JPH0675855A - キャッシュ制御方式 - Google Patents

キャッシュ制御方式

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Publication number
JPH0675855A
JPH0675855A JP4248720A JP24872092A JPH0675855A JP H0675855 A JPH0675855 A JP H0675855A JP 4248720 A JP4248720 A JP 4248720A JP 24872092 A JP24872092 A JP 24872092A JP H0675855 A JPH0675855 A JP H0675855A
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JP
Japan
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cache
cpu
main storage
storage device
memory
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Pending
Application number
JP4248720A
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English (en)
Inventor
Akihiro Nakamura
彰博 中村
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないハードウェアでキャッシュの無効化処
理の性能を向上する。 【構成】 CPU装置10と、主記憶装置20と、入出
力装置30とから成り、システムバス1の他に、メモリ
バス2を備えた情報処理装置において、入出力装置30
から主記憶装置20へのライト処理及びこれに伴なうC
PU装置10のキャッシュ無効化処理を以下のように行
なう。入出力装置30から主記憶装置20へのライト要
求をシステムバス1を介して主記憶装置20で受付け
る。そして、この要求によるキャッシュ無効化を主記憶
装置20のデータ書換時に、主記憶装置20がメモリバ
ス2を通してCPU装置10に無効化要求を送出するこ
とにより行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置における
CPU装置と主記憶装置との間のキャッシュメモリを無
効化する際のキャッシュ制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のキャッシュ制御方式を適
用したシステムの一例のブロック図である。図示の例で
は、メモリバス2を備えた情報処理装置に、キャッシュ
機構が設けられている。このような情報処理装置は、以
下の特徴を持つ。 (1)システムバス1とメモリバス2との2つのバスを
備えている。システムバス1には、CPU装置40、主
記憶装置50、入出力(I/O)装置30等が接続され
ている。メモリバス2には、CPU装置40及び主記憶
装置50が接続されている。CPU装置40は、メモリ
バス2を使用することにより、システムバス1を使用す
る場合と比較して、より高速に主記憶装置50にアクセ
スすることができる。
【0003】(2)CPU装置40は、主記憶の写しを
キャッシュとして持つ。即ち、CPU部41は、命令フ
ェッチやデータのリード・ライト等でキャッシュ部42
にアクセスする。キャッシュ部42は、メモリバスイン
タフェース部43に接続されており、必要に応じてメモ
リバス2に対し、アクセス要求を送出し、応答を受信す
ると、結果をCPU部41へ通知する。尚、入出力装置
30は、例えば、磁気ディスク装置等から成り、CPU
装置40で実行されるプログラムや処理対象となるデー
タ等を格納しており、システムバスインタフェース部4
4及びシステムバス1を介して主記憶装置50との間の
データ転送命令を受ける。主記憶装置50は、RAM部
51にデータを記憶し、CPU装置40及び入出力装置
30とのデータの授受のためのRAMコントロール部5
2、メモリインタフェース部53及びシステムバスイン
タフェース部54を備えている。
【0004】このような(1)及び(2)の特徴を持つ
装置において、入出力装置30が主記憶を書き換えよう
とした場合、CPU装置40は、もしそのデータを主記
憶の写しとしてキャッシュに所有していたならば、その
データを無効化(インバリデイト)しなければならな
い。この場合、従来は、CPU装置40がシステムバス
1を監視しており、入出力装置30から主記憶への書き
込みを検出すると、自らのキャッシュを無効化する。と
ころで、2つのバスを備えたシステムの場合、CPU装
置40はシステムバス1に比べて高速にメモリバス2を
通して主記憶装置50にアクセスするため、この無効化
のタイミングは十分考慮されなければならない。このタ
イミングは、実際に主記憶装置50内でデータが書き換
わるタイミングか又はそれ以降になるように作られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、上
述のように2つのバスを備えたシステムの場合、キャッ
シュメモリを無効化するタイミングを考慮しなければな
らないというところに問題点があった。つまり、CPU
装置40がシステムバス1を監視して主記憶装置50へ
の書き込みを検出し、直ちに自らのキャッシュを無効化
したとすると、次のような問題が発生する。
【0006】無効化したアドレスに対し、直ちにCPU
装置40がキャッシュ部42に対してリード要求を送出
したとする。このとき、キャッシュミスとなるので、キ
ャッシュ部42はメモリバスインタフェース部43を介
してメモリバス2へリード要求を送出する。一方、主記
憶装置50では先にシステムバス1からライト要求を受
信しており、この要求の処理が待ちの状態にあったとす
る。この場合、主記憶装置50の内部で同アドレスに対
するシステムバス1からのライト要求とメモリバス2か
らのリード要求の競合が発生する。そして、もし、メモ
リバス2からのリード要求が先に処理されるようなこと
になれば、CPU装置40は主記憶装置50のRAM部
51が書き換えられる前のデータを受け取ることにな
る。すると、この後、システムバス1からのライト要求
が処理されるので、CPU装置40に送出したデータは
主記憶装置50の内部で送出後に書き換えられてしま
い、キャッシュと主記憶の間でデータの不一致が発生す
る。
【0007】この問題を解決するための方法として、以
下の2つの方法がある。 (1)CPU装置40のキャッシュ無効化のタイミング
をアドレスを受信したnサイクル後とする。ここに、n
サイクルは、主記憶装置50の内部でのライト要求の処
理開始以降に設定される。 (2)以下の場合の不具合を解消するため、主記憶装置
50は、アクセス要求の受付順に処理を実行する。即
ち、システムバス1上のライト要求がCPU装置40の
メモリバス2へのリード要求を引き起こす場合がある。
つまり、入出力装置30がシステムバス1を介して主記
憶装置50にデータをライトする要求を出したとする。
そして、そのライトの対象となるデータがキャッシュ部
42に転記されていたとする。このとき、CPU装置4
0がすぐにキャッシュの無効化を行なうと、たまたまそ
のデータをCPU部41がリードしようとしたとき、キ
ャッシュ部42上ですでにそのデータが無効化されてい
ることになる。従って、この場合、CPU装置40は、
メモリバス2を介して主記憶装置50へリード要求を出
す。この結果、主記憶装置50には、システムバスから
のライト要求、メモリバス2からのリード要求の順でア
クセスが来る。従って、主記憶装置50は必ずこの順で
それぞれの要求に対する処理を実行するように制御す
る。
【0008】ところが、これらの方法には、以下のよう
な欠点がある。 (1)システムバス1上にライト要求が連続して発生し
た場合、CPU装置40中の無効化処理がたまり込みや
すくなる。このたまり込みは、nサイクルのn値が大き
くなればなるほど著しい。そして、CPU装置40の無
効化処理用のアドレスバッファがいっぱいになると、次
の要求を受付けられないため、CPU装置40はシステ
ムバス1に対して新たなライト要求を送出しないように
通知する。このため、システムバス1がロックされてし
まい、バスのスループットの低下を招くおそれがある。 (2)主記憶装置50のアクセス順に要求を処理するた
めには、主記憶装置50の内部にアクセス順を記憶し、
逐次処理していく機構(スケジューラ)が必要となり、
制御が複雑になり、ハードウェア量が増加する。本発明
は、以上の点に着目してなされたもので、バスのスルー
プットの低下を防止するとともに、ハードウェアの複雑
化を防止したキャッシュ制御方式を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のキャッシュ制御
方式は、キャッシュメモリを備えたCPU装置と、主記
憶装置と、入出力装置とをシステムバスで接続し、前記
CPU装置と、前記主記憶装置とをメモリバスで接続
し、当該メモリバスを介して前記CPU装置が前記主記
憶装置をアクセスし、前記システムバスを介して前記入
出力装置が前記主記憶装置をアクセスする場合におい
て、前記入出力装置が前記システムバスを介して前記主
記憶装置へライト要求を出したとき、当該主記憶装置が
前記メモリバスを介して前記CPU装置にキャッシュメ
モリの無効化要求を送出することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】本発明のキャッシュ制御方式においては、CP
U装置がシステムバスを監視してキャッシュを無効化す
るのではなく、主記憶装置がライト要求を受信し、デー
タを書き換えようとするのと同時か、又はその後にメモ
リバスを通してCPU装置に無効化要求を送出する。こ
れにより、キャッシュの無効化処理による主記憶とキャ
ッシュとのデータの不一致を防止する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のキャッシュ制御方式を適
用したシステムの一実施例のブロック図である。図示の
システムには、システムバス1と、メモリバスの2つの
バスが備えられている。システムバス1には、CPU装
置10、主記憶装置20、及び入出力装置30が接続さ
れている。メモリバス2には、CPU装置10、及び主
記憶装置20が接続されている。主記憶装置20は、シ
ステムバス1及びメモリバス2からアクセス要求を受信
するため、それぞれのバスに対してインタフェース部を
持つ。即ち、システムバスインタフェース部24及びメ
モリバスインタフェース部23を持つ。これにより、R
AMコントロール部22でそれぞれのバスからの競合を
とり、RAM部21にアクセスし、要求を処理し、それ
ぞれのバスインタフェース部に対し、応答を返す。
【0012】CPU装置10は、メモリバス2を通して
主記憶装置20をアクセスする。このCPU装置10
は、CPU部11、キャッシュ部12等から成る。CP
U部11は、命令フェッチやデータのリード・ライト等
でキャッシュ部12にアクセスする。キャッシュ部12
は、メモリバスインタフェース部に接続されており、必
要に応じてメモリバス2に対し、アクセス要求を送出
し、応答を受信すると、結果をCPU部11へ通知す
る。即ち、キャッシュ部12は、周知のように、キャッ
シュメモリとこれを管理し、制御するキャッシュ制御部
等から成る。そして、CPU部11のアクセス対象であ
るデータがキャッシュ上に存在するときは、キャッシュ
上からCPU部11へデータを転送する。一方、キャッ
シュ上にデータが存在しないときは、メモリバス2に対
し、主記憶装置20へのアクセス要求を出す。そして、
送られたデータをCPU部11へ送る。入出力装置30
は、例えば、磁気ディスク装置等から成り、CPU装置
10で実行されるプログラムや処理対象となるデータ等
を格納している。
【0013】次に、上述した装置の動作を説明する。ま
ず、入出力装置30から主記憶装置20に対してライト
要求が送出される。すると、主記憶装置20は、システ
ムバスインタフェース部24でその要求を受信し、RA
Mコントロール部22に伝達する。これにより、RAM
コントロール部22は、メモリバスインタフェース部2
3と競合をとり、RAM部21にデータを書き込みなが
ら、メモリバスインタフェース部23に対し、無効化要
求送出指示を送る。メモリバスインタフェース部23
は、無効化要求送出指示を受信すると、メモリバス2に
対して無効化要求を送出する。CPU装置10では、無
効化要求をメモリバスインタフェース部13で受信する
と、メモリバスインタフェース部13からキャッシュ部
12に対し、無効化要求指示が送られる。無効化要求指
示はアドレスとともに送られるが、これをキャッシュ部
12が受信すると、同アドレスの主記憶の写しをキャッ
シュ部12が持っていた場合、この写しは無効化され
る。この結果、主記憶装置20の内容が書き換わると、
その結果がCPU装置10のキャッシュ部12に反映さ
れる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキャッシ
ュ制御方式によれば、CPU装置が主記憶装置をアクセ
スするルートであるメモリバスを介して主記憶装置によ
りキャッシュ無効化要求を出すようにしたので、主記憶
装置の内容が書き換えられた後に必ずCPU装置のキャ
ッシュが無効化されるようにでき、この処理の順番が入
れ替わることは起こり得ない。従って、主記憶装置とキ
ャッシュの間でデータの一致を保証することができる。
また、キャッシュ部に対する無効化の要求が一方向(こ
の場合はメモリバス)からのみであるので、キャッシュ
部の制御が簡素化され、ハードウェア量も少なくするこ
とができる。更に、主記憶装置のRAMコントロール部
が複雑になるものの、CPU装置のシステムバスインタ
フェース部でのライト要求の監視、アドレスの保持等の
機能が必要なくなるので、制御の簡単化及びハードウェ
ア量の削減を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャッシュ制御方式を適用したシステ
ムの一実施例のブロック図である。
【図2】従来のキャッシュ制御方式を適用したシステム
の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1 システムバス 2 メモリバス 10 CPU装置 20 主記憶装置 30 入出力装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリを備えたCPU装置
    と、主記憶装置と、入出力装置とをシステムバスで接続
    し、 前記CPU装置と、前記主記憶装置とをメモリバスで接
    続し、 当該メモリバスを介して前記CPU装置が前記主記憶装
    置をアクセスし、 前記システムバスを介して前記入出力装置が前記主記憶
    装置をアクセスする場合において、 前記入出力装置が前記システムバスを介して前記主記憶
    装置へライト要求を出したとき、当該主記憶装置が前記
    メモリバスを介して前記CPU装置にキャッシュメモリ
    の無効化要求を送出することを特徴とするキャッシュ制
    御方式。
JP4248720A 1992-08-25 1992-08-25 キャッシュ制御方式 Pending JPH0675855A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4248720A JPH0675855A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 キャッシュ制御方式

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JP4248720A JPH0675855A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 キャッシュ制御方式

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JPH0675855A true JPH0675855A (ja) 1994-03-18

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ID=17182344

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JP4248720A Pending JPH0675855A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 キャッシュ制御方式

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