JP2789479B2 - 処理装置およびマルチプロセッサシステム - Google Patents
処理装置およびマルチプロセッサシステムInfo
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- G06F15/16—Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
- G06F15/163—Interprocessor communication
- G06F15/17—Interprocessor communication using an input/output type connection, e.g. channel, I/O port
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プロセッサおよび共有メモリがページモー
ドのマルチプロセッサシステムに関するものである。
ドのマルチプロセッサシステムに関するものである。
(従来の技術) ページモードのメモリは、連続したアクセスのアドレ
スが同一ページであれば高速にアクセス(ショートアク
セス)ができるが、そうでなければページのロードを伴
うのでショートアクセスの2倍(ロングアクセス)かか
る。
スが同一ページであれば高速にアクセス(ショートアク
セス)ができるが、そうでなければページのロードを伴
うのでショートアクセスの2倍(ロングアクセス)かか
る。
従来、マルチプロセッサシステムなどにおいては、ク
リティカルレジョンを少なくするため異なったプロセッ
サのアクセスする領域は離れた領域になっているが、同
じメモリにアクセスするのでページの切り替わる可能性
は高くなっている。第10図に示すように、マスタプロセ
ッサの2回目のアクセスは、本来ショートアクセスで行
えるが、間にスレーブプロセッサがアクセスするとロン
グアクセスになることがある。
リティカルレジョンを少なくするため異なったプロセッ
サのアクセスする領域は離れた領域になっているが、同
じメモリにアクセスするのでページの切り替わる可能性
は高くなっている。第10図に示すように、マスタプロセ
ッサの2回目のアクセスは、本来ショートアクセスで行
えるが、間にスレーブプロセッサがアクセスするとロン
グアクセスになることがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記、従来のマルチプロセッサでは、マスタプロセッ
サにおいて、ロングアクセスが多く発生することによ
り、全体の性能が低くなる欠点があった。
サにおいて、ロングアクセスが多く発生することによ
り、全体の性能が低くなる欠点があった。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、信号線をプロ
セッサ間に設け、スレーブプロセッサに効果的なページ
再ロードをさせる処理装置およびマルチプロセッサシス
テムを供給することである。
セッサ間に設け、スレーブプロセッサに効果的なページ
再ロードをさせる処理装置およびマルチプロセッサシス
テムを供給することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の処理装置は、アドレスの一部をページと呼ぶ
とき現在のメモリのページを記憶するページ記憶部と、
次にアクセスするページと前記ページ記憶部とを比較す
るページ比較部と、ページモードメモリとのインタフェ
ース部とを備え、ページ記憶部に記憶されているページ
(P)と次にアクセスするページ(Q)をページ比較部
で比較し、それらが異なる場合、インタフェース部がペ
ージQにアクセスしたのち、ページPを再ロードするも
のであり、また信号受信部を備え、信号受信部から信号
を受信しているときだけページの再ロードを行うもので
ある。さらに本発明の処理装置は信号を送信する信号送
信部と、メモリへアクセスする毎にアドレスのページを
格納する先入れ先出し記憶装置と、先入れ先出し記憶装
置の内容を比較する比較部とを備え、先入れ先出し記憶
装置の内容を比較部で比較し、その値が全部一致すると
きに、信号送信部から信号を送信するものである。
とき現在のメモリのページを記憶するページ記憶部と、
次にアクセスするページと前記ページ記憶部とを比較す
るページ比較部と、ページモードメモリとのインタフェ
ース部とを備え、ページ記憶部に記憶されているページ
(P)と次にアクセスするページ(Q)をページ比較部
で比較し、それらが異なる場合、インタフェース部がペ
ージQにアクセスしたのち、ページPを再ロードするも
のであり、また信号受信部を備え、信号受信部から信号
を受信しているときだけページの再ロードを行うもので
ある。さらに本発明の処理装置は信号を送信する信号送
信部と、メモリへアクセスする毎にアドレスのページを
格納する先入れ先出し記憶装置と、先入れ先出し記憶装
置の内容を比較する比較部とを備え、先入れ先出し記憶
装置の内容を比較部で比較し、その値が全部一致すると
きに、信号送信部から信号を送信するものである。
本発明のマルチプロセッサシステムは少なくとも1つ
以上の本発明の処理装置(スレーブプロセッサ)と、信
号送信部をもちこの信号送信部から信号を送信する命令
をもつ処理装置(マスタプロセッサ)と、ページモード
を持ったメモリと有し、スレーブプロセッサとマスタプ
ロセッサが共有するバスでメモリに結合され、マスタプ
ロセッサの信号送信部とスレーブプロセッサの信号受信
部との間に信号線を備えたものである。また少なくとも
1つ以上の本発明の処理装置(スレーブプロセッサ)
と、信号を送信する信号送信部と、メモリへアクセスす
る毎にアドレスのページを格納する先入れ先出し記録装
置と、先入れ先出し記憶装置の内容を比較する比較部と
を備えた処理装置(マスタプロセッサ)と、ページモー
ドをもったメモリとを有し、スレーブプロセッサとマス
タプロセッサが共有バスでメモリに結合され、マスタプ
ロセッサの信号送信部とスレーブプロセッサの信号受信
部との間に信号線を備えたものである。
以上の本発明の処理装置(スレーブプロセッサ)と、信
号送信部をもちこの信号送信部から信号を送信する命令
をもつ処理装置(マスタプロセッサ)と、ページモード
を持ったメモリと有し、スレーブプロセッサとマスタプ
ロセッサが共有するバスでメモリに結合され、マスタプ
ロセッサの信号送信部とスレーブプロセッサの信号受信
部との間に信号線を備えたものである。また少なくとも
1つ以上の本発明の処理装置(スレーブプロセッサ)
と、信号を送信する信号送信部と、メモリへアクセスす
る毎にアドレスのページを格納する先入れ先出し記録装
置と、先入れ先出し記憶装置の内容を比較する比較部と
を備えた処理装置(マスタプロセッサ)と、ページモー
ドをもったメモリとを有し、スレーブプロセッサとマス
タプロセッサが共有バスでメモリに結合され、マスタプ
ロセッサの信号送信部とスレーブプロセッサの信号受信
部との間に信号線を備えたものである。
(作 用) 本発明のマスタプロセッサにとっては、コード上での
ロングアクセスとショートアクセスがそのまま実行され
るので、実行の高速性と優位性が保たれ、また、マスタ
プロセッサのコード上に陽に信号送出の有無を記述する
ことなくページの再ロードの制御ができる。
ロングアクセスとショートアクセスがそのまま実行され
るので、実行の高速性と優位性が保たれ、また、マスタ
プロセッサのコード上に陽に信号送出の有無を記述する
ことなくページの再ロードの制御ができる。
(実施例) 本発明の実施例を第1図ないし第9図に基づいて説明
する。
する。
第1図は本発明の請求項(1)記載の処理装置の構成
図、第2図は第1図に示す処理装置をスレーブプロセッ
サとするマルチプロセッサシステムの全体構成図、第3
図は同請求項(2)記載の処理装置の構成図、第4図は
同請求項(4)記載のマスタプロセッサの構成図、第5
図は同請求項(4)および(5)記載のマルチプロセッ
サシステムの全体構成図、第6図は同請求項(3)記載
の処理装置の構成図、第7図および第8図は同請求項
(4)記載のマルチプロセッサにおける実施例のアクセ
スフロー図であり、第9図は同請求項(5)記載のマル
チプロセッサにおける実施例のアクセスフロー図であ
る。
図、第2図は第1図に示す処理装置をスレーブプロセッ
サとするマルチプロセッサシステムの全体構成図、第3
図は同請求項(2)記載の処理装置の構成図、第4図は
同請求項(4)記載のマスタプロセッサの構成図、第5
図は同請求項(4)および(5)記載のマルチプロセッ
サシステムの全体構成図、第6図は同請求項(3)記載
の処理装置の構成図、第7図および第8図は同請求項
(4)記載のマルチプロセッサにおける実施例のアクセ
スフロー図であり、第9図は同請求項(5)記載のマル
チプロセッサにおける実施例のアクセスフロー図であ
る。
第1図の処理装置について説明する。2はスレーブプ
ロセッサとなる処理装置である。ページ記憶部7は、共
有バス1から取り込まれる前のバスアクセス(他の処理
装置のアクセスを含む)のアドレスのページを記憶して
ある。インタフェース部5は、演算処理部3からのアク
セス命令の処理や、バスアクセスのアドレスをモニタ
し、そのページをページ記憶部7に渡す。
ロセッサとなる処理装置である。ページ記憶部7は、共
有バス1から取り込まれる前のバスアクセス(他の処理
装置のアクセスを含む)のアドレスのページを記憶して
ある。インタフェース部5は、演算処理部3からのアク
セス命令の処理や、バスアクセスのアドレスをモニタ
し、そのページをページ記憶部7に渡す。
演算処理部3からメモリへのアクセス命令(ロード/
ストア命令など)が発生した際に、アドレス生成部4に
おいてアドレスが生成され、そのアドレスのページとペ
ージ記憶部7の内容がページ比較部6で比較される。そ
して、一致していればショートアクセスをする。また、
それが一致しない場合、ロングアクセスとなる自らのア
クセスが終了した後にページ記憶部7の内容のページを
再ロードする。
ストア命令など)が発生した際に、アドレス生成部4に
おいてアドレスが生成され、そのアドレスのページとペ
ージ記憶部7の内容がページ比較部6で比較される。そ
して、一致していればショートアクセスをする。また、
それが一致しない場合、ロングアクセスとなる自らのア
クセスが終了した後にページ記憶部7の内容のページを
再ロードする。
第2図はマスタプロセッサ30と第1図に示す処理装置
からなる複数のスレーブプロセッサ32a〜32nとが共有バ
ス1で共有メモリとなるページモードメモリ31に結合さ
れたマルチプロセッサシステムである。このページモー
ドとは、DRAMのアクセスモードの1つで、アクセスする
アドレスをページアドレスとページ内アドレスに分け、
同一ページにアクセスする場合には、ページ内アドレス
だけでアクセスするものである。全プロセッサは、他も
しくは自らがメモリのページを書き換えたとき、現在の
メモリのページを記憶するページ記憶部をもっている。
スレーブプロセッサ32a〜32nはマスタプロセッサ30が共
有メモリ31にアクセスした履歴を常に保証するもので、
スレーブプロセッサ32a〜32nは自らがアクセスする場合
に現在のメモリのページとアクセスするページとをペー
ジ比較部6で比較し、異なっていれば、それをインタフ
ェース部5に伝え、インタフェース部5は自らのアクセ
ス終了後、以前のページをメモリに再ロードする。
からなる複数のスレーブプロセッサ32a〜32nとが共有バ
ス1で共有メモリとなるページモードメモリ31に結合さ
れたマルチプロセッサシステムである。このページモー
ドとは、DRAMのアクセスモードの1つで、アクセスする
アドレスをページアドレスとページ内アドレスに分け、
同一ページにアクセスする場合には、ページ内アドレス
だけでアクセスするものである。全プロセッサは、他も
しくは自らがメモリのページを書き換えたとき、現在の
メモリのページを記憶するページ記憶部をもっている。
スレーブプロセッサ32a〜32nはマスタプロセッサ30が共
有メモリ31にアクセスした履歴を常に保証するもので、
スレーブプロセッサ32a〜32nは自らがアクセスする場合
に現在のメモリのページとアクセスするページとをペー
ジ比較部6で比較し、異なっていれば、それをインタフ
ェース部5に伝え、インタフェース部5は自らのアクセ
ス終了後、以前のページをメモリに再ロードする。
これにより、マスタプロセッサ30の共有メモリ31の比
較的近接したアドレスのアクセスをショートアクセスに
行うことができる。
較的近接したアドレスのアクセスをショートアクセスに
行うことができる。
第3図の処理装置60は、第1図の処理装置の処理にお
いて、信号受信部14から信号を受信しているときのみ再
ロードを行うものである。すなわち、スレーブプロセッ
サの信号受信部14は、信号線8から信号を検出する。ス
レーブプロセッサがメモリへロングアクセスする場合で
信号が検出されたときは、そのときのページ記憶部13の
内容を固定し、ロングアクセスののちページ記憶部13の
内容のページだけをロードする。
いて、信号受信部14から信号を受信しているときのみ再
ロードを行うものである。すなわち、スレーブプロセッ
サの信号受信部14は、信号線8から信号を検出する。ス
レーブプロセッサがメモリへロングアクセスする場合で
信号が検出されたときは、そのときのページ記憶部13の
内容を固定し、ロングアクセスののちページ記憶部13の
内容のページだけをロードする。
第4図の処理装置70は、第3図の処理装置の信号受信
部14へ信号を送信するための信号送信部18を持った処理
装置である。すなわち、マスタプロセッサの信号送信部
18は、演算処理部15からの指示により信号線8へ信号を
送出する。たとえば、マスタプロセッサが、メモリの同
一ページへ連続してアクセスすることが確実な部分で
は、この信号を送出する。
部14へ信号を送信するための信号送信部18を持った処理
装置である。すなわち、マスタプロセッサの信号送信部
18は、演算処理部15からの指示により信号線8へ信号を
送出する。たとえば、マスタプロセッサが、メモリの同
一ページへ連続してアクセスすることが確実な部分で
は、この信号を送出する。
第5図はマスタプロセッサ33と複数のスレーブプロセ
ッサ34a〜34nとが共有バス1で共有メモリ31に結合さ
れ、マスタプロセッサ33の信号送信部とスレーブプロセ
ッサ34a〜34nの信号受信部とが信号線8に結合されたマ
ルチプロセッサシステムである。またマスタプロセッサ
33からスレーブプロセッサ34a〜34nへこの信号線8を介
してページセーブ信号が送られる。ここでは、マスタプ
ロセッサ33として第4図の処理装置70を用い、スレーブ
プロセッサ34a〜34nとして第3図の処理装置60を用い
る。
ッサ34a〜34nとが共有バス1で共有メモリ31に結合さ
れ、マスタプロセッサ33の信号送信部とスレーブプロセ
ッサ34a〜34nの信号受信部とが信号線8に結合されたマ
ルチプロセッサシステムである。またマスタプロセッサ
33からスレーブプロセッサ34a〜34nへこの信号線8を介
してページセーブ信号が送られる。ここでは、マスタプ
ロセッサ33として第4図の処理装置70を用い、スレーブ
プロセッサ34a〜34nとして第3図の処理装置60を用い
る。
以下、第7図,第8図を用いて第5図のマルチプロセ
ッサの動作を説明する。
ッサの動作を説明する。
まず、マスタプロセッサの命令列にアクセス命令が2
つあり、それらが同一ページであるとき、本来は2回目
のアクセスはショートでアクセスできる。しかし、スレ
ーブプロセッサの異なったページへのアクセスがその間
に挟まると、マスタプロセッサのアクセスはどちらもロ
ングとなる。よって第7図に示すようにページセーブ信
号をマスタプロセッサ70の1回目のアクセスと同時に送
出しておき、スレーブプロセッサ60にページの再ロード
をさせるとマスタプロセッサ70の2回目のアクセスはシ
ョートアクセスにできる。
つあり、それらが同一ページであるとき、本来は2回目
のアクセスはショートでアクセスできる。しかし、スレ
ーブプロセッサの異なったページへのアクセスがその間
に挟まると、マスタプロセッサのアクセスはどちらもロ
ングとなる。よって第7図に示すようにページセーブ信
号をマスタプロセッサ70の1回目のアクセスと同時に送
出しておき、スレーブプロセッサ60にページの再ロード
をさせるとマスタプロセッサ70の2回目のアクセスはシ
ョートアクセスにできる。
次に、マスタプロセッサ70の命令列にアクセス命令が
2つあって、それらが異なったページであり、スレーブ
プロセッサ60の異なったページへのアクセスがその間に
挟まるときに、第7図と同様にページセーブ信号を1回
目のアクセスののち送出してあると、スレーブプロセッ
サ60がページの再ロードをする。よって、無駄な再ロー
ドをしてしまうので、第8図のようにページセーブ信号
を出さない。
2つあって、それらが異なったページであり、スレーブ
プロセッサ60の異なったページへのアクセスがその間に
挟まるときに、第7図と同様にページセーブ信号を1回
目のアクセスののち送出してあると、スレーブプロセッ
サ60がページの再ロードをする。よって、無駄な再ロー
ドをしてしまうので、第8図のようにページセーブ信号
を出さない。
ここで、第7図及び第8図の具体的動作説明を行な
う。
う。
まず、第7図において、マスタプロセッサ70は、2番
と6番でアクセス命令があり、同一ページPをアクセス
する。従って、この間は、信号送信部18からページセー
ブ信号を送出しておく。スレーブプロセッサ60は、3番
でアクセス命令があり、マスタプロセッサ70のアクセス
するページとは異なる。さらに、ページセーブ信号を受
信しているので自らのアクセスが終了した後ページPを
ロードする。そうすることにより、マスタプロセッサは
6番のアクセスをショートアクセスで行える。
と6番でアクセス命令があり、同一ページPをアクセス
する。従って、この間は、信号送信部18からページセー
ブ信号を送出しておく。スレーブプロセッサ60は、3番
でアクセス命令があり、マスタプロセッサ70のアクセス
するページとは異なる。さらに、ページセーブ信号を受
信しているので自らのアクセスが終了した後ページPを
ロードする。そうすることにより、マスタプロセッサは
6番のアクセスをショートアクセスで行える。
次に第8図において、マスタプロセッサ70は、2番と
6番でアクセス命令があるが、異なるページPとRへの
アクセスである。従って、この間は、信号送信部18から
ページセーブ信号を送出しない。スレーブプロセッサ60
は、3番でアクセス命令があり、マスタプロセッサ70の
アクセスするページとは異なるが、ページセーブ信号を
受信していないので自らのアクセスが終了した後に、再
ロードすることはない。よって、無駄な再ロードはな
い。
6番でアクセス命令があるが、異なるページPとRへの
アクセスである。従って、この間は、信号送信部18から
ページセーブ信号を送出しない。スレーブプロセッサ60
は、3番でアクセス命令があり、マスタプロセッサ70の
アクセスするページとは異なるが、ページセーブ信号を
受信していないので自らのアクセスが終了した後に、再
ロードすることはない。よって、無駄な再ロードはな
い。
第6図の処理装置80は請求項(3)記載のマスタプロ
セッサである。アクセス時のページアドレスを先入れ先
出し記憶部90に順次記憶し、その値がすべて一致した場
合にページセーブ信号を送出する。よって、先入れ先出
し記憶部90の容量が2個の場合は、第9図に示すよう
に、マスタプロセッサ80が同一ページへ3つ以上連続し
てアクセスする場合、3つ目以降のアクセスはショート
で行え、かつ、そのためのページセーブ信号の制御はハ
ードウエアで自動的に行える。
セッサである。アクセス時のページアドレスを先入れ先
出し記憶部90に順次記憶し、その値がすべて一致した場
合にページセーブ信号を送出する。よって、先入れ先出
し記憶部90の容量が2個の場合は、第9図に示すよう
に、マスタプロセッサ80が同一ページへ3つ以上連続し
てアクセスする場合、3つ目以降のアクセスはショート
で行え、かつ、そのためのページセーブ信号の制御はハ
ードウエアで自動的に行える。
次に、第6図の処理装置について具体的に説明する。
第4図の処理装置と同様に、インタフェース部22は、バ
スアクセスをモニタし、共有バス1から取り込まれるア
ドレスのページをページ記憶部24aに渡すが、ページ記
憶部24a〜24nが先入れ先出し記憶部90の構成要素になっ
ており、複数のページを記憶してある。さらに、それら
の内容を比較部27で比較し、すべてが一致した場合に、
信号送信部23からページセーブ信号を送出する。
第4図の処理装置と同様に、インタフェース部22は、バ
スアクセスをモニタし、共有バス1から取り込まれるア
ドレスのページをページ記憶部24aに渡すが、ページ記
憶部24a〜24nが先入れ先出し記憶部90の構成要素になっ
ており、複数のページを記憶してある。さらに、それら
の内容を比較部27で比較し、すべてが一致した場合に、
信号送信部23からページセーブ信号を送出する。
従って、前と同様に、第3図の処理装置60をスレーブ
プロセッサ34a〜34nとし、先入れ先出し記憶部の深さを
2とする第6図の処理装置80をマスタプロセッサ33とし
て、第5図に示すマルチプロセッサを構成すると、第9
図の動作をする。
プロセッサ34a〜34nとし、先入れ先出し記憶部の深さを
2とする第6図の処理装置80をマスタプロセッサ33とし
て、第5図に示すマルチプロセッサを構成すると、第9
図の動作をする。
マスタプロセッサ80は、2番と6番と10番でアクセス
命令があり、同一ページPをアクセスする。従って、6
番のアクセス後は、ページセーブ信号が送出される。ス
レーブプロセッサ60は、3番と7番でアクセス命令があ
り、マスタプロセッサ80のアクセスするページとは異な
る。よって、ページセーブ信号を受信している7番で
は、自らのアクセスが終了した後ページPをロードす
る。そうすることにより、マスタプロセッサは10番のア
クセスをショートアクセスで行える。
命令があり、同一ページPをアクセスする。従って、6
番のアクセス後は、ページセーブ信号が送出される。ス
レーブプロセッサ60は、3番と7番でアクセス命令があ
り、マスタプロセッサ80のアクセスするページとは異な
る。よって、ページセーブ信号を受信している7番で
は、自らのアクセスが終了した後ページPをロードす
る。そうすることにより、マスタプロセッサは10番のア
クセスをショートアクセスで行える。
(発明の効果) 本発明によれば、マスタプロセッサのメモリアクセス
のロングアクセスを減らし、かつ、ハードウエアで自動
的にその制御を行うことができ、その実用上の効果は大
である。
のロングアクセスを減らし、かつ、ハードウエアで自動
的にその制御を行うことができ、その実用上の効果は大
である。
第1図は本発明の一実施例における請求項(1)記載の
処理装置の構成図、第2図は第1図の処理装置をスレー
ブプロセッサとするマルチプロセッサシステムの全体構
成図、第3図は同請求項(2)記載の処理装置の構成
図、第4図は同請求項(4)記載のマスタプロセッサの
構成図、第5図は同請求項(4)および(5)記載のマ
ルチプロセッサシステムの全体構成図、第6図は同請求
項(3)記載の処理装置の構成図、第7図および第8図
は同請求項(4)記載のマルチプロセッサにおける実施
例のアクセスフロー図、第9図は同請求項(5)記載の
マルチプロセッサにおける実施例のアクセスフロー図、
第10図は従来例のアクセスフロー図である。 1……共有バス、2,60,70,80……処理装置、30,33……
マスタプロセッサ、31……共有メモリ、32,34……スレ
ーブプロセッサ。
処理装置の構成図、第2図は第1図の処理装置をスレー
ブプロセッサとするマルチプロセッサシステムの全体構
成図、第3図は同請求項(2)記載の処理装置の構成
図、第4図は同請求項(4)記載のマスタプロセッサの
構成図、第5図は同請求項(4)および(5)記載のマ
ルチプロセッサシステムの全体構成図、第6図は同請求
項(3)記載の処理装置の構成図、第7図および第8図
は同請求項(4)記載のマルチプロセッサにおける実施
例のアクセスフロー図、第9図は同請求項(5)記載の
マルチプロセッサにおける実施例のアクセスフロー図、
第10図は従来例のアクセスフロー図である。 1……共有バス、2,60,70,80……処理装置、30,33……
マスタプロセッサ、31……共有メモリ、32,34……スレ
ーブプロセッサ。
Claims (5)
- 【請求項1】アドレスの一部をページと呼ぶとき、現在
のメモリのページを記憶するページ記憶部と、次にアク
セスするページと前記ページ記憶部とを比較するページ
比較部と、ページモードメモリとのインタフェース部と
を備え、前記ページ記憶部に記憶されているページ
(P)と次にアクセスするページ(Q)を前記ページ比
較部で比較し、それらが異なる場合、前記インタフェー
ス部が、前記ページQにアクセスしたのち、前記ページ
Pを再ロードすることを特徴とする処理装置。 - 【請求項2】信号受信部を備え、前記信号受信部から信
号を受信しているときだけページの再ロードを行う請求
項(1)記載の処理装置。 - 【請求項3】信号を送信する信号送信部と、メモリへア
クセスする毎にアドレスのページを格納する先入れ先出
し記憶装置と、前記先入れ先出し記憶装置の内容を比較
する比較部とを備え、前記先入れ先出し記憶装置の内容
を、前記比較部で比較し、その値が全部一致するとき
に、前記信号送信部から信号を送信することを特徴とす
る処理装置。 - 【請求項4】少なくとも1つ以上の請求項(2)記載の
処理装置(スレーブプロセッサ)と、信号送信部をもち
前記信号送信部から信号を送信する命令をもつ処理装置
(マスタプロセッサ)と、ページモードをもったメモリ
とを有し、前記スレーブプロセッサと前記マスタプロセ
ッサが共有バスで前記メモリに結合され、前記マスタプ
ロセッサの信号受信部と前記スレーブプロセッサの信号
受信部との間に信号線を備えたことを特徴とするマルチ
プロセッサシステム。 - 【請求項5】少なくとも1つ以上の請求項(2)記載の
処理装置(スレーブプロセッサ)と、請求項(3)記載
の処理装置(マスタプロセッサ)と、ページモードをも
ったメモリとを有し、前記スレーブプロセッサと前記マ
スタプロセッサが共有バスで、前記メモリに結合され、
前記マスタプロセッサの信号送信部と前記スレーブプロ
セッサの信号受信部との間に信号線を備えた請求項
(4)記載のマルチプロセッサシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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