JP2791565B2 - Srフェライト粒子粉末の製造法 - Google Patents

Srフェライト粒子粉末の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、SrイオンとFe(III)イオンとを含む水酸
化アルカリ懸濁液を、Sの存在下で水熱反応することに
より、可及的に低い反応温度で、且つ、広い生成条件範
囲で水溶液中から優れた分散性と大きな磁化値を有する
Srフェライト粒子粉末を生成させることを可能とするも
のであり、工業的、経済的に有利なSrフェライト粒子粉
末の製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
Srフェライト粒子粉末やBaフェライト粒子粉末等のマ
グネトプランバイト型フェライト粒子粉末は、磁気記
録、殊に、垂直磁気記録用磁性粒子粉末として、また、
焼結体用原料粒子粉末として広く使用されている。
上記のいずれの分野においても、マグネトプランバイ
ト型フェライト粒子粉末に共通して要求される特性は、
優れた分散性と大きな磁化値を有することである。
従来、マグネトプランバイト型フェライト粒子粉末の
製造法としては、酸化鉄等の鉄原料とSrCO3、BaCO3等の
Sr、Ba原料とを混合した後、1000℃以上の高温で加熱焼
成した後粉砕する、所謂、乾式法、Fe(III)イオンとS
rイオンやBaイオンとを含む強アルカリ性懸濁液を水熱
処理する、所謂、湿式法が知られている。得られるマグ
ネトプランバイト型フェライト粒子粉末の粒子形態は、
前者の場合には、不定形であり、後者の場合には、板状
形態である。
湿式法によりBaフェライト粒子粉末を製造する方法と
して最も代表的な方法としては、例えば、特公昭46−35
45号公報に開示の発明がある。湿式法によりSrフェライ
ト粒子粉末を製造する方法としては、例えば、特開昭58
−110432号公報、特開昭63−64307号公報に開示の発明
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
優れた分散性と大きな磁化値を有するマグネトプラン
バイト型フェライト粒子粉末は、現在最も要求されてい
るところであるが、上述した公知方法のうち、湿式法に
より得られるマグネトプランバイト型フェライト粒子粉
末は、乾式法により得られるマグネトプランバイト型フ
ェライト粒子粉末に比べ、板状形態を呈しており、且
つ、粒子が1個1個バラバラであることによって分散性
が優れているという特徴を有するものである。
しかしながら、湿式法により得られるBaフェライト粒
子粉末の磁化値は高々38〜39emn/g程度であり、大きな
磁化値が得られ難いという欠点があった。また、湿式法
によるSrフェライト粒子粉末の生成は、一般に湿式法に
よるBaフェライト粒子粉末の生成条件範囲に比べその範
囲がせまく、殊に、40emu/g以上の大きな磁化値を有す
るSrフェライト粒子粉末を得ようとすれば、反応温度を
高くしたり、Srイオンに対するFeイオンの混合割合の範
囲をせばめる等が必要となる為、生成条件範囲がせまく
なり、工業的、経済的に不利であるという欠点があっ
た。
そこで、優れた分散性と大きな磁化値を有するSrフェ
ライト粒子粉末を水熱処理法により可及的に低い反応温
度で、且つ、広い生成条件範囲で生成させることができ
る工業的、経済的に有利な製造法の確立が強く要求され
ている。
〔課題を解決する為の手段〕
優れた分散性と大きな磁化値を有するSrフェライト粒
子を、水熱処理法により可及的に低い反応温度で、且
つ、広い生成条件範囲で生成することができる工業的、
経済的に有利な製造法について種々検討した結果、本発
明に到達したのである。
即ち、本発明は、Srイオンと該Srイオン1原子に対し
て1〜10原子のS(又は1〜10分子のSO4 2-)及び6〜1
0原子のFe(III)イオンとを含む水酸化アルカリ懸濁液
を180〜320℃の温度範囲で水熱処理することによりSrFe
12O19の結晶構造を有する強磁性板状微粒子を生成させ
ることからなるSrフェライト粒子粉末の製造法である。
〔作用〕
先ず、本発明において最も重要な点は、Srイオンと該
Srイオン1原子に対して1〜10原子のS(又は1〜10分
子のSO4 2-)及び6〜10原子のFe(III)イオンとを含む
水酸化アルカリ懸濁液を水熱処理した場合には、反応温
度が180℃という可及的に低い反応温度においても目的
とするSrフェライト粒子粉末を生成させることができ、
しかも、反応温度180〜320℃、Srイオンに対するFeイオ
ンの混合割合が6〜10原子という広い生成条件範囲にお
いて、目的とするSrフェライト粒子粉末のみを生成させ
ることができるという事実である。
本発明におけるSrフェライト粒子粉末は、SrFe12O19
の結晶構造を有する粒子が1個1個バラバラである強磁
性板状微粒子であり、平均粒径は1μm又はそれ以下で
あって、磁気特性は、磁化値が40〜57emu/g、保磁力700
〜1500Oeである。
本発明における反応機構について以下に説明する。
第2鉄塩の酸性水溶液にNaOHを添加すると酸性又は水
酸化アルカリ性の水酸化第2鉄を含む懸濁液が得られ
る。アルカリ水溶液としては、NaOH等の水酸化アルカリ
を使用することが肝要である。水酸化アルカリ水溶液の
全部又は一部として炭酸アルカリを使用した場合には、
懸濁液中に炭酸塩を含むことにより本発明の目的とする
Srフェライト粒子粉末のみを生成することができないの
で、炭酸塩を含んでいない状態でSrフェライトの生成反
応を行うことが肝要である。水酸化アルカリ懸濁液を90
℃以上の温度で加熱すると、水酸化第2鉄はα−FeO(O
H)又はα−Fe2O3に変化する。
α−Fe2O3の生成比は懸濁液の温度や過剰NaOH濃度に
よって左右される。Srの硝酸塩や塩化物とNaOHの水溶液
を混合するとSrイオンが水酸化物として沈澱してくる。
この水酸化アルカリ懸濁液にSO4 2-が存在するとα−Fe2
O3生成過程時にSrSO4と平衡して溶存するSrイオンによ
り逐次Srフェライトが生成してくる。
Srイオンが溶出する度合はpHと水溶液の温度によって
左右される。数多くの実験の結果、本発明者は、SはSr
イオン1原子に対し1〜10原子(SO4 2-として1から10
分子)、Fe(III)は6〜10原子、出発懸濁液のpHは12
以上の場合に水酸化第2鉄は160℃でSrフェライトに変
化し始め、反応温度が高くなるにつれてその生成比が増
し、180℃では殆どすべての水酸化鉄がSrフェライトに
変化するという新規な知見を得、本発明を完成したもの
である。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べ
る。
本発明におけるFeイオンとしては、硝酸鉄、塩化鉄を
使用することができる。Feイオンは、Srイオン1原子に
対し6〜10原子である。6原子未満の場合には、SrSO4
が副生する。10原子を越える場合には、α−Fe2O3が副
生する。
本発明におけるSrイオンとしては、硝酸ストロンチウ
ム、塩化ストロンチウムを使用することができる。
本発明におけるSとしては、前記Feイオンの一部を硝
酸鉄で代替するか、前記Srイオンの全部又は一部を硝酸
ストロンチウムで代替してもよく、また、硝酸ナトリウ
ム、硫酸カリウム等水可溶性硫酸塩を別に外部から添加
してもよく、いずれの場合にも同様の効果が得られる。
S(SO4 2-)の存在量は、Sr1原子に対し1〜10原子
(1〜10分子)である。1原子(1分子)未満である場
合には、本発明の目的を達成することができず、10原子
(10分子)を越える場合にも、本発明の目的を達成する
ことはできるが、必要以上に添加する意味がない。
本発明における水酸化アルカリ懸濁液のpHは、12以上
である。pHが12未満である場合には、ヘマタイトが生成
しSrフェライトは生成しない。
本発明における反応温度は180〜320℃である。180℃
未満である場合には、Srフェライトは生成しない。装置
の安全性等を考慮した場合、温度の上限は約320℃であ
る。工業性、経済性を考慮した場合には、180〜250℃が
好ましく、より好ましくは180〜200℃である。
〔実施例〕
次に、実施例及び比較例により本発明を説明する。
尚、以下の実施例並びに比較例における粒子の平均径
は、電子顕微鏡写真により測定した値である。
また、磁化値及び保磁力は粉末状態で10KOeの磁場に
おいて測定したものである。
実施例1 0.138mol/ SrCl2、0.9mol/ FeCl3(Sr1原子に対
し6.5原子に該当する。)0.166mol/ Na2SO4(Sr1原子
に対し1.2原子に該当する)と2mol/過剰NaOHを含む水
酸化アルカリ懸濁液500mlを大気中で作製した。この赤
褐色懸濁液をオートクレーブ内で加熱し、200℃の温度
で5.0時間保持し、次いで、室温まで冷却した後取り出
した。反応懸濁液中には茶色強磁性沈澱が生じていた。
沈澱物は、3mol/ HClO4で処理、水洗し、100℃の温
度で空気中で乾燥し、乾燥粉末とした。
得られた茶色乾燥粉末は、X線回折の結果、SrFe12O
19であり、図1に示す電子顕微鏡写真(×10000)に示
す通り、粒子が1個1個バラバラの板状粒子であって、
平均粒径は0.9μmであった。
また、磁気特性は、磁化値が54emu/gであり、保磁力
が1300Oeであった。
実施例2〜6 Fe原料の種類、量及びSrイオンに対するFe(III)イ
オンの原子比、Sr原料の種類及び量、Sの種類、量及び
Srイオンに対するSイオンの原子比、遊離OH-の濃度並
びに水熱処理温度を種々変化させた以外は、実施例1と
同様にしてSrフェライト粒子粉末を生成させた。
主要製造条件及び諸特性を表1に示す。
実施例2〜6で得られたSrフェライト粒子粉末は、い
ずれも電子顕微鏡観察の結果、粒子が1個1個バラバラ
の板状粒子であった。
比較例1 Na2SO4を添加しなかった以外は、実施例3と同様にし
て茶色沈澱を生成させた。
実施例1と同様に処理して得られた茶色乾燥粉末は、
X線回折の結果、SrFe12O19とα−Fe2O3のピークを示し
ており、SrFe12O19とα−Fe2O3との混合粉末であること
が認められた。
比較例2 反応温度を170℃とした以外は、実施例1と同様にし
て茶色沈澱を生成させた。
実施例1と同様に処理して得られた茶色乾燥粉末はX
線回折の結果、Srフェライトのピークは認められなかっ
た。
比較例3 FeCl3の使用量を0.69mol/(Sr1原子に対し5原子に
該当する。)とした以外は、実施例1と同様にして茶色
沈澱を生成させた。
実施例1と同様に処理して得られた茶色乾燥粉末は、
X線回折の結果、SrFe12O19とSrSO4のピークをしめして
おり、SrFe12O19とSrSO4との混合粉末であることが認め
られた。
〔発明の効果〕 本発明に係るSrフェライト粒子粉末の製造法によれ
ば、前出実施例に示した通り、水熱反応において可及的
に低い反応温度で、且つ、広い生成条件範囲で水溶液中
から優れた分散性と大きな磁化値を有するSrフェライト
粒子粉末を生成させることができるので、工業的、経済
的に有利である。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施例1で得られたSrFe12O19粒子粉末を示す
電子顕微鏡写真(×10000)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 平塚 政宏 (56)参考文献 特開 昭62−108733(JP,A) 特開 昭61−10030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01G 49/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Srイオンと該Srイオン1原子に対して1〜
    10原子のS(又は1〜10分子のSO4 2-)及び6〜10原子
    のFe(III)イオンとを含む水酸化アルカリ懸濁液を180
    〜320℃の温度範囲で水熱処理することによりSrFe12O19
    の結晶構造を有する強磁性板状微粒子を生成させること
    を特徴とするSrフェライト粒子粉末の製造法。
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