JP2789549B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2789549B2 JP2789549B2 JP6041947A JP4194794A JP2789549B2 JP 2789549 B2 JP2789549 B2 JP 2789549B2 JP 6041947 A JP6041947 A JP 6041947A JP 4194794 A JP4194794 A JP 4194794A JP 2789549 B2 JP2789549 B2 JP 2789549B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドを有し光磁
気記録を行う光ディスク装置に関するものである。
気記録を行う光ディスク装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光磁気メディアが一般に広く普及し、そ
れを応用したＭＤ（ミニディスク）等は様々なアプリケ
ーションが考えられ、光磁気メディアを更に一般への普
及により、その取扱いも様々になることは容易に想像が
できる。例えば従来ＭＤのローディングはモータを使用
したものがほとんどであったが、装置の仕様によっては
今後フロッピーディスクのように手動でローディングを
行うことが必要になる。
れを応用したＭＤ（ミニディスク）等は様々なアプリケ
ーションが考えられ、光磁気メディアを更に一般への普
及により、その取扱いも様々になることは容易に想像が
できる。例えば従来ＭＤのローディングはモータを使用
したものがほとんどであったが、装置の仕様によっては
今後フロッピーディスクのように手動でローディングを
行うことが必要になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで一番に解決しな
くてはいけないのがディスクに光ヘッドと対向してなる
磁気ヘッドの保護である。ある一例を述べれば、記録中
に停電がおき、その間にディスクカートリッジを排出し
てしまった場合磁気ヘッドは記録状態のディスクに接し
た位置にあるため排出の際カートリッジ本体に押し上げ
られ更に再度カートリッジを挿入すれば磁気ヘッドの破
壊につながる。これは手動ローディングの操作性の良さ
に相反する。簡単な機構によって例えば記録中に電源が
ＯＦＦし、磁気ヘッドがディスクに接した状態にあって
もディスクイジェクト時には必ずヘッドがディスクから
離れた通常の上昇状態にすることを目的とする。
くてはいけないのがディスクに光ヘッドと対向してなる
磁気ヘッドの保護である。ある一例を述べれば、記録中
に停電がおき、その間にディスクカートリッジを排出し
てしまった場合磁気ヘッドは記録状態のディスクに接し
た位置にあるため排出の際カートリッジ本体に押し上げ
られ更に再度カートリッジを挿入すれば磁気ヘッドの破
壊につながる。これは手動ローディングの操作性の良さ
に相反する。簡単な機構によって例えば記録中に電源が
ＯＦＦし、磁気ヘッドがディスクに接した状態にあって
もディスクイジェクト時には必ずヘッドがディスクから
離れた通常の上昇状態にすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクを
収納したディスクカートリッジを光ディスク装置に挿入
し前記光ディスクに記録或いは再生をする光ディスク装
置において、前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘ
ッド及び前記光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対
向して設けた磁気ヘッドとを共に移動するヘッド駆動手
段と、 前方より挿入された前記ディスクカートリッジ
を保持した状態で上下方向に移動可能にガイドされるデ
ィスクカートリッジホルダと、前後方向に移動し前記デ
ィスクカートリッジホルダを上下方向に移動するスライ
ダと、前記スライダを前方へ移動する弾性部材と、前記
スライダが前記弾性部材により前方へ移動し前記ディス
クカートリッジホルダが下降して前記光ディスクを回転
駆動する位置に移動し前記ディスクカートリッジを保持
する保持手段と、前記スライダが前記弾性部材により前
方へ移動するにともない前記磁気ヘッドを下降して記録
位置にする手段と、前記弾性部材の弾性に抗し前記スラ
イダを後方へ移動し前記保持手段を解除すると共に前記
磁気ヘッドを上昇して前記ディスクカートリッジをイジ
ェクトする手段を具備する光ディスク装置である。
収納したディスクカートリッジを光ディスク装置に挿入
し前記光ディスクに記録或いは再生をする光ディスク装
置において、前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘ
ッド及び前記光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対
向して設けた磁気ヘッドとを共に移動するヘッド駆動手
段と、 前方より挿入された前記ディスクカートリッジ
を保持した状態で上下方向に移動可能にガイドされるデ
ィスクカートリッジホルダと、前後方向に移動し前記デ
ィスクカートリッジホルダを上下方向に移動するスライ
ダと、前記スライダを前方へ移動する弾性部材と、前記
スライダが前記弾性部材により前方へ移動し前記ディス
クカートリッジホルダが下降して前記光ディスクを回転
駆動する位置に移動し前記ディスクカートリッジを保持
する保持手段と、前記スライダが前記弾性部材により前
方へ移動するにともない前記磁気ヘッドを下降して記録
位置にする手段と、前記弾性部材の弾性に抗し前記スラ
イダを後方へ移動し前記保持手段を解除すると共に前記
磁気ヘッドを上昇して前記ディスクカートリッジをイジ
ェクトする手段を具備する光ディスク装置である。
【０００５】また、本発明は、光ディスクを収納したデ
ィスクカートリッジを光ディスク装置に挿入し前記光デ
ィスクに記録或いは再生をする光ディスク装置におい
て、前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘッド及び
前記光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対向して設
けた磁気ヘッドを共に移動するヘッド駆動手段と、前方
より前記ディスクカートリッジが挿入され保持した状態
で上下方向に移動可能に前記ローダベースによりガイド
されるディスクカートリッジホルダと、前記ディスクカ
ートリッジホルダと当接して上下方向に移動させる傾斜
溝を有するスライダと、前記スライダを前後方向に移動
自在に保持するローダベースと、前記スライダを前方へ
移動する第１の弾性部材と、前方より前記ディスクカー
トリッジホルダに挿入される前記ディスクカートリッジ
に当接し前記ローダベースに軸支され弾性を有する第２
の弾性部材でディスクカートリッジをイジェクトするイ
ジェクトアームと、前記イジェクトアームと共に回動し
前記ディスクカートリッジが前記カートリッジホルダに
挿入されるまで前記スライダの前方への移動を阻止する
カムと、前記ディスクカートリッジが保持される位置に
挿入されて前記イジェクトアームが回動され前記カムに
よる前記スライダの移動阻止が解かれ前記第１の弾性部
材により前記スライダが前方へ移動され前記ディスクカ
ートリッジホルダが前記傾斜溝により下降して前記光デ
ィスクが回転駆動される位置に移動し前記ディスクカー
トリッジを保持する保持手段と、前記スライダが前記第
１の弾性部材により前方へ移動され前記磁気ヘッドを下
降して記録位置に移動する手段と、前記第１の弾性部材
の弾性に抗し前記スライダを後方へ移動し前記保持手段
を解除すると共に前記磁気ヘッドを上昇する手段と、前
記ディスクカートリッジホルダが上昇した位置で前記デ
ィスクカートリッジを前記第２の弾性部材により前記イ
ジェクトアームを回動してイジェクトすると共に前記ス
ライダの前方への移動を前記カムで阻止する手段を具備
する光ディスク装置である。
ィスクカートリッジを光ディスク装置に挿入し前記光デ
ィスクに記録或いは再生をする光ディスク装置におい
て、前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘッド及び
前記光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対向して設
けた磁気ヘッドを共に移動するヘッド駆動手段と、前方
より前記ディスクカートリッジが挿入され保持した状態
で上下方向に移動可能に前記ローダベースによりガイド
されるディスクカートリッジホルダと、前記ディスクカ
ートリッジホルダと当接して上下方向に移動させる傾斜
溝を有するスライダと、前記スライダを前後方向に移動
自在に保持するローダベースと、前記スライダを前方へ
移動する第１の弾性部材と、前方より前記ディスクカー
トリッジホルダに挿入される前記ディスクカートリッジ
に当接し前記ローダベースに軸支され弾性を有する第２
の弾性部材でディスクカートリッジをイジェクトするイ
ジェクトアームと、前記イジェクトアームと共に回動し
前記ディスクカートリッジが前記カートリッジホルダに
挿入されるまで前記スライダの前方への移動を阻止する
カムと、前記ディスクカートリッジが保持される位置に
挿入されて前記イジェクトアームが回動され前記カムに
よる前記スライダの移動阻止が解かれ前記第１の弾性部
材により前記スライダが前方へ移動され前記ディスクカ
ートリッジホルダが前記傾斜溝により下降して前記光デ
ィスクが回転駆動される位置に移動し前記ディスクカー
トリッジを保持する保持手段と、前記スライダが前記第
１の弾性部材により前方へ移動され前記磁気ヘッドを下
降して記録位置に移動する手段と、前記第１の弾性部材
の弾性に抗し前記スライダを後方へ移動し前記保持手段
を解除すると共に前記磁気ヘッドを上昇する手段と、前
記ディスクカートリッジホルダが上昇した位置で前記デ
ィスクカートリッジを前記第２の弾性部材により前記イ
ジェクトアームを回動してイジェクトすると共に前記ス
ライダの前方への移動を前記カムで阻止する手段を具備
する光ディスク装置である。
【０００６】また、本発明は、光ディスクを収納したデ
ィスクカートリッジを光ディスク装置に挿入し前記光デ
ィスクに記録或いは再生をする光ディスク装置におい
て、前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘッド及び
前記光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対向して設
けた磁気ヘッドを共に移動するヘッド駆動手段と、前方
より前記ディスクカートリッジが挿入され保持した状態
で上下方向に移動可能に前記ローダベースによりガイド
されるディスクカートリッジホルダと、前記ディスクカ
ートリッジホルダと当接して上下方向に移動させる傾斜
溝を有するスライダと、前記スライダを前後方向に移動
自在に保持するローダベースと、前記スライダを前方へ
移動する第１の弾性部材と、前方より前記ディスクカー
トリッジホルダに挿入される前記ディスクカートリッジ
に当接し前記ローダベースに軸支され弾性を有する第２
の弾性部材でディスクカートリッジをイジェクトするイ
ジェクトアームと、前記イジェクトアームと共に回動し
前記ディスクカートリッジが前記カートリッジホルダに
挿入されるまで前記スライダに設けられたピンに当接し
前記スライダの前方への移動を阻止するカムと、前記デ
ィスクカートリッジが保持される位置に挿入されて前記
イジェクトアームが回動され前記カムが前記ピンから外
れ前記スライダの移動阻止が解かれ前記第１の弾性部材
により前記スライダが前方へ移動され前記ディスクカー
トリッジホルダが前記傾斜溝により下降して前記光ディ
スクが回転駆動される位置に移動し前記ディスクカート
リッジを保持する保持手段と、前記スライダが前記第１
の弾性部材により前方へ移動され前記磁気ヘッドを下降
して記録位置に移動する手段と、前記第１の弾性部材の
弾性に抗し前記スライダを後方へ移動し前記保持手段を
解除すると共に前記磁気ヘッドを上昇する手段と、前記
ディスクカートリッジホルダが上昇した位置で前記ディ
スクカートリッジを前記第２の弾性部材により前記イジ
ェクトアームを回動してイジェクトすると共に前記スラ
イダの前方への移動を前記カムがピンと係合して阻止す
る手段を具備する光ディスク装置である。
ィスクカートリッジを光ディスク装置に挿入し前記光デ
ィスクに記録或いは再生をする光ディスク装置におい
て、前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘッド及び
前記光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対向して設
けた磁気ヘッドを共に移動するヘッド駆動手段と、前方
より前記ディスクカートリッジが挿入され保持した状態
で上下方向に移動可能に前記ローダベースによりガイド
されるディスクカートリッジホルダと、前記ディスクカ
ートリッジホルダと当接して上下方向に移動させる傾斜
溝を有するスライダと、前記スライダを前後方向に移動
自在に保持するローダベースと、前記スライダを前方へ
移動する第１の弾性部材と、前方より前記ディスクカー
トリッジホルダに挿入される前記ディスクカートリッジ
に当接し前記ローダベースに軸支され弾性を有する第２
の弾性部材でディスクカートリッジをイジェクトするイ
ジェクトアームと、前記イジェクトアームと共に回動し
前記ディスクカートリッジが前記カートリッジホルダに
挿入されるまで前記スライダに設けられたピンに当接し
前記スライダの前方への移動を阻止するカムと、前記デ
ィスクカートリッジが保持される位置に挿入されて前記
イジェクトアームが回動され前記カムが前記ピンから外
れ前記スライダの移動阻止が解かれ前記第１の弾性部材
により前記スライダが前方へ移動され前記ディスクカー
トリッジホルダが前記傾斜溝により下降して前記光ディ
スクが回転駆動される位置に移動し前記ディスクカート
リッジを保持する保持手段と、前記スライダが前記第１
の弾性部材により前方へ移動され前記磁気ヘッドを下降
して記録位置に移動する手段と、前記第１の弾性部材の
弾性に抗し前記スライダを後方へ移動し前記保持手段を
解除すると共に前記磁気ヘッドを上昇する手段と、前記
ディスクカートリッジホルダが上昇した位置で前記ディ
スクカートリッジを前記第２の弾性部材により前記イジ
ェクトアームを回動してイジェクトすると共に前記スラ
イダの前方への移動を前記カムがピンと係合して阻止す
る手段を具備する光ディスク装置である。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図によって説明する。図１
は本発明による光ディスク装置の一実施例のメカニズム
の要部分解図で、図２では本実施例のローディングメカ
ニズムの動作を説明する図で、図３は磁気ヘツドの移動
を説明する図である。ディスクカートリッジ１がカート
リッジホルダ２に手で挿入されると、ローダベース２２
に設けた軸２３に軸孔３ｅを挿入して回動自在に軸支さ
れたイジェクトアーム３をバネ系止部３ｃとローダベー
ス２２の系止部２２ｊ間に設けたバネ４ａに抗しアーム
部３ｄをデイスクカートリツジ１が押し始め、イジェク
トアーム３は矢印Ｅ方向に回転運動を開始する。又、イ
ジェクトアーム３はカム作用も兼ねている。
は本発明による光ディスク装置の一実施例のメカニズム
の要部分解図で、図２では本実施例のローディングメカ
ニズムの動作を説明する図で、図３は磁気ヘツドの移動
を説明する図である。ディスクカートリッジ１がカート
リッジホルダ２に手で挿入されると、ローダベース２２
に設けた軸２３に軸孔３ｅを挿入して回動自在に軸支さ
れたイジェクトアーム３をバネ系止部３ｃとローダベー
ス２２の系止部２２ｊ間に設けたバネ４ａに抗しアーム
部３ｄをデイスクカートリツジ１が押し始め、イジェク
トアーム３は矢印Ｅ方向に回転運動を開始する。又、イ
ジェクトアーム３はカム作用も兼ねている。
【０００８】片方がローダベース２２の系止片２２ｉに
固着されたバネ４ｂのバネ力によって矢印Ａ方向に引っ
張られているスライダ５はスライドピン６を介して、イ
ジェクトアーム３のカム部３ａに押圧されており、ディ
スクカートリッジ１が矢印Ｂ方向に挿入され所定の動作
位置に到達すると、スライダ５に設けたスライドピン６
はカム直線部３ｂを移動する。すなわちスライダ５は、
系止部５ｊとローダベース２２に設けた系止部２２ｉ間
に設けたバネ４ｂにより引かれて、ローダベース２２に
設けたスライドピン２２ｅ〜ｈと当接し保持されたスラ
イド穴５ｅ〜ｈによりスライドし矢印Ａ方向へ水平移動
する。
固着されたバネ４ｂのバネ力によって矢印Ａ方向に引っ
張られているスライダ５はスライドピン６を介して、イ
ジェクトアーム３のカム部３ａに押圧されており、ディ
スクカートリッジ１が矢印Ｂ方向に挿入され所定の動作
位置に到達すると、スライダ５に設けたスライドピン６
はカム直線部３ｂを移動する。すなわちスライダ５は、
系止部５ｊとローダベース２２に設けた系止部２２ｉ間
に設けたバネ４ｂにより引かれて、ローダベース２２に
設けたスライドピン２２ｅ〜ｈと当接し保持されたスラ
イド穴５ｅ〜ｈによりスライドし矢印Ａ方向へ水平移動
する。
【０００９】このときスライダ５の側壁には傾斜した溝
が形成されたカム５ａ〜ｄがあり、カートリッジホルダ
２の側壁に設けられたローラ２ａ〜ｄと係合する。カー
トリッジホルダ２は、スライダ５の水平運動に対してこ
の傾斜面を滑り上下運動を行うと共に、ローダベース２
２の側壁に設けた上下方向の溝２２ａ〜ｄをもローラ２
ａ〜ｄが滑り上下に移動するように案内される。
が形成されたカム５ａ〜ｄがあり、カートリッジホルダ
２の側壁に設けられたローラ２ａ〜ｄと係合する。カー
トリッジホルダ２は、スライダ５の水平運動に対してこ
の傾斜面を滑り上下運動を行うと共に、ローダベース２
２の側壁に設けた上下方向の溝２２ａ〜ｄをもローラ２
ａ〜ｄが滑り上下に移動するように案内される。
【００１０】組み付け時には、ローダベース２２のスラ
イドピン２２ｅ〜ｈにスライダ５に設けたスライド穴５
ｅ〜ｈを通し前方へ引くと、スライドピン２２ｅ〜ｈの
先端が太く形成されていて一方のスライド穴５ｅ〜ｈで
は穴の一端が広がった形状に形成され組み付けが成され
る。このように、ローダベース２２内にスライダー５を
挿入することにより簡単に組み付けられる。次に、カー
トリツジホルダ２のローラ２ａ〜ｄをローダベース２２
の溝２２ａ〜ｄに下方より挿入し、スライダー５を水平
移動させてカム５ａ〜ｄに挿入すると、スライダー５の
矢印ＡＢ方向の移動と共に、カートリツジホルダ２を上
下に移動するように組み付けられる。
イドピン２２ｅ〜ｈにスライダ５に設けたスライド穴５
ｅ〜ｈを通し前方へ引くと、スライドピン２２ｅ〜ｈの
先端が太く形成されていて一方のスライド穴５ｅ〜ｈで
は穴の一端が広がった形状に形成され組み付けが成され
る。このように、ローダベース２２内にスライダー５を
挿入することにより簡単に組み付けられる。次に、カー
トリツジホルダ２のローラ２ａ〜ｄをローダベース２２
の溝２２ａ〜ｄに下方より挿入し、スライダー５を水平
移動させてカム５ａ〜ｄに挿入すると、スライダー５の
矢印ＡＢ方向の移動と共に、カートリツジホルダ２を上
下に移動するように組み付けられる。
【００１１】矢印Ａ方向にスライダ５が動くと、カート
リッジホルダ２は下がって、シャーシ２４のカートリツ
ジ保持ピン２４ａ〜ｄ上にデイスクカートリツジ１が記
録再生動作可能位置に装着され、図示せずも挿入動作と
共にディスクカートリッジ１に設けられた窓を開き、デ
ィスク１ａを所定の位置つまりターンテーブル２１上へ
配置しローディング状態となる。
リッジホルダ２は下がって、シャーシ２４のカートリツ
ジ保持ピン２４ａ〜ｄ上にデイスクカートリツジ１が記
録再生動作可能位置に装着され、図示せずも挿入動作と
共にディスクカートリッジ１に設けられた窓を開き、デ
ィスク１ａを所定の位置つまりターンテーブル２１上へ
配置しローディング状態となる。
【００１２】ディスクカートリッジ１の排出は、スライ
ダ５をイジェクトレバー５ｉにて矢印Ｂ方向に外力を加
え押すことによりスライダ５を移動せしめることによっ
て、フィン１８がアーム１３を押し下げ、プレート１２
がシャフト１５を軸としてプレートの側壁間に設けたシ
ヤフト１４を押し上げてプレート１２を傾け、磁気ヘッ
ド９を矢印Ｈ方向に回動させると共に、カートリツジホ
ルダ２が上昇し、スライダ５に設けたスライドピン６が
イジェクトアーム３のカム直線部３ｂにより回動動作を
ロツクした状態からカム部３ａに移った時、イジェクト
アーム３のアーム部３ｄがバネ系止部３ｃに加わるバネ
４ａのバネ力によって矢印Ｆ方向に回転を始め、ディス
クカートリッジ１をアーム部３ｄで押し出す。本実施例
の装置は、このスライダ５の水平移動を利用しカートリ
ツジホルダの上下動に変換すると共に磁気ヘツドを移動
させることが出来るものである。
ダ５をイジェクトレバー５ｉにて矢印Ｂ方向に外力を加
え押すことによりスライダ５を移動せしめることによっ
て、フィン１８がアーム１３を押し下げ、プレート１２
がシャフト１５を軸としてプレートの側壁間に設けたシ
ヤフト１４を押し上げてプレート１２を傾け、磁気ヘッ
ド９を矢印Ｈ方向に回動させると共に、カートリツジホ
ルダ２が上昇し、スライダ５に設けたスライドピン６が
イジェクトアーム３のカム直線部３ｂにより回動動作を
ロツクした状態からカム部３ａに移った時、イジェクト
アーム３のアーム部３ｄがバネ系止部３ｃに加わるバネ
４ａのバネ力によって矢印Ｆ方向に回転を始め、ディス
クカートリッジ１をアーム部３ｄで押し出す。本実施例
の装置は、このスライダ５の水平移動を利用しカートリ
ツジホルダの上下動に変換すると共に磁気ヘツドを移動
させることが出来るものである。
【００１３】図３は、本実施例による磁気ヘッド昇降の
メカニズムを示すもので、光ヘッド７に一体に取り付け
られたホールダ８には磁気ヘッド９及びその支持部材１
０がプレート１２上に固着され、ホールダ８の支点１１
に回転可能にプレート１２がシャフト１５で支持され、
プレート１２に回転運動を与えるアーム１３がプレート
１２のコの字状の中央部でシャーシ２４に設けたアーム
保持部１７にて左右のズレを防止して設置され、シャフ
ト１４及び１５によってアーム１３のスライド移動が自
在に軸支され、アーム１３の傾きによりプレート１２が
傾き磁気ヘツド９を上昇または下降せしめる。アーム１
３は、軸１４，１５で軸支され、軸方向に移動を阻止す
るようにアーム保持部１７で保持されている、つまり光
ヘツド７の軸方向の動きとは関係なくアーム保持部１７
で保持されている。
メカニズムを示すもので、光ヘッド７に一体に取り付け
られたホールダ８には磁気ヘッド９及びその支持部材１
０がプレート１２上に固着され、ホールダ８の支点１１
に回転可能にプレート１２がシャフト１５で支持され、
プレート１２に回転運動を与えるアーム１３がプレート
１２のコの字状の中央部でシャーシ２４に設けたアーム
保持部１７にて左右のズレを防止して設置され、シャフ
ト１４及び１５によってアーム１３のスライド移動が自
在に軸支され、アーム１３の傾きによりプレート１２が
傾き磁気ヘツド９を上昇または下降せしめる。アーム１
３は、軸１４，１５で軸支され、軸方向に移動を阻止す
るようにアーム保持部１７で保持されている、つまり光
ヘツド７の軸方向の動きとは関係なくアーム保持部１７
で保持されている。
【００１４】磁気ヘッド９は定常状態ではトーションス
プリング１６によつて、ディスクカートリッジ１の窓か
らディスク１ａに接する方向に回動して位置決めされて
いる。アーム１３に回転の力点１３ａを設け、一方スラ
イダ５には、その移動方向に傾斜面１８ａをもったフィ
ン１８が固着されており、スライダ５が矢印Ａ方向に動
くと、磁気ヘッド９はディスク１ａに接する方向に位置
決めされる。この状態を図３（ａ）に示す。
プリング１６によつて、ディスクカートリッジ１の窓か
らディスク１ａに接する方向に回動して位置決めされて
いる。アーム１３に回転の力点１３ａを設け、一方スラ
イダ５には、その移動方向に傾斜面１８ａをもったフィ
ン１８が固着されており、スライダ５が矢印Ａ方向に動
くと、磁気ヘッド９はディスク１ａに接する方向に位置
決めされる。この状態を図３（ａ）に示す。
【００１５】又図３（ｂ）に示すように、スライダ５が
矢印Ｂ方向に動くと、フィン１８の傾斜面１８ａがアー
ム１３の力点１３ａに接触し、傾斜面１８ａのくさび力
によってアーム１３の力点１３ａを押し下げ、矢印Ｄ方
向へアーム１３に回転運動を与え、磁気ヘッド９をディ
スク１ａから外す方向（矢印Ｈ方向）に回動させること
ができる。イジェクト時には磁気ヘッド９は、ディスク
１ａから矢印Ｈ方向に離れた定位置にあり、デイスクカ
ートリツジ１の挿入を待つ状態に磁気ヘツド９が保持さ
れてている。
矢印Ｂ方向に動くと、フィン１８の傾斜面１８ａがアー
ム１３の力点１３ａに接触し、傾斜面１８ａのくさび力
によってアーム１３の力点１３ａを押し下げ、矢印Ｄ方
向へアーム１３に回転運動を与え、磁気ヘッド９をディ
スク１ａから外す方向（矢印Ｈ方向）に回動させること
ができる。イジェクト時には磁気ヘッド９は、ディスク
１ａから矢印Ｈ方向に離れた定位置にあり、デイスクカ
ートリツジ１の挿入を待つ状態に磁気ヘツド９が保持さ
れてている。
【００１６】また光ヘツド７及び磁気ヘツド９が、ホー
ルダ８により一体でトラツキング駆動され、軸１９及び
２０に沿ってデイスク１ａの半径方向にスライド移動す
るが、アーム１３はシャフト１４及び１５で軸支持する
ので、アーム保持部１７で左右の位置ズレを規制されフ
イン１８との相対位置がずれることは無い。
ルダ８により一体でトラツキング駆動され、軸１９及び
２０に沿ってデイスク１ａの半径方向にスライド移動す
るが、アーム１３はシャフト１４及び１５で軸支持する
ので、アーム保持部１７で左右の位置ズレを規制されフ
イン１８との相対位置がずれることは無い。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクカートリッジ
を挿入、或いは排出する動作をスライダの前後の動きに
よって行い、且つスライダが後方に移動することにより
磁気ヘッドを上げ、ディスクカートリッジを挿入及び排
出するときはスライダを後方に位置してディスクカート
リッジ挿入路から外れた位置に磁気ヘッドを配置するこ
とができる。
を挿入、或いは排出する動作をスライダの前後の動きに
よって行い、且つスライダが後方に移動することにより
磁気ヘッドを上げ、ディスクカートリッジを挿入及び排
出するときはスライダを後方に位置してディスクカート
リッジ挿入路から外れた位置に磁気ヘッドを配置するこ
とができる。
【図１】本発明による光ディスク装置のメカニズム。
【図２】本発明によるローディングメカニズム。
【図３】本発明による磁界昇降メカニズム。
１ ディスクカートリッジ １ａ ディスク ２ カートリッジホルダ ２ａ〜ｄ ローラ ３ イジェクトアーム ３ａ カム部 ３ｂ カム直線部 ３ｃ バネ系止部 ３ｄ アーム部 ３ｅ 軸孔 ４ａ，４ｂ バネ ５ スライダ ５ａ〜ｄ カム ５ｅ〜ｈ スライド穴 ５ｉ イジェクトレバー ５ｊ 系止部 ６ スライドピン ７ 光ヘッド ８ ホールダ ９ 磁気ヘッド １０ 支持部材 １１ 支点 １２ プレート １３ アーム １３ａ 力点 １４，１５ シャフト １６ トーションスプリング １７ アーム保持部 １８ フィン １８ａ 傾斜面 １９，２０ 軸 ２０ リフトカム ２１ ターンテーブル ２２ ローダベース ２２ａ〜ｄ 溝 ２２ｅ〜ｈ スライドピン ２２ｉ〜ｊ 系止部 ２３ 軸 ２４ シヤーシ ２４ａ〜ｄ カートリツジ保持ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 11/10 571 G11B 5/02 G11B 21/12
Claims (3)
- 【請求項１】 光ディスクを収納したディスクカートリ
ッジを光ディスク装置に挿入し前記光ディスクに記録或
いは再生をする光ディスク装置において、 前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘッド及び前記
光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対向して設けた
磁気ヘッドとを共に移動するヘッド駆動手段と、 前方
より挿入された前記ディスクカートリッジを保持した状
態で上下方向に移動可能にガイドされるディスクカート
リッジホルダと、 前後方向に移動し前記ディスクカートリッジホルダを上
下方向に移動するスライダと、 前記スライダを前方へ移動する弾性部材と、 前記スライダが前記弾性部材により前方へ移動し前記デ
ィスクカートリッジホルダが下降して前記光ディスクを
回転駆動する位置に移動し前記ディスクカートリッジを
保持する保持手段と、 前記スライダが前記弾性部材により前方へ移動するにと
もない前記磁気ヘッドを下降して記録位置にする手段
と、 前記弾性部材の弾性に抗し前記スライダを後方へ移動し
前記保持手段を解除すると共に前記磁気ヘッドを上昇し
て前記ディスクカートリッジをイジェクトする手段を具
備することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項２】 光ディスクを収納したディスクカートリ
ッジを光ディスク装置に挿入し前記光ディスクに記録或
いは再生をする光ディスク装置において、 前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘッド及び前記
光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対向して設けた
磁気ヘッドを共に移動するヘッド駆動手段と、 前方より前記ディスクカートリッジが挿入され保持した
状態で上下方向に移動可能に前記ローダベースによりガ
イドされるディスクカートリッジホルダと、 前記ディスクカートリッジホルダと当接して上下方向に
移動させる傾斜溝を有するスライダと、 前記スライダを前後方向に移動自在に保持するローダベ
ースと、 前記スライダを前方へ移動する第１の弾性部材と、 前方より前記ディスクカートリッジホルダに挿入される
前記ディスクカートリッジに当接し前記ローダベースに
軸支され弾性を有する第２の弾性部材でディスクカート
リッジをイジェクトするイジェクトアームと、 前記イジェクトアームと共に回動し前記ディスクカート
リッジが前記カートリッジホルダに挿入されるまで前記
スライダの前方への移動を阻止するカムと、 前記ディスクカートリッジが保持される位置に挿入され
て前記イジェクトアームが回動され前記カムによる前記
スライダの移動阻止が解かれ前記第１の弾性部材により
前記スライダが前方へ移動され前記ディスクカートリッ
ジホルダが前記傾斜溝により下降して前記光ディスクが
回転駆動される位置に移動し前記ディスクカートリッジ
を保持する保持手段と、 前記スライダが前記第１の弾性部材により前方へ移動さ
れ前記磁気ヘッドを下降して記録位置に移動する手段
と、 前記第１の弾性部材の弾性に抗し前記スライダを後方へ
移動し前記保持手段を解除すると共に前記磁気ヘッドを
上昇する手段と、 前記ディスクカートリッジホルダが上昇した位置で前記
ディスクカートリッジを前記第２の弾性部材により前記
イジェクトアームを回動してイジェクトすると共に前記
スライダの前方への移動を前記カムで阻止する手段を具
備することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項３】 光ディスクを収納したディスクカートリ
ッジを光ディスク装置に挿入し前記光ディスクに記録或
いは再生をする光ディスク装置において、 前記光ディスクの半径方向に移動する光ヘッド及び前記
光ディスクを挟む位置に前記光ヘッドと対向して設けた
磁気ヘッドを共に移動するヘッド駆動手段と、 前方より前記ディスクカートリッジが挿入され保持した
状態で上下方向に移動可能に前記ローダベースによりガ
イドされるディスクカートリッジホルダと、 前記ディスクカートリッジホルダと当接して上下方向に
移動させる傾斜溝を有するスライダと、 前記スライダを前後方向に移動自在に保持するローダベ
ースと、 前記スライダを前方へ移動する第１の弾性部材と、 前方より前記ディスクカートリッジホルダに挿入される
前記ディスクカートリッジに当接し前記ローダベースに
軸支され弾性を有する第２の弾性部材でディスクカート
リッジをイジェクトするイジェクトアームと、 前記イジェクトアームと共に回動し前記ディスクカート
リッジが前記カートリッジホルダに挿入されるまで前記
スライダに設けられたピンに当接し前記スライダの前方
への移動を阻止するカムと、 前記ディスクカートリッジが保持される位置に挿入され
て前記イジェクトアームが回動され前記カムが前記ピン
から外れ前記スライダの移動阻止が解かれ前記第１の弾
性部材により前記スライダが前方へ移動され前記ディス
クカートリッジホルダが前記傾斜溝により下降して前記
光ディスクが回転駆動される位置に移動し前記ディスク
カートリッジを保持する保持手段と、 前記スライダが前記第１の弾性部材により前方へ移動さ
れ前記磁気ヘッドを下降して記録位置に移動する手段
と、 前記第１の弾性部材の弾性に抗し前記スライダを後方へ
移動し前記保持手段を解除すると共に前記磁気ヘッドを
上昇する手段と、 前記ディスクカートリッジホルダが上昇した位置で前記
ディスクカートリッジを前記第２の弾性部材により前記
イジェクトアームを回動してイジェクトすると共に前記
スライダの前方への移動を前記カムがピンと係合して阻
止する手段を具備することを特徴とする光ディスク装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6041947A JP2789549B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6041947A JP2789549B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07230639A JPH07230639A (ja) | 1995-08-29 |
| JP2789549B2 true JP2789549B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12622414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6041947A Expired - Fee Related JP2789549B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2789549B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0520608A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 情報記録再生装置 |
| JPH05205422A (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-13 | Sony Corp | ディスク記録装置 |
| JPH05298769A (ja) * | 1992-04-20 | 1993-11-12 | Olympus Optical Co Ltd | 光磁気ディスク用記録再生装置 |
| JPH0620326A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Sony Corp | 光磁気ディスク用記録及び／又は再生装置 |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP6041947A patent/JP2789549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07230639A (ja) | 1995-08-29 |
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Legal Events
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