JP2799028B2 - キャパシタ―を備えた半導体装置 - Google Patents

キャパシタ―を備えた半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、多層配線構造を備えた半導体素子に係わり
特に、配線層を電極としたキャパシター構造に使用する
ものである。
(従来の技術) 多層配線を備えた素子として、2層配線工程により形
成したキャパシター(Capacitor)を従来例として説明
する。即ち、所定の導電型を示す半導体基板には、酸化
珪素例えば二酸化珪素から成る熱酸化膜を形成後、フォ
トリソグラフィ(Photo Lithography)技術などを利用
して所定量及び所定の種類の不純物を導入して能動素
子、受動素子及び抵抗などの回路素子からなる群から選
定した一種または複数種を造込む。これらの回路素子に
は、導電性金属層を積層して電気的な接続を行うが、半
導体基板にモノリシック(Monolythic)に造込まれた回
路素子の集積度に対応する電気的な接続には、いわゆる
多層配線構造も採用されている。
ところで、キャパシタを備えた配線層の形成に当たっ
ては、第1図bに示すように熱酸化膜11を形成した半導
体基板(図示せず)に、通常のスパッタ(Sputter)
法、フォトリソグラフィ法及びRIE(Reactive Ion Etch
ing)法などを利用して例えばAl−Siからなる厚さ1.0μ
mの第1配線層12を設置する。第1配線層12は、厚さ約
1.0μmのプラズマ(Plazma以後Pと略記する)酸化珪
素例えば二酸化珪素層などの誘電体層13を通常のP−CV
D(Chemical Vapour Deposition)法により第1配線12
の所定の位置に重ねて形成する。更に、誘電体層13に
は、第1配線層12と同様な手法により例えばAl−Siから
なる厚さ1.0μmの第2配線層14を積層して形成してキ
ャパシターを完成する。このキャパシターでは、第1配
線層12が下部電極、第2配線層14が上部電極として機能
する。この上面図を第1図aに、これをa−a線で切断
した断面図を第1図bに示しており、前者に明らかなよ
うに上部電極14には、取出部15を設置して他の接続部と
の接続に備えているが、下部電極12にも当然取出部16を
設置する。
しかし、上部電極14の取出部15以外のパターンエッジ
(Pattern Edge)全周は、配線層の取出しなどを考慮し
て取出部16を除外した下部電極12のパターンエッジより
最低2μm大きく(マスクMask上)形成している。しか
し、この両電極12,14の積層状態については、第2図a
〜fに明らかにしたような場合がある。図では、面積が
大きい上部電極14を実線で、下部電極12を点線で示して
おり、いずれも下部電極12のパターンエッジに写る上部
電極14のパターンエッジの投影像の一部または全部がず
れた状態になっている。特に、第2図dは、極端な例で
ありまた、第2図eのような大面積部イと小面積部ロに
より上部電極14を構成し、その小面積部ロから取出部15
を形成した場合、この小面積部ロが下部電極12のパター
ンエッジからはみだした状態となる時もある。更に、第
2図cにあっては、上部電極14より小面積に形成される
筈の下部電極12が完全にはみだした状態になる時もあ
る。
(発明が解決しようとする課題) 最近のように高密度化を目指す半導体素子に採用する
多層配線構造では、これを利用してキャパシターを形成
する手法が一般に使用されているが、上記のように上部
電極のほぼ全周のパターンエッジは、下部電極より大き
く形成されるので、側部を覆う誘電体層A(第1図b参
照)も層間絶縁膜として利用している。
しかし、下部電極を構成する第1配線層12に形成され
る層間絶縁膜は、一般に第1配線層12の側部を覆う誘電
体層Aの膜質が他のそれより多少劣るのが避けられな
い。この部分は、一般に大きなリークパス(Leak Pat
h)として知られており、段差の程度に応じてリーク値
も大きく変化する。例えば、平坦な場所に形成したP−
酸化珪素例えば二酸化珪素層自体のリーク量は、2〜3p
A/mm2(0.5MV/cm印加)であるのに対して、1μm段差
側部のP−二酸化珪素層では、56〜1000pA/mm2(同じ0.
5MV/cm印加)が得られ、リーク値とバラツキも極めて大
きい。このようなキャパシターリークにより(イ)設置
容量値に対する均一性が±42%と悪く、LSI(Large Sca
le Integrate Circuit)の高精度化及び高速化を阻害し
ており、(ロ)キャパシター不良に起因する歩留り低下
が発生していた。
本発明は、このような事情により成されたもので特
に、リークの基になる段差側部の層間絶縁層部分を誘電
体に含まない構造とすることにより、キャパシターリー
クを著しく低減し、容量値の均一性が高く、高精度なキ
ャパシターを高歩留りで形成することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明に係るキャパシターを備えた半導体装置は、半
導体基板上に設けられた絶縁層と,前記絶縁層上に設け
られた下部電極と,前記下部電極に連続して形成された
取出部と,前記下部電極を覆うプラズマCVD層と,前記
プラズマCVD層を介して前記下部電極に対向すると共
に,前記下部電極のパターンエッジよりも1μm以上内
側に寄ったパターンエッジを備えた上部電極と,前記上
部電極に連続して形成された取出部とに特徴がある。
(作用) このように、本発明に係わるキャパシターを備える半
導体装置では、取出部を除いた上部電極パターンの面積
を下部電極パターンの面積より小さくすることによって
キャパシターのリークが著しく減少するとの知見を基に
完成したものであり、大小の程度としてほぼ1.0μm小
さくすれば十分にリークを大幅に減少することができ
る。
(実施例) 本発明の実施例を第3図a、b乃至第6図を参照して
説明する。即ち、能動素子、受動素子及び抵抗などの回
路素子からなる群から選定した一種または複数種を造込
んだ例えばシリコン半導体基板表面には、通常の熱酸化
法により熱酸化膜20を形成後、通常のスパッタ法により
厚さが約1.0μmのAl−Siを堆積してから、リソグラフ
ィ及びRIE技術を利用して所定のパターンに成型してキ
ャパシター下部電極21を含む第1配線層を形成する。そ
の後P−CVD法及びレジストエッチバック法により厚さ
が1.0μm程度のP−酸化珪素からなる層間絶縁層(誘
電体層)22を下部電極21を含む第1配線層に重ねて堆積
する。
この層間絶縁膜22には、所定の寸法でスルーホール
(Through Hole図示せず)を設けてから、第1配線層と
同様な方法により所定パターンの上部電極23を含む第2
配線層を形成して、2層の配線構造を利用したキャパシ
ターを完成する。このキャパシターの上面図が第3図a
に、b−b線により切断した断面図を第3図bに示し
た。
この図に明らかなように、両電極21,23には、電流附
勢用もしくは電圧印加用のパス(Path)となる取出部2
4,25を設置するのは、従来技術と同様である。
一方この実施例では、取出部24以外の下部電極21のパ
ターンエッジ内に、取出部25を除いた上部電極23のパタ
ーンエッジ投影像が投射されるように配慮している。即
ち、マスクを設計する際には、取出部25以外の上部電極
23のパターンエッジを、取出部24を除いた下部電極21の
パターンエッジより小さくして、側面に堆積する多少劣
る膜質を除外したキャパシター構造を形成する。
具体的には、1.2μm小さくしているが、実質的に
は、ほぼ1.0μm以上離れていれば良い。本実施例で
は、キャパシター用の誘電体に層間絶縁膜としてP−酸
化珪素を利用しているが、他の誘電体または単体でなく
複数種の誘電体を利用しても良く、その厚さも変更可能
である。
第4図a〜cには、キャパシターを構成する上部電極
23及び下部電極21の対応状況を上面図として示したが、
上部電極23を点線で下部電極21を実線によって示してお
りいずれも上記の大小関係が明らかにされている。ま
た、b、cにあるように、両者の位置関係は、判然とし
た相似形でなくても差支えなく、取出部24以外の下部電
極21のパターンエッジ内に取出部25以外の上部電極23の
パターンエッジの投影像が投射されれば良い。上部電極
23及び下部電極21用材料即ち配線層としては、多結晶珪
素ならびにタングステンが利用可能であり、誘電体とし
ては、P−窒化珪素以外の絶縁材も適用できる。このよ
うなキャパシターは、バイポーラ(Bipolar)素子に限
らず各種の機種に利用されるので、上部電極22にパッシ
ベイション(Passivation)層などを積層する場合もあ
る。
〔発明の効果〕
多層配線内にキャパシターを設置する半導体装置にお
いて、キャパシター用上部電極面積が下部電極のそれよ
り小さくしかも、取出部以外の上部電極パターンエッジ
の投影像が下部電極のパターンエッジ内に投射されるよ
うに形成して、電気的なリークの原因となる下部電極側
面に形成される膜質の劣る絶縁物層を利用しないキャパ
シターを完成しており、精度及び均一性を著しく向上し
た半導体装置が得られる。
即ち、第5図及び第6図に示すような効果が得られる
がまとめると、(イ)キャパシターのリークの大幅低減
によりキャパシター容量の高精度化と均一性が従来の±
42%から±5%以下に実現されるので、LSIの高速化に
も対応できる。(ロ)キャパシターリークに起因する不
良がなくなり、歩留りが6%〜15%向上する。(ハ)本
発明を実現するのにパターン設計だけですむのは、プロ
セス(Process)的には従来のままで良いのでコスト的
な変更がなく、歩留りが向上分だけ製品単価を低減する
ことができる。(ニ)キャパシター部の絶縁耐圧が従来
平均425Vだったものが平均637Vと著しく向上した。な
お、第5図にキャパシターリーク量を従来との比較図
を、第6図に上部電極パターンエッジの位置とキャパシ
ターリーク量の関係を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、配線層を利用する従来のキャパシターの上
面図、第1図bは、第1図aをa−a線で切断した断面
図、第2図a〜fは、従来の各種キャパシターの上面
図、第3図aは、本発明に係わるキャパシターの上面
図、第3図bは、第3図aをb−b線で切断した断面
図、第4図a〜cは、本発明に係わる各種キャパシター
の上面図、第5図及び第6図は、本発明に係わるキャパ
シターの特性を示す図である。 11,20……熱酸化膜 12,21……第1配線層(下部電極)、 13,22……誘電体層(層間絶縁膜)、 14,23……第2配線層(上部電極)、 15,16,24,25……取出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に設けられた絶縁層と,前記
    絶縁層上に設けられた下部電極と,前記下部電極に連続
    して形成された取出部と,前記下部電極を覆うプラズマ
    CVD層と,前記プラズマCVD層を介して前記下部電極に対
    向すると共に,前記下部電極のパターンエッジよりも1
    μm以上内側に寄ったパターンエッジを備えた上部電極
    と,前記上部電極に連続して形成された取出部とを備え
    たことを特徴とするキャパシターを備えた半導体装置
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