JPH0555459A - 半導体集積回路装置とその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置とその製造方法

Info

Publication number
JPH0555459A
JPH0555459A JP24443091A JP24443091A JPH0555459A JP H0555459 A JPH0555459 A JP H0555459A JP 24443091 A JP24443091 A JP 24443091A JP 24443091 A JP24443091 A JP 24443091A JP H0555459 A JPH0555459 A JP H0555459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper electrode
forming
film
polycrystalline silicon
metal wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24443091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Itagaki
伸 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP24443091A priority Critical patent/JPH0555459A/ja
Publication of JPH0555459A publication Critical patent/JPH0555459A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容量素子の歩留まりや信頼性を高める。 【構成】 下部電極20は八角形にパターン化されてお
り、隣接する下部電極20,20の間は連結部22によ
って連結され、下部電極20が共通電極となっている。
下部電極20上には誘電体膜を上部電極24が下部電極
20と同様の八角形に形成されている。4つの容量形成
領域で囲まれた矩形状の各部分には、上部電極24とメ
タル配線30との接続を行なうために、1つの容量形成
領域の上部電極24とつながる接続部26が配置され、
接続部26上にコンタクトホール28が形成されて上部
電極24とメタル配線30とが接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容量として2層の多結晶
シリコン電極の間に誘電体膜をもつ容量素子を備えた半
導体集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高精度の容量素子としては、多結晶シリ
コン電極/誘導体膜/多結晶シリコン電極をもつ平行平
板構造の2層多結晶シリコン容量が一般的に用いられて
いる。この容量素子はメタル/誘導体膜/半導体基板の
構造をもつMOS容量素子と異なり、容量値に印加電圧
依存性がないことが高精度容量として用いられる理由で
ある。2層多結晶シリコン容量は、例えば図3に示され
るように1層目多結晶シリコン膜の下部電極2上に層間
絶縁膜が誘電体膜として形成され、その上に2層目多結
晶シリコン膜の上部電極4が形成され、容量形成領域が
矩形状とされた容量素子が規則的に配列された構造がと
られる。上部電極4とメタル配線6の間に接続をなすた
めに、上部電極4上には層間絶縁膜を介して容量形成領
域内にコンタクトホール8が形成される。下部電極2は
共通電極とされることが多く、上部電極4は定まった単
位容量となるように矩形状にパターン化され、その矩形
状の上部電極4を適当にメタル配線6で結ぶことにより
所望の容量値を得ている。
【0003】このような容量は、図4に示されるプロセ
スによって製造されるのが一般である。 (A)基板10上の厚いフィールド酸化膜12上に例え
ば約3000Åの厚さの第1層目多結晶シリコン膜2a
を堆積し、その多結晶シリコン膜2aの抵抗を下げるこ
とを目的として多結晶シリコン膜2a中へ不純物を導入
する。 (B)誘電体膜となる層間絶縁膜を形成するため、多結
晶シリコン膜2aの表面を薄く熱酸化して、例えば約3
00Åの厚さの熱酸化膜14を形成する。次に、2層目
多結晶シリコン膜4aを例えば約3000Åの厚さに堆
積し、その抵抗値を下げることを目的として不純物を導
入する。 (C)2層目多結晶シリコン膜4aに写真製版とエッチ
ングを施してパターン化を行なって上部電極4とし、層
間絶縁膜14の不要な部分も除去する。 (D)1層目多結晶シリコン膜2aにも写真製版とエッ
チングによりパターン化を施して下部電極2とする。 (E)メタル配線と上部電極4との電気的接続を行なう
ために、層間絶縁膜16を堆積した後、コンタクトホー
ルをドライエッチング法により形成した後、メタル配線
6を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の容量では、上部
電極とメタル配線との接続を行なうためのコンタクトホ
ールをドライエッチング法により形成する際、コンタク
トホールが容量形成領域内に配置されているため、コン
タクトホールの下部に薄い層間絶縁膜14が存在し、そ
の層間絶縁膜14がコンタクトホール用のエッチングで
損傷を受け、容量の耐圧不良が起こったり、リーク電流
が増大するなど、容量の歩留まりや信頼性を劣化させる
問題が生じる。そこで本発明の第1の目的は、歩留まり
や信頼性の高い容量素子を備えた半導体集積回路装置を
提供することである。本発明の第2の目的は、そのよう
な半導体集積回路装置を製造する方法を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】歩留まりや信頼性の高い
容量素子を備えた半導体集積回路装置とするために、本
発明では多結晶シリコン膜にてなる下部電極と上部電極
との間に誘電体膜をもつ容量素子の上部電極とメタル配
線とを接続するためのコンタクトホールを、容量形成領
域以外の領域に設ける。好ましい態様では、容量素子の
基本単位の形状を八角形としてフィールド酸化膜上に縦
方向と横方向に規則的に配列し、周囲を容量素子に囲ま
れたフィールド酸化膜上の各矩形部には各1つの容量素
子の上部電極につながる多結晶シリコン膜の接続部を形
成し、コンタクトホールは前記接続部上に設ける。
【0006】本発明の製造方法は、以下の工程(A)か
ら(E)を含んでいる。(A)低抵抗化された第1層目
多結晶シリコン膜をパターン化して、容量単位に分離さ
れ、かつ隣接する容量単位の部分間が連結された下部電
極を形成する工程、(B)下部電極上に誘電体膜を形成
する工程、(C)低抵抗化された第2層目多結晶シリコ
ン膜を形成し、パターン化を施して上部電極を下部電極
上に形成し、上部電極とつながる接続部を下部電極の存
在しない領域に形成する工程、(D)層間絶縁膜を堆積
し、上部電極とメタル配線とを接続するコンタクトホー
ルを前記接続部上に形成する工程、(E)メタル配線を
形成する工程。
【0007】
【作用】上部電極とメタル配線との接続を容量形成領域
の外部で行なうことにより、コンタクトホール形成時の
ドライエッチングによって誘電体膜が損傷を受けること
がない。
【0008】
【実施例】図1は一実施例を表わす。1層目多結晶シリ
コン膜にてなる下部電極20は八角形にパターン化され
ており、隣接する下部電極20,20の間は連結部22
によって連結され、下部電極20が共通電極となってい
る。下部電極20上には誘電体膜となる層間絶縁膜を介
して2層目多結晶シリコン膜にてなる上部電極24が下
部電極20の形状と同様の八角形に形成されている。八
角形の容量形成領域は図のように縦方向及び横方向に規
則的に配列されている。4つの容量形成領域で囲まれた
矩形状の各部分には、上部電極24とメタル配線30と
の接続を行なうために、1つの容量形成領域の上部電極
24とつながる多結晶シリコン膜の接続部26が形成さ
れており、接続部26上には層間絶縁膜にコンタクトホ
ール28が形成されている。そのコンタクトホール28
を介して上部電極24とメタル配線30とが接続されて
いる。下部電極20は連結部22で互いに接続されて共
通電極となっており、図に現われていない部分で層間絶
縁膜のコンタクトホールを介してメタル配線と接続され
ている。
【0009】次に、この実施例の製造方法を図2により
説明する。 (A)基板32上の厚いフィールド酸化膜34上に例え
ば約3000Åの厚さの第1層目多結晶シリコン膜20
aを堆積し、その多結晶シリコン膜20aの抵抗を下げ
ることを目的として多結晶シリコン膜20a中へ不純物
を導入する。 (B)1層目多結晶シリコン膜20aに写真製版とエッ
チングによりパターン化を施して下部電極20とする。
下部電極20は1つの容量単位として図1に示されるよ
うな八角形の形状に形成し、隣接する下部電極の間を電
気的に接続して共通にするために連結部22(図1参
照)も下部電極20と同時に形成する。 (C)誘電体膜となる層間絶縁膜36を例えば約300
Å程度の厚さに熱酸化により形成する。その後、2層目
多結晶シリコン膜24aを約3000Åの厚さに堆積
し、2層目多結晶シリコン膜24aの抵抗値を下げるた
めに不純物を導入する。
【0010】(D)2層目多結晶シリコン膜24aに写
真製版とエッチングによりパターン化を施して上部電極
24と接続部26を形成する。上部電極24は単位容量
部分であり、下部電極20に対応した八角形にパターン
化し、上部電極24接続部26は上部電極24とつなが
り、4つの八角形で囲まれたフィールド酸化膜上の矩形
部分に形成する。 (E)メタル配線と容量の間の層間絶縁膜38を堆積
し、下部電極20、上部電極24とメタル配線とのコン
タクトを形成するためのコンタクトホールを写真製版と
ドライエッチング法により形成する。上部電極24とメ
タル配線とを接続するためのコンタクトホールは接続部
26上に形成する。下部電極20とメタル配線とを接続
するためのコンタクトホールは、図には現われていない
が、容量形成領域以外で下部電極につながって形成され
た他の接続部上に形成する。その後、メタル配線40を
形成してコンタクトホールを介してメタル配線40を下
部電極20、上部電極24に接続する。
【0011】
【発明の効果】本発明では、容量における上部電極とメ
タル配線との接続を容量形成領域の外部で行なうことに
より、コンタクトホール形成時のドライエッチングによ
って誘電体膜が損傷を受けることがなくなり、耐圧不良
やリーク電流増大による歩留まり低下や信頼性低下を防
ぐことができる。容量の基本単位の形状を八角形とし、
上部電極の接続部を容量基本単位の配列の隙間に配置す
ることにより、コンタクトホールを容量形成領域の外部
に配置することによる容量集積密度の低下を小さく抑え
ることができる。本発明の製造方法は確立された既存の
技術のみからなるので、安定して製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す平面図である。
【図2】同実施例の製造方法を示す工程断面図である。
【図3】従来の容量を示す平面図である。
【図4】従来の容量の製造方法を示す工程断面図であ
る。
【符号の説明】
20 下部電極 22 下部電極の連結部 24 上部電極 26 接続部 28 コンタクトホール 30 メタル配線 36 誘電体膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多結晶シリコン膜にてなる下部電極と上
    部電極との間に誘電体膜をもつ容量素子を備えた半導体
    集積回路装置において、前記容量素子では上部電極とメ
    タル配線とを接続するためのコンタクトホールを、容量
    形成領域以外の領域に設けたことを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  2. 【請求項2】 容量素子の基本単位の形状を八角形とし
    てフィールド酸化膜上に縦方向と横方向に規則的に配列
    し、周囲を容量素子に囲まれたフィールド酸化膜上の各
    矩形部には各1つの容量素子の上部電極につながる多結
    晶シリコン膜の接続部を形成し、コンタクトホールは前
    記接続部上に設けた請求項1に記載の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 以下の工程(A)から(E)を含む半導
    体集積回路装置の製造方法(A)低抵抗化された第1層
    目多結晶シリコン膜をパターン化して、容量単位に分離
    され、かつ隣接する容量単位の部分間が連結された下部
    電極を形成する工程、 (B)下部電極上に誘電体膜を形成する工程、 (C)低抵抗化された第2層目多結晶シリコン膜を形成
    し、パターン化を施して上部電極を下部電極上に形成
    し、上部電極とつながる接続部を下部電極の存在しない
    領域に形成する工程、 (D)層間絶縁膜を堆積し、上部電極とメタル配線とを
    接続するコンタクトホールを前記接続部上に形成する工
    程、 (E)メタル配線を形成する工程。
JP24443091A 1991-08-28 1991-08-28 半導体集積回路装置とその製造方法 Pending JPH0555459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24443091A JPH0555459A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 半導体集積回路装置とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24443091A JPH0555459A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 半導体集積回路装置とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0555459A true JPH0555459A (ja) 1993-03-05

Family

ID=17118543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24443091A Pending JPH0555459A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 半導体集積回路装置とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0555459A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6100591A (en) * 1998-05-25 2000-08-08 Nec Corporation Semiconductor device and method of fabricating the same
JP6583591B1 (ja) * 2018-07-11 2019-10-02 株式会社村田製作所 容量素子
WO2020012691A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社村田製作所 容量素子

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6100591A (en) * 1998-05-25 2000-08-08 Nec Corporation Semiconductor device and method of fabricating the same
JP6583591B1 (ja) * 2018-07-11 2019-10-02 株式会社村田製作所 容量素子
WO2020012691A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社村田製作所 容量素子
US11069482B2 (en) 2018-07-11 2021-07-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Capacitive element

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100305680B1 (ko) 반도체 집적회로의 커패시터 제조방법
US5420449A (en) Capacitor for a semiconductor device
US20070148825A1 (en) Semiconductor device and manufacturing method for the same
US9054225B2 (en) Integrated capacitor having a non-uniform thickness
JP2830845B2 (ja) 半導体記憶装置
US6184551B1 (en) Method of forming integrated circuit capacitors having electrodes therein that comprise conductive plugs
JPS63266809A (ja) 集積薄膜コンデンサ
JPH0738055A (ja) 半導体集積回路装置
JPH0555459A (ja) 半導体集積回路装置とその製造方法
JPH10144865A (ja) 薄膜キャパシタ及びその製造方法
JP3200974B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
KR940004447B1 (ko) 캐패시터를 구비한 반도체장치
KR101159112B1 (ko) 가변 용량 캐패시터 및 그 제조방법
JPH05243519A (ja) 半導体メモリ装置
JPH0247862A (ja) 半導体集積回路装置
KR100475730B1 (ko) 가변용량커패시터및그제조방법
JPH10209393A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2002141472A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH05226475A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05190767A (ja) 半導体装置
JPH08306862A (ja) 半導体集積回路用静電容量素子とその製造方法
JPH03145159A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH04188850A (ja) コンタクトホール及びその製造方法
KR100605229B1 (ko) 엠아이엠 캐패시터 형성 방법
JPH05343638A (ja) 半導体記憶装置