JP2788379B2 - インパルスノイズ除去方法及び回路 - Google Patents

インパルスノイズ除去方法及び回路

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JP2788379B2
JP2788379B2 JP4141495A JP14149592A JP2788379B2 JP 2788379 B2 JP2788379 B2 JP 2788379B2 JP 4141495 A JP4141495 A JP 4141495A JP 14149592 A JP14149592 A JP 14149592A JP 2788379 B2 JP2788379 B2 JP 2788379B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/213Circuitry for suppressing or minimising impulsive noise

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョンとビデオ
テープレコーダ及びビデオディスクプレーヤーとディジ
タルカメラのごとき映像信号処理システムに関し、特に
入力される元の映像信号に損傷を与えずに映像信号内に
存在するインパルス成分のノイズを効果的に除去するた
めのインパルスノイズ除去方法及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンやビデオテープレコーダの
ごとき映像信号処理システム等において、ノイズやその
ほかのアーティファクトのない清らかな映像を再生する
ことは重要な課題である。一般に、放送局やテープ製造
業者等の作った映像には、伝送経路や重複されたコピー
等によりノイズの混合がなされ、また映像処理システム
の性能により不要なノイズが加えられる。このようなノ
イズが生ずる原因としては影像源が元からノイズを含ん
でいるとか、古くなったフィルムの使用時に生ずる。照
明のよくない状態での録画時も画像はノイズを含むよう
になり、テレビジョン受信の場合、弱電界においても画
像が汚れる。
【0003】このようなノイズは、インパルスノイズと
ラインノイズに大別されるのであるが、インパルスノイ
ズは白色ノイズと黒色ノイズに分けられる。上記ノイズ
は、映像信号内に全てが一度に存在しうるため、これを
効果的に除くためには、さまざまな対策が要求されるべ
きである。多くの先行技術等が上記ノイズを除くために
開発されてきている。このような技術中には、上記ノイ
ズを除去するために元の映像信号にも影響を及ぼしてき
ていた。
【0004】米国特許第4,926,261「映像雑音
低域回路」(May.15.1990)には、輝度信号
から高域成分を濾波してレベルを制限、調整してノイズ
抑圧信号を生じた後、入力信号で上記ノイズ抑圧信号減
算を行うことによりローノイズ出力を得る技術が主張さ
れた。これと類似の従来のノイズ除去回路が図1に示さ
れている。
【0005】図1において、入力端INに図2のCAの
ごとき輝度信号が入力される。入力輝度信号AはLPF
2とHPF4により図2の(B),(C)のごとき低域
及び高域周波数成分に分けられる。上記LPF2から出
力される低域周波数成分Bは、第1増幅器6により増幅
された後、加算器12の−側入力として提供され、上記
HPF4から出力される高域周波数成分Cはコアリング
部8によりコアリングレベルT以下の雑音が除かれ図2
の(A)のごとくコアリングレベルT以上の信号Dだけ
が出力される。上記コアリング部8の出力Dは、第2増
幅器10により増幅され図2の(E)のごとく出力され
加算器12に入力される。
【0006】上記加算器12は、第1,2増幅器6,1
0の出力を加算して出力端OUTに図2の(F)のごと
くノイズの除かれた輝度信号Eを出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
き従来の技術構成においては、高周波に該当するノイズ
のみならず、画像信号の高周波数成分でありながらディ
テールの信号もまた除かれ画像がソフト状態となる問題
点があった。すなわち、図3の(A)のごとき高周波映
像信号の転移期間のパルスを処理する場合、図3の
(B)のごとく低周波数成分に変じソフトな画像が出力
される問題点があった。
【0008】従って、本発明は、入力される本来の映像
信号に損傷を与えずにインパルス成分のノイズを除去
し、鮮明な映像信号を実現するようにしたインパルスノ
イズ除去回路を提供することにその目的がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、インパルスノ
イズ除去方法及び回路に関し、インパルスノイズ除去方
法は、入力輝度信号をライン単位で遅延させる水平ライ
ン遅延過程と、前記水平ライン遅延過程で1水平ライン
の遅延されたラインと、上下水平ラインの垂直相関度に
よりインパルスノイズを判断する垂直相関検出過程と、
水平ライン遅延過程で1水平ライン遅延された信号によ
りインパルスノイズを判断するノイズ信号検出過程と、
前記垂直相関検出手段とノイズ信号検出手段で垂直相関
なしにインパルスノイズが検出されるとノイズ検出信号
を出力する検出信号出力過程と、インパルスノイズが検
出されるラインの上下水平ラインにより補正信号を生成
する補正信号生成過程と、検出信号出力過程でノイズ検
出信号が出力されると、前記補正信号生成過程で生成さ
れた補正信号を出力する出力過程とからなる。インパル
スノイズ除去回路は、入力される輝度信号をライン単位
で遅延させるための水平ライン遅延手段と、水平ライン
遅延手段で1水平ライン遅延の輝度信号と上下ライン間
の垂直相関度の検出のための垂直相関度検出手段と、前
記水平ライン遅延手段により1水平ライン遅延の輝度信
号に基づいて、インパルスノイズの検出のためのインパ
ルスノイズ検出手段と、前記垂直相関度検出手段とイン
パルスノイズ検出手段で垂直相関度なしにインパルスノ
イズが検出されると、ノイズ検出信号を出力する論理手
段と、信号処理のための輝度信号を所定時間遅延のため
の信号遅延手段と、前記信号遅延手段で所定時間遅延さ
れた現在入力輝度信号と2水平ライン遅延の輝度信号と
の加算後、平均して1水平ライン遅延に時間的に合わせ
た補正輝度信号を生ずる補正信号発生手段と、前記論理
手段から出力される検出信号により補正信号発生手段よ
り生じた補正信号又はライン遅延手段で1水平ライン遅
延の輝度信号を選択出力するための出力手段とから構成
される。
【0010】
【実施例】本発明のインパルスノイズ除去方法は、入力
輝度信号をライン単位で遅延させる水平ライン遅延過程
と、前記水平ライン遅延過程で1水平ラインの遅延され
たラインと、上下水平ラインの垂直相関度によりインパ
ルスノイズを判断する垂直相関検出過程と、水平ライン
遅延過程で1水平ライン遅延された信号によりインパル
スノイズを判断し、ノイズ検出信号を出力するノイズ信
号検出過程と;インパルスノイズが検出されるラインの
上下水平ラインにより補正信号を生成する補正信号生成
過程と、ノイズ信号検出過程でインパルスノイズが検出
されると、前記補正信号生成過程で生成された補正信号
を出力する出力過程とからなる。
【0011】インパルスノイズ除去方法中、垂直相関検
出過程は、1水平ライン遅延されたラインを基準に上下
ラインとの差を求めた後、基準値と比べ垂直ライン間の
相関関係を検出する垂直ライン間相関関係検出過程と、
1水平ライン遅延のラインを基準に上下ラインとの差に
よりインパルスノイズを判断するインパルスノイズ検出
過程と、垂直ライン間相関関係検出過程とインパルスノ
イズ検出過程で垂直ライン間の相関関係がなくしてイン
パルスノイズであると判断されると、検出信号を出力す
る検出信号出力過程とからなる。
【0012】ノイズ信号検出過程は、1水平ライン遅延
の輝度信号を微分する微分過程と、微分の輝度信号を積
分する積分過程と、積分された輝度信号の絶対値を求め
た後、基準値と比べてノイズと判断されるとノイズ検出
信号を出力するノイズ検出信号出力過程とからなる。補
正信号生成過程は、現在輝度信号と2水平ライン遅延の
輝度信号を信号処理のための所定時間中遅延させる処理
信号遅延過程と、前記処理信号遅延過程で遅延された平
均値を求め補正信号として出力する補正信号出力過程と
からなる。
【0013】出力過程はインパルスノイズが検出される
と、上下ラインの平均値による補正信号を出力し、イン
パルスノイズ検出されないと1水平ライン遅延の元の輝
度信号が信号処理のための所定時間中遅延後出力され
る。図4において、ライン遅延器17,18は入力端I
Nに入力される輝度信号をライン単位で遅延させるため
の手段である。垂直相関検出部100は上記ライン遅延
器17,19により所定ライン遅延の輝度信号の垂直相
関度の検出のための垂直相関度検出手段である。インパ
ルスノイズ検出部200は、上記ライン遅延器17によ
り1水平ライン遅延の輝度信号Bに基づいてインパルス
ノイズ検出のためのインパルスノイズ検出手段である。
論理部25は上記垂直相関検出部100とインパルスノ
イズ検出部200から垂直相関度とインパルスノイズが
検出されると、検出信号を出力する論理手段である。第
1,2,3遅延器11,13,15はE信号とD信号を
時間的に合わせて信号処理のため輝度信号を所定時間遅
延させるための遅延手段である。加算器21及び掛算器
23は、第1,3遅延器11,15で所定時間遅延の輝
度信号の加算後、平均して補正輝度信号を発生させて補
正信号を出力する補正信号発生手段である。
【0014】マルチプレクサ300は、上記論理部25
のインパルスノイズ検出信号により補正信号発生手段か
ら生じた補正信号又はライン遅延器17で1水平ライン
遅延の映像信号を選んで出力するための出力手段であ
る。図5は、上記図4で垂直相関検出部100の一実施
例を具体的に示す詳細回路図であって、第1,2加算器
101,102は現在の入力輝度信号Aと1水平ライン
遅延の輝度信号Bと2水平ライン遅延の輝度信号Cの差
を求めて垂直相関度を検出する垂直相関検出手段であ
る。第1,2絶対値部103,104は、上記第1,2
加算器101,102で求めた輝度信号差の絶対値を求
める絶対値手段である。第1,2比較器106,107
とANDゲート105は、上記第1,2絶対値部10
3,104で求めた輝度信号差の絶対値と基準値Th1
を比べて論理掛けして垂直相関度を判断する垂直相関度
判別手段である。排他論理和ゲート105とインバータ
109は、第1,2加算器101,102で求められた
輝度差を排他論理和してインバーティングし、インパル
スノイズであるのかを判別してインパルスノイズ検出を
行うインパルスノイズ判別手段である。ANDゲート1
10は、相関度判別手段とインパルスノイズ発生信号を
出力する垂直ノイズ判別手段である。
【0015】図6は、上記図4でインパルスノイズ検出
部200 の一実施例を具体的に示す詳細回路図であって、
第1,2画素遅延器201 ,202 と、加算器203 は輝度信
号を微分する微分手段である。画素遅延器205 〜212 と
合算器213 は、微分輝度信号を積分する積分手段であ
る。絶対値器214 と比較器215 は、微分後に積分された
輝度信号の絶対値を求め、予め設定の基準値Th2と比
べ水平方向のノイズであるのかを判別するノイズ判別手
段である。
【0016】図7は、インパルスノイズ(白色)の周波
数成分図であって、インパルスノイズは上下ライン間に
係りなく、水平方向へは少なくとも2MHz以上の周波
数成分をもつ。(A)は約7MHzの周波数成分をもつ
白色インパルスノイズであり、(B)は約3.58MHzの
周波数成分をもつ白色インパルスノイズであり、(C)
は約2.3 MHzの周波数成分をもつ白色インパルスノイ
ズである。
【0017】ここで、夫々のドットは14MHzのサン
プリング位置である。図8は、ノイズと高周波輝度信号
転移期間のパルス処理による波形図であって、(A)に
図示されたごとくインパルスノイズを微分すると、
(B)に図示されたごとくサイン波形に表され、(C)
に図示されたごとく黒から白に変わるエッジを表す高周
波輝度信号転移期間のパルスを微分すると、(D)に図
示のごとく陽(+)パルスを示す。これを所定区間積分
すると(A)に図示のごとくノイズはゼロになり、つま
り元の関数をf(X)とすれば、1次微分関数はf’
(X)となり、これをさらに一定区間中(a〜b)積分
すると下記のごとしである。
【0018】
【数1】
【0019】よって、積分値がゼロであるとインパルス
ノイズであり、ゼロでないと元の輝度信号と判断しう
る。図9は白色ノイズ処理による波形図であって、
(A)に示すごとくノイズを微分すると、(B)に示す
ごときサイン波形を表し、これをさらに積分すると
(C)に示すごとき直線波形となり、ノイズであること
が判別できる。
【0020】図10は本発明におけるノイズ検出ウィン
ドウ大きさの一例図であって、水平へは3ラインを、垂
直には9つの画素によりノイズを検出することになる。
しかし、これは一つの例にすぎず、ウィンドウの大きさ
は大きくなるほどノイズ除去が確かなものとなる。以
下、本発明によるノイズ除去方法及び回路の一実施例を
詳述する。
【0021】図4において、輝度信号が入力INされる
と、ライン遅延器17,18により輝度信号がライン単
位で遅延され信号A,B,Cは夫々現在入力される輝度
信号、1水平ライン遅延の輝度信号、2水平ライン遅延
の輝度信号となる。垂直相関検出部100は上記輝度信
号A,B,Cが入力されると図5のごとく第1,2加算
器101,102で反転端と非反転端に入力される輝度
A,B,C,Bを加算し現在入力輝度信号と1水平ライ
ン遅延の輝度信号差及び1水平ライン遅延の輝度信号と
2水平ライン遅延の輝度信号差を求め、垂直相関度を検
出し、第1,2絶対値部103,104は上記第1,2
加算器101,102で求めた輝度信号差の絶対値を求
め、第1,2比較器106,107の入力端B1,B2
に夫々出力する。第1,2比較器106,107は、上
記第1,2絶対値部103,104で求めた輝度信号差
の絶対値と基準値Th1を比べて、輝度信号の絶対値が
基準値Th1より大きいとハイ信号を出力し、第1,2
比較器106,107の出力が全てハイであれば、AN
Dゲート108はハイ信号を出力しノイズが生じたのを
知らせることになる。また、排他論理和ゲート105
は、輝度信号A,B,Cが1,0,1又は0,1,0の
ごとくなる場合、輝度信号A,Bの差と輝度信号B,C
の差がそれぞれ1となってインパルスノイズと判断の場
合に、ロー信号を出力しインバータ109は排他論理和
ゲート105の出力をインバーティングし、インパルス
ノイズが生じた場合に、ハイ信号を出力する。
【0022】従って、ANDゲート110 は相関度判別手
段とインパルスノイズ判別手段によりインパルスノイズ
と判別されると、垂直ノイズ発生信号Fを出力する。こ
のように垂直相関検出部100 は、ノイズが垂直上下ライ
ン間に関りのないことを基に、現在のプロセッシングラ
インの1水平ライン遅延の輝度信号を基準に上ラインと
下ラインとの差を求め、絶対値を取ったのち、基準値よ
り大きいとノイズと判断し、上下ライン間の差信号を排
他論理和後、インバーティングし上記ノイズがインパル
スノイズであるのを判断するようになる。
【0023】一方、輝度入力信号は1水平ライン遅延器
17により1水平ライン遅延されインパルスノイズ検出
部200に入力され、インパルスノイズ検出部200は
図6のごとく第1,2画素遅延器201,202と加算
器203とから構成された微分手段により1水平ライン
遅延の輝度信号Bを微分する。微分輝度信号は画素遅延
器205〜212と合算器213とから構成された積分
手段により積分される。このように輝度信号の微分後積
分すると、図8の(A)のごとくインパルスノイズの場
合、合算器213出力は、図9のごとくゼロとなり、図
8の(C)のごとく黒から白に変じるエッジを表す高周
波輝度信号転移期間のパルスの場合、合算器213の出
力はゼロでない所定値が出力される。絶対値器214で
は、上記積分手段の合算器213で出力される信号の絶
対値を求め出力する。比較器215は予め設定の基準値
Th2と上記絶対値器214から出力される信号を比べ
ノイズの検出により絶対値器214の出力がゼロである
と、水平方向ノイズ検出信号Gを出力する。ここで、上
記比較器215の入力端Bに基準値Thを設定する理
由は、ノイズピークポイントの前後で合算値がゼロとな
らずに少しのオフセット値をもちうるため、これをゼロ
に処理してノイズ検出誤差を減少させるためのものであ
る。
【0024】従って、図4の論理部25では上記垂直相
関検出部100 とインパルスノイズ検出部200 の出力F,
Gによりインパルスノイズと判断されると、検出信号I
を出力する。マルチプレクサ300 は上記論理部25から
インパルスノイズ検出信号Iが出力されると、補正信号
を出力する。すなわち、信号処理のため第1,2,3遅
延器11,15で所定時間遅延の輝度信号を加算器21
で加算後、掛算器23で平均(*1/2 )して生成された
補正信号Dを出力端OUTに出力する。もし、インパル
スノイズが検出されなかったならば、マルチプレクサ30
0 はライン遅延器17で1水平ライン遅延され、第2遅
延器13で信号処理のため所定時間遅延された輝度信号
を出力する。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、本発明は元の信号には損傷
を与えずにインパルスノイズを除去できるため、鮮やか
な画像を提供しうる効果がある。上記で発明のより具体
的な実施例について述べたが、さまざまな変形がこの発
明の範囲を逸脱せずに実施できることは明らかである。
特に、本発明は輝度信号のインパルスノイズの判別と除
去(補正)を要旨として説明しているが、色信号に利用
できることも明らかであり、ほかのノイズの除去手段と
の結合も通常利用されうる。このように、本発明は特別
に述べられた実施例に限定されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のノイズ除去回路のブロック系統図であ
る。
【図2】図1の各部波形図である。
【図3】図1に従う水平エッジ変化図である。
【図4】本発明のノイズ除去回路の回路系統図である。
【図5】図4における垂直相関検出部の詳細回路図であ
る。
【図6】図4におけるインパルスノイズ検出部の詳細回
路図である。
【図7】白色インパルスノイズの周波数成分図である。
【図8】ノイズと高周波輝度信号転移期間のパルス処理
に従う波形図である。
【図9】白色ノイズの処理に従う波形図である。
【図10】ノイズ検出ウィンドウ大きさの一例図であ
る。
【符号の説明】 11,13,15 第1,2,3遅延器 17,18 ライン遅延器 21 加算器 23 掛算器 25 論理部 100 垂直相関検出部 101 ,102 第1,2加算器 103 ,104 第1,2絶対値部 106 ,107 第1,2比較器 108 ANDゲート 200 インパルスノイズ検出部 300 マルチプレクサ

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力輝度信号をライン単位で遅延させる
    水平ライン遅延過程と、前記水平ライン遅延過程で1水
    平ラインの遅延されたラインと、上下水平ラインの垂直
    相関度によりインパルスノイズを判断する垂直相関検出
    過程と、水平ライン遅延過程で1水平ライン遅延された
    信号によりインパルスノイズを判断するノイズ信号検出
    過程と、前記垂直相関検出過程とノイズ信号検出過程で
    垂直相関度なしにインパルスノイズが検出されるとノイ
    ズ検出信号を出力する検出信号出力過程と、インパルス
    ノイズが検出されるラインの上下水平ラインにより補正
    信号を生成する補正信号生成過程と、検出信号出力過程
    ノイズ検出信号が出力されると、前記補正信号生成過
    程で生成された補正信号を出力する出力過程とからなる
    ことを特徴とするインパルスノイズ除去方法。
  2. 【請求項2】 垂直相関検出過程は、1水平ライン遅延
    されたラインを基準に上下ラインとの差を求めた後、基
    準値と比べ垂直ライン間の相関関係を検出する垂直ライ
    ン間相関関係検出過程と、該垂直ライン間相関関係検出
    過程で求められた1水平ライン遅延のラインを基準に上
    下ラインとの差によりインパルスノイズを判断するイン
    パルスノイズ検出過程と、垂直ライン間相関関係検出過
    程とインパルスノイズ検出過程で垂直ライン間の相関関
    係がなくしてインパルスノイズであると判断されると、
    検出信号を出力する検出信号出力過程とからなることを
    特徴とする請求項1記載のインパルスノイズ除去方法。
  3. 【請求項3】 ノイズ信号検出過程は、1水平ライン遅
    延の輝度信号を微分する微分過程と、微分の輝度信号を
    積分する積分過程と、積分された輝度信号の絶対値を求
    めた後、基準値と比べてノイズと判断されるとノイズ検
    出信号を出力するノイズ検出信号出力過程とからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインパルスノイズ除去方
    法。
  4. 【請求項4】 補正信号生成過程は、現在輝度信号と2
    水平ライン遅延の輝度信号を1水平ライン遅延に時間的
    に合わせて信号処理を行うための所定時間中遅延させる
    処理信号遅延過程と、前記処理信号遅延過程で遅延され
    た後に平均値を求め補正信号として出力する補正信号出
    力過程とからなることを特徴とする請求項1記載のイン
    パルスノイズ除去方法。
  5. 【請求項5】 出力過程はインパルスノイズが検出され
    ると、上下ラインの平均値による補正信号を出力し、イ
    ンパルスノイズ検出されないと1水平ライン遅延の元の
    輝度信号が信号処理のための所定時間中遅延後、出力さ
    れることを特徴とする請求項1記載のインパルスノイズ
    除去方法。
  6. 【請求項6】 入力される輝度信号をライン単位で遅延
    させるための水平ライン遅延手段と、水平ライン遅延手
    段で1水平ライン遅延の輝度信号と上下ライン間の垂直
    相関度の検出のための垂直相関度検出手段と、前記水平
    ライン遅延手段により1水平ライン遅延の輝度信号に基
    づいて、インパルスノイズの検出のためのインパルスノ
    イズ検出手段と、前記垂直相関度検出手段とインパルス
    ノイズ検出手段で垂直相関度なしにインパルスノイズが
    検出されると、ノイズ検出信号を出力する論理手段と、
    信号処理のための輝度信号を所定時間遅延のための信号
    遅延手段と、前記信号遅延手段で所定時間遅延された現
    在入力輝度信号と2水平ライン遅延の輝度信号との加算
    後、平均して1水平ライン遅延に時間的に合わせた補正
    輝度信号を生ずる補正信号発生手段と、前記論理手段か
    ら出力される検出信号により補正信号発生手段より生じ
    た補正信号又はライン遅延手段で1水平ライン遅延の輝
    度信号を選択出力するための出力手段とから構成された
    ことを特徴とするインパルスノイズ除去回路。
  7. 【請求項7】 垂直相関検出手段は、現在の入力輝度信
    号と1水平ライン遅延の輝度信号と2水平ライン遅延の
    輝度信号の差を求め、垂直相関度を検出する垂直相関度
    検出手段と、前記垂直相関度検出手段で求められた輝度
    信号差の絶対値を求める絶対値手段と、前記絶対値手段
    で求めた輝度信号差の絶対値と基準値とを比べ、論理掛
    けして垂直相関度を判断する垂直相関度判別手段と、垂
    直相関検出手段で求めた輝度信号差を排他的論理和しイ
    ンバーティングしてインパルスノイズであるかを判別す
    るインパルスノイズ判別手段と、垂直相関度判別手段と
    インパルスノイズ判別手段によりインパルスノイズであ
    るのが判別されると、垂直ノイズ発生信号を出力する垂
    直ノイズ判別手段とから構成されたことを特徴とする請
    求項6記載のインパルスノイズ除去回路。
  8. 【請求項8】 インパルスノイズ検出手段は、輝度信号
    を微分する微分手段と、微分された輝度信号を積分する
    積分手段と、微分後積分された輝度信号の絶対値を求
    め、予め設定された基準値と比べ水平方向のノイズであ
    るのかを判別するノイズ判別手段とから構成されたこと
    を特徴とする請求項6記載のインパルスノイズ除去回
    路。
  9. 【請求項9】 垂直相関関係検出手段は、現在の入力輝
    度信号を基準に1水平ライン遅延の輝度信号と2水平ラ
    イン遅延の輝度信号との差を求め、垂直相関度を検出す
    る第1,2加算器とから構成されたことを特徴とする請
    求項7記載のインパルスノイズ除去回路。
  10. 【請求項10】 垂直相関度判別手段は、現在の入力輝
    度信号を基準に1水平ライン遅延の輝度信号と2水平ラ
    イン遅延の輝度信号との信号差の絶対値と基準値とを比
    べ相関関係を検出する第1,2比較器と、前記第1,2
    比較器で検出された相関関係により垂直相関信号を出力
    するアンドゲートとから構成されたことを特徴とする請
    求項7記載のインパルスノイズ除去回路。
  11. 【請求項11】 インパルスノイズ判別手段は、現在の
    入力輝度信号を基準に1水平ライン遅延の輝度信号と2
    水平ライン遅延の輝度信号との信号差を排他論理和する
    排他論理和ゲートと、排他論理和ゲートの出力をインバ
    ーティングしてインパルスノイズ信号を出力するインバ
    ータとから構成されたことを特徴とする請求項7記載の
    インパルスノイズ除去回路。
  12. 【請求項12】 微分手段は、画素を遅延する第1,2
    画素遅延器と、前記第1,2画素遅延器で遅延された画
    素の差を求める加算器とから構成されたことを特徴とす
    る請求項8記載のインパルスノイズ除去回路。
  13. 【請求項13】 積分手段は、微分された輝度信号の画
    素を遅延させる少なくとも三つ以上の画素遅延器と、前
    記画素遅延器で遅延された輝度信号を合算する合算器と
    から構成されたことを特徴とする請求項8記載のインパ
    ルスノイズ除去回路。
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