JP2792280B2 - マスタスライス方式プリスケーラ回路 - Google Patents

マスタスライス方式プリスケーラ回路

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JP2792280B2
JP2792280B2 JP3245101A JP24510191A JP2792280B2 JP 2792280 B2 JP2792280 B2 JP 2792280B2 JP 3245101 A JP3245101 A JP 3245101A JP 24510191 A JP24510191 A JP 24510191A JP 2792280 B2 JP2792280 B2 JP 2792280B2
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circuit
flip
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resistor
prescaler circuit
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克治 木村
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分周回路に用いられる
プリスケーラ回路をマスタスライス方式で形成したマス
タスライス方式プリスケーラ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、プリスケーラ回路は、複
数のフリップフロップ回路で構成される分周回路である
が、従来は専用設計によって形成される場合が多い。し
かし、ユーザの多様な要求に応えるためにはマスタスラ
イス方式に依る方が望ましい。この場合、プリスケーラ
回路は、VHF帯以上の高周波信号による高速動作を要
求される回路である。一方、半導体集積回路では、VH
F帯以上の高周波領域となると、配線容量及び負荷抵抗
に寄生する浮遊容量が面積及び周囲長に比例して増加す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、プリスケーラ
回路をマスタスライス方式によって形成する場合、フリ
ップフロップ回路の負荷抵抗をどのように設定するかが
問題となる。即ち、フリップフロップ回路の負荷抵抗値
を、複数の抵抗パターンをメタライズで選択して設定す
ると、負荷抵抗の周囲長が長くなり、負荷抵抗に寄生す
る浮遊容量のうち周囲長に依存した浮遊容量の増加によ
ってプリスケーラ回路の最高動作周波数が低下する。ま
た、この低下分を補い所定の周波数で動作させるには回
路電流を増加させる必要があるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、最高動作周波数の低下や
消費電流の増加を生じさせないマスタスライス方式プリ
スケーラ回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のマスタスライス方式プリスケーラ回路は次
の如き構成を有する。即ち、第1発明のマスタスライス
方式プリスケーラ回路は、入力信号を分周又は可変分周
するプリスケーラ回路を構成する複数のフリップフロッ
プ回路をマスタスライス方式によって形成するマスタス
ライス方式プリスケーラ回路において; 前記複数のフ
リップフロップ回路の中のプリスケーラ回路を構成する
少なくとも1つのフリップフロップ回路の各負荷抵抗
は、それぞれ1つの抵抗パターンに固定的に配置した3
個以上の抵抗コンタクトを有し、前記各負荷抵抗の一方
の端に配設される抵抗コンタクトは常にフリップフロッ
プ回路に接続され、他の少なくとも2個の抵抗コンタク
トのいずれかによって電源に接続されることによって可
変設定されること; を特徴とするものである。
【0006】また、第2発明のマスタスライス方式プリ
スケーラ回路は、入力信号を分周又は可変分周するプリ
スケーラ回路を構成する複数のフリップフロップ回路を
マスタスライス方式によって形成するマスタスライス方
式プリスケーラ回路において; 前記複数のフリップフ
ロップ回路の中のプリスケーラ回路を構成する少なくと
も1つのフリップフロップ回路の各負荷抵抗は、前記フ
リップフロップ回路に常に接続される一方の端の抵抗コ
ンタクトは固定され、他方の端はそれぞれ1つの抵抗パ
ターンに配置する抵抗コンタクトの位置の変更によって
可変設定されて電源に接続されること; を特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明のマスタス
ライス方式プリスケーラ回路の作用を説明する。本発明
では、複数のフリップフロップ回路の中のプリスケーラ
回路を構成する少なくとも1つのフリップフロップ回路
の各負荷抵抗は、それぞれ1つの抵抗パターンに固定的
に配置した3個以上の抵抗コンタクトによって(第1発
明)、或は、それぞれ1つの抵抗パターンに配置する抵
抗コンタクトの位置の変更によって(第2発明)可変設
定される。つまり、各負荷抵抗は、それぞれ1つの抵抗
パターンで構成されるので、周囲長に依存する浮遊容量
の増加は殆どないと考えることができる。
【0008】従って、マスタスライス化によって最高周
波数が低下したり、消費電流が増加したりすることはな
い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るマスタスライス
方式プリスケーラ回路における基本となる1つのフリッ
プフロップ回路のレイアウト図である。図1に示すフリ
ップフロップ回路は、等価回路で示せば図2のようにな
るが、図1中上方に適宜長さ延在する4本の配線パター
ンが抵抗パターンであり、それぞれ4個の抵抗コンタク
トが固定的に設定されている。
【0010】つまり、負荷抵抗RL は、電源配線VCC
までの長さで抵抗値が決まるが、図示例では3種の抵抗
値を選択できる。
【0011】ここに、図示例では、電源配線VCCから
図1中上方に延在する抵抗パターンの部分があるが、こ
の延在部分の浮遊容量は全て電源配線VCCにぶら下が
る容量値となるので、回路動作的には全く問題とならな
い。従って、負荷抵抗RL の周囲長に依存する浮遊容量
は電源配線VCCに接続される抵抗コンタクトまでを考
慮すれば良いのであり、抵抗パターンの先端にある抵抗
コンタクトを電源配線VCCに接続しても、複数の独立
した抵抗パターンをメタライズで選ぶ場合よりも周囲長
が小さくなるので、負荷抵抗RL に余分に付く浮遊容量
値はほぼ無視できるのである。
【0012】なお、図1では、抵抗パターンに抵抗コン
タクトを予め固定的に設定し、メタライズ工程の変更に
よってマスタスライス化する場合を示したが、当初抵抗
パターンには抵抗コンタクトを設けず、後に抵抗コンタ
クト工程及びメタライズ工程の変更によってマスタスラ
イス化しても良い。この場合には、1工程多くなるが、
使用しない不要な抵抗コンタクトが存在しないので、配
線領域が広くなり、配線の自由度を上げられる利点があ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマスタス
ライス方式プリスケーラ回路によれば、プリスケーラ回
路を構成する複数のフリップフロップ回路の中の少なく
とも1つのフリップフロップ回路の各負荷抵抗は、それ
ぞれ1つの抵抗パターンで構成されるので、周囲長に依
存する浮遊容量の増加は殆どないと考えることができ、
マスタスライス化によって最高周波数が低下したり、消
費電流が増加したりすることは起こらないという効果が
ある。また、第2発明では、1つの抵抗パターンに配置
する抵抗コンタクトの位置の変更によってマスタスライ
ス化するので、使用しない不要な抵抗コンタクトが存在
せず、配線領域が広くなり、配線の自由度を上げられる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマスタスライス方式プ
リスケーラ回路における基本となる1つのフリップフロ
ップ回路のレイアウト図である。
【図2】図1に示す1つのフリップフロップ回路の等価
回路である。
【符号の説明】
Q1〜Q14 トランジスタ RL 負荷抵抗 R0 エミッタ抵抗 VCC 電源配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/82 H01L 27/118 H01L 27/04 H01L 21/822

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を分周又は可変分周するプリス
    ケーラ回路を構成する複数のフリップフロップ回路をマ
    スタスライス方式によって形成するマスタスライス方式
    プリスケーラ回路において; 前記複数のフリップフロ
    ップ回路の中のプリスケーラ回路を構成する少なくとも
    1つのフリップフロップ回路の各負荷抵抗は、それぞれ
    1つの抵抗パターンに固定的に配置した3個以上の抵抗
    コンタクトを有し、前記各負荷抵抗の一方の端に配設さ
    れる抵抗コンタクトは常にフリップフロップ回路に接続
    され、他の少なくとも2個の抵抗コンタクトのいずれか
    によって電源に接続されることによって可変設定される
    こと; を特徴とするマスタスライス方式プリスケーラ
    回路。
  2. 【請求項2】 入力信号を分周又は可変分周するプリス
    ケーラ回路を構成する複数のフリップフロップ回路をマ
    スタスライス方式によって形成するマスタスライス方式
    プリスケーラ回路において; 前記複数のフリップフロ
    ップ回路の中のプリスケーラ回路を構成する少なくとも
    1つのフリップフロップ回路の各負荷抵抗は、前記フリ
    ップフロップ回路に常に接続される一方の端の抵抗コン
    タクトは固定され、他方の端はそれぞれ1つの抵抗パタ
    ーンに配置する抵抗コンタクトの位置の変更によって可
    変設定されて電源に接続されること; を特徴とするマ
    スタスライス方式プリスケーラ回路。
JP3245101A 1991-08-30 1991-08-30 マスタスライス方式プリスケーラ回路 Expired - Lifetime JP2792280B2 (ja)

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JPH0563166A JPH0563166A (ja) 1993-03-12
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