JP2801288B2 - 図形入力装置 - Google Patents

図形入力装置

Info

Publication number
JP2801288B2
JP2801288B2 JP25716289A JP25716289A JP2801288B2 JP 2801288 B2 JP2801288 B2 JP 2801288B2 JP 25716289 A JP25716289 A JP 25716289A JP 25716289 A JP25716289 A JP 25716289A JP 2801288 B2 JP2801288 B2 JP 2801288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input device
coordinate
input
data
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25716289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03119415A (ja
Inventor
一秀 西山
哲也 鈴木
和久 西本
弘晃 白根
成人 大條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25716289A priority Critical patent/JP2801288B2/ja
Publication of JPH03119415A publication Critical patent/JPH03119415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2801288B2 publication Critical patent/JP2801288B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パーソナルコンピュータでの任意図形入力
における、使い勝手の良い図形入力装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、ワープロで作成した文章中に、絵や図形をハメ
込む、すなわち図形まじり文章を作成したいという要求
が高まっており、それに対応したソフトウェアや装置が
各社から発表されている。そして図形を入力する入力装
置としてはマウスが主流であり、そのマウスを使用して
図形を入力する方法としては、日立製作所製 PROSET30
リファレンスマニュアル(1989年3月発行)に記載され
ている一般的な方法がある。
第2図は、かかる一般的な図形入力方法の一例をフロ
ーチャート化して示した説明図であり、第3図は、その
図形入力操作の態様を示す説明図であり、第4図は、一
般的な図形入力方法の他の例をフローチャート化して示
した説明図である。
従来技術のマウスによる図形入力方法を、以後円を描
く方法を例として第2図,第3図,第4図を用いて説明
する。
第2図は円を描くマウスの操作手順を示している。ま
たそれを補足するために、表示装置とマウスの動作を添
付した。同図において、6は表示装置、7はカーソル、
8はマウス、81はクリックボタン、9は描画円である。
まず処理10によってマウス8をころがして、カーソル
7を移動し、描画円9の中心位置を選択する。そして処
理11によって、クリックボタン81を押下して、描画円9
の中心位置を決定する。
次に、処理12に示すように、マウス8をころがして描
画円9の大きさを選択する。この時表示装置9には、マ
ウス8のころがした距離によって、逐次描画円9が表示
されている。そして処理13によって所望の円の大きさで
マウス8を止め、クリックボタン81を押下し、描画円9
の大きさを決定するものである。
マウス8は自由曲線を描くのが困難であるため、従来
の図形入力方法としては、基本図形(線)の組み合せに
よって描画することとしている。したがって、第3図に
示すような問題点があった。
第3図は基本図形の組み合せによる描画を示してい
る。41,42は長方形、43,44,45は円、46は円43の中心
点、47は円44の中心点、48は円45の中心点である。
基本図形の組み合せによって描画することから、第3
図に示すように、長方形41を長方形42に接し、さらにそ
れぞれの長方形よりもはみ出さないような円43を描こう
とすると、中心点47,48のような中心点のちょっとした
ズレから、円44のように長方形42には接しなかったり、
円45のようにはみ出した円になってしまっていた。そし
て、このような場合には第4図に示す図形の移動を行な
う必要があり、手間がかかり、使い勝手が良いとは言い
がたかった。
第4図は、図形の移動を示したものであり、第2図と
同じものには同一番号を付した。処理14によってマウス
8をころがし、描画円9上にカーソル7を移動させ、移
動すべき図形の選択を行なう。次に処理15でクリックボ
タン81を押下し、移動する図形を決定する。そして、ま
たマウス8をころがし、所望の位置へ描画円9を移動す
る。原理的には、マウス8をころがすことにより、新し
い円を描き、もとの古い円は消えてゆくわけであるが、
見た目には移動したように見える。最後に、所望の位置
となったら、クリックボタン81を押下し、位置決定す
る。
このように、従来技術では描画した後に移動したり、
さらには拡大縮小操作まで伴なって一つの描画を確定し
ているので、使い勝手に多大な難点があった。
なお、関連する公知例として、特開昭60−5379号公報
に記載のシェイデイング方法とその装置がある。これ
は、描画図形の濃淡や陰影を座標入力装置の入力圧力で
変化させるものである。これにより、他のコマンドによ
る濃度パターン切り換えなしで、該座標入力装置を用い
た濃淡や陰影指定が可能となる。しかし、本公知例は図
形自体の変形方法に関しては触れられていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、一つの図形を描くのに、拡大縮小,
移動の処理を必ず伴なっており、使い勝手に配慮されて
おらず、描画したいというニーズに対して満足のいく手
段を提供していなかった。
本発明はパーソナルコンピュータ等における描画に対
して、使い勝手の良い図形入力装置を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、座標と押下
圧力を入力しその情報を出力する入力装置と、座標/圧
力セレクタと、カーソル移動装置と、描画装置を設け、
座標情報によって図形の位置指定を行うことにより図形
の移動,圧力情報によって図形の拡大縮小を行なうもの
として、図形の移動と拡大縮小操作を並行して(同時
に)可能とした。
また同様に上記目的を達成するために、本発明では、
座標と押下圧力を入力し、その情報を出力する入力装置
と、座標/圧力セレクタと、カーソル移動装置と、タイ
マと、描画装置を設け、座標情報によって図形の位置指
定を行うことによる図形の移動,圧力情報の送られてい
る期間によって図形の拡大縮小を行なうものとして、図
形の移動と拡大縮小を並行して(同時に)可能とした。
さらに上記目的を達成するため、本発明では、座標と
押下圧力とさらにはどの方向に拡大縮小の倍率を変化す
るかの方向指示(換言すれば表示すべき情報を変形させ
ようとする変形の指示)を入力し、その情報を出力する
入力装置と、座標/圧力/方向(変形)セレクタと、カ
ーソル移動装置と、描画装置と、を比率変換装置(換言
すれば変形の程度を指定する変形情報発生装置)とを設
け、座標情報によって図形の移動,圧力情報によって図
形の拡大縮小,方向(変形)情報によって拡大縮小の比
率を変化させること(変形)を行ない、任意図形に対し
て、図形の移動と拡大縮小、変形を並行して(同時に)
操作できるものとした。
〔作用〕
入力装置は、座標と入力装置を押下している押下圧力
を逐次入力し、その情報を出力する。そして座標/圧力
セレクタが、座標情報と圧力情報を判定分離して出力
し、カーソル移動装置によってカーソル移動,描画装置
によって、カーソル位置を中心として圧力情報に応じた
大きさの図形描画を行なう。それによって、図形を移動
しつつ、図形の大きさを変えられ、使い勝手が良い。
また、タイマが圧力情報から入力装置を押下している
時間を計測することで、カーソル移動装置は座標情報に
応じてカーソル移動し、タイマ計測した押下時間に応じ
て描画装置は図形の大きさを変える。それによって、図
形を移動しつつ、図形の大きさを変えられるので、使い
勝手が良い。
さらに、前記入力装置に、カーソルを中心とする任意
の直径方向に拡大縮小率を変化するのかの情報入力手段
を付加し、座標/圧力/方向(変形)セレクタがこれら
の情報を選択分離して出力する。そして、座標情報によ
ってカーソル移動装置がカーソルを移動し、方向(変
形)情報によって比率変換装置が任意の直径方向に拡大
縮小の比率を変化させて図形に所望の変形を施すことと
し、その拡大縮小の比率と圧力情報とによって、描画装
置は図形を表示する。それによって図形を移動しつつ、
図形の大きさや、形を変えられるので、使い勝手が良
い。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図は本発明の一実施例の概要を示す説明図である。
同図において、1は圧力検知付き座標指示具、2はク
リックボタン、3は指示先、4は表示装置付きタブレッ
ト、5は描画円である。
以後実施例では描画図形として円を描くことを代表例
として説明する。圧力検知付き座標指示具1の指示先3
を表示装置付きタブレット4へ置くと、表示装置付きタ
ブレット4は指示先3が指している位置の座標情報と指
示先3によって、指示されている圧力に対する圧力情報
を生成する。
これら二つの情報によって、指示先3が指している位
置を中心として、同心円方向に圧力情報に応じた大きさ
の円5が描画される。指示先3が指している位置を移動
すると、移動した先で新たな円が描かれ、もとの古い円
は消えるようにすることにより、見かけ上円5も移動
し、常に指示先3の指している位置を中心とした円が描
かれるものである。このような図形入力装置を実現する
実施例のブロック図を第5図に示す。
第5図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、第1図におけるものと同じものには同一
番号を付した。1は圧力検知付き座標指示具、4は表示
装置付きタブレット、18は情報入力装置、19は座標/圧
力セレクタ、20はカーソル移動装置、21は描画装置、22
は表示信号生成装置である。なお、1,4を除く他の構成
要素は、図形入力の対象であるパソコン本体に含まれる
ものと考えてよい。
第1図で説明したように、表示装置付きタブレット4
上に圧力検知付き座標指示具1を押下すると、表示装置
付きタブレット4は座標情報と圧力情報を発生し、シリ
アルデータで情報入力装置18へ出力する。表示装置付き
タブレット4の出力フォーマットは一般的に第1表に示
すもので、X座標,Y座標はそれぞれ2バイトを用いて表
現され、圧力情報は1バイトを用いて表現され、全体の
中の第1バイトに限り、そのビット位置D7に「1」が立
てられている。
情報入力装置18は、第1表のシリアルデータをタブレ
ット4から入力され、これをパラレルデータに変換し、
座標/圧力セレクタ19へ出力する。そして座標/圧力セ
レクタ19は、第1表のデータのうち、現に入力されてい
るデータが座標情報か圧力情報かを認識判別し、座標情
報ならばカーソル移動装置20へ出力し、圧力情報であれ
ば描画装置21へ出力する。
カーソル移動装置20は、座標情報に応じて表示画面
(タブレット4)上でカーソルを移動し、常に圧力検知
付き座標指示具1の先にカーソル表示がなされている。
また、描画装置21はカーソル位置をカーソル移動装置20
から受け取り、そのカーソル位置を中心として、同心円
上に圧力情報に応じた大きさの円を表示画面(タブレッ
ト4)上に描画する。
ここでカーソル移動装置20,描画装置21はカーソル,
および描画図形をパソコンの図示せざる表示メモリ上に
展開するものである。そして表示信号生成装置22は、表
示メモリ上のデータを表示信号に変換して表示装置付き
タブレット4へ出力する。そして、表示装置付きタブレ
ット4は、表示信号に従って表示する。
表示装置付きタブレット4は座標情報および圧力情報
を逐次もしくは変化のあった時に情報入力装置18へ出力
するので、本実施例によれば、描画図形を移動しつつ、
図形の大きさをも変えることができるので、描画の自由
度が増し、使い易い。
第6図は、第5図に示した情報入力装置18と座標/圧
力セレクタ19の具体的な一実現手段を示すブロック図で
ある。第5図におけるものと同じものには同一番号を付
した。
第6図において、情報入力装置18は、非同期通信用の
SLiとして汎用的であるμPD8251を使用している。座標
/圧力セレクタ19は以下のもので構成している。すなわ
ちスタートビット認識装置23,バイト数カウンタ24,デー
タセレクタ25である。
情報入力装置18は入力したシリアルデータを、次々に
パラレルデータに変換し、スタートビット認識装置23に
出力する。そしてスタートビット認識装置23は、先ほど
述べた第1表に示したデータのうち、第1バイト目のD7
ビット(座標情報のスタートビット)が「1」であるこ
とを認識すると、バイト数カウンタ24に座標情報の第1
バイト目のデータを受信したことを通知し、座標情報を
データセレクタ25へ出力する。
データセレクタ25はそのリセット後は、カーソル移動
装置20への出力ラインと接続しており、スタートビット
認識装置23が出力した座標情報はカーソル移動装置20へ
出力される。また、バイト数カウンタ24は、スタートビ
ット認識装置23からの通知をトリガとして、情報入力装
置18の出力するバイト数をカウントして、第5バイト目
であることを認識すると、データセレクタ25へ接続切り
換え信号を送り、描画装置21への出力ラインとの接続に
切り換える。
このように座標情報はカーソル移動装置20へ出力し、
圧力情報は描画装置21へ出力し、カーソル移動装置20で
はカーソルの移動を行ない、描画装置21では図形描画を
行なう。これによって、図形を移動しながら図形の大き
さを調整しつつ、描画を行なうことができるので、使い
勝手の良さを実現できる。
第7図は、本発明の他の実施例を表わすブロック図で
ある。第5図におけるものと同じものには同一番号を付
した。第5図では、入力装置として表示装置付きタブレ
ット4と圧力検知付き座標指示具1を用いて説明した。
しかし、それに限定するものではなく、圧力検知付きキ
ーボード23と表示装置6と組み合せても前に説明した実
施例と同様な効果を実現でき、第7図はそのことを示し
ている。
第8図は本発明の更に別の実施例を示すブロック図で
ある。第5図におけるものと同じものには同一番号を付
した。第8図において、26はタイマであり、圧力検知付
き座標指示具1が表示装置付きタブレット4上に押下さ
れている時間の長さを計測するものである。
次に動作を説明する。表示装置付きタブレット4、圧
力検知付き座標指示具1、情報入力装置18、座標/圧力
セレクタ19、そしてカーソル移動装置20と表示信号生成
装置22の動作は、前に説明した実施例の動作とまったく
同じである。
座標/圧力セレクタ19は、圧力情報を認識するとタイ
マ26へ出力する。タイマ26は、圧力情報がある基準以上
の値を継続していれば、その継続時間を測定し結果を描
画装置21へ出力する。描画装置21はその大小によって、
カーソル位置を中心として、同心円方向に円を拡大縮小
表示する。
すなわち、圧力情報がある基準以上の値を継続してい
るということは、ユーザがある基準以上の力を入れ、継
続して圧力検知付き座標指示具1を表示装置付きタブレ
ット4へ押し付けていると判断したもので、その押し付
けている時間の長さによって、描画円の大きさを変化さ
せて表示するものである。
ここで、タイマ26は、圧力検知付き座標指示具21が表
示装置付きタブレット4へ押し付けられている時間の長
さを計測するとしたが、ある大きさ以上の圧力情報が継
続的に何バイト来たかを計測して代用することも可能で
ある。このように第8図においても、第1図と同様な効
果がある。
第9図も本発明の他の実施例を示す説明図である。前
に説明した実施例は、ある点を中心として同心円方向に
拡大縮小し、円描画を行なう図形入力装置について説明
した。第9図はカーソル位置を中心とするある直径方向
に対し拡大縮小率を変えることで、楕円を描画可能とし
た図形入力装置の概要図である。
第9図において、1は圧力検知付き座標指示具、31は
キー表示装置付きタブレット、27は上矢印キー、28は左
矢印キー、29は下矢印キー、30は右矢印キーである。
圧力検知付き座標指示具1をキー表示装置付きタブレ
ット31へ押下し、その押下力によって、円を描画するの
は第5図を用いて説明した実施例と同じである。ここ
で、矢印キー27,28,29,30を選択して押下することで、
押された矢印キーの直径方向に対して拡大縮小率を変化
させ、楕円を描画するものである。具体的な動作を第10
図を用いて説明する。
第10図は第9図で説明した実施例のブロック図を示し
ている。第1図,第9図そして第5図におけるものと同
じものには同一番号を付した。1は圧力検知付き座標指
示具、31はキー表示装置付きタブレット、18は情報入力
装置、32は座標/圧力/矢印キーセレクタ、20はカーソ
ル移動装置、21は描画装置、33は比率変換装置、22は表
示信号生成装置である。
キー表示装置付きタブレット31において、矢印キーが
押下されていない場合の動作は第5図で説明した実施例
の動作とまったく同じである。またキー表示装置付きタ
ブレット31の出力データフォーマットは、第2表に示す
ものである。
情報入力装置18はタブレット31からシリアルデータを
パラレルデータに変換し、座標/圧力/矢印キーセレク
タ32に出力する。座標/圧力/矢印キーセレクタ32は、
データのD7ビットが「1」であることで第1バイト目の
データであると認識すると、第2表に示した第1バイト
目から第4バイト目をカーソル移動装置20へ出力し、第
5バイト目の圧力情報を描画装置21へ出力し、そして第
6バイト目のキー情報を比率変換装置33へ出力する。
カーソル移動装置20の動作は第5図実施例と変わるこ
とはなく、圧力検知付き座標表示具1の指す位置へカー
ソルを移動する。そして比率変換装置33は、第6バイト
目のキー情報を入力することによって縦方向、および横
方向の比率変換情報を描画装置21へ出力する。描画装置
21は比率変換情報と圧力情報から圧力検知付き座標指示
具1の指ししめす点を中心として楕円描画を行なう。
例えば、矢印キーが何も押下されていなければ、比率
変換装置33は、比率変換情報「1」を出力することで、
前に説明した第5図実施例と何ら変わることはない。
第11図,第12図には第10図で説明したブロック図にお
いて、具体的に矢印キーを押下した場合の楕円描画の様
子を示している。第9図,第10図と同じものには同じ番
号を付している。
第11図は上矢印キー27を押下した場合を示している。
圧力情報を描画装置21に入力し、キー情報を比率変換装
置33へ入力している。上矢印キー27が押下されているこ
とから、比率変換装置33は縦方向の拡大率を小さくする
よう描画装置21へ通知しているものである。なお、下矢
印キー29を押下しても、上矢印キー27を押下した場合と
同様の操作を可能にしても良いし、或いは下矢印キー29
は、遊びにしてもよい。
同様に第12図は右矢印キー30を押下した場合を示して
いる。圧力情報,キー情報の流れは、第11図と同様であ
る。右矢印キー30が押下されていることから、比率変換
装置33は横方向の拡大率を小さくするよう描画装置21へ
通知している。なお、左矢印キー28を押下しても、右矢
印キー30を押下した場合と同様の操作を可能とすること
もできるし、或いは左矢印キー28は遊びにしておくこと
もできる。何れにしろ、第11図,第12図で説明した押さ
れた矢印キーと拡大率の大小関係は任意であり、例にと
らわれるものではない。
また、第9図,第10図,第11図,第12図では、拡大率
を変化させるものとして矢印キーを使用したが、圧力検
知付き座標指示具1が表示装置付きタブレット上を指示
した時の傾きを検知して、その情報をもとにある直径方
向に対して拡大縮小率を大小させても同様な効果が得ら
れる。すなわち、どの直径方向に対して拡大縮小率を変
化させるかの情報を入力できれば良く、その入力媒体に
対して特に限定するものではない。
また、前に説明した実施例では、円と楕円描画につい
て説明したが、第13図に示すように円34を描画できれば
極く簡単な演算によって正方形35、正三角形36はもちろ
ん、正多角形を描画することも可能である。さらに第14
図に示すように楕円描画37を応用して関数演算を用いれ
ば、長方形38,三角形39をはじめとして、多角形が描画
できる。
また、本実施例では座標指示具で指示した位置とカー
ソルの位置を等しいと説明してきたが、表示装置付きタ
ブレットでは視差が考えられるので、まったく等しいと
は言えない場合があることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明によれば、パーソナルコ
ンピュータの図形入力において、図形の移動と図形の大
きさの拡大縮小を並行して行なうことができる。従来マ
ウスによる図形入力では、(1)図形の発生,(2)図
形の移動,(3)図形の拡大縮小、を直列操作で行なわ
なければならず、試行錯誤で(1)から(3)の処理を
くり返す必要があった。しかし、本発明によれば(1)
から(3)の操作を並行して(同時に)行なうことがで
きるので、試行錯誤的にならず、確実であり、使い勝手
が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概要図、第2図は従来
技術における図形入力の操作フローチャート、第3図は
従来技術の問題点の説明図、第4図は従来技術における
図形入力の操作フローの他の例を示すフローチャート、
第5図は本発明の一実施例を示すブロック図、第6図は
第5図における情報入力装置と座標/圧力セレクタの詳
細を示すブロック図、第7図,第8図はそれぞれ本発明
の他の実施例を示すブロック図、第9図は本発明の更に
他の実施例を示す概要図、第10図は第9図に対応する本
発明の実施例を示すブロック図、第11図,第12図はそれ
ぞれ本発明の実施例の操作態様を示す説明図、第13図,
第14図は本発明において入力可能な図形としての多角形
の発生説明図、である。 符号の説明 1……圧力検知付き座標指示具、4……表示装置付きタ
ブレット、18……情報入力装置、19……座標/圧力セレ
クタ、20……カーソル移動装置、21……描画装置、22…
…表示信号生成装置、32……座標/圧力/矢印キーセレ
クタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 和久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 日立ビデオエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 白根 弘晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 日立ビデオエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大條 成人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (56)参考文献 特開 平2−242321(JP,A) 特開 昭64−95319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/03 G06F 3/033

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力すべき任意図形の基準位置座標と該図
    形の大小の程度を表わす寸法の度合いを入力装置により
    指定してやることにより、表示画面上に、指定された前
    記座標位置を基準として指定された前記寸法の度合いで
    任意図形を描画して表示する図形入力装置において、 基準位置座標指定操作と寸法の度合い指定操作を単一の
    操作で兼ねて行ってその指定情報を入力する入力手段で
    ある前記入力装置と、該入力装置により指定された基準
    位置座標データと寸法の度合いデータを入力され両者を
    分離して出力するセレクタ装置と、該セレクタ装置から
    基準位置座標データを入力されるとそれに応じて前記表
    示画面におけるカーソル位置を移動させて位置決めする
    カーソル移動装置と、前記セレクタ装置から寸法の度合
    いデータを入力されると共に前記カーソル移動装置から
    位置決めされたカーソルの座標を入力させて前記任意図
    形を前記表示画面上に描画する描画装置と、を具備して
    成ることを特徴とする図形入力装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の図形入力装置において、
    前記入力装置が、基準位置座標として、或る1点の座標
    位置を押圧して指定すると共に、その押圧する圧力の大
    小で前記寸法の度合いを指定する座標指定具から成るこ
    とを特徴とする図形入力装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の図形入力装置において、
    前記入力装置が、基準位置座標として、或る1点の座標
    位置を押圧して指定すると共に、その押圧の継続した時
    間の長さで前記寸法の度合いを指定する座標指定具から
    成り、前記セレクタ装置で前記入力装置からの基準位置
    座標データと押圧有りのデータを分離して出力すると、
    該押圧有りのデータを入力されその接続した時間長を計
    測して寸法の度合いを指定するデータとして前記描画装
    置に供給するタイマ装置を更に具備して成ることを特徴
    とする図形入力装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の図形入力装置において、
    前記入力装置の他に、少なくとも一つの入力手段を具備
    し、該入力手段により入力される情報に従って、描画さ
    れるべき前記任意図形を変形させるための変形情報を発
    生して前記描画装置に供給する変形情報発生装置を更に
    具備して成ることを特徴とする図形入力装置。
JP25716289A 1989-10-03 1989-10-03 図形入力装置 Expired - Lifetime JP2801288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25716289A JP2801288B2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 図形入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25716289A JP2801288B2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 図形入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03119415A JPH03119415A (ja) 1991-05-21
JP2801288B2 true JP2801288B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=17302563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25716289A Expired - Lifetime JP2801288B2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 図形入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2801288B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5008605B2 (ja) 2008-05-26 2012-08-22 富士フイルム株式会社 画像処理装置および方法ならびにプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02242321A (ja) * 1989-03-15 1990-09-26 Sharp Corp 座標入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03119415A (ja) 1991-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7467534B2 (ja) 拡張現実を使用して測定するためのデバイス及び方法
US6535233B1 (en) Method and apparatus for adjusting the display scale of an image
CN107831991A (zh) 用于确定是滚动还是选择内容的设备、方法和图形用户界面
JP2000029630A (ja) タッチスクリ―ンに接触された尖筆の痕跡を用いたソフトウェアキ―ボ―ドシステム及びそれによるキ―コ―ド認識方法
JPH0355848B2 (ja)
EP0550812A1 (en) Precision automatic scrolling for an image display system
JP3345433B2 (ja) 画像編集装置
JPH04270384A (ja) 等倍または拡大画像の部分的な表示方法
JPH06131436A (ja) 描画処理装置及び方法
JP2801288B2 (ja) 図形入力装置
CN109901778A (zh) 一种页面对象旋转缩放方法、存储器及智能设备
KR20020085327A (ko) 통신 시스템용 화면 확대 방법 및 장치
JPS5935277A (ja) 手書文字図形のリアルタイム認識による制御方法
JP3174162B2 (ja) 座標入力制御方法及び装置
JP2866575B2 (ja) 感圧式タブレットおよび情報処理装置
JPH06161650A (ja) 感圧式タブレット入力装置を備えた情報管理装置
JP3186175B2 (ja) 自動製図装置
JPH0554114A (ja) 画像表示装置
JPH0950358A (ja) 文書処理装置及びその文書編集方法
JP2000259352A (ja) 感圧式情報変換機能を有する情報処理装置
JPH08305875A (ja) 座標情報操作装置
JPS6183589A (ja) カ−ソル制御方式
JPH0546707A (ja) 情報処理装置
JP2669366B2 (ja) 線対称図形入力装置
JPH07296178A (ja) 情報処理装置