JP2801183B2 - 陰極線管用消磁回路 - Google Patents

陰極線管用消磁回路

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JP2801183B2 JP61241190A JP24119086A JP2801183B2 JP 2801183 B2 JP2801183 B2 JP 2801183B2 JP 61241190 A JP61241190 A JP 61241190A JP 24119086 A JP24119086 A JP 24119086A JP 2801183 B2 JP2801183 B2 JP 2801183B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、ビデオ表示装置用消磁回路に関するもの
である。 <発明の背景> カラー陰極線管は、地球磁界或はモータまたは電気器
具類のような近くにある電気装置により生成される電磁
界の作用を打ち消すために、周期的な消磁又は減磁を必
要とする。これらの電磁界は、シャードー・マスクのよ
うな陰極線管の金属部分を磁化する可能性があり、その
結果陰極線管の色純度の劣化を起こすことがある。テレ
ビ受像機やコンピュータまたはビデオ表示モニタのよう
なビデオ表示装置は、普通、陰極線管の近くの、および
陰極線管自体の金属部品を消磁するために、その装置が
付勢されたとき動作し、零まで減衰する交流磁界を生成
する消磁回路を組み込んでいる。 普通の型の消磁回路は、米国では60ヘルツの周波数を
持つ交流電源から給電される。この型の消磁回路は、普
通、消磁電流が流れることにより温度上昇するに従って
抵抗が増す正の温度係数をもった抵抗、またはサーミス
タ、或はその他の感温素子を利用している。この抵抗は
陰極線管の金属部品の消磁を行なうような具合に交流消
磁電流を減衰させる。 他の型の消磁回路は、共振すなわち減衰振動(リング
・ダウン)消磁回路を利用している。この共振型消磁回
路は、消磁コイルと並列に接続されたキャパシタをその
コイルと振動するような具合に共振させることより動作
する。共振回路のQは有限であるからこのQが消磁電流
を所望通りに減衰させて、表示装置の金属部品の減磁を
行う。 消磁回路の共振周波数は、2KHzの程度であるから消磁
は5ミリ秒以内で完了する。この期間は垂直偏向期間に
比べて短いので、垂直偏向コイルから出る漂遊磁束が消
磁用の磁界を妨害して、陰極線管の金属部品に残留磁気
を発生させることになる可能性がある。これによって、
陰極線管の表示スクリン上で色純度ずれが生ずる可能性
が出て来る。 上記のような妨害正漂遊垂直磁界の問題を解消するた
めに、従来の或種の回路では、垂直偏向磁界がその最小
値に近く漂遊磁界が殆んど或は全く発生しないときに消
磁動作が生ずるようにしていた。そのような装置では、
入来ビデオ信号の垂直同期信号から生成されるタイミン
グ信号を使って、消磁動作を開始させていた。この消磁
動作は、垂直偏向磁界が最小値に近いときに起こるよう
にタイミングがとられていた。しかしこのような装置
は、複雑な回路を利用せねばならぬという不利がある。 <発明の概要> この発明の一態様によれば、ビデオ信号の画像情報を
表示できるビデオ表示装置の陰極線管に対する消磁回路
は、消磁期間に先立って充電されてある電圧を発生させ
る共振キャパシタを有している。陰極線管の周囲には消
磁コイルが配置されている。第1のスイッチが、消磁期
間中振幅が減少する交流消磁電流をこのコイル中に生成
するため、制御信号に応じて共振キャパシタを消磁コイ
ルに結合する。第2のスイッチがあって、これは供給電
圧源を遅延回路網に接続する。この第2のスイッチは、
電源電圧により供給される電流の通路内に接続されてい
る。第2のスイッチは、制御信号に応じて電源電圧を遅
延回路網に接続して消磁期間の終了時以降遅延回路網の
出力に第1の電圧を発生させる。この第1電圧は、消磁
期間の終了後偏向巻線中に偏向電流を生成するために偏
向回路に供給される。 <詳細な説明> 第1図は、この発明を実施した一例消磁装置100を示
す。消磁装置100は、例えば、第1図に詳細に示されて
いなが、テレビジョン受像機に使用することができる。
テレビジョン受像機の遠隔制御受信機52は、例えば、赤
外線伝送リンクにより結合される、使用者が発生させた
命令に応動する。 テレビジョン受像機が待機モードにある間、遠隔制御
受信機52は、後程説明するように水平と垂直の両走査の
発生を阻止する第1の、すなわち「オフ」状態であるオ
ン/オフ信号VOSを発生する。赤外線伝送リンクを介し
て、使用者が発生させた「オン」命令を受信すると、遠
隔制御受信機52は、消磁動作を開始する第2の、すなわ
ち「オン」状態であるオン/オフ信号VOSを発生する。 テレビジョン受像機は、交流幹線電圧VACを有する電
源により、または、電池のような直流電圧VDCを有する
電源により付勢することができる。消磁は、テレビジョ
ン受像機の、たとえば日立250ATB22のような陰極線管に
対して行なわれるもので、そのときテレビジョン受像機
の付勢には電圧VACまたは電圧VDCの何れかが使用され
る。 消磁装置100が、直流電圧VDCの電源で動作する場合に
は、電圧VDCにより付勢される直流−直流(DC−DC)変
換器51は、ダイオードD2を通して直流電圧VDGを抵抗R1
の端子50aに供給する。抵抗R1の他方の端子50bは、共振
キャパシタC1と直列に接続された消磁コイルLDGに接続
されている。キャパシタC1のコイルLDGから遠い方のも
う一方の端子は、共通接地端子に接続されている。ダイ
オードD3のカソード電極は、端子50bに接続されてい
る。ダイオードD3のアノード電極は、共通導体である接
地点に接続されている。ダイオードD3は、電流iDGが例
えば正であるとき、コイルLDGとキャパシタC1を流れる
消磁電流iDGを導通させる。シリコン制御整流器スイッ
チSCR1は、端子50bと接地間にダイオードD3と並列に接
続されている。スイッチSCR1は、電流iDGが上記と反対
方向すなわち負極性であるとき消磁電流iDGを導通させ
る。スイッチSCR1は、そのゲート電極における電圧Vg
正であるとき導通する。後程説明するように、電圧V
gは、オン/オフ信号VOSが「オフ」から「オン」状態に
変るとき正となる。オン/オフ信号VOSが「オフ」状態
のときは、スイッチSCR1は非導通で、キャパシタC1は、
大きな値の抵抗R1を経て電圧VDGに等しい電圧に充電さ
れる。 電圧Vgが正になると、スイッチSCR1は導通する。スイ
ッチSCR1が導通すると、端子50bは接地点に接続され、
従って消磁コイルLDGは共振キャパシタC1の両端間に接
続される。消磁作用の前に共振キャパシタC1に蓄えられ
た電荷は、第1図のキャパシタC1と消磁コイルLDG中を
流れる、第2図に示すような減衰振動電流iDGを周知の
様に生成して、映像管の消磁を行なう。電流iDGは、例
えばピーク・ピークで320アンペア・ターンの最大消磁
力を発生させる。 共振消磁回路のQの値が有限であることから、そのエ
ネルギー損失は、たとえば3.5ミリ秒という消磁期間tDG
の後、電流iDGの振幅をほぼ零に減衰させる。この期間t
DGの間に、充分に消磁を行なうことができる数サイクル
の電流iDGが発生する。 第1図の抵抗R1は大きいので、スイッチSCR1が導通し
ているとき抵抗R1中を流れる電流は小さく、そのSCRの
保持電流値以下である。スイッチSCR1は、電圧Vgが正で
ある限り導通状態を維持する。電圧Vgは、後程説明する
ように、オン/オフ信号VOSが「オン」の状態にある限
り正である。オン/オフ信号VOSは、テレビジョン受像
機が正常な動作モードで動作している限り「オン」の状
態にある。 電源電圧VUR1は、ダイオードD5を経て抵抗R7のの端子
50aに供給されている。トランジスタ・スイッチQ1のエ
ミッタ電極は、電圧VUR1をこのエミッタ電極に印加する
ため端子54aに接続されている。トランジスタQ1のコレ
クタ電極は、直列抵抗R5、R6を経て接地点に接続されて
いる。スイッチSCR1のゲート電圧Vgは、抵抗R5、R6間の
接続端子に発生する。オン/オフ信号VOSは、スイッチQ
1の動作を制御するため抵抗R4を経てトランジスタ・ス
イッチQ1のベース電極に接続されている。 待機モードで、オン/オフ信号VOSが「オフ」状態に
あると、信号VOSは十分に正で、トランジスタ・スイッ
チQ1をターン・オフする。そのため、電圧Vgは零であ
り、スイッチSCR1は非導通で、キャパシタC1は電圧VDG
に等しい電圧まで充電される。スイッチSCR1は、抵抗R1
を経て供給される電流がスイッチSCR1の保持電流より小
さいので非導通になる。 オン/オフ信号VOSが、「オフ」から「オン」状態に
変った直後、信号VOSは、電圧VUR1より正の度合が低く
なる。スイッチQ1のエミッタ電極上におけるこの低電圧
によってトランジスタ・スイッチQ1は導通となる。トラ
ンジスタ・スイッチQ1が導通し始めると、電圧Vgは正と
なってスイッチSCR1を導通させ、端子50bにおける電圧V
50bに負方向変位を生じさせる。 この発明の一態様によれば、電圧V50bの負方向変位
は、キャパシタC2を経てトランジスタ・スイッチQ1のベ
ース電極に結合され、トランジスタ・スイッチQ1のベー
ス電圧の正の度合を小さなものにする。トランジスタ・
スイッチQ1のベース電圧の正の度合が小さくなると、ト
ランジスタ・スイチQ1のエミッタ電流およびコレクタ電
流は共に増加する。従って、キャパシタC2は、トランジ
スタ・スイッチQ1を一層急速にターン・オンさせる正の
帰還作用を行なう。キャパシタC2により与えられる正帰
還作用があるので、スイッチSCR1は、また、具合よく一
層急速にターン・オンされる結果となる。 前に説明したよに、消磁コイルLDGと共振キャパシタC
1中の電流iDGの振動は、スイッチSCR1が導通状態になっ
たときに始まる。この振動の第1サイクルにおける電流
iDGのピークの振幅は、スイッチSCR1がより急速にター
ン・オンすればより大きくなる。それ故、ある所定の電
圧VDGに対し、消磁電流iDGの大きさは、スイッチSCR1を
より速くターン・オンさせるキャパシタC2の正帰還を利
用することにより有利に増大させることができる。電圧
Vgがより速く増大することは、またスイッチSCR1を保護
することになる。たとえば、もし電圧VOSが緩やかな変
化率で減少すれば、電圧Vgが緩やかに増加することにな
り、ゲートのトリガ作用が不十分になってシリコン制御
整流器スイッチSCR1を損傷する可能性がある。 端子54aにおける電圧VUR1は、遅延回路55の抵抗R7を
通ってトランジスタ・スイッチQ2のエミッタ電極に結合
されている。遅延回路55のキャパシタC5は、トランジス
タ・スイッチQ2のコレクタ電極に結合されている。キャ
パシタC5は、その両端子間に生じかつ水平および垂直の
駆動信号発生器56を付勢する電圧VQ2のフイルタとして
働く。スイッチQ2の切換動作も制御するオン/オフ信号
VOSは抵抗R9を通ってトランジスタ・スイッチQ2のベー
ス電極に結合される。 待機モードにある間、信号VOSは「オフ」の状態にあ
り、たとえば電圧VUR1に等しい。それ故、トランジスタ
・スイッチQ2は、非導通である。使用者が、テレビジョ
ン受像機をつけたいと思うとき、使用者は対応する命令
を遠隔制御受信機52に送り、オン/オフ信号VOSを「オ
ン」状態に変えさせる。信号VOSが「オン」状態に変っ
た直後、トランジスタ・スイッチQ2は、導通状態にな
り、遅延回路55のキャパシタC5は、抵抗R7を経て充電し
始める。抵抗R7とキャパシタC5の時定数は、第2図の消
磁期間tDGより実質的に長い。それ故、後程詳細に説明
するように、水平および垂直の駆動信号発生器56は、所
定の遅延時間の後正規の動作を始める。 電圧VQ2により付勢されるこの駆動信号発生器56は、
図には示されていないが、たとえばテレビジョン受像機
のビデオ検波器から供給される合成ビデオ信号STVを受
入れる。駆動信号発生器56は、PAL標準ではほぼ20ミリ
秒に等しい期間Vを有する出力制御信号VVと、PAL標準
ではほぼ64マイクロ秒に等しい出力制御信号VHを信号S
TVから発生する。信号VVとHVは、それぞれ垂直出力段57
と水平出力段58の対応する入力端子に結合される。垂直
出力段57は信号VVに従って垂直偏向電流iVを発生させ
る。同様に、水平出力段58は、信号HVに従って水平偏向
電流iYを水平偏向巻線LY中に発生させる。 第1図の駆動信号発生器56は、また、調整済電圧B+
発生するスイッチング調整器59に供給される、水平周波
数出力信号Hrを発生する。調整された電圧B+は、水平出
力段58に付勢電圧を供給する。 発生器56が、偏向電流iVとiYを発生するために必要な
振幅の信号VV、HVを生成するためには、発生器56に電力
を供給する電圧VQ2は、或る公称レベルを越えなければ
ならない。電圧VQ2が、公称レベル以下である限り信号V
Vは発生されず、従って対応する垂直偏向変流iVは零で
ある。 この発明の一態様によれば、電圧VQ2と信号VOS間の遅
延時間は抵抗R7とキャパシタC5により生ずるが、これは
電圧VQ2を第2図の消磁期間tDGを通じて公称レベル以下
にする。それ故、消磁は、第1図の垂直偏向電流iVが発
生する時点以前に終了する。従って、消磁コイルLDG
より生成された交流磁界は、垂直の偏向磁界が形成され
る前に減衰する。それで、期間tDGの間零を維持する垂
直偏向磁界は、陰極線管の金属部品に残留磁気を生じさ
せないという都合のよい結果になる。 この発明の一態様によれば、出力段58と、第1図には
示されていないがテレビジョン受像機の他の処理回路と
を付勢するB+電圧は、消磁動作が終った後に生成され
る。 第3図aからcまでは、垂直偏向電流iV、消磁電流i
DG、オン/オフ信号VOSの波形をそれぞれ示している。
第1図、第2図および第3図aからcまでにおいて同様
な番号と記号は、同様な素子または機能を示している。
第3図bは、第3図cの信号VOSにより開始される消磁
電流iDGが、第3図aの垂直偏向電流iVが生成される時
点よりほぼ21.5ミリ秒前の期間tGV中にほぼ零に減衰す
ることを示している。期間tGVの長さは、キャパシタC5
と抵抗R7により決まる。キャパシタC5は具合よく、2つ
の異なった機能を行う。第1の機能は、フイルタ作用で
あり、第2の機能は電圧VQ2に対する遅延作用である。
従って、他に追加部品を設けることなく遅延電流iVを得
ることができる。 交流電圧VACが、変圧器T1の1次巻線の両端に供給さ
れると、変圧器T1の2次巻線W2の両端間電圧をダイオー
ドD1が半波整流することによって、電圧VDGが発生され
る。電圧VACが印加されると、ダイオードD1は、電圧VDG
を発生し、ダイオードD2は逆バイアスされる。一方電圧
VDCが印加されると、ダイオードD2が電圧VDGを発生し、
ダイオードD1は逆バイアスされる。従って、ダイオード
D1とD2は、電圧VACが印加されたときは直流−直流変換
器51を変圧器T1から分離し、電圧VDCが印加されたとき
は変圧器T1を変換器51から分離するワイヤード包含的論
理和(インクルーシーブor)回路を形成している。同様
の回路配置は、ダイオードD4とD5のワイヤード包含的論
理和回路を利用して電圧VUR1を発生させるために使われ
ている。同様に、ブリッジ整流器BR1は、電圧VACが印加
されたとき遠隔制御受信機52と切換調整器59を付勢する
電圧VUR2を供給し、一方ダイオードD6は、電圧VDCが印
加されたとき電圧VUR2を供給する。従って、消磁装置10
0は、テレビジョン受像機が電池のような直流電源から
給電されるときでも、交流線路電圧から給電されるとき
でも、具合よく消磁動作を行なうことができる。 第4図は、切換式電源70′の変圧器の2次巻線におけ
る電圧を整流して付勢電圧を得る、この発明の他の態様
を実施した一例消磁装置100′示している。第1図と第
4図において同様な番号と記号は、同様な番号または素
子を示している。 第4図の消磁装置100′について説明すると、切換式
電源70′の出力変圧器T10′の2次巻線W4′両端間の交
流電圧VW4′は、通常の倍電圧回路72′中で整流され、
昇圧されて、電圧B+′と巻線W4′両端間の電圧VW4′の
ピーク・ピーク電圧との総和にほぼ等しい消磁電圧
VDG′を生成する。なお、2より大きな昇圧比も、同様
にして得られることは当然である。 消磁装置100′では、抵抗R7′が、たとえば入力スイ
ッチQ2′を有する電圧調整器71′の入力端子71a′に接
続されている。スイッチQ2′は、キャパシタC5′の両端
間に出力電圧VQ2′を発生する調整器71′の調整段に電
圧VUR1′を供給する。電圧VQ2′は、第4図に示されて
いない通常の垂直出力段に付勢電圧を供給する。従っ
て、キャパシタC5′は、調整器71′の必要とするフイル
タ・キャパシタである。キャパシタC5′はまた、第1図
の消磁装置100における遅延回路について前述したと同
様に動作する遅延回路55′の容量性部分を構成してい
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の一実施例である消磁装置の構成を
示す図、第2図は第1図の回路における消磁電流の波形
を示す図、第3図は第1図の消磁装置の動作を説明する
に有用な各種波形図、第4図はこの発明の第2の実施例
である消磁装置の構成を示す図である。 C1……共振キャパシタ、C2……キャパシタ、D1……ダイ
オード、iV……垂直偏向電流、LV……垂直偏向巻線、L
DG……消磁コイル、Q2……トランジスタ・スイッチ、R1
……抵抗、R2……抵抗、SCR1……シリコン制御整流器ス
イッチ、T1……変圧器、VAC……交流幹線電圧、VOS……
オン/オフ制御信号、VQ2……電圧、52……遠隔制御受
信機(制御信号源)、55……遅延回路網、56……水平と
垂直の駆動信号発生器、57……垂直出力段、58……水平
出力段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−136190(JP,A) 特開 昭59−16486(JP,A) 特開 昭50−125637(JP,A) 特公 昭58−714(JP,B2) 実公 昭58−21262(JP,Y2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.共振キャパシタと、 消磁期間に先立って上記キャパシタの両端間に電圧を発
    生させるための第1の手段と、 陰極線管の周りに配設された消磁コイルと、 制御信号源と、 上記制御信号に応じて上記共振キャパシタを上記消磁コ
    イルに結合して、上記消磁期間中に小さな値に減衰する
    振幅を有する交流消磁電流を上記コイル中に発生させる
    第1スイッチと、 電源電圧源と、 遅延回路網の遅延を決定する時定数を有し、且つ静電容
    量は上記電源電圧源のフィルタの静電容量よりなるR−
    C回路網を有する遅延回路網と、 上記電源電圧源によって供給される電流の通路中に結合
    され上記制御信号に応じて上記電源電圧を上記遅延回路
    網に結合して、上記消磁期間における有効な消磁作用が
    発生した後まで遅延された遅延電源電圧を上記遅延回路
    網の出力に発生させ、第2の手段に電源として供給する
    第2スイッチと、 上記消磁期間の上記有効な消磁作用が発生している間偏
    向電流の発生が阻止されるように、上記遅延電源電圧が
    生成されたときこの遅延電源電圧に応じて偏向巻線中に
    偏向電流を発生させる前記第2の手段と、 を具備して成るビデオ表示装置の陰極線管用消磁回路。 2.共振キャパシタと、 消磁期間に先立って上記キャパシタの両端間に電圧を発
    生させるための第1の手段と、 陰極線管の周りに配設されかつ上記キャパシタに結合さ
    れて消磁装置を構成する消磁コイルと、 制御信号源と、 上記制御信号に応じて上記共振キャパシタを上記消磁コ
    イルに結合して、上記消磁期間中に小さな値に減衰する
    振幅を有する交流消磁電流を上記コイル中に発生させる
    半導体スイッチであって、トランジスタスイッチの制御
    端子以外の端子に連結された制御端子を有しており、上
    記トランジスタスイッチの制御端子は半導体スイッチの
    出力端子に静電容量的に連結され、上記トランジスタス
    イッチの上記制御端子に印加される信号及び半導体スイ
    ッチの制御端子に印加される信号の両方の強さを増大さ
    せるための正帰還を得る半導体スイッチと を具備して成る、ビデオ表示装置の陰極線管用消磁回
    路。
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