JPS5942369B2 - 映像信号の記録再生装置 - Google Patents

映像信号の記録再生装置

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JPS5942369B2
JPS5942369B2 JP52056379A JP5637977A JPS5942369B2 JP S5942369 B2 JPS5942369 B2 JP S5942369B2 JP 52056379 A JP52056379 A JP 52056379A JP 5637977 A JP5637977 A JP 5637977A JP S5942369 B2 JPS5942369 B2 JP S5942369B2
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JP
Japan
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signal
circuit
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output signal
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JP52056379A
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晃 柴田
英一 船城
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、家庭用のビデオテープレコーダなどのような
映像信号の記録再生装置に関する。
家庭用として製造される簡易型のビデオテープレコーダ
、いわゆるVTRにおいては、少ない磁気テープに長時
間記録できるように、しかも可能な限りコストダウンを
図らなければならないから、その信号記録に必要な伝送
帯域を充分に広くとることができない。その為、記録時
に映像信号をプリエンフアシスし、適当なレベルでクリ
ップしてからFM変調信号とすることにより、狭い帯域
内に記録し得るようにしている、。
しかしながら、家庭用としては、同じテープ量でさらに
記録時間を長くしたいという要求が強く、テープの走行
速度、ひいてはテープとヘッドとの相対速度をますます
遅くせざるを得なくなり、その結果、再生画像のS/N
を確保するためには、上述のプリエンフアシスを、より
大きく、しかも信号成分のさらに低域にわたつて行なわ
れなければならなくなつてきた。
一方、このようにプリエンフアシスを行なうと信号波形
が歪み、再生された画像の画質が劣化するという問題が
大きく現われてきた。
以下、この問題について図面により詳しく説明する。
第1図はこのようなVTRの1例を示すブロック図、第
2図および第3図はその各部における信号の波形図であ
る。記録時においては映像信号入力端子1から磁気ヘッ
ドT(通常は回転ヘッドである)に到る径路は、低域濾
波器2、プリエンフアシス回路3、クリツパ4、FM変
調器5、および書込みアンプ6で構成され、FM変調さ
れた映像信号がチープ8に記録される。
次に各部の動作を説明すると、入力端子1から第2図A
に示す如き映像信号が供給されると低域濾波器2により
記録可能な帯域幅に制限された信号B(第2図B)とな
つてプリエンフアシス回路3に信号が加えられる。
この信号Bはプリエンフアシス回路3によつてプリエン
フアシスされ、第2図の波形Cの如き信号となる。
このときのプリエンフアシス量は約10dBである。こ
のプリエンフアシスされた信号CはFM変調器5におけ
る変調度が所定の範囲内に収まるようにするため、クリ
ツパ4を通して第2図の波形Dで示すようにクリツプさ
れた信号とされ、変調器5でFM信号化されてアンプ6
からヘツド7に供給さ礼テープ8に記録される。又、再
生時には、テープ8からヘツド7で再生されたFM変調
映像信号は読出しアンプ9、リミタ10、FM変調器1
1により映像信号Eになる。この信号は第3図の波形E
に示すように、テープ8から再生されたときに混入した
雑音を伴なつた信号となつている。さて、この信号Eつ
デイエンフアシス回路12から低域済波器13、高域済
波器14、伸長器15、混合器16で構成されるノイズ
抑圧形波形補正回路に供給さ粍再生映像信号出力端子1
7に出力信号として供給されることになる。
まず、デイエンフアシス回路12によつて信号E中に混
入した雑音と輪郭部のオーバーシユートが抑圧さ札第3
図の波形Fで示す如き信号となり、低域ろ波器13と高
域ろ波器14に供給された信号は、雑音および高域部分
が除かれた信号G(第3図の波形G)と低域成分が抑圧
された信号H(第3図の波形H)とに分離され、信号H
だけが伸長器15に加えられる。
この伸長器15は、例えば第4図の如きダイオードの非
直線特性を利用した回路で構成されたもので、その入力
対出力の振幅特性は第5図の曲線18で示したような特
性のものである。
この伸長器15を通ることにより信号H中の平坦部に混
入していた雑音が抑圧され、第3図の波形1で示した信
号が出力に得られる。
そして、混合器16により低域淵波器13からの信号G
と伸長器15からの信号1が混合され、波形Jで示すよ
うな平坦部から雑音が除かれて高域部が補償された映像
信号Jが出力端子17に得られることになる。
さて、このようにしてテープ8から出力端子17に再生
された映像信号Jの波形を記録時における元の映像信号
Bの波形と比較してみると、再生された信号の波形Jの
立上がり部、立下がり部に歪があり、波形Bの立上がり
部、立下がり部の如くシヤープな形状とはなつていない
この結果、再生された画像の輪郭部がぼやけ解像度の低
い画像しか得られないことになつてしまう訳である。
このような信号波形の歪の発生原因は、記録時において
クリツパ4を使用し、プリエンフアシスした信号Cのオ
ーバーシユート部分の先端部を除去しているためである
上述の如く、クリツパ4により信号Cをクリツプするの
は、FM変調に際しての変調度を所定の範囲内に収め、
必要とされる伝送帯域が広くならないようにするために
不可欠な要件でありこれを除くことにより再生された信
号の波形歪を少なくすることはできない。
しかも、この波形歪は、既に説明した如く、家庭用TR
としての要求を満すためにプリエンフアシス量を増加さ
せ、より低い周波数からプリエンフアシスを掛けるよう
にするにつれクリップされる量が増加するので、さらに
多くなる。
すなわち、家庭用VTRにおいては、クリツパ4による
クリツプレベルを、通常、映像信号のレベルの150%
程度にせざるを得ないから、オーバーシユート部分のレ
ベル増加によりクリップされる量も多くなり、波形歪の
増加が避けられないことになる。本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を除き、VTR等の特性改善に必要
な充分な量のプリエンフアシスを波形歪を伴なわずに施
こし得るようにして再生画像の画質を良好に保ち得るよ
うにした映像信号の記録再生装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、記録すべき映像信
号の輪郭信号成分を圧縮器を通してからプリエンフアシ
スするようにして、クリツパを設けなくても帯域幅が必
要な範囲内に収まるようにした点を特徴とする。以下、
本発明を第6図ないし第11図について説明する。
第6図は本発明の1実施例のプロツク図である。
この実施例が第1図のプロツク図で示したVTRと異な
つている点は、プリエンフアシス回路3とFM変調器5
との間に設けられていたクリツパ4が除かへその代りに
低域済波器2とプリエンフアシス回路3の間に高域ろ波
器19、低域ろ波器20、圧縮器21、および混合器2
2からなる回路が設けられている点で、その他の構成は
再生時における構成も含めて第1図の場合と同じである
。次に動作を説明すると、入力端子1に第1図の場合と
同じく映像信号Aが供給され、低域戸波器2の出力に信
号Bが発生する。これらの信号の波形を第7図のA,B
に示す。この波形Bで示した信号Bは高域ろ波器19と
低域淵波器20に加えらへ輪郭信号成分だけからなる波
形Kの如き信号ど低域信号成分だけからなる波形Lで示
した信号に分離される。
これらの信号のうち、信号Lはそのまま混合器22に供
給されるが、信号Kは第9図に示すような2個の反対極
性のダイオードの並列回路で構成さ瓢ダイオードの非直
線特性によりその入力対出力の振幅特性が第10図の曲
線23で示すようになつている圧縮器21に加えら法振
幅圧縮されて波形Mで示す信号に整形されてから混合器
22に供給される。
混合器22では信号Mと信号Lが混合されて波形Nで示
す信号が得られ、この信号Nがプリエンフアシス回路3
に供給されてオーバーシユートが付加さへ波形0で示す
信号がFM変調器5書込みアンプ6を経てヘツド7に供
給さ八テープ8に記録されることになる。
再生時には、第1図の場合と同様に、テープ8からヘツ
ド7で再生されたFM変調映像信号は読出しアンプ9、
リミタ10、FM変調器11で映像信号Pとなり、デイ
エンフアシス回路12、低域淵波器13、高域ろ波器1
4、伸長器15、混合器16で処理されて再生映像信号
Uを出力端子17に発生する。
このときの各部における波形は第8図のP−Uに示した
ようになる。さて、これら第7図および第8図の波形か
ら明らかな如く、再生時にデイエンフアシス回路12か
ら得た波形Qの信号Qから高域済波器14で抽出した信
号Sの波形Sは、この高域ろ波器14の特性を記録時に
おける高域淵波器19と等しいものとしておくことによ
り波形Mとほぼ同じ皮形とすることができる。
さらに、伸長器15の入力対出力の振幅特性を圧縮器2
1の入力対出力の振幅特性と相補うような逆の特性のも
のとすれば、信号Sを伸長器15に加えて出力に得られ
る信号Tの波形Tは記録時における波形Kとほぼ同じ波
形になるようにすることができる。他方、低域済波器1
3の出力に得られる信号Rの波形Rは記録時の波形Lと
同じであるから、これらの信号Tと信号Rとを混合器1
6で混合して得た信号Uはオーバーシユート部分に残留
雑音が含まれている以外は記録時における信号Bの波形
Bとほぼ同じ波形青なり、再生画像の解像度を低下させ
るような波形歪を伴つていない映像信号Uを再生するこ
とができる。
そして、記録時においては、あらかじめ輪郭信号成分だ
けからなる信号Kの振幅が圧縮器21より圧縮されてい
るから、プリエンフアシス回路3でオーバーシユートが
付加されてもその付加された部分の先端のレベルが所定
の値を超えることがなく、クリッパを使用しなくても必
要な帯域内にFM変調信号を収めることができる。
そのため、充分にプリエンフアシスをきかせることがで
き、テープ速度を減少させたことによる伝送系の帯域幅
の減少を補つて充分な特性を有するVTRが得られ、し
かも波形歪を生じないようにすることが可能となる。第
11図は本発明の他の実施例を示すプロツク図で、再生
時における構成は第1図および第6図の場合と同じであ
るから省略してある。
この実施例が第6図の実施例と異なつている点は、圧縮
器21と混合器22の間に映像アンプ24を設け、圧縮
器21から得た第7図の波形Mで示す信号Mを増幅する
ことによりプリエンフアシスを行なうようにしてプリエ
ンフアシス回路3を除去したことで、その動作や各部分
における波形は第6図の場合と同様であるから、詳しい
説明は省略する。
なお、この第11図の実施例では映像アンプ24を圧縮
器21の後に設けているが、圧縮器21の前に設けても
同様な特性を得ることができる。
又、本発明の実施例である第6図、第11図のプロツク
図においては、第10図に示したような特性の圧縮器2
1を使用するものとして説明したが、実際のVTRにお
いてはプリエンフアシスによるオーバーシユートのうち
、黒方向のオーバーシュートは白方向のものほど圧縮し
なくても変調帯域が広がる恐れが少ないので、第10図
に示したように特性が信号の正と負方向で対称になつて
いる圧縮器を用いる必要は必ずしもなく非対称な特性の
ものでも充分な性能のVTRを構成することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、従来技術において
は不可欠となつていたクリツパを使用しないで映像信号
の記録再生を行なうことができるから、再生映像信号に
波形の歪を発生させることがなくなり、プリエンフアシ
ス、デリフアンシスを充分に利用した優れた特性のVT
Rを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の記録再生装置のプロツク図、第2図およ
び第3図は第1図に示した記録再生装置の動作説明用信
号波形図、第4図は第1図の記録再生装置における伸長
器15の具体的回路図、第5図はその入力対出力特性図
、第6図は本発明の1実施例を示す記録再生装置のプロ
ツク図、第7図および第8図は第6図に示した記録再生
装置の動作説明用信号波形図、第9図は第6図の記録再
生装置における圧縮器21の1例を示す具体的回路図、
第10図はその入力対出力特性図、第11図は本発明の
他の実施例を示す記録再生装置のプロツク図である。 19・・・・・・高域済波器、20・・・・・・低域済
波器、21・・・・・・圧縮器、22・・・・・・混合
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力映像信号の帯域を制限する第1の低域濾波回路
    と、プリエンフアシス回路と、該プリエンフアシス回路
    の出力信号を周波数変調信号に変換する回路と、該変換
    回路の出力信号を記録媒体に記録する装置において、該
    第1の低域濾波回路の出力信号を入力信号とする高域濾
    波回路と、該高域濾波回路の出力信号の振幅を圧縮する
    圧縮回路と、該第1の低域濾波回路の出力信号と、該圧
    縮回路の出力信号を加算する加算回路を具備するととも
    に、該加算回路の出力信号を該プリエンフアシス回路の
    入力信号とすることを特徴とする映像信号の記録再生装
    置。 2 特許請求の範囲第1項において、上記加算回路で加
    算される信号を、上記高域濾波回路の入力信号と同一信
    号が入力される付加された第2の低域濾波回路の出力信
    号と、上記圧縮回路の出力信号としたことを特徴とする
    映像信号の記録再生装置。
JP52056379A 1977-05-18 1977-05-18 映像信号の記録再生装置 Expired JPS5942369B2 (ja)

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JP52056379A JPS5942369B2 (ja) 1977-05-18 1977-05-18 映像信号の記録再生装置

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JPS53142206A JPS53142206A (en) 1978-12-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5823009U (ja) * 1981-08-06 1983-02-14 ソニー株式会社 映像信号記録回路

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JPS53142206A (en) 1978-12-11

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