JP3279838B2 - 映像用デジタル信号フィルタ、映像フィルタ、及び映像用映像信号をろ波する方法 - Google Patents
映像用デジタル信号フィルタ、映像フィルタ、及び映像用映像信号をろ波する方法Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H2222/00—Indexing scheme relating to digital filtering methods
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像用に使用するた
めのデバイス、特に映像信号フィルタに関するものであ
る。
めのデバイス、特に映像信号フィルタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】映像用では、撮像された画像を取得ない
し記憶するために設けられた手段の感度に対する画像の
輝度の変化が著しいために、画像の極めて明るい区域や
非常に暗い区域の細部が適切に再生され得ないので、画
像に関連したコントラストや輝度を変えることがしばし
ば望ましい。
し記憶するために設けられた手段の感度に対する画像の
輝度の変化が著しいために、画像の極めて明るい区域や
非常に暗い区域の細部が適切に再生され得ないので、画
像に関連したコントラストや輝度を変えることがしばし
ば望ましい。
【0003】輝度が映像自体に関連した輝度情報を含む
一方、コントラストは映像の細部に関連付けられること
を見過すべきでない。
一方、コントラストは映像の細部に関連付けられること
を見過すべきでない。
【0004】映像に関連したコントラスト及び輝度を変
更し、従ってこの問題を解決するために、2つの主な解
決策がとられ、これは両方共、周知の文献に掲載されて
いる。第1の解決策では、映像は、撮像中の画像に当た
る光からの照明成分i(y,x)と、上記画像内の物体
で反射中の光からの反射成分r(y,x)との積として
定められる。即ち、
更し、従ってこの問題を解決するために、2つの主な解
決策がとられ、これは両方共、周知の文献に掲載されて
いる。第1の解決策では、映像は、撮像中の画像に当た
る光からの照明成分i(y,x)と、上記画像内の物体
で反射中の光からの反射成分r(y,x)との積として
定められる。即ち、
【0005】f(y,x)=i(y,x)r(y,x)
【0006】である。たゞし、f(y,x)は、処理さ
れるべき映像であって、2つの変数y及びxの関数とみ
なされ、映像を構成する絵素即ち画素の各々の空間座標
を表す。
れるべき映像であって、2つの変数y及びxの関数とみ
なされ、映像を構成する絵素即ち画素の各々の空間座標
を表す。
【0007】映像の上述した定義により、照明成分i
(y,x)は輝度の変化の大部分に責任を負う一方、反
射成分は細部情報を含む。映像の輝度に関連される照明
成分i(y,x)は映像の上述した定義における輝度を
表すが、映像の細部に関連される反射成分はコントラス
トを表す。従って、映像に関連付けられた輝度及びコン
トラストは、照明成分i(y,x)及び反射成分r
(y,x)に作用することにより変更することができ
る。
(y,x)は輝度の変化の大部分に責任を負う一方、反
射成分は細部情報を含む。映像の輝度に関連される照明
成分i(y,x)は映像の上述した定義における輝度を
表すが、映像の細部に関連される反射成分はコントラス
トを表す。従って、映像に関連付けられた輝度及びコン
トラストは、照明成分i(y,x)及び反射成分r
(y,x)に作用することにより変更することができ
る。
【0008】その目的は、照明成分i(y,x)を低減
して反射成分r(y,x)を増幅することである。この
目的を達成するために、通常、高域型であり且つ密度領
域で作動する線型フィルタが用いられる。
して反射成分r(y,x)を増幅することである。この
目的を達成するために、通常、高域型であり且つ密度領
域で作動する線型フィルタが用いられる。
【0009】照明成分i(y,x)が空間でゆっくり変
化し、従って映像中に存在する最も低い空間周波数を含
む反面、高域型の処理である反射成分r(y,x)は大
部分が高い空間周波数を含むことを考慮されたい。
化し、従って映像中に存在する最も低い空間周波数を含
む反面、高域型の処理である反射成分r(y,x)は大
部分が高い空間周波数を含むことを考慮されたい。
【0010】高域型の線型フィルタを働かせるために、
照明成分及び反射成分の対数変換を使用してろ波動作を
線型になせる。即ち、
照明成分及び反射成分の対数変換を使用してろ波動作を
線型になせる。即ち、
【0011】f’(y,x)=log[f(y,x)]
=i(y,x)+r’(y,x)
=i(y,x)+r’(y,x)
【0012】である。ここで、i(y,x)=log
[i(y,x)]であり且つr’(y,x)=log
[r(y,x)]である。照明成分及び反射成分が受け
る電波の種類は準同形(homomorphic)と呼ばれる。2
次元映像に適用されるような準同形電波概念及び高域型
の線型フィルタの実施例は、「アイイーイーイー・トラ
ンザクションズ・オン・サーキッツ・アンド・システム
ズ・フォー・ビデオ・テクノロジイ(IEEE Trans
actions onCircuits and Systems for Video
Technology)」の第3巻第1号(1993年2月号)
に掲載されたエッチ・ジェイ・カウフマン(H.J.K
aufmann)及びエム・エイ・シッド−アーメッド(M.
A.Sid−Ahmed)共著の論文“2−D IIR セミ
シストリック・フィルタのハードウェア実施及びリアル
タイム・準同形ろ波への応用”に述べられている。ろ波
後、被処理映像を得るために、対数変換からの逆変換が
実行されるべきである。
[i(y,x)]であり且つr’(y,x)=log
[r(y,x)]である。照明成分及び反射成分が受け
る電波の種類は準同形(homomorphic)と呼ばれる。2
次元映像に適用されるような準同形電波概念及び高域型
の線型フィルタの実施例は、「アイイーイーイー・トラ
ンザクションズ・オン・サーキッツ・アンド・システム
ズ・フォー・ビデオ・テクノロジイ(IEEE Trans
actions onCircuits and Systems for Video
Technology)」の第3巻第1号(1993年2月号)
に掲載されたエッチ・ジェイ・カウフマン(H.J.K
aufmann)及びエム・エイ・シッド−アーメッド(M.
A.Sid−Ahmed)共著の論文“2−D IIR セミ
シストリック・フィルタのハードウェア実施及びリアル
タイム・準同形ろ波への応用”に述べられている。ろ波
後、被処理映像を得るために、対数変換からの逆変換が
実行されるべきである。
【0013】準同形ろ波技術を使用することの欠点は、
映像のコントラスト及び輝度を変更するのに使用するフ
ィルタ・マスクを設定する際の困難さによる。この設定
が特に難しいのは、処理されるべき映像の周波数特性が
“ア、プライオリ(a priori)”として知られ
ていないためである。上記マスクを設定することの種々
の方法は、適切な文献で知られており、(a)フィルタ
の周波数応答のための試行錯誤手法、並びに(b)照明
・反射プロセスのための統計的モデル及びウィナー(W
iener)フィルタの付属構成に基づいている。
映像のコントラスト及び輝度を変更するのに使用するフ
ィルタ・マスクを設定する際の困難さによる。この設定
が特に難しいのは、処理されるべき映像の周波数特性が
“ア、プライオリ(a priori)”として知られ
ていないためである。上記マスクを設定することの種々
の方法は、適切な文献で知られており、(a)フィルタ
の周波数応答のための試行錯誤手法、並びに(b)照明
・反射プロセスのための統計的モデル及びウィナー(W
iener)フィルタの付属構成に基づいている。
【0014】映像に関連した輝度及びコントラストを変
更するための第2の解決策は、コントラストが映像自体
と照明成分の平均値との差として得られることができる
という考察に基づいている。照明成分が映像中で局部的
に呈する平均値は、上記映像の輝度の変化従ってその明
るさに結び付けられている。従って、照明成分の平均値
を働かせることにより、映像と関連付けられた明るさを
変更させることができる。
更するための第2の解決策は、コントラストが映像自体
と照明成分の平均値との差として得られることができる
という考察に基づいている。照明成分が映像中で局部的
に呈する平均値は、上記映像の輝度の変化従ってその明
るさに結び付けられている。従って、照明成分の平均値
を働かせることにより、映像と関連付けられた明るさを
変更させることができる。
【0015】扱われるべき映像は2チャネル・フィルタ
で処理され、一方のチャネルは上記映像の低空間周波数
成分を表す照明成分の平均値を処理するために残してお
かれ、他方のチャネルは高空間周波数成分を表すコント
ラストを処理するために残しておかれる。詳しく言う
と、2チャネル・フィルタは、処理中の映像に関連付け
られた低及び高空間周波数成分を表す画素の灰色レベル
を非線型特性で働かせる。
で処理され、一方のチャネルは上記映像の低空間周波数
成分を表す照明成分の平均値を処理するために残してお
かれ、他方のチャネルは高空間周波数成分を表すコント
ラストを処理するために残しておかれる。詳しく言う
と、2チャネル・フィルタは、処理中の映像に関連付け
られた低及び高空間周波数成分を表す画素の灰色レベル
を非線型特性で働かせる。
【0016】処理中の映像の低空間周波数成分は適切な
サイズの2次元ウィンドウ中に存在する画素の灰色値の
平均を求めることで得られるが、高空間周波数成分は映
像自体と低空間周波数成分の差として得られる。低空間
周波数成分は、映像の輝度特性に依存する非線型性によ
り変えられる。
サイズの2次元ウィンドウ中に存在する画素の灰色値の
平均を求めることで得られるが、高空間周波数成分は映
像自体と低空間周波数成分の差として得られる。低空間
周波数成分は、映像の輝度特性に依存する非線型性によ
り変えられる。
【0017】高空間周波数成分即ちコントラスト信号を
変更し、従って映像のおぼろげな細部を回復するため
に、処理中の映像の輝度特性に応じてコントラスト増幅
係数が求められる第2の非線型性を使用する。輝度変化
の低減が大きい場合、両方の非線型性がコントラストを
高めさせるように働くことが委任される。
変更し、従って映像のおぼろげな細部を回復するため
に、処理中の映像の輝度特性に応じてコントラスト増幅
係数が求められる第2の非線型性を使用する。輝度変化
の低減が大きい場合、両方の非線型性がコントラストを
高めさせるように働くことが委任される。
【0018】事実、映像が一般に明るいもの、即ち白へ
の飽和が可能ならば、白に近い灰色のレベルを圧縮する
ことにより、且つ所定のレベルに対し、あいまいにしか
見えなかった映像の細部を充分に見るために高コントラ
スト増幅を行うことにより、輝度が低減されるべきであ
る。処理されるべき映像が暗いものである場合には、逆
になる。
の飽和が可能ならば、白に近い灰色のレベルを圧縮する
ことにより、且つ所定のレベルに対し、あいまいにしか
見えなかった映像の細部を充分に見るために高コントラ
スト増幅を行うことにより、輝度が低減されるべきであ
る。処理されるべき映像が暗いものである場合には、逆
になる。
【0019】上述した態様で作動される2チャネル・フ
ィルタは、例えば「オプティカル・エンジニヤリング
(Optical Engineering)」の第21巻(1982年
1月/2月号)の第108〜112頁に掲載されたタマ
ー・ペリ(Tamar Peli)及びジェー・エス・リム
(Jae S.Lim)共著の論文“映像強化のための最適
ろ波”に開示されている。しかしながら、上述した2チ
ャネル・フィルタの映像処理への応用性には制限があ
る。事実、フィルタのための非線型性が一旦1種類の映
像例えば非常に暗い映像に対して設定されると、非線型
性を提供するカーブのパターンは非常に明るい映像を処
理するために効果的に使用することはできない。その理
由は、非常に明るい映像を得るように改良できないから
である。
ィルタは、例えば「オプティカル・エンジニヤリング
(Optical Engineering)」の第21巻(1982年
1月/2月号)の第108〜112頁に掲載されたタマ
ー・ペリ(Tamar Peli)及びジェー・エス・リム
(Jae S.Lim)共著の論文“映像強化のための最適
ろ波”に開示されている。しかしながら、上述した2チ
ャネル・フィルタの映像処理への応用性には制限があ
る。事実、フィルタのための非線型性が一旦1種類の映
像例えば非常に暗い映像に対して設定されると、非線型
性を提供するカーブのパターンは非常に明るい映像を処
理するために効果的に使用することはできない。その理
由は、非常に明るい映像を得るように改良できないから
である。
【0020】
【発明の要約】この発明の目的は、適切な文献でファジ
イ論理として知られた論理を使用することにより、競合
する問題(例えば非常に明るい映像又は非常に暗い映
像)の影響を受ける映像を処理でき即ち適応でき、且つ
容易に実施できるフィルタの構造を提供することであ
る。
イ論理として知られた論理を使用することにより、競合
する問題(例えば非常に明るい映像又は非常に暗い映
像)の影響を受ける映像を処理でき即ち適応でき、且つ
容易に実施できるフィルタの構造を提供することであ
る。
【0021】この目的やその他の目的はこの発明の一実
施例で達成され、この実施例によれば、デジタル信号フ
ィルタの入力端子に結合された第1の入力端子、及びタ
イミング回路の第1の出力端子に結合された第2の入力
端子を有するフィルタ回路を備えた映像用デジタル信号
フィルタが提供される。フィルタ回路は入力信号から高
周波成分と低周波成分を分離するために適している。タ
イミング回路は同期コマンド信号を発生するのに適して
いる。
施例で達成され、この実施例によれば、デジタル信号フ
ィルタの入力端子に結合された第1の入力端子、及びタ
イミング回路の第1の出力端子に結合された第2の入力
端子を有するフィルタ回路を備えた映像用デジタル信号
フィルタが提供される。フィルタ回路は入力信号から高
周波成分と低周波成分を分離するために適している。タ
イミング回路は同期コマンド信号を発生するのに適して
いる。
【0022】デジタル信号フィルタは、少なくとも1つ
の映像区分用の輝度評価回路を備え、輝度評価回路は、
デジタル信号フィルタの入力端子に結合された第1の入
力端子、及びタイミング回路の少なくとも第1、第2、
第3の出力端子にそれぞれ結合された少なくとも第2、
第3、第4の入力端子を有し、且つ諸映像区分に関連付
けられた輝度を測定して記憶するのに適している。
の映像区分用の輝度評価回路を備え、輝度評価回路は、
デジタル信号フィルタの入力端子に結合された第1の入
力端子、及びタイミング回路の少なくとも第1、第2、
第3の出力端子にそれぞれ結合された少なくとも第2、
第3、第4の入力端子を有し、且つ諸映像区分に関連付
けられた輝度を測定して記憶するのに適している。
【0023】デジタル信号フィルタは、ファジイ論理を
使って作動される第1の映像特性調節回路を更に備えて
いる。この第1の映像特性調節回路は、デジタル信号フ
ィルタの入力端子に結合された第1の入力端子、フィル
タ回路の第1の出力端子に結合された第2の入力端子、
及び輝度評価回路の出力端子に結合された第3の入力端
子を有し、且つデジタル信号フィルタへの諸入力信号の
高い周波数成分の所定の増幅値を記憶するためのメモリ
を含んでいる。
使って作動される第1の映像特性調節回路を更に備えて
いる。この第1の映像特性調節回路は、デジタル信号フ
ィルタの入力端子に結合された第1の入力端子、フィル
タ回路の第1の出力端子に結合された第2の入力端子、
及び輝度評価回路の出力端子に結合された第3の入力端
子を有し、且つデジタル信号フィルタへの諸入力信号の
高い周波数成分の所定の増幅値を記憶するためのメモリ
を含んでいる。
【0024】デジタル信号フィルタは、ファジイ論理を
使って作動される少なくとも第2の映像特性用第2の映
像特性調節回路を更に備えている。この第2の映像特性
調節回路は、フィルタ回路の第2の出力端子に結合され
た第1の入力端子、及び輝度評価回路の出力端子に結合
された第2の入力端子を有し、且つ諸入力信号の低い周
波数成分の値に関連付けられた所定値を記憶するための
第2のメモリを含む。
使って作動される少なくとも第2の映像特性用第2の映
像特性調節回路を更に備えている。この第2の映像特性
調節回路は、フィルタ回路の第2の出力端子に結合され
た第1の入力端子、及び輝度評価回路の出力端子に結合
された第2の入力端子を有し、且つ諸入力信号の低い周
波数成分の値に関連付けられた所定値を記憶するための
第2のメモリを含む。
【0025】
【実施例】この発明のフィルタの特色及び利点は、添付
図面に示した望ましい一実施例についての以下の詳しい
説明から明らかになろう。図1はこの発明を具体化した
フィルタの構造を示すブロック図であり、この発明の要
旨を形成するフィルタ1は個々の画素に作用する。詳し
く言えば、この構造は、映像に関連付けられる輝度成分
即ち映像の灰色の色相部分を処理する。処理されるべき
映像と関連付けられてデジタル化された輝度成分は、フ
ィルタ1への入力Yを形成する。
図面に示した望ましい一実施例についての以下の詳しい
説明から明らかになろう。図1はこの発明を具体化した
フィルタの構造を示すブロック図であり、この発明の要
旨を形成するフィルタ1は個々の画素に作用する。詳し
く言えば、この構造は、映像に関連付けられる輝度成分
即ち映像の灰色の色相部分を処理する。処理されるべき
映像と関連付けられてデジタル化された輝度成分は、フ
ィルタ1への入力Yを形成する。
【0026】フィルタ1はタイミング回路3を備え、こ
のタイミング回路3は、処理されるべき映像に関連付け
られた各輝度成分Yに対し、画素同期用周波数基準信号
fpを受けるために設けられた入力端子を有する。
のタイミング回路3は、処理されるべき映像に関連付け
られた各輝度成分Yに対し、画素同期用周波数基準信号
fpを受けるために設けられた入力端子を有する。
【0027】タイミング回路3は、上述した信号fp、
この信号fpから映像ライン走査レートをr倍すること
によって得られた信号rfR、及びやはり信号fpから
映像走査レートをr倍することによって得られた信号r
fTを出力する。信号fpはフィルタ1に各画素の処理
中の時間を測定させ、そして信号rfR及びrfTはフィ
ルタ1に処理中の映像を幾つかの区分に分割させる。
この信号fpから映像ライン走査レートをr倍すること
によって得られた信号rfR、及びやはり信号fpから
映像走査レートをr倍することによって得られた信号r
fTを出力する。信号fpはフィルタ1に各画素の処理
中の時間を測定させ、そして信号rfR及びrfTはフィ
ルタ1に処理中の映像を幾つかの区分に分割させる。
【0028】タイミング回路3に接続された映像部分の
輝度評価回路6は、図2に詳しく示すように、タイミン
グ回路3からそれぞれ信号fp、rfR、rfTを受ける
ようになっている第1、第2、第3の入力端子、及び処
理されるべき映像に関連付けられた輝度成分を表す信号
Yを受けるようになっている第4の入力端子を有する。
輝度評価回路6は、図2に詳しく示すように、タイミン
グ回路3からそれぞれ信号fp、rfR、rfTを受ける
ようになっている第1、第2、第3の入力端子、及び処
理されるべき映像に関連付けられた輝度成分を表す信号
Yを受けるようになっている第4の入力端子を有する。
【0029】輝度評価回路6は、処理されるべき映像を
区分に分割し且つ下記の式を使って前記区分の平均輝度
値を求める。
区分に分割し且つ下記の式を使って前記区分の平均輝度
値を求める。
【0030】bi=1/NumΣf(y,x)
【0031】ただし、biはi番目のブロックの平均輝
度値であり、Numはi番目のブロック内に含まれた画
素の数であり、そしてf(y,x)は処理されるべき映
像であって、映像を構成する画素の空間座標を表す2つ
の変数y及びxの関数として表される。
度値であり、Numはi番目のブロック内に含まれた画
素の数であり、そしてf(y,x)は処理されるべき映
像であって、映像を構成する画素の空間座標を表す2つ
の変数y及びxの関数として表される。
【0032】特に、輝度評価回路6は、処理されるべき
映像をr2個のブロック(ただしr=1、‥‥‥、nで
ある)に分解し、且つ各ブロックの灰色の平均値を計算
する。
映像をr2個のブロック(ただしr=1、‥‥‥、nで
ある)に分解し、且つ各ブロックの灰色の平均値を計算
する。
【0033】輝度評価回路6の動作をもっと詳しく説明
するために、r=2即ち4個のブロックに分割される映
像のための特別な例について考察しよう。
するために、r=2即ち4個のブロックに分割される映
像のための特別な例について考察しよう。
【0034】図3において、輝度評価回路6は、映像ラ
インのうちの最初のラインの前半中に存在する灰色値を
加算する第1の合計回路即ち累積回路8を備える。この
第1の累積回路8は、処理されるべき映像の輝度成分を
表す信号Yを受ける第1の入力端子、及びタイミング回
路3からの信号fpを受ける第2の入力端子を有する。
インのうちの最初のラインの前半中に存在する灰色値を
加算する第1の合計回路即ち累積回路8を備える。この
第1の累積回路8は、処理されるべき映像の輝度成分を
表す信号Yを受ける第1の入力端子、及びタイミング回
路3からの信号fpを受ける第2の入力端子を有する。
【0035】第1の累積回路8は除算回路9に接続さ
れ、この除算回路9は、第1の累積回路8からの合計値
を、映像ラインの最初のラインの前半中に存在する画素
の数で除算する。
れ、この除算回路9は、第1の累積回路8からの合計値
を、映像ラインの最初のラインの前半中に存在する画素
の数で除算する。
【0036】この除算の結果即ち商は、除算回路9に接
続された第1のマルチプレクサ10を介して第2の累積
回路11に記憶される。第1のマルチプレクサ10は、
除算回路9に接続された第1の入力端子、及びタイミン
グ回路3からの信号rfRを受けるようになっている第
2の入力端子を有する。
続された第1のマルチプレクサ10を介して第2の累積
回路11に記憶される。第1のマルチプレクサ10は、
除算回路9に接続された第1の入力端子、及びタイミン
グ回路3からの信号rfRを受けるようになっている第
2の入力端子を有する。
【0037】第1の累積回路8に映像ラインの最初のラ
インの前半からの結果をクリヤーさせ且つ上記最初のラ
インの後半に存在する灰色値の合計をとらせることので
きるリセット・パルスが供給される第3の入力端子も、
第1の累積回路8は有する。除算回路9内で、上記合計
の値は映像ラインの最初のラインの後半中に存在する画
素の数で除算される。
インの前半からの結果をクリヤーさせ且つ上記最初のラ
インの後半に存在する灰色値の合計をとらせることので
きるリセット・パルスが供給される第3の入力端子も、
第1の累積回路8は有する。除算回路9内で、上記合計
の値は映像ラインの最初のラインの後半中に存在する画
素の数で除算される。
【0038】この除算の結果は、第1のマルチプレクサ
10を介して第3の累積回路12に記憶される。
10を介して第3の累積回路12に記憶される。
【0039】図4について説明すれば、映像ラインの最
初のラインの処理後、上記最初のラインの前半に関連付
けられた灰色の平均値は第2の累積回路11に記憶さ
れ、他方、上記最初のラインの後半に関連付けられた灰
色の平均値は第3の累積回路12に記憶される。
初のラインの処理後、上記最初のラインの前半に関連付
けられた灰色の平均値は第2の累積回路11に記憶さ
れ、他方、上記最初のラインの後半に関連付けられた灰
色の平均値は第3の累積回路12に記憶される。
【0040】考察中の例では処理されるべき映像が4個
のブロックに分割されたので、第2の累積回路11に記
憶された灰色の平均値はそのように分割された映像の第
1の区分13中の最初のラインに関連付けられた灰色の
平均値であり、そして第3の累積回路12に記憶された
灰色の平均値は分割された映像の第2の区分14中の最
初のラインに関連付けられた灰色の平均値である。
のブロックに分割されたので、第2の累積回路11に記
憶された灰色の平均値はそのように分割された映像の第
1の区分13中の最初のラインに関連付けられた灰色の
平均値であり、そして第3の累積回路12に記憶された
灰色の平均値は分割された映像の第2の区分14中の最
初のラインに関連付けられた灰色の平均値である。
【0041】上述した動作は第1の区分13及び第2の
区分14中の各ラインについて繰り返される。これら第
1の区分13及び第2の区分14は、処理されるべき映
像の前半に相当する。
区分14中の各ラインについて繰り返される。これら第
1の区分13及び第2の区分14は、処理されるべき映
像の前半に相当する。
【0042】第1の区分13について考察すれば、この
第1の区分13中の最後のラインの終わり(これは映像
の真中に位置するラインの前半に相当する)に、第1の
区分13の諸ラインのための平均灰色値の合計値は第2
の累積回路11に記憶される。この合計値は、第2の累
積回路11に接続されたデマルチプレクサ15を介して
除算回路16へ供給される。
第1の区分13中の最後のラインの終わり(これは映像
の真中に位置するラインの前半に相当する)に、第1の
区分13の諸ラインのための平均灰色値の合計値は第2
の累積回路11に記憶される。この合計値は、第2の累
積回路11に接続されたデマルチプレクサ15を介して
除算回路16へ供給される。
【0043】デマルチプレクサ15は、第2の累積回路
11に接続された第1の入力端子、第3の累積回路12
に接続された第2の入力端子、及びタイミング回路3か
らの信号rfTを受けるための第3の入力端子を有す
る。
11に接続された第1の入力端子、第3の累積回路12
に接続された第2の入力端子、及びタイミング回路3か
らの信号rfTを受けるための第3の入力端子を有す
る。
【0044】除算回路16は、第2の累積回路11から
の合計値を第1の区分13中に存在する諸ラインの数で
除算し、その結果として第1の区分13の灰色の平均値
を生じる。
の合計値を第1の区分13中に存在する諸ラインの数で
除算し、その結果として第1の区分13の灰色の平均値
を生じる。
【0045】この結果は、除算回路16に接続された第
2のマルチプレクサ17を介して第1のメモリ回路18
aに記憶される。第2の区分14を考察すれば、この第
2の区分14中の最後のラインの終わり(これは映像の
真中に在る諸ラインの後半に相当する)に、第2の区分
14の諸ラインのための灰色の平均値の合計は第3の累
積回路12に記憶される。
2のマルチプレクサ17を介して第1のメモリ回路18
aに記憶される。第2の区分14を考察すれば、この第
2の区分14中の最後のラインの終わり(これは映像の
真中に在る諸ラインの後半に相当する)に、第2の区分
14の諸ラインのための灰色の平均値の合計は第3の累
積回路12に記憶される。
【0046】この合計値は、デマルチプレクサ15を介
して除算回路16に供給される。この除算回路16は、
第3の累積回路12からの合計値を、第2の区分14中
に在る諸ラインの数で除算することにより、結果として
第2の区分14のための灰色の平均値を生じる。
して除算回路16に供給される。この除算回路16は、
第3の累積回路12からの合計値を、第2の区分14中
に在る諸ラインの数で除算することにより、結果として
第2の区分14のための灰色の平均値を生じる。
【0047】この結果は、第2のマルチプレクサ17を
介して第2のメモリ回路18bに記憶される。第2の累
積回路11及び第3の累積回路12は各々、その内容を
クリヤーするためのリセット・パルスが供給される入力
端子を有する。このようにして、第2の累積回路11及
び第3の累積回路12は、処理されるべき映像が分割さ
れた第3の区分19及び第4の区分20に関連付けられ
た灰色の平均値を計算するのに使用される。
介して第2のメモリ回路18bに記憶される。第2の累
積回路11及び第3の累積回路12は各々、その内容を
クリヤーするためのリセット・パルスが供給される入力
端子を有する。このようにして、第2の累積回路11及
び第3の累積回路12は、処理されるべき映像が分割さ
れた第3の区分19及び第4の区分20に関連付けられ
た灰色の平均値を計算するのに使用される。
【0048】この平均値を計算するために、第1の区分
13及び第2の区分14の平均灰色値の計算について上
述したのと同じ動作が繰り返される。一般に、輝度評価
回路6に含まれた累積回路の数及びメモリ回路の数はr
の値に依存する。図2は、2よりも大きなrの値のため
の一般的な形態の輝度評価回路6を示す。
13及び第2の区分14の平均灰色値の計算について上
述したのと同じ動作が繰り返される。一般に、輝度評価
回路6に含まれた累積回路の数及びメモリ回路の数はr
の値に依存する。図2は、2よりも大きなrの値のため
の一般的な形態の輝度評価回路6を示す。
【0049】図1のフィルタ1は図5に示すような同期
回路7を備え、この同期回路7は、輝度評価回路6に接
続された少なくともr2個の入力端子を有する遅延回路
21と、この遅延回路21に接続された少なくともr2
個の入力端子並びにタイミング回路3からの信号rfR
及びrfTを受けるようになっている少なくとも2個の
入力端子を有するマルチプレクサ22とを含む。
回路7を備え、この同期回路7は、輝度評価回路6に接
続された少なくともr2個の入力端子を有する遅延回路
21と、この遅延回路21に接続された少なくともr2
個の入力端子並びにタイミング回路3からの信号rfR
及びrfTを受けるようになっている少なくとも2個の
入力端子を有するマルチプレクサ22とを含む。
【0050】遅延回路21は、処理されるべき全映像の
走査時間のn倍(n=0.1)である遅延を提供する遅
延線で形成される。マルチプレクサ22は、処理される
べき映像が処理中の画素で分割された区分の各々の平均
輝度値の同期をとる。もしr=1ならば、フィルタ1中
に同期回路7が設けられないことを見のがすべきではな
い。
走査時間のn倍(n=0.1)である遅延を提供する遅
延線で形成される。マルチプレクサ22は、処理される
べき映像が処理中の画素で分割された区分の各々の平均
輝度値の同期をとる。もしr=1ならば、フィルタ1中
に同期回路7が設けられないことを見のがすべきではな
い。
【0051】フィルタ1は図6に示すようなフィルタ回
路2を備え、このフィルタ回路2は、処理されるべき映
像の高域空間周波数成分YHP及び低域空間周波数成分Y
LPを計算する機能に役立つ。
路2を備え、このフィルタ回路2は、処理されるべき映
像の高域空間周波数成分YHP及び低域空間周波数成分Y
LPを計算する機能に役立つ。
【0052】フィルタ回路2は、処理されるべき画素を
中心にした映像ウィンドウ中に存在する諸画素の灰色の
平均値を求めることにより、低域成分YLPを計算する。
この計算を実行するために、フィルタ回路2にウィンド
ウ化回路23を設け、このウィンドウ化回路23は、処
理されるべき映像の輝度成分を表す信号Yを受けるよう
になっている第1の入力端子、及びタイミング回路3か
らの信号fpを受けるようになっている第2の入力端子
を有する。フィルタ回路2には更に、ウィンドウ化回路
23に接続された入力端子を有する合計回路24、及び
この合計回路24に接続された入力端子を有する除算回
路25を設ける。この除算回路25は処理されるべき映
像の低域成分YLPを出力する。
中心にした映像ウィンドウ中に存在する諸画素の灰色の
平均値を求めることにより、低域成分YLPを計算する。
この計算を実行するために、フィルタ回路2にウィンド
ウ化回路23を設け、このウィンドウ化回路23は、処
理されるべき映像の輝度成分を表す信号Yを受けるよう
になっている第1の入力端子、及びタイミング回路3か
らの信号fpを受けるようになっている第2の入力端子
を有する。フィルタ回路2には更に、ウィンドウ化回路
23に接続された入力端子を有する合計回路24、及び
この合計回路24に接続された入力端子を有する除算回
路25を設ける。この除算回路25は処理されるべき映
像の低域成分YLPを出力する。
【0053】ウィンドウ化回路23は処理されるべき画
素を中心とした映像ウィンドウを確認し、そのサイズは
H*Wである。ただし、Hはウィンドウを構成するライ
ン・メモリの数であり、そしてWはその列の数である。
ウィンドウ化回路23は更にアドレス回路を含み、この
アドレス回路は、ウィンドウの中心に在る画素の位置を
確認する座標m及びnが与えられると、値m±i及びn
±j(ただしi≦H/2そしてj≦W/2画素)を合計
回路24へ供給する。これらの値は考察中のウィンドウ
内に含まれた画素の座標を特定する。
素を中心とした映像ウィンドウを確認し、そのサイズは
H*Wである。ただし、Hはウィンドウを構成するライ
ン・メモリの数であり、そしてWはその列の数である。
ウィンドウ化回路23は更にアドレス回路を含み、この
アドレス回路は、ウィンドウの中心に在る画素の位置を
確認する座標m及びnが与えられると、値m±i及びn
±j(ただしi≦H/2そしてj≦W/2画素)を合計
回路24へ供給する。これらの値は考察中のウィンドウ
内に含まれた画素の座標を特定する。
【0054】合計回路24は、考察中のウィンドウ内に
存在する諸画素のための灰色値の合計をとる。この合計
値は除算回路25へ供給され、この除算回路25は上記
合計値を、考察中のウィンドウ中に存在する諸画素の数
で除算して、上記画素の灰色の平均値を生じる。この平
均値は、処理されるべき映像の低域成分YLPとなる。
存在する諸画素のための灰色値の合計をとる。この合計
値は除算回路25へ供給され、この除算回路25は上記
合計値を、考察中のウィンドウ中に存在する諸画素の数
で除算して、上記画素の灰色の平均値を生じる。この平
均値は、処理されるべき映像の低域成分YLPとなる。
【0055】映像の高域成分YHPは、その映像のコント
ラストであって、フィルタ回路2中に設けた減算回路2
6を使い、上記映像とその低域成分YLPの差を計算する
ことで得られる。
ラストであって、フィルタ回路2中に設けた減算回路2
6を使い、上記映像とその低域成分YLPの差を計算する
ことで得られる。
【0056】フィルタ回路2は更に遅延回路27を含
み、この遅延回路27は、処理されるべき映像の輝度成
分を表す信号Yを受けるようになっている入力端子、及
び減算回路26に接続された出力端子を有する。回路2
3〜25により低域成分YLPを計算する際の遅延を考慮
するために遅延回路27が導入された。
み、この遅延回路27は、処理されるべき映像の輝度成
分を表す信号Yを受けるようになっている入力端子、及
び減算回路26に接続された出力端子を有する。回路2
3〜25により低域成分YLPを計算する際の遅延を考慮
するために遅延回路27が導入された。
【0057】フィルタ1中にはまた、図7、図9に示し
たようにそれぞれ第1、第2の映像特性調節回路4、5
が設けられ、これら回路4及び5は適当な文献中でファ
ジイ論理として知られた論理型式で作動する。
たようにそれぞれ第1、第2の映像特性調節回路4、5
が設けられ、これら回路4及び5は適当な文献中でファ
ジイ論理として知られた論理型式で作動する。
【0058】ファジイ論理を使用することにより、いわ
ゆる推論演算が上記回路4及び5において行われ、上記
回路4及び5は少なくとも1つの前提及びこれに対する
少なくとも1つの後含意をもつIF−THEN型の規則
として基本的には構成される。もっと詳しく言えば、図
7に示した第1の映像特性調節回路4内にて、映像区分
の輝度レベル及び画素の灰色レベルから映像コントラス
ト増幅係数Kを求める推論演算が実行される。第1の映
像特性調節回路4は、処理されるべき映像の輝度成分を
表す信号Yを受けるようになっている第1の入力端子及
び同期回路7に接続された第2の入力端子を有するコン
トラスト増幅回路28と、フィルタ回路2に接続された
入力端子を有するコンパレータ29と、乗算回路31を
介してコンパレータ増幅回路28に結合された第1の入
力端子、コンパレータ29に接続された第2の入力端子
及びフィルタ回路2に接続された第3の入力端子を有す
る論理回路30とを含む。更に、第1の映像特性調節回
路4には、フィルタ回路2に接続された別な入力端子が
設けられている。
ゆる推論演算が上記回路4及び5において行われ、上記
回路4及び5は少なくとも1つの前提及びこれに対する
少なくとも1つの後含意をもつIF−THEN型の規則
として基本的には構成される。もっと詳しく言えば、図
7に示した第1の映像特性調節回路4内にて、映像区分
の輝度レベル及び画素の灰色レベルから映像コントラス
ト増幅係数Kを求める推論演算が実行される。第1の映
像特性調節回路4は、処理されるべき映像の輝度成分を
表す信号Yを受けるようになっている第1の入力端子及
び同期回路7に接続された第2の入力端子を有するコン
トラスト増幅回路28と、フィルタ回路2に接続された
入力端子を有するコンパレータ29と、乗算回路31を
介してコンパレータ増幅回路28に結合された第1の入
力端子、コンパレータ29に接続された第2の入力端子
及びフィルタ回路2に接続された第3の入力端子を有す
る論理回路30とを含む。更に、第1の映像特性調節回
路4には、フィルタ回路2に接続された別な入力端子が
設けられている。
【0059】コントラスト増幅回路28は、図8に示し
たようにルックアップ・テーブルとして実施される。
たようにルックアップ・テーブルとして実施される。
【0060】コンパレータ29及び論理回路30は、フ
ィルタ1に起こり得る小振幅の雑音が映像のコントラス
トと共に増幅されるのを防止する。従って、処理される
べき映像の高域成分YHPのモジューロ(このモジューロ
は映像のコントラスト値を確認する)がコンパレータ2
9で決められた閾値よりも低い時に、高域成分YHPは変
わることなくそのまま通過させられるが、対照的にその
モジューロが上記閾値よりも高い時には高域成分YHPは
増幅される。
ィルタ1に起こり得る小振幅の雑音が映像のコントラス
トと共に増幅されるのを防止する。従って、処理される
べき映像の高域成分YHPのモジューロ(このモジューロ
は映像のコントラスト値を確認する)がコンパレータ2
9で決められた閾値よりも低い時に、高域成分YHPは変
わることなくそのまま通過させられるが、対照的にその
モジューロが上記閾値よりも高い時には高域成分YHPは
増幅される。
【0061】論理回路30は組み合わせ回路として実施
され、この組み合わせ回路は、コントラスト増幅回路2
8に基づき出力される増幅された高域成分Y’HP或はフ
ィルタ回路2からの変わらない高域成分YHPを通過させ
るためのスイッチとして働く。
され、この組み合わせ回路は、コントラスト増幅回路2
8に基づき出力される増幅された高域成分Y’HP或はフ
ィルタ回路2からの変わらない高域成分YHPを通過させ
るためのスイッチとして働く。
【0062】第2の映像特性調節回路5は、図9に示す
ように、推論演算により映像の輝度変化を少なくする。
第2の映像特性調節回路5は、入力として、処理される
べき画素が属する映像区分の平均輝度レベル及びフィル
タ回路2から処理されるべき黒/白の映像の低域成分Y
LPを受ける。第2の映像特性調節回路5はルックアップ
・テーブルとして実施される。
ように、推論演算により映像の輝度変化を少なくする。
第2の映像特性調節回路5は、入力として、処理される
べき画素が属する映像区分の平均輝度レベル及びフィル
タ回路2から処理されるべき黒/白の映像の低域成分Y
LPを受ける。第2の映像特性調節回路5はルックアップ
・テーブルとして実施される。
【0063】第1の映像特性調節回路4及び第2の映像
特性調節回路5は各々、合計回路36へ結合する出力端
子を有する。合計回路36は、適切に変更された高域成
分Y’HP及び低域成分Y’LPから、適切に変更されたよ
うな輝度成分を表し且つフィルタ1の出力端子に現れる
信号Y’を再構成する。
特性調節回路5は各々、合計回路36へ結合する出力端
子を有する。合計回路36は、適切に変更された高域成
分Y’HP及び低域成分Y’LPから、適切に変更されたよ
うな輝度成分を表し且つフィルタ1の出力端子に現れる
信号Y’を再構成する。
【0064】このようにこの発明の一特定実施例を説明
したが、種々の変更、交換及び改良が当業者には容易に
思いつこう。そのような変更、交換及び改良は、ここに
開示したものの一部であり且つこの発明の精神及び範囲
内にあるとする。従って、以上の説明は一例にすぎず限
定的な意味を持っていない。この発明は特許請求の範囲
及びその均等物のみに限定される。
したが、種々の変更、交換及び改良が当業者には容易に
思いつこう。そのような変更、交換及び改良は、ここに
開示したものの一部であり且つこの発明の精神及び範囲
内にあるとする。従って、以上の説明は一例にすぎず限
定的な意味を持っていない。この発明は特許請求の範囲
及びその均等物のみに限定される。
【図1】この発明を具体化したフィルタの構造を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1に示したフィルタの一般的な形態の輝度評
価回路のブロック図である。
価回路のブロック図である。
【図3】4つの区分に分割された映像のために特別に構
成され輝度評価回路を示すブロック図である。
成され輝度評価回路を示すブロック図である。
【図4】図1のフィルタで処理するための、最初の映像
ラインで4つの区分に分割される映像を示す図である。
ラインで4つの区分に分割される映像を示す図である。
【図5】図1のフィルタの同期回路を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】図1のフィルタ中に含まれたフィルタ回路を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図7】図1のフィルタの第1の映像特性調節回路を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図8】図7のルックアップ・テーブルを示す図であ
る。
る。
【図9】図1のフィルタの第2の映像特性調節回路とし
てのルックアップ・テーブルを示す図である。
てのルックアップ・テーブルを示す図である。
1 フィルタ 2 フィルタ回路 3 タイミング回路 4 第1の映像特性調節回路 5 第2の映像特性調節回路 6 輝度評価回路 7 同期回路 8 第1の累積回路 9 除算回路 11 第2の累積回路 12 第3の累積回路 13 区分 14 区分 16 除算回路 18a〜18d メモリ回路 19 区分 20 区分 21 遅延回路 23 ウィンドウ化回路 24 合計回路 25 除算回路 27 遅延回路 28 コントラスト増幅回路 29 コンパレータ 30 論理回路 36 合計回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 593100798 コリムメ−コンソルツィオ・ペル・ラ・ リチェルカ・スッラ・ミクロエレットロ ニカ・ネル・メッツォジオルノ CO.RI.M.ME.−CONSOR ZIO PER LA RICERCA SULLA MICROELETTR ONICA NEL MEZZOGIO RNO イタリア国、95121 カタニア、ストラ ダーレ・プリモゾーレ 50 (72)発明者 マッシモ・マンクーソ イタリア国、92026 ファヴァーラ、ヴ ィア・カラビニエリ 5 (72)発明者 リナルド・ポルッツィ イタリア国、20100 ミラノ、ピアッツ ァ・イストリア 2 (72)発明者 ジャングイド・リゾット イタリア国、22040 チヴァーテ、ヴィ ア・ベルヴェデーレ 22/24 (56)参考文献 特開 平6−215128(JP,A) 特開 平4−354268(JP,A) 特開 平3−99584(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/20
Claims (42)
- 【請求項1】 映像用デジタル信号フィルタであって、 第1、第2及び第3の出力端子を有し、同期コマンド信
号を供給するためのタイミング回路と、 前記デジタル信号フィルタの入力端子に結合された第1
の入力端子、及び前記タイミング回路の前記第1の出力
端子に結合された第2の入力端子を有し、入力信号から
高周波成分と低周波成分を分離するための且つ前記高周
波成分、前記低周波成分のためのそれぞれ第1、第2の
出力を発生するための手段を含むフィルタ回路と、 前記デジタル信号フィルタの前記入力端子に結合された
第1の入力端子、及び前記タイミング回路の前記第1、
第2、第3の出力端子にそれぞれ結合された少なくとも
第2、第3、第4の入力端子を有し、1つの映像を複数
の映像区分に分ける手段、前記各映像区分に関連付けら
れた輝度値を測定する手段、および前記輝度値を記憶す
るための手段を含む輝度評価回路と、 前記デジタル信号フィルタの前記入力端子に結合された
第1の入力端子、前記フィルタ回路の第1の出力端子に
結合された第2の入力端子、及び前記輝度評価回路の出
力端子に結合された第3の入力端子を有し、ファジイ論
理を使って作動される第1の映像特性調節回路と、 前記フィルタ回路の第2の出力端子に結合された第1の
入力端子、及び前記輝度評価回路の出力端子に結合され
た第2の入力端子を有し、ファジイ論理に基づいた態様
で作動される少なくとも第2の映像特性用第2の映像特
性調節回路と、を備えた映像用デジタル信号フィルタ。 - 【請求項2】 前記第1の映像特性調節回路の前記第3
の入力端子と前記輝度評価回路の前記出力端子との間、
且つ前記第2の映像特性調節回路の前記第2の入力端子
と前記輝度評価回路の前記少なくとも1個の出力端子と
の間に結合された同期回路を更に備えた請求項1の映像
用デジタル信号フィルタ。 - 【請求項3】 映像が多数の区分に分割され、そして前
記輝度評価回路は前記区分の数に等しい数の多数の出力
端子を有し、これら出力端子が前記同期回路の入力端子
に結合される請求項2の映像用デジタル信号フィルタ。 - 【請求項4】 前記第1の映像特性調節回路は、 ルックアップ・テーブルを含み、且つ前記デジタル信号
フィルタの前記入力端子に結合された第1の入力端子、
及び前記輝度評価回路の少なくとも1個の出力端子に結
合された第2の入力端子を有する少なくとも1個のコン
トラスト増幅回路と、 前記フィルタ回路の前記第1の出力端子に結合された入
力端子を有する少なくとも1個のコンパレータと、 前記コントラスト増幅回路の出力端子に結合された第1
の入力端子、前記少なくとも1個のコンパレータの出力
端子に結合された第2の入力端子、及び前記フィルタ回
路の前記第1の出力端子に結合された第3の入力端子を
有する少なくとも1個の論理回路と、 を備えた請求項1の映像用デジタル信号フィルタ。 - 【請求項5】 前記第2の映像特性調節回路がルックア
ップ・テーブルである請求項1の映像用デジタル信号フ
ィルタ。 - 【請求項6】 前記フィルタ回路および前記輝度評価回
路が複数の区分に分割しうる処理されるべき映像の輝度
成分を示す信号を入力として受け、前記輝度評価回路が
少なくとも、 第1の累積回路と、 この第1の累積回路に結合された第1の除算回路と、 この第1の除算回路に第1のマルチプレクサを介して結
合された第2および第3の累積回路と、 これらの第2および第3の累積回路にデマルチプレクサ
を介して結合された第2の除算回路と、 この第2の除算回路に第2のマルチプレクサを介して結
合された複数のメモリ回路と、 を備え、前記累積回路と除算回路は、映像の複数の区分
の各々について輝度の平均値を発生しこれらの平均値を
前記メモリ回路にそれぞれ記憶するように構成かつ配列
されている請求項1の映像用デジタル信号フィルタ。 - 【請求項7】 映像用入力信号を調節するための映像フ
ィルタであって、 前記入力信号に応答して、前記映像の複数の区分の各々
のための平均輝度信号を発生する輝度評価回路と、 前記入力信号を高域ろ波成分と低域ろ波成分に分離する
フィルタ回路と、ファジイ論理演算を適用し、前記平均輝度信号並びに前
記高域ろ波成分に応答して、変更された高域ろ波成分を
発生する第1の映像特性調節回路と、 ファジイ論理演算を適用し、前記平均輝度信号並びに前
記低域ろ波成分に応答して、変更された低域ろ波成分を
発生する第2の映像特性調節回路と、 前記変更された高域ろ波成分と低域ろ波成分とを組み合
わせて、調節された映像信号を発生する合計回路と、 を備えた映像フィルタ。 - 【請求項8】 前記第1の映像特性調節回路は、前記入力信号及び平均輝度信号に応答してコントラスト
増幅係数を発生するコントラスト増幅回路と、 前記コントラスト増幅係数を前記高域ろ波成分で乗算し
て増幅された高域信号を発生する乗算回路と、 前記高域ろ波成分と雑音閾値信号のどちらが大きいかを
決定するコンパレータと、 このコンパレータの決定に応答して、前記高域ろ波成分
が前記閾値信号よりも小さい時の前記高域ろ波成分と、
前記高域ろ波成分が前記閾値信号よりも大きい時の前記
増幅された高域ろ波成分との一方を選択することによっ
て前記変更された高域ろ波成分を発生する論理回路と、 を備えた請求項7の映像フィルタ。 - 【請求項9】 前記コントラスト増幅回路は、ファジイ
論理演算を使って、入力信号及び平均輝度信号をコント
ラスト増幅係数に関連付けるルックアップ・テーブルで
ある請求項8の映像フィルタ。 - 【請求項10】 前記ファジイ論理演算は、少なくとも
1つの前提条件及びこれに対する少なくとも1つの後含
意を有するIF−THEN規則として構成された演算を
含む請求項9の映像フィルタ。 - 【請求項11】 前記第2の映像特性調節回路は、ファ
ジイ論理演算を使って、前記低域ろ波成分及び平均輝度
信号を低減信号に関連付けるルックアップ・テーブルで
ある請求項7の映像フィルタ。 - 【請求項12】 前記ファジイ論理演算は、少なくとも
1つの前提条件及びこれに対する少なくとも1つの後含
意を有するIF−THEN規則として構成された演算を
含む請求項11の映像フィルタ。 - 【請求項13】 前記フィルタ回路は、前記映像の個々
の画素を囲む諸画素のウィンドウの平均として前記個々
の画素のための前記低域ろ波成分を生じる平均化回路を
備えている請求項7の映像フィルタ。 - 【請求項14】 前記フィルタ回路は、前記入力信号と
前記低域ろ波成分の差として前記高域ろ波成分を生じる
請求項13の映像フィルタ。 - 【請求項15】 前記入力信号のライン走査レートに同
期された周波数基準信号、並びにこの周波数基準信号の
周波数の前記区分数に係わる“r”倍(r=1,・・
・,n)である周波数を有する第1及び第2の逓倍周波
数信号を発生するタイミング回路を更に備えた請求項7
の映像フィルタ。 - 【請求項16】 前記輝度評価回路は、 前記映像の前記区分の各々のための前記入力信号の走査
用画素値を次々に加算することにより第1の合計信号を
発生する第1の累積回路と、 前記第1の合計信号を前記第1の累積回路中で一緒に加
算した画素の数で除算して、第1の平均信号を発生する
ための第1の除算回路と、 前記第1の平均信号を受けて一緒に加算し、前記第1の
平均信号の合計を生じる複数個の他の累積回路と、 前記第1の平均信号の合計を区分毎の走査数で除算し
て、前記映像の前記区分の各々のための平均輝度信号を
発生するための第2の除算回路と、 を備えた請求項7の映像フィルタ。 - 【請求項17】 前記区分数に係わる“r”(r=1,
・・・,n)個の他の累積回路を備えた請求項16の映
像フィルタ。 - 【請求項18】 前記平均輝度信号を記憶する複数個の
メモリ回路を更に備えた請求項16の映像フィルタ。 - 【請求項19】 前記映像中の前記複数の区分の各々毎
にメモリ回路が1個ある請求項18の映像フィルタ。 - 【請求項20】 映像の画素をコード化する入力信号か
ら、前記映像が分割される複数の区分の各々のための平
均輝度を示す信号を発生するための手段と、 前記映像の輝度のゆっくりした変化を示す低域ろ波信号
を発生するための手段と、 前記映像の輝度の急な変化を示す高域ろ波信号を発生す
るための手段と、 平均輝度を示す前記信号に応答し、ファジイ論理演算を
適用することによって前記高域ろ波信号を調節し、もっ
て変更された高域ろ波信号を発生するための手段と、 平均輝度を示す前記信号に応答し、ファジイ論理演算を
適用することによって前記低域ろ波信号を調節し、もっ
て変更された低域ろ波信号を発生するための手段と、 前記変換された高域ろ波信号と前記変更された低域ろ波
信号を組み合わせて変更された映像信号を発生するため
の手段と、 を備えた映像フィルタ。 - 【請求項21】 組み合わせのための前記手段が合計回
路である請求項20の映像フィルタ。 - 【請求項22】 前記低域ろ波信号を発生するための前
記手段は、所定サイズのウィンドウ内の諸画素の平均を
求めるための手段を備えた請求項20の映像フィルタ。 - 【請求項23】 前記高域ろ波信号を発生するための前
記手段は、前記入力信号から前記低域ろ波信号を減算す
るための手段を備えた請求項22の映像フィルタ。 - 【請求項24】 前記高域ろ波信号を調節するための前
記手段は、 前記入力信号及び平均輝度を示す前記信号に応答し、調
節された高域信号を発生するための手段と、 前記高域ろ波信号が閾値信号を超えるかどうかを決定す
るための手段と、 前記高域ろ波信号が前記閾値信号よりも小さい時に前記
変更された高域ろ波信号として出力するために前記高域
ろ波信号を選択するための、そして前記高域ろ波信号が
前記閾値信号よりも大きい時に前記変更された高域ろ波
信号として出力するために前記調節された高域信号を選
択するための手段と、 を備えた請求項20の映像フィルタ。 - 【請求項25】 前記調節された高域信号を発生するた
めの前記手段は、ファジイ論理演算を行うことを含む請
求項24の映像フィルタ。 - 【請求項26】 前記ファジイ論理演算は、少なくとも
1つの前提条件及びこれに対する少なくとも1つの後含
意を有するIF−THEN規則として構成された演算を
含む請求項25の映像フィルタ。 - 【請求項27】 前記ファジイ論理演算は、ルックアッ
プ・テーブルをアクセスすることを含む請求項25の映
像フィルタ。 - 【請求項28】 前記低域ろ波信号を調節するための前
記手段は、ファジイ論理演算を行うことを含む請求項2
0の映像フィルタ。 - 【請求項29】 前記ファジイ論理演算は、少なくとも
1つの前提条件及びこれに対する少なくとも1つの後含
意を有するIF−THEN規則として構成された演算を
含む請求項28の映像フィルタ。 - 【請求項30】前記ファジイ論理演算は、ルックアップ
・テーブルをアクセスすることを含む請求項28の映像
フィルタ。 - 【請求項31】 前記映像の各画素が処理される時間を
決定し、且つ前記映像フィルタに前記映像を複数の区分
に分割させるように前記映像フィルタを同期させる手段
を更に備えた請求項30の映像フィルタ。 - 【請求項32】 平均輝度を示す前記信号を発生するた
めの前記手段は、 前記映像の個々の画素の輝度を示す複数の電気信号を累
積するための手段と、 これら累積された電気信号から画素の平均輝度を決定す
るための手段と、 前記映像の各区分内の画素の平均輝度を記憶するための
手段と、 を備えた請求項20の映像フィルタ。 - 【請求項33】 前記複数の電気信号の入力シーケンス
が画素レートを有し、そして前記映像フィルタは、前記
変更された映像信号が前記画素レートに等しいレートを
持つように前記変更された映像信号の発生を同期させる
手段を更に備えた請求項32の映像フィルタ。 - 【請求項34】 映像用映像信号をろ波する方法であっ
て、 (A)前記映像の複数の区分の各々の平均輝度信号を求
めるステップと、 (B)前記映像信号を高域信号と低域信号に分離するス
テップと、 (C)前記平均輝度信号に応答してファジイ論理演算を
行うことによって前記高域信号を調節するステップと、 (D)前記平均輝度信号に応答してファジイ論理演算を
行うことによって前記低域信号を調節するステップと、 (E)前記調節された高域信号と前記調節された低域信
号を組み合わせて変更された映像信号を発生するステッ
プと、 を含む映像用映像信号をろ波する方法。 - 【請求項35】 前記ステップ(C)は、更に、ファジ
イ論理演算を用いて前記高域信号、前記映像信号の値及
び平均輝度値を増幅係数と関連付けるステップを含む請
求項34の映像用映像信号をろ波する方法。 - 【請求項36】 ファジイ論理演算を用いる前記ステッ
プは、少なくとも1つの前提条件及びこれに対する少な
くとも1つの後含意を有するIF−THEN規則として
構成された推論演算を行うステップを含む請求項35の
映像用映像信号をろ波する方法。 - 【請求項37】 ファジイ論理演算を用いる前記ステッ
プは、ルックアップ・テーブルをアクセスするステップ
を含む請求項36の映像用映像信号をろ波する方法。 - 【請求項38】 前記ステップ(C)は、更に、前記増
幅係数に前記高域信号を乗算して変更された信号を発生
するステップを含む請求項35の映像用映像信号をろ波
する方法。 - 【請求項39】 前記ステップ(C)は、前記高域信号
が閾値信号よりも大きい時だけ調節された高域信号とし
て変更された信号を選択するが、さもなければ出力とし
て前記高域信号を選択するステップを含む請求項38の
映像用映像信号をろ波する方法。 - 【請求項40】 前記ステップ(D)は、更に、ファジ
イ論理演算を用いて前記低域信号及び平均輝度値を減衰
係数と関連付けるステップを含む請求項38の映像用映
像信号をろ波する方法。 - 【請求項41】 ファジイ論理演算を用いる前記ステッ
プは、少なくとも1つの前提条件及びこれに対する少な
くとも1つの後含意を有するIF−THEN規則として
構成された推論演算を行うステップを含む請求項40の
映像用映像信号をろ波する方法。 - 【請求項42】 ファジイ論理演算を用いる前記ステッ
プは、ルックアップ・テーブルをアクセスするステップ
を含む請求項41の映像用映像信号をろ波する方法。
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