JP2791078B2 - 多連装の吸気系の弁連動装置 - Google Patents
多連装の吸気系の弁連動装置Info
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- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多連装気化器の連動装置に係り、特に、複数
の気化器の弁軸が互いに非同軸、非平行に配置されてい
る場合の弁軸相互間の連動装置に関する。
の気化器の弁軸が互いに非同軸、非平行に配置されてい
る場合の弁軸相互間の連動装置に関する。
[従来の技術] 複数の気化器を備えた内燃機関において、各気化器の
スロットル弁やチョーク弁などは互いに同調して連動す
るのが好ましい。これら弁の弁軸が互いに非同軸、非平
行に配置された多連装気化器は従来より数多くあり、こ
の場合、各気化器の弁軸の連動機構は複雑な構造で、か
つ各弁軸間の開度の位相差も生じ易くなるという問題が
ある。
スロットル弁やチョーク弁などは互いに同調して連動す
るのが好ましい。これら弁の弁軸が互いに非同軸、非平
行に配置された多連装気化器は従来より数多くあり、こ
の場合、各気化器の弁軸の連動機構は複雑な構造で、か
つ各弁軸間の開度の位相差も生じ易くなるという問題が
ある。
[発明が解決しようとする課題] 特に、互いに非同軸、非平行な弁軸をそれぞれの弁軸
に設けたレバーを介して直接連結ロッドで結ぶ場合、例
え各弁軸のレバーを同一長さとしても連結ロッドは動力
伝達の際に、ある基準の位置から傾斜しながら移動する
という挙動をなし、この傾斜角が比較的大きいために原
動側と従動側の弁軸の開度に大きな差が生じる。
に設けたレバーを介して直接連結ロッドで結ぶ場合、例
え各弁軸のレバーを同一長さとしても連結ロッドは動力
伝達の際に、ある基準の位置から傾斜しながら移動する
という挙動をなし、この傾斜角が比較的大きいために原
動側と従動側の弁軸の開度に大きな差が生じる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、複雑な構造をとることな
く各弁軸の開度の位相差を最小限にした多連装気化器の
連動装置を提供するにある。
で、その目的とするところは、複雑な構造をとることな
く各弁軸の開度の位相差を最小限にした多連装気化器の
連動装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、複数の
吸気系の弁軸が互いに連動するようにし、これら吸気系
の弁軸は、互いに非同軸、非平行に配置された2つの弁
軸を含む多連装の吸気系の弁連動装置において、第1の
レバーと第2のレバーを有する中間軸を備え、前記第1
のレバーを、前記2つの弁軸の一方に設けたレバーに連
結ロッドを介して連結し、前記第2のレバーを、前記2
つの弁軸の他方に設けたレバーに別の連結ロッドを介し
て連結したものである。
吸気系の弁軸が互いに連動するようにし、これら吸気系
の弁軸は、互いに非同軸、非平行に配置された2つの弁
軸を含む多連装の吸気系の弁連動装置において、第1の
レバーと第2のレバーを有する中間軸を備え、前記第1
のレバーを、前記2つの弁軸の一方に設けたレバーに連
結ロッドを介して連結し、前記第2のレバーを、前記2
つの弁軸の他方に設けたレバーに別の連結ロッドを介し
て連結したものである。
[作用] このように、両弁軸の間に中間軸を設け、両弁軸の連
動を中間軸を介した連動とすることにより、前述の連結
ロッドの傾斜挙動における傾斜角が最小限に抑えられ、
これによって両弁軸間の位相差が少なくなる。
動を中間軸を介した連動とすることにより、前述の連結
ロッドの傾斜挙動における傾斜角が最小限に抑えられ、
これによって両弁軸間の位相差が少なくなる。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図には本発明を船外機用V型6気筒2サイクルエ
ンジンの気化器の連動装置に適用した実施例が示されて
いる。ここで、このエンジン20のクランク軸22は縦置き
配置され、クランク軸22には上方より見て略V字状に延
びる各気筒に応じてコンロッド24を介しピストン26が連
結される。ピストン26は各気筒28内に摺動自在に挿入さ
れ、ピストン26の移動により、クランク室30から新気を
燃焼室31内に導入する掃気通路32を開閉する。34はシリ
ンダボディ、36は点火プラグである。クランク軸22の軸
芯に対してリード弁40、吸気通路42および気化器44の吸
気系が気筒のV字とは逆のV字のバンクに分かれ配置さ
れている。
ンジンの気化器の連動装置に適用した実施例が示されて
いる。ここで、このエンジン20のクランク軸22は縦置き
配置され、クランク軸22には上方より見て略V字状に延
びる各気筒に応じてコンロッド24を介しピストン26が連
結される。ピストン26は各気筒28内に摺動自在に挿入さ
れ、ピストン26の移動により、クランク室30から新気を
燃焼室31内に導入する掃気通路32を開閉する。34はシリ
ンダボディ、36は点火プラグである。クランク軸22の軸
芯に対してリード弁40、吸気通路42および気化器44の吸
気系が気筒のV字とは逆のV字のバンクに分かれ配置さ
れている。
ここで第2、3図に示すように、各バンクの気化器44
は気筒28に対応してそれぞれ上下に3つ配置され、両バ
ンク間でその高さに高低差が設けられている。そして各
気化器44の弁軸、特にこの実施例ではスロットル弁46の
弁軸48が略水平に、かつ各気化器44の中心軸と直角方向
に該気化器44を貫通して配置されている。
は気筒28に対応してそれぞれ上下に3つ配置され、両バ
ンク間でその高さに高低差が設けられている。そして各
気化器44の弁軸、特にこの実施例ではスロットル弁46の
弁軸48が略水平に、かつ各気化器44の中心軸と直角方向
に該気化器44を貫通して配置されている。
符号50は両バンクの気化器44の弁軸48を連動させるた
めのリンク機構であり、このリンク機構50は、略水平に
配置され、かつ上方より見て、連動させるべき一対の弁
軸48a,48bのなす角度よりもより鈍角な角度をそれぞれ
の弁軸48a、48bとの間でなすように配置された中間軸52
と、中間軸52に設けられた第1レバー54および第2レバ
ー55と、を備える。第1レバー54には第1連結ロッド56
の一端が球面対偶をなして連結され、第1連結ロッド56
の他端は一方の弁軸48aのV字内側に突出する端部に設
けられた第3レバー58に球面対偶をなして連結される。
第2レバー55には第2連結ロッド57の一端が球面対偶を
なして連結され、第2連結ロッド57の他端は他方の弁軸
48bのV字内側に突出する端部に設けられた第4レバー5
9に球面対偶をなして連結される。各気化器44のV字外
側に突出する各弁軸48の端部にもそれぞれレバー60およ
び62がそれぞれ設けられ、各バンクについて上下に並ぶ
各レバー60は球面対偶をなす連結ロッド64により連動さ
れ、他方のレバー62についても同様に連結ロッド66によ
り連動される。なお第1図において68は吸気サイレン
サ、第2図において69はエンジン20の頂部に設けられる
フライホイールマグネトのカバー、70はボトムカウリン
グ、71は推進器ケーシング、72はこの推進器ケーシング
71を上下に回動させるためのチルト軸、73はステアリン
グブラケットである。
めのリンク機構であり、このリンク機構50は、略水平に
配置され、かつ上方より見て、連動させるべき一対の弁
軸48a,48bのなす角度よりもより鈍角な角度をそれぞれ
の弁軸48a、48bとの間でなすように配置された中間軸52
と、中間軸52に設けられた第1レバー54および第2レバ
ー55と、を備える。第1レバー54には第1連結ロッド56
の一端が球面対偶をなして連結され、第1連結ロッド56
の他端は一方の弁軸48aのV字内側に突出する端部に設
けられた第3レバー58に球面対偶をなして連結される。
第2レバー55には第2連結ロッド57の一端が球面対偶を
なして連結され、第2連結ロッド57の他端は他方の弁軸
48bのV字内側に突出する端部に設けられた第4レバー5
9に球面対偶をなして連結される。各気化器44のV字外
側に突出する各弁軸48の端部にもそれぞれレバー60およ
び62がそれぞれ設けられ、各バンクについて上下に並ぶ
各レバー60は球面対偶をなす連結ロッド64により連動さ
れ、他方のレバー62についても同様に連結ロッド66によ
り連動される。なお第1図において68は吸気サイレン
サ、第2図において69はエンジン20の頂部に設けられる
フライホイールマグネトのカバー、70はボトムカウリン
グ、71は推進器ケーシング、72はこの推進器ケーシング
71を上下に回動させるためのチルト軸、73はステアリン
グブラケットである。
ここで第3図は特に、上記連動装置をエンジン20の気
化器44側から水平に見た図である。この実施例では、複
数の気化器44の弁軸に設けられる各レバーの長さを全て
同一とし、また中間軸52に設けられる両レバーの長さも
同一としている。そしてこれらレバーは各軸から概して
エンジンの気化器方向(前方)に突出するように配置さ
れる。両バンク間の各気化器の弁軸の連動は、第3図の
右側のバンクの上下方向中央に位置する弁軸48aから中
間軸52を介し、左側のバンクの中央の弁軸48bに至る経
路をたどる。この実施例では、左側のバンクの各弁軸48
が右側のバンクの各弁軸48よりl1だけ下方にあり、中間
軸52は左側の弁軸48よりもさらに下方に配置され、これ
によって第1連結ロッド56、第2連結ロッド57の長さを
できるだけ長くとるようにしている。好ましくは、左側
の弁軸48bと中間軸52との軸間距離l2は前記l1とほぼ同
一かもしくはそれ以上とするのがよい。
化器44側から水平に見た図である。この実施例では、複
数の気化器44の弁軸に設けられる各レバーの長さを全て
同一とし、また中間軸52に設けられる両レバーの長さも
同一としている。そしてこれらレバーは各軸から概して
エンジンの気化器方向(前方)に突出するように配置さ
れる。両バンク間の各気化器の弁軸の連動は、第3図の
右側のバンクの上下方向中央に位置する弁軸48aから中
間軸52を介し、左側のバンクの中央の弁軸48bに至る経
路をたどる。この実施例では、左側のバンクの各弁軸48
が右側のバンクの各弁軸48よりl1だけ下方にあり、中間
軸52は左側の弁軸48よりもさらに下方に配置され、これ
によって第1連結ロッド56、第2連結ロッド57の長さを
できるだけ長くとるようにしている。好ましくは、左側
の弁軸48bと中間軸52との軸間距離l2は前記l1とほぼ同
一かもしくはそれ以上とするのがよい。
次に第4、5図に基いて上記実施例の作用を説明す
る。
る。
第4図は右側の気化器44の原動軸たる弁軸48aと中間
軸52との関係を弁軸方向に該気化器44の右側から見た図
である。弁軸48aがθ1だけ回転すると第3レバー58を
介して第1連結ロッド56は下降するが、中間軸52が弁軸
48aと非同軸、非平行であるため、第1レバー54も第3
レバー58に対して非同軸、非平行であり、従って第1連
結ロッド56はαなる傾斜をしながら下降する。これによ
り、第1レバー54ひいては中間軸52はθ2だけ回動し、
(θ1−θ2)>0となる。すなわち中間軸52は弁軸48
aに対して遅れが生ずる。ここで、第1連結ロッド56の
長さl3が長ければ長い程(θ1−θ2)の値は0に近く
なり、遅れは少なくなる。
軸52との関係を弁軸方向に該気化器44の右側から見た図
である。弁軸48aがθ1だけ回転すると第3レバー58を
介して第1連結ロッド56は下降するが、中間軸52が弁軸
48aと非同軸、非平行であるため、第1レバー54も第3
レバー58に対して非同軸、非平行であり、従って第1連
結ロッド56はαなる傾斜をしながら下降する。これによ
り、第1レバー54ひいては中間軸52はθ2だけ回動し、
(θ1−θ2)>0となる。すなわち中間軸52は弁軸48
aに対して遅れが生ずる。ここで、第1連結ロッド56の
長さl3が長ければ長い程(θ1−θ2)の値は0に近く
なり、遅れは少なくなる。
第5図は前記中間軸52と従動軸たる左側の気化器の弁
軸48bとの関係を、該弁軸48bの弁軸方向右側から見た図
である。第2レバー55と第4レバー59は非同軸、非平行
であるため、第2レバー55のθ2の回動は第2連結ロッ
ド57を下降させることにより第4レバー59ひいては弁軸
48bに伝達されるが、第2連結ロッド57はβなる傾斜を
呈しながら下降する。よって、第4レバー59の回動角θ
3とθ2との関係は、(θ3−θ2)>0となり、進み
をもって伝達される。ここで第2連結ロッド57の長さl4
が長い程θ2とθ3の差は小さい。
軸48bとの関係を、該弁軸48bの弁軸方向右側から見た図
である。第2レバー55と第4レバー59は非同軸、非平行
であるため、第2レバー55のθ2の回動は第2連結ロッ
ド57を下降させることにより第4レバー59ひいては弁軸
48bに伝達されるが、第2連結ロッド57はβなる傾斜を
呈しながら下降する。よって、第4レバー59の回動角θ
3とθ2との関係は、(θ3−θ2)>0となり、進み
をもって伝達される。ここで第2連結ロッド57の長さl4
が長い程θ2とθ3の差は小さい。
よって、原動軸たる弁軸48aの開度は遅れを生じて中
間軸52に伝達されるが、中間軸52の開度は進みを生じて
弁軸48bに伝達され、位相差の少ない同調機構が達成さ
れる。この実施例では、第1連結ロッド56の長さl3が第
2連結ロッド57の長さl4よりも長いため、 |θ1−θ3|<|θ1−θ2|<|θ2−θ3| となる。
間軸52に伝達されるが、中間軸52の開度は進みを生じて
弁軸48bに伝達され、位相差の少ない同調機構が達成さ
れる。この実施例では、第1連結ロッド56の長さl3が第
2連結ロッド57の長さl4よりも長いため、 |θ1−θ3|<|θ1−θ2|<|θ2−θ3| となる。
ここで第6図に示すように、弁軸48aを直接連結ロッ
ド80を介して弁軸48bに連結した場合を仮定すると、連
結ロッド80の伝動時における傾斜角γは弁軸48aと48bの
なす角が大きいために極めて大きくなり、第4レバー59
の回動角をθ3′とした場合、|θ1−θ3′|は極め
て大きくなる。
ド80を介して弁軸48bに連結した場合を仮定すると、連
結ロッド80の伝動時における傾斜角γは弁軸48aと48bの
なす角が大きいために極めて大きくなり、第4レバー59
の回動角をθ3′とした場合、|θ1−θ3′|は極め
て大きくなる。
このように、中間軸52を配置するという構造をとるこ
とにより、|θ1−θ3|が小さくなり、原動側と従動側
の弁軸の位相差が小さくなって同調し易くなる。また、
|θ1−θ2|そのものが第6図のように構成する場合に
比較して小さくなる。そして、第3図におけるl1よりも
l2を大きくとるように構成すれば、それだけ第1連結ロ
ッド56、第2連結ロッド57の長さが長くなり、|θ1−
θ2|自体、|θ2−θ3|自体が小さくなり、少なくとも
|θ1−θ3′|よりも小さくなってさらに同調させ易
くなる。
とにより、|θ1−θ3|が小さくなり、原動側と従動側
の弁軸の位相差が小さくなって同調し易くなる。また、
|θ1−θ2|そのものが第6図のように構成する場合に
比較して小さくなる。そして、第3図におけるl1よりも
l2を大きくとるように構成すれば、それだけ第1連結ロ
ッド56、第2連結ロッド57の長さが長くなり、|θ1−
θ2|自体、|θ2−θ3|自体が小さくなり、少なくとも
|θ1−θ3′|よりも小さくなってさらに同調させ易
くなる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数の気化器
の弁軸が互いに非同軸、非平行に配置されていても、中
間軸を設けるという構造により、両者間の伝動の位相差
が小さくなるという優れた効果がある。
の弁軸が互いに非同軸、非平行に配置されていても、中
間軸を設けるという構造により、両者間の伝動の位相差
が小さくなるという優れた効果がある。
第1図は本発明に係る多連装気化器の連動装置の一実施
例を示す切欠き平面図、第2図は第1図のII線矢視図、
第3図は同実施例の連動装置を気化器側から水平に見た
模式図、第4図は同実施例の右側の気化器の弁軸と中間
軸との関係を右側の気化器の弁軸方向右側から見た図、
第5図は同実施例の左側の気化器の弁軸と中間軸との関
係を、左側の気化器の弁軸方向右側から見た図、第6図
は両弁軸を直接連結ロッドで連結した場合の弁軸方向に
見た図である。 44……気化器 48……弁軸 50……リンク機構 52……中間軸 54、55……レバー 56、57……連結ロッド 58、59……レバー
例を示す切欠き平面図、第2図は第1図のII線矢視図、
第3図は同実施例の連動装置を気化器側から水平に見た
模式図、第4図は同実施例の右側の気化器の弁軸と中間
軸との関係を右側の気化器の弁軸方向右側から見た図、
第5図は同実施例の左側の気化器の弁軸と中間軸との関
係を、左側の気化器の弁軸方向右側から見た図、第6図
は両弁軸を直接連結ロッドで連結した場合の弁軸方向に
見た図である。 44……気化器 48……弁軸 50……リンク機構 52……中間軸 54、55……レバー 56、57……連結ロッド 58、59……レバー
Claims (1)
- 【請求項1】複数の吸気系の弁軸が互いに連動するよう
にし、これら吸気系の弁軸は、互いに非同軸、非平行に
配置された2つの弁軸を含む多連装の吸気系の弁連動装
置において、第1のレバーと第2のレバーを有する中間
軸を備え、前記第1のレバーを、前記2つの弁軸の一方
に設けたレバーに連結ロッドを介して連結し、前記第2
のレバーを、前記2つの弁軸の他方に設けたレバーに別
の連結ロッドを介して連結した多連装の吸気系の弁連動
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1024470A JP2791078B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 多連装の吸気系の弁連動装置 |
US07/472,589 US5088468A (en) | 1989-02-02 | 1990-01-30 | Interlinking mechanism for multiple carburetor system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1024470A JP2791078B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 多連装の吸気系の弁連動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204670A JPH02204670A (ja) | 1990-08-14 |
JP2791078B2 true JP2791078B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12139054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1024470A Expired - Fee Related JP2791078B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 多連装の吸気系の弁連動装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5088468A (ja) |
JP (1) | JP2791078B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0777107A (ja) * | 1993-09-08 | 1995-03-20 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機用エンジンの吸気装置 |
JP3349049B2 (ja) * | 1996-09-20 | 2002-11-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 船艇推進装置の吸気系部材における操作機構 |
JP2001115851A (ja) | 1999-10-14 | 2001-04-24 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機 |
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