JP2811740B2 - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
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- JP2811740B2 JP2811740B2 JP10246589A JP10246589A JP2811740B2 JP 2811740 B2 JP2811740 B2 JP 2811740B2 JP 10246589 A JP10246589 A JP 10246589A JP 10246589 A JP10246589 A JP 10246589A JP 2811740 B2 JP2811740 B2 JP 2811740B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- divided
- resistance
- integrated circuit
- circuit
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集積回路に関する。
従来、集積回路の素子の配置,配線(以下レイアウト
と呼ぶ)の設計の際、回路の特性上の問題から特定の素
子間の相対精度が要求される場合が非常に多くある。
と呼ぶ)の設計の際、回路の特性上の問題から特定の素
子間の相対精度が要求される場合が非常に多くある。
第3図は従来のカレントミラー回路の一部分の回路図
である。
である。
トランジスタTr1〜Trnはベースが共通に接続され、各
トランジスタのエミッタはそれぞれ抵抗R1〜Rnを介して
接地される。
トランジスタのエミッタはそれぞれ抵抗R1〜Rnを介して
接地される。
今、二つのトランジスタTr1とTr2とを取上げて、そこ
に流れる電流を見ると、トラジスタTr1とTr2に流れる電
流の相対比は抵抗R1と抵抗R2の相対比及びトランジスタ
Tr1とTr2のベース・エミッタ間順方向電圧VBEにより決
定される。従って、トランジスタTr1とTr2に流れる電流
の相対比の精度を向上させるためには、抵抗R1及び抵抗
R2の相対精度の向上及びトランジスタTr1及びTr2のVBE
の相対精度の向上が重要となってくる。
に流れる電流を見ると、トラジスタTr1とTr2に流れる電
流の相対比は抵抗R1と抵抗R2の相対比及びトランジスタ
Tr1とTr2のベース・エミッタ間順方向電圧VBEにより決
定される。従って、トランジスタTr1とTr2に流れる電流
の相対比の精度を向上させるためには、抵抗R1及び抵抗
R2の相対精度の向上及びトランジスタTr1及びTr2のVBE
の相対精度の向上が重要となってくる。
第4図は第3図のA部を半導体基板に形成したものの
平面図である。
平面図である。
カレントミラー回路のような相対精度を要求される回
路においては、素子はできる限り近接配置するといった
手法が取られている。これは、素子の特性を左右する不
純物濃度や形状のばらつきの影響をできる限り少くする
ためである。
路においては、素子はできる限り近接配置するといった
手法が取られている。これは、素子の特性を左右する不
純物濃度や形状のばらつきの影響をできる限り少くする
ためである。
最近の集積回路の規模は、1チップ化等により益々規
模が大きくなってきており、相対精度を要求される素子
が必ずしも近接して配置できるとは限らないといった問
題が出ている。従って、上述した従来の技術では回路設
計側からの要求精度を満たせない場合がある。
模が大きくなってきており、相対精度を要求される素子
が必ずしも近接して配置できるとは限らないといった問
題が出ている。従って、上述した従来の技術では回路設
計側からの要求精度を満たせない場合がある。
本発明は、相対精度を必要とするトランジスタと抵抗
とから成る組が複数個ベースが連結されて成る回路を有
する集積回路において、前記抵抗がその抵抗値が変らな
いように二つの抵抗素子に分割されかつ分割された二つ
の抵抗素子の抵抗値が同値であり、一つの組の分割抵抗
素子のうちの一つの抵抗素子と他の組の分割抵抗素子の
うちの一つの抵抗素子とを入れ換えて隣接配置し、各抵
抗の組毎に配線で直列接続したことを特徴とする。
とから成る組が複数個ベースが連結されて成る回路を有
する集積回路において、前記抵抗がその抵抗値が変らな
いように二つの抵抗素子に分割されかつ分割された二つ
の抵抗素子の抵抗値が同値であり、一つの組の分割抵抗
素子のうちの一つの抵抗素子と他の組の分割抵抗素子の
うちの一つの抵抗素子とを入れ換えて隣接配置し、各抵
抗の組毎に配線で直列接続したことを特徴とする。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例の部分平面図、第2図は第
1図に示す実施例の等価回路図である。
1図に示す実施例の等価回路図である。
第1図及び第2図に示すように、本実施例において
は、エミッタ接地抵抗がそれぞれ抵抗R11とR12、及びR
21とR22とに二つに分割され、かつ直列接続される。そ
して抵抗R11R22とは隣接配置され、抵抗R12とR21とが隣
接配置される。抵抗R11とR12とは、元の抵抗値R1と変ら
ないように、そしてR11とR12とは同値になるように、即
ち、R11+R12=R1,R11≒R12が成立つように分割する。
抵抗R21,R22についても同様に、R21+R22=R2,R21≒R22
が成立つように分割する。
は、エミッタ接地抵抗がそれぞれ抵抗R11とR12、及びR
21とR22とに二つに分割され、かつ直列接続される。そ
して抵抗R11R22とは隣接配置され、抵抗R12とR21とが隣
接配置される。抵抗R11とR12とは、元の抵抗値R1と変ら
ないように、そしてR11とR12とは同値になるように、即
ち、R11+R12=R1,R11≒R12が成立つように分割する。
抵抗R21,R22についても同様に、R21+R22=R2,R21≒R22
が成立つように分割する。
このように分割して、かつ第1図に示すような隣接配
置すると、抵抗R11と抵抗R22との相対精度は良くなる。
抵抗R12と抵抗R23についても同じことが言える。従っ
て、抵抗R11とR12から形成される抵抗R1と抵抗R21とR22
から形成される抵抗R2との相対精度は非常に良くなる。
置すると、抵抗R11と抵抗R22との相対精度は良くなる。
抵抗R12と抵抗R23についても同じことが言える。従っ
て、抵抗R11とR12から形成される抵抗R1と抵抗R21とR22
から形成される抵抗R2との相対精度は非常に良くなる。
以上説明したように、本発明は、相対精度を必要とす
る素子を二つに分割し、隣接配置した後配線で接続する
ようにしたので、相対精度を向上できるという効果があ
る。
る素子を二つに分割し、隣接配置した後配線で接続する
ようにしたので、相対精度を向上できるという効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の部分平面図、第2図は第1
図に示す実施例の等価回路図、第3図は従来のカレント
ミラー回路の一部分の回路図、第4図は第3図のA部を
半導体基板に形成したものの平面図である。 3,4,5……配線、8……GND配線、R1〜Rn……抵抗、R11,
R12,R21,R22……抵抗、Tr1〜Trn……トランジスタ。
図に示す実施例の等価回路図、第3図は従来のカレント
ミラー回路の一部分の回路図、第4図は第3図のA部を
半導体基板に形成したものの平面図である。 3,4,5……配線、8……GND配線、R1〜Rn……抵抗、R11,
R12,R21,R22……抵抗、Tr1〜Trn……トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/822 H01L 21/8222 - 21/8228 H01L 21/8232 H01L 27/06 H01L 27/08 H01L 27/082
Claims (1)
- 【請求項1】相対精度を必要とするトランジスタと抵抗
とから成る組が複数個ベースが連結されて成る回路を有
する集積回路において、前記抵抗がその抵抗値が変らな
いように二つの抵抗素子に分割されかつ分割された二つ
の抵抗素子の抵抗値が同値であり、一つの組の分割抵抗
素子のうちの一つの抵抗素子と他の組の分割抵抗素子の
うちの一つの抵抗素子とを入れ換えて隣接配置し、各抵
抗の組毎に配線で直列接続したことを特徴とする集積回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10246589A JP2811740B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10246589A JP2811740B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02281652A JPH02281652A (ja) | 1990-11-19 |
JP2811740B2 true JP2811740B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14328207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10246589A Expired - Lifetime JP2811740B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811740B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP10246589A patent/JP2811740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02281652A (ja) | 1990-11-19 |
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Legal Events
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