JPS6140007A - 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の製造法 - Google Patents
磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の製造法Info
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- JPS6140007A JPS6140007A JP59162155A JP16215584A JPS6140007A JP S6140007 A JPS6140007 A JP S6140007A JP 59162155 A JP59162155 A JP 59162155A JP 16215584 A JP16215584 A JP 16215584A JP S6140007 A JPS6140007 A JP S6140007A
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- iii
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- ferrite
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の
製造法に関するものであり、詳しくは、Fe(III)
とBaイオンが含まれたアルカリ性懸濁液を水熱処理す
る方法(以下、これを単に水熱処理法という。)におい
て、平均径が0.3μm程度以下であり、且つ、分散、
性に優れた板状のBa0・6Fe2O3粒子を高濃度反
応により経済的、工業的に有利に得ることを目的とする
。
製造法に関するものであり、詳しくは、Fe(III)
とBaイオンが含まれたアルカリ性懸濁液を水熱処理す
る方法(以下、これを単に水熱処理法という。)におい
て、平均径が0.3μm程度以下であり、且つ、分散、
性に優れた板状のBa0・6Fe2O3粒子を高濃度反
応により経済的、工業的に有利に得ることを目的とする
。
近年、適当な平均粒度を有し、且つ、分散性に優れた強
磁性の非針状粒子が記録用磁性材料、特に垂直磁気記録
用磁性材料として要望されつつある。
磁性の非針状粒子が記録用磁性材料、特に垂直磁気記録
用磁性材料として要望されつつある。
一般に、強磁性の非針状粒子としては、Baフェライト
粒子粉末がよく知られている。
粒子粉末がよく知られている。
従来、Baフェライト粒子粉末を製造する方法としては
、Baの炭酸塩、酸化物等のBa原料と酸化鉄との混合
物を1000〜1300℃で加熱焼成した後、粉砕する
、いわゆる乾奴法がある。
、Baの炭酸塩、酸化物等のBa原料と酸化鉄との混合
物を1000〜1300℃で加熱焼成した後、粉砕する
、いわゆる乾奴法がある。
乾式法により得られるBaフェライト粒子粉末は、高温
で加熱焼成する為、粒子及び粒子相互間で焼結を生起し
〕その後に粉砕したとし、でも平均径力゛数μ剛、殊に
、1μ一程度であり、塗料化の際の分散性が悪く、−気
記録用磁性材料としては好ま即ち、磁気記録用磁性材料
としてはできるだけ微細で殊に0.05μI11〜0.
3μ一程度のものが要求される。
で加熱焼成する為、粒子及び粒子相互間で焼結を生起し
〕その後に粉砕したとし、でも平均径力゛数μ剛、殊に
、1μ一程度であり、塗料化の際の分散性が悪く、−気
記録用磁性材料としては好ま即ち、磁気記録用磁性材料
としてはできるだけ微細で殊に0.05μI11〜0.
3μ一程度のものが要求される。
この事実は、例えば、特開昭5n−2os9e号公報の
「・・・・0.5μを越えては磁気記録材として均一に
塗布することに難点があり・・・・」なる記載、例えば
、特開昭56−125219号公報の「・・・・垂直磁
気記録が面内記録に対して、その有為硅が明らかとなる
のは、記録波長が1μ顧以下の領域である。しかしてこ
の波長領域で十分な記録・再生を行うためには、上記フ
ェライトの結晶粒径は、略0.3μm以下が望ましい。
「・・・・0.5μを越えては磁気記録材として均一に
塗布することに難点があり・・・・」なる記載、例えば
、特開昭56−125219号公報の「・・・・垂直磁
気記録が面内記録に対して、その有為硅が明らかとなる
のは、記録波長が1μ顧以下の領域である。しかしてこ
の波長領域で十分な記録・再生を行うためには、上記フ
ェライトの結晶粒径は、略0.3μm以下が望ましい。
しかし、0.01μ閣程度となると、所望の強磁性を呈
しないため、適切な結晶粒径としてはo、oi〜0.3
μ一程度が要求される。」一方、Baフェライト粒子粉
末を製造する方法としては、前述した水熱処理法がある
。
しないため、適切な結晶粒径としてはo、oi〜0.3
μ一程度が要求される。」一方、Baフェライト粒子粉
末を製造する方法としては、前述した水熱処理法がある
。
水熱処理法による場合には、生成する板状Baミツラう
ト粒子は1個1個ばらばらの状態で存在す、 る為、優
れた分散性を有するものである。
ト粒子は1個1個ばらばらの状態で存在す、 る為、優
れた分散性を有するものである。
この事実は、特公昭46−3545号公報の[・・・・
本発明方法によって得られるBaフェライト沈澱はその
粒子の1個々々がばらばらの状態で存するものである為
、これをフェライト焼結体の材料とすれば優秀な性能の
異方性バリウムフェライト焼結体が得られる。又磁気記
憶用材料例えば磁気テープの原料に用いれば1個々々が
ばらばらの状態で存する為に有機媒体に均−且つ一高密
度に充填され易いので高忠実度の磁気テープを得ること
が出来る。
本発明方法によって得られるBaフェライト沈澱はその
粒子の1個々々がばらばらの状態で存するものである為
、これをフェライト焼結体の材料とすれば優秀な性能の
異方性バリウムフェライト焼結体が得られる。又磁気記
憶用材料例えば磁気テープの原料に用いれば1個々々が
ばらばらの状態で存する為に有機媒体に均−且つ一高密
度に充填され易いので高忠実度の磁気テープを得ること
が出来る。
」なる記載から明らかである。
適当な平均粒度を有し、且つ、分散性に優れたBaフェ
ライト粒子粉末は現在量も要求されているところであり
、上述した通り、水熱処理法による場合には、分散性の
優れた板状Baフェライト粒子が得られるが、一方、オ
ートクレーブという特殊な装置を必要とする為、収率に
限界があり経済的、工業的ではないという欠点があった
。
ライト粒子粉末は現在量も要求されているところであり
、上述した通り、水熱処理法による場合には、分散性の
優れた板状Baフェライト粒子が得られるが、一方、オ
ートクレーブという特殊な装置を必要とする為、収率に
限界があり経済的、工業的ではないという欠点があった
。
本発明者は、水熱処理法において、生成粒子の収率を高
め、経済的、工業的に有利に板状Baフェライト粒子を
得る為には、高濃度反応の実施が必要であると考えた。
め、経済的、工業的に有利に板状Baフェライト粒子を
得る為には、高濃度反応の実施が必要であると考えた。
従来、水熱処理法においてI?e(nl)原料とし、て
含水酸化第二鉄粒子を用いた場合には、Fe(IIり濃
度が1.0mol/ 12程度以上の高濃度反応が可能
であることが知られている。 ・ 。
含水酸化第二鉄粒子を用いた場合には、Fe(IIり濃
度が1.0mol/ 12程度以上の高濃度反応が可能
であることが知られている。 ・ 。
例えば、特公昭49−6636号公報に記載の「実施例
5」は板状Baフェライト粒子粉末の製造法に関するも
のであるが、Fe(III)原料として含水酸化第二鉄
であるゲータイト粒子を使用しており、Fe(I[I)
濃度−は1.9 so、1/j!である。
5」は板状Baフェライト粒子粉末の製造法に関するも
のであるが、Fe(III)原料として含水酸化第二鉄
であるゲータイト粒子を使用しており、Fe(I[I)
濃度−は1.9 so、1/j!である。
因に、Pe(III)原料として硝酸鉄又は塩化鉄を用
いた場合のFe(I[)濃度は前出特公昭46−354
5号公報に記載の発明の実施例によれば高々1mol/
l程度である。
いた場合のFe(I[)濃度は前出特公昭46−354
5号公報に記載の発明の実施例によれば高々1mol/
l程度である。
上述した通り、水熱処理法においてFe(DI)原料と
して含水酸化第二鉄粒子を用いた場合は、高濃度反応が
可能であるが、一方、生成する板状Haミツエライト子
は1〜2μ鞘程度の粗大粒子であり、磁気記録用板状B
aフェライト粒子としては好ましいものではなかった。
して含水酸化第二鉄粒子を用いた場合は、高濃度反応が
可能であるが、一方、生成する板状Haミツエライト子
は1〜2μ鞘程度の粗大粒子であり、磁気記録用板状B
aフェライト粒子としては好ましいものではなかった。
この事実は、特公昭47−25796号公報の「針状の
cr4go・、OH(ゲータイト)結晶粒子を含むpH
>11の水酸化バリウム水溶液を260℃〜300℃の
温度範囲で加熱することにより、六角板状の形状でその
大きさは1〜2μ、厚さ0.2μ以、下であるBa0・
6Feg03沈澱粒子、を生ぜしめ・・・・」なる記載
から明らかである。
cr4go・、OH(ゲータイト)結晶粒子を含むpH
>11の水酸化バリウム水溶液を260℃〜300℃の
温度範囲で加熱することにより、六角板状の形状でその
大きさは1〜2μ、厚さ0.2μ以、下であるBa0・
6Feg03沈澱粒子、を生ぜしめ・・・・」なる記載
から明らかである。
上述したところから明らかな通り、平均径が0.3μ一
程度以下であり、且つ分散性に優れた板状Baフェライ
ト粒子を高濃度反応により経済的1、工業的に有利に得
る方法が強く要望されているのである。
程度以下であり、且つ分散性に優れた板状Baフェライ
ト粒子を高濃度反応により経済的1、工業的に有利に得
る方法が強く要望されているのである。
本発明者は、平均径が0.3μ一程度以下であり、且つ
分散性に優れた板状Baフェライト粒子を高濃度反応に
より経済的、工業的に有利に得るべく種々検討を重ねた
結果、本発明に到達したのである。
分散性に優れた板状Baフェライト粒子を高濃度反応に
より経済的、工業的に有利に得るべく種々検討を重ねた
結果、本発明に到達したのである。
即ち、本発明は、Fe(11)がBaイオンl原子に対
して6〜8原子の割合となるようにFe(nl)塩とB
aイオンとを含むアルカリ性懸濁液を110〜190℃
の温度範囲で水熱処理を行って、一旦、微細な2BaO
・9Fe、03沈澱を生成させ、次いで、該2BaO
・9Fe、O,沈澱を含むアルカリ性懸濁液中に、全
Fe(を添加混合し、更に、200〜330℃の温度範
囲で水熱処理することにより板状Ba0・6FezO3
粒子を生成させることよりなる磁気記録用板状Baフェ
ライト微粒子粉末の製造法である。
して6〜8原子の割合となるようにFe(nl)塩とB
aイオンとを含むアルカリ性懸濁液を110〜190℃
の温度範囲で水熱処理を行って、一旦、微細な2BaO
・9Fe、03沈澱を生成させ、次いで、該2BaO
・9Fe、O,沈澱を含むアルカリ性懸濁液中に、全
Fe(を添加混合し、更に、200〜330℃の温度範
囲で水熱処理することにより板状Ba0・6FezO3
粒子を生成させることよりなる磁気記録用板状Baフェ
ライト微粒子粉末の製造法である。
先ず、本発明に係る板状Baフェライト粒子粉末は、平
均径が0.3μm程度以下であり、且つ、優れた分散性
を有するものであり、その生成にあたっては高濃度反応
が可能である為、経済的、工業的に非常に有利なもので
ある。
均径が0.3μm程度以下であり、且つ、優れた分散性
を有するものであり、その生成にあたっては高濃度反応
が可能である為、経済的、工業的に非常に有利なもので
ある。
また、re(III)原料として特定の割合の含水酸化
第二鉄を用いる本発明による場合には、何故微細な板状
Baフェライト粒子が得られるかは未だ明らかではない
が、本発明者は、Ba0・6Fe、0.粒子の生成反応
にあたり、アルカリ懸濁液中に一旦生成沈澱させた2B
aO・9FegOs粒子が非常に微細で均斉な粒子であ
る為、該2BaO・9FezOsに含水酸化第二鉄及び
Baイオンを含む化合物を加えて反応させることにより
得られるBaO・6 FE120.ちまた微細で均斉な
粒子になるものと考えている。
第二鉄を用いる本発明による場合には、何故微細な板状
Baフェライト粒子が得られるかは未だ明らかではない
が、本発明者は、Ba0・6Fe、0.粒子の生成反応
にあたり、アルカリ懸濁液中に一旦生成沈澱させた2B
aO・9FegOs粒子が非常に微細で均斉な粒子であ
る為、該2BaO・9FezOsに含水酸化第二鉄及び
Baイオンを含む化合物を加えて反応させることにより
得られるBaO・6 FE120.ちまた微細で均斉な
粒子になるものと考えている。
次に、本発明実施にあたっての諸条件について述べる。
本発明におけるFe(III)塩としては、硝酸鉄、塩
化鉄等を使用することができるが、硝酸鉄が好ましい。
化鉄等を使用することができるが、硝酸鉄が好ましい。
本発明におけるBaイオンを含む化合物としては、水酸
化バリウム、塩化バリウム、硝酸バリウムを使用するこ
とができる。
化バリウム、塩化バリウム、硝酸バリウムを使用するこ
とができる。
本発明における2BaO・9Fe、O,粒子を得る際の
Fe(Ill)塩とBaイオンとの割合は、Fe(II
I)がBaイオン1原子に対して6〜8原子である。
Fe(Ill)塩とBaイオンとの割合は、Fe(II
I)がBaイオン1原子に対して6〜8原子である。
6原子以下である場合には、目的とする2BaO・9F
e、O,粒子が生成とにくい。
e、O,粒子が生成とにくい。
8以下以上である場合には、2BaO・9Fe、O,粒
子中にヘマタイトが混在してくる。
子中にヘマタイトが混在してくる。
本発明における2’BaO・9FezOs粒子を得る際
の温度は、110〜190℃である。
の温度は、110〜190℃である。
110℃以下である場合には、反応に長時間を要する。
190℃以上である場合には、2BaO ・9FezO
+が生成すると同時にBaO・5FegOsが生成し、
粒度分布が悪くなる。
+が生成すると同時にBaO・5FegOsが生成し、
粒度分布が悪くなる。
本発明における含水酸化第二鉄及びBaイオンの添加量
は、全Bal原子に対して、全Fe(Ill)が6〜1
2原子となるような割合である。
は、全Bal原子に対して、全Fe(Ill)が6〜1
2原子となるような割合である。
6原子以下の場合には、非磁性のBaフェライトが生成
し好ましくない。12原子以上の場合は、生成する板状
Baフェライト粒子粉末中にα−Fe、0.粒子が混在
してくる。
し好ましくない。12原子以上の場合は、生成する板状
Baフェライト粒子粉末中にα−Fe、0.粒子が混在
してくる。
本発明における含水酸化第二鉄としては、ゲータイト
(α−FeOOH) 、レピドクロサイト (γ−Fe
OOH)、アカゲナイト (β−FeOOH)を使用す
ることができる。
(α−FeOOH) 、レピドクロサイト (γ−Fe
OOH)、アカゲナイト (β−FeOOH)を使用す
ることができる。
本発明における含水酸化第二鉄と2BaO・9Fe、O
。
。
との割合は、Fe(I[I)のモル比で1:4〜4:1
である。
である。
Fe(■)のモル比で1:4以下である場合には、高濃
度反応ができない。モル比で4:1以上である場合には
、生成する板状Baフェライト粒子粉末は粗大化し、微
細粒子を得ることができない。
度反応ができない。モル比で4:1以上である場合には
、生成する板状Baフェライト粒子粉末は粗大化し、微
細粒子を得ることができない。
本発明における板状BaO・6FezOs粒子を生成さ
せる際の温度は200〜330℃である。
せる際の温度は200〜330℃である。
200℃以下である場合には、含水酸化第二鉄粒子が未
反応物として残存する。
反応物として残存する。
330℃以上である場合にも板状Baフェライト粒子の
生成は可能であるが、装置上の安全性を考慮した場合、
温度の上限は330℃である。
生成は可能であるが、装置上の安全性を考慮した場合、
温度の上限は330℃である。
次に、実施例並びに比較例により本発明を説明する。
尚、以下の実施例並びに比較例における粒子の平均径は
、電子顕微鏡写真から測定した数値で示したものである
。
、電子顕微鏡写真から測定した数値で示したものである
。
また、磁化値及び抗磁力は粉末状態で10 KOeの磁
場において測定したものである。
場において測定したものである。
実施例1
Fe(Now)s 1.28 mol 、Ba(01(
)28HzOO,16+nolとNaOH5,94mo
lをオートクレーブ内のco、を除去した水1.41に
添加し、115℃まで加熱し、この温度に5時間保持し
、粒子の生成反応を行った。
)28HzOO,16+nolとNaOH5,94mo
lをオートクレーブ内のco、を除去した水1.41に
添加し、115℃まで加熱し、この温度に5時間保持し
、粒子の生成反応を行った。
上記反応液の一部を抜き取って得た生成粒子は、X線回
折の結果、2BaO・9Fe203であった。
折の結果、2BaO・9Fe203であった。
上記2BaO ・9FeJs O,04molを含むア
ルカリ性懸濁液中に、α−Fe0ON O,36mol
(α−Fe0ONと2BaO ・9FezOiとの割
合はFe(III)のモル比で1:2に該当する。)
、Ha(Otl)z O,055mol及びN a O
DI3.0 mol とを添加混合(全Bal原子に対
して全Fe(1)が8原子に該当する。)し、次いで、
水を加えて全量を0.7A’に調整(’Fe(l[I)
濃度1.54mol/j!に該当する。)し、更に、2
80℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつ、この温度に5
時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させた。
ルカリ性懸濁液中に、α−Fe0ON O,36mol
(α−Fe0ONと2BaO ・9FezOiとの割
合はFe(III)のモル比で1:2に該当する。)
、Ha(Otl)z O,055mol及びN a O
DI3.0 mol とを添加混合(全Bal原子に対
して全Fe(1)が8原子に該当する。)し、次いで、
水を加えて全量を0.7A’に調整(’Fe(l[I)
濃度1.54mol/j!に該当する。)し、更に、2
80℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつ、この温度に5
時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させた。
室温にまで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、水洗、
乾燥した。
乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、X線回折の結果、1
laO・6Fe、0.であった。
laO・6Fe、0.であった。
この茶褐色粒子粉末は、図1に示す電子顕微鏡写真(x
100000)から明らかな通り、平均径0.15μ
mであり、分散性の優れたものであった。
100000)から明らかな通り、平均径0.15μ
mであり、分散性の優れたものであった。
また、磁気特性は、磁化値44 emu3m! −、抗
磁力8700eであった。
磁力8700eであった。
実施例2
Fe(NOa)s 1.28 mol 、 Ba(OH
)z8Hzo O,182a+olとMaOH5,94
molをオートクレーブ内のcozを除去した水1.4
1に添加し、150℃まで加熱し、この温度に5時間保
持し、粒子の生成反応を行った。
)z8Hzo O,182a+olとMaOH5,94
molをオートクレーブ内のcozを除去した水1.4
1に添加し、150℃まで加熱し、この温度に5時間保
持し、粒子の生成反応を行った。
上記反応液の一部を抜き取って得た生成粒子は、X#l
A回折の結果、2BaO ・9FezOsであった。
A回折の結果、2BaO ・9FezOsであった。
上記2HA0 ・9PetOs O,039molを含
むアルカリ性懸濁液中に、α−Fe0ON O,7mo
’I (tx−FeOOHと28a0’ 9FevOs
との割合はFe(III)のモル比でl:lに該当する
。) 、Ba(OQ)、z O,097molを添加混
合(全Bal原子に対して全Fe(III)が8原子に
該当する。
むアルカリ性懸濁液中に、α−Fe0ON O,7mo
’I (tx−FeOOHと28a0’ 9FevOs
との割合はFe(III)のモル比でl:lに該当する
。) 、Ba(OQ)、z O,097molを添加混
合(全Bal原子に対して全Fe(III)が8原子に
該当する。
)し、次いで、水を、加えて全一を0.71に調整(F
e(DI)濃度2 mol/ Itに該当する。)し、
更に、300℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの温
度に5時間堡持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させた。
e(DI)濃度2 mol/ Itに該当する。)し、
更に、300℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの温
度に5時間堡持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させた。
室温にまで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を畔別し、水洗、
乾燥した。
乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、X線回折の結果、B
aO・、6FezO+であった。。
aO・、6FezO+であった。。
この茶褐色粒子粉末は、電子顕微鏡観察の結果、平均径
0.25μmであり、分散性の優れたものであった。
0.25μmであり、分散性の優れたものであった。
また、磁気特性は、磁化値46 emu3−、!、 抗
磁力9200eで、あった。
磁力9200eで、あった。
実施例3
Fe(NOs)z 1.28 mol 、 、Ba(O
H)t8H2O0.182 molとN、aOH,5,
,94molをオートクレーブ内のC(hを除去した水
1.41に添加し、130℃まで加熱し、この温度に5
時間保持し、粒子の生成反応を行った。
H)t8H2O0.182 molとN、aOH,5,
,94molをオートクレーブ内のC(hを除去した水
1.41に添加し、130℃まで加熱し、この温度に5
時間保持し、粒子の生成反応を行った。
上記反応液の一部を抜き取って得た生成粒子は、X線回
折の結果、2BaO・9FezOsであった。
折の結果、2BaO・9FezOsであった。
上記2BaO・9FevOs Q、019molを含む
アルカリ性懸濁液中に、r −Fe、OOHO,7’m
ol (r −F’eOOHと2BaO・9FegO,
との割合はFe(III)のモル比で2=1に該当する
。)及びBa(OR)z O,07B −mol とを
添加混合(全Bal原子に対して全Fe(Ill)が9
原子に該当する。)シ、次いで、水を加えて全量を0.
7βに調整しく Fe(I[l) ti度1.49 m
ol/fに該当する。
アルカリ性懸濁液中に、r −Fe、OOHO,7’m
ol (r −F’eOOHと2BaO・9FegO,
との割合はFe(III)のモル比で2=1に該当する
。)及びBa(OR)z O,07B −mol とを
添加混合(全Bal原子に対して全Fe(Ill)が9
原子に該当する。)シ、次いで、水を加えて全量を0.
7βに調整しく Fe(I[l) ti度1.49 m
ol/fに該当する。
)し、更に、260℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつ
この温度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させ
た。
この温度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させ
た。
室温にまで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、水洗、
乾燥した。
乾燥した。
得られた1jIJ磁性茶褐色粒子粉末は、X線回折の結
果、BaO・6FezO+であった。
果、BaO・6FezO+であった。
この茶褐色粒子粉末は、電子顕微鏡観察の結果、平均径
0.15μ陪であり、分散性の優れたものであった。
0.15μ陪であり、分散性の優れたものであった。
また、磁気特性は、磁化値40 emu3”、 抗磁カ
フ500eであった。
フ500eであった。
比較例1
α−FeO(OH) 1.05 mol 、Ba(OH
)z O,131molとNaOH4,2molとをオ
ートクレーブ内に投入し、水を加えて0.7pに調整し
く Fe(III)濃度1.5 mol/lに該当する
。)、300℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの温
度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させた。
)z O,131molとNaOH4,2molとをオ
ートクレーブ内に投入し、水を加えて0.7pに調整し
く Fe(III)濃度1.5 mol/lに該当する
。)、300℃まで加熱し、機械的に攪拌しつつこの温
度に5時間保持し、強磁性茶褐色沈澱を生成させた。
室温にまで冷却後、強磁性茶褐色沈澱を炉別し、水洗、
乾燥した。
乾燥した。
得られた強磁性茶褐色粒子粉末は、図2に示す電子顕微
鏡写真(X 20000)から明らかな通り、平均径1
.0μmであった。
鏡写真(X 20000)から明らかな通り、平均径1
.0μmであった。
本発明における板状Baフェライト粒子粉末の製造法に
よれば、前出実施例に示した通り、平均径が0.3μm
程度以下であり、且つ、分散性に優れた板状Baフェラ
イト粒子粉末を得ることができるので、磁気記録用磁性
材料粉末として好適である。
よれば、前出実施例に示した通り、平均径が0.3μm
程度以下であり、且つ、分散性に優れた板状Baフェラ
イト粒子粉末を得ることができるので、磁気記録用磁性
材料粉末として好適である。
また、板状Baフェライト粒子粉末の製造法に際しては
、高濃度反応が可能である為、生成粒子の収率を高める
ことができ、経済的、工業的に非常に有利である。
、高濃度反応が可能である為、生成粒子の収率を高める
ことができ、経済的、工業的に非常に有利である。
図1及び図2は、いずれも板状Baフェライト粒子粉末
の粒子構造を示す電子顕微鏡写真であり、図1は実施例
1により得られた板状Baフェライト粒子粉末の電子顕
微鏡写真(x 100000) 、図2は比較例1によ
り得られた板状Baフェライト粒子粉末の電子顕微鏡写
真(X 20000)である。
の粒子構造を示す電子顕微鏡写真であり、図1は実施例
1により得られた板状Baフェライト粒子粉末の電子顕
微鏡写真(x 100000) 、図2は比較例1によ
り得られた板状Baフェライト粒子粉末の電子顕微鏡写
真(X 20000)である。
Claims (1)
- (1)Fe(III)がBaイオン1原子に対して6〜8
原子の割合となるようにFe(III)塩とBaイオンと
を含むアルカリ性懸濁液を110〜190℃の温度範囲
で水熱処理を行って、一旦、微細な2BaO・9Fe_
2O_3沈澱を生成させ、次いで、該2BaO・9Fe
_2O_3沈澱を含むアルカリ性懸濁液中に、全Fe(
III)がBaイオン1原子に対して6〜12原子となる
ような割合で含水酸化第二鉄及びBaイオンを含む化合
物を添加混合し、更に、200〜330℃の温度範囲で
水熱処理することにより板状BaO・6Fe_2O_3
粒子を生成させることを特徴とする磁気記録用板状Ba
フェライト微粒子粉末の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59162155A JPS6140007A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59162155A JPS6140007A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140007A true JPS6140007A (ja) | 1986-02-26 |
JPH0377642B2 JPH0377642B2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=15749077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59162155A Granted JPS6140007A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 磁気記録用板状Baフェライト微粒子粉末の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140007A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236578A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | National Institute Of Information & Communication Technology | 電波分配スイッチ |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP59162155A patent/JPS6140007A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236578A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | National Institute Of Information & Communication Technology | 電波分配スイッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377642B2 (ja) | 1991-12-11 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |