JPH05252407A - 高圧電源装置 - Google Patents

高圧電源装置

Info

Publication number
JPH05252407A
JPH05252407A JP4046627A JP4662792A JPH05252407A JP H05252407 A JPH05252407 A JP H05252407A JP 4046627 A JP4046627 A JP 4046627A JP 4662792 A JP4662792 A JP 4662792A JP H05252407 A JPH05252407 A JP H05252407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
voltage
ringing
primary coil
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4046627A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hoshiko
昭一 星子
Takashi Nagamatsu
▲高▼史 永末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4046627A priority Critical patent/JPH05252407A/ja
Publication of JPH05252407A publication Critical patent/JPH05252407A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平偏向周波数が変更されても画面の大きさ
等が変化してしまうことが無く、しかもリンギングの影
響が出力電圧に現われないようにする。 【構成】 1次コイル2の一端をパルス電流発生回路
に、他端を直流電源6に接続したものにおいて、トラン
ス1に補助コイル10を設け、1次コイル2と上記直流
電源との接続点とアースとの間に補助コイル10および
ダイオード11を接続する。またリンギングの影響が現
われている方の半端において2次側の整流用ダイオード
4が非導通となるように2次コイルの巻方向を選ぶ。 【効果】 1次コイル2に現われる電圧の波高値はダイ
オード11が導通することによって規制され、水平偏向
周波数の変更が出力電圧に与える影響は非常に小さい。
またリンギングの影響が現われている方の半端はカット
され、リンギングの影響を低減させる事も出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管等に高電圧を
印加するための高圧電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やコンピュータ用デ
ィスプレイには陰極線管が用いられており、この陰極線
管用として使用される高圧電源装置には水平偏向同期信
号を利用して作ったパルス電流を利用して高圧を発生さ
せるものがある。以下、この種の高圧電源装置の一例を
図4に基づいて説明する。図4において、20は高圧発
生用のトランスであり、一般にフライバックトランスと
呼ばれるものである。21はトランス20の1次コイ
ル、22は同2次コイルであり、1次コイル21はパル
ス電流発生回路29に接続されている。23はトランス
20の2次コイル22から高圧直流電圧を得るための整
流用ダイオードであり、端子24に非常に高い高圧直流
電圧が生じるように構成されている。そしてこの高圧直
流電圧が陰極線管に供給される。
【0003】26は水平駆動パルス発生部であり、パル
ス電流発生回路29の出力用トランジスター27へ水平
駆動パルスを供給している。すなわち、トランジスター
27に水平駆動パルスが印加されると、1次コイル21
に水平偏向電流の一部がパルス状電流となって流れ、2
次コイル22にはフライバックパルス電圧が誘起され、
整流用ダイオード23によって整流され、直流高圧が発
生する。28は1次コイル21に電流を流すための直流
電源である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータ用ディス
プレイの中にはホストコンピュータからの指令によって
水平偏向周波数が変更される場合があり、またテレビジ
ョン受像機においても例えば通常の方式の他に高品位画
像方式に対応できるように構成することが考えられ、こ
の場合にも水平偏向周波数が変更される。ところが、も
し高圧電源装置に何の手段も施していなかったなら水平
偏向周波数が変更される度に出力電圧が幾らか変化して
しまい、画面の大きさ等が変化してしまうことがあっ
た。また出力電圧が大きく変化しても水平偏向電流に影
響を与えないように、帰還回路を用いて安定化させる方
法もあるが、コスト高を招くという問題があった。ま
た、1次側のスイッチング動作によってフライバックト
ランスの1次コイル21および2次コイル22にはリン
ギング電流が流れ、このリンギングが出力電圧に影響を
与えるという問題点もあつた。
【0005】本発明は以上の課題に鑑みてなされたもの
であり、水平偏向周波数が変更されても画面の大きさ等
が変化してしまうことが無く、しかもリンギングの影響
が出力電圧に現われないようにした高圧電源装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するため、トランスの1次コイルの一端をパルス電流
発生回路に接続し、同1次コイルの他端を直流電源に接
続したものにおいて、同トランスに補助コイルを設け、
上記補助コイルと直列にダイオードを接続するとともに
その直列接続体の一端を上記1次コイルと上記直流電源
との接続点に、他端をアースに接続した。
【0007】また、リンギングの影響が現われている方
の半端において2次側の整流用ダイオードが導通するよ
うに2次コイルの巻方向を選ぶ。
【0008】
【作用】以上のように構成したことにより、補助コイル
に生じるパルス状電圧の波高値が所定のしきい値よりも
高くなるとダイオードが導通することとなり、上記補助
コイルが上記トランスの1次コイルへ短絡し、トランス
の1次コイルに現われる電圧の波高値はダイオードが導
通することによって規制され、あるしきい値以上には上
がらないようになる。
【0009】また、リンギングの影響が現われている方
の半端において2次側の整流用ダイオードが導通するの
で、このリンギングの影響が現われている方の半端はカ
ットされ、リンギングが現われてない方の半端のみによ
って直流出力を得る事が出来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の高圧電源装置の一実施例につ
いて詳細に説明を行う。図1は本実施例の高圧電源装置
の回路図であり、図1において1は高圧発生用のトラン
スであり、一般にフライバックトランスと呼ばれるもの
である。2はトランス1の1次コイル、3は同2次コイ
ルであり、1次コイル2はパルス電流発生回路に接続さ
れている。図2は高圧発生用のトランス1の構成を示す
図である。
【0011】4はトランス1の2次コイル3から高圧直
流電圧を得るための整流用ダイオードであり、端子11
に非常に高い高圧直流電圧が生じるように構成されてい
る。そしてこの高圧直流電圧が陰極線管に供給される。
【0012】図1において、5は水平駆動パルス発生部
であり、7はパルス電流発生回路の出力用トランジスタ
ーである。水平駆動パルス発生部8はトランジスター7
へ水平駆動パルスを供給している。8は共振コンデン
サ、9はダンパーダイオードである。トランジスター7
に水平駆動パルスが印加されると、トランス1の1次コ
イル2にパルス状の電流が流れ、2次コイル3にはフラ
イバックパルス電圧が誘起される。1次コイル2の一端
はトランジスター7のコレクタに接続され、同1次コイ
ル2の他端は直流電源6に接続されている。
【0013】10はトランス1に設けられたエネルギー
回生用補助コイルてある。11はダイオードであり、ダ
イオード13のカソードは前記1次コイル2の他端に接
続され、ダイオード11のアノードは補助コイル10の
一端に接続されている。なお、補助コイル10の他端は
アースに接続されている。
【0014】以下、動作を説明する。トランジスター7
に水平同期信号から抽出されたパルス電圧が印加される
と、1次コイル2と共振用コンデンサ8による並列共振
回路の共振周波数にて発振が起こる。すると、トランス
1の1次コイル2に連続パルス電流が流れ、2次コイル
3には非常に高いパルス性の交流電圧が誘起される。
【0015】また、補助コイル10にもパルス状電圧が
生じる。補助コイル10に生じるパルス状電圧の波高値
が直流電源6の電圧値Ebに等しくなると、ダイオード
11が導通する。この状態では、補助コイル10がトラ
ンスの1次コイル2へ短絡する事となり、1次コイル2
に現われる電圧の波高値はダイオード11が導通するこ
とによって規制され、あるしきい値以上には上がらない
ようになる。
【0016】点aの電圧波形は図3(a)に示すような電
圧波形となる。図3(a)に示すように記号bが示す部分
において、リンギングが生じる。図3(b)は2次コイル
3に誘起されるパルス電圧を示す。2次コイル3にも記
号cが示す部分にてリンギングの影響が現われている。
【0017】2次コイル3に直列に接続された整流用ダ
イオード4は2次コイル3に誘起される電圧の半波整流
を行ない、端子12に高圧直流電圧が生じる。具体的に
は、整流用ダイオード4はリンギングの影響が現われて
いる方の半端(図3(b)の例では記号dが示す部分)に
おいて非導通状態となり、その反対側の半端(図3(b)
の例では記号eが示す斜線部分)にて導通状態となる。
従って、整流用ダイオード4が導通状態となる半波すな
わち斜線部分のみが直流電圧に変換されて出力され、他
方の半波(記号d)に現われたリンギングは整流用ダイ
オード4が非導通状態となることによって出力に現われ
ない。
【0018】以上のように本実施例では、リンギングの
影響が現われている方の半端において整流用ダイオード
4が導通するように2次コイル3の巻方向を選んでいる
ので、リンギングの影響が現われている方の半端はカッ
トされ、リンギングが現われてない方の半端のみによっ
て直流出力を得るので、直流出力にリンギングが影響を
及ぼす事がない。このように、新たに部品等を追加する
ことなく、2次コイル3の巻方向について工夫すること
によってリンギングの影響を無くした高圧電源装置を実
現する事が出来る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、トランスの1次
コイルの一端をパルス電流発生回路に接続し、同1次コ
イルの他端を直流電源に接続したものにおいて、同トラ
ンスに補助コイルを設け、補助コイルと直列にダイオー
ドを接続するとともにその直列接続体の一端を1次コイ
ルと上記直流電源との接続点に、他端をアースに接続し
たことにより、この補助コイルに生じるパルス状電圧の
波高値が所定のしきい値よりも高くなると上記ダイオー
ドが導通することとなり、補助コイルがトランスの1次
コイルへ短絡し、トランスの1次コイルに現われる電圧
の波高値はダイオードが導通することによって規制さ
れ、あるしきい値以上には上がらないようになる。従っ
て、たとえ入力パルス信号の周波数が高くなってパルス
間隔が狭くなっても、1次コイルに現われる電圧の波高
値は規制される事となるので、この周波数の変更が出力
電圧に与える影響は非常に小さい。またリンギングの影
響が現われている方の半端において2次側の整流用ダイ
オードが導通するように2次コイルの巻方向を選ぶこと
により、このリンギングの影響が現われている方の半端
はカットされ、リンギングが現われてない方の半端のみ
によって直流出力を得る事が出来、リンギングの影響を
低減させる事も出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における高圧電源装置の回路図
【図2】同実施例における高圧電源装置に使用するトラ
ンスの回路図
【図3】本発明の実施例における高圧電源装置の動作を
示す波形図
【図4】従来の高圧電源装置の回路図
【符号の説明】
1 トランス装置 2 1次コイル 3 2次コイル 4 整流用ダイオード 5 水平駆動パルス発生部 6 直流電源 7 トランジスター 10 補助コイル 11 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/537 A 9181−5H 7/5383 9181−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次コイルおよび高圧発生のための2次コ
    イルおよび補助コイルを備えたトランスと、上記2次コ
    イルに生じた交流電圧から直流高圧を得るための整流用
    ダイオードを有し、上記トランスの1次コイルの一端を
    パルス電流発生回路に接続し、同1次コイルの他端を直
    流電源に接続し、上記補助コイルと直列にダイオードを
    接続するとともにその直列接続体の一端を上記1次コイ
    ルと上記直流電源との接続点に、他端をアースに接続
    し、上記補助コイルに生じたパルス状電圧が上記直流電
    源によって設定されたしきい値を越えようとした時に上
    記ダイオードが導通して上記補助コイルが上記トランス
    の1次コイルへ短絡するように構成したことを特徴とす
    る高圧電源装置。
  2. 【請求項2】2次コイルに生じた交流電圧のリンギング
    の影響が現われている方の半端において整流用ダイオー
    ドが導通するように2次コイルの巻方向を選んだことを
    特徴とする請求項1に記載の高圧電源装置。
JP4046627A 1992-03-04 1992-03-04 高圧電源装置 Pending JPH05252407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046627A JPH05252407A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 高圧電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046627A JPH05252407A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 高圧電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05252407A true JPH05252407A (ja) 1993-09-28

Family

ID=12752531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4046627A Pending JPH05252407A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 高圧電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05252407A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0631923B2 (ja) 映像信号表示システム用偏向回路
US5161241A (en) CRT power supply apparatus having synchronized high and low voltage power supply switching circuits
JP2598053B2 (ja) ビデオ装置用偏向回路
KR0149670B1 (ko) 고전압 발생 회로
EP0626669A2 (en) Deflection apparatus for raster scanned CRT displays
US4188568A (en) Power saving circuit
JPH0561834B2 (ja)
JPS59228293A (ja) 電源・偏向回路
KR100202313B1 (ko) 고압 안정화 회로
US4525739A (en) Television receiver power supply regulation responding to beam current changes
JP2801183B2 (ja) 陰極線管用消磁回路
JP3571086B2 (ja) テレビジョン装置用電源
KR100239076B1 (ko) Crt 전극 전원용 전압 부우스터
JP2500668Y2 (ja) 画像再生装置用の動作電圧・水平偏向電流発生回路
KR0158272B1 (ko) 영상표시기기의 라스터 센터 전원 공급회로
JP2651820B2 (ja) 映像表示装置用偏向回路
GB2278523A (en) Deflection apparatus for raster scanned CRT displays
JPH05252407A (ja) 高圧電源装置
JP3473962B2 (ja) 陰極線管用の電源
JP3092168B2 (ja) 高圧電源装置
JPS639285A (ja) ビデオ表示装置のスイッチング電源用駆動回路
US5952787A (en) Degaussing circuit employing filter for improved performance
JPH06296239A (ja) ダイナミックフォーカス装置
JP3313181B2 (ja) 高圧出力停止回路
KR940001110B1 (ko) Crt 디스플레이장치