JP2797528B2 - リチウム二次電池用正極活物質の製造方法 - Google Patents

リチウム二次電池用正極活物質の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リチウムを負極活物質とした高エネルギ密
度を有する有機電解質リチウム二次電池、特にその正極
活物質の製造法に関するものである。
従来の技術 リチウム電池として正極にMnO2を用いた一時電池は既
に実用化されている。リチウム電池の場合、水分の存在
が電池性能に悪影響を及ぼすため、従来においては、Mn
O2を250℃から400℃の温度で加熱処理して付着水および
結合水を除去しリチウム電池の正極として用いていた。
MnO2の結晶構造としては、特公昭49−25571号に開示さ
れているように250℃〜350℃の温度で熱処理したγ−β
型、あるいは米国特許第4133856号に開示されているよ
うに350℃〜430℃の温度で熱処理したβ型と考えられ
る。しかし、その後の検討で、空気中で400℃で熱処理
したMnO2もγ−β型MnO2といわれており、結合水も完全
には除去できていないとされている。
しかし、結合水を完全に除去するとγ−β型が維持で
きず、電池活物質としてきわめて活性の低いβ型MnO2
なってしまうといわれている。さらに、γ−β型を維持
したままでも、熱処理温度が高くなるにつれて容量特性
が劣化することが知らている。これは、活物質表面が一
部β型に変わったこともその理由の一つであるが、主に
活物質表面が部分的に還元される等の表面活性の低下が
原因とされている。これらのことに鑑み、現状では350
℃〜400℃程度の温度で熱処理した結合水をわずかに残
したγ−β型MnO2をリチウム電池では用いている。とこ
ろが、この結晶構造を有するMnO2はリチウム二次電池と
して用いる場合、充放電に伴う結晶構造の崩れによりサ
イクルとともに容量低下する。さらに、結晶構造の崩れ
にともない残存結合水が流出し、電池性能、特にサイク
ル特性と貯蔵特性に悪影響を及ぼすと言われている。そ
こでサイクル可逆性を必要とするリチウム二次電池用の
正極活性質という観点からMnO2の改良を含めたマンガン
酸化物の開発が盛んに行われ、いくつかの提案がなされ
てきた。その一つにスピネル型構造を有する二酸化マン
ガンを正極活物質とする試みがあり、特開昭58−220362
に示されたように固体電解質と組み合わせたもの、ある
いは特開昭63−114065に示されたようにLiMn2O4を主体
とする正極などがある。
発明が解決しようとする課題 スピネル型の二酸化マンガンは、LiMn2O4の化学式で
表され、第1図に示すように、二段放電であり、その高
電位側の放電電圧は4Vもあり、高エネルギ密度電池が期
待できるというものである。さらに、充放電サイクルに
よる構造の破壊もされにくく、かつ結合水を一切含まな
い結晶形態であるため、リチウム二次電池用の活物質と
しては有望なものとされている。LiMn2O4の主な製法と
しては炭酸リチウムに、Mn2O3あるいはMnO2をMn:Li=2:
1のモル比で混合し、800℃〜900℃で加熱するもの(特
開昭63−187569号)、炭酸リチウムとMnO2を上記モル比
で混合し、窒素雰囲気中で400℃で加熱するもの、また
はヨウ化リチウムとMnO2を窒素雰囲気中で300℃で加熱
するもの(特開昭63−114065号)が報告されている。し
かし現状では、サイクル可逆性に優れても二段放電をす
るような電池は実用上使い難く、例えば高電位側だけを
用いるとすると容量が小さくなってしまい、たとえ電圧
が高くとも、そのエネルギ密度の優位性は低くなってし
まう。
本発明の目的は、サイクルの進行に対して常に安定し
た放電容量を有し、高エネルギ密度のリチウム二次電池
を提供することである。そして、本発明の課題は、スピ
ネル型二酸化マンガンの高電位側の容量を向上させ、サ
イクル可逆性ばかりでなく、エネルギ密度にも優れた4V
級の電池とすることである。
課題を解決するための手段 本発明は、スピネル型二酸化マンガンの改良に係るも
ので、MnO2とLiNO3をMn:Li=2.2:1.0〜1.8:1.0のモル比
で混合し、空気中において880℃以上,1000℃以下の温度
範囲で焼成し得られるリチウムとマンガンからなる酸化
物を活物質とするものである。
さらに、MnO2は電解二酸化マンガン(EMD)であるこ
とが好ましく、LiNO3とMnO2の混合時に媒体として水を
用い、LiNO3を予め水に溶解した後、上記所定温度で焼
成することが好ましい。本発明の製造法を用いることに
より、サイクル可逆性ばかりでなく、高電位側の放電容
量に優れた正極となり、4V級の高エネルギ密度電池が達
成できる。
なお、本発明の正極活物質を適用した電池において、
その負極は、金属Liの他、Liとの合金、Liをドープした
高分子材料、またはLiを吸蔵可能なカーボン材料でも良
い。
作用 従来、スピネル型MnO2はγ−β型MnO2の熱処理温度に
比べ、かなりの高温、または窒素ガス中などの還元雰囲
気で合成される。すなわち、γ−β型MnO2を高温で熱処
理した時のように活物質の表面は部分的に還元され、き
わめて電池反応に対して不活性な状態になっていると予
想される。そのために活物質利用率が低く、容量も小さ
かったと考えられる。一方、本発明のようにLi源にLiNO
3を用いると、高温で処理しているにも関わらず、従来
のものと比べ容量が大きくなった。
そこで、何等かの結晶構造の変化が生じた可能性があ
るので、従来のスピネル型MnO2と本発明の活物質(特に
Mn:Li=2.0:1.0のモル比のもの)のX線回折分析を行っ
た。その結果、いずれも基本的にはスピネル型であるこ
とがわかったが、本発明のものには従来のものにはほと
んど観察されない正体不明のピークが存在していた。従
って、何等かの異なる結晶フェーズができていると思わ
れるが、その詳細は明らかではない。
また、LiNO3の分解温度は600℃であるにもかかわら
ず、本発明の焼成過程の昇温時において、400℃付近か
らLiNO3の分解によるものと思われるNOxの著しい発生が
みられた。このことから、MnO2を触媒とするLiNO3の分
解反応を併発していることが予想される。
さらに、この分解過程で発生するNO3,NO2等は強い酸
化剤として働くものなので、少なくともMnO2の表面はき
わめて活性な状態になっていると考えられる。おそら
く、これらが効果的に作用して、結晶構造に何等かの変
化を与え、さらにはMnO2表面活性の維持にも寄与してい
るものと思われる。そのため従来のものと比べ、容量の
優れた活物質となったと考えられる。従って、LiNO3
用いた本発明の技術はきわめて興味深いものである。
実施例 以下本発明の実施例を示す。
実施例1 本発明のLiとMnからなるスピネル型の酸化物は以下の
ように調製した。まず、LiNO3を所定量水に溶解させ、L
iNO3の飽和水溶液に近いものを作る。これに所定量のMn
O2粉末を加え、充分に撹拌混合し、水分を一部蒸発させ
て泥状の塊にした後、電気炉を用いて所定温度で4〜5
時間焼成するというものである。
また、MnO2とLiNO3を予め粉末のまま混合してから、
水を加え練っても同じものが調製できた。しかし、水を
用いず、粉末同士を混合しただけのものを直接焼成する
と反応が均一に行われにくく、性能ばらつきが大きくな
ってしまった。従って、混合には水を関与させることが
好ましい。
実施例2 MnO2としてEMDを用い、LiNO3を、Mn:Li=2.0:1.0のモ
ル比で混合し、900℃で焼成した本発明の活物質とEMDに
炭酸リチウムを上記と同モル比になるように混合して90
0℃で焼成した従来の活物質を合成した。
まずこの二つの活物質について第2図のようなボタン
型電池を組み立てて、その特性比較を行った。第2図に
おいて、正極1は活物質に導電剤の炭素粉末(活物質に
対して5重量%)と結着剤のポリ4フッ化エチレン樹脂
粉末(活物質に対して7重量%)を混合したもので、正
極ケース内側にスポット溶接で固定したチタンネット2
上にプレス成形したものである。また、活物質量はいず
れも100mgとした。そして、ポリプロピレン製のセパレ
ータ3,封口板4に圧着した金属リチウムの負極5及び電
解液6(1モル/のLiAsF6を炭酸プロピレンと炭酸エ
チレンの混合溶媒中に溶かしたもの)と共にポリプロピ
レン製のガスケット7を介して密封し、直径20mm、高さ
1.6mmの電池としている。また、この電池は正極の特性
を比較する目的で試作したもので、正極の容量に対し負
極の容量を約4倍充填しており、充放電特性に負極の欠
乏等による影響が現れないようにしている。充放電試験
は、1.0mAの定電流充放電を充電終止電圧を4.5V、放電
終止電圧を2.0Vと設定して行った。第3図は上記二種類
の活物質を用いた電池の5サイクル目の放電曲線を示し
たものである。第3図において曲線8は従来のスピネル
型MnO2の特性で、曲線9は本発明の活物質のものであ
る。いずれも、4V付近と3V付近に電圧平坦部を持つ、い
わゆる典型的なスピネル型MnO2の二段放電となってい
る。ところが、この両者を比べてみると、明らかに本発
明の活物質において、上の4V付近の放電容量が従来のも
のより一段と大きくなっていることがわかる。また、下
の3V付近の容量も大きくなっているが、その容量差は上
に比べて小さい。例えば、従来のものでは上の放電容量
と下の放電容量はほぼ等しいが、本発明のものは上下の
比率が3:2程度になっている。総容量(上下の放電容量
の和)の増大は、活物質の表面活性に起因すると思われ
るが、上下の容量バランスの変化は結晶構造の変化によ
り生じたものと推定される。
そこで、実使用では二段とも利用することはあり得な
いので、特に高エネルギ密度が期待できる上の部分だけ
を使った充放電試験を行ってみた。充放電試験は、2mA
の定電流充放電で、充電終止電圧を4.5V、放電終止電圧
を3.5Vに設定して行った。第4図は容量−サイクル特性
を示したもので、従来の活物質の特性(曲線10)と本発
明の活物質の特性(曲線11)を比較したものである。第
4図を見ても明らかなように、本発明の活物質は従来の
ものと比べ少なくとも25%以上は高容量であり、さらに
サイクル可逆性もわずかではあるが向上していると思わ
れる。また、この両者についてかさ密度を測定したが、
ほぼ同一であり、体積効率でも本発明の活物質が優れて
いる。
次に、化学合成二酸化マンガン(CMD)を原材料と
し、LiNO3と共に上記と同様の条件で焼成した活物質に
ついても検討した。その結果、活物質を同重量用いたボ
タン型電池では、EMDの場合とほぼ同じ放電特性を有
し、容量も変わらなかった。しかしかさ密度を測定した
結果、EMDに比べ20%近くかさ高く、体積効率ではEMDを
用いた従来の活物質に対し優位性はなかった。すなわ
ち、同形状,同寸法の正極とする場合(一般に実用電池
では寸法規制となる)、CMDではメリットは小さい。従
って、高エネルギ密度を実現するためには、原材料MnO2
はEMDが好ましい。
実施例3 上述のように、EMDとLiNO3を組み合わせて合成した本
発明のスピネル型のMnO2が優れた活物質になることがわ
かったので、次にその合成時の焼成温度について検討し
た。
EMDとLiNO3はMn:Li=2.0:1.0のモル比で混合し、焼成
温度を800℃,850℃,900℃,950℃,1000℃,1050℃及び110
0℃としたそれぞれの活物質について実施例2と同条件
の電池を構成し、充放電試験を行った。充放電試験は、
1.0mAの定電流充放電で、充電終止電圧を4.5V,放電終止
電圧を3.5Vに設定して行った。
第5図は、それぞれの活物質の容量−サイクル特性
で、いずれも実施例2で用いた従来の活物質(図中破線
で示す曲線)の容量より大きくなっているが、サイクル
可逆性をみるかぎり、800℃のもの(曲線12)と850℃の
もの(曲線13)は、従来のものに劣る。また、900℃〜1
000℃のもの(曲線14〜16)はサイクル可逆性ならびに
容量も従来のものより優れている。しかし、焼成温度10
50℃以上のもの(曲線17〜18)になると、サイクル可逆
性は優れているが、容量が低くなることがわかる。そこ
で、放電下限電圧を2Vとして、下の段の放電を行った結
果、下の容量も低くなっていることがわかった。すなわ
ち、これは活物質の表面活性の低下に起因すると思われ
る。
以上のように、焼成温度は900℃〜1000℃付近が良好
であるとわかったので、さらにこの温度範囲付近で、細
かく焼成温度を検討してみた。その結果、880℃〜1000
℃の範囲で、900℃〜1000℃のものとほぼ同じ良好な特
性が得られた。従って、LiNO3をLi源として合成する本
発明の活物質の焼成温度は880℃〜1000℃が好ましい。
実施例4 次に、活物質中のLiとMnのモル比(Li:Mn)について
の検討を行った。まず予備検討として、EMDとLiNO3の仕
込み混合比と活物質中のLiとMnの比の関係を活物質の化
学分析によって調べた結果、焼成温度に係わらず、互い
に一致することが確認できた。
活物質の調製法は実施例1で示した通りで、焼成温度
は900℃に固定し、Mn:Li=2.4:1.0,2.2:1.0,2.0:1.0,1.
8:1.0,1.6:1.0とした5種類の活物質を合成した。次い
で、それぞれについて実施例2と同条件の電池を構成し
充放電試験を行った。充放電試験は、1.0mAの定電流充
放電で、充電終止電圧を4.5V、放電終止電圧を3.5Vに設
定して行った。第6図は上記それぞれの活物質を用いた
電池の容量−サイクル特性を比較したものである。この
図からも明らかなようにMn:Li=2.4:1.0のもの(曲線1
9)は容量が小さい。かつサイクル可逆性も悪い。そこ
で、放電下限電圧を2Vとして、下の段の放電を行った結
果、下の容量は大きくなっていた。すなわち、Liの不足
によって、完成度の低いスピネル型の結晶構造になって
いると予想される。次に、Mn:Li=2.2:1.0(曲線20)、
2.0:1.0(曲線21)、1.8:1.0(曲線22)のものは、いず
れもサイクル可逆性に優れ、かつ容量も大きかった。
また、この三者を比較してわかったことであるが、Mn
の含有量が増えるにしたがって容量は大きくなり、Liの
含有量が増えるにしたがってサイクル可逆性が向上す
る。ところが、Mn:Li=1.6:1.0(曲線23)の場合、サイ
クル可逆性は1.8:1.0のものとほとんど変わらず、容量
のみが低下していた。さらに、体積効率の観点から比較
すると1.6:1.0のものは著しくかさ密度も低くなり、そ
の容量差はさらに大きくなる。従って、Mn:Li=2.2:1.0
〜1.8:1.0であることが好ましい。
発明の効果 本発明により、サイクル可逆性、ならびに高いエネル
ギ密度をする4V級のリチウム二次電池が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第3図は放電特性図であり,第2図は本発明の
実施例に用いた電池の縦断面図であり、第4図,第5
図,第6図は容量−サイクル特性の比較図である。 1……正極、2……チタンネット、3……セパレータ、
4……封口板、5……リチウム負極、6……電解液、7
……ガスケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江田 信夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 越名 秀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 奥野 博美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 尾崎 義幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 4/58 H01M 4/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二酸化マンガン(MnO2)と硝酸リチウム
    (LiNO3)をMn:Li=2.2:1.0〜1.8:1.0のモル比で混合
    し、空気中において880℃以上、1000℃以下の温度範囲
    で焼成してリチウムとマンガンからなる酸化物とするこ
    とを特徴とするリチウム二次電池用正極活物質の製造方
    法。
  2. 【請求項2】二酸化マンガンが電解二酸化マンガン(EM
    D)であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載のリチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
  3. 【請求項3】硝酸リチウムと二酸化マンガンの混合時に
    媒体として水を用い、硝酸リチウムを予め水に溶解した
    後、上記所定温度で焼成することを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載のリチウム二次電池用正極活物質
    の製造方法。
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