JP2682727B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JP2682727B2 JP2682727B2 JP15784990A JP15784990A JP2682727B2 JP 2682727 B2 JP2682727 B2 JP 2682727B2 JP 15784990 A JP15784990 A JP 15784990A JP 15784990 A JP15784990 A JP 15784990A JP 2682727 B2 JP2682727 B2 JP 2682727B2
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- circuit device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路の配線系に関するもので
ある。
ある。
第4図および第5図は、従来の半導体集積回路装置の
配線の一部を示す斜視図、第6図は、第4図に示すA点
の電圧波形を示すグラフ、第7図は第4図に示すB点の
クロストークノイズ波形を示すグラフである。図におい
て、(1)〜(3)はAl配線、(4),(5)はポリシ
リコン、(6a),(6b)はコンタクトである。
配線の一部を示す斜視図、第6図は、第4図に示すA点
の電圧波形を示すグラフ、第7図は第4図に示すB点の
クロストークノイズ波形を示すグラフである。図におい
て、(1)〜(3)はAl配線、(4),(5)はポリシ
リコン、(6a),(6b)はコンタクトである。
次に動作について説明する。内部回路から出力される
出力信号aはポリシリコン(4)、コンタクト(6a)を
通つてAl線(1)へ通じる。また信号bはAl配線(3)
から、コンタクト(6b)、ポリシリコン(5)を通つて
内部回路へ入力される。
出力信号aはポリシリコン(4)、コンタクト(6a)を
通つてAl線(1)へ通じる。また信号bはAl配線(3)
から、コンタクト(6b)、ポリシリコン(5)を通つて
内部回路へ入力される。
第4図のような平行信号線路において互いの信号線路
間隔が狭くなると、一方の信号線路の信号の変化によつ
て他方の信号線路にクロストークノイズが発生する。例
えば第4図のAl配線(1)上のA点に第6図に示すよう
な、波形が入つたとすると、第4図のAl配線(3)上の
B点には第7図のようなクロストークノイズ波形が発生
する。これは、Al配線(1),(3)における、抵抗、
自己・相互容量及びインダクタンズによるもので各信号
線路幅及び各信号線路間隔が小さくなる程、クロストー
クノイズは大きくなつて発生される。
間隔が狭くなると、一方の信号線路の信号の変化によつ
て他方の信号線路にクロストークノイズが発生する。例
えば第4図のAl配線(1)上のA点に第6図に示すよう
な、波形が入つたとすると、第4図のAl配線(3)上の
B点には第7図のようなクロストークノイズ波形が発生
する。これは、Al配線(1),(3)における、抵抗、
自己・相互容量及びインダクタンズによるもので各信号
線路幅及び各信号線路間隔が小さくなる程、クロストー
クノイズは大きくなつて発生される。
また従来は上記クロストークノイズを低減する為に、
第5図に示すごとく、Al配線(1),(3)間に接地電
圧レベルのAl配線(2)によるガードラインを配置する
方法があつた。従来、信号線路間に配置するガードライ
ンについては、接地電位レベルにするのが有効である
が、ガードラインの接地箇所によつては、クロストーク
ノイズが増えることがあつた。
第5図に示すごとく、Al配線(1),(3)間に接地電
圧レベルのAl配線(2)によるガードラインを配置する
方法があつた。従来、信号線路間に配置するガードライ
ンについては、接地電位レベルにするのが有効である
が、ガードラインの接地箇所によつては、クロストーク
ノイズが増えることがあつた。
従来の半導体集積回路装置は以上のように構成されて
いるので、クロストークノイズが低減の為にガードライ
ンを配置すると、場合によつては逆にクロストークノイ
ズを増加させるという問題点があつた。
いるので、クロストークノイズが低減の為にガードライ
ンを配置すると、場合によつては逆にクロストークノイ
ズを増加させるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消する為になされ
たもので、クロストークノイズを効率よく低減できる半
導体集積回路装置を得ることを目的とする。
たもので、クロストークノイズを効率よく低減できる半
導体集積回路装置を得ることを目的とする。
この発明に係る半導体集積回路装置は2つの信号線路
の平行線路に入れたガードラインにおける平行線路両端
部を接地するように配置したものである。
の平行線路に入れたガードラインにおける平行線路両端
部を接地するように配置したものである。
この発明における半導体集積回路装置は2つの信号線
路の平行線路間に入れた平行線路両端部接地のガードラ
インにより、2つの信号線路間のクロストークノイズを
低減する。
路の平行線路間に入れた平行線路両端部接地のガードラ
インにより、2つの信号線路間のクロストークノイズを
低減する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図は半導体集積回路装置の配線の一部形状を示す斜視
図である。図において、(1)〜(5),(6a),(6
b)は第4図および第5図の従来例に示したものと同等
であるので説明を省略する。(6c)〜(6e)はコンタク
ト、(7a),(7b)は拡散領域、(8)は基板である。
Al配線(2)は、接地電圧レベルを有し、Al配線(1)
及び、Al配線(3)の間に位置する。またAl配線(2)
はコンタクト(6c)、拡散領域(7a)を、またコンタク
ト(6e)、拡散領域(7b)を通つて基板(8)へ電気的
に接続され接地電圧レベルを保つ。
1図は半導体集積回路装置の配線の一部形状を示す斜視
図である。図において、(1)〜(5),(6a),(6
b)は第4図および第5図の従来例に示したものと同等
であるので説明を省略する。(6c)〜(6e)はコンタク
ト、(7a),(7b)は拡散領域、(8)は基板である。
Al配線(2)は、接地電圧レベルを有し、Al配線(1)
及び、Al配線(3)の間に位置する。またAl配線(2)
はコンタクト(6c)、拡散領域(7a)を、またコンタク
ト(6e)、拡散領域(7b)を通つて基板(8)へ電気的
に接続され接地電圧レベルを保つ。
次に動作について説明する。第2図に示すような3線
路モデルを考えるとき、中間線路の接地箇所を変化させ
るとクロストークノイズは第3図に示すようになり、中
間線路が両端で接地されていればクロストークノイズは
最も低減される。
路モデルを考えるとき、中間線路の接地箇所を変化させ
るとクロストークノイズは第3図に示すようになり、中
間線路が両端で接地されていればクロストークノイズは
最も低減される。
したがつて第1図の装置においてAl配線(1)上のA
点で信号変化があつた場合、ガードラインであるAl配線
(2)はコンタクト(6c),(6e)により接地されてい
る為、Al配線(3)のB点,D点に起こるクロストークノ
イズは効率よく低減することができる。
点で信号変化があつた場合、ガードラインであるAl配線
(2)はコンタクト(6c),(6e)により接地されてい
る為、Al配線(3)のB点,D点に起こるクロストークノ
イズは効率よく低減することができる。
以上のように、この発明によれば、2つの異なつた平
行信号線路間に接地電位のガードラインを配置し、さら
に、ガードラインは、平行信号線路両端部分において、
接地するように配置したので、平行信号線路間のクロス
トークノイズが効率よく低減できる効果がある。
行信号線路間に接地電位のガードラインを配置し、さら
に、ガードラインは、平行信号線路両端部分において、
接地するように配置したので、平行信号線路間のクロス
トークノイズが効率よく低減できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による半導体集積回路装置
の配線の一部を示す斜視図、第2図は3線路モデルの模
式図、第3図は第2図のモデルにおけるクロストークノ
イズの特性を示すグラフ図、第4図、および第5図は従
来の半導体集積回路装置の配線の一部を示す斜視図、第
6図は第4図に示すA点の電圧波形を示すグラフ図、第
7図は第4図に示すB点のクロストークノイズ波形を示
すグラフ図である。 図において、(1)〜(3)はAl配線、(4),(5)
はポリシリコン、(6a)〜(6e)はコンタクト、(7
a),(7b)は拡散領域、(8)は基板である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
の配線の一部を示す斜視図、第2図は3線路モデルの模
式図、第3図は第2図のモデルにおけるクロストークノ
イズの特性を示すグラフ図、第4図、および第5図は従
来の半導体集積回路装置の配線の一部を示す斜視図、第
6図は第4図に示すA点の電圧波形を示すグラフ図、第
7図は第4図に示すB点のクロストークノイズ波形を示
すグラフ図である。 図において、(1)〜(3)はAl配線、(4),(5)
はポリシリコン、(6a)〜(6e)はコンタクト、(7
a),(7b)は拡散領域、(8)は基板である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】2本以上の信号線路が平行に配置された部
分を有する半導体集積回路装置において、接地電圧レベ
ルの導電性ガードラインが存在し、上記ガードラインは
少なくとも上記信号線路の平行に配置された部分に挟ま
れるように配置されるとともに、上記信号線路の平行に
配置された部分の両端部に位置する部分で接地され、こ
の様な線路配置が少なくとも1パターン以上存在するこ
とを特徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15784990A JP2682727B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15784990A JP2682727B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 半導体集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04218948A JPH04218948A (ja) | 1992-08-10 |
JP2682727B2 true JP2682727B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=15658710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15784990A Expired - Lifetime JP2682727B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682727B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5670815A (en) * | 1994-07-05 | 1997-09-23 | Motorola, Inc. | Layout for noise reduction on a reference voltage |
US6054758A (en) * | 1996-12-18 | 2000-04-25 | Texas Instruments Incorporated | Differential pair geometry for integrated circuit chip packages |
US9277641B2 (en) | 2013-04-04 | 2016-03-01 | Qualcomm Incorporated | Routing and shielding of signal lines to improve isolation |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP15784990A patent/JP2682727B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04218948A (ja) | 1992-08-10 |
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