JPH07193417A - ガラスアンテナ - Google Patents
ガラスアンテナInfo
- Publication number
- JPH07193417A JPH07193417A JP33311293A JP33311293A JPH07193417A JP H07193417 A JPH07193417 A JP H07193417A JP 33311293 A JP33311293 A JP 33311293A JP 33311293 A JP33311293 A JP 33311293A JP H07193417 A JPH07193417 A JP H07193417A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- shape
- point
- filaments
- power feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】GPS衛星などからの微弱電波を受信するのに
好適であり、自動車電話、パーソナル無線、実用化が進
められているパーソナルハンディフォン用などのアンテ
ナとしても使用可能なガラスアンテナを提供することを
目的とする。 【構成】本発明は、移動体用窓ガラスに配設されたガラ
スアンテナであって、極大点と極小点が交互に繰り返さ
れる複数の波型形状を有し、全体を閉じた形状に形成す
る第1のエレメントと、前記第1のエレメントの波型形
状の少なくとも一部に沿って配設される複数の波型形状
を有する第2のエレメントを具備するとともに、第1の
エレメントの一部に接続される第1の給電点に同軸ケー
ブルの内部導線を、第2のエレメントの一部に接続され
る第2の給電点に外部導線を接続するようにしたことを
特徴とするものであり、好ましくは受信周波数の波長を
λとしたときに、波型形状の極大点から極小点迄の長さ
をλ/16〜λ/32とするとともに、連続する波型形
状の合計長さをλ(1±0.2)の範囲とした方がよ
い。
好適であり、自動車電話、パーソナル無線、実用化が進
められているパーソナルハンディフォン用などのアンテ
ナとしても使用可能なガラスアンテナを提供することを
目的とする。 【構成】本発明は、移動体用窓ガラスに配設されたガラ
スアンテナであって、極大点と極小点が交互に繰り返さ
れる複数の波型形状を有し、全体を閉じた形状に形成す
る第1のエレメントと、前記第1のエレメントの波型形
状の少なくとも一部に沿って配設される複数の波型形状
を有する第2のエレメントを具備するとともに、第1の
エレメントの一部に接続される第1の給電点に同軸ケー
ブルの内部導線を、第2のエレメントの一部に接続され
る第2の給電点に外部導線を接続するようにしたことを
特徴とするものであり、好ましくは受信周波数の波長を
λとしたときに、波型形状の極大点から極小点迄の長さ
をλ/16〜λ/32とするとともに、連続する波型形
状の合計長さをλ(1±0.2)の範囲とした方がよ
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、船、飛行機など
の移動体用の窓ガラスに設けたガラスアンテナに関し、
特にGPS(Grobal Positioning
System)衛星からの微弱電波を受信するのに好適
であり、自動車電話、パーソナル無線、業務用無線など
の極超短波帯の電波を送受信するためのガラスアンテナ
に関するものである。
の移動体用の窓ガラスに設けたガラスアンテナに関し、
特にGPS(Grobal Positioning
System)衛星からの微弱電波を受信するのに好適
であり、自動車電話、パーソナル無線、業務用無線など
の極超短波帯の電波を送受信するためのガラスアンテナ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、GPS衛星からの微
弱電波を受信するアンテナとして直交ダイポールアンテ
ナ、ヘリカルアンテナなどとともに、マイクロストリッ
プアンテナが知られているが、いずれも突起したアンテ
ナであり、突出した構造となっているので、安全上、外
観上好ましくないばかりでなく、洗車時に支障になり、
さらに盗難や折損の恐れがあるなどの欠点があった。
弱電波を受信するアンテナとして直交ダイポールアンテ
ナ、ヘリカルアンテナなどとともに、マイクロストリッ
プアンテナが知られているが、いずれも突起したアンテ
ナであり、突出した構造となっているので、安全上、外
観上好ましくないばかりでなく、洗車時に支障になり、
さらに盗難や折損の恐れがあるなどの欠点があった。
【0003】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、GPS衛星からの微弱電波を受信するに好適
であり、自動車電話、パーソナル無線、実用化が進めら
れているパーソナルハンディフォン用などのアンテナと
しても使用可能なガラスアンテナを提供することを目的
とする。
のであり、GPS衛星からの微弱電波を受信するに好適
であり、自動車電話、パーソナル無線、実用化が進めら
れているパーソナルハンディフォン用などのアンテナと
しても使用可能なガラスアンテナを提供することを目的
とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、移動体用窓
ガラスに配設されたガラスアンテナであって、極大点と
極小点が交互に繰り返される複数の波型形状を有し、全
体を閉じた形状に形成する第1のエレメントと、前記第
1のエレメントの波型形状の少なくとも一部に沿って配
設される複数の波型形状を有する第2のエレメントを具
備するとともに、第1のエレメントの一部に接続される
第1の給電点に同軸ケーブルの内部導線を、第2のエレ
メントの一部に接続される第2の給電点に外部導線を接
続するようにしたことを特徴とするものであり、好まし
くは受信周波数の波長をλとしたときに、波型形状の極
大点から極小点迄の長さをλ/16〜λ/32とすると
ともに、連続する波型形状の合計長さをλ(1±0.
2)の範囲とした方がよい。
ガラスに配設されたガラスアンテナであって、極大点と
極小点が交互に繰り返される複数の波型形状を有し、全
体を閉じた形状に形成する第1のエレメントと、前記第
1のエレメントの波型形状の少なくとも一部に沿って配
設される複数の波型形状を有する第2のエレメントを具
備するとともに、第1のエレメントの一部に接続される
第1の給電点に同軸ケーブルの内部導線を、第2のエレ
メントの一部に接続される第2の給電点に外部導線を接
続するようにしたことを特徴とするものであり、好まし
くは受信周波数の波長をλとしたときに、波型形状の極
大点から極小点迄の長さをλ/16〜λ/32とすると
ともに、連続する波型形状の合計長さをλ(1±0.
2)の範囲とした方がよい。
【0005】
【作用】GPS衛星などから送信される右旋円偏波の電
波を受信するに、極大点と極小点が交互に繰り返される
複数の波型形状を有する第1のエレメントが好適であ
り、特に波型形状の極大点から極小点迄の長さをλ/1
6〜λ/32とするとともに、連続する波型形状の合計
長さをλ(1±0.2)の範囲にするとさらに受信利得
を高める作用をし、また、全体を閉じた形状に形成する
ことにより、指向特性を改善させる作用をし、さらに波
型形状にすることにより、直線で形成する場合に比較し
アンテナを小型化することができる。
波を受信するに、極大点と極小点が交互に繰り返される
複数の波型形状を有する第1のエレメントが好適であ
り、特に波型形状の極大点から極小点迄の長さをλ/1
6〜λ/32とするとともに、連続する波型形状の合計
長さをλ(1±0.2)の範囲にするとさらに受信利得
を高める作用をし、また、全体を閉じた形状に形成する
ことにより、指向特性を改善させる作用をし、さらに波
型形状にすることにより、直線で形成する場合に比較し
アンテナを小型化することができる。
【0006】さらに第2のエレメントを第1のエレメン
トの波型形状の少なくとも一部に沿って配設される複数
の波型形状を有する形状に形成することにより、容量結
合させ、インピ−ダンスを調整することができるので、
受信感度を高める作用をしている。
トの波型形状の少なくとも一部に沿って配設される複数
の波型形状を有する形状に形成することにより、容量結
合させ、インピ−ダンスを調整することができるので、
受信感度を高める作用をしている。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。図1は本発明のガラスアンテナを自動車用後部
窓ガラスに設けた実施例1を示す正面図、図2〜図5は
それぞれ本発明の実施例1〜実施例4のアンテナ部分を
示す要部詳細図、図6は実施例1におけるアンテナの指
向特性図(前、後は自動車の向きを表す)、図7は本発
明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラスに設けたそ
の他の実施例を示す正面図である。
明する。図1は本発明のガラスアンテナを自動車用後部
窓ガラスに設けた実施例1を示す正面図、図2〜図5は
それぞれ本発明の実施例1〜実施例4のアンテナ部分を
示す要部詳細図、図6は実施例1におけるアンテナの指
向特性図(前、後は自動車の向きを表す)、図7は本発
明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラスに設けたそ
の他の実施例を示す正面図である。
【0008】実施例1 単板ガラスを車両の後部窓ガラスとして装着した例であ
り、図1、図2に示すように、板ガラス1の車内側には
防曇用の加熱線条2と、防曇用加熱線条の下部余白部に
は、極大点と極小点が交互に繰り返される複数の波型形
状を有し、全体を閉じた形状に線条により形成する第1
のエレメント31 と、前記第1のエレメントの波型形状
に沿って配設される複数の波型形状を有する第2のエレ
メント3 2 と、第1のエレメント31 の側部に接続され
る第1の給電点41 と、第2のエレメント32 の側部に
接続される第2の給電点42 を、防曇用加熱線条上部余
白部に設けた別のFMラジオ放送波などを受信する別の
アンテナ5とともに下部余白部に導電ペーストによりス
クリーン印刷、焼成して形成する。
り、図1、図2に示すように、板ガラス1の車内側には
防曇用の加熱線条2と、防曇用加熱線条の下部余白部に
は、極大点と極小点が交互に繰り返される複数の波型形
状を有し、全体を閉じた形状に線条により形成する第1
のエレメント31 と、前記第1のエレメントの波型形状
に沿って配設される複数の波型形状を有する第2のエレ
メント3 2 と、第1のエレメント31 の側部に接続され
る第1の給電点41 と、第2のエレメント32 の側部に
接続される第2の給電点42 を、防曇用加熱線条上部余
白部に設けた別のFMラジオ放送波などを受信する別の
アンテナ5とともに下部余白部に導電ペーストによりス
クリーン印刷、焼成して形成する。
【0009】このような板ガラスを後部窓ガラスとして
装着した後、第1のエレメント31の給電点41 には同
軸ケーブルの内部導線を接続し、第2のエレメント32
の給電点42 には同軸ケーブルの外部導線を接続する。
装着した後、第1のエレメント31の給電点41 には同
軸ケーブルの内部導線を接続し、第2のエレメント32
の給電点42 には同軸ケーブルの外部導線を接続する。
【0010】このようにして得られたガラスアンテナの
各部の寸法を、第1のエレメントについて、波型形状の
極大点から極小点までの長さを12mm(GPS衛星か
らの受信電波の波長λはほ190mmであるので、ほぼ
λ/16に相当する)、波型形状が連続している合計長
さが12mm×2×8=192mm(GPS衛星からの
受信電波の波長λに等しい)とし、上辺の水平長さをほ
ぼ100mmとするとともに、第2のエレメント32 は
第1のエレメントの波型形状に沿って、間隔が10mm
で配設される複数の波型形状の波型形状の極大点から極
小点までの長さを12mm、波型形状が連続している合
計長さが12mm×2×8=192mm、下辺の水平長
さをほぼ100mmとしたものによって、1.5754
2GHzの右旋円偏波を受信したときの指向特性を測定
して、市販されて実用に供されている一般的なマイクロ
ストリップアンテナを0dBとしたときの相対比で示す
と図6で示す指向特性図が得られ、ほぼ同等の結果が得
られ、充分実用に供しうることを確認した。
各部の寸法を、第1のエレメントについて、波型形状の
極大点から極小点までの長さを12mm(GPS衛星か
らの受信電波の波長λはほ190mmであるので、ほぼ
λ/16に相当する)、波型形状が連続している合計長
さが12mm×2×8=192mm(GPS衛星からの
受信電波の波長λに等しい)とし、上辺の水平長さをほ
ぼ100mmとするとともに、第2のエレメント32 は
第1のエレメントの波型形状に沿って、間隔が10mm
で配設される複数の波型形状の波型形状の極大点から極
小点までの長さを12mm、波型形状が連続している合
計長さが12mm×2×8=192mm、下辺の水平長
さをほぼ100mmとしたものによって、1.5754
2GHzの右旋円偏波を受信したときの指向特性を測定
して、市販されて実用に供されている一般的なマイクロ
ストリップアンテナを0dBとしたときの相対比で示す
と図6で示す指向特性図が得られ、ほぼ同等の結果が得
られ、充分実用に供しうることを確認した。
【0011】実施例2〜実施例4 図3に示す実施例2は実施例1と、第1のエレメント3
1 の外形は同じ寸法であるが、内部も導電物で形成し、
第2のエレメント32 については、第1のエレメントの
波型形状と容量結合されてない左側部分を直線で形成し
た以外は実施例1と同じ外形にし、第1のエレメント同
様内部も導電物で形成するとともに、導電線条6により
第1の給電点41 に引き出し、第2エレメントの幅広部
分を第2の給電点42 としたもの、図4に示す実施例3
は第1のエレメント31 について、上辺部分も波型形状
に形成した例であり、下辺、上辺とも波型形状の極大点
から極小点までの長さを12mm、波型形状が連続して
いる合計長さが12mm×16=192mmし、第2の
エレメント32 について、第1のエレメントの波型形状
に沿って、間隔が10mmで配設される複数の波型形状
の波型形状の極大点から極小点までの長さを12mm、
波型形状が連続している合計長さが12mm×16=1
92mm、下辺の水平長さをほぼ100mmとし、内部
も導電物で形成するとともに、それぞれ中央部分を第1
の給電点41 、第2の給電点42としたもの、図5に示
す実施例4は波型形状を線状により円弧状した例であ
り、第1のエレメントについて、波型形状の極大点から
極小点までの長さを約19mm(半径3mm)、波型形
状が連続している合計長さが3mm×3.14×17=
160mm(0.84λに相当)、上辺の水平長さをほ
ぼ100mmとするとともに、第2のエレメント32 に
ついては、第1のエレメントの波型形状に沿って、間隔
が10mmで配設される波型形状の極大点から極小点ま
での長さを約19mm(半径3mm)、波型形状が連続
している合計長さが3mm×3.14×17=160m
m、下辺の水平長さをほぼ100mmとするものであ
り、それぞれその他の構成は実施例1と同じにしたもの
である。
1 の外形は同じ寸法であるが、内部も導電物で形成し、
第2のエレメント32 については、第1のエレメントの
波型形状と容量結合されてない左側部分を直線で形成し
た以外は実施例1と同じ外形にし、第1のエレメント同
様内部も導電物で形成するとともに、導電線条6により
第1の給電点41 に引き出し、第2エレメントの幅広部
分を第2の給電点42 としたもの、図4に示す実施例3
は第1のエレメント31 について、上辺部分も波型形状
に形成した例であり、下辺、上辺とも波型形状の極大点
から極小点までの長さを12mm、波型形状が連続して
いる合計長さが12mm×16=192mmし、第2の
エレメント32 について、第1のエレメントの波型形状
に沿って、間隔が10mmで配設される複数の波型形状
の波型形状の極大点から極小点までの長さを12mm、
波型形状が連続している合計長さが12mm×16=1
92mm、下辺の水平長さをほぼ100mmとし、内部
も導電物で形成するとともに、それぞれ中央部分を第1
の給電点41 、第2の給電点42としたもの、図5に示
す実施例4は波型形状を線状により円弧状した例であ
り、第1のエレメントについて、波型形状の極大点から
極小点までの長さを約19mm(半径3mm)、波型形
状が連続している合計長さが3mm×3.14×17=
160mm(0.84λに相当)、上辺の水平長さをほ
ぼ100mmとするとともに、第2のエレメント32 に
ついては、第1のエレメントの波型形状に沿って、間隔
が10mmで配設される波型形状の極大点から極小点ま
での長さを約19mm(半径3mm)、波型形状が連続
している合計長さが3mm×3.14×17=160m
m、下辺の水平長さをほぼ100mmとするものであ
り、それぞれその他の構成は実施例1と同じにしたもの
である。
【0012】このようなアンテナによって、1.575
42GHzの右旋円偏波を受信したときの指向特性を測
定して、市販されて実用に供されている一般的なマイク
ロストリップアンテナを0dBとしたときの相対比で示
すと実施例2は実施例1とほぼ同等、実施例3と実施例
4は実施例1に近い指向特性が得られた。
42GHzの右旋円偏波を受信したときの指向特性を測
定して、市販されて実用に供されている一般的なマイク
ロストリップアンテナを0dBとしたときの相対比で示
すと実施例2は実施例1とほぼ同等、実施例3と実施例
4は実施例1に近い指向特性が得られた。
【0013】その他の実施例 以上、好適な実施例により説明したが、本発明はこれら
に限定されるものではなく、種々の応用が可能である。
に限定されるものではなく、種々の応用が可能である。
【0014】第1のエレメントについて、第2のエレメ
ントと向き合う部分の波型形状は、三角形状、円弧状以
外にも、楕円形状など各種の形状を採用することがで
き、極大点から極小点迄の長さはλ/16〜λ/32の
範囲にして、連続する波型形状の合計長さをλ(1±
0.2)の範囲で適宜選択すればよい。
ントと向き合う部分の波型形状は、三角形状、円弧状以
外にも、楕円形状など各種の形状を採用することがで
き、極大点から極小点迄の長さはλ/16〜λ/32の
範囲にして、連続する波型形状の合計長さをλ(1±
0.2)の範囲で適宜選択すればよい。
【0015】第2のエレメントについて、第1のエレメ
ントの波型形状と少なくとも一部で容量結合させるの
で、第1のエレメントに対向する部分は波型形状に形成
するが、実施例2に示すように第1のエレメントに対向
していない部分は直線で形成すればよい。
ントの波型形状と少なくとも一部で容量結合させるの
で、第1のエレメントに対向する部分は波型形状に形成
するが、実施例2に示すように第1のエレメントに対向
していない部分は直線で形成すればよい。
【0016】また、車両用の後部窓ガラスなどに設ける
場合において、加熱線条上部余白部にスペースがあると
きには、図7に示すように第1の給電点41 と第2の給
電点42 が側方部になるように、設けてもよい。
場合において、加熱線条上部余白部にスペースがあると
きには、図7に示すように第1の給電点41 と第2の給
電点42 が側方部になるように、設けてもよい。
【0017】補助エレメントについては、実施例では示
していないが、指向特性の改善、インピーダンスの調
整、受信利得の向上などを目的として各種のエレメント
を内部導線が接続される第1のエレメントあるいは外部
導線が接続される第2のエレメントに付加することがで
きる。一般的には第1のエレメントに付加した方が効果
が大きいが、第2のエレメントに付加した方がよい場合
もある。
していないが、指向特性の改善、インピーダンスの調
整、受信利得の向上などを目的として各種のエレメント
を内部導線が接続される第1のエレメントあるいは外部
導線が接続される第2のエレメントに付加することがで
きる。一般的には第1のエレメントに付加した方が効果
が大きいが、第2のエレメントに付加した方がよい場合
もある。
【0018】また、このアンテナ3の配置場所は車両の
後部窓ガラスの防曇用加熱線条下部余白部中央部以外に
も、下部余白部の側方部あるいは図7に示すように上部
余白部に設けてもよく、さらに前部窓ガラスあるいはサ
ンルーフなどに設けてもよい。また、車両以外にも航空
機、船などの窓に設けてもよい。
後部窓ガラスの防曇用加熱線条下部余白部中央部以外に
も、下部余白部の側方部あるいは図7に示すように上部
余白部に設けてもよく、さらに前部窓ガラスあるいはサ
ンルーフなどに設けてもよい。また、車両以外にも航空
機、船などの窓に設けてもよい。
【0019】アンテナを形成する導電物について、導電
ペーストをスクリーン印刷して形成したプリント線条以
外にも、実施例2、実施例3に示すような幅広に形成さ
れる場合にはスパッタ膜などの透明導電膜も使用するこ
とができる。また、後部窓ガラスとして、合わせガラス
を使用する場合には、銅線などの金属細線を中間膜に埋
め込んだものでもよい。
ペーストをスクリーン印刷して形成したプリント線条以
外にも、実施例2、実施例3に示すような幅広に形成さ
れる場合にはスパッタ膜などの透明導電膜も使用するこ
とができる。また、後部窓ガラスとして、合わせガラス
を使用する場合には、銅線などの金属細線を中間膜に埋
め込んだものでもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明のガラスアンテナは、第1と第2
のエレメントを特異な形状にすることにより、GPS衛
星からの微弱電波をその到来方向が変わっても実用レベ
ルで受信することができ、さらに自動車電話、パーソナ
ル無線用のアンテナとして使用することができるもので
ある。
のエレメントを特異な形状にすることにより、GPS衛
星からの微弱電波をその到来方向が変わっても実用レベ
ルで受信することができ、さらに自動車電話、パーソナ
ル無線用のアンテナとして使用することができるもので
ある。
【図1】本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラ
スに設けた実施例1を示す正面図である。
スに設けた実施例1を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例1におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
示す要部詳細図である。
【図3】本発明の実施例2におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
示す要部詳細図である。
【図4】本発明の実施例3におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
示す要部詳細図である。
【図5】本発明の実施例4におけるアンテナ部分のみを
示す要部詳細図である。
示す要部詳細図である。
【図6】実施例1におけるアンテナの指向特性図(前、
後は自動車の向きを表す)である。
後は自動車の向きを表す)である。
【図7】本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラ
スに設けたその他の実施例を示す正面図である。
スに設けたその他の実施例を示す正面図である。
1 板ガラス 2 防曇用の加熱線条 31 第1のエレメント 32 第2のエレメント 3 本発明のアンテナ 41 第1の給電点 42 第2の給電点 5 別のアンテナ 6 導電線条
Claims (2)
- 【請求項1】移動体用窓ガラスに配設されたガラスアン
テナであって、極大点と極小点が交互に繰り返される複
数の波型形状を有し、全体を閉じた形状に形成する第1
のエレメントと、前記第1のエレメントの波型形状の少
なくとも一部に沿って配設される複数の波型形状を有す
る第2のエレメントを具備するとともに、第1のエレメ
ントの一部に接続される第1の給電点に同軸ケーブルの
内部導線を、第2のエレメントの一部に接続される第2
の給電点に外部導線を接続するようにしたことを特徴と
するガラスアンテナ。 - 【請求項2】受信周波数の波長をλとしたときに、波型
形状の極大点から極小点迄の長さをλ/16〜λ/32
とするとともに、連続する波型形状の合計長さをλ(1
±0.2)の範囲としたことを特徴とする請求項1記載
のガラスアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33311293A JPH07193417A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33311293A JPH07193417A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ガラスアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193417A true JPH07193417A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18262424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33311293A Pending JPH07193417A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ガラスアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07193417A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509624A (ja) * | 2008-01-08 | 2011-03-24 | エース テクノロジーズ コーポレーション | 多重帯域内蔵型アンテナ |
JP2015520572A (ja) * | 2012-05-17 | 2015-07-16 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | マルチバンドを有する無線通信デバイス並びにその作成および使用方法 |
JP2015530809A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-10-15 | ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 | プリントアンテナおよび端末デバイス |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33311293A patent/JPH07193417A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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