JP2788366B2 - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層建物の昇降路およ
び横走行路をリニアモータを使用した乗りかごで昇降お
よび横走行する自走式のエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超高層建物において多数の人員を
効率よく運搬する運搬手段として、従来のロープ式のエ
レベータに代わって自走式のエレベータが提案されてい
る。
【0003】この種の自走式エレベータの一例が、実開
平3−12871号に開示されており、これを図5に示
す。
【0004】即ち、図5に示すように、高層建物1に
は、垂直方向に延びる一対の昇降路2、3が設けられて
おり、これら昇降路2、3の側壁面には、縦移動用固定
レール4a、4bおよび5a、5bが設けられている。
さらにこの高層建物1には、昇降路2、3を上下端で互
いに連通する横走行路7、8が設けられており、昇降路
2、3および横走行路7、8によりループ状の乗りかご
通路が形成されている。昇降路2、3の側壁面および横
走行路7、8の底面には、リニアモータの一次側コイル
が設けられている。
【0005】乗りかご13の側面および底面には、リニ
アモータの二次側導体14が、昇降路2、3および横走
行路7、8に設けられたリニアモータの一次側コイルに
向き合うように設けられている。また乗りかご13の下
部には、車輪13aが取り付けられている。
【0006】また、昇降路2、3の各底部2a、3aに
は、油圧シリンダー装置によるリフター装置11、12
が設けられている。
【0007】乗りかご13は、リニアモータ駆動により
昇降路2内を上昇し、昇降路2の上端に移動したら横走
行路8内を車輪13aによりガイドされリニアモータ駆
動により水平移動する。そして昇降路3の上端に到達し
たら、昇降路3内を下降し縦移動用固定レール5a,5
bの下端まで移動する。この状態でリフター12が上昇
し、乗りかご13を支承して下降する。乗りかご13は
更に横走行路7内を昇降路2側に移動し、待機している
リフター11により縦移動用固定レール4a,4bと係
合可能な位置まで持ち上げられる。このようにして、乗
りかご13は、昇降路2、3および横走行路7、8内を
ループ状に運行するようになっている。
【0008】ところで、通常、エレベータにおいては、
保安上、規定速度超過時に動作する非常止め装置を乗り
かごに設置することが義務づけられている。また、特に
自走式のエレベータの場合には、乗りかごの速度を検出
する調速機や制動装置等の装置も乗りかごに取り付ける
必要がある。ここで上述の如く乗りかごが昇降をするだ
けでなく横走行をもする場合には、横走行時における非
常停止機能、制動機能、速度検出機能を担保する必要が
生じてくる。しかし、上述のような構成では、昇降時に
使用される各装置を横方向移動時に使用することは不可
能である。このため、上記各装置を昇降時用のものと横
走行時用のものを別個に設ける必要があり乗りかごの構
造が複雑化するという問題がある。
【0009】また、従来の自走式のエレベータは、乗り
かごを昇降状態からから横走行状態へと移行させる操作
が煩雑である。すなわち昇降状態および横走行状態の相
互切換には、リフター装置による乗りかごの上昇および
下降、乗りかごの縦移動用固定レールへの係合およびそ
の解除等の煩雑な操作が必要であり、これに必要とされ
る装備も複雑なものとなる(なお、実開平3−1287
1号には、昇降路上端において、昇降状態および横走行
状態の相互切換を可能とする手段が具体的に開示されて
いない)。このため、昇降状態および横走行状態の相互
切換を容易かつ迅速に行える機構を持った自走式エレベ
ータの開発が望まれている。
【0010】この問題を解決するため、オーバーヘッド
型の物品移送装置を応用して昇降状態および横走行状態
の相互切換を行わせることが考えられる。ここで図3お
よび図4に、実開平3−7059号に開示された従来の
オーバーヘッド型の物品移送装置の要部を示す。
【0011】図3及び図4において、建物の天井aに
は、縦ガイドレールbと横ガイドレールcが各吊り杆d
を介して水平に架装されており、この縦ガイドレールb
と横ガイドレールcの交差部に位置する各端部には、各
円弧部e、fが形成されている。又、上記縦ガイドレー
ルbと横ガイドレールcの下部には、一対をなすレール
部g、hが形成されており、この各レール部g、hに
は、走行車iの各車輪jが転動走行するように設けられ
ている。つまり、この走行車iは各車輪jで上記各レー
ル部g、hを転動走行している。さらに、上記縦ガイド
レールbと横ガイドレールcの交差部に位置する上記天
井aには、図示されない駆動装置の駆動軸kが略90゜
程度旋回するように回転自在に軸装されており、この駆
動軸kの端部には、分岐レールmが上記縦ガイドレール
bや横ガイドレールcへ交互に跨って架橋するように軸
着されている。さらに又、この分岐レールmには、一対
をなすレール部nが形成されており、上記走行車iは各
車輪jで上記レール部nを転動走行している。
【0012】従って、上述したオーバーヘッド型の物品
移送装置におけるガイドレールの分岐装置は、上記縦ガ
イドレールbから横ガイドレールcへ方向転換する際、
上記走行車iが上記縦ガイドレールbから上記分岐レー
ルmのレール部nへ各車輪jで転動走行して一旦停止
し、しかる後、上記駆動軸kを略90゜程度旋回するこ
とにより、上記分岐レールmのレール部nを上記横ガイ
ドレールcのレール部hへ跨がるように架橋し、次に、
上記走行車iを上記横ガイドレールcのレール部hを分
岐して転動走行するものである。
【0013】このようなオーバーヘッド型の物品移送装
置のガイドレールの配置を、エレベータの乗りかごを案
内するためのガイドレールに応用することにより、昇降
動作と横走行動作を容易に切り替えることが可能とな
る。
【0014】しかし、上述したオーバーヘッド型の物品
移送装置おけるガイドレールの分岐装置は、連結部の間
に間隙Cが生じることが避けられない。このため、人間
を扱うエレベータにおいては、ガイドローラがレール間
の間隙を通過する場合、振動が生じ乗り心地が悪化する
という問題が生じる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたものであって、昇降路及び横走行路
のガイドレールに沿って乗りかごをリニアモータで走行
する自走式のエレベータにおいて、昇降時および横走行
時において非常止め装置、制動装置等を共用できるよう
にして、エレベータの構成を必要以上に複雑化させるこ
となく横走行時においてもロープ式エレベータと同様の
安全性を確保すること、これに加えて、乗り心地を悪化
させることなく昇降状態と横走行状態の切り替えを行う
ことができるエレベータを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、横移動用レールおよび縦移動用レール
と、前記横移動用レールおよび縦移動用レールの交差部
において所定の旋回軸を中心として旋回可能に設けら
れ、前記交差部において分断された前記横移動用レール
および縦移動用レールを選択的に架橋する旋回レール
と、前記横移動用レールおよび前記縦移動用レールに案
内されてリニアモータ駆動により走行する自走式の乗り
かごと、前記各レールと係合して前記乗りかごを案内す
るガイドローラと、前記各レールと係合して前記乗りか
ごに制動を加える制動装置と、前記各レールと係合して
前記乗りかごを停止させる非常停止装置と、前記各レー
ルと係合して前記乗りかごの速度を検出する調速機と、
所定の回転軸を中心として回転可能に前記乗りかごに取
り付けられるとともに、前記ガイドローラ、制動装置、
非常停止装置および前記調速機が取り付けられた保持部
材と、を備え、前記保持部材の回転軸と前記旋回レール
の旋回軸を一致させた状態で、前記ガイドローラ、制動
装置、非常停止装置および前記調速機の前記旋回レール
との相対位置を変化させることなく前記旋回レールを旋
回させることが可能なことを特徴とするエレベータを提
供する。
【0017】また、上記エレベータにおいて、前記旋回
レールは、前記旋回軸方向に進退可能に設けられるとと
もに、その両端にテーパーが付された端面を有し、前記
横移動用レールおよび縦移動用レールは、前記旋回レー
ルのテーパーと相補的なテーパーが付された端面を前記
交差部側に有し、前記旋回レールが前進位置にある場
合、前記旋回レールの端面と前記横移動用レールまたは
縦移動用レールの端面とが、実質的に隙間なく相対し、
前記旋回レールが後退位置にある場合、前記旋回レール
の端面と前記横移動用レールおよび縦移動用レールの端
面との間に隙間が生じ、前記旋回レールが前記横移動用
レールおよび縦移動用レールに干渉することなく回転可
能とすることが好ましい。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は、本発明の一実施例を示
す図である。
【0019】図1及び図2において、符号20は、高層
建物の昇降路であって、この昇降路20の側壁には、垂
直方向に延びる縦移動用レール21が設けられている。
【0020】特に図2に示すように、この縦移動用レー
ル21の位置する上記昇降路20の側壁には、リニアモ
ータの(縦移動用の)一次コイル22が縦移動用レール
21に沿って設けられている。
【0021】また、図2において符号23は乗りかごを
示しており、この乗りかご23には、リニアモータの
(縦移動用の)二次導体24が一次コイル22と互いに
向き合うように設けられている。
【0022】乗りかご23の上部および下部には、ブラ
ケット25a、25bがそれぞれ取り付けられている。
上側のブラケット25aには、逆U字状をなす保持部材
26が支軸(回転軸)27を介して回転自在に取り付け
られている。
【0023】図2に示すように、保持部材26の外側
(縦移動用レール21側)には、一対のガイドローラ2
8が縦移動用レール21の両側を挟持するように取り付
けられている。このうち一方のガイドローラ28には、
調速機29が伝動ベルト30を介して連結されており、
この調速機29により乗りかごの速度超過が検出される
ようになっている。なお、本例では、一方のガイドロー
ラ28が、調速機29の速度検出用の車輪を兼ねてお
り、調速機29の一部をなす格好となっている。
【0024】また、図2に示すように、ガイドローラ2
8の下方において、保持部材26には、非常停止装置
(非常止装置ともいう)31が取り付けられている。こ
の非常停止装置31は、乗りかご23の速度超過が検出
された場合、縦移動用レール21と係合して乗りかごを
非常停止させるものである。
【0025】一方、下側のブラケット25bには、U字
状をなす保持部材32が支軸(回転軸)33を介して回
転自在に取り付けられている。この保持部材32の外側
(縦移動用レール21側)には、一対のガイドローラ3
4が縦移動用レール21の両側を挟持するように取り付
けられている。
【0026】また、図2に示すように、ガイドローラ3
4の下方において、保持部材32には、制動装置35が
取り付けられている。この制動装置35は、縦移動用レ
ール21と係合して乗りかご23の制動(固定)を行う
ものである。
【0027】また、図2に示すように、乗りかご23に
は、その下方の保持部材32が設けられている側と反対
側に、水平方向に延びる永久磁石による(横移動用の)
二次側導体36が図2紙面垂直方向に取り付けられてい
る。
【0028】なお、図2に示すように、乗りかご23の
二次導体24と反対側(図2左側)には、かご側の開閉
扉23aと乗場側の開閉扉20aがそれぞれ同期して開
閉するように設けられている。
【0029】また、図1に示すように、高層建物には、
昇降路20と交差するとともに水平方向に延びる横走行
路37が設けられている。この横走行路37には、互い
に平行に延びる一対の横移動用レール38が水平に架設
されている。また、横走行路37を区画する壁面には、
二次側導体36と対向するように、水平方向に延びるリ
ニアモータの(横移動用の)一次コイル39が設けられ
ている。
【0030】図1に示すように、縦移動用レール21お
よび横移動用レール38は、昇降路20と横走行路37
が交差する部位において互いに交差しており、各レール
21、38は、これらの交差部分(図では2箇所)にお
いて所定の長さだけ分断されている。
【0031】図1に示すように、各レール21、38が
分断される各交差部には、それぞれ旋回レール40、4
0が設けられている。両旋回レール40は、図2に示す
ように、水平方向を向いたそれぞれの旋回駆動軸(旋回
軸)41に取り付けられている。両旋回レール40は、
垂直方向を向いた位置(図1において実線で示す位置お
よび図2に示す位置)と水平方向を向いた位置(図1に
おいて一点鎖線で示す位置)との間で、略90゜回転で
きるようになっている。
【0032】従って、旋回レール40を垂直方向を向い
た状態とした場合、旋回レール40は、この旋回レール
40を挟んで延びる縦移動用レール21の分断部分を架
橋することになり、また、旋回レール40を水平方向を
向いた状態とした場合、旋回レール40は、この旋回レ
ール40を挟んで延びる横移動用レール21の分断部分
を架橋することになる。
【0033】図2に示すように、旋回レール40の両端
面にはテーパーが付されている。また、縦移動用レール
21および横移動用レール38の旋回レール側の端面に
は、旋回レール40の両端面のテーパーと相補的なテー
パーが付されている。
【0034】また、特に図1に示すように、縦移動用レ
ール21と同様に、リニアモータの縦移動用の一次コイ
ル22も旋回レール40の長さ分に相当する範囲で分断
されており、この分断部分にはリニアモータの一次コイ
ル42が、リニアモータの一次コイル22と同一直線上
に延びている。
【0035】また、一次コイル42および旋回レール4
0は、例えば、油圧シリンダー装置のようなシリンダー
装置43に取り付けられており、このシリンダー装置4
3により図2左右方向にわずかに進退自在となってい
る。
【0036】次に、上記構成を有する本実施例の作用、
すなわち、乗りかご23を、縦移動用レール21に沿っ
て移動している状態から横動用レール38に沿って移動
している状態へと移行させる場合の作用について説明す
る。
【0037】まず、図2に示すように、乗りかご23
を、保持部材26の支軸27および保持部材32の支軸
33が旋回レール40の両旋回駆動軸41と一致するよ
うな位置で停止させる。
【0038】なお、図2に示す状態においては、テーパ
ーが付された旋回レール40および縦移動用レール21
の互いに対向する端面は、実質的に隙間のない状態で対
向している。このため、乗りかご23が縦方向に移動し
て旋回レール40を通過する場合においても、旋回レー
ル40と縦移動用レール21との継ぎ目に段差がないた
め、乗り心地の悪化はない。
【0039】次に、制動装置35を作動させて下側の旋
回レール40を拘束する。これにより、以下に続く旋回
レール40の旋回過程において、乗りかご23は上下方
向に移動することはなくなる。
【0040】次に、上下の旋回レール40およびリニア
モータの一次コイル42を、シリンダー装置43によ
り、図2右方向にわずかに後退させる。すると、旋回レ
ール40および縦移動用レール21の互いに対向する端
面には、テーパーが付されているため、旋回レール40
および縦移動用レール21との間には、間隙が形成され
る。
【0041】次に、両旋回レール40を対応する一次コ
イル42とともに略90゜旋回させ、両旋回レール40
により横移動用レール38の分断部分を架橋するように
する(図1一点鎖線位置参照)。
【0042】しかる後、両旋回レール40を図2左方向
(図1紙面前側)に前進させ、テーパーが付された旋回
レール40および横移動用レール38の互いに対向する
端面が隙間のない状態で対向するようにする。
【0043】次に、制動装置35の作動を解除して、二
次側導体36と一次コイル39により乗りかご23に推
力を与える。すると、乗りかご23は、横移動用レール
38に案内されて横走行路37内を水平方向に移動す
る。
【0044】この場合、横移動用レール37の互いに対
向する端面は、実質的に隙間のない状態で対向してい
る。このため、乗りかご23が横方向に移動して旋回レ
ール40を通過する場合においても、旋回レール40と
横移動用レール21との継ぎ目に段差がないため、乗り
心地の悪化はない。
【0045】なお、上記乗りかご23を横方向走行から
縦方向走行に切り替える場合には、前述した動作と逆の
動作を行えばよい。
【0046】以上説明したように、本実施例によれば、
縦移動用レール21および横移動用レール37と係合す
ることにより機能するガイドローラ28、34、制動装
置35、非常停止装置31および調速機29が、旋回レ
ール40と同軸的に回転できる保持装置26、32に取
り付けられているため、これらガイドローラ28、制動
装置35、非常停止装置31および調速機29は、縦走
行時および横走行時の両方において、縦移動用レール2
1および横移動用レール38と係合する。このため、横
走行時においても、縦走行時と同様の安全性を確保する
ことができる。
【0047】また、ガイドローラ28、制動装置35、
非常停止装置31および調速機29は縦走行時および横
走行時において共用することができるため、縦走行時お
よび横走行時に対応させた専用のものを設ける必要がな
い。このため、安全性確保のためにエレベータの設備コ
ストがいたずらに増加することはない。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、縦横
走行路を自走する方式のエレベータにおいても、従来の
ロープ式エレベータと同様の安全性を、縦走行時のみな
らず横走行時においても確保できる。また、安全性の確
保のために必要な経費の増大を最小限にすることができ
る。また、本発明によれば、縦横走行路が交差する部位
を通過する際の乗り心地の悪化も最小限に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータを示す線図。
【図2】図1の鎖線A−Aに沿う拡大側面図。
【図3】従来のガイドレールの分岐装置の側面図。
【図4】同上平面図。
【図5】従来の自送式のエレベータを示す線図。
【符号の説明】
20 昇降路 21 縦移動用レール 22 一次コイル 23 乗りかご 24 二次導体 28 ガイドローラ 29 調速機 31 非常停止装置 34 ガイドローラ 35 制動装置 38 横移動用レール 39 一次コイル 40 旋回レール 41 旋回駆動軸 43 シリンダー装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横移動用レールおよび縦移動用レールと、 前記横移動用レールおよび縦移動用レールの交差部にお
    いて所定の旋回軸を中心として旋回可能に設けられ、前
    記交差部において分断された前記横移動用レールおよび
    縦移動用レールを選択的に架橋する旋回レールと、 前記横移動用レールおよび前記縦移動用レールに案内さ
    れてリニアモータ駆動により走行する自走式の乗りかご
    と、 前記各レールと係合して前記乗りかごを案内するガイド
    ローラと、 前記各レールと係合して前記乗りかごに制動を加える制
    動装置と、 前記各レールと係合して前記乗りかごを停止させる非常
    停止装置と、 前記各レールと係合して前記乗りかごの速度を検出する
    調速機と、 所定の回転軸を中心として回転可能に前記乗りかごに取
    り付けられるとともに、前記ガイドローラ、制動装置、
    非常停止装置および前記調速機が取り付けられた保持部
    材と、を備え、 前記保持部材の回転軸と前記旋回レールの旋回軸を一致
    させた状態で、前記ガイドローラ、制動装置、非常停止
    装置および前記調速機の前記旋回レールとの相対位置を
    変化させることなく前記旋回レールを旋回させることが
    可能なことを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】前記旋回レールは、前記旋回軸方向に進退
    可能に設けられるとともに、その両端にテーパーが付さ
    れた端面を有し、 前記横移動用レールおよび縦移動用レールは、前記旋回
    レールのテーパーと相補的なテーパーが付された端面を
    前記交差部側に有し、 前記旋回レールが前進位置にある場合、前記旋回レール
    の端面と前記横移動用レールまたは縦移動用レールの端
    面とが、実質的に隙間なく相対し、 前記旋回レールが後退位置にある場合、前記旋回レール
    の端面と前記横移動用レールおよび縦移動用レールの端
    面との間に隙間が生じ、前記旋回レールが前記横移動用
    レールおよび縦移動用レールに干渉することなく回転可
    能であることを特徴とする請求項1に記載のエレベー
    タ。
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