JP2795283B2 - 光ファイバ用自動クランプ装置 - Google Patents

光ファイバ用自動クランプ装置

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JP2795283B2
JP2795283B2 JP1204360A JP20436089A JP2795283B2 JP 2795283 B2 JP2795283 B2 JP 2795283B2 JP 1204360 A JP1204360 A JP 1204360A JP 20436089 A JP20436089 A JP 20436089A JP 2795283 B2 JP2795283 B2 JP 2795283B2
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JP
Japan
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optical fiber
clamp
automatic
clamping device
clamping apparatus
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JP1204360A
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JPH0367205A (ja
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啓司 大阪
三千人 松本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ファイバ、光ケーブル等の接続、測定等に
おいて光ファイバの端末処理等に使用する自動クランプ
装置に関するものである。
(従来の技術及び解決しようとする課題) 従来、光ファイバの端末処理等において、光ファイバ
を把持するには、V溝を形成したクランプを用いたり、
コレットチャック様のチャック等で行なうことが多かっ
た。
しかし、前者のV溝クランプを用いる場合は、端末処
理の際の引き抜き力に耐え得る把持力を発生することが
困難であった。又後者のチャックを用いる場合は一対の
光ファイバを接続した後にこれを取り出すことが出来な
いという問題があった。さらに、開閉式の平行チャック
の場合、開閉方向に対して真横に取り出すことが出来て
も、光ファイバの挿入時に規定のチャック位置にセット
することが困難であった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消し、後の端末処理のため
に光ファイバを長手方向に挿通した後一定長を出して把
持し、端末処理後、光ファイバをその光軸に直角方向に
取り出すことを可能にした光ファイバの自動クランプ装
置を提供するもので、その特徴は、固定クランプと上下
方向に移動可能な可動クランプの一対のクランプより成
り、該クランプは、光ファイバを光軸の直交方向に取り
出し可能な全開、光ファイバを光軸の直交方向には取り
出し不可能で、光軸方向には挿通可能な中開、及び光フ
ァイバを長手方向に挿通し一定長の先端を露出した後こ
れを把持する全閉の3つの状態を実現可能とする機構を
具えていることにある。
第1図は本発明の光ファイバ用自動クランプ装置の具
体例の外観図である。
本発明の自動クランプ装置は、クランプ装置本体
(1)、該クランプ装置本体(1)へ光ファイバ(A)
(第3図参照)を長手方向に挿通するための一対のロー
ラー(2)及び挿通した光ファイバ(A)がクランプ装
置本体(1)から一定長出たことを検知する光電センサ
(3)を具えている。
前記クランプ装置本体(1)は固定クランプ台(11)
にビス等により固着した固定の下クランプ(12)と、可
動クランプ台(13)にビス等により固着した上下方向に
可動な上クランプ(14)を具えており、可動クランプ台
(13)には第2図に示すような開閉機構を有し、これに
より上下クランプ(12)(14)は全開、中開、全閉の3
つの状態を実現する。
第2図は上下クランプ(12)(14)が中開の状態にあ
り、その中に光ファイバ(A)が長手方向に挿通されて
いる開閉機構の断面図である。
(15)(15′)(15″)は上クランプ(14)を全開、
中開、全閉するためのセンサ円板(16)(16′)(1
6″)を具えたセンサ、(17)は上記センサ円板(16)
を貫通する軸を持った駆動用のモータ、上記駆動用モー
タ(17)の上端にはカム機構(18)があり、これの作用
により上クランプ(14)はガイドシャフト(19)上を上
下し、上述のように下クランプ(12)との間に全開、中
開、全閉の状態を保持する。
又一対の上下クランプ(12)(14)は第4図に示すよ
うに、光ファイバ(A)との接触面が、例えば上クラン
プ(14)がゴム状の弾性体(14a)であり、下クランプ
(12)は金属体でうねり(12a)を形成している。これ
により光ファイバ(A)の端末処理の際の引き抜き力に
耐え得る把持力を発生させることが出来る。
(作用) 第4図(イ)〜(ハ)はいずれも本発明の自動クラン
プ装置における上下クランプの作動状態の説明図で、そ
れぞれ(a)図は縦断面図、(b)図は光ファイバを挿
通した状態の横断面図である。又第5図は上下クランプ
の開閉の制御方法の説明図である。
クランプ(12)(14)は第4図(イ)に示すように中
開の状態で待機している。この時の上のクランプ(14)
と下クランプ(12)の開口の寸法(H1)は、第3図に示
すような多心光ファイバ(A)の幅(w)、高さ(h)
のいずれか大きい方の寸法を越えない寸法しか開かな
い。このような状態で、光ファイバ(A)(単心、多心
を問わない)はクランプの入口からローラ(2)(第1
図参照)あるいは手によって上下クランプ(14)(12)
の間に供給される。
光ファイバ(A)がクランプ装置本体(1)に挿通さ
れた後、クランプ装置本体(1)出口から一定長離れて
設置されている光電センサ(3)によって先端を検出さ
れ、その信号に基づいて第4図(ロ)のように上下クラ
ンプ(14)(12)が閉状態となり、光ファイバ(A)を
しっかりと把持する。
この後、露出した光ファイバ(A)に対して被覆除
去、切断、融着接続、スクリーニング等の所定の処理が
加えられ、後続のチャック等に持ちかえられる。この信
号により、第4図(ハ)に示すように上下クランプ(1
4)(12)は全開状態(H2)となり、光ファイバ(A)
は光軸の直交方向(4図(ハ)(B)図の矢印の方向)
に移動可能となり、光ファイバ(A)はこの方向に取り
出される。
なお、中開状態にある上下クランプ(14)(12)に光
ファイバ(A)を長手方向に挿通する際、光ファイバ
(A)の挿入を容易にするため、上下クランプ(14)
(12)の入り口部において、入り口に向って拡大したテ
ーパ部(14b)(12b)を形成してある。
又第6図に示すように上下のクランプ(14)(12)を
L型に配置し、可動クランプ台(13)及び固定クランプ
台(11)に対し手前からネジ止めする機構をとることに
より、異なる寸法形状の光ファイバに対しもそれぞれ適
した上下クランプを準備し、交換することによって、段
取り変更に短時間に、容易に対応することが出来る。
第7図は本発明の自動クランプ装置における上下クラ
ンプの他の具体例の縦断面をあらわした説明図である。
図面に示すように、上クランプ(14)を2つの部分に
分け、その中間にクランプ力増加機構(21)を配置す
る。このクランプ力増加機構(21)は上クランプ(14)
より高さが高く、同図(イ)のように上下クランプ(1
4)(12)の閉状態において光ファイバ(A)を把持し
た時、上クランプ(14)より突出するが、上クランプ
(14)に取り付けた板バネ等の加圧部材(22)によって
下方へ押圧されることにより、光ファイバ(A)の把持
力の(14)のクランプ力によらず一層増加することが出
来る。なお、同図(ロ)は上下クランプの開状態を示し
ている。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の光ファイバ用自動クラ
ンプ装置によれば、単心、多心を問わず安全かつ高精度
に把持することが出来ると共に、光ファイバの挿通及び
取り出しも容易で、光ファイバの端末処理、接続、測定
作業等の効率化及び品質の向上をはかることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動クランプ装置の具体例の外観図、
第2図は上下クランプの開閉機構の説明図である。 第3図は多心光ファイバの構造の一例を示す横断面図で
ある。 第4図(イ)〜(ハ)は本発明の自動クランプ装置にお
ける上下クランプの作動状態の説明図で、それぞれ
(a)図は縦断面図、(b)図は光ファイバを挿通した
状態の横断面図である。 第5図は上下クランプの開閉の制御方法の説明図であ
る。 第6図はクランプの取り付け方法の説明図である。 第7図は上下クランプの他の具体例の説明図で、同図
(イ)は光ファイバを把持した状態、同図(ロ)は開状
態のそれぞれ縦断面図である。 A……光ファイバ、1……クランプ装置本体、2……ロ
ーラー、3……光電センサー、 11……固定クランプ台、12……下クランプ、13……可動
クランプ台、14……上クランプ、15……全開センサー、
15′……中開センサー、15″……全閉センサー、16……
センサー円板、17……モーター、18……カム機構、19…
…ガイドシャフト、20……バネ、21……クランプ力増加
機構、22……加圧部材、23……軸受。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/24 G02B 6/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定クランプと上下方向に移動可能な可動
    クランプの一対のクランプより成り、該クランプは、光
    ファイバを光軸の直交方向に取り出し可能な全開、光フ
    ァイバを光軸の直交方向には取り出し不可能で、光軸方
    向には挿通可能な中開、及び光ファイバを長手方向に挿
    通し一定長の先端を露出した後これを把持する全閉の3
    つの状態を実現可能とする機構を具えていることを特徴
    とする光ファイバ用自動クランプ装置。
  2. 【請求項2】クランプが中開時には光ファイバの幅、高
    さのいずれか大きい寸法を越えない寸法しか開かないこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の光ファイバ用自動ク
    ランプ装置。
  3. 【請求項3】クランプの光ファイバ接触面の一方がゴム
    状弾性体であり、他方が金属体でうねりを形成している
    ことを特徴とする請求項(1)記載の光ファイバ用自動
    クランプ装置。
  4. 【請求項4】一対のクランプ面の一方にクランプ力増加
    機構を具えていることを特徴とする請求項(1)記載の
    光ファイバ用自動クランプ装置。
  5. 【請求項5】クランプの光ファイバの入口部がテーパ状
    をなしていることを特徴とする請求項(1)記載の光フ
    ァイバ用自動クランプ装置。
  6. 【請求項6】光ファイバをローラーによってクランプに
    自動供給し、クランプを通過した後クランプの出口附近
    にてその先端をセンサーによって検知し、その信号によ
    ってクランプが自動的に閉じることを特徴とする請求項
    (1)記載の光ファイバ用自動クランプ装置。
JP1204360A 1989-08-07 1989-08-07 光ファイバ用自動クランプ装置 Expired - Lifetime JP2795283B2 (ja)

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JPH0367205A JPH0367205A (ja) 1991-03-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02219005A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ心線の搬送装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02219005A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ心線の搬送装置

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