JP2936893B2 - 映像信号の雑音低減装置 - Google Patents

映像信号の雑音低減装置

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JP2936893B2 JP4147252A JP14725292A JP2936893B2 JP 2936893 B2 JP2936893 B2 JP 2936893B2 JP 4147252 A JP4147252 A JP 4147252A JP 14725292 A JP14725292 A JP 14725292A JP 2936893 B2 JP2936893 B2 JP 2936893B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機、
ビデオテープレコーダ、ビデオカメラ、ビデオディス
ク、映像信号伝送装置等の、映像信号の雑音を低減させ
る場合に用いる映像信号の雑音低減装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号の雑音低減装置は、カラ
ーテレビジョン受像機の大型化、高画質化、またビデオ
テープレコーダの高画質化にともない、テレビジョン放
送の弱電界地域や一部ビデオソフトでの不十分な録画状
態、保存状態により発生する雑音を低減し、より見やす
い映像を再生するため重要視されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の映像信号の雑音低減装置の一例について説明を行う。
【0004】図10は、従来の映像信号の雑音低減装置
のブロック図を示すものである。また図11は、図10
の各部の動作波形図を示すものである。図10において
1は、ハイパスフィルターであり、入力映像信号aの高
周波成分である高域映像信号bを出力する。2は、振幅
制限回路であり、高域映像信号bの振幅を絶対値で一定
値以下に制限し、制限高域映像信号cを出力する。3は
減算回路であり、入力映像信号aから制限高域映像信号
cを減算する。
【0005】以上のように構成された映像信号の雑音低
減装置について、以下、図11を用いてその動作につい
て説明する。
【0006】図11の信号eは現実には存在しない劣化
のない元信号であるとする。まず、入力映像信号aがハ
イパスフィルター1に入力され、高域映像信号bを得
る。この信号中に除去したいノイズ成分が含まれるよう
にフィルター1のカットオフ周波数が選ばれる。次に、
高域映像信号bの正、負の信号について絶対値が一定値
以下となるように振幅制限回路2により振幅制限を行
い、制限高域映像信号cを得る。この制限する一定値
は、その一定値以下に所望のノイズ成分が含まれるよう
に選ばれる。次に、入力映像信号aより制限高域映像信
号cを減算回路3により減算しノイズ除去が行われ、出
力映像信号dが得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、振幅制限回路の制限値以下に含まれる信
号はノイズだけではなく、実際には元信号に含まれてい
る小振幅の成分が含まれているので、元信号成分もこの
回路構成では除去または劣化してしまうという問題点を
有していた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、元信号の劣化
が少なく、かつ雑音を低減することのできる映像信号の
雑音低減装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の映像信号の雑音低減装置は、映像信号の遅
延回路、周波数成分変換回路、絶対値演算回路、平均値
演算回路、分散値演算回路、標準偏差値演算回路、ベー
スクリップ回路、クリップ量演算回路、周波数成分逆変
換回路、遅延加算平均回路という構成を備えたものであ
る。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、まず入力映像
信号を周波数成分変換回路により、複数の周波数成分に
分割し、その高域周波数成分の絶対値の平均値と分散
値、または平均値と標準偏差値を絶対値演算回路、平均
値演算回路、分散値演算回路、標準偏差演算回路により
求め、それらの値から、例えば分散値または標準偏差値
が大きいときは、ノイズ以外の映像の特徴を表す部分と
判断し、ノイズを除去するベースクリップ回路のクリッ
プ量を小さくするようにクリップ量演算回路によりクリ
ップ量を決め、また逆に分散値または標準偏差値が小さ
いときはノイズであると判断し、クリップ量を大きくす
るように決めることで、映像の部分部分によりクリップ
量を最適にすることができる。その後周波数成分逆変換
回路と遅延加算平均回路により出力信号が得られる。こ
のように複数の高域周波数成分の分散や標準偏差により
ノイズレベルを推定し、その結果によりベースクリップ
量を映像の部分部分により変化させることで、より元信
号の細部情報の劣化が少ない雑音低減回路を構成するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の映像信号の雑音低減
装置について、図面を参照しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における映像信号の雑音低減装置のブロック図の一部を
示すものである。図1において、4は遅延回路であり入
力映像信号を3個の遅延回路を通すことで、4本の遅延
映像信号を得ている。5は1次元周波数成分変換回路で
あり、アダマール変換を基本とし4本の遅延映像信号か
ら4本の周波数成分を演算により得ることができる。6
はベースクリップ回路であり、4本の周波数成分のう
ち、直流成分を表す信号を除いた3本の周波数成分につ
いてクリップ量演算回路からのクリップ量に応じて小振
幅部分の信号を除去または減衰させる。7は1次元周波
数成分逆変換回路であり、アダマール逆変換を基本とし
4本の周波数成分から4本の遅延映像信号を演算により
得るものである。8は遅延加算平均回路であり、逆変換
された4本の映像信号を入力で行ったと同じ遅延量を持
つ遅延回路で遅延し、加算平均を求めて出力映像信号を
得る。
【0013】図2は図1の各高域周波数成分よりクリッ
プ回路のクリップ量を求める回路構成のブロック図であ
る。図2において、9は絶対値演算回路であり、正、負
の値を取る図1の3本の高域周波数成分の絶対値を取
る。10は平均値演算回路であり、3本の高域周波数成
分の絶対値の平均を求める。11は分散値演算回路であ
り、平均値と3本の高域周波数成分から分散を求める。
12はクリップ量演算回路であり、平均値と分散値から
ベースクリップ回路のクリップ量を求める。
【0014】以上のように構成された映像信号の雑音低
減装置について、以下図1、図2、図3、図4及び図5
を用いてその動作を説明する。
【0015】まず図3は1次元周波数成分変換回路に用
いている1次元4点のアダマール変換の方法を示すもの
であり、図4はベースクリップ回路のクリップ特性の一
例を示すものであり、図5はクリップ量演算回路の演算
特性の一例を示すものである。入力映像信号aは遅延回
路に入力され3段の遅延が行われる。この遅延時間は次
の周波数成分への変換の際の変換周波数を決定する働き
をする。そして4本の遅延映像信号f(0)〜f(3)
が得られ、これを1次元周波数成分変換回路に入力し、
図3に示すアダマール変換を行い4つの周波数成分F
(0)〜F(3)に変換する。このアダマール変換は、
図3に示すように加算器と減算器により容易に回路化が
実現できるものであり、F(0)は直流成分を表しF
(1)〜F(3)の順番でより高い周波数の分布を示す
成分となる。次に、この4つの周波数成分F(0)〜F
(3)のうちノイズを含んでいるF(1)〜F(3)の
成分についてベースクリップ回路6により正、負の小振
幅成分を除去する。このクリップ量を決定する構成を図
2に示しており、まず、F(1)〜F(3)の高域周波
数成分のそれぞれの絶対値を絶対値回路9により求め
る。次にこれら3つの絶対値の平均値を平均値演算回路
10により求める。また、この平均値と各絶対値から、
各絶対値の分散を分散値演算回路11により求める。分
散の計算は、(数1)のようになる。
【0016】
【数1】
【0017】また、分散の代わりに標準偏差を用いるこ
ともできその計算は、(数2)のような計算で求められ
る。
【0018】
【数2】
【0019】次に、この分散または標準偏差の値と平均
値からクリップ量をクリップ量演算回路で決定する。決
定方法は、分散または標準偏差が大きいときは各周波数
成分の絶対値の差が大きいことであり、つまり、ノイズ
以外の元信号に含まれる細部情報やエッジ情報であると
判断でき、逆に分散が小さいときはノイズであると判断
する。またノイズと判断した場合のクリップ量の最大値
は平均値の一定値(k)倍とする。この決定方法を図5
に示す。このように決定されたクリップ量は各周波数成
分ごとに重み付けされ各ベースクリップ回路に入力す
る。このようにして、ベースクリップされた各周波数成
分は1次元周波数成分逆変換回路7に入力され、映像信
号に復元される。この回路構成は図3の変換回路と同じ
となる。次に、解像度の劣化を無くすために、逆変換で
得られた4本の映像信号は遅延回路4で用いたと同じ遅
延量を持つ遅延素子で遅延しつつ加算平均を取ることで
出力映像信号dが得られる。
【0020】以上のように本実施例によれば、遅延回
路、1次元周波数成分変換回路、平均値演算回路、分散
値演算回路、標準偏差値演算回路などより求めた高域周
波数成分の平均値と分散値または標準偏差値によりベー
スクリップ回路のクリップ量をクリップ量演算回路によ
り制御し、1次元周波数成分逆変換回路、遅延加算平均
回路により出力信号を求めることで元信号の細部情報の
劣化がより少なく、なおかつ雑音を低減することのでき
る映像信号の雑音低減回路を提供することができる。
【0021】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0022】図6は本発明の第2の実施例における映像
信号の雑音低減装置のブロック図を示すものである。図
6において、4は遅延回路、5は4入力の1次元周波数
成分変換回路、6はベースクリップ回路、7は4入力の
1次元周波数成分逆変換回路、8は遅延加算平均回路で
ありこれは第1の実施例と同じ構成である。13は1ラ
イン遅延回路であり入力映像信号aを1ライン遅延す
る。14は2入力の1次元周波数成分変換回路であり、
5の4入力の1次元周波数成分変換回路2回路と、本2
入力の1次元周波数成分変換回路4回路により、水平4
点×垂直2点の2次元周波数成分変換回路が構成でき
る。この2入力の1次元周波数成分変換回路もアダマー
ル変換を用いており、この回路は図8に示すように容易
に回路化が実現できる。15は2入力の1次元周波数成
分変換回路であり、14と同じ構成である。16はライ
ン平均演算回路であり、逆変換によりえられた映像信号
のライン間での平均をとり解像度劣化をなくす働きをす
る。また、クリップ量の決定については図6(1)〜
(6)については図2と同じ構成を用いる。また(7)
〜(14)については図7の構成を用いる。図7の構成
は図2と比較し入力信号が4つになっただけであり基本
的な構成、動作は同一である。
【0023】以上のように構成された映像信号の雑音低
減装置について、以下図6〜図9)を用いてその動作を
説明する。
【0024】まず図9はライン遅延回路13と2個の遅
延回路4により得られる本実施例での映像信号の入力構
成を示しているもので、第1の実施例ではこれが水平方
向に4点だけであったのが本実施例では水平4点、垂直
2ラインの計8点の2次元の入力構成となっており、ベ
ースクリップ回路のクリップ量の決定手段が水平方向の
周波数成分に1手段、と垂直方向の周波数成分に1手段
の計2構成を持っている点が異なるところであり、これ
により1ラインごとに発生する雑音成分も除去可能とな
るものである。入力映像信号aライン遅延回路13に入
力されるとともに第1の実施例と同じ3段の遅延素子に
よってf(0,0)〜f(3,1)の計8点の遅延信号
となる。この信号は2次元周波数成分変換回路によりF
(0,0)〜F(3,1)の計8個の周波数成分に分解
される。この場合F(0,0)が直流成分を表し、F
(M,0)の項が水平方向の周波数変化を、F(M,
1)の項が垂直方向の周波数変化を示している。したが
って各周波数成分をベースクリップ回路に入力しクリッ
プする際、クリップ量の決定を水平、垂直で分けること
により、それぞれの雑音の特徴に応じた雑音低減が可能
となる。水平方向のクリップ量はF(1,0),F
(2,0),F(3,0)の3点を入力とし図2の回路
構成に入力することにより第1の実施例と同様に決定さ
れる。また、垂直方向のクリップ量はF(0,1),F
(1,1),F(2,1),F(3,1)の計4点を入
力とし図7の回路構成に入力することで決定される。図
7の構成については入力信号が4つになっただけであり
動作は図2と同様である。以上のようにして決定された
水平と垂直のクリップ量はそれぞれのベースクリップ回
路6に入力され雑音の除去が行われる。その後、2入力
1次元周波数成分逆変換回路15と4入力1次元周波数
成分逆変換回路7により構成された2次元周波数成分逆
変換回路により逆変換され映像信号が再生される。その
後解像度に劣化を防ぐため第1の実施例と同様に遅延加
算平均回路8とライン平均演算回路16及びライン遅延
回路13により水平及び垂直の平均が取られ、出力映像
信号dが得られる。
【0025】以上のように本実施例によれば、ライン遅
延回路、2次元周波数成分変換回路、2次元周波数成分
逆変換回路、水平クリップ量演算回路、垂直クリップ量
演算回路、ライン平均演算回路を設けることにより、第
1の実施例と同様な元信号の細部情報の劣化が少ない映
像信号の雑音低減が行えるとともに、それに加えビデオ
ディスクプレーヤ等で発生するライン間でのノイズが2
次元処理の結果として除去可能となる。
【0026】なお、実施例において周波数成分変換回
路、周波数成分逆変換回路にはアダマール変換を用いる
としたが、これは、離散コサイン変換、離散フーリエ変
換、カルーネン・ロオエーブ変換、ハール変換でもよい。
【0027】また、第1の実施例では水平4点の例、第
2の実施例では水平4点垂直2ラインの例を示したが、
これは水平M点、垂直Nラインに任意に拡張可能であ
る。
【0028】また、本実施例では平均値と分散値または
標準偏差値からクリップ量を決定したが、ここで分散値
または標準偏差値の代わりに周波数成分の最大値と最小
値の差分を用いることもできる。
【0029】また、入力信号としては映像信号としたが
これは、映像輝度信号、映像色差信号、映像色信号でも
よい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は映像信号の遅延回
路、周波数成分変換回路、絶対値演算回路、平均値演算
回路、分散値演算回路、標準偏差値演算回路、ベースク
リップ回路、クリップ量演算回路、周波数成分逆変換回
路、遅延加算平均回路という構成を設けることにより、
元信号の細部情報の劣化が少ない雑音低減回路を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像信号の雑音
低減装置のブロック図
【図2】同映像信号の雑音低減装置のクリップ量を決定
する回路のブロック図
【図3】同映像信号の雑音低減装置の4入力1次元周波
数成分変換回路に用いた1次元4点のアダマール変換の
方法図
【図4】同映像信号の雑音低減装置に用いているベース
クリップ回路のクリップ特性図
【図5】同映像信号の雑音低減装置のクリップ量演算回
路の演算特性図
【図6】本発明の第2の実施例における映像信号の雑音
低減装置のブロック図
【図7】同映像信号の雑音低減装置のクリップ量を決定
する回路のブロック図
【図8】同映像信号の雑音低減装置の2入力1次元周波
数成分変換回路に用いた1次元2点のアダマール変換の
方法図
【図9】同映像信号の雑音低減装置の映像信号の入力構
成図
【図10】従来の映像信号の雑音低減装置のブロック図
【図11】同映像信号の雑音低減装置の動作波形図
【符号の説明】
4 遅延回路、 5 4入力1次元周波数成分変換回路、 6 ベースクリップ回路、 7 4入力1次元周波数成分逆変換回路、 8 遅延加算平均回路 9 絶対値回路 10 平均値演算回路 11 分散値演算回路または標準偏差値演算回路 12 クリップ量演算回路 13 ライン遅延回路 14 2入力1次元周波数成分変換回路 15 2入力1次元周波数成分逆変換回路 16 ライン平均回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を遅延させるM−1個の遅延回
    路と、この遅延回路から得られるM個の信号を1次元複
    数周波数成分へ変換を行う1次元周波数成分変換回路
    と、この1次元複数周波数成分の絶対値を求める絶対値
    演算回路と、それら絶対値の平均値を求める平均値演算
    回路と、この平均値と1次元複数周波数成分の絶対値よ
    り各周波数成分の分散値を求める分散値演算回路と、各
    周波数成分の小振幅成分を抑圧または除去するベースク
    リップ回路と、このベースクリップ回路のクリップレベ
    ルを平均値と分散値より求めるクリップ量演算回路と、
    ベースクリップ回路の出力である各1次元複数周波数成
    分を映像信号へ再変換する1次元周波数成分逆変換回路
    と、逆変換されたM個の映像信号を遅延し、加算平均を
    取る遅延加算平均回路とを備えたことを特徴とする映像
    信号の雑音低減装置。
  2. 【請求項2】 映像信号を遅延させるM−1個の遅延回
    路と、この遅延回路から得られるM個の信号を1次元複
    数周波数成分へ変換を行う1次元周波数成分変換回路
    と、この1次元複数周波数成分の絶対値を求める絶対値
    演算回路と、それら絶対値の平均値を求める平均値演算
    回路と、この平均値と1次元複数周波数成分の絶対値よ
    り各周波数成分の標準偏差値を求める標準偏差値演算回
    路と、各周波数成分の小振幅成分を抑圧または除去する
    ベースクリップ回路と、このベースクリップ回路のクリ
    ップレベルを平均値と標準偏差値より求めるクリップ量
    演算回路と、ベースクリップ回路の出力である各1次元
    複数周波数成分を映像信号へ再変換する1次元周波数成
    分逆変換回路と、逆変換されたM個の映像信号を遅延
    し、加算平均を取る遅延加算平均回路とを備えたことを
    特徴とする映像信号の雑音低減装置。
  3. 【請求項3】 映像信号を1走査線単位で遅延するN−
    1個のライン遅延回路と、これから得られるN個の映像
    信号を遅延させる(M−1)×N個の水平遅延回路と、
    これらの遅延回路から得られるM×N個の信号を2次元
    複数周波数成分へ変換を行う2次元周波数成分変換回路
    と、これら2次元周波数成分の絶対値を求める絶対値演
    算回路と、これらの絶対値のうち、水平方向の周波数変
    化を表す成分の平均値を求める水平平均値演算回路と、
    また、これら絶対値のうち、垂直方向の周波数変化を表
    す成分の平均値を求める垂直平均値演算回路と、水平平
    均値と2次元複数周波数成分の絶対値の水平方向の周波
    数変化を表す成分より、それら周波数成分の分散値を求
    める水平分散値演算回路と、垂直平均値と2次元複数周
    波数成分の絶対値の垂直方向の周波数変化を表す成分よ
    り、それら周波数成分の分散値を求める垂直分散値演算
    回路と、各周波数成分の小振幅成分を抑圧または除去す
    るベースクリップ回路と、このベースクリップ回路のう
    ち水平周波数成分をクリップする回路のクリップレベル
    を水平平均値と水平分散値より求める水平クリップ量演
    算回路と、ベースクリップ回路のうち垂直周波数成分を
    クリップする回路のクリップレベルを垂直平均値と垂直
    分散値より求める垂直クリップ量演算回路と、全ベース
    クリップ回路の出力である各2次元複数周波数成分を映
    像信号へ再変換する2次元周波数成分逆変換回路と、逆
    変換されたM+N個の映像信号を遅延し、加算平均を取
    る遅延加算平均回路とを備えたことを特徴とする映像信
    号の雑音低減装置。
  4. 【請求項4】 映像信号を1走査線単位で遅延するN−
    1個のライン遅延回路と、これから得られるN個の映像
    信号を遅延させる(M−1)×N個の水平遅延回路と、
    これらの遅延回路から得られるM×N個の信号を2次元
    複数周波数成分へ変換を行う2次元周波数成分変換回路
    と、これら2次元周波数成分の絶対値を求める絶対値演
    算回路と、これら絶対値のうち、水平方向の周波数変化
    を表す成分の平均値を求める水平平均値演算回路と、ま
    た、これら絶対値のうち、垂直方向の周波数変化を表す
    成分の平均値を求める垂直平均値演算回路と、水平平均
    値と2次元複数周波数成分の絶対値の水平方向の周波数
    変化を表す成分より、それら周波数成分の標準偏差値を
    求める水平標準偏差値演算回路と、垂直平均値と2次元
    複数周波数成分の絶対値の垂直方向の周波数変化を表す
    成分より、それら周波数成分の標準偏差値を求める垂直
    標準偏差値演算回路と、各周波数成分の小振幅成分を抑
    圧または除去するベースクリップ回路と、このベースク
    リップ回路のうち水平周波数成分をクリップする回路の
    クリップレベルを水平平均値と水平標準偏差値より求め
    る水平クリップ量演算回路と、ベースクリップ回路のう
    ち垂直周波数成分をクリップする回路のクリップレベル
    を垂直平均値と垂直標準偏差値より求める垂直クリップ
    量演算回路と、全ベースクリップ回路の出力である各2
    次元複数周波数成分を映像信号へ再変換する2次元周波
    数成分逆変換回路と、逆変換さめる垂直クリップ量演算
    回路と、全ベースクリップ回路の出力である各2次元複
    数周波数成分を映像信号へ再変換する2次元周波数成分
    逆変換回路と、逆変換されたM+N個の映像信号を遅延
    し、加算平均を取る遅延加算平均回路とを備えたことを
    特徴とする映像信号の雑音低減装置。
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