JP2790419B2 - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents

車両用ガラスアンテナ

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JP2790419B2 JP26512293A JP26512293A JP2790419B2 JP 2790419 B2 JP2790419 B2 JP 2790419B2 JP 26512293 A JP26512293 A JP 26512293A JP 26512293 A JP26512293 A JP 26512293A JP 2790419 B2 JP2790419 B2 JP 2790419B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等車両の後部窓ガ
ラスに設けたガラスアンテナに関し、特に自動車電話、
パーソナル無線、業務用無線などの極超短波帯の電波を
送受信したり、TV放送波UHF帯などの電波を受信す
るに好適なガラスアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、自動車用電話、パー
ソナル無線を送受信するための車両用アンテナとして、
ポールアンテナが実用化されているが、車体から突出し
た構造となっているので、安全上、外観上好ましくない
ばかりでなく、洗車時に支障になり、さらに折損の恐れ
があるなどの欠点があった。
【0003】そのため近年、ガラスアンテナが要望され
るようになり特開昭62−69704号、実開昭62−
26912号などが提案さている。しかしながら、いず
れも送受信利得がポールアンテナに比較してかなり低い
ので未だ実用化されるには到っていない。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、実用に供しうる自動車電話、パーソナル無線
用のアンテナとして好適であり、さらにFMラジオ放送
波、TV放送波などを受信することも可能な車両用ガラ
スアンテナを提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、車両窓ガラ
スに配設された車両用のガラスアンテナにおいて、第1
の水平線条の一方の先端を含む部分に1本ないしは複数
本の第1の垂直線条を接続し、該垂直線条の一部には前
記水平線条と平行に水平に延びる第2の水平線条を接続
し、その先端に第2の垂直線条を接続するとともに、第
2の垂直線条に近接して平行に配設される第3の垂直線
条を第1の水平線条に接続した第1のエレメント、ある
いは第2の垂直線条の先端には第1の水平線条に近接し
て平行に第1の垂直線条側に折り返す水平線条を接続し
た第1のエレメントと前記第1の給電点の近傍に配設
される第2の給電点に接続される水平線条とその一部に
接続される垂直線条から少なくとも構成される第2のエ
レメントを具備するとともに、第1のエレメントに同軸
ケーブルの内部導線を、第2のエレメントに外部導線
を、それぞれ接続するようにしたことを特徴とするもの
であり、さらに第1のエレメントいおいて第1の給電点
と反対側の垂直線条の長さをλα(1−0.2)/4
(λ:送受信電波の波長、α:ガラスの波長短縮率で
0.6)以上とするとともに、この第1の給電点と反対
側の垂直線条から第1の水平線条における第1の給電点
までの合計した長さを3λα(1±0.2)/4となる
ようにすると好ましい。
【0006】また、第2のエレメントについてその垂直
線条の長さをλα(1−0.2)/4(λ:送受信電波
の波長、α:ガラスの波長短縮率で0.6)以上とする
とともに、垂直線条から水平線条の給電点までの合計し
た長さを3λα(1±0.2)/4となるようにすると
好ましい。
【0007】
【作用】第1のエレメントにおいて、第1の給電点とは
反対側の垂直線条が垂直偏波である自動車電話用の電波
などを好適に送受信し、この垂直線条に水平線条を加
え、特にその合計長さを3λα/4(1±0.2)の範
囲とすると効率よく電力を給電することができ、さらに
第2のエレメントの垂直線条も同様に垂直に偏波された
電波を好適に送受信し、この垂直線条に接続される水平
線条を加えた合計長さを特に3λα/4(1±0.2)
の範囲とすると効率よく給電することができ、さらに、
第1のエレメントの第1の垂直線条の一部には前記水平
線条と平行に水平に延びる第2の水平線条を接続し、そ
の先端に第2の垂直線条を接続するとともに、第2の垂
直線条に近接して平行に配設される第3の垂直線条を第
1の水平線条に接続することにより、あるいは第1の垂
直線条の一部から前記水平線条と平行に水平に延び、そ
の先端に第2の垂直線条を接続し、第2の垂直線条の先
端には第1の水平線条に近接して平行に第1の垂直線条
側に折り返す水平線条を接続することにより、アンテナ
とフィーダのインピーダンス整合を行い、効率よく送受
信することができるものである。
【0008】また、第1のエレメントと第2のエレメン
トにおいて、垂直線条に接続される水平線条の幅を1〜
15mm、好ましくは3〜10mmと幅広に形成するこ
とにより広い範囲の周波数の電波に対して利得を向上さ
せる作用をしており、高帯域性のアンテナとすることが
できる。
【0009】なお、αはガラスの波長波長短縮率であ
り、800MHz〜900MHzの周波数帯域において
約0.6、1.5GHz前後の周波数帯域において約
0.5とすればよい。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。図1は本発明のガラスアンテナを自動車用後部
窓ガラスに設けた実施例1を示す正面図、図2〜図6は
それぞれ本発明の実施例1〜実施例5のアンテナ部分を
示す要部詳細図、図7は自動車用後部窓ガラスに設けた
実施例6を示す要部正面図、図8〜図10はそれぞれ実
施例1〜実施例3におけるアンテナのインピーダンスを
示すスミスチャートであり、マ−ク1が800MHz、
マ−ク2が850MHz、マ−ク3が900MHzを示
す。
【0011】実施例1 単板ガラスを車両の後部窓ガラスとして装着した例であ
り、図1、図2に示すように、板ガラス1の車内側には
防曇用の加熱線条2とともに、第1の水平線条31 の一
方の先端に第1の垂直線条32 を接続し、該垂直線条の
一部には前記水平線条と平行に水平に延びる第2の水平
線条33 を接続し、その先端に第2の垂直線条34 を接
続するとともに、第2の垂直線条に近接して平行に配設
される第3の垂直線条35 を第1の水平線条に接続した
第1のエレメントと前記第1の水平線条に近接して平行
に延びる水平線条とその一部に接続される垂直線条から
少なくとも構成される第2のエレメント4からなる本発
明のアンテナ5を、別のアンテナ6、7とともに導電ペ
ーストによりスクリーン印刷、焼成して形成する。
【0012】このような窓ガラスを後部開口部に装着し
た後、第1のエレメントの端部を第1の給電点8、第2
のエレメントの一部を第2の給電点9として、それぞれ
同軸ケーブル10の内部導線と外部導線を接続する。
【0013】このようにして得られた車両用ガラスアン
テナの各部の寸法をA1 =1150mm、A2 =132
0mm、B=760mm、a=83mm、b=60m
m、c=80mm、d=20mm、e=60mm、f=
3mm、g=100mm、h=70mm、i=10m
m、j=25mm、第1のエレメントの第1の水平線条
と第2のエレメントの水平線条との間隔を3mmとした
ものによって800MHz〜900MHzの北米自動車
電話帯の垂直偏波における送受信利得を測定して、自動
車電話用ポールアンテナの送受信利得を0dBとしたと
きの利得差(以下、ポールアンテナ比と略称する)で示
すと平均で−1.0dBとなり、従来の実用に供されて
いるポールアンテナの送受信利得に近い良好な結果が得
られた。 また、このアンテナのインピーダンスを測定
したところ、図8に示すようになり、この結果から明ら
かなようににマ−ク1の800MHz、マ−ク2の85
0MHz、マ−ク3の900MHzは勿論、その間も同
軸ケーブルの特性インピーダンス、本実施例では50オ
−ムの近くに集中しており、きわめて良好なインピ−ダ
ンス特性を示すことがわかる。
【0014】なお、本実施例において、受信周波数の中
心周波数が850MHzであるのでλは約353mmと
なり、λα/4が約53mmであり、3λα(1±0.
2)/4は127mm〜190mmであるので、第1の
エレメントの垂直線条の長さbと第2のエレメントの垂
直線条の長さhはいずれもλα/4以上であり、第1の
エレメントにおいて、第1の給電点8とは反対側の第1
の垂直線条から水平線条の第1の給電点までの合計した
長さは(≒a+b)はほぼ143mm、第2のエレメン
トの垂直線条から水平線条の第2の給電点までの合計し
た長さ(≒h+g)はほぼ170mmであるので、いず
れも3λα(1±0.2)/4の範囲内にある。
【0015】実施例2 図3に示す実施例2は第1のエレメントの第2の垂直線
条の長さd=50mm、第2の垂直線条34 の先端に長
さが20mmの水平線条からなる補助エレメント11を
付加するとともに、第2のエレメントにk=65mm、
l=70mm、m=5mmのL字形状の補助エレメント
12を付加した以外は実施例1と同じ構成にしたもので
ある。
【0016】このような車両用のガラスアンテナによっ
て、800MHz〜900MHzの北米自動車用電話帯
の垂直偏波における送受信利得を測定したところ、平均
で−0.8dBとなり、実施例1を上回る良好な結果が
得られた。
【0017】また、このアンテナのインピーダンスを測
定したところ、図9に示すようになり、この結果から明
らかなようににマ−ク1の800MHz、マ−ク2の8
50MHz、マ−ク3の900MHzは勿論、その間も
同軸ケーブルの特性インピーダンス、本実施例では50
オ−ムの近くに集中しており、きわめて良好なインピ−
ダンス特性を示すことがわかる。
【0018】なお、本実施例においてエレメント12
は、垂直線条から水平線条の第2の給電点までの合計し
た長さk+l+100(実施例1のgの長さ)は235
mmとなり、3λα(1±0.2)/4の範囲を外れて
おり、第2のエレメントではなく補助エレメントとす
る。
【0019】実施例3 図4に示す実施例3は第1のエレメント3の給電点を左
右逆に配置し、第1の垂直線条32 を2本とするととも
に、第2のエレメントの水平線条は第1のエレメントの
第1の水平線条31 とは近接して平行に配設しない例で
ある。
【0020】このようなアンテナの、各部の寸法をa=
85mm、b1 =b2 =65mm、c=75mm、d=
37mm、e=65mm、g=100mm、h1 =h2
=70mmとするとともに、第2のエレメント4にk’
=60mm、l’=65mmなるL字形状の補助エレメ
ント12’と長さnが90mmの水平線条からなる補助
エレメント13を付加した以外は実施例1と同じ構成と
したものである。
【0021】このような車両用のガラスアンテナによっ
て、800MHz〜900MHzの北米自動車用電話帯
の垂直偏波における送受信利得を測定したところ、平均
で−1.0dBとなり、実施例1と同等の良好な結果が
得られた。
【0022】また、このアンテナのインピーダンスを測
定したところ、図10に示すようになり、この結果から
明らかなようににマ−ク1の800MHz、マ−ク2の
850MHz、マ−ク3の900MHzは勿論、その間
も同軸ケーブルの特性インピーダンス、本実施例では5
0オ−ムの近くに集中しており、きわめて良好なインピ
−ダンス特性を示すことがわかる。
【0023】なお、本実施例において4で示されるエレ
メントは垂直線条から水平線条における第2の給電点ま
での長さ(≒h1 +g)はほぼ170mmであり、3
λα(1±0.2)/4の範囲内にあるので第2のエレ
メントとし、12’で示されるエレメントは垂直線条か
ら水平線条の第2の給電点までの合計した長さk’+
l’+100(実施例1のgの長さ)が3λα(1±
0.2)/4の範囲を外れており、第2のエレメントで
はなく補助エレメントとする。
【0024】実施例4〜実施例6 図5に示す実施例4は請求項2で示すように第1のエレ
メント3における第2の垂直線条34 の先端には第1の
水平線条31 に近接して平行に第1の垂直線条側に折り
返す水平線条36 を接続した例であり、さらに第2のエ
レメント4に水平線条からなる補助エレメントを付加し
たもの、図6に示す実施例5は第1のエレメント3の第
1の垂直線条32 を第1の給電点8側に設けた例であり
第3の垂直線条が第1の給電点と反対側の垂直線条とな
るものでありこれらのアンテナも前記実施例と同様の性
能が得られることを確認した。
【0025】また、図7に示す実施例6は後部窓ガラス
1の加熱線条2の上部余白部に別のアンテナ15ととも
に、実施例1に示すアンテナを上下逆にした構成とする
もので、この場合のアンテナも実施例1とほぼ同等の性
能が得られることを確認した。
【0026】以上、好適な実施例により説明したが、本
発明はこれらに限定されるものではなく、種々の応用が
可能である。第1のエレメントについて、第1の垂直線
条は1本〜複数本(5本程度まで)を第1の給電点とは
反対側の第1の水平線条の先端部分に設ける方が好まし
いが、実施例5に示すように給電点側に設けてよい。ま
た、第3の垂直線条を設けて第2の垂直線条と近接させ
る場合にはそれぞれが近接した平行部分が20mm以上
になるようにすればよい。実施例4に示すように第2の
垂直線条の先端に水平線条を接続して第1の水平線条と
近接して平行に配設させる場合には平行部分の長さは2
0mm以上とした方がよい。
【0027】また、第1の給電点とは反対側の垂直線条
の長さをλα(1−0.2)/4以上とするとともに、
この垂直線条から水平線条の給電点までの合計した長さ
を3λα(1±0.2)/4の範囲にすると好ましい。
【0028】また、第1の水平線条の幅は1〜15m
m、好ましくは3〜10mmの範囲で適宜選択すればよ
い。第2のエレメントについて、水平部分は実施例3に
示すように、別のエレメント13が第1のエレメントの
第1の水平線条に近接しているような場合には必ずしも
第1のエレメントの第1の水平線条に近接させなくとも
よいが、その他の例に示すように第1の水平線条に近接
させた方が占有面積が小さくて済み、受信利得の点でも
高くなる傾向にあるので好ましい。
【0029】また、垂直線条の長さをλα(1−0.
2)/4以上とするとともに、垂直線条から水平線条の
給電点までの合計した長さを3λα(1±0.2)/4
の範囲にすると好ましい。
【0030】また、水平線条の幅は1〜15mm、好ま
しくは3〜10mmの範囲で適宜選択すればよい。給電
について、実施例のように同軸ケーブルの内部導線を第
1のエレメントに、外部導線を第2のエレメントに接続
するようにした方が好ましいが、逆に内部導線を第2の
エレメントに、外部導線を第1のエレメントに接続する
ようにしてもよい。
【0031】また、本発明のアンテナは後部窓ガラスの
加熱線条下部余白部、上部余白部以外にも、前部窓ガラ
ス、側部窓ガラスなどに設けてもよい。また、904M
Hzを中心周波数とするパーソナル無線の垂直偏波にお
ける送受信利得を測定して半波長ダイポールアンテナの
送受信利得を0dBとしたときの利得差で示すと、−0.
2dBとなり、良好に送受信できることを確認した。
【0032】さらに、470MHz〜770MHzのT
V放送波UHF帯の水平偏波と垂直偏波における受信利
得を測定した結果、良好な結果が得られ、このアンテナ
により受信することが可能である。
【0033】補助助エレメントについては、必ずしも設
ける必要はないが、車種によって送受信利得特性、指向
特性が不十分なときなどこれらの特性を改善するため
に、必要に応じて設ければよい。
【0034】また、本発明のガラスアンテナは単独でも
使用可能であるが、後部窓ガラスの加熱線条の上部余白
部、下部余白部に設けたガラスアンテナ、前部窓ガラス
に設けたガラスアンテナ、側部窓ガラスに設けたガラス
アンテナあるいはポールアンテナなどと組み合わせてダ
イバーシティ受信を行うと、さらに好ましい結果を得る
ことができる。
【0035】また、後部窓ガラスとして、合わせガラス
を使用する場合には、銅線などの金属細線を中間膜に埋
め込んだものでもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明のガラスアンテナは、第1のエレ
メントと第2のエレメントの双方で好適に送受信し、し
かも双方の水平線条を巧みに組み合わせることにより、
アンテナのインピ−ダンスを同軸ケ−ブルの特性値に広
帯域にわたり近似させることができ、その結果、自動車
電話、パーソナル無線の送受信アンテナとして特に好適
なもので、実用レベルまで利得を向上させるものであ
る。また、1.5 GHz を中心周波数とする自動車電話用の
アンテナとしても利用することができる。
【0037】さらにTV放送波UHF帯も好適に受信す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナを自動車の後部窓ガラスに設
けた実施例1を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例1におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
【図3】本発明の実施例2におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
【図4】本発明の実施例3におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
【図5】本発明の実施例4におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
【図6】本発明の実施例5におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
【図7】自動車用後部窓ガラスに設けた実施例6を示す
要部正面図である。
【図8】本発明の実施例1におけるアンテナのインピー
ダンスを示すスミスチャートであり、マ−ク1が800
MHz、マ−ク2が850MHz、マ−ク3が900M
Hzを示す。
【図9】本発明の実施例2におけるアンテナのインピー
ダンスを示すスミスチャートであり、マ−ク1が800
MHz、マ−ク2が850MHz、マ−ク3が900M
Hzを示す。
【図10】本発明の実施例3におけるアンテナのインピ
ーダンスを示すスミスチャートであり、マ−ク1が80
0MHz、マ−ク2が850MHz、マ−ク3が900
MHzを示す。
【符号の説明】
1 板ガラス 2 防曇用の加熱線条 3 第1のエレメント 4 第2のエレメント 5 本発明のアンテナ 6、7、15 別のアンテナ 8 第1の給電点 9 第2の給電点 10 同軸ケーブル 11〜14 補助エレメント

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両窓ガラスに配設された車両用のガラス
    アンテナにおいて、第1の水平線条の一方の端部を含む
    先端部分に1本ないしは複数本の第1の垂直線条を接続
    し、該垂直線条の一部には前記水平線条と平行に水平に
    延びる第2の水平線条を接続し、その先端に第2の垂直
    線条を接続するとともに、第2の垂直線条に近接して平
    行に配設される第3の垂直線条を第1の水平線条に接続
    した第1のエレメントと前記第1のエレメントの給電
    点の近傍に配設される第2の給電点に接続される水平線
    条とその一部に接続される垂直線条から少なくとも構成
    される第2のエレメントを具備するとともに、第1のエ
    レメントに同軸ケーブルの内部導線を、第2のエレメン
    トに外部導線を、それぞれ接続するようにしたことを特
    徴とする車両用ガラスアンテナ。
  2. 【請求項2】車両窓ガラスに配設された車両用のガラス
    アンテナにおいて、第1の水平線条の一方の先端を含む
    部分に1本ないし複数本の第1の垂直線条を接続し、該
    垂直線条の一部には前記水平線条と平行に水平に延びる
    第2の水平線条を接続し、その先端に第2の垂直線条を
    接続し、第2の垂直線条の先端には第1の水平線条に近
    接して平行に第1の垂直線条側に折り返す水平線条を接
    続した第1のエレメントと前記第1のエレメントの給
    電点の近傍に配設される第2の給電点に接続される水平
    線条とその一部に接続される垂直線条から少なくとも構
    成される第2のエレメントを具備するとともに、第1の
    エレメントに同軸ケーブルの内部導線を、第2のエレメ
    ントに外部導線を、それぞれ接続するようにしたことを
    特徴とする車両用ガラスアンテナ。
  3. 【請求項3】第1のエレメントにおいて第1の給電点と
    反対側の垂直線条の長さをλα(1−0.2)/4
    (λ:送受信電波の波長、α:ガラスの波長短縮率で
    0.6)以上とするとともに、この第1の給電点と反対
    側の垂直線条から第1の水平線条における第1の給電点
    までの合計した長さを3λα(1±0.2)/4(λ:
    送受信電波の波長、α:ガラスの波長短縮率で0.6)
    となるようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請
    求項2記載の車両用ガラスアンテナ。
  4. 【請求項4】第2のエレメントの垂直線条の長さをλα
    (1−0.2)/4(λ:送受信電波の波長、α:ガラ
    スの波長短縮率で0.6)以上とするとともに、垂直線
    条から水平線条の給電点までの合計した長さを3λα
    (1±0.2)/4(λ:送受信電波の波長、α:ガラ
    スの波長短縮率で0.6)となるようにしたことを特徴
    とする請求項1あるいは請求項2記載の車両用ガラスア
    ンテナ。
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