JP2797398B2 - 光ディスクの記録再生装置 - Google Patents

光ディスクの記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一定角速度で回転している光ディスクに
対して周波数変調された情報を記録し、又は再生する際
に有用な光ディスクの記録再生装置に関するものであ
る。
〔発明の概要〕 本発明の光ディスクの記録再生装置は、例えば、ビデ
オ信号等の高域信号成分を強調した後、ホワイトレベ
ル、およびダークレベルに対応する振幅に制限したの
ち、周波数変調してレーザビームパワーを制御し、記録
可能型の光ディスクにビデオ信号を記録するような光デ
ィスクの記録/再生装置において、レーザビームが照射
されている光ディスク上の位置が外周側になったときに
は、前記ホワイトレベルまたはダークレベルに対応する
クリップレベルが浅くなるように制御すると共に、記録
信号を変調するキャリア周波数、及び再生回路の周波数
帯域を変えて、光ディスクの外周側の記録エリヤで、更
に、画質の向上が計れるようにしたものである。
〔従来の技術〕
光ディスクの記録面に凹状のピットを渦巻状に配列
し、この凹状のピットの寸法(デューティ)を記録情報
に基づいて変調することにより、デジタルオーディオ信
号,又はビデオ信号を再生することができる光ディスク
(CD,VD)に対して、レーザ光を照射したときに反射率
が変化するような光感応型の記録媒体や,レーザ光を照
射したときの熱によってピットが形成できるような記録
媒体を使用して、情報の記録及び再生が可能な書き込み
型の光ディスクが実用化の段階になっている。
このような書き込み可能の光ディスクは、通常、レー
ザビームを案内するためのプリグルーブ,又はサンプル
ビットと,トラックアドレス等があらかじめ記録面のト
ラックに沿って形成されており、このトラックに照射さ
れるレーザビームを記録信号で断続することによって、
レーザ照射位置における記録面の温度を瞬間的に高く
し、記録信号がビット情報又はピット情報の形で残るよ
うになされている。
記録密度は光ディスクの回転数及びレーザビーム波長
等に関連して設定されることになるが、一般に、1フィ
ールドの単位で繰り返すようなビデオ信号を記録する際
は、一定速度で回転している光ディスクの1トラックに
1フレーム分の画像信号が記録できるようになされてい
る。
このような光ディスクの記録系の回路には記録すべき
広帯域の映像信号を所定のキャリア周波数によって周波
数変調する変調器を備え、この変調器の出力であるFM信
号によってレーザビームのパワーを変調しているが、一
定角速度で回転している光ディスクの場合は、内周側よ
り外周側の方が線速度が高くなるため、レーザビームの
出力パワーも外周側のトラックに信号を記録するとき
は、内周側のトラックの場合よりもレーザパワーを高く
している。
又、ビデオ信号をFM信号に変調して記録を行うとき
は、よく知られているように記録信号の高域周波数成分
を強調(プリエンフアシス)し、S/Nの向上を図ると同
時に、このプリエンファシスによって信号波形のピーク
レベルが所定のホワイトレベル及びダークレベルを越え
ないようにクリップする手段を備えており、このクリッ
プ手段によって過変調になることを防止している。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、一般にプリエンフアシスをかける量は、大
きいほど効果が高くなるが高域信号の強調度が大きくな
ると過変調となる。そのため、プリエンファシスによっ
て振幅が増大した部分をクリップすることが必要にな
り、このクリップ量が多くなると波形歪を引き起こすこ
とになる。
そこで、プリエンファシスの量とクリップする量は、
光ディスクの記録再生能力を示すMTF(Modulation Tran
sfer Function)によって設定される。このMTFは、一般
に(2NA/λ)×Vに比例するため、線速度Vが早くなる
外周側が高くなり、内周側は低い値となっている。
そこで回転角一定型の光ディスクCADの場合は、従来
はMTFが低い内周側の線速度によって与えられる記録再
生能力を基準としてクリップレベル設定されることにな
り、光ディスクの記録再生能力が十分に引き出せないと
いう問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもの
で、一定角速度で駆動される記録型光ディスクに対し、
周波数変調されたビデオ信号を記録する際に光学ヘッド
の位置を検出する手段と、この位置検出手段によってプ
リエンファシスされている記録信号のクリッピングレベ
ルが変化するようなクリップ手段を設け、光学ヘッドが
外周側に位置しているときは、クリップレベルを浅くな
るように制御すると共に、周波数変調をするキャリア周
波数、及び再生回路の信号帯域を変えて、光ディスクの
記録再生能力を従来よりも高く出来るようにしたもので
ある。
〔作用〕
プリエンファシスされた記録信号のクリップレベルを
浅くすると、周波数変調する前の波形歪が小さくなり、
画質の向上をはかることができる。
そこで、光ディスクの内周側と外周側でクリップレベ
ル、キャリア周波数及び再生回路の信号帯域を可変する
ことにより、画質を向上させることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の光ディスクの記録再生装置の主要部
をブロック図として示したもので、10は入力されたビデ
オ信号を本発明の実施例に対応するビデオ信号に変換す
る信号処理回路を示す。
この信号処理回路10は後で述べるようにカラーコンポ
ジット信号を輝度信号と色信号に分離し、輝度信号およ
び色信号の時間軸を短縮して時分割的に配置した記録信
号(MPXビデオ信号という)に変換している。
MPXビデオ信号はその高域周波数を強調する周波数特
性補正回路11に入力され、次にMPXビデオ信号のクラン
プレベルをそろえるクランプ回路12に供給される。
このクランプ回路12によって例えばシンクチップレベ
ルをそろえたMPXビデオ信号はプリエンファシス回路13
に供給されMPXビデオ信号の高域信号成分が強調され
る。
この高域信号成分が強調された信号は例えば、第2図
に示すようにMPXビデオ信号波形のエッジが突出した信
号になるが、この信号はさらにW・Bクリップ回路14に
入力されてクリップレベルE1E2でクリップされFM変調器
15に入力される。
16は前記FM変調器15の出力信号により発光レーザダイ
オードを変調するための信号処理回路、20は光ディスク
に対してレーザビームを照射し、記録信号をドットパタ
ーン形式で記録するとともに、その反射光から記録信号
を読み出す光学ヘッドを示す。
この光学ヘッド20はよく知られているように、内部に
発光ダイオード21、コリメートレンズ22、ビームスプリ
ッタ23、対物レンズ24等を備え、光ディスクからの反射
光は受光部25によって電気信号に変換されて出力される
ように構成されている。
31は再生RF信号を増幅するアンプ、32はRF信号の周波
数特性を補正する再生イコライザー、33はFM復調器であ
る。
34は復調されたMPXビデオ信号のデエンファシス回路
であり、このデエンファシス回路によって高域の信号成
分を抑圧し、もとの記録波形を再現する。
次にローパスイルタ35により折返しノイズを低減し、
更にノイズキャンセラー36でノイズ成分を抑圧する。37
は遅延回路、38はバッファアンプである。
40は上記したようなMPXビデオ信号の記録再生系の信
号回路をコントロールするための制御部(CPU)であ
り、例えば、記録または再生時のレーザビームのパワー
を制御する信号(R/W)、光ディスクのローディングを
検出している(LD/ON)信号、光学ヘッド20の位置を、
例えば、そのアドレス情報を読むことにより検出してい
るポジション信号(PS)等の出力端子を備えている。
又、その外にMPXビデオ信号に重畳するビデオデータ
を出力し、書き込み型光ディスクの記録再生領域を指定
するID信号を出力して書き込みの中止命令を出力してい
る。
前記ポジション信号(PS)はFM変調器15に供給される
ことにより、光ディスクの外周側ではFM信号のキャリヤ
周波数が高くなるように制御し、また、レーザダイオー
ドを変調する信号処理回路16に入力することにより、光
ディスクの内周側と外周側でレーザパワーの強さをコン
トロールするようにしている。
更にこのポジション信号(PS)は本発明の特徴とする
ようにW・B回路14に入力され、プリエンファシスがか
けられたMPXビデオ信号のクリップレベルを設定するよ
うになされている。
このクリップレベルの設定は第2図に示したようにク
リップレベルE1、E2のレベルを光学ヘッドの位置によっ
て可変にするものであり、例えば、光学ヘッド20が内周
側に位置しているときは、クリップレベルはE1、E2であ
るが、外周側に位置しているときは点線で示すようにク
リップレベルを△Eだけ変化した浅いクリップレベルE
10、E20に設定する。そして、クリップされる量が小さ
くなるように制御するものである。
このように制御すると、内周側では従来と同様にFM変
調時に過変調が置きないようにクリップレベルをある程
度深くしておき、外周側ではこのクリップレベルを浅く
することによってクリップ量を小さくし、波形歪を低減
する。
外周側は光ディスクの線速度が内周側より早いため、
高いMTFを有し、高域の周波数の信号を十分に記録する
能力があるから、このような操作によって周波数偏位が
広がっても十分に記録再生することができ、結果的に解
像度の向上を計ることができる。
光学ヘッド20の位置情報は、第1図に示すように光学
ヘッドに設けた位置センサ26によって検出することも可
能である。
なお、外周側でFM信号波のキャリア周波数が高くなる
ように制御するとさらに効果的であり、この場合でも周
波数偏位が内周側と外周側で同一とされていれば、特に
問題となることははい。
クリップレベルの変化は第3図に示すようにトラック
アドレスに比例して変化するようにすることが好まし
い。
尚、クリップレベルと同時に再生系のRFイコライザー
32の周波数特性を変化させすようにすると、外周側の再
生画質をより向上させることができる。
すなわち、内周側では第4図(a)のAに示すような
周波数特性とし、外周側では第4図(b)のBに示すよ
うに周波数特性の平坦部を広くする。
第5図は本出願人が先に提案したMPXビデオ信号の記
録再生装置にみられる信号波形(1水平期間)を示した
もので、この発明によると水平同期信号SHに続いて、PC
Mデジタル信号に変換された音声データADDTが時間軸を
圧縮して挿入され、次に、時間軸を1/4に圧縮した2つ
の色差信号BC(B−Y)及びRC(R−Y)信号が挿入さ
れる。
そして、さらに、時間軸が1/2に圧縮された輝度信号
Yが続くような時分割方式の信号波形とされている。
このようなビデオ信号は、周波数帯域が広くなるが、
色信号成分と輝度信号成分は異なる位置に記録されるた
め、混変調によって信号のS/Nが劣化することがないと
いう特徴がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光ディスク記録再生装
置は、記録信号の高域周波数信号を強調し、FM信号を形
成する際に常用されるW・Bクリップ回路のクリップレ
ベルを光学ヘッドの位置によって変化するように構成す
ると共に、FM変調波のキャリア周波数、及び再生回路の
信号帯域を同時に可変しているので、特に光ディスクの
外周側で高いMTFを呈する記録能力を十分に引き出すこ
とが可能になり、光ディスク記録再生装置でビデオ信号
を記録し、再生する場合に画質の向上を図ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスクの記録再生装置の一実施例
を示すブロック図、第2図ビデオ信号のクリッピングレ
ベルを説明するための波形図、第3図はクリッピングレ
ベルの変化図、第4図(a)・(b)は、内周側と外周
側のイコライザーの特性図、第5図はMPX映像信号の波
形図である。 図中、10は信号処理回路、13はプリエンファシス回路、
14はW・Bクリップ回路、15はFM変調器、20は光学ヘッ
ド、32はイコライザー、33はFM復調器、34はディエンフ
ァシス回路、40は制御部を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/06 G11B 7/00 H04N 5/85 H04N 5/922

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録信号の高域周波数を強調する手段と、 この強調された信号のレベルを制限するクリップ手段
    と、 前記クリップ手段でクリップされた信号をFM変調するFM
    変調手段とを備え、 該FM変調手段から出力されたFM変調波信号でレーザビー
    ムを制御することにより、一定角速度で回転している記
    録型光ディスクに情報を記録すると共に、記録された情
    報を再生することができる再生回路を備えている光ディ
    スクの記録再生装置において、 情報を記録している光学ヘッドの位置を光学ディスクの
    アドレス情報から検出する位置検出手段と、 前記光学ヘッドの位置検出手段から得られる情報に基づ
    いて前記クリップ手段のクリップレベルと、前記変調手
    段の搬送波周波数、および再生回路の周波数特性を変化
    させることができる制御手段を備え、 前記光学ヘッドが前記記録型の光ディスクの外周側に移
    動したときは、前記クリップレベルが浅くなるように制
    御すると共に、前記FM変調波の搬送周波数を高くなるよ
    うに制御し、かつ再生回路の周波数特性を相対的に平坦
    となるように可変することを特徴とする光ディスクの記
    録再生装置。
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