JP2902874B2 - 自走式エレベータ - Google Patents

自走式エレベータ

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JP2902874B2 JP26187392A JP26187392A JP2902874B2 JP 2902874 B2 JP2902874 B2 JP 2902874B2 JP 26187392 A JP26187392 A JP 26187392A JP 26187392 A JP26187392 A JP 26187392A JP 2902874 B2 JP2902874 B2 JP 2902874B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、高層建物の昇
降路の縦行乗りかごの乗客と横行路の横行乗りかごの乗
客を安全に相互乗換える自走式エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のつるべ式エレベータと称
する吊りロープによるエレベータは図3に示されるよう
に構成されている。
【0003】即ち、図3において、建物の昇降路aの上
部には、機械室bが設けられおり、この機械室bには、
巻上機cが設置されている。又、この巻上機cの巻取ド
ラムdには、吊りロープeが巻装されており、この吊り
ロープeの一端部e1 には、乗りかごfがガイドレール
gに沿って昇降するように連結されており、上記吊りロ
ープeの他端部e2 には、重錘hが他のガイドレールg
に沿って昇降するように連結されている。
【0004】従って、上述した吊りロープによるエレベ
ータは、巻上機cを駆動することにより、上記吊りロー
プeを介して上記乗りかごfと重錘hを交互に昇降して
乗客を輸送している。
【0005】しかし、上述した吊りロープによるエレベ
ータは、乗りかごfの昇降行程が長くなると、吊りロー
プeのバランスをとることが困難になるため、超高層ビ
ルのような長い昇降行程を昇降する搬送手段としてリニ
アモータを備えた自走式エレベータが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たリニアモータを備えた自走式エレベータは、超高層ビ
ルのように階床数が多くなると、各階床ごとに乗りかご
を停止しながら目的階床へ到達するのに多くの時間を費
やす関係上、超高層ビルに急行用の昇降路と各階床用の
昇降路とを仕分けして設け、能率的な運行を図っている
けれども、隣接する他の超高層ビルにおいて、一方の建
物から他方の建物へ移動するとき、一方の高階床から他
方の高階床への移動の際、一旦、地上に降りてから他方
の建物の他方の高階床へ上らなければならない。
【0007】一方、超高層ビルにおけるリニアモータを
備えた自走式エレベータには、乗りかご自体が昇降路と
横行路とを乗車したまま運行するものも既に提案されて
いるれけども、乗りかごと昇降路に設けられるリニアモ
ータの構成が複雑になるばかりでなく、乗りかご自体が
重量化して高速走行等に問題がある。
【0008】他方、超高層ビルにおけるリニアモータを
備えたエレベータにおいて、建物の各昇降路の間に横行
路を連通して設け、上記各昇降路に縦行乗りかごを昇降
自在に設け、上記横行路に独立して走行する横行乗りか
ごを走行し、上記各乗りかごの乗客を相互に乗換え可能
した自走式エレベータも提案されているけれども、上記
各乗りかごの乗客を相互に乗換える安全性については充
分ではない。
【0009】本発明は、上述した問題を解決するため
に、昇降路の交差部にシャフトドアを各乗りかごが停車
したときに開閉可能に設け、このシャフトドアの検出器
で上記各乗りかごの各カードアを開閉して、上記各乗り
かごの乗客を相互に乗換える際の安全性を備えた自走式
エレベータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、リニアモータ
を備えた自走式エレベータにおいて、建物の昇降路に昇
降可能に設けられたカードアを備えた縦行乗りかごと、
上記昇降路に連通する横行路に走行可能に設けられたカ
ードアを備えた横行乗りかごと、上記各乗りかごに付設
された各検出センサと、上記昇降路及び上記横行路の交
差部に、この昇降路及び横行路の交差部間を開閉可能に
設けられたシャフトドアと、このシャフトドアに付設さ
れ上記昇降路及び上記横行路の交差部に上記各乗りかご
が停止したときに上記各検出センサからの信号を受信し
て上記各カードアを開き、その後上記シャフトドアを開
く信号を発する検出器とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、縦行乗りかごの乗客が横行乗りかご
へ相互に乗換えるとき、予め、上記シャフトドアを閉扉
状態にして待機し、上記縦行乗りかごを上記横行路の交
差部に停車すると、待機している横行乗りかごの上記カ
ードアの検出センサからの信号をシャフトドアの検出器
で受信し、この検出器に接続しているドア開閉制御装置
からのドア開扉信号によって縦行乗りかごのカードアを
開扉し、次に、全開指令により、上記横行乗りかごのカ
ードアを開扉し、双方のカードアを開扉した後、これを
上記ドア開閉制御装置で確認し、このドア開閉制御装置
に連動するドア駆動装置でシャフトドアを開扉し、しか
る後、上記縦行乗りかごの乗客と横行乗りかごの乗客と
を相互に安全に乗換えるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
【0013】図1及び図2において、符号1は、リニア
モータを備えた自走式エレベータにおける高層建物に設
けられた昇降路1であって、この昇降路1には、横行路
2が水平に連通して設けられている。又、上記昇降路1
には、リニアモータによる各縦行乗りかご3が昇降自在
に設けられており、上記横行路2には、例えば、リニア
モータによる横行乗りかご4が走行可能に設けられてい
る。さらに、上記各縦行乗りかご3の正面には、正面カ
ードア3aが各昇降路1のホールドア5と同期して開閉
するように設けられており、上記各縦行乗りかご3の背
面には、背面カードア3bが上記横行乗りかご4のカー
ドア4aと向き合ったときに開閉するように設けられて
いる。
【0014】なお、上記横行乗りかご4のカードア4a
が閉じると、他方のカードア4bが開いて交互に開閉す
るように構成されている。
【0015】他方、図2に示されるように、上記背面カ
ードア3bの上部と上記横行乗りかご4のカードア4a
の上部には、例えば、検出スイッチや近接スイッチ若し
くは光検出センサのような各検出センサ6、7が付設さ
れており、上記昇降路1及び上記横行路2の交差部8に
は、気流の遮蔽を兼ねたシャフトドア(ステーションシ
ャフトドアともいう)9が横行路2を遮蔽して上記各乗
りかご3の停車したときに開扉可能に設けられている。
又、このシャフトドア9の上部表裏には、各検出器10
a、10bが上記各検出センサ6、7と向き合ったとき
に作動して上記背面カードア3bとカードア4aを開閉
可能に付設されている。さらに、開扉した上記シャフト
ドア9の上位の上記昇降路1には、ドア駆動装置11が
シャフトドア9を開閉可能に付設されており、このドア
駆動装置11はエレベータ制御装置12のドア開閉制御
装置13からの信号によって上記シャフトドア9の開閉
するように付設されている。さらに又、このドア開閉制
御装置13は上記検出器10a、10bへ電気的に接続
されており、この検出器10a、10bは上記各検出セ
ンサ6、7に向き合って検出したときに、この各検出信
号を上記ドア開閉制御装置13へ送信する。又、このド
ア開閉制御装置13はドア開扉信号によって縦行乗りか
ご3の背面カードア3bを開扉し、次に、全開指令によ
り、上記横行乗りかご4のカードア4aを開扉し、双方
のカードア3b、4aを開扉した後、これを上記ドア開
閉制御装置13で確認し、このドア開閉制御装置13に
連動するドア駆動装置11でシャフトドア9を開扉する
ものである。
【0016】以下、本発明の作用について説明する。
【0017】従って、今、リニアモータを備えた自走式
エレベータにおいて、予め、上記シャフトドア9は図1
の鎖線で示されるように閉扉状態して待機している。
【0018】次に、縦行乗りかご3の乗客が横行乗りか
ご4へ相互に乗換えるとき、上記昇降路1の縦行乗りか
ご3を上記横行路2の交差部8に停車すると、予め、待
機している横行乗りかご4と縦行乗りかご3の各検出セ
ンサ6、7からの各検出信号を閉扉状態の上記シャフト
ドア9による検出器10a、10bで受信すると、この
検出器10a、10bに接続しているドア開閉制御装置
13からのドア開扉信号によって縦行乗りかご3の背面
カードア3bを開扉し、次に、全開指令により、上記横
行乗りかご4のカードア4aを開扉し、双方のカードア
3b、4aを開扉した後、これを上記ドア開閉制御装置
13で確認し、このドア開閉制御装置13に連動するド
ア駆動装置11で上記シャフトドア9を開扉し、しかる
後、上記縦行乗りかご3の乗客と横行乗りかご4の乗客
とが相互に安全に乗換えることができる。
【0019】このようにして本発明は、上記各乗りかご
の乗客を相互に乗換える際の安全性を確保すると共に乗
換え時間を短縮することができる。
【0020】なお、本発明は、一塔の高層建物に設けら
れた複数の昇降路1に適用した具体例について説明した
けれども、本発明の要旨を変更しない範囲内で、例え
ば、隣り合った複数の超高層ビルとの間に横行路を設
け、この横行路に横行乗りかごを走行するように設け、
この横行乗りかごで各昇降路の各縦行乗りかごの乗客を
相互に乗換えるようにしてもよい。
【0021】又一方、本発明は、各階床ごとに縦行乗り
かごを停止しながら目的階床へ到達する昇降路と急行用
の昇降路とを仕分けして設けて能率的な運行を図る場
合、高層建物の各昇降路1の間に横行路2を連通して設
け、上記各昇降路1に各縦行乗りかご3を昇降自在に設
け、上記横行路2に独立して走行する横行乗りかご4を
走行し、上記各乗りかごの乗客を相互に安全に乗換える
ことも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、昇降
路及び横行路の交差部に各乗りかごが停止したときに乗
りかご側の各検出センサからの信号をシャフトドア側の
検出器で受信して各カードアを開いた後、シャフトドア
を開くようにしたので、乗客が安全に乗り換えることが
できるばかりでなく、乗り換え時間を短縮でき、しかも
縦行乗りかごと横行乗りかごの安全な運行を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式エレベータの要部を示す断面
図。
【図2】同上斜視図。
【図3】従来のエレベータの斜視図。
【符号の説明】
1 昇降路 2 横行路 3 縦行乗りかご 4 横行乗りかご 6、7 検出センサ 8 交差部 9 シャフトドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 9/16 B66B 7/00 B66B 9/02 B66B 13/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リニアモータを備えた自走式エレベータに
    おいて、建物の昇降路に昇降可能に設けられたカードア
    を備えた縦行乗りかごと、上記昇降路に連通する横行路
    に走行可能に設けられたカードアを備えた横行乗りかご
    と、上記各乗りかごに付設された各検出センサと、上記
    昇降路及び上記横行路の交差部に、この昇降路及び横行
    路の交差部間を開閉可能に設けられたシャフトドアと、
    このシャフトドアに付設され上記昇降路及び上記横行路
    の交差部に上記各乗りかごが停止したときに上記各検出
    センサからの信号を受信して上記各カードアを開き、そ
    の後上記シャフトドアを開く信号を発する検出器とを具
    備したことを特徴とする自走式エレベータ。
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WO2009085039A1 (en) * 2007-12-27 2009-07-09 Otis Elevator Company High rise building elevator system with passenger transfer platform between elevator cars
CN106081758A (zh) * 2016-08-25 2016-11-09 张凡 一种电梯系统
CN114671324A (zh) * 2022-03-15 2022-06-28 杭州久松机电技术有限公司 一种电梯同步门机自闭装置

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