JP2798036B2 - ボタン操作によるシミュレーションが可能なボタン電話装置 - Google Patents

ボタン操作によるシミュレーションが可能なボタン電話装置

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JP2798036B2
JP2798036B2 JP8012443A JP1244396A JP2798036B2 JP 2798036 B2 JP2798036 B2 JP 2798036B2 JP 8012443 A JP8012443 A JP 8012443A JP 1244396 A JP1244396 A JP 1244396A JP 2798036 B2 JP2798036 B2 JP 2798036B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のボタン電話
端末機とそれらを制御する主制御装置とを有するボタン
電話装置に関し、特に、ボタン電話端末機のボタン操作
によって実際にボタン電話装置が使用されるときと同じ
状態にするためのシミュレーションが可能なボタン電話
装置に関する。
【0001】
【従来の技術】従来、ボタン電話装置は、発信、保留、
転送、会議通話などの複数の機能を有し、これら機能が
ボタン電話端末機のボタン操作に応じて主制御装置の制
御のもとに実行される。しかし機能が増える分、操作が
複雑になり、そのためユーザーが操作手順を覚えるのに
時間が掛かる。ユーザーによるボタン操作を補助するた
め、従来のボタン電話装置は、例えば、HELPボタン
の操作によってボタン電話端末機の表示部に各機能の実
行の為の操作手順が表示される。
【0002】特開平3−108996号公報に記載され
たボタン電話装置は、実行される各機能と操作手順を説
明する説明文を表す文字データとこの文字データのそれ
ぞれに固有の検索コードとを組にして主制御装置のメモ
リに記憶する。ボタン電話端末機のボタン操作によって
その文字データに固有の検索コードを示すデータが発生
し、そのデータによって主制御装置は、メモリから操作
手順に関する説明文の文字データを読みだし、それをボ
タン電話端末機に転送して表示部に説明文を表示させ
る。
【0003】また、特開昭63−158956号公報に
記載されたボタン電話装置は、応答、発信などの操作の
状態に応じて、その操作後に実行する機能のためのボタ
ン操作の手順をボタン電話端末機の表示部に表示する。
【0004】上述した2つのボタン電話装置は、いづれ
もボタン操作によってボタン電話端末機の表示部に操作
ガイドを表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のボタン
電話装置は、説明文やボタン操作手順などの操作ガイド
がボタン電話端末機の表示部に表示されるだけである。
したがって、実際にボタン電話装置を使用して機能が実
行されないと、ユーザーはボタン操作によるボタン電話
端末機の状態の変化を知ることができない。ユーザーは
ボタン電話装置を実際に使用しないと、ボタン電話端末
機の各ランプの表示状態の変化およびハンドセットから
聞こえるトーンの変化を確認することができない。ユー
ザーは実際にボタン電話装置を使用したと同じ状態でボ
タン操作手順を覚えないと、その手順を覚えにくいもの
である。このため、ユーザーは、各機能を実行するため
のボタン操作手順を記憶するのに時間がかかり、操作ガ
イドの表示あるいは操作マニュアルブックに頼ってしま
う。
【0006】本発明の目的は、ユーザーが発信、保留、
転送、短縮ダイヤル、会議通話などの複数の機能を実行
する為のボタン操作手順を早く記憶させることができる
よう、ボタン操作のシミュレーションができるボタン電
話装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のボタン電話装置
は、ボタン電話端末機のボタン操作によってシミュレー
ション状態を設定し、シミュレーションによってボタン
操作の手順を表示するだけでなく、実際に機能が実行さ
れたときと同じランプの表示とトーンの発生がボタン操
作に連動して行われる。すなわちボタン電話装置を使用
している状態が仮に形成されることで、ボタン操作をユ
ーザーに容易に理解させるものである。
【0008】具体的には、本発明のボタン電話装置は、
複数のボタン電話端末機と、これら複数のボタン電話端
末機を接続しボタン電話端末機のボタン操作に応じて複
数の機能を実行する主制御装置とを有する。
【0009】ボタン電話端末機は、ボタン操作シミュレ
ーションの開始を指示する指示ボタンと、複数の機能の
実行のための選択ボタンと、指示ボタンの操作による第
1の制御情報と選択ボタンの操作による第2の制御情報
を主制御装置に出力する情報出力回路と、機能の実行状
態を表示する状態表示器と、トーン及び音声を出力する
音声出力器と、複数の機能に関するデータを表示するデ
ィスプレイとを有する。
【0010】また、主制御装置は、複数の機能の実行に
必要なボタン操作手順の案内をボタン電話端末機のディ
スプレイに表示するための案内表示データを記憶する第
1の記憶回路と、ボタン操作に応じた状態表示器の表示
シミュレーションを実行するための表示シミュレーショ
ンデータを記憶する第2の記憶回路と、音声出力器のト
ーンシミュレーションを実行するためのトーンシミュレ
ーションデータを記憶する第3の記憶回路とを有する。
【0011】さらに、主制御装置は、ボタン電話端末機
からの第1の制御情報に応答しシミュレーションのため
の初期画面をディスプレイに表示させる初期案内表示デ
ータを第1の記憶手段から読み出し、ボタン電話端末機
に出力するデータ出力回路と、初期案内表示データの送
出後に受信される第2の制御情報に応答するシミュレー
ション制御回路とを有する。そのシミュレーション制御
回路は、第2の制御情報が表す選択ボタンの操作に対応
して表示シミュレーションデータとトーンシミュレーシ
ョンデータとを第2、第3の記憶回路から読み出し、さ
らに次のボタン操作手順を案内する案内表示データを第
1の記憶回路から読み出し、それぞれのデータを第1の
制御信号を送出したボタン電話端末機に出力する。
【0012】シミュレーション制御回路から出力される
案内表示データは、ボタン電話端末機に送出されディス
プレイに表示されるが、視覚的なガイドではなく、音声
によるガイドが利用されても良い。この場合、主制御装
置は、ガイド音声を発生する音声発生回路を有する。
【0013】トーンシミュレーションデータは、無くて
も良い。
【0014】また本発明によれば、主制御装置のシミュ
レーション制御回路は、ボタンの操作順序が正しいか否
か判定する手段を設け、正しいときのみ、シミュレーシ
ョンを進行させるようにしても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1を参照すると、実施の形態のボタン電
話装置は、複数の局線CO1〜COnを収容する主制御
装置10と、ボタン電話端末機1−1〜1−mとを有す
る。主制御装置10は、ボタン電話端末機1−1〜1−
mに接続する電話機インタフェース2と、入力制御部3
と、ボタン電話装置全体を制御する主制御回路4と、本
発明に関する表示シミュレーションおよびトーンシミュ
レーションの実行のためのデータを記憶する記憶回路5
と、出力制御部6と、通話路スイッチ回路7と、局線イ
ンタフェース8と、トーンROM9と、保留音発生回路
91とを有する。ここで、シミュレーションとは、あた
かもユーザーがボタン電話端末機1−1〜1−mを使用
しているかのように、ボタン操作に基づいてボタン電話
端末機の各ランプの表示状態が変化したりハンドセット
やスピーカから聞こえるトーンや呼出音が出力する動作
である。ユーザーは、主制御装置10の制御によってボ
タン操作手順を案内されながら、実際にボタン電話端末
機を使用したときと同じ状態でボタン電話端末機を操作
できる。シミュレーションでは、ボタン電話端末機と局
線CO1〜COnとの間の通話路の形成、ボタン電話端
末機間の通話路形成と局線への信号送出が行われない。
【0017】局線CO1〜COnは交換局やPBXに接
続されている。局線インタフェース8は、通話路スイッ
チ回路7と局線CO1〜COnの間に接続され、各局線
CO1〜COnの着信の検出、局線へのダイヤル信号送
出、及び音声信号のアナログ・ディジタル変換を実行す
る。
【0018】通話路スイッチ回路7は、局線CO1〜C
Onとボタン電話端末機1−1〜1−mとの間の通話路
を主制御回路4の制御の基に形成する。音声信号は、後
述するようにディジタル字系列信号であり、通話路の形
成は時分割的スイッチングによって実行される。
【0019】電話機インタフェース2は、ボタン電話端
末機1−1〜1−mに音声チャンネル11−1〜11−
m、データチャンネル12−1〜12−mを介して接続
される。音声チャンネル11−1〜11−mは、トーン
信号や音声信号を伝達し、通話路スイッチ回路7に接続
される。主制御装置10の内部では、音声信号がディジ
タル信号として処理される。データチャンネル12−1
〜12−mは、各種制御情報や後述するシミュレーショ
ン実行のためのデータを伝達し、電話機インタフェース
2を介して入力制御部3と出力制御部6に接続される。
【0020】入力制御部3は、電話機インタフェース2
からの制御情報からボタン電話端末機のボタン操作によ
るボタン情報を識別し、そのボタン情報を主制御回路4
に出力する。
【0021】主制御回路4は、ボタン情報に基づき各機
能及びシミュレーションを実行する。制御回路4は、ボ
タン操作シミュレーションの開始を指示する第1の制御
情報と第2の制御情報に応答して、記憶回路5に記憶さ
れたシミュレーション実行のためのプログラムを実行
し、各種機能とシミュレーションに関するデータやボタ
ン操作手順に関するデータを記憶回路5から読み出し、
出力制御部6に出力する。主制御回路4が制御する機能
は、発信、保留、転送、短縮ダイヤル、3者会議通話な
どである。
【0022】出力制御部6は、主制御回路4からのデー
タを直列的に配列し、順次、ボタン電話インタフェース
2を経由してデータチャンネル12−1〜12−mに出
力する。
【0023】トーンROM9は、保留、3者会議、転送
時に主制御回路4の制御の基にセカンドトーンあるいは
呼出音を発生し、通話路スイッチ回路7に出力する。セ
カンドトーンまたは呼出音は、通話路スイッチ回路7か
らボタン電話端末機の音声チャンネルに送出される。ま
たトーンROM9は、局線CO1〜COnへの各種応答
トーン信号も発生する。
【0024】保留音発生回路91は、通話路スイッチ回
路7に接続され、主制御回路4の指示によって保留音を
通話路スイッチ回路7を経由して通話中の局線に送出す
る。
【0025】図2において、ボタン電話端末機1−1〜
1−mは、それぞれ音声チャンネルとデータチャンネル
にインタフェース20によって接続される。インタフェ
ース20は、音声チャンネルをディジタル・アナログ変
換回路21に接続する。ディジタル・アナログ変換回路
21は、ボタン電話端末機が拡声状態かハンドセット通
話状態かに応じてハンドセット22とスピーカ23に接
続される。
【0026】リング/トーン発生回路24は、ダイヤル
発信時にリング/トーン信号を発生する。リング/トー
ン信号は、ディジタル・アナログ変換回路21において
ディジタル信号に変換され、インタフェース20を経由
して主制御装置10に送出される。
【0027】CPU25は、操作ボタン群26とランプ
群27とビットマップデータ変換回路28に接続され
る。ビットマップデータ変換回路28は、CPU25か
ら表示のためのキャラクタデータを受信し、それをキャ
ラクタデータに変換し、ビットマップ表示を行う液晶表
示ディスプレイ(LCD)29に出力する。
【0028】図3は、ボタン電話端末機1−1〜1−m
の平面図である。図2及び図3において、操作ボタン群
26は、番号ボタン32と、転送、会議、保留、発信、
応答、短縮ダイヤル、再発信の機能をそれぞれ選択する
ための複数の機能選択ボタン33と、8つの局線ボタン
35と、シミュレーションを開始及び終了させるための
HELPボタン34とを有する。
【0029】ランプ群27は、機能選択ボタン33の横
に配置された転送表示ランプ33aと会議表示ランプ3
3bと保留ランプ33cと発信ランプ33dのほか、各
局線ボタン35に固定された局線表示ランプ35aと、
HELP表示ランプ34aとからなる。ランプ群27
は、状態表示器である。すなわち、各ランプ33a、3
3b、33c、33dは、転送、3者会議、保留、発信
のそれぞれの状態の時に点灯あるいは点滅し、局線表示
ランプ35aは、局線ボタンに対応する局線を捕捉した
ときに点灯する。また局線表示ランプ35aは、対応す
る局線が保留状態の時に点滅する。
【0030】操作ボタン群26からのオン/オフ情報は
CPU25に出力され、CPU25はそれを制御情報と
してインタフェース20を経由してデータチャンネルに
出力する。また、CPU25は、データチャンネルから
のランプ表示データを受信し、そのランプ表示データに
基づいてランプ群27の表示を制御する。さらに、CP
U25は、データチャンネルからLCD29に表示させ
る文字のキャクタデータを受信し、それをビットマップ
データ変換回路28に出力する。
【0031】HELPボタン34が操作されると、CP
U25はシミュレーションを開始または終了させる第1
の制御情報を発生する。また、CPU25は、シミュレ
ーション状態の間、機能選択ボタン33、番号ボタン3
2、局線ボタン35の操作により第2の制御情報を発生
する。これら第1、第2の制御情報は、データチャンネ
ルに送出される。
【0032】図4は、シミュレーションを実行するため
の制御プログラムを記憶した記憶回路5のメモリマップ
である。記憶回路5は、第1から第3の記憶部51、5
2、53を有する。第1の記憶部51は、シミュレーシ
ョンを実行するための制御プログラムを記憶する。図1
の主制御回路4は、この制御プログラムに基づいてシミ
ュレーションを実行する。第2の記憶部52は、各機能
実行前の初期画面と各機能の実行のためのボタン操作の
案内とをそれぞれボタン電話機のLCD29(図2、
3)に表示させるための初期画面データと案内表示デー
タを記憶する。初期画面データと案内表示データは、キ
ャラクタコードデータである。第3の記憶部53は、シ
ミュレーション状態の時にボタン電話端末機のボタン操
作に応じたランプ群27の表示シミュレーションを実行
するための表示シミュレーションデータと、シミュレー
ション状態の時にスピーカ23やハンドセット22にト
ーンシミュレーションを実行させるためのトーンシミュ
レーションデータとを記憶する。表示シミュレーション
データは、ランプ表示データと同じであるが、トーンシ
ミュレーションデータは、トーン信号ではなく、図1の
トーンROM9の読み出しを制御するデータである。し
たがって、トーンROMは、第3の記憶部の一部であ
る。
【0033】図4の記憶回路5は、機能別に図5に示す
記憶形態を有する。図5において、初期画面テーブル1
4は、第2の記憶部52にあり、シミュレーション開始
後、各機能実行前にボタン電話端末機にLCD29に表
示される初期画面データを記憶する。初期画面には、シ
ミュレーションのために選択すべき各機能が表示され
る。
【0034】機能メニューテーブル15は、シミュレー
ション開始後に機能が選択されたときに読み出され、L
CD29に最初の案内表示を出すための案内表示データ
を読み出す為の表示データポインタ15−1〜15−k
を機能別に記憶する。表示データポインタは、その案内
表示データを記憶する第2の記憶部52を指示する。発
信に対しては、表示データポインタ15−1、保留に対
しては、表示データポインタ15−2、転送に対して
は、表示データポインタ15−3、短縮ダイヤルに対し
ては、表示データポインタ15−4、3者会議通話に対
しては、表示データポインタ15−5が使用される。こ
れら表示データポインタは、シミュレーション開始後に
ボタン電話端末機1−1〜1−mのボタン操作で機能が
選択されることによって選択される。
【0035】案内/機能表示テーブル16−1〜16−
kは、表示データポインタ15−1〜15−kに対応し
てそれぞれ設けられている。各案内/機能表示テーブル
16−1〜16−kは、表示データポインタ15−1〜
15−kによって指示された案内表示データのほか、表
示シミュレーションデータ、トーンシミュレーションデ
ータを記憶する。これらデータは、操作指示ポインタと
ペアで記憶されている。操作指示ポインタは、ボタン電
話端末機で操作されるボタンの有効ボタンデータを記憶
するアドレスを示す。
【0036】有効操作テーブル17−1〜17−kは、
それぞれ案内/機能表示テーブル16−1〜16−kに
対応して設けられている。有効操作テーブル17−1〜
17−kは、それぞれ案内/機能表示テーブルの操作指
示ポインタによって指示される有効ボタンデータと、案
内/機能指示ポインタとを記憶する。案内/機能指示ポ
インタは、次に案内すべき案内表示データまたは次のシ
ミュレーションの為の表示シミュレーションデータとト
ーンシミュレーションデータを記憶するアドレスを指示
する。すなわち、案内/機能指示ポインタは、案内/機
能表示テーブル16−1〜16−kのデータのアドレス
を指示する。
【0037】以上のように、記憶回路5の案内/機能表
示ポインタ16−1〜16−kと有効操作テーブル17
−1〜17−kは、ポインタに指示されて案内表示デー
タ及びシミュレーションデータが順次読み出されるよ
う、それらデータがポインタと一緒に記憶される。これ
によって、記憶回路5の第2、第3の記憶部52、53
から各データを効率よく読み出すことができる。
【0038】図6はシミュレーションの実行の為の制御
プログラムを示すフローチャートである。
【0039】最初、ボタン電話端末機1−1〜1−mの
うち、任意のボタン電話端末機(例えばボタン電話端末
機1−1)のHELPボタン34(図3)が操作された
とする。ボタン電話端末機1−1のHELPボタン34
のボタン情報は、第1の制御情報としてデータチャンネ
ル11−1を経由して主制御装置10に転送される。主
制御装置10の入力制御部3は、データチャンネルから
第1の制御情報を識別し、主制御回路4に出力する。こ
れにより、主制御回路4は、第1の制御情報を受け付け
(ステップS1)、それに応答して記憶回路5の第2の
記憶部52(図4)の初期画面テーブル14(図5)か
ら初期画面データを読み出す(ステップS2)。初期画
面データは、複数の機能を表示させるためのデータで、
出力制御部6、データチャンネル12−1を経由してか
らボタン電話端末機1−1に送出される。その初期画面
データは、CPU25(図2)で検出され、その内容が
LCD29に表示される。このときのLCD29は、シ
ミュレーションのための複数の機能を一括して、あるい
は順番に表示する。その機能は、機能選択のための番号
をつけて表示される。例えば、その表示内容は、「発信
1、保留2、転送3、短縮ダイヤル4、会議5を選択し
て下さい」である。機能選択のための番号の代わりに、
機能選択ボタン33の操作を行わせる表示にしても良
い。
【0040】いま、たとえば、発信動作をシミュレート
するため、ユーザーが番号ボタン「1」を操作すると、
これが第2の制御情報としてボタン電話端末機1−1か
ら主制御装置10にデータチャンネル11−1を経由し
て送出される。これにより、主制御回路4は、第2の制
御情報を受け付ける(ステップS3)。
【0041】主制御回路4は、番号ボタン「1」による
第2の制御情報に応答して図5の機能メニューテーブル
15の表示データポインタ15−1を読み出し、そのポ
インタによって案内表示データを案内/機能表示テーブ
ル16−1から読み出す。案内/機能表示テーブル16
−1は、この案内表示データの他に、操作指示ポインタ
を記憶しているので、それも一緒に読み出され、そのポ
インタによって有効操作テーブル17−1の有効ボタン
データが主制御回路内のレジスタに格納される(ステッ
プS4)。このとき有効ボタンデータは、発信ボタンデ
ータである。
【0042】案内/機能表示テーブル16−1から読み
出された案内表示データは、最初のボタンの操作を案内
するためのデータである。その案内表示データは、出力
制御部6、データチャンネル12−1を経由してボタン
電話端末機1−1のCPU25に知らされる。これによ
り、LCD29には、案内表示データの内容、たとえば
「発信ボタンを押下して下さい」が表示される。ステッ
プS4の後に終了判定のステップがあるが、ここではま
だ終了しない。
【0043】案内表示によりユーザーによってボタン電
話端末機1−1の機能選択ボタン33(図3)の発信ボ
タンが押下されると、その押下情報は再び第2の制御情
報として主制御装置10に転送される。主制御回路4
は、データチャンネル11−1と入力制御部3を経由し
てその第2の制御情報を受付け(ステップS5)、それ
に応答して第2の制御情報が有効ボタンデータであるか
を判定すると同時に、HELPボタン34(図3)が押
下されたかを判定する(ステップS6)。すなわち、主
制御回路4は、第2の制御情報がレジスタに記憶された
第2の有効ボタンデータと同じであるか、および、HE
LPボタンによってシミュレーションを終了するかを判
定する。
【0044】もし発信ボタンおよびHELPボタン以外
のボタンの押下がステップS6で判定されたならば、主
制御回路4は、エラーデータを発生し、そのボタンの押
下を無効にする(ステップS7)。
【0045】HELPボタンが押下されたことが判定さ
れると、主制御回路4は、強制的にシミュレーションを
終了する(ステップS9)。
【0046】一方、発信ボタンが押下されてたことが判
定されると、主制御回路4はステップS8に移行する。
ステップS8で、終了かどうかが判定され、この時点で
はまだ終了ではないので、再びステップS4に移る。ス
テップS4において、主制御回路4は、記憶回路5の有
効操作テーブル17−1の案内/機能指示ポインタによ
って示された案内/機能表示テーブル16−1の記憶領
域から表示シミュレーションデータと次のボタン操作を
案内する案内表示データを読み出す。案内/機能表示テ
ーブル16−1は、この案内表示データの他に、操作指
示ポインタを記憶しているので、それも一緒に読み出さ
れ、そのポインタによって有効操作テーブル17−1の
有効ボタンデータが主制御回路内のレジスタに格納され
る。このときレジスタに記憶される有効ボタンデータ
は、発信ボタンの次に操作される番号ボタンのデータで
ある。
【0047】ステップS4で、記憶回路5の案内/機能
表示テーブル16−1から読み出された表示シミュレー
ションデータは、ボタン電話端末機1−1の発信ランプ
33d(図3)と1つの局線ボタンに対応する局線ラン
プ35aとを表示させるためのランプ表示データであ
る。読み出された表示シミュレーションデータは、出力
制御部6、データチャンネル12−1を経由してボタン
電話端末機1−1のCPU25で検出され、CPU25
は、発信ランプ33dと局線ランプ35aを点灯する。
一方、案内表示データもボタン電話端末機1−1に送出
され、CPU25がそれを検出すると、LCD29に案
内表示データの内容を表示する。このとき、表示内容
は、「電話番号を入力して下さい」である。この案内表
示とランプの表示は、実際に発信動作が行れるときで
も、発信ボタン押下後に実行される。尚、局線ランプは
発信時には必ずしも点灯させなくても良い。
【0048】ユーザーは、案内表示を見て電話番号を入
力する。このとき入力する電話番号は、1桁でも良い。
シミュレーションでは、電話番号の桁数を検出しない。
したがって、何らかの番号ボタンが押下されると、それ
が第2の制御情報として主制御装置10の主制御回路4
で受け付けられる(ステップS5)。次に主制御回路4
は、ステップS6を実行する。ここで、前述した発信ボ
タンの操作と同様に、レジスタに記憶された内容(番号
ボタンのデータ)との比較によって番号ボタンが押下さ
れたことが判定されると、ステップS8を実行し、ここ
で終了が検出され発信のシミュレーションが終了する。
尚ステップ8で終了になったときは、初期画面に戻って
も良い。
【0049】図6のフローチャートは、保留、転送、短
縮ダイヤル、3者会議のシミュレーションでも同じであ
る。ボタン電話端末機1−1のユーザーがシミュレーシ
ョンを実行するとき、それぞれの機能のシミュレーショ
ンについて次に説明する。また、複数の機能を表示した
初期画面がLCD29に表示され、図6のステップS2
が終了しているものとする。
【0050】1.保留 初期画面の表示内容は、「発信1、保留2、転送3、短
縮ダイヤル4、会議5を選択して下さい」である。
【0051】保留動作をシミュレートするため、ユーザ
ーが番号ボタン「2」を操作すると、これが第2の制御
情報としてボタン電話端末機1−1から主制御装置10
にデータチャンネル11−1を経由して送出される。こ
れにより、主制御回路4は、第2の制御情報を受け付け
(ステップS3)、次のステップが実行される。
【0052】主制御回路4は、番号ボタン「2」による
第2の制御情報に応答して図5の機能メニューテーブル
15の表示データポインタ15−2を読み出し、そのポ
インタが示すアドレスの案内表示データと表示シミュレ
ーションデータを案内/機能表示テーブル16−2から
読み出す。また、案内/機能表示テーブル16−2から
操作指示ポインタも読み出され、そのポインタによって
有効操作テーブル17−2の有効ボタンデータが主制御
回路内のレジスタに格納される(ステップS4)。その
有効ボタンデータは、保留ボタンのデータである。
【0053】案内/機能表示テーブル16−2から読み
出された案内表示データは、最初のボタンの操作を案内
するためのデータである。その案内表示データは、出力
制御部6、データチャンネル12−1を経由してボタン
電話端末機1−1のCPU25に知らされる。これによ
り、LCD29には、案内表示データの内容、たとえば
「保留ボタンを押下して下さい」が表示される。
【0054】また、案内/機能表示テーブル16−2か
ら読みだされた表示シミュレーションデータは、ボタン
電話装置が局線捕捉中であることを疑似的に知らせるた
めのデータで、局線ランプの1つを表示するためのラン
プ表示データである。実際の保留は、局線捕捉中に行わ
れるので、この表示は実際の保留場面を想定して行われ
る。
【0055】LCD29の案内表示によりユーザーによ
ってボタン電話端末機1−1の機能選択ボタン33(図
3)の保留ボタンが押下されると、その押下情報は再び
第2の制御情報として主制御装置10に転送される。主
制御回路4は、データチャンネル11−1と入力制御部
3を経由してその第2の制御情報を受付け(ステップS
5)、第2の制御情報が有効ボタンデータであるかを判
定すると同時に、HELPボタン34(図3)が押下さ
れたかを判定する(ステップS6)。すなわち、主制御
回路4は、第2の制御情報がレジスタに記憶された第2
の有効ボタンデータと同じであるか、および、HELP
ボタンによってシミュレーションを終了するかを判定す
る。
【0056】もし保留ボタンおよびHELPボタン以外
のボタンの押下がステップS6で判定されたならば、主
制御回路4は、エラーデータを発生し、そのボタンの押
下を無効にする(ステップS7)。
【0057】一方、保留ボタンが押下されたことが判定
されると、主制御回路4はステップS8に移行する。ス
テップS8で、終了かどうかが判定され、この時点では
まだ終了ではないので、ステップS4に移る。ステップ
S4において、主制御回路4は、記憶回路5の有効操作
テーブル17−2の案内/機能指示ポインタによって示
された案内/機能表示テーブル16−2の記憶領域から
表示シミュレーションデータとトーンシミュレーション
データと次のボタン操作を案内する案内表示データを読
み出す。案内/機能表示テーブル16−2は、この案内
表示データの他に、操作指示ポインタを記憶しているの
で、それも一緒に読み出され、そのポインタによって有
効操作テーブル17−2の有効ボタンデータが主制御回
路内のレジスタに格納される。このとき有効ボタンデー
タは、保留ボタンの次に操作されるべきボタン(局線ボ
タン)のデータである。
【0058】ステップS4で記憶回路5の案内/機能表
示テーブル16−2から読み出された表示シミュレーシ
ョンデータは、ボタン電話端末機1−1の保留ランプ3
3c(図3)の点灯と1つの局線ボタンに対応する局線
ランプ35aの点滅とを実行させるためのランプ表示デ
ータである。読み出された表示シミュレーションデータ
は、出力制御部6、データチャンネル12−1を経由し
てボタン電話端末機1−1のCPU25で検出され、C
PU25は、保留ランプ33cを点灯し局線ランプ35
aを点滅する。一方、ステップS4で読み出されたトー
ンシミュレーションデータによって、主制御回路4はト
ーンROM9と通話路スイッチ回路7を制御し、セカン
ドトーンを発生させる。セカンドトーンは通話路スイッ
チ回路7を経由して音声チャンネル12−1に送出され
る。これにより、ボタン電話端末機1−1のハンドセッ
ト22またはスピーカ23からセカンドトーンが聞こえ
る。
【0059】一方、案内表示データは、出力制御部6、
データチャンネル11−1を経由してボタン電話端末機
1−1に送出され、CPU25がそれを検出すると、L
CD29に案内表示データの内容を表示する。このと
き、表示内容は、「ランプ表示中の局線ボタン押下で保
留が解除」である。
【0060】以上の案内表示とランプの表示とセカンド
トーンの発生は、実際に保留動作が行れるときでも、保
留ボタン押下によって実行される。ただし、保留音の局
線への送出は、このシミュレーションでは実行されな
い。
【0061】ユーザーは、案内表示を見てをランプ表示
中の局線ボタン押下で保留を解除する操作を実行する。
ランプ表示中の局線ボタンが押下されると、それが第2
の制御情報として主制御装置10の主制御回路4で受け
付けられる(ステップS5)。次に主制御回路4は、ス
テップS6を実行する。ここで、前述した保留ボタンの
操作と同様にレジスタに記憶された内容(番号ボタンの
データ)との比較によってランプ表示中の局線ボタンが
押下されたことが判定されると、ステップS8を実行
し、ここではまだ終了しないので、ステップS4に移行
する。ここで、有効操作テーブル17−2で示された案
内/機能表示テーブル16−2から表示シミュレーショ
ンデータが読み出される。この表示シミュレーションデ
ータは、ボタン電話端末機1−1にデータチャンネル1
2−1を介して転送され、点滅中の局線ランプが、点灯
に切り替わる。その後、ステップS10で処理が終了す
る。
【0062】2.転送 この転送は、局線を経由して通話中に、主制御装置10
に接続する他のボタン電話端末機を呼び出して通話を転
送する機能である。
【0063】最初、初期画面の表示内容は、「発信1、
保留2、転送3、短縮ダイヤル4、会議5を選択して下
さい」である。
【0064】転送動作をシミュレートするため、ユーザ
ーが番号ボタン「3」を操作すると、これが第2の制御
情報としてボタン電話端末機1−1から主制御装置10
にデータチャンネル11−1を経由して送出される。こ
れにより、主制御回路4は、第2の制御情報を受け付け
(ステップS3)、次のステップが実行される。
【0065】主制御回路4は、番号ボタン「3」による
第2の制御情報に応答して図5の機能メニューテーブル
15の表示データポインタ15−3を読み出し、そのポ
インタが示すアドレスの案内表示データと表示シミュレ
ーションデータを案内/機能表示テーブル16−3から
読み出す。また、案内/機能表示テーブル16−3から
操作指示ポインタも読み出され、そのポインタによって
有効操作テーブル17−3の有効ボタンデータが主制御
回路内のレジスタに格納される(ステップS4)。その
有効ボタンデータは機能選択ボタンの転送ボタンのデー
タである。
【0066】案内/機能表示テーブル16−3から読み
出された案内表示データは、最初のボタンの操作を案内
するためのデータである。その案内表示データは、出力
制御部6、データチャンネル12−1を経由してボタン
電話端末機1−1のCPU25に知らされる。これによ
り、LCD29には、案内表示データの内容、たとえば
「転送ボタンを押下して下さい」が表示される。また、
表示シミュレーションデータは、ボタン電話装置が局線
捕捉中であることを疑似的に知らせるために、局線ラン
プの1つを表示するためのランプ表示データである。実
際の転送は、局線捕捉中に行われるので、この表示は実
際の転送前の場面を想定して行われる。
【0067】LCD29の案内表示によりユーザーによ
ってボタン電話端末機1−1の機能選択ボタン33(図
3)の転送ボタンが押下されると、その押下情報は再び
第2の制御情報として主制御装置10に転送される。主
制御回路4は、データチャンネル11−1と入力制御部
3を経由してその第2の制御情報を受付け(ステップS
5)、第2の制御情報がステップS4でレジスタに記憶
された有効ボタンデータ(転送ボタンデータ)であるか
を判定すると同時に、HELPボタン34(図3)が押
下されたかを判定する(ステップS6)。
【0068】もし転送ボタンおよびHELPボタン以外
のボタンの押下がステップS6で判定されたならば、主
制御回路4は、エラーデータを発生し、そのボタンの押
下を無効にする(ステップS7)。
【0069】一方、転送ボタンが押下されたことが判定
されると、主制御回路4はステップS8に移行する。ス
テップS8で、終了かどうかが判定され、この時点では
まだ終了ではないので、ステップS4に移る。ステップ
S4において、主制御回路4は、記憶回路5の有効操作
テーブル17−3の案内/機能指示ポインタによって示
された案内/機能表示テーブル16−3の記憶領域から
表示シミュレーションデータとトーンシミュレーション
データと次のボタン操作を案内する案内表示データを読
み出す。案内/機能表示テーブル16−3は、この案内
表示データの他に、操作指示ポインタを記憶しているの
で、それも一緒に読み出され、そのポインタによって有
効操作テーブル17−3の有効ボタンデータが主制御回
路内のレジスタに格納される。このとき有効ボタンデー
タは、転送ボタンの次に操作されるべきボタン(番号ボ
タン)のデータである。
【0070】ステップS4で記憶回路5の案内/機能表
示テーブル16−3から読み出された表示シミュレーシ
ョンデータは、ボタン電話端末機1−1の転送表示ラン
プ33a(図3)の点灯を実行させるためのランプ表示
データである。表示シミュレーションデータによって、
ボタン電話端末機1−1のCPU25は、転送表示ラン
プ33aを点灯する。一方、図1の記憶回路5からトー
ンシミュレーションデータが読み出されると、主制御回
路4によりトーンROM9と通話路スイッチ回路7が制
御され、セカンドトーンが通話路スイッチ回路7を経由
して音声チャンネル12−1に送出される。これによ
り、ボタン電話端末機1−1のハンドセット22または
スピーカ23からセカンドトーンが聞こえる。
【0071】一方、案内表示データは、出力制御部6、
データチャンネル11−1を経由してボタン電話端末機
1−1に送出され、CPU25がそれを検出すると、L
CD29に案内表示データの内容を表示する。このと
き、表示内容は、「転送先の内線番号を入力して下さ
い。」である。この案内表示と転送表示ランプの表示と
セカンドトーンの発生は、実際に転送動作が行れるとき
でも、転送ボタン押下によって実行される。
【0072】ユーザーは、案内表示を見て内線電話番号
を入力する。このとき入力する電話番号は、1桁でも良
い。何らかの番号ボタンが押下されると、それが第2の
制御情報として主制御装置10の主制御回路4で受け付
けられる(ステップS5)。次に主制御回路4は、ステ
ップS6を実行する。ここで、前述した転送ボタンの操
作と同様にレジスタに記憶された内容(番号ボタンデー
タ)との比較によって番号ボタンが押下されたことが判
定されると、ステップS8を実行する。この時点ではま
だ終了ではないので、再びステップS4に移る。ステッ
プS4において、主制御回路4は、記憶回路5の有効操
作テーブル17−3の案内/機能指示ポインタによって
示された案内/機能表示テーブル16−3の記憶領域か
らトーンシミュレーションデータと次のボタン操作を案
内する案内表示データを読み出す。案内/機能表示テー
ブル16−3は、この案内表示データの他に、操作指示
ポインタを記憶しているので、それも一緒に読み出さ
れ、そのポインタによって有効操作テーブル17−3の
有効ボタンデータが主制御回路内のレジスタに格納され
る。このとき有効ボタンデータは、番号ボタンの次に操
作されるべきボタン(転送ボタン)のデータである。
【0073】ステップS4で記憶回路5の案内/機能表
示テーブル16−3から読み出されたトーンシミュレー
ションデータは、転送先を呼び出していることを示す呼
出音を発生させるためのデータである。トーンシミュレ
ーションデータによって主制御回路4は、トーンROM
9と通話路スイッチ回路7を制御する。これにより、呼
出音が通話路スイッチ回路7を経由して音声チャンネル
12−1に送出され、ボタン電話端末機1−1のハンド
セット22またはスピーカ23から出力される。
【0074】一方、案内表示データは、出力制御部6、
データチャンネル11−1を経由してボタン電話端末機
1−1に送出され、CPU25がそれを検出すると、L
CD29に案内表示データの内容を表示する。このと
き、表示内容は、「転送ボタンを押下して下さい。」で
ある。この案内表示と呼出音の発生は、実際に転送動作
が行れるときでも、内線番号の入力によって実行され
る。
【0075】ユーザーは、案内表示を見て転送ボタンを
入力する。転送ボタンが押下されると、それが第2の制
御情報として主制御装置10の主制御回路4で受け付け
られる(ステップS5)。次に主制御回路4は、ステッ
プS6を実行する。ここで、レジスタに記憶された内容
(転送ボタンのデータ)との比較によって転送ボタンが
押下されたことが判定されると、ステップS8を実行
し、ここで終了が検出され転送のシミュレーションが終
了する。
【0076】3.短縮ダイヤル 初期画面から短縮ダイヤル動作をシミュレートするた
め、ユーザーが番号ボタン「4」を操作すると、これが
第2の制御情報としてボタン電話端末機1−1から主制
御装置10にデータチャンネル11−1を経由して送出
される。これにより、主制御回路4は、第2の制御情報
を受け付け(ステップS3)、操作ガイドを表示させる
ステップに移行する。
【0077】主制御回路4は、番号ボタン「4」による
第2の制御情報に応答して図5の機能メニューテーブル
15の表示データポインタ15−4を読み出し、そのポ
インタが示すアドレスの案内表示データを案内/機能表
示テーブル16−4から読み出す。案内/機能表示テー
ブル16−4は、この案内表示データの他に、操作指示
ポインタを記憶しているので、それも一緒に読み出さ
れ、そのポインタによって有効操作テーブル17−4の
有効ボタンデータが主制御回路内のレジスタに格納され
る(ステップS4)。その有効ボタンデータは、短縮機
能ボタンのデータである。
【0078】案内/機能表示テーブル16−4から読み
出された案内表示データは、最初のボタンの操作を案内
するためのデータである。その案内表示データは、出力
制御部6、データチャンネル12−1を経由してボタン
電話端末機1−1のCPU25に知らされる。これによ
り、LCD29には、案内表示データの内容、たとえば
「短縮機能ボタンを押下して下さい」が表示される。
【0079】この表示によりユーザーによってボタン電
話端末機1−1の機能選択ボタン33(図3)の短縮機
能ボタンが押下されると、その押下情報は再び第2の制
御情報として主制御装置10に転送される。主制御回路
4は、データチャンネル11−1と入力制御部3を経由
してその第2の制御情報を受付け(ステップS5)、第
2の制御情報が有効ボタンデータ(短縮機能ボタンデー
タ)であるかを判定すると同時に、HELPボタン34
(図3)が押下されたかを判定する(ステップS6)。
すなわち、主制御回路4は、第2の制御情報がレジスタ
に記憶された第2の有効ボタンデータと同じであるか、
または、HELPボタンによってシミュレーションを終
了するかを判定する。
【0080】もし短縮機能ボタンおよびHELPボタン
以外のボタンの押下がステップS6で判定されたなら
ば、主制御回路4は、エラーデータを発生し、そのボタ
ンの押下を無効にする(ステップS7)。
【0081】一方、短縮機能ボタンが押下されてたこと
が判定されると、主制御回路4はステップS8に移行す
る。ステップS8で、終了かどうかが判定され、この時
点ではまだ終了ではないので、ステップS4に移る。ス
テップS4において、主制御回路4は、記憶回路5の有
効操作テーブル17−4の案内/機能指示ポインタによ
って示された案内/機能表示テーブル16−4の記憶領
域から次のボタン操作を案内する案内表示データを読み
出す。案内/機能表示テーブル16−4は、この案内表
示データの他に、操作指示ポインタを記憶しているの
で、それも一緒に読み出され、そのポインタによって有
効操作テーブル17−4の有効ボタンデータが主制御回
路内のレジスタに格納される。このとき有効ボタンデー
タは、短縮機能ボタンの次に操作されるべきボタンのデ
ータである。
【0082】ステップS4で記憶回路5の案内/機能表
示テーブル16−4から読み出された案内表示データ
は、ボタン電話端末機1−1に送出され、CPU25が
それを検出すると、LCD29に案内表示データの内容
を表示する。このとき、表示内容は、「短縮ダイヤル番
号を入力して下さい」である。この案内表示は、実際に
発信動作が行れるときでも、短縮機能ボタン押下によっ
て実行される。
【0083】ユーザーは、案内表示を見て短縮ダイヤル
番号を入力する。このとき入力する短縮ダイヤル番号
は、1桁である。1桁の番号ボタンが押下されると、そ
れが第2の制御情報として主制御装置10の主制御回路
4で受け付けられる(ステップS5)。次に主制御回路
4は、ステップS6を実行する。ここで、前述した発信
ボタンの操作と同様にレジスタに記憶された内容(番号
ボタンのデータ)との比較によって番号ボタンが押下さ
れたことが判定されると、ステップS8を実行し、ここ
ではまだ終了しないので、ステップS4に移行する。こ
こで、有効操作テーブル17−4で示された案内/機能
表示テーブル16−4から表示シミュレーションデータ
が読み出される。この表示シミュレーションデータは、
ボタン電話端末機1−1にデータチャンネル12−1を
介して転送され、局線ランプが、点灯する。この点灯
は、実際の短縮ダイヤルにおいて、局線を捕捉したとき
の点灯を疑似的に示したものである。その後、ステップ
S10で処理が終了する。ここで終了が検出され発信の
シミュレーションが終了する。
【0084】4.3者会議 3者会議は、局線を経由して通話中に、主制御装置10
に接続する他のボタン電話端末機を呼び出して3者通話
する機能である。
【0085】最初、初期画面の表示内容は、「発信1、
保留2、転送3、短縮ダイヤル4、会議5を選択して下
さい」である。
【0086】会議動作をシミュレートするため、ユーザ
ーが番号ボタン「5」を操作すると、これが第2の制御
情報としてボタン電話端末機1−1から主制御装置10
にデータチャンネル11−1を経由して送出される。こ
れにより、主制御回路4は、第2の制御情報を受け付け
(ステップS3)、次のステップが実行される。
【0087】主制御回路4は、番号ボタン「5」による
第2の制御情報に応答して図5の機能メニューテーブル
15の表示データポインタ15−5を読み出し、そのポ
インタが示すアドレスの案内表示データと表示シミュレ
ーションデータを案内/機能表示テーブル16−5から
読み出す。また、案内/機能表示テーブル16−5から
操作指示ポインタも読み出され、そのポインタによって
有効操作テーブル17−5の有効ボタンデータが主制御
回路内のレジスタに格納される(ステップS4)。その
有効ボタンデータは、会議ボタンのデータである。
【0088】案内/機能表示テーブル16−5から読み
出された案内表示データは、最初のボタンの操作を案内
するためのデータである。その案内表示データは、出力
制御部6、データチャンネル12−1を経由してボタン
電話端末機1−1のCPU25に知らされる。これによ
り、LCD29には、案内表示データの内容、たとえば
「会議ボタンを押下して下さい」が表示される。また、
表示シミュレーションデータは、ボタン電話装置が局線
捕捉中であることを疑似的に知らせるためのもので、局
線ランプの1つを表示するためのランプ表示データであ
る。実際の3者会議は、局線捕捉中に行われるので、こ
の表示は実際の3者会議直前の場面を想定して行われ
る。
【0089】LCD29の案内表示によりユーザーによ
ってボタン電話端末機1−1の機能選択ボタン33(図
3)の会議ボタンが押下されると、その押下情報は再び
第2の制御情報として主制御装置10に転送される。主
制御回路4は、データチャンネル11−1と入力制御部
3を経由してその第2の制御情報を受付け(ステップS
5)、第2の制御情報がステップS4でレジスタに記憶
された有効ボタンデータ(会議ボタンデータ)であるか
を判定すると同時に、HELPボタン34(図3)が押
下されたかを判定する(ステップS6)。
【0090】もし会議ボタンおよびHELPボタン以外
のボタンの押下がステップS6で判定されたならば、主
制御回路4は、エラーデータを発生し、そのボタンの押
下を無効にする(ステップS7)。
【0091】一方、会議ボタンが押下されたことが判定
されると、主制御回路4はステップS8に移行する。ス
テップS8で、終了かどうかが判定され、この時点では
まだ終了ではないので、ステップS4に移る。ステップ
S4において、主制御回路4は、記憶回路5の有効操作
テーブル17−5の案内/機能指示ポインタによって示
された案内/機能表示テーブル16−5の記憶領域から
表示シミュレーションデータとトーンシミュレーション
データと次のボタン操作を案内する案内表示データを読
み出す。案内/機能表示テーブル16−5は、この案内
表示データの他に、操作指示ポインタを記憶しているの
で、それも一緒に読み出され、そのポインタによって有
効操作テーブル17−2の有効ボタンデータが主制御回
路内のレジスタに格納される。このとき有効ボタンデー
タは、転送ボタンの次に操作されるべきボタン(番号ボ
タン)のデータである。
【0092】ステップS4で記憶回路5の案内/機能表
示テーブル16−5から読み出された表示シミュレーシ
ョンデータは、ボタン電話端末機1−1の会議表示ラン
プ33b(図3)の点滅を実行させるためのランプ表示
データである。表示シミュレーションデータによって、
ボタン電話端末機1−1のCPU25は、会議表示ラン
プ33bを点灯する。一方、図1の記憶回路5からトー
ンシミュレーションデータが読み出されると、主制御回
路4によりトーンROM9と通話路スイッチ回路7が制
御され、セカンドトーンが通話路スイッチ回路7を経由
して音声チャンネル12−1に送出される。これによ
り、ボタン電話端末機1−1のハンドセット22または
スピーカ23からセカンドトーンが聞こえる。
【0093】一方、案内表示データは、出力制御部6、
データチャンネル11−1を経由してボタン電話端末機
1−1に送出され、CPU25がそれを検出すると、L
CD29に案内表示データの内容を表示する。このと
き、表示内容は、「会議参加の内線番号を入力して下さ
い。」である。この案内表示と会議表示ランプの点滅と
セカンドトーンの発生は、実際に会議動作が行れるとき
でも、会議ボタン押下によって実行される。
【0094】ユーザーは、案内表示を見て内線電話番号
を入力する。このとき入力する電話番号は、1桁でも良
い。何らかの番号ボタンが押下されると、それが第2の
制御情報として主制御装置10の主制御回路4で受け付
けられる(ステップS5)。次に主制御回路4は、ステ
ップS6を実行する。ここで、前述した会議ボタンの操
作と同様にレジスタに記憶された内容(番号ボタンデー
タ)との比較によって番号ボタンが押下されたことが判
定されると、ステップS8を実行する。この時点ではま
だ終了ではないので、再びステップS4に移る。ステッ
プS4において、主制御回路4は、記憶回路5の有効操
作テーブル17−5の案内/機能指示ポインタによって
示された案内/機能表示テーブル16−5の記憶領域か
らトーンシミュレーションデータと次のボタン操作を案
内する案内表示データを読み出す。案内/機能表示テー
ブル16−5は、この案内表示データの他に、操作指示
ポインタを記憶しているので、それも一緒に読み出さ
れ、そのポインタによって有効操作テーブル17−5の
有効ボタンデータが主制御回路内のレジスタに格納され
る。このとき有効ボタンデータは、番号ボタンの次に操
作されるべきボタン(会議ボタン)のデータである。
【0095】ステップS4で記憶回路5の案内/機能表
示テーブル16−5から読み出されたトーンシミュレー
ションデータは、3者会議の参加者を呼び出しているこ
とを示す呼出音を発生させるためのデータである。トー
ンシミュレーションデータによって主制御回路4は、ト
ーンROM9と通話路スイッチ回路7を制御する。これ
により、呼出音が通話路スイッチ回路7を経由して音声
チャンネル12−1に送出され、ボタン電話端末機1−
1のハンドセット22またはスピーカ23から出力され
る。
【0096】一方、案内表示データは、出力制御部6、
データチャンネル11−1を経由してボタン電話端末機
1−1に送出され、CPU25がそれを検出すると、L
CD29に案内表示データの内容を表示する。このと
き、表示内容は、「相手が応答したら会議ボタンを押下
して下さい。」である。この案内表示と呼出音の発生
は、実際に会議動作が行れるときでも、内線番号の入力
によって実行される。
【0097】ユーザーは、案内表示を見て会議ボタンを
入力する。会議ボタンが押下されると、それが第2の制
御情報として主制御装置10の主制御回路4で受け付け
られる(ステップS5)。次に主制御回路4は、ステッ
プS6を実行する。ここで、レジスタに記憶された内容
(転送ボタンのデータ)との比較によって転送ボタンが
押下されたことが判定されると、ステップS8を実行
し、ここではまだ終了しないので、ステップS4に移行
する。ここで、有効操作テーブル17−5で示された案
内/機能表示テーブル16−5から表示シミュレーショ
ンデータが読み出される。この表示シミュレーションデ
ータは、ボタン電話端末機1−1にデータチャンネル1
2−1を介して転送され、点滅中の会議ランプが、点灯
に切り替わる。その後、ステップS10で処理が終了す
る。
【0098】以上説明したように、ボタン電話装置は、
次の動作によってシミュレーションを実行する。
【0099】A.ボタン電話端末機1−1〜1−mは、
ボタン操作シミュレーションの開始を指示するHELP
ボタンで、シミュレーションの開始を指示し、第1の制
御情報を発生する。
【0100】B.主制御装置10の主制御回路4は、第
1の制御情報に応答して記憶回路5の第2の記憶部52
から初期画面データを読み出し、第1の制御情報を発生
したボタン電話端末機(たとえば1−1)に送出する。
【0101】C.ボタン電話端末機1−1で機能選択ボ
タンが押下され、そのボタンデータを表す第2の制御情
報が発生する。
【0102】D.主制御回路4は、第2の制御情報が示
すデータが正しいボタン操作によるものかを判定する。
【0103】E.正しいと判定されたときのみ、主制御
回路4は、第2の制御情報に応じて表示シミュレーショ
ンデータ、トーンシミュレーションデータ、または案内
表示データを記憶回路5の第2または第3の記憶部5
2、53から読み出し、ボタン電話端末機1−1に送出
する。表示シミュレーションデータと案内表示データ
は、データチャンネルによって送出される。トーンシミ
ュレーションデータは、トーンROM9から読み出され
たトーン信号または呼出音で、音声チャンネルによって
送出される。
【0104】F.ボタン電話端末機1−1は、表示シミ
ュレーションデータに基づいてランプ群27を表示す
る。案内表示データによって、次のボタン操作の案内が
表示される。トーン信号または呼出音は、ハンドセット
またはスピーカから出力される。
【0105】G.ボタン電話端末機1−1で表示案内に
したがって次のボタンが押下され、別の第2の制御情報
が発生する。
【0106】上記C,D,E,F,Gの動作がシミュレ
ーションの終了まで順次実行される。シミュレーション
実行時には、ボタンが操作されても局線の捕捉や、通話
のための通話路の形成、局線への信号の送出が行われな
い。また、HELPボタンを操作していないボタン電話
端末機は、通常の操作が可能である。
【0107】図1の主制御装置10は、図6のシミュレ
ーション実行中に局線インタフェース8によって着信を
検出すると、シミュレーションを中止する。すなわち、
主制御回路4は、局線インタフェース8からの着信検出
信号によってシミュレーションの終了を実行する。この
動作は、シミュレーションの終了のためにHELPボタ
ン34(図3)を押下したときと同じ動作である。
【0108】本発明は以上説明した実施の形態に限定さ
れず、請求項の権利範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、シミュレーションは、操作ボタンの案内表示と
ランプ群27の表示だけで、トーンシミュレーションは
行われなくても良い。しかし、トーンシミュレーション
を併用した方が、臨場感があり、ユーザーはボタン操作
を記憶し易い。
【0109】また、発信、保留、転送、短縮ダイヤル、
3者会議などの機能を実行するためのボタン操作や表示
ランプの表示方法は、実施例に限定されるものではな
い。また状態表示器は、ランプ群27の代わりにエレク
トロ・ルミニッセインス表示器でもよい。
【0110】シミュレーションの開始と終了は、HEL
Pボタン34の押下によって実行されたが、代わりに特
定の番号ボタンの押下によって実行されても良い。
【0111】また、操作ガイドは、記憶回路5に記憶さ
れた案内表示データによってボタン電話端末機のディス
プレイに表示されたが、主制御装置にガイド音声発生回
路を設け、音声出力できるようにしても良い。
【0112】図7は、ガイド音声発生回路を備えた主制
御装置のブロック図である。図において、音声合成装置
41は、主制御装置の主制御回路4によって制御され、
ボタン操作をガイドするためのガイド音声データが読み
出され、通話路スイッチ回路7を経由して音声チャンネ
ルに送出される。ガイド音声データは、ボタン電話端末
機で受信され、アナログ信号に変換されたのち、ハンド
セット22またはスピーカ23から出力される。ガイド
音声データは、初期画面表示後のボタン操作をガイドす
る音声データである。ガイド音声は、次のボタンが操作
されるまで、繰り返し出力される。図7において、その
ほかの動作は以上説明した実施例と同様である。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実際にボタン電話装置を使用したときの状態を疑似的に
作り、ユーザーのボタン操作を促すので、操作方法を早
く理解させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のボタン電話装置の主制御
装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のボタン電話装置のボタン
電話端末機を示すブロック図である。
【図3】図2に示すボタン電話端末機の平面図である。
【図4】図1に示す主制御装置の記憶回路の記憶区分を
示すブロック図である。
【図5】図4に示す記憶回路を機能別に分離したときの
記憶区分を表現したブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態によるシミュレーションの
基本動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態のボタン電話装置の主制御
装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−m ボタン電話端末機 2 電話機インタフェース 3 入力制御部 4 主制御回路 5 記憶回路 6 出力制御部 7 通話路スイッチ回路 8 トーンROM

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のボタン電話端末機と、前記複数の
    ボタン電話端末機を接続し前記ボタン電話端末機のボタ
    ン操作に応じて複数の機能を実行する主制御装置とを有
    するボタン電話装置において、 前記ボタン電話端末機は、シミュレーションの開始を指
    示する指示ボタンと、複数の機能の実行のための選択ボ
    タンと、前記指示ボタンの操作による第1の制御情報と
    前記選択ボタンの操作による第2の制御情報を前記主制
    御装置に出力する情報出力手段と、前記機能の実行状態
    を表示する状態表示器と、トーン及び音声を出力する音
    声出力手段と、前記複数の機能に関するデータを表示す
    るディスプレイとを含み、 前記主制御装置は、 前記複数の機能の実行に必要なボタン操作手順の案内を
    前記ディスプレイに表示するための案内表示データを記
    憶する第1の記憶手段と、 前記ボタン操作に応じた前記状態表示器の表示シミュレ
    ーションを実行するための表示シミュレーションデータ
    を記憶する第2の記憶手段と、 前記音声出力手段からのトーン出力のトーンシミュレー
    ションを実行するためのトーンシミュレーションデータ
    を記憶する第3の記憶手段と、 前記第1の制御情報に応答し前記シミュレーションのた
    めの初期画面を前記ディスプレイに表示させる初期案内
    表示データを前記第1の記憶手段から読み出し前記ボタ
    ン電話端末機に出力する出力手段と、 前記初期案内表示データの送出後に受信される前記第2
    の制御情報に応答し、前記第2の制御情報が表す選択ボ
    タンの操作に対応して前記表示シミュレーションまたは
    トーンシミュレーションを実行させるための前記表示シ
    ミュレーションデータまたは前記トーンシミュレーショ
    ンデータとを前記第2または第3の記憶手段から読み出
    し、さらに次のボタン操作手順を案内する案内表示デー
    タを前記第1の記憶手段から読み出し、それぞれのデー
    タを前記ボタン電話端末機に出力するシミュレーション
    制御手段と、 を含み、 さらに前記第3の記憶手段は、前記トーンシミュレーシ
    ョンデータを所定周波 数のトーン信号として記憶するト
    ーン信号記憶回路を有し、前記制御手段は、前記トーン
    信号を前記ボタン電話端末機に出力する音声出力手段を
    有する ことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 【請求項2】 複数のボタン電話端末機と、前記複数の
    ボタン電話端末機を接続し前記ボタン電話端末機のボタ
    ン操作に応じて複数の機能を実行する主制御装置とを有
    するボタン電話装置において、 前記ボタン電話端末機は、シミュレーションの開始を指
    示する指示ボタンと、複数の機能の実行のための選択ボ
    タンと、前記指示ボタンの操作による第1の制御情報と
    前記選択ボタンの操作による第2の制御情報を前記主制
    御装置に出力する情報出力手段と、前記機能の実行状態
    を表示する状態表示器と、トーン及び音声を出力する音
    声出力手段と、前記複数の機能に関するデータを表示す
    るディスプレイとを含み、 前記主制御装置は、 前記複数の機能の実行に必要なボタン操作手順の案内を
    前記ディスプレイに表示するための案内表示データを記
    憶する第1の記憶手段と、 前記ボタン操作に応じた前記状態表示器の表示シミュレ
    ーションを実行するための表示シミュレーションデータ
    を記憶する第2の記憶手段と、 前記音声出力手段からのトーン出力のトーンシミュレー
    ションを実行するためのトーンシミュレーションデータ
    を記憶する第3の記憶手段と、 前記第1の制御情報に応答し前記シミュレーションのた
    めの初期画面を前記ディスプレイに表示させる初期案内
    表示データを前記第1の記憶手段から読み出し前記ボタ
    ン電話端末機に出力する出力手段と、 前記初期案内表示データの送出後に受信される前記第2
    の制御情報に応答し、前記第2の制御情報が表す選択ボ
    タンの操作に対応して前記表示シミュレーションまたは
    トーンシミュレーションを実行させるための前記表示シ
    ミュレーションデータまたは前記トーンシミュレーショ
    ンデータとを前記第2または第3の記憶手段から読み出
    し、さらに次のボタン操作手順を案内する案内表示デー
    タを前記第1の記憶手段から読み出し、それぞれのデー
    タを前記ボタン電話端末機に出力するシミュレーション
    制御手段と、 を含み、 前記主制御装置は、さらに着信検出回路を有し、前記着
    信検出回路からの着信検出出力によって前記シミュレー
    ション制御回路は、前記シミュレーションを停止するこ
    とを特徴とする ボタン電話装置。
  3. 【請求項3】 複数のボタン電話端末機と、前記複数の
    ボタン電話端末機を接続し前記ボタン電話端末機のボタ
    ン操作に応じて複数の機能を実行する主制御装置とを有
    するボタン電話装置において、 前記ボタン電話端末機は、シミュレーションの開始を指
    示する指示ボタンと、複数の機能の実行のための選択ボ
    タンと、前記指示ボタンの操作による第1の制御情報と
    前記選択ボタンの操作による第2の制御情報を前記主制
    御装置に出力する情報出力手段と、前記機能の実行状態
    を表示する状態表示器と、前記複数の機能に関するデー
    タを表示するディスプレイとを含み、 前記主制御装置は、 前記複数の機能の実行に必要なボタン操作手順の案内を
    前記ディスプレイに表示するための案内表示データを記
    憶する第1の記憶手段と、 前記ボタン操作に応じた前記状態表示器の表示シミュレ
    ーションを実行するための表示シミュレーションデータ
    を記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の制御情報に応答し前記シミュレーションのた
    めの初期画面を前記ディスプレイに表示させる初期案内
    表示データを前記第1の記憶手段から読み出し前記ボタ
    ン電話端末機に出力する出力手段と、 前記初期案内表示データの送出後に受信される前記第2
    の制御情報に応答し、前記第2の制御情報が表す選択ボ
    タンの操作に対応して前記表示シミュレーションを実行
    させるための前記表示シミュレーションデータを前記第
    2の記憶手段から読み出し、さらに次のボタン操作手順
    を案内する案内表示データを前記第1の記憶手段から読
    み出し、それぞれのデータを前記ボタン電話端末機に出
    力するシミュレーション制御手段と、 を含み、 前記主制御装置は、さらに着信検出回路を有し、前記着
    信検出回路からの着信検出出力によって前記シミュレー
    ション制御回路は、前記シミュレーションを停 止するこ
    とを特徴とする ボタン電話装置。
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