JP2800388B2 - コードレススチームアイロン - Google Patents

コードレススチームアイロン

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JP2800388B2
JP2800388B2 JP2207432A JP20743290A JP2800388B2 JP 2800388 B2 JP2800388 B2 JP 2800388B2 JP 2207432 A JP2207432 A JP 2207432A JP 20743290 A JP20743290 A JP 20743290A JP 2800388 B2 JP2800388 B2 JP 2800388B2
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憲治 来田
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L29/00Joints with fluid cut-off means

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Irons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭などにおいて使用するコードレスス
チームアイロンに関するもので、自動給水機構の水路接
続部に特徴を有するものである。
従来の技術 従来のコードレススチームアイロンは、通常のコード
付のスチームアイロンと同様にアイロン本体にカセット
式の水タンクを装着しており、アイロンスタンドにアイ
ロン本体を置いたときのみ電源が給電されヒーターを加
熱する構造のもので、アイロン本体への給水まで自動で
行う自動給水機構を備えたものはなかった。
一方、コード付のアイロンにおける自動給水機構とし
ては、業務用アイロンとして実用化されているものがあ
る。この種のアイロンはクリーニング店などの専門業者
が長時間大量のアイロンかけを行う際に使用するもの
で、第9図に示すように電源コード1とともに給水用の
太いホース2がつながれており、離れたところに設置し
た大型の水タンク(図示せず)に接続された構造のもの
が一般的である。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のコードレススチームアイロンのような
構造のものではコードがないことによりアイロンの使い
勝手は向上しているが、水タンクの容量が限られている
ためアイロンかくの途中に何度か水タンクを取り外し追
加給水する必要があり、この点アイロンかけ作業の効率
を大幅に低下させるものであった。
また自動給水機構付きの業務用アイロンの場合、水タ
ンクへの追加給水を必要としない点では作業効率を向上
させるものではあるが、そのかわりアイロン本体にはコ
ードだけではなく太い給水ホースも接続されている。こ
のため、アイロンかけの際の使い勝手が極めて悪くなる
ものであった。さらにこの業務用アイロンの場合、専門
家が長時間連続して使用することを前提としているた
め、水タンクあるいはアイロン本体と給水ホースとの接
続方法についても取りつけ,取外しとも極めてやりにく
いものであった。
そこで本発明は、家庭用のコードレススチームアイロ
ンに自動給水機構を設けるために不可欠な給水路の接続
構造について、アイロンかけ作業中に特に意識すること
なく極めて簡単に取りつけ・取り外し操作ができ、しか
も取り外しているときは給水路が完全に閉鎖されて水漏
れすることのない水路接続構造を、電気的駆動源を使用
せずに純粋に機械的構造によって提供することを第1の
目的としている。
第2の目的は水路接続時に給水ポンプが停止しても、
アイロン本体からアイロンスタンドへ水が逆流すること
がなく、さらにアイロン本体内に一旦たまった水を強制
的に排出することもできる水路接続構造を提供すること
にある。
また第3の目的は、水路接続部にスペース的余裕がな
い場合のためによりコンパクト化した水路接続構造を提
供することにある。
さらに第4の目的は、上記第1〜第4の目的に応える
水路接続をより確実に行うための手段を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するために本発明は、アイロン
本体と、このアイロン本体への給水機構を内蔵し、アイ
ロン本体を載置するアイロンスタンドとからなり、アイ
ロン本体とアイロンスタンドの水路接続部のアイロン本
体側には第1のばねにより給水方向と逆方向に付勢され
た第1のボール弁を設けるとともに、アイロンスタンド
側には第1のばねに比べて充分弱いばね圧を有する第2
のばねにより給水方向と同方向に付勢された第2のボー
ル弁を設け、さらに前記第1及び第2のボール弁の中間
に位置するアイロンスタンド側に、給水路に沿って前後
に所定距離だけ摺動可能な棒状のボール弁開閉桿を備
え、このボール弁開閉桿は、アイロン本体がアイロンス
タンドにおかれたときは、第1のボール弁により押し込
まれ給水方向と逆方向へ摺動させられることにより、第
2のばねに支えられている第2のボール弁を押し込んで
アイロンスタンド側の給水路を開放した後摺動を停止
し、さらにアイロンスタンドにアイロン本体が押し込ま
れることにより、第1のボール弁を給水方向とは逆方向
に押し込みアイロン本体側の給水路を開放するものであ
る。
また、第2の目的を達成するために本発明は、アイロ
ンスタンド側の第2のボール弁の給水路上流側に、給水
方向と同方向及び逆方向に付勢された第3及び第4のば
ねとボール弁を給水路内に並列に設置したものである。
また、第3の目的を達成するために本発明は、アイロ
ンスタンド側の第2のボール弁が第2のばねによって押
しつけられる壁面部分を、第2のボールばね及びボール
弁を収納する給水ケース内壁面に沿って所定距離だけ前
後に摺動できる摺動体とし、この摺動体を給水方向と逆
方向に付勢する摺動体付勢ばねを設けたものである。
また第4の目的を達成するために本発明は、アイロン
本体の水路接続部付近の壁面に磁性体からなる板状の固
定板を設け、これに対向するアイロンスタンド側の壁面
に電磁マグネットまたは磁石を設けたものである。
作 用 本発明のコードレススチームアイロンは、第1・第2
のばね及びボール弁と、その中間に位置するボール弁開
放桿を備えた構成により、アイロンかけを行っている最
中にアイロン本体をアイロンスタンドに一時的に置くタ
イミングをとらえ、アイロン本体へスチーム用の水を供
給する自動給水機構を実現するもので、給水路の接続・
切り離しに電気的駆動源を使用することなく、極めて簡
単かつ確実に行うことができるものである。
また第2はボール弁の給水路上流側に、双方向に付勢
された第3及び第4のばね及びボール弁を並列に配置し
た構成により、水路接続時すなちアイロン本体がアイロ
ンスタンドに置かれているとき、給水が終わって給水ポ
ンプが停止しても、アイロン本体からアイロンスタンド
側へ水が逆流することがなく、かつ積極的にアイロン本
体内の残水を排出することもできる構造を提供するもの
である。
さらに、第2のボール弁が押しつけられる壁面を第2
のボール弁及びばねを収容する給水ケース内壁面にそっ
て所定距離だけ摺動できる摺動体にした構成により、水
路接続部を極めてコンパクトな形態で構成することがで
きる構造を提供するものである。
さらにアイロン本体及びアイロンスタンドの対向する
壁面にそれぞれ磁性体の固定板と電磁マグネットまたは
磁石を設けたことにより、水路接続をより確実に、水漏
れなく行うことのできる構造を提供することもできるも
のである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
まず、第1の実施例について第1図及び第2図をもと
に説明する。図において、3はアイロン本体で3aはその
後部壁面、4はアイロンスタンドで4aはそれにアイロン
本体を置くときの載置面を示している。5は前記後部壁
面3aの一部に配置された注水口、6は第1のボール弁
で、この第1のボール弁6は第1のばね7によって給水
方向(図中点線矢印で示す)と逆方向に付勢され、前記
注水口5の内壁と係合してアイロン本体3から外部へ水
が漏れることを防止するものである。8はアイロンスタ
ンド4側に設けられた第2のボール弁で、第1のばね7
に較べて十分弱いばね圧を有する第2のばね9によって
給水方向に付勢されている。10は前記第1及び第2のボ
ール弁6・8の中間に配設されたボール弁開閉桿で、給
水路にそって前後に所定距離だけ摺動できるようになっ
ており、第1図(a)のようにアイロン本体3がアイロ
ンスタンド4から外されたときは第2のばね9の付勢力
あるいは給水圧によって第2のボール弁8を介して給水
方向に移動し、また第1図(b)に示したようにアイロ
ン本体3がアイロンスタンド4に置かれたときは給水方
向と逆方向に移動する構成となっている。11はアイロン
本体3がアイロンスタンド4に置かれて給水が行われる
とき水路接続部からの水漏れを防止するシールパッキン
で、ゴムなどの弾性体で形成されている。なお、第1図
に示した水路接続構造は第2図において2点鎖線12で示
した水路接続部分に設けられている。
次に、この実施例の構成における作用を説明する。ア
イロンかけ作業の途中においてアイロン本体3がアイロ
ンスタンド4に置かれると、その水路接続部は第1図
(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に変化
する。このときアイロン本体3が置かれたことにより、
第1のボール弁6がボール弁開閉桿10を押し込むことに
なる。従ってボール弁開閉桿10は後方(給水方向と逆方
向)へ摺動し、第1のばね7よりも弱い第2のばね9に
よって支えられている第2のボール弁8を押し込んで、
アイロンスタンド側の給水路を開放することになる。し
かしこのボール弁開閉桿10の摺動は所定距離に限定され
ており、第2のボール弁8を開放し、かつアイロン本体
3の後部壁面3aが載置面4aに達する前の状態で停止する
ように当たり面が設定されている。したがって後部壁面
3aが載置面4aに接触する状態、すなわちアイロン本体3
がアイロンスタンド4に完全にセットされた状態におい
ては、ボール弁開閉桿10の作用によりアイロン本体3側
の第1のボール弁6も押し込まれ、給水路が完全に開放
されることになる。こうしてアイロン本体3への給水を
行うことができる。また、アイロンかけを行うためにア
イロン本体3をアイロンスタンド4から取り外すと、第
1図(a)に示したようにボール弁開閉桿10を後方へ摺
動させる力がなくなるため、ボール弁開閉桿10は第2の
ばね9あるいは水圧によって第2のボール弁8を介して
前方(給水方向)へ押し戻される。従って、給水路は閉
鎖されることになる。このとき本実施例では、ボール弁
開閉桿10がアイロンスタンドの外部へ落下しないように
給水方向への摺動距離を制限する当たり面が設けられて
いる。なお図より明らかなようにアイロン本体3側の第
1のボール弁6も第1のばね7の付勢力により給水口5
を閉鎖し、アイロン本体3側でも給水路が閉鎖され水漏
れがおこることはない。
次に、第2の実施例について第3図及び第4図にもと
づいてその動作を説明する。第3図において、13は第3
のボール弁で、第3のばね14により給水方向と同方向に
付勢されており、また15は第4のボール弁で、第4のば
ね16により給水方向と逆方向に付勢されている。これら
第3及び第4のボール弁13・15とばね14・16は給水路内
に並列に設置されており、ポンプ(図示せず)が動作せ
ず給水または排水が行われていないときには、この第3
及び第4のボール弁13・15の部分で給水路が閉鎖される
構造となっている。
この構成は、給水ポンプが停止したときアイロン本体
3からアイロンスタンド4へ水が逆流することを防ぎ、
さらに積極的に排水をも行うことができるようにするこ
とを目的とするもので、その動作を第4図にもとづいて
説明する。すなわち、給水動作が行われているときには
第4図(a)に示すように第4のボール弁15が水圧によ
り開放され、水は第4のボール弁15側を通って第2のボ
ール弁8部分へ給水される。一方、アイロンかけを終了
したときなどにアイロン本体3内に残った水を抜く目的
で排水動作をさせた場合は、第4図(b)に示すように
今度は第3のボール弁13が水圧で開放され、水はこちら
の水路を通って排水されることになる。また給水ポンプ
が停止しているときには、給水路内に水圧が発生しない
ため第3及び第4のボール弁13および15はともに閉鎖さ
れており、これによりアイロン本体3内の水がアイロン
スタンド4へ逆流することはない。
次に、第3の実施例について第5図〜第7図をもとに
説明する。第5図において、17は第2のボール弁8が第
2のばね9によって押しつけられる壁面を構成する摺動
体で、これら第2のボール弁8及びばね9並びに摺動体
17を収容する給水ケース18の内壁面にそって所定距離だ
け摺動できるように構成されている。19はこの摺動体17
を給水方向と逆方向に付勢するために摺動体付勢ばね
で、20は摺動体付勢ばね19によって付勢された摺動体17
の摺動距離を制限するとともに摺動体17と係合して給水
路を閉鎖する機能を有する摺動体支持壁である。なお摺
動体支持壁20とは反対側で、摺動体17の摺動距離を制限
しかつ給水路を閉塞する機能は、図より明らかなように
前記給水ケース18の一部に作り込んである。
本実施例の構成は、水路接続部を収容する部分にスペ
ース的な余裕がない場合でも用いることができるコンパ
クトな水路接続構造を実現することを目的としたもの
で、その動作について第5図〜第7図にもとづいて説明
する。第5図(a)及び(b)はそれぞれ、給水ポンプ
が動作していないときにアイロン本体3がアイロンスタ
ンド4から取り外された場合と取りつけられた場合の請
求項3の水路接続構造を示している。図より明らかなよ
うに、アイロン本体3がアイロンスタンド4にセットさ
れた場合、ボール弁開閉桿10の作用で動作するのはアイ
ロン本体3側の第1のボール弁6だけで、この状態では
アイロン本体3側の給水路だけが開放されていることに
なる。次に第6図(a)・(b)はそれぞれ、アイロン
本体3がアイロンスタンド4にセットされた状態で給水
が行われた場合および排水が行われた場合を示してい
る。すなわち、第6図(a)の状態で矢印の方向に給水
が行われると、第2のボール弁8及び摺動体17は水圧に
よって前方(給水方向)に移動するが、このとき所定距
離だけ移動した時点で第2のボール弁8はボール弁開閉
桿10につき当たることになるが、摺動体17の方はさらに
移動し給水ケース18に設けた摺動距離を制限するための
壁につき当たるまで動くことになる。このとき、第2の
ボール弁8を付勢する第2のばね9は第1のばね7に較
べて十分弱いためボール弁開閉桿10は後方(給水方向と
逆方向)に押しつけられたままの状態で安定し、第6図
(a)のようにアイロン本体3側及びアイロンスタンド
4側の両方の給水路共に開放された状態となり給水が可
能となる。また第6図(b)の場合、排水時は水の流れ
が逆方向となるため第2のボール弁8及び摺動体17には
給水の場合と逆の方向から水圧がかかることになり、第
2のボール弁8及び摺動体17は後方(給水方向と逆方
向)に移動する。そして摺動体17は摺動体支持壁20によ
って途中で移動を制限されるために、第6図(b)に示
したように第2のボール弁8だけがさらに移動して水路
を開放する。また第7図は、給水途中にアイロン本体3
がアイロンスタンド4から急に外された場合の状態を示
している。この場合は、ボール弁開閉桿10の後方へ付勢
していた第1のばね7の付勢力がなくなるため、ボール
弁開閉桿10は前方に移動し、これにともなって第2のボ
ール弁8も前方に移動することとなりアイロンスタンド
4側の給水路は閉鎖される。このときアイロン本体3側
でも、第1のばね7の付勢力で第1のボール弁6が閉鎖
されることは言うまでもない。
最後に第4の実施例について第8図に基づいて説明す
る。第8図において25はアイロン本体3の後部壁面3aに
設けられた水路接続部分12の付近に設けられた磁性体か
らなる板状の固定板で、26はこれに対向するアイロンス
タンド4側の載置面4aに設けられた電磁マグネットであ
る。
本実施例は、前記各実施例の水路接続構造をより確実
なものとすることができる。すなわちアイロン本体3を
アイロンスタンド4にセットして給水または排水動作を
行わせようとするとき、電磁マグネット26に通電を行え
ばアイロン本体3側の固定板25が強力な電磁吸着力によ
ってアイロンスタンド4側へひきつけられ、水路接続部
分12における給水または排水動作を水漏れのないより確
実安全なものとすることができる。
なお実施例においては電磁マグネットを使用した場合
を示したが、これにかえて単に磁石を使用した場合でも
電気的コントロールがきかなくなるだけで給水・排水動
作の確実性を高める意味では同様の効果を有するもので
あることは明らかである。
発明の効果 以上のように本発明は、アイロン本体に給水方向と逆
方向に付勢された第1のボール弁を、またアイロンスタ
ンド側に給水方向と同方向に付勢された第2のボール弁
及びボール弁開閉桿を設け、このボール弁開閉桿は、ア
イロン本体がアイロンスタンドにおかれたときは、第1
のボール弁により押し込まれ給水方向と逆方向へ摺動さ
せられることにより、第2のばねに支えられている第2
のボール弁を押し込んでアイロンスタンド側の給水路を
開放した後摺動を停止し、さらにアイロンスタンドにア
イロン本体が押し込まれることにより、第1のボール弁
を給水方向とは逆方向に押し込みアイロン本体側の給水
路を開放するものであるため、電気的駆動源を用いるこ
となしに、簡単・確実に給水路の開閉を行うことのでき
るもので、アイロンかけの途中においてアイロン本体を
アイロンスタンドに一時的に置くタイミングに、使用者
に特別な操作をさせることなく、アイロンかけに必要十
分な水をアイロン本体に送りこむことができるようにな
るもので、非常に使い勝手のよいコードレススチームア
イロンを提供することのできるものである。
また第2のボール弁の給水路上流側に双方向に付勢さ
れた第3・第4のボール弁を並列に配置することによっ
て、給水ポンプが停止時水路閉鎖型でなく水路開放型の
もの(遠心ポンプなど)であってもアイロン本体から水
が逆流することもなく、かつアイロン本体内の残水を積
極的に排水する機能をも付加することが可能となるもの
で、給排水機構及びポンプの選定などの面で高い自由度
を持たせることのできる有用性の高いコードレススチー
ムアイロンとなるものである。
さらに、第2のボール弁が押しつけられる壁面を摺動
体で構成することによって、水の逆流防止及び排水機構
が付加できるとともに、水路接続部のスペース的な制限
を解消することのできるコンパクトなコードレススチー
ムアイロンを実現できるもので、極めて実用性の高いコ
ードレススチームアイロンを提供しうるものである。
さらに、アイロン本体をアイロンスタンドに電磁マグ
ネットあるいは磁石による磁力を用いて強制的に固定す
ることで、自動給水時の水路接続をより確実にすること
ができ、自動給水を行う際に使用者が感じる水漏れに対
する恐れを解消し、コードレススチームアイロンとして
の商品性を大きく高めることのできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例の構成を示すコードレス
スチームアイロンの要部の縦断面図、第2図は前記要部
をアイロン本体及びアイロンスタンドに取り付ける際の
配置図、第3図及び第4図は第2の実施例の縦断面図及
び動作説明図、第5図〜第7図は同じく第3の実施例の
縦断面図及び動作説明図、第8図は第4の実施例である
コードレススチームアイロンの要部の縦断面図、第9図
は従来の業務用自動給水アイロンの一例を示した側面図
である。 3……アイロン本体、4……アイロンスタンド、6……
第1のボール弁、7……第1のばね、8……第2のボー
ル弁、9……第2のばね、10……ボール弁開閉桿、13…
…第3のボール弁、14……第3のばね、15……第4のボ
ール弁、16……第4のばね、17……摺動体、19……摺動
体付勢ばね、25……固定板、26……電磁マグネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−177100(JP,A) 特開 平3−112600(JP,A) 実開 昭59−105683(JP,U) 実開 昭56−115087(JP,U) 特公 平1−61080(JP,B2) 実公 昭61−19270(JP,Y2) 実公 平3−19670(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 75/08 - 75/18,75/40 D06F 79/02 F16L 29/00,37/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイロン本体と、このアイロン本体への給
    水機構を内蔵し、アイロン本体を載置するアイロンスタ
    ンドとからなり、アイロン本体とアイロンスタンドの水
    路接続部のアイロン本体側には第1のばねにより給水方
    向と逆方向に付勢された第1のボール弁を設けるととも
    に、アイロンスタンド側には第1のばねに比べて充分弱
    いばね圧を有する第2のばねにより給水方向と同方向に
    付勢された第2のボール弁を設け、さらに前記第1及び
    第2のボール弁の中間に位置するアイロンスタンド側
    に、給水路に沿って前後に所定距離だけ摺動可能な棒状
    のボール弁開閉桿を備え、このボール弁開閉桿は、アイ
    ロン本体がアイロンスタンドにおかれたときは、第1の
    ボール弁により押し込まれ給水方向と逆方向へ摺動させ
    られることにより、第2のばねに支えられている第2の
    ボール弁を押し込んでアイロンスタンド側の給水路を開
    放した後摺動を停止し、さらにアイロンスタンドにアイ
    ロン本体が押し込まれることにより、第1のボール弁を
    給水方向とは逆方向に押し込みアイロン本体側の給水路
    を開放するコードレススチームアイロン。
  2. 【請求項2】アイロンスタンド側の第2のボール弁の給
    水路上流側に、給水方向と同方向及び逆方向に付勢され
    た第3及び第4のばねとボール弁を給水路内に並列に設
    置した請求項1記載のコードレススチームアイロン。
  3. 【請求項3】アイロンスタンド側の第2のボール弁が第
    2のばねによって押しつけられる壁面部分を、第2のボ
    ールばね及びボール弁を収納する給水ケース内壁面に沿
    って所定距離だけ前後に摺動できる摺動体とし、この摺
    動体を給水方向と逆方向に付勢する摺動体付勢ばねを設
    けた請求項1記載のコードレススチームアイロン。
  4. 【請求項4】アイロン本体の水路接続部付近の壁面に磁
    性体からなる板状の固定板を設け、これに対向するアイ
    ロンスタンド側の壁面に電磁マグネットまたは磁石を設
    けた請求項1から3いずれか1項記載のコードレススチ
    ームアイロン。
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JPS6461080A (en) * 1987-09-01 1989-03-08 Asahi Glass Co Ltd Acousto-optic element

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