 LANインターフェース回路 22 ラスタ変換回路 24 フレームメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント回路基板上に文字や図形等の情
    報を印刷するためのプリント回路基板用インクジェット
    印刷装置であって、インクジェットプリンタと、このイ
    ンクジェットプリンタに転送すべき印刷データを処理す
    る印刷データ処理手段とを具備して成るプリント回路基
    板用インクジェット印刷装置において、 前記印刷データ処理手段は、前記印刷データを格納する
    印刷データ格納手段と、一連のシリアル番号データを格
    納するシリアル番号データ格納手段と、このシリアル番
    号データ格納手段から読み出されたシリアル番号データ
    を前記印刷データ格納手段の所定箇所に書き込むシリア
    ルデータ書込み手段と、前記インクジェットプリンタに
    よってプリント回路基板に印刷を施す度毎に前記印刷デ
    ータ格納手段から印刷データを読み出す印刷データ読出
    し手段と、前記インクジェットプリンタによってプリン
    ト回路基板に印刷を施す度毎に前記シリアル番号データ
    格納手段から読み出されるシリアル番号データを更新す
    るシリアル番号データ更新手段とを包含することを特徴
    とするプリント回路基板用インクジェット印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリント回路基板用イ
    ンクジェット印刷装置において、前記印刷データ処理手
    段は、更に、プリント回路基板に対するシリアル番号の
    記録位置を任意に設定するシリアル番号記録位置設定入
    力手段を包含することを特徴とするプリント回路基板用
    インクジェット印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプリント回路
    基板用インクジェット印刷装置において、前記印刷デー
    タ処理手段は、更に、プリント回路基板に記録すべきシ
    リアル番号の初期値を任意に設定するシリアル番号初期
    値設定入力手段を包含することを特徴とするプリント回
    路基板用インクジェット印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項に記
    載のプリント回路基板用インクジェット印刷装置におい
    て、前記印刷データ処理手段は、更に、印刷を施すべき
    プリント回路基板の枚数を設定する印刷枚数設定入力手
    段を包含することを特徴とするプリント回路基板用イン
    クジェット印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載のプリント回路基板用インクジェット印刷装置におい
    て、前記印刷データ処理手段は、更に、記録すべきシリ
    アル番号の少なくともフォントの種類及びサイズを任意
    に設定するシリアル番号形態設定入力手段を包含するこ
    とを特徴とするプリント回路基板用インクジェット印刷
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185565A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Dainippon Printing Co Ltd 多層印刷物
JP2009021879A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム

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