JP2835108B2 - 船外機のエンジン - Google Patents

船外機のエンジン

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JP2835108B2 JP30946589A JP30946589A JP2835108B2 JP 2835108 B2 JP2835108 B2 JP 2835108B2 JP 30946589 A JP30946589 A JP 30946589A JP 30946589 A JP30946589 A JP 30946589A JP 2835108 B2 JP2835108 B2 JP 2835108B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は吸気、燃料供給系列の装置の配列に特徴を有
し、エンジンレスポンス性の向上を図った船外機のエン
ジンに関する。
(従来の技術) 小型船舶等に容易に取り付け、取り外しの出来る船外
機用のエンジンとして、例えば実開昭62−124229号のよ
うなエンジンが知られている。この場合は、シリンダ列
を縦列としクランク軸を縦向きにした2気筒エンジンに
おいて、エンジン本体の上部側方に1つの気化器を配設
し、この気化器から上下のシリンダに一対の吸気路を連
通させて混合気を分配供給している。
(発明が解決しようとする課題) しかしこのように1つの気化器から多気筒のシリンダ
部に混合気を供給する場合、シリンダ列が縦列のため分
配が均一とならず、エンジンの性能を低下させることと
なっていた。又、各シリンダごとに気化器を設けて、エ
ンジンの側方に縦列に組み付けようとすると、上位の吸
気マニフォルドの長さと下位の吸気マニフォルドの長さ
が異なる状況になりがちであった。
すなわち、このような縦列の気化器は、通常ガス溜り
を防止するため各吸気ポートより高位に配設されること
となるが、各気化器の上下ピッチは、シリンダボアの上
下ピッチより大きく、上位の気化器の吸気マニフォルド
ほど長さを長くせざるを得なかった。そしてこのような
吸気マニフォルドの長さが変化すると、各吸気マニフォ
ルド内の気化燃料がいわゆる壁面流等の影響で変化し、
特にアイドリング運転時等に安定したエンジンレスポン
スが得られないという不具合があった。又、このような
多連式気化器の場合、各気化器に接続されるスロットル
のリンク機構を、できるだけ簡単に構成したいという要
請もあった。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するため、本発明は、請求項1で
は、複数のシリンダが上下に配置され、略垂直に延びる
クランク軸の上端には、エンジンブロック上面より上方
にフライホイールとカム軸駆動装置が組み付けられた直
列型多気筒エンジンにおいて、前記エンジンは、シリン
ダヘッド部からエンジン本体側方に沿って延出する夫々
の吸気通路をなす吸気マニフォルドと、各吸気マニフォ
ルドと接続する夫々のスロットル弁装置とを上下に備
え、前記各スロットル弁装置のうち最上位のスロットル
弁装置を、少なくともその上端が前記フライホイールの
回転平面よりも下方に位置する範囲に配置し、前記各吸
気マニフォルドを前記スロットル弁装置から燃焼室にか
けて下り勾配とし、前記シリンダヘッド部から延出する
前記各吸気マニフォルドを等長とし、前記各スロットル
弁装置は各気化器であり、下位の気化器に至るほどクラ
ンク軸から側方に離隔させて配設した。
請求項2では、複数のシリンダが上下に配置され、略
垂直に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック
上面より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み
付けられた直列型多気筒エンジンにおいて、前記エンジ
ンは、シリンダヘッド部からエンジン本体側方に沿って
延出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォルドと、各
吸気マニフォルドと接続する夫々のスロットル弁装置と
を上下に備え、前記各スロットル弁装置のうち最上位の
スロットル弁装置を、少なくともその上端が前記フライ
ホイールの回転平面よりも下方に位置する範囲に配置
し、前記各吸気マニフォルドを前記スロットル弁装置か
ら燃焼室にかけて下り勾配とし、前記シリンダヘッド部
から延出する前記各吸気マニフォルドを等長とし、前記
各スロットル弁装置は各気化器であり、各気化器と各吸
気マニフォルドとの接合面は、下位に至るほどシリンダ
ヘッド部側から離隔させた。
請求項3では、複数のシリンダが上下に配置され、略
垂直に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック
上面より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み
付けられた直列型多気筒エンジンにおいて、前記エンジ
ンは、シリンダヘッド部からエンジン本体側方に沿って
延出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォルドと、各
吸気マニフォルドと接続する夫々のスロットル弁装置と
を上下に備え、前記各スロットル弁装置のうち最上位の
スロットル弁装置を、少なくともその上端が前記フライ
ホイールの回転平面よりも下方に位置する範囲に配置
し、前記各吸気マニフォルドを前記スロットル弁装置か
ら燃焼室にかけて下り勾配とし、前記シリンダヘッド部
から延出する前記各吸気マニフォルドを等長とし、前記
各吸気マニフォルドは、エンジン本体側方に向けて湾曲
する湾曲部を有し、この湾曲部は、下位の吸気マニフォ
ルドに至るほど外方への張り出しが大きくなるよう構成
した。
(作用) 各吸気マニフォルドを等長とすることにより、各燃焼
室に供給される混合気が均等なものとなる。このことは
特にアイドリング運転時等で吸気マニフォルド内の負圧
が減少して、混合気が壁面流によって液体化する傾向を
強めた場合に有効に作用する。又、スロットルのリンク
が一直線上に並ぶため、多連気化器に連結するリンク機
構が簡単に且つ簡素に構成できる。
(実施例) 本発明の船外機のエンジンの実施例について、添付し
た図面に基づき説明する。
第1図から第3図は本発明の第1実施例を示し、第1
図はエンジン部まわりの構成品組付状態を示す外観側面
図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第2図
のIII−III線方向から見た気化器の配列についての説明
図である。
本発明の船外機のエンジンは、第6図に示すように船
外機本体の上部に設けられ、このエンジン本体1の出力
軸51から下方に延出するバーティカルシャフト52は、船
外機下部の水平プロペラシャフトに連結して、該水平プ
ロペラシャフト延出端部のプロペラ53の回転駆動を行な
うべく構成されている。又こうして構成された船外機
は、小型等船舶の船体S艇尾に着脱自在とされている。
船外機上部のエンジンは、4サイクルのシングルオー
バーヘッドカム(SOHC)式として、クランク軸が垂直方
向にシリンダ軸は横向きとなって縦3列のサイアミーズ
型インライン3気筒として構成されている。
すなわち第1図に示すように、ケーシングC内に収納
されるエンジン本体1の片側側方には吸気、燃料供給系
列の装置が縦列となって組み付けられ、この吸気、燃料
供給系列の装置が各シリンダごとに対応して設けられた
気化器2、吸気マニフォルド3、燃料ホース4及び縦列
の気化器2が纏って連通する吸気サイレンサ5等からな
り、吸気サイレンサ5から吸気した空気に燃料ホース4
から供給される燃料を霧化させて、エンジンのシリンダ
ヘッド部1aに通ずる各空気マニフォルド3に混合気を供
給するようにしている。尚この燃料ホース4には、燃料
ポンプ4a、燃料フィルタ4bが接続して、外部の燃料タン
クへと通じている。又縦列の気化器2は、後述するよう
に第1図の紙面表裏方向に斜角をもって配設されてい
る。そして、これら上下の気化器2側面にはスロットル
ロッド8が連結されてリンク機構9を構成している。
エンジン本体1は第2図に示すように、ケーシングC
の左右幅方向の略中央付近に配置され、片側側方には既
述の気化器2、吸気マニフォルド3等の吸気、燃料系列
の装置が配設されるとともに、他方側の側方には排気マ
ニフォルド6が延出し又、電装ボックス7等の構成品が
配設されている。又このエンジン本体1は吸気マニフォ
ルド3、排気マニフォルド6が連通するシリンダヘッド
部1a、及びこれと一体に連なるシリンダ部1b、クランク
ケース部1cを備え、ピストン10とコンロッド11に連結す
るクランクシャフト12は縦向きとなり、このクランクシ
ャフト12の上端はエンジンブロック上端より上方に突出
して、第3図に示すフライホイール13を取着せしめてい
る。
一方このエンジン本体1のシリンダヘッド部1a側に
は、第2図に示すようなカム軸駆動装置14が設けられ、
エンジンの駆動によって回転するカムシャフト15は、ロ
ッカーアーム16を周期的に揺動させ、ロッカーアーム16
先端の吸気弁17、及び排気弁18の弁駆動を行わしめるよ
うにしている。又、この吸気弁17及び排気弁18は、前述
の吸気マニフォルド3及び排気マニフォルド6の延出端
である吸気ポート3a及び排気ポート6aに臨んでいる。
吸気マニフォルド3の長さ、すなわち気化器2と該吸
気マニフォルド3の接合面2aと、吸気ポート3aとの間隔
は、上中下各段とも一定となり、このため第3図に示す
ように下段の気化器2ほど外側つまりクランク軸から遠
ざかる方向とされている。このため接合面2aの中心を結
ぶ線が垂直方向に角度αだけ傾いた状態となる。又最上
位の気化器2の上端は、エンジンブロック上端より上方
でしかもフライホイル13の回転面より下方に位置してい
る。
一方排気ポート6aから延出する夫々の排気マニフォル
ド6は、垂直連通部19に連通し、排気ガス該垂直連通部
19に接続するエキゾーストパイプを通って下方に排出さ
れる。尚、第3図中20はクランクシャフト12の回転をカ
ム軸駆動装置14に伝達するためのベルトを示す。
こうして吸気マニフォルド3の長さを一定にすること
によって、各エンジンシリンダ内に供給される混合気の
空燃比はすべて均等となり、アイドル運転時でもエンジ
ンレスポンス性が向上する。
第4図は本発明の第2実施例を示す外観側面図であ
り、気化器22と吸気マニフォルド23との接合面22aを、
下位のものほどエンジン本体21のシリンダヘッド部21a
側から遠ざけたものである。このため接合面22aを縦に
結ぶ線は垂直線から角度βだけ傾いた状態となり、この
場合も前述の場合と同様に各吸気マニフォルド23の長さ
を一定にすることが出来る。又この場合、第1実施例に
示したような各気化器22の側方への偏位は、特に設けな
くても良いが、第3図に示すような方法と組み合わせ、
夫々の方向への偏位量を小さくするようにしても良い。
第5図は、本発明の第3実施例を示す平面図であり、吸
気マニフォルド33の湾曲部の曲がりを変化させたもので
ある。すなわち最上位の吸気マニフォルド33aに較べ
て、中位の吸気マニフォルド33b、下位の吸気マニフォ
ルド33cに至るほど、外方張出量を大きくしたものであ
る。この場合も各吸気マニフォルド33a,33b,33cの長さ
を均等することが出来、同様の効果があり、第1実施例
の各気化器の側方偏位、又は第2実施例の接合面22a傾
斜法と組み合わせ或は単独でも良いことは勿論である。
又、以上の第1図に示す第1実施例の気化器2、第4
図に示す第2実施例の気化器22、第5図に示す第3実施
例の気化器32はすべて一直線上で且つ側方張出量が面一
となり、これら上下の気化器を連結して構成されるスロ
ットルのリンク機構が簡単に且つ簡素に構成できる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、 請求項1では、複数のシリンダが上下に配置され、略
垂直に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック
上面より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み
付けられた直列型多気筒エンジンにおいて、エンジン
は、シリンダヘッド部からエンジン本体側方に沿って延
出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォルドと、各吸
気マニフォルドと接続する夫々のスロットル弁装置とを
上下に備え、各スロットル弁装置のうち最上位のスロッ
トル弁装置を、少なくともその上端がフライホイールの
回転平面よりも下方に位置する範囲に配置し、各吸気マ
ニフォルドをスロットル弁装置から燃焼室にかけて下り
勾配とし、シリンダヘッド部から延出する各吸気マニフ
ォルドを等長とし、各スロットル弁装置は各気化器であ
り、下位の気化器に至るほどクランク軸から側方に離隔
させて配設したので、複数縦列の吸気マニフォルドが等
長となり、吸気マニフォルド内の負圧が減少しても、空
燃比の差が生じず、すべてのシリンダ内に空燃比一定の
混合気が供給されてエンジンレスポンス性が向上する。
又、各気化器に連結されるスロットルのリンク機構が簡
易に構成できるという効果もある。
請求項2では、複数のシリンダが上下に配置され、略
垂直に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック
上面より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み
付けられた直列型多気筒エンジンにおいて、エンジン
は、シリンダヘッド部からエンジン本体側方に沿って延
出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォルドと、各吸
気マニフォルドと接続する夫々のスロットル弁装置とを
上下に備え、各スロットル弁装置のうち最上位のスロッ
トル弁装置を、少なくともその上端がフライホイールの
回転平面よりも下方に位置する範囲に配置し、各吸気マ
ニフォルドをスロットル弁装置から燃焼室にかけて下り
勾配とし、シリンダヘッド部から延出する各吸気マニフ
ォルドを等長とし、各スロットル弁装置は各気化器であ
り、各気化器と各吸気マニフォルドとの接合面は、下位
に至るほどシリンダヘッド部側から離隔させたので、上
記と同様に、複数縦列の吸気マニフォルドが等長とな
り、吸気マニフォルド内の負圧が減少しても、空燃比の
差が生じず、すべてのシリンダ内に空燃比一定の混合気
が供給されてエンジンレスポンス性が向上する。又、各
気化器に連結されるスロットルのリンク機構が簡易に構
成できるという効果もある。
請求項3では、複数のシリンダが上下に配置され、略
垂直に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック
上面より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み
付けられた直列型多気筒エンジンにおいて、エンジン
は、シリンダヘッド部からエンジン本体側方に沿って延
出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォルドと、各吸
気マニフォルドと接続する夫々のスロットル弁装置とを
上下に備え、各スロットル弁装置のうち最上位のスロッ
トル弁装置を、少なくともその上端がフライホイールの
回転平面よりも下方に位置する範囲に配置し、各吸気マ
ニフォルドを前記スロットル弁装置から燃焼室にかけて
下り勾配とし、シリンダヘッド部から延出する各吸気マ
ニフォルドを等長とし、各吸気マニフォルドは、エンジ
ン本体側方に向けて湾曲する湾曲部を有し、この湾曲部
は、下位の吸気マニフォルドに至るほど外方への張り出
しが大きくなるよう構成したので、上記と同様に、複数
縦列の吸気マニフォルドが等長となり、吸気マニフォル
ド内の負圧が減少しても、空燃比の差が生じず、すべて
のシリンダ内に空燃比一定の混合気が供給されてエンジ
ンレスポンス性が向上する。又、各気化器に連結される
スロットルのリンク機構が簡易に構成できるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はエンジン部まわりの構成品組付状態を示す外観側面
図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第2図
のIII−III線方向から見た気化器の配列についての説明
図、第4図は第2実施例を示す外観側面図、第5図は第
3実施例を示す平面図、第6図は船外機本体の全体図で
ある。 尚、同図中、1はエンジン本体、2は気化器、2aは接合
面、3は吸気マニフォルド、12はクランクシャフト、13
はフライホイール、21はエンジン本体、21aはシリンダ
ヘッド部、22は気化器、22aは接合面、23,33は吸気マニ
フォルド、Cはケーシングを示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシリンダが上下に配置され、略垂直
    に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック上面
    より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み付け
    られた直列型多気筒エンジンにおいて、 前記エンジンは、シリンダヘッド部からエンジン本体側
    方に沿って延出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォ
    ルドと、各吸気マニフォルドと接続する夫々のスロット
    ル弁装置とを上下に備え、 前記各スロットル弁装置のうち最上位のスロットル弁装
    置を、少なくともその上端が前記フライホイールの回転
    平面よりも下方に位置する範囲に配置し、 前記各吸気マニフォルドを前記スロットル弁装置から燃
    焼室にかけて下り勾配とし、 前記シリンダヘッド部から延出する前記各吸気マニフォ
    ルドを等長とし、 前記各スロットル弁装置は各気化器であり、下位の気化
    器に至るほどクランク軸から側方に離隔させて配設し
    た、 ことを特徴とする船外機のエンジン。
  2. 【請求項2】複数のシリンダが上下に配置され、略垂直
    に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック上面
    より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み付け
    られた直列型多気筒エンジンにおいて、 前記エンジンは、シリンダヘッド部からエンジン本体側
    方に沿って延出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォ
    ルドと、各吸気マニフォルドと接続する夫々のスロット
    ル弁装置とを上下に備え、 前記各スロットル弁装置のうち最上位のスロットル弁装
    置を、少なくともその上端が前記フライホイールの回転
    平面よりも下方に位置する範囲に配置し、 前記各吸気マニフォルドを前記スロットル弁装置から燃
    焼室にかけて下り勾配とし、 前記シリンダヘッド部から延出する前記各吸気マニフォ
    ルドを等長とし、 前記各スロットル弁装置は各気化器であり、各気化器と
    各吸気マニフォルドとの接合面は、下位に至るほどシリ
    ンダヘッド部側から離隔させた、 ことを特徴とする船外機のエンジン。
  3. 【請求項3】複数のシリンダが上下に配置され、略垂直
    に延びるクランク軸の上端には、エンジンブロック上面
    より上方にフライホイールとカム軸駆動装置が組み付け
    られた直列型多気筒エンジンにおいて、 前記エンジンは、シリンダヘッド部からエンジン本体側
    方に沿って延出する夫々の吸気通路をなす吸気マニフォ
    ルドと、各吸気マニフォルドと接続する夫々のスロット
    ル弁装置とを上下に備え、 前記各スロットル弁装置のうち最上位のスロットル弁装
    置を、少なくともその上端が前記フライホイールの回転
    平面よりも下方に位置する範囲に配置し、 前記各吸気マニフォルドを前記スロットル弁装置から燃
    焼室にかけて下り勾配とし、 前記シリンダヘッド部から延出する前記各吸気マニフォ
    ルドを等長とし、 前記各吸気マニフォルドは、エンジン本体側方に向けて
    湾曲する湾曲部を有し、この湾曲部は、下位の吸気マニ
    フォルドに至るほど外方への張り出しが大きくなるよう
    構成した、 ことを特徴とする船外機のエンジン。
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