JP2793946B2 - 電力用スイッチング装置 - Google Patents

電力用スイッチング装置

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JP2793946B2
JP2793946B2 JP5211302A JP21130293A JP2793946B2 JP 2793946 B2 JP2793946 B2 JP 2793946B2 JP 5211302 A JP5211302 A JP 5211302A JP 21130293 A JP21130293 A JP 21130293A JP 2793946 B2 JP2793946 B2 JP 2793946B2
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inductor
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igbt element
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佐織 内田
明夫 上西
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    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
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    • H03K17/0828Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in composite switches
    • HELECTRICITY
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力用スイッチング
装置に関し、特に誘導負荷に接続されたときのスイッチ
ング損失の発生とサージ電圧の発生とを両立的に抑制す
るための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】<従来の装置の構成>図6は、絶縁ゲー
ト型バイポーラ・トランジスタ素子(IGBT素子)を
用いた従来の電力用スイッチング装置とその周辺装置と
を示す回路図である。この電力用スイッチング装置が備
えるIGBT素子6は、2つの主電極、すなわちコレク
タ電極Cおよびエミッタ電極Eの間をオン・オフするこ
とによって、これらの主電極に接続される負荷回路をオ
ン・オフする。負荷回路には誘導負荷8と直流電源10
とが接続されている。これらの誘導負荷8および直流電
源10は、電力用スイッチング装置の外部に設置され
る。
【0003】フリーホイールダイオード7が誘導負荷8
に並列に接続されており、更に直流電源10に並列にス
ナバキャパシタ9が接続されている。これらのフリーホ
イールダイオード7およびスナバキャパシタ9は、誘導
負荷8による電圧サージを吸収するサージ吸収回路を構
成する。直流電源10、フリーホイールダイオード7、
およびスナバキャパシタ9を接続する配線には、インダ
クタンス11、12が寄生的に発生している。
【0004】IGBT素子6のゲート電極Gには、抵抗
4を介して2つのトランジスタ3a、3bのエミッタ電
極Eが接続されている。互いに相補的なこれらのトラン
ジスタ3a、3bのコレクタ電極Cは、直流電源5に接
続されている。直流電源5の低電位側出力は、IGBT
素子6のエミッタ電極Eに接続されている。トランジス
タ3a、3bのベース電極Bにはベース抵抗2が接続さ
れている。ベース抵抗2の一端と、ゲート電極Gのエミ
ッタ電極Eとの間には、パルス発生器1が接続されてい
る。パルス発生器1は、電力用スイッチング装置の外部
に設置される。
【0005】これらの、トランジスタ3a、3b、抵抗
2、4および直流電源5は、ベース抵抗2を介してベー
ス電極Bへ入力されたパルス信号に応答して、IGBT
素子6をオンおよびオフさせる制御回路を構成する。
【0006】<従来の装置の動作>従来の装置は以上の
ように構成されるので、以下のように動作する。パルス
発生器1が高電圧信号(例えば15V)をベース抵抗2
へ入力すると、トランジスタ3aがオンし、トランジス
タ3bがオフする。このため、直流電源5から供給され
る電流(オン駆動電流)がトランジスタ3aを介してゲ
ート電極Gへ供給され、ゲート電極Gとエミッタ電極E
の間の電圧、すなわちゲート電圧がIGBT素子6に固
有のゲート閾電圧を超えることによって、IGBT素子
6がオンする。IGBT素子6がオンすることによって
負荷回路がオンする結果、直流電源10から誘導負荷8
へ負荷電流が供給される。
【0007】パルス発生器1が低電圧信号(例えば0
V)をベース抵抗2へ入力すると、トランジスタ3bが
オンし、トランジスタ3aがオフする。このため、ゲー
ト電極Gへオン駆動電流とは逆向きの電流(オフ駆動電
流)が供給され、ゲート電極Gとエミッタ電極Eの間の
電圧、すなわちゲート電圧がゲート閾電圧よりも低くな
ることによって、IGBT素子6がオフする。IGBT
素子6がオフすることによって負荷回路がオフする結
果、直流電源10から誘導負荷8への負荷電流の供給は
停止する。
【0008】誘導負荷8は、インダクタンスの大きさに
相応して電流を保持する働きを有するので、IGBT素
子6がオンからオフに転じても、負荷電流は直ちにゼロ
とはならずに、フリーホイールダイオード7等で構成さ
れるサージ吸収回路を還流しつつ減衰する。サージ吸収
回路は、負荷電流が還流する経路を誘導負荷8に提供す
ることによって、IGBT素子6がオンからオフに転じ
たときに、IGBT素子6のコレクタ電極Cとエミッタ
電極Eの間に過大なサージ電圧が印加されるのを防止す
ることを意図して設置される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の技術は以下に示すような問題点を有している。
すなわち、サージ吸収回路には、前述したように寄生イ
ンダクタンス11が発生している。そして、IGBT素
子6がオンからオフへ転じるときには、誘導負荷8を流
れる負荷電流がサージ吸収回路への還流を開始するのに
ともない、寄生インダクタンス11、12を流れる電流
が急増する。この還流電流の急増によって、寄生インダ
クタンス11、12には、スパイク状の高電圧が誘起さ
れる。また、IGBT素子6がオフからオンへ転じると
きには、逆に還流電流の急激な減少を伴うので、寄生イ
ンダクタンス11、12には、IGBT素子6がオフか
らオンへ転じるときとは逆向きに、スパイク状の高電圧
が誘起される。
【0010】これらの結果、IGBT素子6がオンから
オフ、およびオフからオンへと転じるときには、IGB
T素子6のコレクタ電極Cとエミッタ電極Eの間にサー
ジ電圧が印加される。すなわち、従来の電力用スイッチ
ング装置では、寄生インダクタンス11、12の存在に
よって、サージ吸収回路の本来の目的が十分には達成さ
れないという問題点があった。向きの異なるこれら2種
類のサージ電圧の中、IGBT素子6がオンからオフに
転じる際に生じるサージ電圧が特に深刻である。
【0011】これらのサージ電圧を低減するためには、
IGBT素子6のオンからオフ、およびオフからオンへ
の遷移を緩やかに行う、すなわちスイッチング速度を緩
めることが有効な手段である。しかしながら、スイッチ
ング速度を緩和すると、IGBT素子6におけるスイッ
チング動作に伴う電力損失、すなわちスイッチング損失
が増大するという、他方の問題を惹起する。そして、従
来の電力用スイッチング装置では、これらの2つの要
請、すなわちサージ電圧の低減とスイッチング損失の低
減とは相矛盾し、双方を同時に満たすことは困難である
という問題点があった。
【0012】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、スイッチング損失の低減とサージ電圧
の低減とを、両立的に実現し得る電力用スイッチング装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1に記載の電力用スイッチング装置は、電力用スイッチ
ング素子の制御電極に接続された制御回路の出力に応答
して、前記電力用スイッチング素子がオフ動作およびオ
ン動作を行うことによって、当該電力用スイッチング素
子の主電極に接続された負荷回路をオフおよびオンする
電力用スイッチング装置において、前記装置が前記負荷
回路に介挿されるインダクタを備え、前記電力用スイッ
チング素子をオフ状態にするべく前記制御回路が前記制
御電極へ供給するオフ駆動電流の経路は前記インダクタ
を含むとともに、前記電力用スイッチング素子をオン状
態にするべく前記制御回路が前記制御電極へ供給するオ
ン駆動電流の経路は前記インダクタを含まないように、
当該制御回路が構成されていることを特徴とする。
【0014】この発明にかかる請求項2に記載の電力用
スイッチング装置は、請求項1に記載の電力用スイッチ
ング装置において、前記電力用スイッチング素子が、絶
縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ素子であって、前
記インダクタは、当該絶縁ゲート型バイポーラ・トラン
ジスタ素子のエミッタ電極に接続されており、前記制御
回路は、前記オフ駆動電流の経路をオンすることによっ
て前記制御電極にオフ駆動電流を供給するオフ駆動用ト
ランジスタと、前記オン駆動電流の経路をオンすること
によって前記制御電極にオン駆動電流を供給するオン駆
動用トランジスタと、を備えたことを特徴とする。
【0015】この発明にかかる請求項3に記載の電力用
スイッチング装置は、請求項2に記載の電力用スイッチ
ング装置において、前記絶縁ゲート型バイポーラ・トラ
ンジスタ素子が、100A以上の電流容量を有する絶縁
ゲート型バイポーラ・トランジスタ素子であって、前記
インダクタのインダクタンスの大きさが1nH〜5nH
であって、前記オフ駆動電流の経路に介挿されるオフ駆
動抵抗の抵抗値が3Ω以下であることを特徴とする。
【0016】
【作用】<請求項1記載の発明の作用>この発明にかか
る電力用スイッチング装置では、負荷回路に介挿される
インダクタを備えており、しかもこのインダクタがオフ
駆動電流の経路に含まれている。このため、電力用スイ
ッチング素子をオフするときに、オフ駆動電流の増加が
緩やかとなるので、オンからオフへの遷移の進行が緩や
かとなる。このため、電力用スイッチング素子の主電極
を流れる主電流の減衰が緩和される。その結果オフ駆動
時のサージ電圧の発生が抑制される。
【0017】一方、インダクタはオン駆動電流の経路に
は含まれない。このため、電力用スイッチング素子をオ
ンするときには、オン駆動電流は急速に増大するので高
速度でスイッチングが行われる。その結果、オン駆動時
のスイッチング損失が抑制される。すなわちこの装置で
は、サージ電圧の発生が深刻であるオフ駆動時には、ス
イッチング速度を緩め、サージ電圧の発生が相対的に軽
微であるオン駆動時にはスイッチング速度を速めること
によって、サージ電圧の抑制と、総合的なスイッチング
損失の低減とを両立的に実現している。
【0018】<請求項2記載の発明の作用>この発明に
かかる電力用スイッチング装置では、インダクタはIG
BT素子のエミッタ電極に接続されるので、IGBT素
子がオンからオフに転じるときに、IGBT素子を流れ
る主電流の減衰に伴って、IGBT素子がオン状態を維
持する方向にエミッタ電極の電位が変移する。インダク
タがもたらす、この一種のフィードバック効果のため
に、スイッチング速度がより効果的に緩和される。
【0019】<請求項3記載の発明の作用> この発明にかかる電力用スイッチング装置では、インダ
クタのインダクタンスの値と、オフ駆動抵抗の抵抗値の
値が最適化されているので、大電流容量の装置におい
て、サージ電圧の抑制とスイッチング損失の低減とが最
適に実現される。
【0020】
【実施例】<1.装置の構成>図1は、この発明の実施
例における電力用スイッチング装置の構成をその周辺装
置の構成とともに示す回路図である。図1において、図
6に示した従来の装置と同一部分には同一の符号を付し
ている。
【0021】この電力用スイッチング装置は、電力用ス
イッチング素子としてIGBT素子6を備えており、こ
のIGBT素子6がオン動作およびオフ動作を行うこと
によって、2つの主電極、すなわちコレクタ電極Cおよ
びエミッタ電極Eに接続される負荷回路をオン・オフす
る。負荷回路には誘導負荷8と直流電源10とが接続さ
れている。これらの誘導負荷8および直流電源10は、
電力用スイッチング装置の外部に設置される。負荷回路
には、更にインダクタ13が介挿されている。このイン
ダクタ13は、IGBT素子6のエミッタ電極Eに接続
されており、電力用スイッチング装置の一部を構成す
る。
【0022】フリーホイールダイオード7が誘導負荷8
に並列に接続されており、更に直流電源10に並列にス
ナバキャパシタ9が接続されている。これらのフリーホ
イールダイオード7およびスナバキャパシタ9は、誘導
負荷8による電圧サージを吸収するサージ吸収回路を構
成する。直流電源10、フリーホイールダイオード7、
およびスナバキャパシタ9を接続する配線には、インダ
クタンス11、12が寄生的に発生している。
【0023】IGBT素子6のゲート電極Gには、2つ
のトランジスタ、すなわちトランジスタ(オン駆動トラ
ンジスタ)3aとトランジスタ(オフ駆動トランジス
タ)3bの双方のエミッタ電極Eが接続されている。オ
ン駆動トランジスタ3aのコレクタ電極Cは、駆動抵抗
4aを介して直流電源5の高電位側出力に接続されてい
る。オフ駆動トランジスタ3bのコレクタ電極Cは、I
GBT素子6のエミッタ電極Eに接続する一端とは反対
側のインダクタ13の一端に、駆動抵抗4bを介して接
続されている。また、直流電源5の低電位側出力は、イ
ンダクタ13を介することなく、IGBT素子6のエミ
ッタ電極Eに直接に接続されている。
【0024】インダクタ13の一端がIGBT素子6の
エミッタ電極Eに接続され、更にオン駆動電流を供給す
る直流電源5の低電位側出力はIGBT素子6のエミッ
タ電極Eに直結されており、一方、オフ電流の経路に介
挿されるオフ駆動トランジスタ3bはインダクタ13を
介してIGBT素子6のエミッタ電極Eに結合されてい
る点に注目されたい。後述するように、このことが、ス
イッチング損失とサージ電圧の双方を低減するという効
果を現出する上で、最も重要な構成上の特徴点をなして
いる。
【0025】トランジスタ3a、3bの双方のベース電
極Bにはベース抵抗2の一端が接続されている。ベース
抵抗2の他の一端と、IGBT素子6のエミッタ電極E
との間には、パルス発生器1が接続されている。パルス
発生器1は、電力用スイッチング装置の外部に設置され
る。これらの、トランジスタ3a、3b、ベース抵抗
2、駆動抵抗4a、4b、および直流電源5は、ベース
抵抗2を介してベース電極Bへ入力されたパルス信号に
応答して、IGBT素子6をオンおよびオフさせる制御
回路を構成する。
【0026】<2.装置の基本動作>この実施例の装置
は上述のように構成されるので、以下のように動作す
る。パルス発生器1が高電圧信号(例えば15V)をベ
ース抵抗2へ入力すると、オン駆動トランジスタ3aが
オンし、オフ駆動トランジスタ3bがオフする。このた
め、直流電源5から供給される電流(オン駆動電流
ON)がオン駆動トランジスタ3aを介してゲート電極
Gへ供給され、ゲート電極Gとエミッタ電極Eの間の電
圧、すなわちゲート電圧がIGBT素子6に固有のゲー
ト閾電圧を超えることによって、IGBT素子6がオン
する。IGBT素子6がオンすることによって負荷回路
がオンする結果、直流電源10から誘導負荷8へ負荷電
流が供給される。
【0027】パルス発生器1が低電圧信号(例えば0
V)をベース抵抗2へ入力すると、オフ駆動トランジス
タ3bがオンし、オン駆動トランジスタ3aがオフす
る。このため、ゲート電極Gへ、オン駆動電流とは逆向
きの電流(オフ駆動電流IOFF )が供給され、ゲート電
極Gとエミッタ電極Eの間の電圧、すなわちゲート電圧
がゲート閾電圧よりも低くなることによって、IGBT
素子6がオフする。IGBT素子6がオフすることによ
って負荷回路がオフする結果、直流電源10から誘導負
荷8への負荷電流の供給は停止する。
【0028】誘導負荷8は、前述のように、インダクタ
ンスの大きさに相応して電流を一定に保持する働きを有
するので、IGBT素子6がオフからオンへ転じても、
誘導負荷8を流れる負荷電流の大きさが増加するには、
一定の時間を要する。逆に、IGBT素子6がオンから
オフへ転じたときにも、この負荷電流が減衰するのに一
定の時間を要する。このため、IGBT素子6がオンと
オフとを十分に短い周期をもって反復する通常の場合に
は、負荷電流は断続的に流れるのではなく、多少の脈動
を伴いつつも継続的に流れる。パルス発生器1によっ
て、IGBT素子6がオンする期間とオフする期間の割
合が調節され、そのことによって負荷電流の実効値が所
望の値に調整される。前述のサージ吸収回路は、IGB
T素子6がオフする期間に、誘導負荷8を流れる負荷電
流を維持する働きを為す。すなわち、サージ吸収回路
は、負荷電流が還流する経路を誘導負荷8に提供するこ
とによって、負荷電流の減衰を緩和する機能を果たして
いる。また、そのことによって、IGBT素子6がオフ
したときに誘導負荷8に発生しIGBT素子6に印加さ
れるサージ電圧を、低減する機能をも果たしている。
【0029】<3.装置の特徴的な動作>ところで、従
来装置に関して前述したように、寄生インダクタンス1
1、12の存在は、IGBT素子6が特にオンからオフ
へ転じるときに、高いサージ電圧をもたらす要因となり
得る。しかしながら、この実施例の装置は以下のように
動作することによって、このサージ電圧の低減を、スイ
ッチング損失の低減ととともに両立的に実現している。
【0030】前述したように、パルス発生器1が低電圧
信号を出力すると、オフ駆動トランジスタ3bがオン
し、オン駆動トランジスタ3aがオフすることによっ
て、ゲート電極Gへオフ駆動電流IOFF が供給される結
果、IGBT素子6はオン状態からオフ状態へと遷移す
る。しかしながら、この遷移は瞬時に行われるのではな
く、インダクタ13および制御回路の働きによって緩や
かに進行する。すなわち、IGBT素子6がオフ状態へ
向かうのに伴って、IGBT素子6のコレクタ電極Cか
らエミッタ電極Eへと流れる主電流が減衰する。この主
電流の減衰がインダクタ13に誘導電圧を誘起する結
果、IGBT素子6のエミッタ電極Eの電位が引き下げ
られる。このことは、IGBT素子6におけるゲート電
極Gとエミッタ電極Eの間の電圧、すなわちゲート電圧
を高める方向に作用するので、IGBT素子6における
オンからオフへの遷移の速さ、すなわちスイッチング速
度が緩和される。
【0031】しかも、オフ駆動トランジスタ3bがオン
することによって形成されるオフ駆動電流IOFF の閉経
路(図1に実線矢印で示す)は、インダクタ13を含ん
でいる。このため、オフ駆動電流IOFF は、瞬時に立ち
上がることができずに、緩やかに増加する。このこと
が、IGBT素子6のオンからオフへの遷移を、一層効
果的に緩慢なものにする。その結果、IGBT素子6を
流れる主電流は緩やかに減衰するので、それに伴ってサ
ージ吸収回路を流れる電流の増加も緩やかとなる。この
ため、寄生インダクタンス11、12によって発生する
サージ電圧が低く抑えられる。
【0032】一方、パルス発生器1が高電圧信号を出力
すると、オン駆動トランジスタ3aがオンし、オフ駆動
トランジスタ3bがオフすることによって、ゲート電極
Gへオン駆動電流IONが供給される結果、IGBT素子
6はオフ状態からオン状態へと遷移する。このときに
は、オン状態からオフ状態へ遷移する場合に比べて、よ
り迅速に遷移が進行する。なぜならば、オン駆動トラン
ジスタ3aがオンすることによって形成されるオン駆動
電流IONの閉経路(図1に点線矢印で示す)には、イン
ダクタ13が含まれていないからである。これらの2つ
の経路において、一方がインダクタ13を含み、他方が
インダクタ13を含まないのは、オフ駆動トランジスタ
3bがインダクタ13を介してIGBT素子6のエミッ
タ電極Eに結合する一方で、直流電源5の低電位側出力
がエミッタ電極Eに直接に接続されているという構成上
の特徴に由来する。
【0033】IGBT素子6がオフからオンへと遷移す
るときに、遷移が迅速に進行するために、この遷移に伴
ってIGBT素子6で発生するスイッチング損失が低く
抑えられる。すなわちこの装置は、寄生インダクタンス
11、12によるサージ電圧の発生がより深刻であるI
GBT素子6がオンからオフへ遷移する際には、サージ
電圧の抑制を優先的に行い、サージ電圧の発生が比較的
軽微であるオフからオンへの遷移の際には、スイッチン
グ損失の低減を優先的に実現する。このことによって、
スイッチング損失を実効的に低減すると共に、サージ電
圧の発生をも抑制するという双方の課題を同時に実現し
ている。
【0034】<4.実証データと回路定数の最適化>つ
づいて、図1に示したこの実施例の装置について、回路
シミュレータを用いて動作の実証と回路定数の最適化を
行った結果について説明する。図2〜図5は図1に示し
た回路構成を有し、電圧定格が600V、電流定格が4
00Aである電力用スイッチング装置を対象として、シ
ミュレーションを実行して得られた結果を示すグラフで
ある。このシミュレーションでは、インダクタ13のイ
ンダクタンスL、および駆動抵抗4a、4bの抵抗値R
をパラメータとして、スイッチング損失とサージ電圧Δ
CEの大きさが求められた。駆動抵抗4a、4bの抵抗
値は互いに共通の大きさに設定された。
【0035】図2はサージ電圧ΔVCE対スイッチング損
失特性を示すグラフである。括弧()中の数字は、抵抗
値Rを表している。図2より、インダクタンスLが大き
いほど、サージ電圧ΔVCEが小さくなることが読み取ら
れる。すなわち、このデータは、インダクタ13がサー
ジ電圧ΔVCEを低減する効果を奏し、しかもインダクタ
ンスLが大きいほどその効果が顕著であることを実証し
ている。
【0036】図2のグラフからは、インダクタンスLと
スイッチング損失の関係については、明瞭な結論が引出
し難い。そこでこの関係を明瞭にするために、図2のグ
ラフを再編集することによって、サージ電圧ΔVCEをパ
ラメータとしたインダクタンスL対スイッチング損失の
関係を表すグラフを得た。図3にこのグラフを示す。こ
のグラフから、サージ電圧ΔVCEが100V以上である
範囲では、サージ電圧ΔVCEが一定である条件下におい
て、インダクタンスLが大きいほど、スイッチング損失
が低いことが読み取られる。すなわち、図3のグラフ
は、インダクタ13が設けられることによって、サージ
電圧ΔVCEの低減とスイッチング損失の低減の双方が、
両立的に実現されることを実証している。
【0037】つぎに、インダクタンスLの大きさと抵抗
値Rの大きさの最適な範囲について考察する。図4は、
図2のグラフを再編集することによって得られたグラフ
であって、インダクタンスLをパラメータとしたスイッ
チング損失の抵抗値Rへの依存性を表している。このグ
ラフから、インダクタンスLが一定である条件下では、
抵抗値Rが十分に低い一部の範囲を除いて、抵抗値Rが
低いほどスイッチング損失が低く、また抵抗値Rが一定
である条件下ではインダクタンスLが低いほどスイッチ
ング損失が低いことが読み取られる。したがって、実用
的に要請されるある許容値以下にスイッチング損失を抑
えるためには、インダクタンスLと抵抗値Rに対して上
限が設定されなければならない。スイッチング損失の上
限は、実用上40mW・s程度に設定するのが望まし
い。このスイッチング損失の許容上限値から、インダク
タンスLは5nH以下であるのが望ましいといえる。更
に抵抗値Rについては、インダクタンスLが例えば2n
Hであるときには、抵抗値Rは2Ω以下であることが望
ましく、インダクタンスLが5nHであるときには、抵
抗値Rは1Ω以下であることが望ましいといえる。
【0038】スイッチング損失の許容上限値はIGBT
素子6の定格にある程度依存し、図4に示した抵抗値R
対スイッチング損失特性も、この定格によって多少変動
する。これらのことを考慮すると、IGBT素子の定格
が100A以上である一般的な場合については、インダ
クタンスLは5nH以下であって、抵抗値Rは3Ω以下
であることが望ましいと結論することができる。
【0039】図5は、図2のグラフを再編集することに
よって得られたグラフであって、インダクタンスLをパ
ラメータとしたサージ電圧ΔVCEの抵抗値Rへの依存性
を表している。このグラフから、抵抗値Rが十分に高い
範囲を除いて、抵抗値Rが一定である条件下では、イン
ダクタンスLが高いほどサージ電圧ΔVCEが低く、イン
ダクタンスLが十分に高い範囲を除いて、インダクタン
スLが一定である条件下では、抵抗値Rが高いほどサー
ジ電圧ΔVCEが低いことが読み取られる。インダクタン
スLが5nH以上であるときには、サージ電圧ΔVCE
抵抗値Rには殆ど依存せずに略一定である。
【0040】インダクタンスLによるサージ電圧ΔVCE
の低減の効果を、実用上有効な程度に引き出すために
は、インダクタンスLをある下限値以上に設定すること
が求められる。IGBT素子6における定格が前述の1
00A以上である場合については、インダクタンスLは
1nH以上に設定されることが望ましい。
【0041】
【発明の効果】<請求項1記載の発明の効果>この発明
にかかる電力用スイッチング装置では、インダクタの作
用でオフ駆動電流の増加が緩やかとなる一方、オン駆動
電流は急速に増大する。すなわち、サージ電圧の発生が
深刻であるオフ駆動時には、スイッチング速度が緩和さ
れ、サージ電圧の発生が相対的に軽微であるオン駆動時
にはスイッチング速度が速められるので、サージ電圧の
抑制と、総合的なスイッチング損失の低減とが両立的に
実現される。
【0042】<請求項2記載の発明の効果>この発明に
かかる電力用スイッチング装置では、インダクタはIG
BT素子のエミッタ電極に接続されるので、IGBT素
子がオンからオフに転じるときに、IGBT素子を流れ
る主電流の減衰に伴って、IGBT素子がオン状態を維
持する方向にエミッタ電極の電位が変移する。インダク
タがもたらす、この一種のフィードバック効果のため
に、スイッチング速度がより効果的に緩和される。ま
た、電力用スイッチング素子として、IGBT素子が使
用されるので、スイッチング速度が高く損失の少ない電
力用スイッチング装置を実現することが可能である。ま
た、オフ駆動用トランジスタとオン駆動用トランジスタ
を用いることによって、制御回路を単純に構成すること
が可能である。
【0043】<請求項3記載の発明の効果> この発明にかかる電力用スイッチング装置では、インダ
クタのインダクタンスの値と、オフ駆動抵抗の抵抗値の
値が最適化されているので、大電流容量の装置におい
て、サージ電圧の抑制とスイッチング損失の低減とが最
適に実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における電力用スイッチング
装置およびその周辺装置の回路図である。
【図2】実施例の装置に関するシミュレーションの結果
を示すグラフである。
【図3】実施例の装置に関するシミュレーションの結果
を示すグラフである。
【図4】実施例の装置に関するシミュレーションの結果
を示すグラフである。
【図5】実施例の装置に関するシミュレーションの結果
を示すグラフである。
【図6】従来の電力用スイッチング装置およびその周辺
装置の回路図である。
【符号の説明】
3a オン駆動トランジスタ 3b オフ駆動トランジスタ 4a 駆動抵抗(オン駆動抵抗) 4b 駆動抵抗(オフ駆動抵抗) 6 IGBT素子 13 インダクタ E エミッタ電極 C コレクタ電極 G ゲート電極 ION オン駆動電流 IOFF オフ駆動電流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 1/00 H02M 1/08 H02M 3/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力用スイッチング素子の制御電極に接
    続された制御回路の出力に応答して、前記電力用スイッ
    チング素子がオフ動作およびオン動作を行うことによっ
    て、当該電力用スイッチング素子の主電極に接続された
    負荷回路をオフおよびオンする電力用スイッチング装置
    において、 前記装置が前記負荷回路に介挿されるインダクタを備
    え、 前記電力用スイッチング素子をオフ状態にするべく前記
    制御回路が前記制御電極へ供給するオフ駆動電流の経路
    は前記インダクタを含むとともに、前記電力用スイッチ
    ング素子をオン状態にするべく前記制御回路が前記制御
    電極へ供給するオン駆動電流の経路は前記インダクタを
    含まないように、当該制御回路が構成されていることを
    特徴とする電力用スイッチング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電力用スイッチング装
    置において、 前記電力用スイッチング素子が、絶縁ゲート型バイポー
    ラ・トランジスタ素子であって、 前記インダクタは、当該絶縁ゲート型バイポーラ・トラ
    ンジスタ素子のエミッタ電極に接続されており、 前記制御回路は、前記オフ駆動電流の経路をオンするこ
    とによって前記制御電極にオフ駆動電流を供給するオフ
    駆動用トランジスタと、前記オン駆動電流の経路をオン
    することによって前記制御電極にオン駆動電流を供給す
    るオン駆動用トランジスタと、を備えたことを特徴とす
    る電力用スイッチング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電力用スイッチング装
    置において、 前記絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ素子が、1
    00A以上の電流容量を有する絶縁ゲート型バイポーラ
    ・トランジスタ素子であって、 前記インダクタのインダクタンスの大きさが1nH〜5
    nHであって、 前記オフ駆動電流の経路に介挿されるオフ駆動抵抗の抵
    抗値が3Ω以下であることを特徴とする電力用スイッチ
    ング装置。
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