JPS6214906B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214906B2 JPS6214906B2 JP53031948A JP3194878A JPS6214906B2 JP S6214906 B2 JPS6214906 B2 JP S6214906B2 JP 53031948 A JP53031948 A JP 53031948A JP 3194878 A JP3194878 A JP 3194878A JP S6214906 B2 JPS6214906 B2 JP S6214906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- emphasis
- video signal
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、映像信号を変調して記録、再生する
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来、ビデオテープレコーダなどのようにFM
変復調系を用いて映像信号を記録、再生する装置
においては、再生される画像のSN比を上げるた
めに、記録時に、映像信号をFM変調する以前に
プリエンフアシス回路に通して映像信号の高域成
分を強調し、再生時にはFM復調した後にデイエ
ンフアシス回路に通して、復調された映像信号の
高域成分を減衰させるようにしていた。
変復調系を用いて映像信号を記録、再生する装置
においては、再生される画像のSN比を上げるた
めに、記録時に、映像信号をFM変調する以前に
プリエンフアシス回路に通して映像信号の高域成
分を強調し、再生時にはFM復調した後にデイエ
ンフアシス回路に通して、復調された映像信号の
高域成分を減衰させるようにしていた。
しかし、最近、高密度記録の要求が高まり、最
短記録波長が１μｍ以下に短くなり、記録トラツ
ク幅も30μｍ以下になつてきた。これらによる
SN比の低下を補うために、上記プリエンフアシ
ス回路のエンフアシス量を５倍以上に設定する傾
向がある。しかし、このようにエンフアシス量を
非常に大きくとると、磁気テープ・ヘツド系での
電磁変換特性により、FM反転現象（いわゆるヤ
ブレ現象）が生じるおそれが非常に強くなるとい
う問題があつた。また、従来、入力映像信号のス
ペクトラム分布に合わせてエンフアシス量を可変
にする装置も提案されているが、これは回路構成
が複雑になつたり、ダイオードの非直線特性を利
用した場合は、その温度補償対策を施さなければ
ならないなどの問題があつた。
短記録波長が１μｍ以下に短くなり、記録トラツ
ク幅も30μｍ以下になつてきた。これらによる
SN比の低下を補うために、上記プリエンフアシ
ス回路のエンフアシス量を５倍以上に設定する傾
向がある。しかし、このようにエンフアシス量を
非常に大きくとると、磁気テープ・ヘツド系での
電磁変換特性により、FM反転現象（いわゆるヤ
ブレ現象）が生じるおそれが非常に強くなるとい
う問題があつた。また、従来、入力映像信号のス
ペクトラム分布に合わせてエンフアシス量を可変
にする装置も提案されているが、これは回路構成
が複雑になつたり、ダイオードの非直線特性を利
用した場合は、その温度補償対策を施さなければ
ならないなどの問題があつた。
本発明は、記録時に、映像信号をFM変調した
後、その側帯波のレベルを強調して記録し、再生
時にはFM信号の側帯波のレベルを減衰させて復
調することにより、CN比（キヤリア対ノイズ
比）を改善し、映像信号のSN比を向上させるよ
うにしたものである。以下、本発明を図示の実施
例に基いて説明する。第１図は本発明を実施した
２回転ヘツド式ヘリカルスキヤン形ビデオテープ
レコーダの要部構成図である。同図において、入
力端子１に与えられた映像信号は、プリエンフア
シス回路２、FM変調回路３、側帯波レベル強調
回路４および記録増幅器５を経て、記録・再生切
換え用の切換スイツチ６に与えられる。切換スイ
ツチ６の可動片を固定接点Ｒ側に接続すると、上
記記録増幅器５の出力信号は回転トランス７、回
転軸８および回転ヘツドバー９を経て、矢印１５
の方向に回転している磁気ヘツド１０および１１
に与えられ、磁気テープ１２に記録される。この
磁気テープ１２はガイドポスト１３および１４で
案内されて、周知のキヤプスタンやピンチローラ
より成る磁気テープ送り装置にて矢印１６の方向
に定速で走行される。
後、その側帯波のレベルを強調して記録し、再生
時にはFM信号の側帯波のレベルを減衰させて復
調することにより、CN比（キヤリア対ノイズ
比）を改善し、映像信号のSN比を向上させるよ
うにしたものである。以下、本発明を図示の実施
例に基いて説明する。第１図は本発明を実施した
２回転ヘツド式ヘリカルスキヤン形ビデオテープ
レコーダの要部構成図である。同図において、入
力端子１に与えられた映像信号は、プリエンフア
シス回路２、FM変調回路３、側帯波レベル強調
回路４および記録増幅器５を経て、記録・再生切
換え用の切換スイツチ６に与えられる。切換スイ
ツチ６の可動片を固定接点Ｒ側に接続すると、上
記記録増幅器５の出力信号は回転トランス７、回
転軸８および回転ヘツドバー９を経て、矢印１５
の方向に回転している磁気ヘツド１０および１１
に与えられ、磁気テープ１２に記録される。この
磁気テープ１２はガイドポスト１３および１４で
案内されて、周知のキヤプスタンやピンチローラ
より成る磁気テープ送り装置にて矢印１６の方向
に定速で走行される。
再生時、磁気ヘツド１０および１１によつて再
生された信号は、回転ヘツドバー９、回転軸８お
よび回転トランス７を経て、切換スイツチ６に与
えられる。切換スイツチ６の可動片を固定接点Ｐ
側に接続することにより、切換スイツチ６を介し
た信号は再生増幅器１７、側帯波レベル減衰回路
１８、FM復調回路１９およびデイエンフアシス
回路２０を経て、出力端子２１に供給される。
生された信号は、回転ヘツドバー９、回転軸８お
よび回転トランス７を経て、切換スイツチ６に与
えられる。切換スイツチ６の可動片を固定接点Ｐ
側に接続することにより、切換スイツチ６を介し
た信号は再生増幅器１７、側帯波レベル減衰回路
１８、FM復調回路１９およびデイエンフアシス
回路２０を経て、出力端子２１に供給される。
次に、本実施例の作用効果について更に詳しく
説明する。
説明する。
入力端子１に与えられた映像信号は、第２図ａ
に示すような周波数特性を有したプリエンフアシ
ス回路２で高域成分が強調されて、次段のFM変
調回路３に供給される。FM変調回路３によつ
て、第２図ｂに示すように周波数偏移範囲が
3.4MHz〜4.4MHzのFM信号に変換される。側帯波
レベル強調回路４では、第２図ｃに示すように、
上記FM信号の側帯波を例えば6dB強調する。こ
のように処理されたFM信号は次段の記録増幅器
５にて、記録に必要なレベルにまで増幅されて、
切換スイツチ６、回転トランス７、回転軸８、回
転ヘツドバー９を経て、磁気ヘツド１０および１
１に供給され、磁気テープ１２に記録される。
に示すような周波数特性を有したプリエンフアシ
ス回路２で高域成分が強調されて、次段のFM変
調回路３に供給される。FM変調回路３によつ
て、第２図ｂに示すように周波数偏移範囲が
3.4MHz〜4.4MHzのFM信号に変換される。側帯波
レベル強調回路４では、第２図ｃに示すように、
上記FM信号の側帯波を例えば6dB強調する。こ
のように処理されたFM信号は次段の記録増幅器
５にて、記録に必要なレベルにまで増幅されて、
切換スイツチ６、回転トランス７、回転軸８、回
転ヘツドバー９を経て、磁気ヘツド１０および１
１に供給され、磁気テープ１２に記録される。
再生時、磁気ヘツド１０および１１によつて再
生された信号は、回転ヘツドバー９、回転軸８、
回転トランス７、切換スイツチ６を経て再生増幅
器１７に供給される。再生増幅器１７では電磁変
換系の周波数特性を補正すると共に約60dBの増
幅を行ない、側帯波レベル減衰回路１８に供給す
る。側帯波レベル減衰回路１８では、第２図ｄに
示すように、側帯波レベル強調回路４とは逆に側
帯波のレベルを例えば6dB減衰させて、次段の
FM復調回路１９に供給する。FM復調回路１９
で復調された信号は更にデイエンフアシス回路２
０でプリエンフアシス回路２とは逆特性のエンフ
アシスを受けて、元の映像信号に変換される。こ
の映像信号は出力端子２１に与えられる。
生された信号は、回転ヘツドバー９、回転軸８、
回転トランス７、切換スイツチ６を経て再生増幅
器１７に供給される。再生増幅器１７では電磁変
換系の周波数特性を補正すると共に約60dBの増
幅を行ない、側帯波レベル減衰回路１８に供給す
る。側帯波レベル減衰回路１８では、第２図ｄに
示すように、側帯波レベル強調回路４とは逆に側
帯波のレベルを例えば6dB減衰させて、次段の
FM復調回路１９に供給する。FM復調回路１９
で復調された信号は更にデイエンフアシス回路２
０でプリエンフアシス回路２とは逆特性のエンフ
アシスを受けて、元の映像信号に変換される。こ
の映像信号は出力端子２１に与えられる。
前記側帯波レベル強調回路４の構成例を第３図
に示す。これは、増幅器２２とベル型フイルタ２
３とを縦続接続することで構成されている。上記
ベル型フイルタ２３の周波数特性の一例を第４図
に示す。なお、側帯波レベル減衰回路１９は第４
図とは逆の特性を示すフイルタと増幅器の組合せ
で実現できることは、以上の説明から明らかであ
る。
に示す。これは、増幅器２２とベル型フイルタ２
３とを縦続接続することで構成されている。上記
ベル型フイルタ２３の周波数特性の一例を第４図
に示す。なお、側帯波レベル減衰回路１９は第４
図とは逆の特性を示すフイルタと増幅器の組合せ
で実現できることは、以上の説明から明らかであ
る。
また、以上の説明は、入力される映像信号が輝
度信号であることを前提としたが、カラー信号、
例えばNTSCカラー信号の場合でも輝度信号の処
理については同じであり、プリエンフアシス回路
２の前に低域通過形フイルタを挿入し、輝度信号
のみは第１図に示した構成で扱い、搬送色信号は
低域変換後、FM変調された輝度信号に周波数多
重して記録すればよい。あるいは、放送用ビデオ
テープレコーダのように、ダイレクトFM方式
（カラー信号を搬送色信号と輝度信号とに分離せ
ず、カラー信号のままで、FM変調する方式）を
用いた場合には、入力端子１にカラー信号を与え
ることにより、第１図に示した構成で、そのまま
扱うことができ、しかも、前述したようにプリエ
ンフアシス量が少ない分だけ、FM変調された搬
送色信号の折り返しスペクトラムになる高次側帯
波のレベルが下がり、折り返し妨害を軽減でき
る。
度信号であることを前提としたが、カラー信号、
例えばNTSCカラー信号の場合でも輝度信号の処
理については同じであり、プリエンフアシス回路
２の前に低域通過形フイルタを挿入し、輝度信号
のみは第１図に示した構成で扱い、搬送色信号は
低域変換後、FM変調された輝度信号に周波数多
重して記録すればよい。あるいは、放送用ビデオ
テープレコーダのように、ダイレクトFM方式
（カラー信号を搬送色信号と輝度信号とに分離せ
ず、カラー信号のままで、FM変調する方式）を
用いた場合には、入力端子１にカラー信号を与え
ることにより、第１図に示した構成で、そのまま
扱うことができ、しかも、前述したようにプリエ
ンフアシス量が少ない分だけ、FM変調された搬
送色信号の折り返しスペクトラムになる高次側帯
波のレベルが下がり、折り返し妨害を軽減でき
る。
なお、周知のように映像信号の変調方式として
は前述したようなFM変調方式以外にも、PM，
AM，PCM，PAMや△Ｍなど種々の変調方式が
あり、これらのどの方式においても、本発明は実
施可能である。
は前述したようなFM変調方式以外にも、PM，
AM，PCM，PAMや△Ｍなど種々の変調方式が
あり、これらのどの方式においても、本発明は実
施可能である。
以上の説明から明らかなように本発明の映像信
号記録再生方法によれば、再生された信号のCN
比を、レベル強調の分だけ改善することができる
ものである。例えば前述の本発明の実施例では、
CN比が6dB改善され、FM復調された映像信号で
は、CN比6dBの改善に相当するSN比が改善され
る。換言すれば、同じSN比を得るにはCN比の改
善相当分だけエンフアシス量を減することがで
き、その分、前述したFM反転現象を減らすこと
ができる。さらには、エンフアシス量が少ない分
だけ、FM信号の高次側帯波のレベルを減らすこ
とができ、高次下側帯波の零周波数におけるスペ
クトラムの折り返し妨害を軽減することができ
る。
号記録再生方法によれば、再生された信号のCN
比を、レベル強調の分だけ改善することができる
ものである。例えば前述の本発明の実施例では、
CN比が6dB改善され、FM復調された映像信号で
は、CN比6dBの改善に相当するSN比が改善され
る。換言すれば、同じSN比を得るにはCN比の改
善相当分だけエンフアシス量を減することがで
き、その分、前述したFM反転現象を減らすこと
ができる。さらには、エンフアシス量が少ない分
だけ、FM信号の高次側帯波のレベルを減らすこ
とができ、高次下側帯波の零周波数におけるスペ
クトラムの折り返し妨害を軽減することができ
る。
第１図は本発明を実施したビデオテープレコー
ダの一例の要部概略構成図、第２図ａ，ｂ，ｃ，
ｄは第１図におけるプリエンフアシス回路の周波
数特性ならびにFMされた映像信号の周波数スペ
クトラム分布および、その変化の例を示す図、第
３図は側帯波レベル強調回路の構成例を示すブロ
ツク図、第４図はベル型フイルタの周波数特性の
一例を示す図である。 ３……FM変調回路、４……側帯波レベル強調
回路、１０，１１……磁気ヘツド、１２……磁気
テープ、１８……側帯波レベル減衰回路、１９…
…FM復調回路。
ダの一例の要部概略構成図、第２図ａ，ｂ，ｃ，
ｄは第１図におけるプリエンフアシス回路の周波
数特性ならびにFMされた映像信号の周波数スペ
クトラム分布および、その変化の例を示す図、第
３図は側帯波レベル強調回路の構成例を示すブロ
ツク図、第４図はベル型フイルタの周波数特性の
一例を示す図である。 ３……FM変調回路、４……側帯波レベル強調
回路、１０，１１……磁気ヘツド、１２……磁気
テープ、１８……側帯波レベル減衰回路、１９…
…FM復調回路。
Claims (1)
- １ 映像信号を記録する際には、映像信号を変調
した後、その側帯波のレベルを強調した信号を記
録し、再生時には、再生された信号の側帯波のレ
ベルを減衰させた後、復調して元の映像信号を復
元するようにしたことを特徴とする映像信号記録
再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194878A JPS54124713A (en) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | Video signal recording-reproducing method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194878A JPS54124713A (en) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | Video signal recording-reproducing method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54124713A JPS54124713A (en) | 1979-09-27 |
| JPS6214906B2 true JPS6214906B2 (ja) | 1987-04-04 |
Family
ID=12345177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3194878A Granted JPS54124713A (en) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | Video signal recording-reproducing method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54124713A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5819711A (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-04 | Hitachi Ltd | 磁気記録装置の信号処理方法 |
| JPS5870405A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-26 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 画像記録装置の画質向上記録方法 |
| JPS5880106A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-14 | Hitachi Ltd | 磁気録画装置 |
| JPS5897992A (ja) * | 1981-12-07 | 1983-06-10 | Hitachi Ltd | クロマ信号の再生装置 |
| JPS61142894A (ja) * | 1985-10-18 | 1986-06-30 | Hitachi Ltd | クロマ信号の記録装置 |
-
1978
- 1978-03-20 JP JP3194878A patent/JPS54124713A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54124713A (en) | 1979-09-27 |
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