JP2799846B2 - 圧延ローラー成形機 - Google Patents

圧延ローラー成形機

Info

Publication number
JP2799846B2
JP2799846B2 JP8004248A JP424896A JP2799846B2 JP 2799846 B2 JP2799846 B2 JP 2799846B2 JP 8004248 A JP8004248 A JP 8004248A JP 424896 A JP424896 A JP 424896A JP 2799846 B2 JP2799846 B2 JP 2799846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
pallet
rolling
support shaft
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8004248A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09193121A (ja
Inventor
幹男 山田
Original Assignee
新栄機工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新栄機工株式会社 filed Critical 新栄機工株式会社
Priority to JP8004248A priority Critical patent/JP2799846B2/ja
Priority to DE1997100496 priority patent/DE19700496A1/de
Publication of JPH09193121A publication Critical patent/JPH09193121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2799846B2 publication Critical patent/JP2799846B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鏝、いわゆるロー
ラーの自動交換を可能にした圧延ローラー成形機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の圧延ローラー成形機は、シツタ軸
上の石膏型に載せられた原料を、上方の回転する支持軸
に取り付けたローラーで押し付け、両者の回転作用によ
り石膏型に圧延して皿及び碗類のワークが成形されてい
る。成形される陶磁器の種類や回転による磨耗によりロ
ーラーや石膏型は取り替えなければならず、多品種少量
生産の昨今では1日のうちに何度もローラーや石膏型を
交換をする場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧延ローラー
成形機のローラーは、通常基枠の上方に位置するローラ
ーヘッドの支持軸にボルトにより取り付けられているた
めに、ローラーを下から支えながら外すという作業を要
し、多大な時間と労力を必要としていた。また、使用後
のローラーは加熱のために高温になっており危険である
し、使用しないローラーも重量があるために男子による
交換作業に限られ、場合によっては2名での作業もあ
り、また、保管場所との移動作業も重労働であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、シツタ軸上の石膏型に載せられた
原料を、上方の回転する支持軸に取り付けたローラーで
押し付け、両者の回転作用により石膏型に圧延して皿及
び碗類のワークが成形される圧延ローラー成形機におけ
るローラーの自動交換を可能とし、ローラーの交換作業
の簡素化と交換時間の短縮、陶磁器の製造ラインの自動
化を図ることを目的とする。その圧延ローラー成形機の
第1の構成は、シツタ軸上の石膏型に載せられた原料
を、上方の回転する支持軸に取り付けたローラーで押し
付け、両者の回転作用により石膏型に圧延してワークが
成形される圧延ローラー成形機において、パレットにそ
れぞれ載置した複数のローラーを待機させたローラース
テーションから任意に識別されたローラーを、ローラー
トラバーサにより搬送し且つ圧延成形位置からローラー
交換位置に移動したローラーヘッドの、降下した支持軸
に装着するとともに、所定の圧延成形を終え不要になっ
たローラーを当該ローラーヘッドから外してパレットに
載置し、当該ローラートラバーサを介して当該ローラー
ステーションに戻すことにより、任意のローラーに自動
交換できる機能を備えた圧延ローラー成形機である。ま
た、別な第2の構成として、シツタ軸上の石膏型に載せ
られた原料を、上方の回転する支持軸に取り付けたロー
ラーで押し付け、両者の回転作用により石膏型に圧延し
てワークが成形される圧延ローラー成形機において、前
記ローラーを圧延成形位置からローラー交換位置まで移
動させるローラヘッドと、基枠とにそれぞれガイドレー
ルを設け、それらガイドレールに乗り入れたパレット
に、自動交換されるローラーを載置する圧延ローラー成
形機である。そして、第1及び第2の圧延ローラー成形
機にあっては、前記ローラーヘッドの圧延成形位置を、
陶磁器の材料を石膏型へ載せる杯土供給セクションと、
石膏型上にセットされた材料をワークに圧延成形する成
形セクションと、ワークを回転させながら乾燥させる乾
燥セクションと、乾燥を終えたワークを次工程へ取り出
し石膏型を当該杯土供給セクションに送る搬出セクショ
ンとが設定された無端状循環路のうち当該成形セクショ
ンに位置するように設けることができる。同様に、第1
及び第2の圧延ローラー成形機にあっては、ローラー交
換位置の前記ローラーは、回動をした支持軸と係合する
ことによりその支持軸に対するローラーの位置決めを行
うとともに、前記ローラーヘッドに上下方向へ摺動可能
に取り付けたドライバー部が支持軸とローラーとの止め
ねじを締め付けるごとに次の止めねじまで支持軸を回動
させることにより、ローラーを支持軸に装着させること
ができる。特に、第2の圧延ローラー成形機にあって
は、前記ローラートラバーサに、伸縮可能な押出し部材
をパレットと並べて設け、その押出し部材の先端を前記
パレットに係合して伸縮させ、パレットを移動自在とす
ることにより、前記ローラーステーション及びローラー
交換位置における前記パレットの乗り降りを制御するこ
とができる。
【0005】他の圧延ローラー成形機の構成としては、
複数のローラーを待機させたローラーステーションから
任意に識別されたローラーを、ローラートラバーサによ
り搬送し且つ圧延成形位置からローラー交換位置に移動
したローラーヘッドの降下した支持軸に装着するととも
に、所定の圧延成形を終え不要になったローラーを当該
ローラーヘッドから外し当該ローラートラバーサを介し
て当該ローラーステーションに戻すことにより、任意の
ローラーに自動交換できる機能を備えることもできる。
また、前記ローラーヘッドの圧延成形位置を、陶磁器の
材料を石膏型へ載せる杯土供給セクションと、石膏型上
にセットされた材料をワークに圧延成形する成形セクシ
ョンと、ワークを回転させながら乾燥させる乾燥セクシ
ョンと、乾燥を終えたワークを次工程へ取り出し石膏型
を当該杯土供給セクションに送る搬出セクションとが設
定された無端状循環路のうち当該成形セクションに位置
するように設けた上、自動交換される前記ローラーは、
前記ローラーステーションと前記ローラートラバーサと
を移動自在なパレットに載置され、当該パレットは、前
記ローラーヘッドが圧延成形位置からローラー交換位置
に移動した際に、前記ローラーヘッドと基枠とにそれぞ
れ設けたガイドレールに乗り入れが可能に設けられると
ともに、ローラー交換位置の前記ローラーは、回動した
ローラー支持軸と係合することにより、ローラーの位置
決めを行う圧延ローラー成形機であってもよい。更に、
前記ローラートラバーサを、前記ローラーステーション
と前記ローラー交換位置の基枠との間に設置した無端状
循環路に固着し、当該無端状循環路の始動停止を制御す
ることにより前記ローラートラバーサを搬送制御すると
ともに、前記ローラートラバーサに、前記パレットを移
動自在とする押出し部材を伸縮可能に設けることにより
前記ローラーステーション及びローラー交換位置におけ
る前記パレットの乗り降りを制御したものであってもよ
い。
【0006】
【実施例】本発明に係る窯業製品の圧延ローラー成形機
を、皿及び碗類のうち陶磁器皿の成形装置において実施
した一例を図面に基き説明する。1は無端状の循環路で
あり、等間隔で配置された石膏型2、2・・が間欠的に
順送りされる。又循環路1には、杯土供給コンベヤ3に
乗って送られてくる陶磁器の材料を、杯土供給切断機4
を介して1個ずつ石膏型2へ載せ換える杯土供給セクシ
ョンAと、石膏型2上にセットされた原料を皿及び碗素
地に押圧成形し縁切りなどする成形セクションBと、皿
及び碗素地を回転させながら一次乾燥させる乾燥セクシ
ョンCと、一次乾燥を終えた皿及び碗素地を次工程へ取
り出し型を次セクションに送る搬出セクションDとが設
定されており、前記石膏型2は各セクションの所定位置
で停止するようになっている。
【0007】図2は前記成形セクションBの説明図であ
って、前記成形セクションBにおいて石膏型2が停止す
る位置には、圧延ローラー成形機10のローラーヘッド
11が待機する。該ローラーヘッド11は、圧延成形位
置と二点鎖線で示すローラー交換位置とをガイドレール
12により移動可能に基枠10aに設けられ、ローラー
交換位置のローラーヘッド11のローラー13の直下に
は、そのローラー13を載置するためにパレット14が
摺動できるように側方に待機している。また、パレット
14の摺動方向と直交する方向にローラートラバーサ1
5のガイドレール16がローラーステーション17まで
延設され、基枠10aの図面上、左側のローラー交換位
置から摺動したパレット14を載せたローラートラバー
サ15は、基枠10aの図面上右側に二点鎖線で示す、
ガイドレール16の他端に設けたローラーステーション
17の位置まで移動する。そして、所定の圧延成形を終
え不要になったローラー13を載せたパレット14を、
ローラーステーション17に戻すとともに、ローラース
テーション17のテーブル17aが回転し次のワーク用
のローラー13を載せた別のパレット14を載せ替え、
先のローラー交換位置に戻ることにより、任意のローラ
ーに自動交換できる。
【0008】図1の乾燥セクションCでは、送風カバー
の奥側に熱風発生機C1が配置され、送り込まれた皿及
び碗素地を回転させながら一次乾燥させる。搬出セクシ
ョンDには、一次乾燥を終えた皿及び碗素地を脱型横行
反転トランスファーD1で循環路1から取り出し、仕上
げ機を経た後、スタッキングトランスファD2で搬出コ
ンベヤD3へ送り出される。なお、Eは、乾燥セクショ
ンCと搬出セクションDとの間に配置された型交換セク
ションであって、旋回トランスファE1でローラーにあ
わせて石膏型を交換するために、予備の石膏型を載置し
た型ストックユニットE2を複数設けた型移載コンベア
E3を併設している。また、5は各セクションの制御装
置である。
【0009】このように構成された装置によれば、杯土
供給セクションAにおいて、先ず供給コンベヤ3に載っ
て送られてきた陶磁器材料の杯土を、杯土供給切断機4
において所定の寸法に切断した後、トランスファにより
石膏型2へ載せ換える。石膏型2にセットされた皿及び
碗素地は、間欠的に送られて成形セクションBに到達
し、成形セクションBでは、回転するローラーが下降し
杯土を皿及び碗素地に成形する。続いて乾燥セクション
Cで皿及び碗素地を回転させながら乾燥させ、乾燥を終
えたワークを搬出セクションへ取り出すとともに、石膏
型を再び杯土供給セクションAに送ることにより連続運
転が可能となる。
【0010】図3は圧延成形時の圧延ローラー成形機1
0の側面図を示したものであって、石膏型2はモールド
コンベア2aにより水平方向に圧延成形位置まで搬送さ
れてくる。二点鎖線で示す位置に待機するシツタ18
は、成形材料である杯土2bを載せた石膏型2を循環路
1から持ち上げ、横に位置する駆動モーターにより圧延
ローラー13の回転方向と同方向へ回転するようになっ
ている。21は、支持軸21aの先端に圧延ローラー1
3を、支持軸21aの後端に圧延ローラー13を回転さ
せる駆動モータ部21bを設けて構成されている圧延ロ
ーラー部である。この圧延ローラー部21は、摺動体と
しての左右調整金22から延設された2枚のローラー支
持腕22a,22aの内側下方に傾倒可能に支持され、
支持軸21aが前記ローラー支持腕22a,22aの上
部の円弧状長孔22bに嵌入させたねじ込みボルト22
cで締着固着され、支持軸21aの傾倒軸と同軸のねじ
込みボルト22dにより固定保持される。更に、ねじ込
みボルト22dの反対側の傾倒軸には、後述するように
ローラー支持腕22aに固着された駆動モータにより、
選択されたローラー毎に予め記憶されていた角度に支持
軸21aを自動設定する傾倒角度制御部22eがある。
左右調整金22には水平方向に摺動溝が形成され、その
摺動溝に摺動体としての上下調整金23の係合部が嵌合
し、上下調整金の側面から螺入させた左右調整ねじ23
aにより、左右調整金22は水平方向に摺動可能とな
る。また、上下調整金23は、垂直方向に形成されたロ
ーラーヘッド11の垂直レール11aに嵌合され、ロー
ラーヘッド11の図示しない駆動部材により、上下調整
金23は上下方向に摺動可能となっている。そして、シ
ツタ18が石膏型2を循環路1から持ち上げた時には、
圧延ローラー部21は二点鎖線で示す位置から降下し圧
延成形を開始する。更に、ローラーヘッド11の底部に
取り付けた摺動体11bは、基枠10aに形成されたガ
イドレール12に嵌合し、基枠10a内部の駆動部によ
りレール12の長手方向へ位置調整可能となっていて、
圧延成形後には2点鎖線で示すローラー交換位置まで後
退し、圧延成形位置とローラー交換位置とで基枠10a
に固定される。24,25は開口部を対向させたコ字状
レールであって、一方のレール24は垂直レール11a
の下方のローラーヘッド11に固着され、他方のレール
25はレール12を跨ぐように基枠10aに固着されて
いる。
【0011】図4は、図2のA−A線からトラバーサ1
5の側面を示した説明図であって、前記コ字状レール2
4,25と同一直線上となるコ字状レールの一方26を
二点鎖線で示している。このコ字状レール26,27を
両端に備えたトラバーサ15は、下面に設けた摺動部材
15aによりガイドレール16に嵌合されるとともに、
トラバーサ15の下面には、ガイドレール16に平行し
て設けられたラック部材16aに噛合するピニオン15
bも設けられ、摺動モーター15cにより移動制御可能
となっているから、ガイドレール16の他端に設けたロ
ーラーステーション17まで移動し、使用済みのローラ
ーを載せたパレットを返還するとともに、次の種類のワ
ーク用のローラー12を載せたパレット14に載せ替え
ることができる。前記ローラートラバーサ15のコ字状
レール26,27には、パレット14の車輪14a,1
4aをそれぞれ挟持しており、各車輪14a,14aに
設けた駆動モーター14bによりコ字状レール24,2
5とローラートラバーサ15のコ字状レール26,27
との間を往来することができる。なお、車輪14aは脱
輪を防ぐため複輪となってコ字状レール24内側下に設
けた断面三角形状の小レール24aに係合されている。
なお、停電時等に手動によりパレット14又はローラー
トラバーサ15を移動させるために把手14dを設けて
もよい。パレット14の上面には、圧延ローラー13の
下端外周に装着されたアタッチメント28を保持しパレ
ット14を回動可能にした回動部材14cが円形状に4
箇所設けられている。なお、パレット14及びローラー
トラバーサ15の停止命令は停止位置直前に設けたセン
サーにより感知して指示が出され、また駆動モーター1
5cにはパレット14及びローラートラバーサ15が作
業終了後待機する位置で充電される充電部材が設けられ
ており、図示は省略している。
【0012】図5は、図4のトラバーサ15のパレット
14が、圧延ローラー部21の下に移動した際の説明図
である。ローラー装着の指示をすると、ローラーが装着
されていないローラーヘッド11は、ローラー交換位置
まで後退し待機する。次のローラー13をローラーステ
ーション17から任意に取り出しパレット14を載置し
たローラートラバーサ15が、ガイドレール16のロー
ラーヘッド11側の端部まで搬送される。そして、ロー
ラーヘッド11がローラー交換位置に後退したコ字状レ
ール24,25の間に、パレット14がコ字状レール2
6,27から移動して行き、支持軸21aの直下にロー
ラー13が位置した時点でパレット14を停止させる。
圧延ローラー13の上面には、支持軸21aの先端部2
1eと位置合わせするために、支持軸21aのセンター
ガイド21cが挿入される中心孔13aと、ノッチ付き
プランジャー21dが挿入される2等間隔に設けた外周
孔13bとが設けられている。位置合わせの手順は、支
持軸21aが降下してセンターガイド21cが中心孔1
3aに挿入され中心が合った後、プランジャ21dはロ
ーラー13の上面に押し付けられ図2に示すように収縮
する。次に、支持軸21aを180度以上自動制御で回
転させると収縮したプランジャ21dはローラー13の
上面を摺動し、外周孔13bに挿入した時点から支持軸
21aはローラー13とともに回転して位置合わせが完
了する。
【0013】図6は、図3及び図5で省略したネジスト
リーマー30を図示した圧延ローラー部の平面図であ
る。ネジストリーマー30は上下調整金23から延設さ
れた組付け部材31に固着された垂直レール32に嵌合
され、圧延ローラー部21と上下動するのとは別に、図
示しない駆動部材により支持軸21aに対しても上下方
向に摺動可能となっている。図7は図6のネジストリー
マー30付近の正面図であって、ネジストリーマー30
の下端のドライバー部33は、圧延ローラー13を取り
付ける支持軸21aの先端部21aに挿通した4本の止
めねじ34、34・・に噛合し、ネジストリーマー30
はその上下動に伴いドライバー部33を回転し、止めね
じ34の緩め及び締付けを行うことができる。4本の止
めねじを対角線の順番で締めるために、1番目の止めね
じの後、支持軸先端部21eを180度回転し2番目の
ねじを締め、次に90度回転し3番目のねじを締め、次
に180度回転し4番目のねじを締め、最後に270度
又は反対向きに90度回転し1番目の止めねじを増す締
めする。このように回動した支持軸21aがローラー1
3に係合することによりローラーの位置合せ及び固着が
自動で行われた後、圧延成形位置にローラーヘッド11
は移動し、支持軸21aはローラー13に合わせて傾倒
し圧延成形までの一連の作業も自動で行われる。なお、
プランジャ21dが外周孔13bに挿入された後も、位
置合わせの回動を支持軸先端部21eが行うが、プラン
ジャ21dが外周孔13bに挿入したことをセンサーで
監視し、固定されたローラーに対しローラーの回転を自
動制御により停止することにより固着作業時間の短縮が
できる。また、プランジャの代わりに、ローラー及び取
り付け部位の外周に基準線をそれぞれ設けビデオカメラ
によりそれらの線の位置を監視・比較をしながら回転制
御することもできる。また、傾倒角度制御部22eは、
ローラー支持腕22aに固着された駆動モータ22fに
伝達部材22g,22hを介して連動されており、選択
されたローラーによって予め記憶されていた角度に支持
軸21aを自動設定するように制御できる。
【0014】尚上記実施例は、図2に示すようにローラ
ーステーション16上に待機する複数のパレット14,
14・・が円盤状のテーブル17aに配置されており、
テーブル17aは外周付近の駆動モーター17bにより
回転停止位置が制御されている。パレットを載せるため
にガイドレール16を移動してきたローラートラバーサ
15の停止位置は固定されているから、任意のローラー
はテーブル17aの回転停止位置を制御することにより
選択できるが、図8のようにローラーステーション17
をガイドレール16に並設して、ローラーステーション
自体に駆動機構を設けることなくパレットの停止位置を
制御することによりローラーを選択できる。ローラート
ラバーサー15の駆動手段の変更例として、無端状駆動
部材40を歯車41,41によりガイドレール16と平
行に且つ図9に示すようにローラートラバーサー15の
下位置に設け、その無端状駆動部材40にローラートラ
バーサー15の下面を連結するとともに無端状駆動部材
40の一端に駆動モーター42を取り付けることによ
り、無端状駆動部材40の回動によりローラートラバー
サー15の移動位置を制御することができる。また、5
0は、パレット14を図8に示すローラートラバーサー
15から図9に示すローラー交換位置との間で移動させ
る押出し部材であって、ローラートラバーサー15のコ
字状レール26に固着した駆動モーター51と、この駆
動モーター51によりレール16に直交する方向へ押圧
されるプッシュロッド52と、その先端に取り付けたパ
レット14との係合部材53とから構成されている。駆
動モーター51は、プッシュロッド52を押出し、ロー
ラー交換位置のコ字状レール24,25と、ローラート
ラバーサー15のコ字状レール26,27との間におい
て伸縮し、先端の係合部材53をパレット14に係合さ
せている場合には、パレットを移動自在に制御すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、任意に識別されたロー
ラーを、ローラートラバーサにより搬送し且つ圧延成形
位置からローラー交換位置に移動したローラーヘッドの
降下した支持軸に取り外し可能に装着するので、上方に
位置する支持軸から、ローラーを支えながらボルトを外
すという作業を排することができ、ローラーの交換作業
の簡素化と交換時間の短縮をすることができる。また、
所定の圧延成形を終え不要になったローラーをローラー
ヘッドから外し当該ローラートラバーサを介して搬送し
ローラーステーションに戻すことにより、任意のローラ
ーに自動交換できる機能を備えるから、使用後の高熱の
ローラーに接触することが無く安全性が高まる上、使用
しない重量があるローラーの保管場所へとの移動作業も
労力を軽減し陶磁器の製造ラインの自動化を図ることが
できる。更に、ローラートラバーサを固着した無端状循
環路の始動及び停止を制御することによりローラートラ
バーサの搬送制御が簡単に行なうことができるからコス
トを低減できるとともにメンテナンスが容易である。ま
た、ローラートラバーサにパレットの押出し部材を伸縮
可能に設け、パレットの乗り入れを自動制御することに
より、パレットに移動制御装置を個々に設ける場合より
コストを安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を示す平面図である。
【図2】圧延成形機を示す平面図である。
【図3】成形時の正面図である。
【図4】パレットの説明図である。
【図5】ローラーを交換する場合の説明図である。
【図6】圧延ローラー部の平面図である。
【図7】ネジストリーマーの説明図である。
【図8】他の実施例に係るステーションの平面図であ
る。
【図9】図8のローラートラバーサの側面図である。
【図10】図8のローラーステーションの正面図であ
る。
【符号の説明】
A・・杯土供給セクション、B・・成形セクション、C
・・乾燥セクション、C1・・熱風発生機、D・・搬出
セクション、D1・・脱型横行反転トランスファー、D
2・・スタッキングトランスファ、D3・・搬出コンベ
ヤ、E・・型交換セクション、E1・・旋回トランスフ
ァ、E2・・型ストックユニット、E3・・型移載コン
ベア、1・・循環路、2・・石膏型、2a・・モールド
コンベア、2b・・杯土、3・・杯土供給コンべヤ、4
・・杯土供給切断機、10・・圧延ローラー成形機、1
0a・・基枠、11・・ローラーヘッド、11a・・垂
直レール、11b・・摺動体、12・・ガイドレール、
13・・ローラー、13a・・中心孔、13b・・外周
孔、14・・パレット、14a・・車輪、14b・・パ
レット駆動モーター、14c・・回動部材、14d・・
把手、15・・ローラートラバーサ、15a・・摺動部
材、15b・・ピニオン、15c・・ローラートラバー
サ駆動モーター、16・・ガイドレール、16a・・ラ
ック部材、17・・ローラーステーション、17a・・
テーブル、18・・シツタ、21・・圧延ローラー部、
21a・・支持軸、21b・・圧延ローラー駆動モー
タ、21c・・センターガイド、21d・・プランジャ
ー、21e・・支持軸先端部、22・・左右調整金、2
2a・・ローラー支持腕、22b・・円弧状長孔、22
c・・ねじ込みボルト、22d・・ねじ込みボルト、2
2e・・傾倒角度制御部、22f・・支持軸駆動モー
タ、22g,22h・・伝達部材、23・・上下調整
金、23a・・左右調整ねじ、24,25,26,27
・・コ字状レール、28・・アタッチメント、30・
・、ネジストリーマー、31・・組付け部材、32・・
垂直レール、33・・ドライバー部、34・・止めね
じ、40・・無端状駆動部材、41・・歯車、42・・
無端状駆動部材駆動モーター、50・・押出し部材、5
1・・駆動モーター、52・・プッシュロッド、53・
・係合部材。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シツタ軸上の石膏型に載せられた原料
    を、上方の回転する支持軸に取り付けたローラーで押し
    付け、両者の回転作用により石膏型に圧延してワークが
    成形される圧延ローラー成形機において、 パレットにそれぞれ載置した複数のローラーを待機させ
    たローラーステーションから任意に識別されたローラー
    を、ローラートラバーサにより搬送し且つ圧延成形位置
    からローラー交換位置に移動したローラーヘッドの、降
    下した支持軸に装着するとともに、所定の圧延成形を終
    え不要になったローラーを当該ローラーヘッドから外し
    てパレットに載置し、当該ローラートラバーサを介して
    当該ローラーステーションに戻すことにより、任意のロ
    ーラーに自動交換できる機能を備えた圧延ローラー成形
    機。
  2. 【請求項2】 シツタ軸上の石膏型に載せられた原料
    を、上方の回転する支持軸に取り付けたローラーで押し
    付け、両者の回転作用により石膏型に圧延してワークが
    成形される圧延ローラー成形機において、 前記ローラーを圧延成形位置からローラー交換位置まで
    移動させるローラヘッドと、基枠とにそれぞれガイドレ
    ールを設け、それらガイドレールに乗り入れたパレット
    に、自動交換されるローラーを載置する圧延ローラー成
    形機。
  3. 【請求項3】 前記ローラーヘッドの圧延成形位置を、
    陶磁器の材料を石膏型へ載せる杯土供給セクションと、
    石膏型上にセットされた材料をワークに圧延成形する成
    形セクションと、ワークを回転させながら乾燥させる乾
    燥セクションと、乾燥を終えたワークを次工程へ取り出
    し石膏型を当該杯土供給セクションに送る搬出セクショ
    ンとが設定された無端状循環路のうち当該成形セクショ
    ンに位置するように設けた請求項1又は請求項2記載の
    圧延ローラー成形機。
  4. 【請求項4】 ローラー交換位置の前記ローラーは、回
    動をした支持軸と係合することによりその支持軸に対す
    るローラーの位置決めを行うとともに、前記ローラーヘ
    ッドに上下方向へ摺動可能に取り付けたドライバー部が
    支持軸とローラーとの止めねじを締め付けるごとに次の
    止めねじまで支持軸を回動させることにより、ローラー
    を支持軸に装着させる請求項1又は請求項2記載の圧延
    ローラー成形機。
  5. 【請求項5】 前記ローラートラバーサに、伸縮可能な
    押出し部材をパレットと並べて設け、その押出し部材の
    先端を前記パレットに係合して伸縮させ、パレットを移
    動自在とすることにより、前記ローラーステーション及
    びローラー交換位置における前記パレットの乗り降りを
    制御する請求項1記載の圧延ローラー成形機。
JP8004248A 1996-01-12 1996-01-12 圧延ローラー成形機 Expired - Fee Related JP2799846B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8004248A JP2799846B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 圧延ローラー成形機
DE1997100496 DE19700496A1 (de) 1996-01-12 1997-01-09 Formmaschine mit Roller und Gipsformenwechsler

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8004248A JP2799846B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 圧延ローラー成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09193121A JPH09193121A (ja) 1997-07-29
JP2799846B2 true JP2799846B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=11579243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8004248A Expired - Fee Related JP2799846B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 圧延ローラー成形機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2799846B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105014783A (zh) * 2015-07-21 2015-11-04 绵阳弘福科技有限公司 全自动墙板机

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6422054A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Nec Corp Manufacture of capacitor of semiconductor device
JPS6428651A (en) * 1987-07-23 1989-01-31 Alps Electric Co Ltd Photoconductive film and electrophotographic sensitive body using same
JP2668622B2 (ja) * 1992-10-27 1997-10-27 高浜工業株式会社 陶磁器成形機の鏝の着脱方法及びその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09193121A (ja) 1997-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4174882B2 (ja) コンクリートブロック成形機の型枠交換方法及びその装置
JP2644295B2 (ja) 射出成形機における金型交換装置
CN211495916U (zh) 一种自动上下料的表面处理设备
KR102451327B1 (ko) 형강 자동 이송 장치
US4462776A (en) Tire withdrawal arrangement
JP2799846B2 (ja) 圧延ローラー成形機
JP2906134B2 (ja) 圧延ローラー成形機に用いる石膏型の交換装置
CN210339347U (zh) 一种磁瓦成形下叠放装钵进窑的柔性生产线
JPS5962B2 (ja) 輪転印刷設備
CN111015924A (zh) 一种混凝土叠合板加工线及其加工方法
JP2004330200A (ja) 板曲げプレスの搬送装置
KR101982033B1 (ko) 소재 공급장치 및 이를 구비한 원라인 절단 면취기
JP2933254B2 (ja) 低圧鋳造設備
JP3792414B2 (ja) 鋼製枕木の連続製造設備
KR100554971B1 (ko) 타이어 스트립의 운반 및 적재 자동화장치
JPH06254989A (ja) タイヤユニフォミティマシンへのリム供給方法および装置
JP3095816B2 (ja) 材料取扱装置
JPH054211B2 (ja)
JP3903356B2 (ja) タイヤ成形機における部材供給方法及びその装置
JPH04115909A (ja) 金型交換装置
KR200346076Y1 (ko) 타이어의 반제품 공급장치
JPS6140444Y2 (ja)
JPH09234713A (ja) 圧延ローラー成形機の石膏型
JP3459110B2 (ja) 中空成形機における金型及び成形用治具の自動交換方法及びその装置
JPH0546896Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees