JP3686249B2 - 重複画像検出装置、画像変換装置、重複画像検出方法及び画像変換方法並びに画像記録媒体 - Google Patents

重複画像検出装置、画像変換装置、重複画像検出方法及び画像変換方法並びに画像記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、NTSC(National Television System Committee)方式のビデオ信号(毎秒30フレームの画像を含む)を毎秒24コマの画像により構成される画像信号に変換する如く、一の画像情報を、単位時間内に含まれる単位画像の数が異なる他の画像情報に変換する画像変換装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記録容量を飛躍的に向上させた記録媒体であるDVDが一般化しつつある。
【0003】
ここで、従来からある映画(毎秒24コマのコマを含む)を当該DVDに記録する場合を考えると、当該DVDへ記録される画像情報は通常は上記NTSC方式のビデオ信号(毎秒30フレームの画像を含む)であることが必要とされている。
【0004】
そこで、従来では、毎秒24コマのコマを含む映画素材を毎秒30フレームの画像を含むビデオ信号に変換するため、当該映画素材に対していわゆるテレシネ変換(または、2−3プルダウン変換とも称される。)を施してビデオ信号を得、これを複数の画素により構成されるディジタル的な画像信号に変換した後にいわゆるMPEG−2(Moving Picture Expert Group−2)方式等の画像符号化技術を用いて上記DVDに記録することが一般的であった。
【0005】
すなわち、上記テレシネ変換についてより具体的に図5を用いて説明すると、当該テレシネ変換では、毎秒24コマのコマを含む映画素材を構成するあるコマ30乃至34をテレシネ変換すると、ビデオ信号の各フレームにおける第1フィールドとしてはフィールド40、42、44、46、48、50及び52が得られ、ビデオ信号の各フレームにおける第2フィールドとしてはフィールド41、43、45、47、49及び51が得られる。このとき、フィールド40及び41、42及び43、44及び45、46及び47、48及び49、50及び51が夫々にビデオ信号における1フレームを構成することとなる。
【0006】
ここで、上記テレシネ変換後のビデオ信号については、元々毎秒24コマしかなかった画像から毎秒30フレームの画像を生成するため、全く同じ絵柄のフィールド(以下、重複フィールドと称する。)が二つ以上存在したり、又は、全く絵柄の異なった二つのフィールドで一のフレームが構成されることがある。
【0007】
すなわち、通常、重複フィールドとは同位相で同じ絵柄のフィールドを指すので、図5に示す例では、フィールド40と42、45と47、50と52が夫々に重複フィールドである。また、フィールド42及び43又は44及び45が夫々全く絵柄の異なった二つのフィールドで一のフレームを構成している。
【0008】
このとき、当該テレシネ変換後のビデオ信号をMPEG−2方式を用いてDVDに記録する場合を考えると、ビデオ信号中に全く同じ絵柄のフィールドが二つ以上存在していた場合は、同じ二つのフィールドに対して同じ符号化処理を繰り返すことが必要であり、一方、全く絵柄の異なった二つのフィールドで一のフレームが構成されていた場合は、一のフレーム含まれる二つのフィールド間でMPEG−2方式上の相関関係が全くないこととなり、いずれの場合も、MPEG−2処理を行う上では極めて符号化効率が悪いこととなる。
【0009】
そこで、当該テレシネ変換後のビデオ信号に対してMPEG−2方式の符号化を施す前に、当該ビデオ信号を毎秒24コマのコマにより構成される画像信号に変換してから(すなわち、逆テレシネ変換を行った後に)符号化することが行われていた。
【0010】
ここで、従来の逆テレシネ変換では、ビデオ信号における同一位相の二つのフィールドの夫々に含まれる上記各画素の輝度について、二つの当該フィールド間で相互に対応する画素間の輝度の差の絶対値を一のフィールドに含まれる全ての画素について加算することにより絶対値和を算出し、当該算出された絶対値和が予め実験的に設定されている閾値より小さかった場合に当該一のフィールドが他のフィールドと重複している重複フィールドであると判定し、当該重複フィールドを削除しつつ逆テレシネ変換を行うことが通常であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、理論上は上記重複フィールドではその上記絶対値和は零となるはずであるが、実際のビデオ信号ではテレシネ変換の際の雑音等に起因して当該絶対値和が零となることはむしろ少なく、当該絶対値和の値は、元の映画素材の種類やテレシネ変換時の条件等により大きく変化することが通常である。
【0012】
このため、従来のように一定の閾値を用いて重複フィールドの検出を行うと、正確に検出できず、その場合にはMPEG−2方式における符号化効率が低下してしまうという問題点があった。
【0013】
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題は、テレシネ変換で生じたビデオ信号における重複フィールドを正確且つ確実に検出することが可能な重複画像検出装置を提供すると共に、当該重複画像検出装置を備えて画像変換が可能な画像変換装置及び当該画像変換により生成された画像情報が記録された画像記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、毎は自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出装置において、一の前記第1単位画像と、同一の前記フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する絶対値計算器等の算出手段と、前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像の直前に表示されるべき前記第1単位画像である前第1単位画像についての前記差情報である直前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像の直後に表示されるべき前記第1単位画像である後第1単位画像についての前記差情報である後差情報の夫々に対して、予め設定された0より大きく1より小さい定数である第1定数を夫々乗算し、夫々乗算済直前差情報及び乗算済直後差情報を生成する乗算器等の乗算手段と、前対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が前記生成された乗算済直前差情報及び前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成するフラグ生成器等の判定手段と、を備える。
【0015】
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、毎秒L(Lは自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出装置において、一の前記第1単位画像と、同一の前記フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する絶対値計算器等の算出手段と、前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が、当該対象第1単位情報より前に表示されるべき前記第1単位画像である前第1単位画像についての前記差情報である前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像より後に表示されるべき前記第1単位画像である後第1単位画像についての前記差情報である後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成するフラグ生成器等の判定手段と、を備える。
【0016】
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、毎秒L(Lは自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出方法において、一の前記第1単位画像と、同一の前記フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する算出工程と、前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像の直前に表示されるべき前記第1単位画像である直前第1単位画像についての前記差情報である直前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像の直後に表示されるべき前記第1単位画像である直後第1単位画像についての前記差情報である直後差情報の夫々に対して、予め設定された0より大きく1より小さい定数である第1定数を夫々乗算し、夫々乗算済直前差情報及び乗算済直後差情報を生成する乗算工程と、前記対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が前記生成された乗算済直前差情報及び前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成する判定工程と、を含む。
【0017】
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、毎秒L(Lは自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出方法において、一の前記第1単位画像と、同一フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する算出工程と、前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が、当該対象第1単位情報より前に表示されるべき前記第1単位画像である前第1単位画像についての前記差情報である前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像より後に表示されるべき前記第1単位画像である後第1単位画像についての前記差情報である後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成する判定工程と、を含む。
【0062】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、VTR(Video Tape Recorder)に記録されている画像情報に基づいて、DVDを大量生産するためのいわゆるマスタディスクを製造する画像記録装置における逆テレシネ変換を行う画像変換器に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
【0063】
(I)実施形態
図1に示すように、実施形態に係る画像記録装置Sは、上記VTR1と、A/D変換器2と、本発明に係る画像変換器3と、エンコーダ4と、カッティング装置5と、により構成されている。
【0064】
次に動作を説明する。
【0065】
VTR1には、テレビカメラ等により被写体を撮影して生成されたビデオ信号Scm(毎秒30フレームの画像により構成されている。)又は上記テレシネ変換後のビデオ信号であるテレシネ信号Strのうち、いずれか一方が記録されている。
【0066】
なお、この場合のビデオ信号Scmは、元々映画素材ではなかったものであり、被写体を直接撮影して毎秒30フレームのビデオ信号Scmに変換したものであるから、このビデオ信号Scmには図5に示すビデオ信号のような重複フィールドは含まれていない。
【0067】
そして、当該VTR1は、ビデオ信号Scmを記録していた場合には、それを所定のタイミングでA/D変換器2に出力する。一方、テレシネ信号Strを記録していた場合には、それを所定のタイミングでA/D変換器3に出力する。
【0068】
次に、A/D変換器2は、ビデオ信号Scm又はテレシネ信号Strのいずれか一方が入力されたときに、当該入力された信号における一のフィールドを、例えば720個×480個(国際規格ITU−R勧告601に準拠する場合)の画素に分解すると共に、当該画素の輝度をディジタル値に変換し、ディジタルビデオ信号Scmd(A/D変換器2にビデオ信号Scmが入力された場合)又はディジタルテレシネ信号Strd(A/D変換器2にテレシネ信号Strが入力された場合)を生成して夫々エンコーダ4又は画像変換器3へ出力する。
【0069】
次に、画像変換器3は、本発明に係る重複フィールド検出処理を用いて重複フィールドを削除しつつディジタルテレシネ信号Strdに対して逆テレシネ変換を行い、変換信号Schを生成してエンコーダ4に出力する。この変換信号Schには最早重複フィールドは含まれていない。
【0070】
そして、エンコーダ4は、ディジタルビデオ信号Scmd又は上記変換信号Schに対して、MPEG−2方式による符号化処理を行い、記録信号Srを生成してカッティング装置5に出力する。
【0071】
その後、カッティング装置5は、入力された記録信号Srに基づいてレーザ光等の光ビームを強度変調し、レジスト等が塗布されていると共に回転されている原盤ディスク上に照射する。これにより、記録信号Srに対応した情報が記録されたDVDを大量製造するための画像記録媒体としてのマスタディスクMが製造される。
【0072】
なお、図1に示す構成において、テレシネ信号Strをそのままディジタル放送の素材として用いることもできる。
【0073】
また、変換信号Schを例えば毎秒24コマの画像からなる画像情報を記録可能な他のVTRに一時的に記録し、所定のタイミングでこれを読み出してエンコーダ4に入力し、符号化するように構成することもできる。
【0074】
次に、本発明に係る画像変換器3の細部構成について、図2を用いて説明する。
【0075】
図2に示すように、画像変換器3は、算出手段としての1フレーム遅延器10と、加算器11と、算出手段としての絶対値計算器12と、フィルタ13と、算出手段としての1フィールド累算器14と、1フィールド遅延器15乃至18と、メモリ19及び20と、比較器21乃至25と、判定手段としてのフラグ生成器26と、変換手段としての逆テレシネ変換器27と、乗算手段としての乗算器28及び29と、遅延器90と、により構成されている。
【0076】
次に、動作を説明する。
【0077】
A/D変換器2から入力されたディジタルテレシネ信号Strd(図5に示すように、重複フィールドを含んでいる。)は、1フレーム遅延器10に出力されると共に、その反転信号が加算器11に出力される。
【0078】
そして、1フレーム遅延器10は、入力されたディジタルテレシネ信号Strdを1フレーム分だけ遅延し、遅延信号Sdとして加算器11に出力する。
【0079】
次に、加算器11は、遅延信号Sdに含まれる各画素の輝度(ディジタル値)から同時に入力されているディジタルテレシネ信号Strdにおける対応する画素の輝度(ディジタル値)を減算し、減算信号Saを生成して絶対値計算器12に出力する。
【0080】
次に、絶対値計算器12は、減算信号に含まれる各画素毎に減算値の絶対値を計算し、絶対値信号Sabを生成してフィルタ13に出力する。
【0081】
そして、フィルタ13は、入力された絶対値信号Sabにより示される各画素に対応する絶対値の夫々が予め設定された定数bよりも小さいか否かを判定し、当該定数bよりも絶対値が小さいときは「0」を示すフィルタ信号Sfaを生成して1フィールド累算器14に出力し、一方、当該絶対値が定数b以上であるときは、その絶対値をそのままフィルタ信号Sfaとして1フィールド累算器14に出力する。
【0082】
すなわち、フィルタ13においては、jをフィールド番号としiを画素番号として(以下の説明において同じ。)j番目のフィールドのi番目の画素の輝度をxj,iとすると、
【数1】
|xj-2,i−xj,i|>b
のときはそのまま|xj-2,i−xj,i|に対応するフィルタ信号Sfaを生成し、一方、
【数2】
|xj-2,i−xj,i|≦b
のときは「0」を示すフィルタ信号Sfaを生成する。
【0083】
このフィルタ13の処理は、元のディジタルテレシネ信号Strdに重畳されている雑音(テレシネ変換時の雑音等)の影響を概略的に除去するためのものであり、1フレーム前の同じ画素との間の輝度の差が大きい画素は二つのフレーム間で絵柄が変化したものであるとして絶対値信号Sabをそのまま出力し、当該差が小さい時は、当該二つのフレーム間では絵柄は変化しておらず、絶対値信号Sabとして出力された輝度の差は上記雑音によるものとしてその値を「0」に置換するものである。従って、フィルタ13における処理の基準となる上記定数bは、当該雑音の影響を見極まることが可能なように実験的に決定される。
【0084】
次に、フィルタ信号Sfaが入力されている1フィールド累算器14は、一フィールド内に含まれる各画素に対応するフィルタ信号Sfaをすべて累積加算し、累積信号Sfdを生成して1フィールド遅延器15に出力すると共に比較器21に出力する。
【0085】
ここで、累積信号Sfdに含まれるのは、ディジタルテレシネ信号Strd内の同一位相である二つのフィールドの夫々に含まれる各画素の輝度について、二つのフィールド間で相互に対応する画素間の輝度の差の絶対値を一のフィールドに含まれる全ての画素について加算したものであり、その値(以下、この値を各フィールド毎の絶対値和と称する。)をSjとすると、
【数3】
Figure 0003686249
となる。このとき、Nは一フィールド内の画素の総数である。
【0086】
次に、1フィールド遅延器15は、累積信号Sfdを一フィールド分遅延し、遅延信号Sda1を生成して乗算器28及び1フィールド遅延器16に出力する。
【0087】
次に、1フィールド遅延器16は、遅延信号Sda1を一フィールド分遅延し、遅延信号Sda2を生成して1フィールド遅延器17及び比較器21乃至25に出力する。
【0088】
次に、1フィールド遅延器17は、遅延信号Sda2を一フィールド分遅延し、遅延信号Sda3を生成して1フィールド遅延器18及び乗算器29に出力する。
【0089】
次に、1フィールド遅延器18は、遅延信号Sda3を一フィールド分遅延し、遅延信号Sda4を生成して比較器25に出力する。
【0090】
このとき、メモリ19は、後述する定数Kを記憶しており、当該定数Kに対応する定数信号Srkを比較器23に出力する。
【0091】
更に、メモリ20は、後述する0より大きく1未満の値の定数aを記憶しており、当該定数aに対応する定数信号Sraを各乗算器28及び29に出力する。
【0092】
これにより、乗算器28は、定数信号Sraに含まれる定数aを遅延信号Sda1に含まれる各フィールドの絶対値和に乗算し比較器22に出力する。
【0093】
また、乗算器29は、定数信号Sraに含まれる定数aを遅延信号Sda3に含まれる各フィールドの絶対値和に乗算し比較器24に出力する。
【0094】
そして、比較器21は、累積信号Sfdと遅延信号Sda2(以下、当該遅延信号Sda2に含まれるフィールドの絶対値和をSjとする。)とを比較し、
【数4】
j<Sj+2 …(1)
であるときに「HIGH」となる比較信号Sc1をフラグ生成器26に出力する。すなわち、比較信号Sc1は、重複フィールドであるか否かを判定するフィールドに対応する絶対値和が、時間軸上で二つ後のフィールドの絶対値和よりも小さいことを示す。
【0095】
次に、比較器22は、乗算器28の出力信号と遅延信号Sda2とを比較し、
【数5】
j<aSj+1 …(2)
であるときに「HIGH」となる比較信号Sc2をフラグ生成器26に出力する。すなわち、比較信号Sc2は、重複フィールドであるか否かを判定するフィールドに対応する絶対値和が、時間軸上で一つ後のフィールドの絶対値和に1未満の定数aを乗算したものよりも小さいことを示す。
【0096】
次に、比較器23は、定数信号Srkに含まれている定数Kと遅延信号Sda2とを比較し、
【数6】
j<K …(3)
であるときに「HIGH」となる比較信号Sc3をフラグ生成器26に出力する。
【0097】
次に、比較器24は、乗算器29の出力信号と遅延信号Sda2とを比較し、
【数7】
j<aSj-1 …(4)
であるときに「HIGH」となる比較信号Sc4をフラグ生成器26に出力する。すなわち、比較信号Sc4は、重複フィールドであるか否かを判定するフィールドに対応する絶対値和が、時間軸上で一つ先のフィールドの絶対値和に上記定数aを乗算したものよりも小さいことを示す。
【0098】
次に、比較器25は、遅延信号Sda4と遅延信号Sda2とを比較し、
【数8】
j<Sj-2 …(5)
であるときに「HIGH」となる比較信号Sc5をフラグ生成器26に出力する。すなわち、比較信号Sc5は、重複フィールドであるか否かを判定するフィールドに対応する絶対値和が、時間軸上で二つ先のフィールドの絶対値和よりも小さいことを示す。
【0099】
次に、フラグ生成器26は、上記各比較信号Sc1乃至Sc5を用いて絶対値和Sjに対応するフィールドが重複フィールドか否かを判定し、フラグ信号Sfを出力する。
【0100】
ここで、当該比較信号Sc1乃至Sc5を用いる重複フィールドの判定方法としては種々の方法が考えられる。そこで、以下、簡略な構成で且つ最も正確に重複フィールドを判定する方法について説明する。
【0101】
すなわち、フラグ生成器26を、上記各比較信号Sc1乃至Sc5のうち比較信号Sc3を除く全ての比較信号を入力信号とするアンド回路により構成し、各比較信号Sc1、Sc2、Sc4及びSc5が全て「HIGH」となったとき、すなわち、上記式(1)、(2)、(4)及び(5)が全て成立した場合に、当該絶対値和Sjに対応するフィールドが重複フィールドであると判定してその旨を示すフラグを含むフラグ信号Sfを生成して逆テレシネ変換器27に出力するようにすることができる。
【0102】
そして、逆テレシネ変換器27は、当該フラグ信号Sfに含まれるフラグに基づいて重複フィールドを判定し、これを遅延器90により所定時間遅延されたディジタルテレシネ信号Strdから削除しつつ当該ディジタルテレシネ信号Strdに対して逆テレシネ変換を施し、対応する上記変換信号Schを出力する。このとき、ディジタルテレシネ信号Strdを遅延器90で遅延した後逆テレシネ変換器27に入力するのは、ディジタルテレシネ信号Strdと逆テレシネ変換器27とのタイミング整合を取るためである。
【0103】
ここで、上記した場合のフラグ生成器26の処理について更に説明すると、当該フラグ生成器26では、重複フィールドか否かを判定しようとするフィールドに対応する絶対値和(絶対値和Sj。以下、対象絶対値和と称する。)が、その直前と直後のフィールドの絶対値和に定数aを乗算したもののいずれよりも小さく、且つ、当該判定しようとするフィールドの二つ先及び二つ後のフィールドの絶対値和のいずれよりも小さいときに、当該フィールドが重複フィールドであると判定している。
【0104】
このうち、対象絶対値和が、その直前と直後のフィールドの絶対値和に定数aを乗算したもののいずれよりも小さいか否かを判定するのは、元のディジタルテレシネ信号Strdに種々の雑音が含まれていたとしても、あるフィールドが重複フィールドであった場合には、その絶対値和はその直前と直後のフィールドの絶対値和よりも相対的に小さくなるという事実を利用するものである。
【0105】
なお、対象絶対値和を当該直前と直後のフィールドの絶対値和に1未満の正の定数aを乗算したものと比較するのは、当該対象絶対値和とその直前と直後のフィールドの絶対値和そのものとを比較すると、当該対象絶対値和がその対応するフィールドのみに混入した雑音によりその直前と直後のフィールドの絶対値和よりも低くなることで、当該対象絶対値和に対応するフィールドが重複フィールドでないにも拘わらず比較信号Sc2又はSc4が「HIGH」となることを防止するためのである。このため、当該定数aの値としては、例えば0.7乃至0.8程度の値を実験的に設定することが望ましい。
【0106】
一方、対象絶対値和が当該判定しようとするフィールドの二つ先及び二つ後のフィールドの絶対値和のいずれよりも小さいか判定するのは、混入した雑音の種類又は程度により、上記比較信号Sc2又はSc4だけでは誤判定する場合もあると考えられるため、この誤判定を防止すべく、二つ先又は二つ後のフィールドの絶対値和との関係も検出し、それらよりも対象絶対値和が低い時に重複フィールドとして判定するものである。
【0107】
そして、以上のようにして判定された重複フィールドを示すフラグ信号Sfに基づいて、逆テレシネ変換器27では、例えば図3に示すように、ディジタルテレシネ信号Strdにおけるフィールド42、47及び52を重複フィールドと判定し、これ以外のフィールド40、41、43、44、45、46、48、49、50及び51によりコマ60乃至64を含む変換信号Schを生成してエンコーダ4に出力することとなる。
【0108】
以上説明したように、実施形態の画像変換器3を含む画像情報記録装置Sの処理によれば、対象絶対値和と、それに対応するフィールドの直前と直後の二つのフィールドの絶対値和との相対的関係により重複フィールドを検出するので、正確且つ確実に重複フィールドを検出して重複画像のない変換信号Schを生成することができる。
【0109】
また、二つ先及び二つ後の二つのフィールドの絶対値和との相対的関係をも加味して重複フィールドを検出するので、より正確に重複フィールドを検出することができる。
【0110】
更に、同一位相である連続した二つのフィールドの夫々に含まれる各画素の輝度について、二つのフィールドにおける絶対値和を用いて重複フィールドを検出するので、実際に表示されるフィールドに直接影響を与えるパラメータを差情報とすることができる。
【0111】
また、画像記録装置Sに製造されたマスタディスクMにおいては、不要な重複フィールドが記録されることがなく、マスタディスクM上の記録領域を有効に活用できる。
【0112】
(II)変形形態
次に、本発明に係る変形形態について説明する。
【0113】
先ず、上述の実施形態では、各比較信号Sc1乃至Sc5のうち、比較信号Sc3を除く全ての比較信号に基づいて重複フィールドを判定したが、これ以外に、上記比較信号Sc3をも用いて重複フィールドを判定してもよい。
【0114】
この場合には、フラグ生成器26としては、各比較信号比較信号Sc1乃至Sc5の全てを入力信号とする一のアンド回路により構成することとなり、フラグ信号Sfは全ての比較信号が「HIGH」の時に「HIGH」となる。
【0115】
このように構成すれば、上記実施形態の効果と同様に正確に重複フィールドを検出することができる。
【0116】
また、上記比較信号Sc2及びSc4のみを用いて重複フィールドを判定することとしてもよい。
【0117】
この場合には、フラグ生成器26としては、各比較信号比較信号Sc2及びSc4のみを入力信号とする一のアンド回路により構成することとなり、フラグ信号Sfは比較信号比較信号Sc2及びSc4が共に「HIGH」の時に「HIGH」となる。
【0118】
このように構成すれば、上記実施形態の画像変換器3のうち、1フィールド遅延器15及び18、比較器21、23及び25並びにメモリ19が不要となり、構成を複雑化することなく、且つ正確性を向上させて重複単位を検出することができる。
【0119】
更に、同様にして、上記比較信号Sc1及びSc5のみを用いて重複フィールドを判定することとしてもよい。
【0120】
更にまた、比較信号Sc2、Sc3及びSc4を用いて重複フィールドを判定することとしてもよい。
【0121】
この場合には、フラグ生成器26としては、各比較信号Sc2、Sc3及びSc4を入力信号とする一のアンド回路により構成することとなり、フラグ信号Sfは比較信号比較信号Sc2、Sc3及びSc4が共に「HIGH」の時に「HIGH」となる。
【0122】
更に、比較信号Sc1、Sc3及びSc5を用いて重複フィールドを判定することとしてもよい。
【0123】
この場合には、フラグ生成器26としては、各比較信号Sc1、Sc3及びSc5を入力信号とする一のアンド回路により構成することとなり、フラグ信号Sfは比較信号Sc1、Sc3及びSc5が共に「HIGH」の時に「HIGH」となる。この構成によると、上述乗算器28及び29が不要なので、フラグ生成器26の構成を簡略化できる。
【0124】
更に、各比較信号のうち、いずれか二つ以上が「HIGH」のときにフラグ信号Sfが「HIGH」となるように構成することもできる。
【0125】
この場合には、フラグ生成器26としては、図4に示すように、各比較信号の内、二つづつの異なる比較信号を夫々入力とする二入力の十個のアンド回路70乃至79と、各アンド回路70乃至79の全ての出力信号を入力信号とし、フラグ信号Sfを出力信号とするオア回路80とにより構成することとなる。
【0126】
更にまた、各比較信号のうち、いずれか三つ以上が「HIGH」のときにフラグ信号Sfが「HIGH」となるように構成することもできる。
【0127】
この場合には、フラグ生成器26としては、図4に示す場合と同様に、各比較信号の内、三つづつの異なる比較信号を夫々入力とする三入力の十個のアンド回路と、各アンド回路の全ての出力信号を入力信号とし、フラグ信号Sfを出力信号とするオア回路とにより構成することとなる。
【0128】
また、各比較信号のうち、いずれか四つ以上が「HIGH」のときにフラグ信号Sfが「HIGH」となるように構成することもできる。
【0129】
この場合には、フラグ生成器26としては、図4に示す場合と同様に、各比較信号の内、四つづつの異なる比較信号を夫々入力とする四入力の五個のアンド回路と、各アンド回路の全ての出力信号を入力信号とし、フラグ信号Sfを出力信号とするオア回路とにより構成することとなる。
【0130】
夫々説明したように、本発明の実施形態又は変形形態によれば、対象絶対値和、それに対応するフィールドの直前と直後の二つのフィールドの絶対値和(以下、直前絶対値和及び直後絶対値和と称する)に定数aを乗算した値とを比較して重複フィールドを検出するので、正確且つ確実に重複フィールドを検出することができる。
【0131】
また、対象絶対値和直前絶対値和及び直後絶対値和のいずれよりも小さく、且つ、当該対象絶対値和が、当該対象絶対値和に対応するフィールドの二つ前と二つ後の二つのフィールドの絶対値和のいずれよりも小さいとき、当該対象絶対値和に対応するフィールドを重複フィールドと判定するので、より正確に重複フィールドを検出することができる。
【0132】
更に、対象絶対値和直前絶対値和及び直後絶対値和のいずれよりも小さく、且つ、当該対象絶対値和が定よりも小さいとき、当該対象絶対値和に対応するフィールドを重複フィールドと判定するので、より正確に重複フィールドを検出することができる。
【0133】
更にまた、各絶対値和を各フィールド毎に算出し、対象絶対値和直前絶対値和及び直後絶対値和のいずれよりも小さいとき、当該対象絶対値和に対応するフィールドを重複フィールドと判定し、フラグ信号 fを生成するので、構成を複雑化することなく、且つ正確性を向上させて重複フィールドを検出することができる。
【0135】
また、絶対値和同一フィールド連続する二つのフィールドの夫々に含まれる各画素の輝度について、当該二つのフィールド間で相互に対応する画素間の輝度の差の絶対値を一のフィールドに含まれる全ての画素について加算して算出されるので、実際に表示される画像に直接影響を与えるパラメータを差情報とすることができる。
【0136】
更に、フラグ信号 fに基づいて重複フィールドを削除しつつディジタルテレシネ信号S trd変換信号S chに変換するので、効率的にディジタルテレシネ信号S trd変換信号S chに変換することができる。
【0144】
更にまた、上記変換信号S ch に基づいて符号化された記録信号S r をマスタディスクMに記録し、更に当該マスタディスクMによりレプリカディスクを製造すれば、不要な重複フィールドマスタディスクM及びこれを複製して得られるレプリカディスクに記録されることがなく、マスタディスクM又はレプリカディスク上の記録領域を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の情報記録装置の概要構成を示すブロック図である。
【図2】画像変換器の細部構成を示すブロック図である。
【図3】逆テレシネ変換を示す図である。
【図4】フラグ生成器の概要構成の一例を示すブロック図である
【図5】従来のテレシネ変換を示す図である。
【符号の説明】
1…VTR
2…A/D変換器
3…画像変換器
4…エンコーダ
5…カッティング装置
10…1フレーム遅延器
11…加算器
12…絶対値計算器
13…フィルタ
14…1フィールド累算器
15、16、17、18…1フィールド遅延器
19、20…メモリ
21、22、23、24、25…比較器
26…フラグ生成器
27…逆テレシネ変換器
28、29…乗算器
30、31、32、33、34、60、61、62、63、64…コマ
、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52…フィールド
70、71、72、73、74、75、76、77、78、79…アンド回路
80…オア回路
Scm…ビデオ信号
Str…テレシネ信号
Scmd…ディジタルビデオ信号
Strd…ディジタルテレシネ信号
Sch…変換信号
Sr…記録信号
Sd、Sda1、Sda2、Sda3、Sda4…遅延信号
Sa…減算信号
Sab…絶対値信号
Sfa…フィルタ信号
Sfd…累積信号
Srk、Sra…定数信号
Sc1、Sc2、Sc3、Sc4、Sc5…比較信号
Sf…フラグ信号
M…マスタディスク
S…情報記録装置

Claims (14)

  1. は自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出装置において、
    一の前記第1単位画像と、同一の前記フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する算出手段と、
    前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像の直前に表示されるべき前記第1単位画像である前第1単位画像についての前記差情報である直前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像の直後に表示されるべき前記第1単位画像である後第1単位画像についての前記差情報である後差情報の夫々に対して、予め設定された0より大きく1より小さい定数である第1定数を夫々乗算し、夫々乗算済直前差情報及び乗算済直後差情報を生成する乗算手段と
    対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が前記生成された乗算済直前差情報及び前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成する判定手段と、
    を備えることを特徴とする重複画像検出装置。
  2. 請求項1に記載の重複画像検出装置において、
    前記判定手段は、前記対象差情報が前記乗算済直前差情報及び前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さく、且つ、当該対象差情報が、時間軸上で前記前第1単位画像の直前に表示されるべき前記第1単位画像についての前記差情報及び時間軸上で前記後第1単位画像の直後に表示されるべき前記第1単位画像についての前記差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、前記判定信号を生成することを特徴とする重複画像検出装置。
  3. 請求項1に記載の重複画像検出装置において、
    前記判定手段は、前記対象差情報が前記乗算済直前差情報と前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さく、且つ、当該対象差情報が予め設定された第2定数よりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、前記判定信号を生成することを特徴とする重複画像検出装置
  4. は自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出装置において、
    一の前記第1単位画像と、同一の前記フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する算出手段と、
    前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が、当該対象第1単位情報より前に表示されるべき前記第1単位画像である前第1単位画像についての前記差情報である前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像より後に表示されるべき前記第1単位画像である後第1単位画像についての前記差情報である後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成する判定手段と、
    を備えることを特徴とする重複画像検出装置。
  5. 請求項4に記載の重複画像検出装置において、
    前記判定手段は、前記対象差情報が前記前差情報及び前記後差情報のいずれよりも小さく、且つ、当該対象差情報が予め設定された第2定数よりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、前記判定信号を生成することを特徴とする重複画像検出装置、
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の重複画像検出装置において、
    前記差情報は、前記一の第1単位画像及び前記他の第1単位画像の夫々に含まれる各画素の輝度について、前記一の第1単位画像と前記他の第1単位画像との間で相互に対応する前記画素間の輝度の差の絶対値を、前記の第1単位画像に含まれる全ての前記画素について加算して算出されることを特徴とする重複画像検出装置。
  7. 請求項1から6に記載の重複画像検出装置と、
    前記判定信号に基づいて前記重複単位画像を削除しつつ前記第1画像情報を、毎秒N個(Nは自然数且つM>N)表示される第2単位画像により構成される第2画像情報に変換する変換手段と、
    を備えることを特徴とする画像変換装置。
  8. は自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出方法において、
    一の前記第1単位画像と、同一の前記フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する算出工程と、
    前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像の直前に表示されるべき前記第1単位画像である前第1単位画像についての前記差情報である直前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像の直後に表示されるべき前記第1単位画像である後第1単位画像についての前記差情報である後差情報の夫々に対して、予め設定された0より大きく1より小さい定数である第1定数を夫々乗算し、夫々乗算済直前差情報及び乗算済直後差情報を生成する乗算工程と
    対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が前記生成された乗算済直前差情報及び前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成する判定工程と、
    含むことを特徴とする重複画像検出方法。
  9. 請求項8に記載の重複画像検出方法において、
    前記判定工程において、前記対象差情報が前記乗算済直前差情報及び前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さく、且つ、当該対象差情報が、時間軸上で前記前第1単位画像の直前に表示されるべき前記第1単位画像についての前記差情報及び時間軸上で前記後第1単位画像の直後に表示されるべき前記第1単位画像についての前記差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、前記判定信号を生成することを特徴とする重複画像検出方法。
  10. 請求項8に記載の重複画像検出方法において、
    前記判定工程において、前記対象差情報が前記乗算済直前差情報と前記乗算済直後差情報のいずれよりも小さく、且つ、当該対象差情報が予め設定された第2定数よりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、前記判定信号を生成することを特徴とする重複画像検出方法
  11. は自然数)個表示される原単位画像により構成されている原画像情報を変換して得られ且つ毎秒M個(Mは自然数且つM>L)表示される第1単位画像により構成されている第1画像情報内において、同一のフィールドにおいて連続する同一の前記第1単位画像である重複単位画像を検出する重複画像検出方法において、
    一の前記第1単位画像と、同一フィールドにおいて当該一の第1単位画像の直前に表示されるべき他の前記第1単位画像と、の差を、当該一の第1単位画像についての差情報として各前記第1単位情報毎に算出する算出工程と、
    前記重複単位画像であるか否かの判断対象の前記第1単位画像である対象第1単位画像についての前記差情報である対象差情報が、当該対象第1単位情報より前に表示されるべき前記第1単位画像である前第1単位画像についての前記差情報である前差情報、及び時間軸上で前記対象第1単位画像より後に表示されるべき前記第1単位画像である後第1単位画像についての前記差情報である後差情報のいずれよりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、判定信号を生成する判定工程と、
    含むことを特徴とする重複画像検出方法。
  12. 請求項11に記載の重複画像検出方法において、
    前記判定工程において、前記対象差情報が前記前差情報及び前記後差情報のいずれよりも小さく、且つ、当該対象差情報が予め設定された第2定数よりも小さいとき、当該対象第1単位画像を前記重複単位画像と判定し、前記判定信号を生成することを特徴とする重複画像検出方法、
  13. 請求項8から12のいずれか一項に記載の重複画像検出方法において、
    前記差情報は、前記一の第1単位画像及び前記他の第1単位画像の夫々に含まれる各画素の輝度について、前記一の第1単位画像と前記他の第1単位画像との間で相互に対応する前記画素間の輝度の差の絶対値を、前記の第1単位画像に含まれる全ての前記画素について加算して算出されることを特徴とする重複画像検出方法。
  14. 請求項8から13に記載の重複画像検出方法と、
    前記判定信号に基づいて前記重複単位画像を削除しつつ前記第1画像情報を、毎秒N個(Nは自然数且つM>N)表示される第2単位画像により構成される第2画像情報に変換する変換工程と、
    を備えることを特徴とする画像変換方法。
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