JP2799734B2 - プロシアニドールオリゴマー画分、その製造方法、及びこれを含有する薬剤組成物 - Google Patents
プロシアニドールオリゴマー画分、その製造方法、及びこれを含有する薬剤組成物Info
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- A61K36/18—Magnoliophyta (angiosperms)
- A61K36/185—Magnoliopsida (dicotyledons)
- A61K36/87—Vitaceae or Ampelidaceae (Vine or Grape family), e.g. wine grapes, muscadine or peppervine
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P27/00—Drugs for disorders of the senses
- A61P27/02—Ophthalmic agents
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/14—Vasoprotectives; Antihaemorrhoidals; Drugs for varicose therapy; Capillary stabilisers
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は植物から抽出した新規なプロシアニドールオ
リゴマー画分、その製造方法、及びこれを含有する薬剤
組成物に関する。
リゴマー画分、その製造方法、及びこれを含有する薬剤
組成物に関する。
[従来技術及びその課題] 上記オリゴマーを含む、ブドウ−Vitis vinifera(ヴ
ィチス・ヴィニフェラ)−の種子からの抽出物は既に治
療に、特に網膜又は脈絡膜血液循環不全や静脈リンパ管
不全等の治療における血管保護剤として使用されてい
る。事実、これらは血管や毛細血管の抵抗力を強めると
共に、それらの浸透性を低くする。
ィチス・ヴィニフェラ)−の種子からの抽出物は既に治
療に、特に網膜又は脈絡膜血液循環不全や静脈リンパ管
不全等の治療における血管保護剤として使用されてい
る。事実、これらは血管や毛細血管の抵抗力を強めると
共に、それらの浸透性を低くする。
プロシアニドールオリゴマーは各種フラバロン系単位
の酸化縮合に由来するフラバノール誘導ポリフェノール
である。これら縮合は、特に(+)カテキン、エピカテ
キン及びガロカテキンの縮合と同じてあってもよく、ま
た異なっていてもよい。これらオリゴマーはつる植物、
リンゴの木、海岸マツ、サンザシ、キナノキやユーカリ
等の各種の植物に認められる。
の酸化縮合に由来するフラバノール誘導ポリフェノール
である。これら縮合は、特に(+)カテキン、エピカテ
キン及びガロカテキンの縮合と同じてあってもよく、ま
た異なっていてもよい。これらオリゴマーはつる植物、
リンゴの木、海岸マツ、サンザシ、キナノキやユーカリ
等の各種の植物に認められる。
従来方法、特にブドウに関するFR−A−2.092.743及
びFR−A−2.372.823に開示されている方法や海岸マツ
に関するFR−1.427.100及びUSA−4.698.360に開示され
ている方法に従って製造された抽出物は重合度が2〜5
のオリゴマーの外に、塩化ナトリウムで処理しているに
もかかわらず、高分子量の縮合誘導体を含み、特に20〜
30重量%という無視できない割合でモノマーを含んでい
る。この後者のモノマーは望ましくない物質である。
びFR−A−2.372.823に開示されている方法や海岸マツ
に関するFR−1.427.100及びUSA−4.698.360に開示され
ている方法に従って製造された抽出物は重合度が2〜5
のオリゴマーの外に、塩化ナトリウムで処理しているに
もかかわらず、高分子量の縮合誘導体を含み、特に20〜
30重量%という無視できない割合でモノマーを含んでい
る。この後者のモノマーは望ましくない物質である。
本発明による抽出物は、従来抽出物の適当に選択した
処理から生じるもので、モノマー含有量が1.5重量%未
満で、出発抽出物に比較して薬理活性が高い。とういの
は、プロシアニドールオリゴマー画分に富んでいるから
である。
処理から生じるもので、モノマー含有量が1.5重量%未
満で、出発抽出物に比較して薬理活性が高い。とういの
は、プロシアニドールオリゴマー画分に富んでいるから
である。
植物に存在するフラバノール系オリゴマーや類似物質
の抽出について数多くの方法が既に開示されているが
(例えば、FR特許第968.589号、同第1.036.922号、同第
1.427.100号やGB特許第1.541.469号を参照)、モノマー
を殆ど含まず、しかも物理・化学性質が明らかに同じで
あるダイマーや他のオリゴマーの著しい損失や変更を齎
さずに抽出物を工業的規模でしかも経済的に許容できる
収率で得ることは自明でない。本発明の方法は初めてこ
の問題を解決するものである。
の抽出について数多くの方法が既に開示されているが
(例えば、FR特許第968.589号、同第1.036.922号、同第
1.427.100号やGB特許第1.541.469号を参照)、モノマー
を殆ど含まず、しかも物理・化学性質が明らかに同じで
あるダイマーや他のオリゴマーの著しい損失や変更を齎
さずに抽出物を工業的規模でしかも経済的に許容できる
収率で得ることは自明でない。本発明の方法は初めてこ
の問題を解決するものである。
[課題を解決する手段] すなわち、本発明では、従来法で得た抽出物の水溶液
をカット・オフが600〜3,000の膜を用いて限外濾過する
か、或はメチル−t.−ブチルエーテルを使用するか、酢
酸エチルや酢酸アミル等の脂肪族エーテル又はメチル−
t.−ブチルエーテルとベンゼンやトルエンなどの芳香族
炭化水素との水不混和性混合物を用いて,上記抽出物を
選択的に抽出するいずれかによってモノマーを分離す
る。
をカット・オフが600〜3,000の膜を用いて限外濾過する
か、或はメチル−t.−ブチルエーテルを使用するか、酢
酸エチルや酢酸アミル等の脂肪族エーテル又はメチル−
t.−ブチルエーテルとベンゼンやトルエンなどの芳香族
炭化水素との水不混和性混合物を用いて,上記抽出物を
選択的に抽出するいずれかによってモノマーを分離す
る。
本発明は、一般的にいえば、次の工程に特徴がある。
すなわち、 (A)カテキン誘導体が認められなくなるまで、水とア
セトン、メタノール又は他のアルコールの混合物で植物
を抽出する。好ましい溶剤混合物はアセトン80%の水溶
液である。
すなわち、 (A)カテキン誘導体が認められなくなるまで、水とア
セトン、メタノール又は他のアルコールの混合物で植物
を抽出する。好ましい溶剤混合物はアセトン80%の水溶
液である。
(B)溶剤を減圧蒸発により植物の出発重量の約50重量
%まで濃縮する。
%まで濃縮する。
(C)場合に応じて、24時間冷蔵庫に放置した後、工程
(B)の濃縮物を濾過して、油性またはタンニン性のポ
リマー残渣を取り除く。
(B)の濃縮物を濾過して、油性またはタンニン性のポ
リマー残渣を取り除く。
(D)窒素雰囲気下、カット・オフが100,000〜1,000の
管状又は毛細管状膜を使用して、工程(C)からの濃縮
物を限外濾過する。
管状又は毛細管状膜を使用して、工程(C)からの濃縮
物を限外濾過する。
(E)カット・オフが3,000〜600のコイル形螺旋状膜を
使用して、高分子量物質が取り除かれている、工程
(D)からの限外濾過物を限外濾過する。
使用して、高分子量物質が取り除かれている、工程
(D)からの限外濾過物を限外濾過する。
(F)さらに場合に応じて、工程(E)からの限外濾過
物を後述するカット・オフの膜を使用して限外濾過によ
り分画するか、選択性有機溶剤を使用して分画する。
物を後述するカット・オフの膜を使用して限外濾過によ
り分画するか、選択性有機溶剤を使用して分画する。
上記工程(D)からの限外濾過物は、最終精製(いず
れにしても実施するが)前は、依然としてモノマー物質
を含んでいる。すなわち、ブドウの場合には、(+)−
カテキン及び(−)−エピカテキンと、そして少量の望
ましくないポリマー物質を含んでいる。すぐれた脱モノ
マー化を得るためのより有利な方法では、カット・オフ
が600〜3,000のコイル形螺旋状膜でさらに限外濾過し、
酢酸エチルで濃縮物を逆抽出する。有機相を蒸発減量
し、クロロホルムやその他の塩素化溶剤、例えば塩化メ
チレンやジクロロエタン等中で濃縮物を不溶化すると、
最終の脱モノマー化・脱タンニン化生成物が得られる。
あるいは、工程(C)からの水溶液を酢酸エチルで直接
抽出し、水で置換後、有機相からの残留物に工程(D)
及び/又は(E)の膜処理を適用する。または、5〜9
部の第1溶剤と5〜1部の第2溶剤の割合で酢酸エチル
/トルエン又は他の芳香族溶剤からなる溶剤混合物を用
いて、10〜50%の濃度に調節した工程(C)からの水溶
液を抽出できる。上記混合物による抽出は、モノマー物
質がなくなるまで続行する。分配係数に基づき溶剤の比
が適当な比になった後、水で有機相を逆抽出して、共溶
解化によって抽出される恐れのあるダイマー化合物を回
収する。水性相を合わせ、純酢酸エチルで抽出し、有機
相を減圧蒸発減量し、塩素化溶剤で濃縮物を析出処理す
る。
れにしても実施するが)前は、依然としてモノマー物質
を含んでいる。すなわち、ブドウの場合には、(+)−
カテキン及び(−)−エピカテキンと、そして少量の望
ましくないポリマー物質を含んでいる。すぐれた脱モノ
マー化を得るためのより有利な方法では、カット・オフ
が600〜3,000のコイル形螺旋状膜でさらに限外濾過し、
酢酸エチルで濃縮物を逆抽出する。有機相を蒸発減量
し、クロロホルムやその他の塩素化溶剤、例えば塩化メ
チレンやジクロロエタン等中で濃縮物を不溶化すると、
最終の脱モノマー化・脱タンニン化生成物が得られる。
あるいは、工程(C)からの水溶液を酢酸エチルで直接
抽出し、水で置換後、有機相からの残留物に工程(D)
及び/又は(E)の膜処理を適用する。または、5〜9
部の第1溶剤と5〜1部の第2溶剤の割合で酢酸エチル
/トルエン又は他の芳香族溶剤からなる溶剤混合物を用
いて、10〜50%の濃度に調節した工程(C)からの水溶
液を抽出できる。上記混合物による抽出は、モノマー物
質がなくなるまで続行する。分配係数に基づき溶剤の比
が適当な比になった後、水で有機相を逆抽出して、共溶
解化によって抽出される恐れのあるダイマー化合物を回
収する。水性相を合わせ、純酢酸エチルで抽出し、有機
相を減圧蒸発減量し、塩素化溶剤で濃縮物を析出処理す
る。
あるいは、有利には、酢酸エチルと炭化水素との混合
物の代わりに、例えば酢酸イソプロピル、酢酸アミルや
ギ酸エチルなどの他のエステルかまたは脂肪族エーテル
−好ましくはメチル−t−ブチルエーテル−を使用でき
る。エステルだけでなくエーテルも、通常植物抽出物に
存在する親油性物質の外に、望ましくないモノマー画分
を選択的に除去する。引き続き行う酢酸エチルによる抽
出はポリマー物質をバックにしてオリゴマー物質に対し
て選択的であるので、上記方法のひとつによれば、アレ
ルギー性モノマーだけでなくタンニン作用をもつポリマ
ーをも殆ど含まない生成物を得ることができる。
物の代わりに、例えば酢酸イソプロピル、酢酸アミルや
ギ酸エチルなどの他のエステルかまたは脂肪族エーテル
−好ましくはメチル−t−ブチルエーテル−を使用でき
る。エステルだけでなくエーテルも、通常植物抽出物に
存在する親油性物質の外に、望ましくないモノマー画分
を選択的に除去する。引き続き行う酢酸エチルによる抽
出はポリマー物質をバックにしてオリゴマー物質に対し
て選択的であるので、上記方法のひとつによれば、アレ
ルギー性モノマーだけでなくタンニン作用をもつポリマ
ーをも殆ど含まない生成物を得ることができる。
上記溶剤及び混合物の選択性を利用することによっ
て、固体マトリックスから均質処理によって再溶離でき
るフェノール誘導体を選択的に吸着する固体マトリック
スによる分別を実施して、同じ化学的性質の抽出物を製
造できる。
て、固体マトリックスから均質処理によって再溶離でき
るフェノール誘導体を選択的に吸着する固体マトリック
スによる分別を実施して、同じ化学的性質の抽出物を製
造できる。
吸着アンバーライト(登録商標−Amberlite)又は好
ましくはドュオライト(Duolite)S−761等のポリスチ
レン樹脂が固体マトリックスとして使用できる。この方
法によれば、溶液の乾燥残留物それぞれ10gにつき0.5l
を使用して、工程(C)からの溶液を選択した樹脂のカ
ラムに通す。原料溶液の吸着が終了したなら、樹脂を完
全に水洗して、立体障害により排除される塩、糖分、有
機酸及び重質ポリマー画分を完全に除去する。好ましく
は7:3の比で酢酸エチルと脂肪族又は芳香族炭化水素と
からなる混合物で樹脂の洗浄を継続して、モノマー物質
を完全に除去する。引き続き、メタノール水溶液かアセ
トン水溶液を使用して溶離処理を行うと、本発明の抽出
物が得られる。生成した溶離物は水で濃縮する。次に、
上記方法に従って酢酸エチルで濃縮水溶液を抽出し、濃
縮後、残留物を塩素化溶剤によって析出処理する。
ましくはドュオライト(Duolite)S−761等のポリスチ
レン樹脂が固体マトリックスとして使用できる。この方
法によれば、溶液の乾燥残留物それぞれ10gにつき0.5l
を使用して、工程(C)からの溶液を選択した樹脂のカ
ラムに通す。原料溶液の吸着が終了したなら、樹脂を完
全に水洗して、立体障害により排除される塩、糖分、有
機酸及び重質ポリマー画分を完全に除去する。好ましく
は7:3の比で酢酸エチルと脂肪族又は芳香族炭化水素と
からなる混合物で樹脂の洗浄を継続して、モノマー物質
を完全に除去する。引き続き、メタノール水溶液かアセ
トン水溶液を使用して溶離処理を行うと、本発明の抽出
物が得られる。生成した溶離物は水で濃縮する。次に、
上記方法に従って酢酸エチルで濃縮水溶液を抽出し、濃
縮後、残留物を塩素化溶剤によって析出処理する。
上記方法で得られた抽出物は従来の抽出物に比較し
て、心血管系及び表在/深在血液循環に関連する疾病に
対して完全な許容性及び非常にすぐれた作用を示す。こ
の抽出物は通常のあらゆる液状・固形薬剤に配合するの
に適している。
て、心血管系及び表在/深在血液循環に関連する疾病に
対して完全な許容性及び非常にすぐれた作用を示す。こ
の抽出物は通常のあらゆる液状・固形薬剤に配合するの
に適している。
以下、本発明を非制限的な実施例により説明する。な
お、ブドウはいずれもVitisviniferaである。
お、ブドウはいずれもVitisviniferaである。
実施例1 乾燥ブドウ種子を原料とする脱モノマー化抽出物の調製 室温で、20%の水を含むアセトン150lに100kgのブド
ウ種子を浸漬する。抽出溶媒を濾過し、最後の抽出物か
らのアリコットをFeCl3でチェックして、フェノールが
なくなるまでか、あるいは4回以上抽出を行う。乾燥残
留物を0.05%未満にする。ヒドロアセトン溶液を合わ
せ、減圧蒸留によりアセトンを留去して、有機溶剤を完
全に除去する。最後の濃縮段階では、十分な析出物が生
成する。4℃で24時間冷蔵庫に放置した後、これを遠心
分離する。得られた固形物は親油性生成物と重合度が高
いタンニン系物質からなる。窒素下で40%NaOHを用い
て、水溶液(43l)をpH6に調節し、温度20℃未満で、カ
ット・オフが100,000の管状膜、エニケム(Enichem)UF
−100Fで限外濾過し、57lの水を用いて透析を行った。2
5%H2SO4を用いて、ポリマーが除去された透過物を酸性
化し、pH3.5にしてから、コイル形螺旋状膜デサル(Des
al)B241−111による逆浸透で濃縮を行って、30%乾燥
残留物を得る。モノマー物質がなくなるまで、液/液遠
心分離器によって酢酸エチル:トルエンの8:2(v/v)混
合物で水性濃縮物を連続抽出する。オリゴマーがなくな
るまで、この溶液を酢酸エチルで連続抽出する。有機相
を1.5lまで減圧濃縮し、4.5lの塩化メチレンで析出処理
する。遠心分離した生成物は、50℃で24時間減圧乾燥し
た後、その重量は0.42kgであった。この生成抽出物のモ
ノマー物質含量は1%未満である。
ウ種子を浸漬する。抽出溶媒を濾過し、最後の抽出物か
らのアリコットをFeCl3でチェックして、フェノールが
なくなるまでか、あるいは4回以上抽出を行う。乾燥残
留物を0.05%未満にする。ヒドロアセトン溶液を合わ
せ、減圧蒸留によりアセトンを留去して、有機溶剤を完
全に除去する。最後の濃縮段階では、十分な析出物が生
成する。4℃で24時間冷蔵庫に放置した後、これを遠心
分離する。得られた固形物は親油性生成物と重合度が高
いタンニン系物質からなる。窒素下で40%NaOHを用い
て、水溶液(43l)をpH6に調節し、温度20℃未満で、カ
ット・オフが100,000の管状膜、エニケム(Enichem)UF
−100Fで限外濾過し、57lの水を用いて透析を行った。2
5%H2SO4を用いて、ポリマーが除去された透過物を酸性
化し、pH3.5にしてから、コイル形螺旋状膜デサル(Des
al)B241−111による逆浸透で濃縮を行って、30%乾燥
残留物を得る。モノマー物質がなくなるまで、液/液遠
心分離器によって酢酸エチル:トルエンの8:2(v/v)混
合物で水性濃縮物を連続抽出する。オリゴマーがなくな
るまで、この溶液を酢酸エチルで連続抽出する。有機相
を1.5lまで減圧濃縮し、4.5lの塩化メチレンで析出処理
する。遠心分離した生成物は、50℃で24時間減圧乾燥し
た後、その重量は0.42kgであった。この生成抽出物のモ
ノマー物質含量は1%未満である。
実施例2 実施例1の手順に応じて、100kgのブドウ種子を抽出
する。カット・オフが100,000の管状膜(Enichem UF−1
00F)で限外濾過した後の濾過物をpH3.5に酸性化し、コ
イル形螺旋状膜デサル(Desal)U20−G20で限外濾過
し、原料溶液容量に対して20容量の水を用いて、溶液を
透析する。(既にモノマー物質が除去されている)濃縮
物をさらに濃縮して、30%乾燥残留物にする。オリゴマ
ーがなくなるまで、水性濃縮物を酢酸エチルで抽出す
る。1.5lまで濃縮した後、有機相を4.5lの塩化メチレン
に注ぐ。析出したオリゴマーを濾過し、50℃で24時間乾
燥して、実施例1と同じ最終生成物を得る。
する。カット・オフが100,000の管状膜(Enichem UF−1
00F)で限外濾過した後の濾過物をpH3.5に酸性化し、コ
イル形螺旋状膜デサル(Desal)U20−G20で限外濾過
し、原料溶液容量に対して20容量の水を用いて、溶液を
透析する。(既にモノマー物質が除去されている)濃縮
物をさらに濃縮して、30%乾燥残留物にする。オリゴマ
ーがなくなるまで、水性濃縮物を酢酸エチルで抽出す
る。1.5lまで濃縮した後、有機相を4.5lの塩化メチレン
に注ぐ。析出したオリゴマーを濾過し、50℃で24時間乾
燥して、実施例1と同じ最終生成物を得る。
実施例3 実施例1の手順に応じて、100kgのブドウ種子を抽出
する。望ましくないポリマー物質を遠心分離した後、抽
出できるフェノール物質がなくなるまで、液/液遠心分
離器で酢酸エチルを用いて水性溶液を連続抽出する。脱
塩水を添加して、有機相を濃縮して溶剤を除去し、150l
の最終容量にする。
する。望ましくないポリマー物質を遠心分離した後、抽
出できるフェノール物質がなくなるまで、液/液遠心分
離器で酢酸エチルを用いて水性溶液を連続抽出する。脱
塩水を添加して、有機相を濃縮して溶剤を除去し、150l
の最終容量にする。
カット・オフが100,000の管状膜及び逆浸透を適用し
て、pH3.5の水溶液を実施例1に記載した通りに処理す
るか、カット・オフが100,000の膜及びコイル形螺旋状
膜デサル(Desal)U20−G20を使用して、上記水溶液を
実施例2に記載した通りに処理する。実施例1及び2の
手順に従って、濃縮した水溶液を処理する。
て、pH3.5の水溶液を実施例1に記載した通りに処理す
るか、カット・オフが100,000の膜及びコイル形螺旋状
膜デサル(Desal)U20−G20を使用して、上記水溶液を
実施例2に記載した通りに処理する。実施例1及び2の
手順に従って、濃縮した水溶液を処理する。
実施例4 実施例1の手順に応じて、100kgのブドウ種子を抽出
する。望ましくないポリマー画分を濾別した後、酢酸エ
チルで水溶液を連続抽出して、該溶剤で抽出できるポリ
フェノールを除去する。有機相をペーストのコンシステ
ンシーまで濃縮し、残留物を20lの水に溶解する。残留
溶剤は減圧除去する。30lのポリスチレン樹脂デュオラ
イト(Duolite)S−761を含むカラムに水溶液を吸着
し、ほぼ脱色された水が得られるまで、溶離を続ける。
引き続き、酢酸エチル/トルエンの7:3混合物を用い
て、溶離を続けて、モノマー物質を完全に除去するが、
この場合には溶離剤として酢酸ブチル/酢酸/ギ酸/水
の8:1:1:1混合物を、そして発色剤としてクロロスルホ
ン酸の酢酸溶液を使用する薄層クロマトグラフィーで反
応をチェックする。ほぼ純粋な酢酸エチルを使用して溶
離を続けると、オリゴマー画分が得られる。主にダイマ
ー、トリマー及びテトラマー物質を含む有機溶液を1
に濃縮し、3lの塩化メチレンに注ぐ。濾過・乾燥後、モ
ノマー含量が0.1%未満の生成物210gが得られる。
する。望ましくないポリマー画分を濾別した後、酢酸エ
チルで水溶液を連続抽出して、該溶剤で抽出できるポリ
フェノールを除去する。有機相をペーストのコンシステ
ンシーまで濃縮し、残留物を20lの水に溶解する。残留
溶剤は減圧除去する。30lのポリスチレン樹脂デュオラ
イト(Duolite)S−761を含むカラムに水溶液を吸着
し、ほぼ脱色された水が得られるまで、溶離を続ける。
引き続き、酢酸エチル/トルエンの7:3混合物を用い
て、溶離を続けて、モノマー物質を完全に除去するが、
この場合には溶離剤として酢酸ブチル/酢酸/ギ酸/水
の8:1:1:1混合物を、そして発色剤としてクロロスルホ
ン酸の酢酸溶液を使用する薄層クロマトグラフィーで反
応をチェックする。ほぼ純粋な酢酸エチルを使用して溶
離を続けると、オリゴマー画分が得られる。主にダイマ
ー、トリマー及びテトラマー物質を含む有機溶液を1
に濃縮し、3lの塩化メチレンに注ぐ。濾過・乾燥後、モ
ノマー含量が0.1%未満の生成物210gが得られる。
別に、カラムを純粋な酢酸エチルの代わりにメタノー
ルで洗浄し、アルコール相を濃縮して、小容量にし、残
留物を30lの水で希釈する。水性相を酢酸エチルで逆抽
出してから、実施例1及び2の手順で処理を行い、生成
物を得る。この場合には、405gの生成物が得られるが、
これは前記実施例とほぼ同じである。
ルで洗浄し、アルコール相を濃縮して、小容量にし、残
留物を30lの水で希釈する。水性相を酢酸エチルで逆抽
出してから、実施例1及び2の手順で処理を行い、生成
物を得る。この場合には、405gの生成物が得られるが、
これは前記実施例とほぼ同じである。
実施例5 実施例1の手順に応じて、100kgのブドウ種子を抽出
する。ポリマー物質の遠心分離後、乾燥残留分が約8%
の水溶液を希釈して、乾燥残留分を約5%にし、50lの
ドュオライト(S−761)を含むカラムでクロマトグラ
フィー処理し、約500lの水で完全洗浄して、抽出物にか
なり存在する塩分及び糖分を完全に除去する。次に、実
施例4と同様にしてオリゴマーを精製し、カラムをまづ
酢酸エチル/トルエンで、次にメタノールで洗浄する。
塩化メチレンで析出処理したところ、前記実施例と同様
な生成物が423gの量で得られる。
する。ポリマー物質の遠心分離後、乾燥残留分が約8%
の水溶液を希釈して、乾燥残留分を約5%にし、50lの
ドュオライト(S−761)を含むカラムでクロマトグラ
フィー処理し、約500lの水で完全洗浄して、抽出物にか
なり存在する塩分及び糖分を完全に除去する。次に、実
施例4と同様にしてオリゴマーを精製し、カラムをまづ
酢酸エチル/トルエンで、次にメタノールで洗浄する。
塩化メチレンで析出処理したところ、前記実施例と同様
な生成物が423gの量で得られる。
実施例6 実施例1の手順に応じて、100kgのブドウ種子を抽出
する。ポリマー物質を濾別した後、酢酸エチル/トルエ
ンの8:2混合物を10×50lづつ使用して、水溶液を抽出
し、脂肪物質及びモノマーを含む有機相を20lの水で逆
洗浄し、水性相を合わせ、水で飽和した酢酸エチルを10
×50lづつ使用してこれを抽出し、有機相をペーストの
コンシステンシーまで濃縮し、残留物を7lの水に注ぎ、
残留溶剤を減圧蒸発する。僅かに濁った水溶液を750gの
NaClで処理して析出物を形成し、溶液を24時間冷蔵庫に
放置した後、これを濾過する。酢酸エチルを10×7lづつ
使用して、濾液を抽出し、有機溶液を1まで濃縮し、
濃縮物を塩化メチレン3lに注ぐ。前記実施例に従って濾
過・乾燥を行った後、前記実施例と同様な最終生成物40
2gが得られる。
する。ポリマー物質を濾別した後、酢酸エチル/トルエ
ンの8:2混合物を10×50lづつ使用して、水溶液を抽出
し、脂肪物質及びモノマーを含む有機相を20lの水で逆
洗浄し、水性相を合わせ、水で飽和した酢酸エチルを10
×50lづつ使用してこれを抽出し、有機相をペーストの
コンシステンシーまで濃縮し、残留物を7lの水に注ぎ、
残留溶剤を減圧蒸発する。僅かに濁った水溶液を750gの
NaClで処理して析出物を形成し、溶液を24時間冷蔵庫に
放置した後、これを濾過する。酢酸エチルを10×7lづつ
使用して、濾液を抽出し、有機溶液を1まで濃縮し、
濃縮物を塩化メチレン3lに注ぐ。前記実施例に従って濾
過・乾燥を行った後、前記実施例と同様な最終生成物40
2gが得られる。
実施例7 実施例2の手順に応じて、100kgのブドウ種子を抽出
する。ペースト状残留物まで濃縮し、かつ溶剤を水に代
えた後、実施例2でた得た、コイル形螺旋状膜U20−G20
からの透過物及び/又は実施例1の手順で得た、酢酸エ
チル/トルエンの8:2混合物からの水溶液をコイル形螺
旋状膜U20−G5により限外濾過する。透析後、モノマー
がほぼ取り除かれた濃縮水溶液は、酢酸エチルで抽出さ
れるオリゴマーを含んでいる。有機溶液を0.1に濃縮
し、0.5lの塩化メチレンで析出処理する。
する。ペースト状残留物まで濃縮し、かつ溶剤を水に代
えた後、実施例2でた得た、コイル形螺旋状膜U20−G20
からの透過物及び/又は実施例1の手順で得た、酢酸エ
チル/トルエンの8:2混合物からの水溶液をコイル形螺
旋状膜U20−G5により限外濾過する。透析後、モノマー
がほぼ取り除かれた濃縮水溶液は、酢酸エチルで抽出さ
れるオリゴマーを含んでいる。有機溶液を0.1に濃縮
し、0.5lの塩化メチレンで析出処理する。
得られた3.81gの生成物はダイマー物質含量が38%
で、モノマー系カテキンの含量は約1%である。
で、モノマー系カテキンの含量は約1%である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジウゼッペ ブスティチ イタリア国 ミラノ ヴィア リパモン ティ 99 (72)発明者 ジアンフランコ トゥッチニ イタリア国 ミラノ ヴィア リパモン ティ 99 (56)参考文献 Bull.Liaison−Grou pe Polyphenols,1986, Vol.13,P.151−153 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07K 17/00 Z A61K 35/78 CA(STN)
Claims (12)
- 【請求項1】下記の工程(A)〜(C): (A)カテキン誘導体が認められなくなるまで、水とア
セトン、メタノール又は他のアルコールとの混合物から
成る溶剤で植物を抽出する; (B)該溶剤を減圧蒸発により植物の出発重量の約50重
量%まで濃縮する; (C)場合に応じて24時間冷蔵庫に放置した後、工程
(B)の濃縮物を濾過して、油性またはタンニン性のポ
リマー残渣を取り除く; により得た植物抽出物から、水析出処理し、次にカット
・オフが1,000〜100,000の膜で限外濾過処理して、高分
子量物質を除去した後、カット・オフが3,000未満の膜
で限外濾過処理して、モノマーを除去することからな
る、1.5重量%未満のフレバノール系モノマーを含有す
る、植物から抽出したプロシアニドールオリゴマーの製
造方法。 - 【請求項2】カット・オフが3,000〜600の膜を使用し
て、モノマーを除去する請求項第1項記載の方法。 - 【請求項3】限外濾過処理に管状、毛細管状、コイル形
螺旋状又は平面状の膜を使用する請求項第1項又は第2
項記載の方法。 - 【請求項4】カット・オフが3,000〜600の膜で限外濾過
処理した濾過物をカット・オフがより小さい膜でさらに
限外濾過処理する請求項第1〜3項いずれか1項記載の
方法。 - 【請求項5】限外濾過処理物を濃縮してから、酢酸エチ
ルで完全に抽出し、有機相を濃縮し、かつ塩素化炭化水
素で析出処理することにより有機相からオリゴマーを最
終的に回収する請求項第1〜4項いずれか1項記載の方
法。 - 【請求項6】下記の工程(A)〜(C): (A)カテキン誘導体が認められなくなるまで、水とア
セトン、メタノール又は他のアルコールとの混合物から
成る溶剤で植物を抽出する; (B)該溶剤を減圧蒸発により植物の出発重量の約50重
量%まで濃縮する; (C)場合に応じて、24時間冷蔵庫に放置した後、工程
(B)の濃縮物を濾過して、油性またはタンニン性のポ
リマー残渣を取り除く; により得た植物抽出物から、水析出処理し、次にカット
・オフが100,000〜1000の膜で限外濾過処理して、高分
子量物質を除去した後、脂肪族エステルと芳香族炭化水
素又は適当なエーテルとの水不混和性混合物から成る溶
剤で選択的抽出することによりフレバノールモノマーを
除去することからなる、1.5重量%未満のフレバノール
系モノマーを含有する、植物から抽出したプロシアニド
ールオリゴマーの製造方法。 - 【請求項7】抽出溶剤が5〜9容量部の酢酸エチルと5
〜1容量部のトルエンとからなる請求項第6項記載の方
法。 - 【請求項8】上記溶剤を用いて、クロマトグラフィーカ
ラムに付着したフレバノール抽出物を溶離処理すること
によって抽出を行う請求項第6項又は第7項記載の方
法。 - 【請求項9】請求項1〜8項のいずれか1項記載の方法
により製造された、1.5重量%未満のフレバノール系モ
ノマーを含有する、植物から抽出したプロシアニドール
オリゴマー。 - 【請求項10】1重量%未満の(+)−カテキンを含有
する請求項第9項記載のオリゴマー。 - 【請求項11】ブドウ(ヴィチス・ヴィニフェラーViti
s vinfera)から抽出した請求項第9項又は第10項記載
のオリゴマー。 - 【請求項12】活性成分として請求項9〜11項のいずれ
か1項記載の植物から抽出したプロシアニドールオリゴ
マーを含有する血管保護用薬剤組成物。
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IT1270999B (it) * | 1994-07-26 | 1997-05-26 | Indena Spa | Formulazioni a base di cumarine e loro uso in campo farmaceutico e cosmetico |
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